JPH082878Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH082878Y2
JPH082878Y2 JP5042090U JP5042090U JPH082878Y2 JP H082878 Y2 JPH082878 Y2 JP H082878Y2 JP 5042090 U JP5042090 U JP 5042090U JP 5042090 U JP5042090 U JP 5042090U JP H082878 Y2 JPH082878 Y2 JP H082878Y2
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JP
Japan
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circuit
housing
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heat generating
circuit board
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利美 大友
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Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車載用CDプレーヤや車載用テーププレーヤ
などのように筐体内に機構ユニットと、アンプなどの発
熱部を有する回路とが収納されている電子機器に係り、
特に筐体に形成されている放熱穴から侵入する埃などが
機構ユニット側へ入り込まないようにした電子機器に関
する。
〔従来の技術〕
車載用のCDプレーヤや車載用のテーププレーヤなどの
小型電子機器においては、筐体内にCD駆動ユニット、テ
ープ駆動ユニットなどの機構ユニットが収納されてお
り、さらにアンプなどのような発熱部を有する回路も、
狭いスペース内に一緒に収納されている。
また上記発熱部を有する回路からの放熱の必要性から
筐体には放熱穴が穿設されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記車載用機器などにおいては、筐体内の狭いスペー
ス内に前記機構ユニットならびに回路が収納されている
ため、筐体に形成された放熱穴から侵入した埃などが機
構ユニット内に入り込むことがある。機構ユニット特に
CD駆動ユニットは埃の侵入を嫌う機構であり、光ピック
アップの対物レンズに埃が付着することにより再生機能
が低下する。
また上記機構ユニットへの埃の侵入を防止するために
は、機構ユニットと発熱部を有する回路との間を遮蔽す
ればよいが、筐体の一部などにより遮蔽した場合には、
回路内の端子などがこの遮蔽板に振れることにより短絡
のおそれが生じる。また遮蔽構造の筐体にすると、筐体
の構造そのものも複雑になる。
本考案は上記従来の課題を解決するものであり、筐体
の構造を変えることなく機構ユニットと発熱部を有する
回路とを遮蔽でき、筐体に形成された放熱穴から侵入し
た埃が機構ユニットに入り込まないようにして電子機器
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による電子機器は、筐体内に、機構ユニット
と、発熱部を有する回路とが収納されている電子機器に
おいて、前記機構ユニットと発熱部を有する回路との間
が回路基板により区切られているとともに、この回路基
板の端部を支持する絶縁材料製の支持部材によりさらに
前記発熱部を有する回路が囲まれており、且つ筐体には
前記発熱部を有する回路に連通する放熱穴が形成されて
いることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記手段では、回路基板により機構ユニットとアンプ
などの回路とを区切っているため、遮蔽のために筐体な
どの構造を複雑にすることがない。またこの回路板の端
部を支持する支持部材によりさらに発熱部を有する回路
を囲っているため、発熱部を有する回路に連通する放熱
穴から埃が侵入しても機構ユニットに入り込むことを防
止できる。また支持部材が絶縁材料により形成されてい
るため、この支持部材により回路基板上の回路が隣接す
る回路基板や電子部品に短絡することを防止できる。ま
た支持部材により、リード線のクランプもできる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は車載用CDプレーヤの内部構造を示す平面図、
第2図はその一部を示す拡大斜視図である。
第1図において符号1は筐体の一部を構成するシャー
シ、2は同じく筐体の一部を構成するノーズである。第
1図における紙面奥側すなわち底部はシャーシ1の一部
である底板に囲まれている。この底板は第2図において
符号1aとして示している。また第1図の紙面手前すなわ
ち機器上方は金属製のケースにより覆われている。さら
に第1図の図示左側面には、筐体の一部を構成する放熱
板3が設置されている。この放熱板3はアルミニウムな
どの熱伝導率の高い材料により形成されており、外面に
はフィン3aが突設されている。また機器の後面(図示の
紙面上方の面)には電源などの外部回路との接続のため
