JPS60258911A - トランスの巻線形成方法 - Google Patents
トランスの巻線形成方法Info
- Publication number
- JPS60258911A JPS60258911A JP11391484A JP11391484A JPS60258911A JP S60258911 A JPS60258911 A JP S60258911A JP 11391484 A JP11391484 A JP 11391484A JP 11391484 A JP11391484 A JP 11391484A JP S60258911 A JPS60258911 A JP S60258911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- transformer
- foil
- pattern
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2804—Printed windings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はトランスに係り、特にその巻線形成に関する
ものである。
ものである。
従来、トランスの巻線を形成する場合、第8図の如くコ
ア(1)の周囲に巻線が形成されるが、その場合にマグ
ネットワイヤ(2)をボビン(3)に1ターンずつ巻き
、1層巻き終る毎に眉間紙(4)を入れて更−にその上
に巻回するというように手間のかかる作用が必要とされ
ている。また高周波によってスイッチングするスイッチ
ングレギュレータなどの装(1) 置に用いる高周波トランスにあっては、表皮効果による
損失を少なくするため更に細いワイヤを複数本束ねて巻
くという面倒な作業も必要とされる。
ア(1)の周囲に巻線が形成されるが、その場合にマグ
ネットワイヤ(2)をボビン(3)に1ターンずつ巻き
、1層巻き終る毎に眉間紙(4)を入れて更−にその上
に巻回するというように手間のかかる作用が必要とされ
ている。また高周波によってスイッチングするスイッチ
ングレギュレータなどの装(1) 置に用いる高周波トランスにあっては、表皮効果による
損失を少なくするため更に細いワイヤを複数本束ねて巻
くという面倒な作業も必要とされる。
この発明は上述のような巻線形成方法の場合の作業性が
悪く、煩雑であるという問題を解決しようとするもので
ある。
悪く、煩雑であるという問題を解決しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕この発明は、
このため、シート上に予め形成された箔状の導体パター
ンをトランスの巻線として、用いるようにしたものであ
って、箔状の導体によって巻線形成用のパターンが形成
されたシートを積層して積層巻線を形成するようにした
ものである。
このため、シート上に予め形成された箔状の導体パター
ンをトランスの巻線として、用いるようにしたものであ
って、箔状の導体によって巻線形成用のパターンが形成
されたシートを積層して積層巻線を形成するようにした
ものである。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明に用いられる導体箔パターンが形成さ
れた巻線形成用のシートの片面パターンの場合における
基本的構成を示し、また第2図は(2) 同じく巻線形成用のシートの両面基板、多層基板への応
用の場合における基本的構成を示す。また、いずれも、
図示の例はシートを複数枚積み上げ積層状態としてトラ
ンスの巻線を形成するような場合のその1枚分を示す。
れた巻線形成用のシートの片面パターンの場合における
基本的構成を示し、また第2図は(2) 同じく巻線形成用のシートの両面基板、多層基板への応
用の場合における基本的構成を示す。また、いずれも、
図示の例はシートを複数枚積み上げ積層状態としてトラ
ンスの巻線を形成するような場合のその1枚分を示す。
第1図(N及び(Blの場合には、夫々基材(5)の片
面にトランスの巻線を構成する銅箔パターン(6)がプ
リントにより形成されている。また縁部にはハンダ付用
す−ド部(7)が設けられていると共に、中央部には第
8図にその代表的な形状を示すトランスのコア(1)の
形状に合わせてコア貫通孔(8)が打抜加工などによっ
て施されている。基材(5)としては可撓性のあるフレ
キシブルなものであってよい。また、同図(Blの如く
コア貫通孔(8)が同図(A)のように矩形ではなく、
円形の場合には、更に回り止め加工部(9)が設けられ
ている。
面にトランスの巻線を構成する銅箔パターン(6)がプ
リントにより形成されている。また縁部にはハンダ付用
す−ド部(7)が設けられていると共に、中央部には第
8図にその代表的な形状を示すトランスのコア(1)の
形状に合わせてコア貫通孔(8)が打抜加工などによっ
て施されている。基材(5)としては可撓性のあるフレ
キシブルなものであってよい。また、同図(Blの如く
コア貫通孔(8)が同図(A)のように矩形ではなく、
円形の場合には、更に回り止め加工部(9)が設けられ
ている。
第1図の場合は片面パターンであるが、第2図1 に示
すような両面基板や、更には多層基板への応+1 用も可能である。第2図の場合には、基材(5)の夫々
の面に銅箔パターン(6a)、(6b)が形成され、そ
れらの端部がスルーホール(10)を介して接続されて
いる。そして、各面には絶縁コート材(11)が被覆さ
れている。
すような両面基板や、更には多層基板への応+1 用も可能である。第2図の場合には、基材(5)の夫々
の面に銅箔パターン(6a)、(6b)が形成され、そ
れらの端部がスルーホール(10)を介して接続されて
いる。そして、各面には絶縁コート材(11)が被覆さ
れている。
第4図はトランスの巻線をかかる基本構成の巻線形成用
シート”a=用いて形成する場合の一例を示す。
シート”a=用いて形成する場合の一例を示す。
