JPH0418291Y2 - - Google Patents

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JPH0418291Y2
JPH0418291Y2 JP1986049995U JP4999586U JPH0418291Y2 JP H0418291 Y2 JPH0418291 Y2 JP H0418291Y2 JP 1986049995 U JP1986049995 U JP 1986049995U JP 4999586 U JP4999586 U JP 4999586U JP H0418291 Y2 JPH0418291 Y2 JP H0418291Y2
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circuit board
shield box
plate
recess
solid
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は固体撮像素子カメラに関する。
〔考案の概要〕
固体撮像素子を導体シールド・ボツクスで取囲
み、このシールド・ボツクスの外表面の凹所に回
路基板を収容して蓋をすることにより、電磁シー
ルドを施したものであり、撮像素子の周囲に回路
基板を配置できるので、基板配置に無駄が無く、
また撮像素子と回路とを完全に分離して互にシー
ルドすることができる。
〔従来の技術〕
CCDのような固体撮像素子を使用するように
なつてビデオカメラは非常に小形化された。これ
に伴つてカメラ内部の支持フレームとか基板の配
置とかが従来の撮像管式のカメラと大巾に異なる
ようになつた。特に考慮すべきことは、素子の放
熱の問題と回路基板のシールドの問題である。例
えばCCDは数MHzの読出しクロツクを必要とし、
発振器を含む駆動回路基板、CCD及び読出し出
力を処理するビデオプロセス回路基板は相互に高
周波シールドする必要がある。またCCDの放熱
が十分でないと、暗電流が増えて画質が劣化す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
カメラをより小形にしようとすると、回路基板
の配置スペースの問題に伴つて、放熱及び高周波
シールドに格別の注意を払う必要が生じる。本考
案は合理的な回路基板の配置が得られ、しかも十
分なシールド効果が得られるようにすることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の固体撮像素子カメラは、第1図〜第3
図に示すように、光学系に取付けられたCCDチ
ツプ4a〜4cのような固体撮像素子を取囲む導
体のシールド・ボツクス7を具備している。
上記シールドボツクスの少なくとも1つの側面
は、回路基板14〜16を収容する凹所を外表面
に有する金属板8,9,12と、上記凹所を蓋う
金属蓋板21〜23とで構成されている。
〔作用〕
シールド・ボツクスの外表面を利用して回路基
板を配置してあるので、配置スペースに無駄がな
く、シールドも容易である。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す3板式CCD
カメラの要部を切欠いた側面図である。また、第
2図は第1図のフロントパネル、光学ユニツト及
びシールド・ボツクスの分解斜視図である。カメ
ラ筐体1の前面にはレンズ開口2aを有するフロ
ントパネル2が有り、その背面側にレンズ装着部
3a及びダイクロイツク・プリズム3bを有する
光学ユニツト3が取付けられる。ダイクロイツ
ク・プリズム3bによつて分解された3原色の入
射光はプリズムの上面、背面、下面に夫々取付け
られたCCDチツプ4a,4b,4cの受光面に
導びかれる。なお各CCDチツプ4a〜4cの端
子リード線5はプリズム3bの側面の中継基板6
に集められ、更に後述の回路基板と接続される。
光学ユニツト3に装着されたCCDチツプ4a
〜4cを覆うようにアルミニウム等の金属板のシ
ールド・ボツクス7が光学ユニツト3の背面側に
装着される。このシールド・ボツクス7は前面開
口7aを有し、この前面開口に連らなるシールド
空間が両側板8,9、天板10、底板11及び背
面板12によつて形成されている。このシール
ド・ボツクス7はCCDチツプをシールドすると
共に、回路基板をシールド状態で固定保持する機
能も有する。
第3図はシールド・ボツクス7の分解図で、フ
レーム部材13に取付けたパンチングメタルの天
板10及び底板1に箱状の側板8,9を取付け、
更に断面コ字状の背面板12を取付けた構造にな
つている。両側板8,9の内部及び背面板12の
凹所は回路基板14,15,16の収容空間にな
つている。
各回路基板14,15,16は第4図に示すよ
