JP2006310965A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
共通のシールドケースに部品の実装位置の異なる複数種の基板を収容することが可能な自由度が高く、低コスト化を図ったデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】
デジタルテレビ1内に、電子部品を実装した基板を包み込む金属製のシールドケース39を備え、シールドケース39に切り離しが可能な分離部26を備える。シールドケース39内にこのシールドケース39とほぼ同じ大きさのデジタル基板30を収容する際はそのまま収容し、このデジタル基板30より小さいデジタル基板40に実装されるデジタルチューナー36が、シールドケース39の高さを越える際は、シールドケース39から分離部を切り離した位置にそれを配置する。共通のシールドケース39にデジタル基板30,40の夫々を収容することで、基板30、40ごとに複数種のシールドケース39を製造する必要がなくコストを抑えることができる。
【選択図】 図16

Description

本発明は、電磁波ノイズを遮蔽するシールドケースを共通して用いたデジタル放送受信装置に関する。
従来から、デジタルテレビなどのデジタル放送受信装置に備えられる映像処理部等の発熱部品が実装されたデジタル回路基板は、電気的に接続されると発熱及びノイズが発生する性質があるため、この発熱部品と近接する回路基板に実装された種々の電子部品などと相互に干渉することが多々起こることから、こうした干渉により起こり得る不具合を解消するために、金属部材からなるノイズを遮蔽するシールドケースで、電子部品の実装された基板を包み込むようにしている。また、シールドケースにより発熱部品を包み込むように覆った際には、シールドケース内に発熱部品から発生した熱が、こもってしまい高温になってしまうことから、熱がシールドケース内にこもらないように放熱するためには、発熱部品とシールドケースの一部とを直接又は金属片などを介して接続するように構成し、シールドケースに熱を伝導させこのシールドケースの表面から放熱させたり、シールドケースに通気孔を形成するなどして、発熱部品が発する熱や輻射ノイズ対策をおこなっている。しかし、こうした対策を講じるために、シールドケースを設けるとなると、部品点数の増加に伴いコストが高くなってしまうといった課題を有している。
このような背景技術に関連するものとして特許文献1には、基板に載置される発熱部品の実装位置に応じて、金属製の個片を逆台形状にシールドケース上蓋の平面部の内側に設け、発熱部品と接するようにしてシールドケースを共通して使用する方法が開示されている。
特開平9−64582号公報
しかし、特許文献1などにおいては、発熱部品の実装位置に応じてそれに接するように金属製の個片をシールドケースに設けたりするものであり、回路基板の大きさや実装する部品の高さには何ら対応しているものではなく、単独の所定の大きさの基板のみをシールドケースに収納するものであり、収容される基板の大きさや位置が限定される。
本発明は上記背景技術を鑑みてなされたものであり、共通のシールドケースに部品の実装位置の異なる複数種の基板を収容することが可能な自由度が高く、低コスト化を図ったデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
請求項1に係るデジタル放送受信装置は、電子部品を実装した基板を包み込む金属製のシールドケースを備えたデジタル放送受信装置であって、前記シールドケースに切り離しが可能な分離部を形成し、前記シールドケースには切り起こし部を形成可能に平行な溝部を形成し、前記シールドケースとほぼ同じ大きさの基板を前記シールドケースに収容する際は、前記分離部の切り離し及び前記切り起こし部の切り起こしを行わずに前記基板を収容し、この基板より小さい基板を前記シールドケースに収容する際は、前記切り起こし部の切り起こしを行い、この切り起こし部に前記小さい基板を取り付け、且つ前記小さい基板に実装される部品が、シールドケースの高さを越える際は、前記シールドケースから前記分離部を切り離し、この切り離した位置に、前記シールドケースの高さを越える部品を設けたことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、シールドケースを共通して使用することで、基板ごとに複数種のシールドケースを製造する必要がなく、シールドケースとほぼ同じ大きさの基板をシールドケースに収容する際には、シールドケースの加工を行わずにこのシールドケース内に組み付けることができる一方で、シールドケースとほぼ同じ大きさの基板よりも小さく、シールドケースより高さのある部品を実装した基板をシールドケースに収容する際は、前記切り起こし部を形成して、この切り起こし部に小さい基板を取り付け、分離部を切り離した位置にシールドケースの高さを越える部品を配置することで、シールドケースに大きさの異なる基板を共通して収容することができる。
請求項2に係るデジタル放送受信装置は請求項1において、前記小さい基板に実装される前記シールドケースの高さを超える部品は、デジタルチューナーであり、前記シールドケースとほぼ同じ大きさの基板には前記デジタルチューナーを横方向に伏設して実装する一方で、前記小さい基板には前記デジタルチューナーを縦方向に立設して実装することを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記デジタルチューナーはデジタル放送を受信して、映像信号を出力するデジタル放送受信装置に必須の部品であって、一般的に形状が直方体からなるが相対的に他の部品と比べ比較的大きく、小さい基板にデジタルチューナーを横置きに実装するとなると実装面積を大きくとってしまい不向きであり、小さい基板にデジタルチューナーを縦方向に実装することで、比較的小さい基板であってもデジタルチューナーを実装することが可能となる。
請求項1の発明によれば、デジタル放送受信装置は、電子部品を実装した基板を包み込む金属製のシールドケースを備えたデジタル放送受信装置であって、前記シールドケースに切り離しが可能な分離部を形成し、前記シールドケースには切り起こし部を形成可能に平行な溝部を形成し、前記シールドケースとほぼ同じ大きさの基板を前記シールドケースに収容する際は、前記分離部の切り離し及び前記切り起こし部の切り起こしを行わずに前記基板を収容し、この基板より小さい基板を前記シールドケースに収容する際は、前記切り起こし部の切り起こしを行い、この切り起こし部に前記小さい基板を取り付け、且つ前記小さい基板に実装される部品が、シールドケースの高さを越える際は、前記シールドケースから前記分離部を切り離し、この切り離した位置に、前記シールドケースの高さを越える部品を設けたので、基板ごとに複数種のシールドケースを製造する必要がなく、シールドケースの共通化を図ることで、製造コストの削減ができ低コスト化を図ったデジタル放送受信装置を提供することが可能となる。
請求項2の発明によれば、請求項1において前記小さい基板に実装される前記シールドケースの高さを超える部品は、デジタルチューナーであり、前記シールドケースとほぼ同じ大きさの基板には前記デジタルチューナーを横方向に伏設して実装する一方で、前記小さい基板には前記デジタルチューナーを縦方向に立設して実装したので、小さい基板であってもデジタルチューナーを縦方向に設けることで実装でき且つシールドケースに収容することが可能になり、共通のシールドケースを使用することにより、コストを安価に抑えることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図16により説明する。なお本発明は、その趣旨に反しない範囲で実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1はデジタルテレビを示す斜視図、図2はデジタルテレビのバックキャビネットを取り外した状態を示す背面図、図3はデジタルテレビのバックキャビネットを取り外した状態の要部を示す背面図、図4はデジタルテレビに備えられるシールドケースの上蓋を示す斜視図、図5はシールドケースの上蓋を示す断面図、図6はシールドケースの下蓋を示す斜視図、図7は下蓋にカードスロットを実装したデジタル基板を配置した状態を示す説明図、図8は上蓋と下蓋からなるシールドケースを示す分解斜視図、図9はカードスロットを実装したデジタル基板を収容したシールドケースを示す斜視図である。