のコネクタ4が設けられている。
次に内部構造を説明する。
第2図に示すように、筐体の底板1aの上にはメイン基
板5が敷設されている。このメイン基板5は、筐体内の
底部のほぼ全面に敷設されている。
第1図に示す符号6は、CD駆動ユニットである。また
符号7は信号処理部などの回路が内蔵されたシールドケ
ースである。また符号Aはオーディオアンプなどの発熱
部を有する回路である。この回路は、メイン基板5上に
実装された電子部品ならびに回路基板8に実装された回
路部品により構成されている。この回路基板8は前記CD
駆動ユニット6と回路Aとを遮蔽しているものである。
この回路基板8の一端はシャーシ1に形成された保持爪
1bにより挟持されて支持されており、また他端は支持部
材10により支持されている。この支持部材10は絶縁性の
樹脂により成形されている。第2図にその構造をしめす
ように、支持部材10には保持リブ11と12が形成されてい
る。回路基板8の端部はその一方の面が保持リブ11の全
面に支持され、また他方の面が保持リブ12の突部12aに
支持されて、挟持されている。支持部材10の下部には固
定片13が一体に形成されており、この固定片13がねじ14
によりメイン基板5と底板1aに固定されている。支持部
材10には壁板15が一体に形成されており、この壁板15と
前記回路基板8とにより発熱部を有する回路Aが囲まれ
た状態となっている。また支持部材10には小壁板16が一
体に設けられている。前記コネクタ4の内側にはコネク
タ基板21が設けられ、前記コネクタ4のピン4aがこのコ
ネクタ基板21を貫通した状態で半田付けされているが、
前記小壁板16はこのピン4aに対向し、ピン4aが他の部品
と接触して短絡することを防止している。
また支持部材10には、クランプ凹部17とクランプフッ
ク18が一体に形成されている。前記回路基板8に実装さ
れているボードインコネクタ22から延びるリード線W
は、クランプフック18にクランプされ、さらにクランプ
凹部17に掛けられている。さらにリード線Wは二つの線
束W1とW2に分けられ、それぞれがコネクタ基板21の凹部
21aに掛けられている。そして一方の線束W1は前記コネ
クタ4に接続され、他方の線束W2はコネクタ基板21に実
装されたボードインコネクタ23に接続されている。
また第1図に示すように、機器の上部を覆うカバーに
は前記回路Aの上方に対向する放熱穴25が形成されてい
る。この放熱穴25は、前記回路基板8と支持部材10の壁
板15に囲まれた領域に形成されている。
上記機器では、オーディオアンプなどの回路Aから発
せられる熱が、放熱板3から放熱されるとともに、放熱
穴25から筐体外部に逃がされる。また放熱穴25から外部
の埃などが侵入したとしても、回路基板8と支持部材10
の壁板15に阻まれて、この埃がCD駆動ユニット6の方向
へ侵入するのが防止される。
なお図の実施例では、支持部材10により回路基板8の
一端だけが支持されているが、絶縁性の支持部材により
回路基板8の両端を支持してもよい。
また本考案はCDプレーヤに限られるものではなく、車
載用テーププレーヤや他の機器において実施することが
可能である。
〔効果〕
以上のように本考案によれば、回路基板と支持部材に
よって、機構ユニットと発熱部を有する回路とが遮蔽さ
れ、筐体の放熱穴が前記回路に連通されているため、放
熱穴から前記回路部に侵入した埃などが機構ユニットの
方向へ行くことがない。また筐体を遮蔽のための構造と
することも不要である。さらに回路基板の端部が絶縁性
の支持部材により支持されているため、回路基板上の回
路が他の電子部品と短絡することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は車載
用CDプレーヤの内部構造を示す平面図、第2図はその一
部を示す拡大斜視図である。 1……シャーシ、2……ノーズ、3……放熱板、6……
CD駆動ユニット、8……回路基板、10……支持部材、A
……回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に、機構ユニットと、発熱部を有す
    る回路とが収納されている電子機器において、前記機構
    ユニットと発熱部を有する回路との間が回路基板により
    区切られているとともに、この回路基板の端部を支持す
    る絶縁材料製の支持部材によりさらに前記発熱部を有す
    る回路が囲まれており、且つ筐体には前記発熱部を有す
    る回路に連通する放熱穴が形成されていることを特徴と
    する電子機器
JP5042090U 1990-05-14 1990-05-14 電子機器 Expired - Fee Related JPH082878Y2 (ja)

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JPH0412196U JPH0412196U (ja) 1992-01-31
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JPS59136372U (ja) * 1983-03-02 1984-09-11 株式会社京三製作所 転てつ機

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