うにコネクタ17a,17b,18a,18bで
もつて互に電気的に結合される。コネクタの挿入
方向を考慮して基板14,15,16の順にシー
ルド・ボツクス7に装着され、両側の基板14,
16は側板8,9の内部に形成されたボス19に
ビス固定される。また背面部の回路基板15はコ
ネクタ17a,17b,18a,18bのみによ
つて保持される。なお側板8,9の背面側には切
欠き20が形成されていて、背面部の回路基板1
5は切欠き20を通して各側板8,9の内部に延
びる。
シールド・ボツクス7の各三面に回路基板14
〜16が装着された状態で、金属の蓋板21,2
2,23を取付けることにより、各基板のシール
ドが完成する。蓋板21,22は両側板8,9の
外形寸法より幾分大きめの箱蓋状であり、蓋23
は断面コ字状である。両側板8,9の切欠き20
は背面部の蓋板23の両側部によつて蓋われる。
装着を容易にするために、蓋板21〜23の内
側面にはパンチングによる突出し24が数個形成
され、側板8,9及び背面板12の対応位置には
係合孔25が形成されている。従つて蓋板21〜
23をビスを用いずに突出し24を係合孔25に
嵌め込むことにより装着することができ、また保
修時に簡単に外すことができる。
第1図に示すカメラ筐体の側板26を外し、更
にシールド・ボツクス7の側板9の蓋板22を外
すと、回路基板16が表れる。従つてこの状態に
て、回路基板16上の回路調整又は保修を行うこ
とができる。また第5図の横断面(第1図の−
線断面)に示すように、側板26を取外すと、
背面板12及びその蓋板23に形成された穴27
a,27bが外から見える状態になるので、矢印
A方向にこの穴からドライバを挿入し、回路基板
15上のボリユーム等の回路部品28を調整する
ことができる。
以上のように、本考案の実施例の構成によれ
ば、回路基板を無駄無く配置することが可能であ
り、更に回路基板14〜16及びCCDチツプ4
a〜4cについてほぼ完全なシールド効果が得ら
れる。またシールド・ボツクス7の上下面をパン
チングメタルで構成したので、通風性も良好であ
り、良好な放熱効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のようにシールド・ボツクスを撮
像素子を取囲むように配置し、その外表面の凹所
に回路基板を収容したので、回路基板の配置スペ
ースに無駄が無く、またシールド効果も高い。シ
ールド・ボツクスが回路基板を固定するためのベ
ースとなるので、合理的で省部品の構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したビデオカメラの側面
の要部断面図、第2図は撮像部の要部分解図、第
3図はシールド・ボツクスの分解図、第4図は回
路基板の組立図、第5図は第1図の−線断面
図である。 なお図面に用いた符号において、1……カメラ
筐体、3……光学ユニツト、4a〜4c……
CCDチツプ、7……シールド・ボツクス、8,
9……側板、10……天板、11……底板、12
……背面板、14,15,16……回路基板、1
7a,17b,18a,18b……コネクタ、2
1,22,23……蓋板、24……突出し、25
……係合孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光学系に取付けられた固体撮像素子を取囲む導
    体のシールド・ボツクスを具備し、 上記シールド・ボツクスの少なくとも1つの側
    面は、回路基板を収容する凹所を外表面に有する
    金属板と、上記凹所を蓋う金属蓋板とで構成され
    ていることを特徴とする固体撮像素子カメラ。
JP1986049995U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0418291Y2 (ja)

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JP1986049995U JPH0418291Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JP1986049995U JPH0418291Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JPS62161470U JPS62161470U (ja) 1987-10-14
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JP5151497B2 (ja) * 2008-01-18 2013-02-27 株式会社リコー 電子撮像装置

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