図1に示すように、デジタル放送受信装置たるデジタルテレビ1は、その外形がほぼ箱型の合成樹脂製のキャビネット2で構成され、このキャビネット2は、前後に着脱可能に分割されるフロントキャビネット2aとバックキャビネット2bからなり、フロントキャビネット2aの正面側中央には、映像を表示する表示部3を有している。
キャビネット2内には、他の電子機器と接続するジャック部15から入力されたアナログ映像音声信号とデジタル映像音声信号から所定の映像音声信号を選択し、選択したアナログ音声信号とデジタル音声信号から所定の音声信号を選択するAV(Audio and Visual)回路基板10を水平に配置し、このAV回路基板10とカードスロット38を実装したデジタル回路基板30とが平行に2層配置され、これら平板状の基板10,30の内の一方である後述する種々の部品の実装されたデジタル回路基板30が、電磁波を遮蔽する金属製のシールドケース39により包み込むように覆われている。
また、一般的に前記デジタル基板30に実装される各種電子部品などは、デジタルテレビ1の電源のオン状態にある際、電磁波を放出するため、デジタルテレビ1と隣接して配置される他の電子機器や前記デジタル基板30の近傍に配置された電磁波ノイズの影響を受け易い電子部品などに電磁波ノイズの影響を与える恐れがあることから、本実施例においては、それらを防止するために、電磁波などのノイズを遮蔽する薄型であってほぼ箱型のシールドケース39内に前記デジタル基板30を包み込むように収容することで、デジタル基板30に実装されている電子部品から放出される電磁波が、例えば、AV回路基板10などに実装されている電磁波の影響を受け易い種々の電子部品などに電磁波ノイズの影響を及ぼすことがないよう金属製のシールドケース39で遮蔽することが可能となっている。なお、カードスロット38を実装したデジタル基板30は、図7に示すように、シールドケース39の外形とほぼ同じ大きさを有し、デジタル放送を受信可能な方送受信回路を構成するものでシールドケース39に収容されている。なお、カードスロット38は課金放送を受信する際に用いられるもので、これに課金放送用のユーザーカードを挿入することでデジタル放送を受信可能になっている。
また、シールドケース39には、このシールドケース39の映像処理部12からの発熱によりシールドケース39内にこもった熱を放熱する複数の通気小孔21が形成され、シールドケース39の内面とシールドケース内39に収容された映像処理部12の表面とを金属製の板ばね20を介在させて接続することにより、発熱部品としての映像処理部12からの熱を板ばね20から表面積の比較的大きいシールドケース39に伝導させることで、放熱を効果的におこなうことができる。
また、上記AV回路基板10には、デジタルインターフェイス部14、映像補正部16や他の電子機器との接続に用いるジャック部15等が設けられており、AV回路基板10は、カードスロット38を実装したデジタル基板30と電気的に接続されている。
デジタル回路基板30には、前述したカードスロット38、映像処理部12、横方向に伏設したデジタル放送の信号を受信するデジタルチューナー36や各種電子部品などが実装されるもので、シールドケース39の下蓋39bの周縁に形成した基板載置部25aにデジタル回路基板30を載置してその基板30の両端を固定した状態で、図8に示すように、下蓋39bの孔部25bと上蓋39aの孔部19とを合わせ、孔部25bと取付孔23にネジを挿通させ、上蓋39aと下蓋39bとが一体的にネジ止め固定される。
なお、発熱部品である映像処理部12の上面には放熱及び輻射対策のための金属部材からなる放熱部材13が設けられ、映像処理部12と放熱部材13とが確実に接触するように、一端が上蓋39aに固定された板ばね20の弾性力により押圧されるようになっている。
ここで、シールドケース39についてさらに詳細を説明する。シールドケース39の上面及び下面に有する平面部29、及び上蓋39aと下蓋39bには、映像処理部12から発生した熱を放熱するための前述した通気小孔21が複数形成され、また、側壁25には各種部品を挿通するための部品挿通孔24が備えられている。なお、側壁25は平面部29に対して直角に連続形成され、シールドケース39は上蓋39aと下蓋39bとを一体的に組み付けることで略直方体を成す構造となっている。
