JPH08287732A - フラットケーブル - Google Patents

フラットケーブル

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Publication number
JPH08287732A
JPH08287732A JP9055895A JP9055895A JPH08287732A JP H08287732 A JPH08287732 A JP H08287732A JP 9055895 A JP9055895 A JP 9055895A JP 9055895 A JP9055895 A JP 9055895A JP H08287732 A JPH08287732 A JP H08287732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
cable
flat
conductors
reinforcing layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9055895A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Tanaka
啓一 田中
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横幅をひろげず、導体ピッチをせまくするこ
ともせずに、挿抜コネクター対応のフラットケーブルの
高密度配線化を目的とする。 【構成】 端部に於いて導体の片面を露出7させたフラ
ットケーブル8を2枚背中あわせにして、補強層9によ
り2枚を固定したことを特徴とするフラットケーブル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気・電子機器の配線等
に使用されるフラットケーブルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種機器内配線が複雑化するのに
対応して、配線作業の省力化や誤配線防止のため、ビデ
オ機器、音響機器、OA機器、コンピュータ機器等の内
部配線用の電線として、フラットケーブルが使用されて
いる。フラットケーブルの中でも、平角の導体を使用
し、両端末の導体の片面を露出させ、裏側に補強層を設
けたタイプのものは、挿抜型のコネクターと組合せるこ
とにより、一層使いやすくなり好評である。
【0003】このタイプのフラットケーブルは一般に、
2枚の絶縁基材の間に複数本の平角導体を並列して挟み
こみ、絶縁基材どうしを加熱ロール等で熱融着し、一体
化することにより製造されている。絶縁基材としては、
2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム層と、それを融着するための接着剤層の2層からなる
積層フィルムやポリ塩化ビニル(PVC)シート等が用
いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報量の増加と
ともに、このフラットケーブルの多芯化の要求が強くな
っている。他方、機器は小型化が要求され、芯数と共に
横幅をひろげるというわけにはいかない。又、導体ピッ
チを狭くするのも限度がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のような矛
盾した要求を満たすために考案したフラットケーブル
で、従来の両端末の導体の片面を露出させたフラットケ
ーブル2枚を背中あわせにし、端部近傍のみに補強層を
設けて、それにより2枚を固定することを特徴とするフ
ラットケーブルである。
【0006】
【実施例】厚さ100μm、幅0.7mmの平角導体1
0本を1mmピッチでならべて供給し、上下から接着剤
層つきのポリエステルフィルムを供給して導体をサンド
イッチ状にラミネートしてフラットケーブルを作成し
た。この工程の概略図は図1の通りで、図1の1は導体
を、3は接着剤層つきのポリエステルフィルムを、4は
ラミネートロールを示す。この工程に於いて、上から供
給する接着剤層つきのポリエステルフィルムには、あら
かじめ打抜き加工により所定の位置に四角穴が設けられ
たものを用いた。その結果、所定の位置で導体の片面が
露出されたフラットケーブルが得られた。
【0007】その導体の片面が露出された近傍でフラッ
トケーブルを切断したものの横断面を図2に示す。図2
に示したフラットケーブル2枚を背中あわせとし、両面
に接着剤のついた厚さ180μのポリエステルテープに
フラットケーブルの端部近傍のみを接着させ、2枚のフ
ラットケーブルをその部分で固定して、本発明のフラッ
トケーブルを作製した。図3は本発明のフラットケーブ
ルの一例の横断面を示し、図4は本発明のフラットケー
ブルの別の例の横断面を示した。これらのフラットケー
ブルは上下に接点を有する挿抜型コネクターと組み合わ
せることにより、高密度実装が実現できる。
【0008】
【発明の効果】本発明のフラットケーブルのように、補
強層の両面にフラットケーブルの端部を固定することに
より、フラットケーブルの幅は同じままで、芯数を2倍
にしたものと同様の実装密度上の効果が得られる。前述
の実施例に於いて、1枚のフラットケーブルでフラット
ケーブルの幅が同じままで、芯数を2倍にするためには
1mmピッチを0.5mmピッチにする必要があるが、
ピッチをこまかくする分、そのための公差をシビアにコ
ントロールしなければならず、実施にはかなりの困難性
がともなう。
【0009】本発明は従来の生産コントロールの範囲で
容易に実施でき、生産管理上のメリットが大変大きい。
1mmピッチで10芯のフラットケーブルの幅は約10
mmであり、幅を2倍にすると約20mmとなり、機器
の小型化という要請に反するが、本フラットケーブルの
1枚の厚みは約0.2mmであり、本発明の如く2枚か
さねて厚みを約0.5mmとしても機器の小型化には反
せず、むしろ配線の高密度化の役に立つ。又、図4の例
の如く、補強層をケーブルの端部から突出させた構造と
することにより、上下の回路間の絶縁をより向上させる
ことができる。又、図3、図4に於いてはケーブルの片
端部を示したが、両端ともこのように補強層に固定した
タイプであっても有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラットケーブルの製造工程の概略を示す。
【図2】端部で導体が露出したタイプのフラットケーブ
ルを示す。
【図3】図2のフラットケーブル2枚を背中あわせにし
て、補強層の部分で2枚を固定した本発明のフラットケ
ーブルを示す。
【図4】本発明の別の例を示す。補強層がケーブル端部
より突出していることが特徴。
【符号の説明】
1:導体 2:フィルム供給ロール 3:接着剤層つきポリエステルフィルム 4:加熱ロール 5:スリッター 6:フラットケーブル 7:導体露出部分 8:フラットケーブル 9:補強層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平角導体を用いたラミネート型フラット
    ケーブルであって、端部に於いて導体の片面を露出させ
    たもの2枚を背中あわせにし、端部近傍に設ける補強層
    により2枚を固定したことを特徴とするフラットケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の補強層による2枚のフ
    ラットケーブルの固定が両端部近傍ともに実施されてい
    て中間部分は固定されていないことを特徴とするフラッ
    トケーブル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の補強層による2枚のフ
    ラットケーブルの固定が片端部近傍のみで他は固定され
    ていないことを特徴とするフラットケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のフラットケーブルで、
    2枚のフラットケーブルを固定した補強層がケーブル端
    部より突出していることを特徴とするフラットケーブ
    ル。
JP9055895A 1995-04-17 1995-04-17 フラットケーブル Pending JPH08287732A (ja)

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JP9055895A JPH08287732A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 フラットケーブル

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JPH08287732A true JPH08287732A (ja) 1996-11-01

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ID=14001751

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249086A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Aisin Aw Co Ltd フレキシブルフラットケーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011249086A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Aisin Aw Co Ltd フレキシブルフラットケーブル

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217