上蓋39aには、図4及び図5に示すように、取り付け孔23を形成した倒立したL字状の突起片22が平面部29より上方に突設して一体に形成されており、取付孔23にAV回路基板10がネジ止めされ固定される。
また、シールドケース39には、カードスロット38を実装したデジタル基板30に代えて、これより小さいカードスロット38を実装しないデジタル回路基板40を実装する時に、上蓋39aに形成された溝部28から、分離部26を切り離し、且つ、下蓋39bの平面部29に二列平行に形成しておいた溝部28間の部分を台形状に突設させた切り起こし部27を形成することで、シールドケース39の一部を切り離すと共に加工して形態を簡単に変えることが可能となっていて、前述したシールドケース39にカードスロット38を実装したデジタル回路基板30を収容する際は、側壁25より直角に連続形成されてなる上蓋39aの平面部29より一段低く形成された基板載置部25aにデジタル回路基板30を載置した状態で、上蓋39aと下蓋39bとが一体的に固定できる一方で、分離部26を切り離し、溝部28間の部分を台形状に突設させて、ここにカードスロット38を実装しないデジタル回路基板40の一端を固定することができ、後述するカードスロット38を実装したデジタル回路基板30より小さい、カードスロットを実装しないデジタル回路基板40を共通のシールドケース39に兼用して収容することが可能となっている。
次に、シールドケース39にデジタル回路基板30より小さい、カードスロットを実装しないデジタル回路基板40を共通化して収容した状態を、図10〜図16にて説明する。図10は図3と同様にデジタルテレビのバックキャビネットを取り外した状態を示す背面図、図11はシールドケースの上蓋から分離部を切り離した状態を示す斜視図、図12はシールドケースの下蓋に台形状の切り起こし部を形成した状態を示す斜視図、図13はシールドケースの下蓋に台形状の切り起こし部を形成した状態を示す断面図、図14は下蓋にカードスロットを実装しないデジタル基板を配置した状態を示す説明図、図15はカードスロットを実装しないデジタル基板を収容したシールドケースを示す斜視図、図16は分離部を切り離した上蓋と台形状の切り起こし部を下蓋に形成した状態のシールドケースを示す分解斜視図である。
図2及び図14に示すように、シールドケース39は、このシールドケース39の外形より小さなカードスロットを実装しないデジタル基板40を収容したものであり、図1〜図9に示した構造との相違点は、カードスロット38を実装したデジタル基板30よりも小さい、実際にはカードスロット38を実装しない小さいデジタル基板40を配置しているため、デジタル基板40の表面積のスペース的制約により、デジタル基板40にはデジタルチューナー36を伏せた状態で実装することは困難であるため、デジタルチューナー36をデジタル基板40に縦方向に立設して実装している点、発熱部品たる映像処理部12の実装位置が異なる点にあり、デジタルチューナー36を縦方向に立設させた状態でデジタル基板40に実装すると共に、且つシールドケース39の所定位置に前記デジタル基板40を収納するために、図11及び図12に示すように、上蓋39aの分離部26を切り離し、デジタル基板40の大きさに対応して下蓋39bに台形状の切り起こし部27を形成することにより、上蓋39aに、デジタル基板40に実装した映像処理部12を板ばね20を介して接続でき、上蓋39aと下蓋39bとを一体的に組み付けることができるので、前記シールドケース39の上蓋39aに有する分離部26の切り離し、及び下蓋39bの台形状の切り起こし部27を、デジタル基板30からこれと別のデジタル基板40の大きさに合わせ、単に、シールドケース39の一部を加工することで、異なる大きさの基板を一つのシールドケース39に共通化して収容することが可能となる。
なお、カードスロット38を実装しないデジタル基板40をシールドケース39内の所定位置に配置する際には、水平なデジタル基板40に対し、デジタルチューナー36を縦方向に垂直に実装すると、デジタルチューナー36はシールドケース39の高さを超えるため、上蓋39aに予め形成しておいた略L字状の分離部26を、上蓋39aの溝部28より完全に切り離し、この切り離した部分を利用してデジタルチューナー36を縦型に配置するものであり、下蓋39bの平面部29に形成した二列平行に備えられた溝部28を突出するように起こし、台形状の切り起こし部27を形成し、この切り起こし部27の上面と、基板載置部25aとを同じ高さになるように切り起こし部27の上面を形成することで、シールドケース39内の切り起こし部27にデジタル基板40を水平に載置した状態で、切り起こし部27に形成した取付孔23にネジなどにより固定することができる。
以上のように本実施例におけるシールドケース39を共通化して使用可能なデジタルテレビ1は、予めシールドケース39の上蓋39aに溝部28を形成し、この溝部28から切り離し可能な分離部26を上蓋39aに設け、平行に二列の溝部28からなる台形状に切り起こしが可能な切り起こし部27を下蓋39bに形成し、シールドケース39とほぼ同じ大きさのカードスロット38を実装したデジタル基板30をシールドケース39に収容する際は、分離部26の切り離し及び切り起こし部27の切り起こしをすることなくそのままデジタル基板30を基板載置部25aに載置して収容することができる一方で、カードスロット38を実装した前記基板30より小さいデジタル基板40をシールドケース39に収容する際は、このデジタル基板40にデジタルチューナー36を縦方向に実装するために、上蓋39aの溝部28から分離部26を切り離し、下蓋39bの切り起こし部27を台形状などに突出するように切り起こし部27を形成し、その切り起こし部27の上面と基板載置部25aとが水平になるように設けた状態で、前記デジタル基板40の一端を基板載置部25aに載置して固定し、もう一端は前記切り起こし部27に固定してシールドケース39に収容することができる。即ち、前記各基板30、40に実装するデジタルチューナー36などの、部品の高さや配置構成が異なる場合があっても、共通のシールドケース39に組み付けることができ、また前記各基板30、40の大きさが異なる場合であっても、前記各基板30、40の両端などをシールドケース39に固定することにより同様の放熱効果を得ることができるので、配置構成の自由度が増すと共に、共通化を図ることでコストを安価に抑えることができ、ひいては、安価なデジタルテレビ1を提供することが可能となる。
また、板ばね20は熱伝導性を有する金属片であり、その一端が上蓋39aに固定され、シールドケース39の上蓋39aと下蓋39bとを一体的に組み付けた際、発熱部品たる映像処理部12を弾性付勢するので、この映像処理部12若しくはこの映像処理部12と当接された放熱部材13と、上蓋39aの内面とを接続して、比較的表面積の大きい金属製のシールドケース39から放熱することができるので、映像処理部12からの熱を効果的に放熱することが可能となる。
さらに、デジタルテレビ1は、共通のシールドケース39に前記シールドケース39とほぼ同じ大きさのカードスロット38を実装したデジタル基板30、又はこれより小さいデジタル基板40を収納することができ、シールドケース39に各デジタル基板30、40を実装した際のデジタルチューナー36などの部品の高さや位置に応じて、シールドケース39を複数種製造する必要がないので、製造コストの削減を図ることができる。
また、デジタル基板30、40は比較的高価であり、小さい大きさのデジタル基板40にデジタルチューナー36を縦方向に垂直に実装することで、デジタルチューナー36を実装する占有面積を小さくすることができるので、デジタル基板30の部品コストの削減を図ることができ、さらにシールドケース39に分離部26、及び台形状に加工する事が可能な切り起こし部27を備えるので、共通のシールドケース39に対し、デジタルチューナー36を実装するその向きなどに対応でき、異なった大きさのデジタル基板30,40であっても、これらをシールドケース39に組み付けることが可能となり、このように兼用することで、部品の共通化を図り低コスト化を図ることができる。
しかも、板ばね20は熱伝導性を有する金属片であり、その一端を上蓋39aに固定して、放熱部材13などを押圧して弾性付勢するので、確実に発熱部品である映像処理部12の上面にある放熱部材13と当接させることが可能になり、基板30,40上で、特に高温になり易い映像処理部12から発生する熱を効率よく放熱できると共に、この映像処理部12から発生する輻射ノイズをシールドケース39で包み込むことで抑えることができる。従って、これらの要因から起こり得る故障や損傷を回避することができる。また、板ばね20は別個片の部品であり、適宜必要に応じて放熱部材13の位置に合わせて固定位置を変えることも可能である。
また、本実施例においては発熱部品を映像処理部12としているが、もちろんこれに限定するものではなく、板ばね20は、シールドケース39と一体成形してもよい。
なお、本実施例においては、大きさの異なるデジタル回路基板30、40の一例として、カードスロット38の実装の有無や、デジタルチューナー36を縦方向に立設した場合、伏せて配置した構造で説明したが、これらの部品に限定するものではなく当然別の部品等や異なる回路を構成する回路基板であっても適用することはでき、デジタルテレビ1のみならず、デジタル放送を受信可能な種々の電子機器などであっても同様の効果が得られる。
本発明の一例のデジタルテレビを示す斜視図である。 同上、デジタルテレビのバックキャビネットを取り外した状態を示す背面図である。 同上、デジタルテレビのバックキャビネットを取り外した状態の要部を示す背面図である。 同上、図4はデジタルテレビに備えられるシールドケースの上蓋を示す斜視図である。 同上、シールドケースの上蓋を示す断面図である。 同上、シールドケースの下蓋を示す斜視図である。 同上、下蓋にカードスロットを実装したデジタル基板を配置した状態を示す説明図である。 同上、上蓋と下蓋からなるシールドケースを示す分解斜視図である。 同上、カードスロットを実装したデジタル基板を収容したシールドケースを示す斜視図である。 同上、デジタルテレビのバックキャビネットを取り外した状態を示す背面図である。 同上、シールドケースの上蓋から分離部を切り離した状態を示す斜視図である。 同上、シールドケースの下蓋に台形状の切り起こし部を形成した状態を示す斜視図である。 同上、シールドケースの下蓋に台形状の切り起こし部を形成した状態を示す断面図である。 同上、下蓋にカードスロットを実装しないデジタル基板を配置した状態を示す説明図である。 同上、カードスロットを実装しないデジタル基板を収容したシールドケースを示す斜視図である。 同上、分離部を切り離した上蓋と台形状の切り起こし部を下蓋に形成した状態のシールドケースを示す分解斜視図である。
符号の説明
1 デジタルテレビ(デジタル放送受信装置)
26 分離部
27 切り起こし部
28 溝部
30 カードスロットを実装したデジタル基板(ほぼ同じ大きさの基板)
36 デジタルチューナー(部品)
39 シールドケース
40 カードスロットを実装しないデジタル基板(小さい基板)

Claims (2)

  1. 電子部品を実装した基板を包み込む金属製のシールドケースを備えたデジタル放送受信装置であって、前記シールドケースに切り離しが可能な分離部を形成し、前記シールドケースには切り起こし部を形成可能に平行な溝部を形成し、前記シールドケースとほぼ同じ大きさの基板を前記シールドケースに収容する際は、前記分離部の切り離し及び前記切り起こし部の切り起こしを行わずに前記基板を収容し、この基板より小さい基板を前記シールドケースに収容する際は、前記切り起こし部の切り起こしを行い、この切り起こし部に前記小さい基板を取り付け、且つ前記小さい基板に実装される部品が、シールドケースの高さを越える際は、前記シールドケースから前記分離部を切り離し、この切り離した位置に、前記シールドケースの高さを越える部品を設けたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記小さい基板に実装される前記シールドケースの高さを超える部品は、デジタルチューナーであり、前記シールドケースとほぼ同じ大きさの基板には前記デジタルチューナーを横方向に伏設して実装する一方で、前記小さい基板には前記デジタルチューナーを縦方向に立設して実装することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
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