まず、必要とするターン数に作った巻線形成用シートf
12+ (多層でなっていてもよい)を用意しく同図(
a))、夫々巻線形成用シーh (12+を所定枚数積
み上げて1次側P、2次側Sごとにブロック(13)に
しく同図(b))、そしてリードをハンダ付けする引出
し線を添えて接続を行なえばよい(同図(C))。
12+ (多層でなっていてもよい)を用意しく同図(
a))、夫々巻線形成用シーh (12+を所定枚数積
み上げて1次側P、2次側Sごとにブロック(13)に
しく同図(b))、そしてリードをハンダ付けする引出
し線を添えて接続を行なえばよい(同図(C))。
また、第5図に示すように接続用にハトメ加工またはス
ルーホール(14)が施しであるような場合には、同図
(Alのようにそれにリード線(15)を挿通し、その
状態で同図(B)の如くハンダ槽(16)に入れて処理
することもでき、更には結合を良くするために、第6図
のように1次側巻線形成用シー1−(12P)と2次側
巻線形成用シート(128)とを交互に積み」二げるよ
うにすることもできる。第7図は組立後のトランスTの
外観を示す。
ルーホール(14)が施しであるような場合には、同図
(Alのようにそれにリード線(15)を挿通し、その
状態で同図(B)の如くハンダ槽(16)に入れて処理
することもでき、更には結合を良くするために、第6図
のように1次側巻線形成用シー1−(12P)と2次側
巻線形成用シート(128)とを交互に積み」二げるよ
うにすることもできる。第7図は組立後のトランスTの
外観を示す。
このようにして、トランスの巻線を箔状の導体のパター
ンがプリントにより形成されたシートを用いて形成する
ことができる。巻線形成に当って、従来のようにボビン
にマグネットワイヤを巻き、1層毎に層間紙を入れると
いう作業や、更に高周波トランスの場合に表皮効果によ
る損失を防ぐために細いワイヤを複数本束ねて巻かなけ
ればならないという作業を行なわないで済み、それらの
作業を軽減させることができると共に、高周波トランス
にとって箔状の導体に電流を流すことによシ表皮効果の
面で有利となり、安価で性能の安定したトランスの巻線
を形成することができる。
ンがプリントにより形成されたシートを用いて形成する
ことができる。巻線形成に当って、従来のようにボビン
にマグネットワイヤを巻き、1層毎に層間紙を入れると
いう作業や、更に高周波トランスの場合に表皮効果によ
る損失を防ぐために細いワイヤを複数本束ねて巻かなけ
ればならないという作業を行なわないで済み、それらの
作業を軽減させることができると共に、高周波トランス
にとって箔状の導体に電流を流すことによシ表皮効果の
面で有利となり、安価で性能の安定したトランスの巻線
を形成することができる。
また、使用するトランスコア形状に合わせて打抜加工を
施すことにより電気的接続を容易にすることもできるし
、積層状態にし絶縁剤を含浸させることにより絶縁の強
化、取扱いの容易性を図ることもできる。更に、箔状の
導体パターンで形成された巻線を並列接続させることに
より大電流の処理を可能とすることもできる。
施すことにより電気的接続を容易にすることもできるし
、積層状態にし絶縁剤を含浸させることにより絶縁の強
化、取扱いの容易性を図ることもできる。更に、箔状の
導体パターンで形成された巻線を並列接続させることに
より大電流の処理を可能とすることもできる。
以」−のように、この発明は、トランスの巻線を形成す
る際の作業性の向上を図れ、しかも、それのみならず同
時に表皮効果の面でも有利となるので、高周波トランス
の巻線でも特別な作業を要求されるということもなく、
同じような簡単な作業で高い性能のトランスを得ること
ができる等の特長を有する。
る際の作業性の向上を図れ、しかも、それのみならず同
時に表皮効果の面でも有利となるので、高周波トランス
の巻線でも特別な作業を要求されるということもなく、
同じような簡単な作業で高い性能のトランスを得ること
ができる等の特長を有する。
第1図(Al及び(Blはこの発明に用いられる巻線形
成用のシートの基本的構造の一例を示す斜視図、第2図
fA)及び(B)は同じく他の例を示す斜視図及びその
A−A断面図、第8図(Al及び(Blは使用されるト
ランスコアの代表的な形状を示す斜視図、第4図はこの
発明による巻線形成の過程の一例を示す説明図、第5図
(Al及び(B)はそのリード接続時の他の処理方法を
説明する説明図、第6図は同じくその積層時の他の形態
を示す説明図、第7図は組立後のトランスを示す斜視図
、第8図は従来のトランスの巻線形成を説明する説明図
である。 符号説明 (1)・・・・・・コア (5)・川・・基材(6)・
・・・・・銅箔パターン (1つ・・・・・・巻線形成用シート 特許出願人 富士ゼロックス株式会社 代理人 弁理土中村智廣 同 同 成瀬勝夫 第3図 (A)(B) 第4図 第5図 (A)(B) 第6図 第7図 第8図 11
成用のシートの基本的構造の一例を示す斜視図、第2図
fA)及び(B)は同じく他の例を示す斜視図及びその
A−A断面図、第8図(Al及び(Blは使用されるト
ランスコアの代表的な形状を示す斜視図、第4図はこの
発明による巻線形成の過程の一例を示す説明図、第5図
(Al及び(B)はそのリード接続時の他の処理方法を
説明する説明図、第6図は同じくその積層時の他の形態
を示す説明図、第7図は組立後のトランスを示す斜視図
、第8図は従来のトランスの巻線形成を説明する説明図
である。 符号説明 (1)・・・・・・コア (5)・川・・基材(6)・
・・・・・銅箔パターン (1つ・・・・・・巻線形成用シート 特許出願人 富士ゼロックス株式会社 代理人 弁理土中村智廣 同 同 成瀬勝夫 第3図 (A)(B) 第4図 第5図 (A)(B) 第6図 第7図 第8図 11
Claims (1)
- 箔状の導体による巻線形成用のパターンが形成されたシ
ートを用い、これを積層してトランスの巻線を形成する
ようにしたことを特徴とするトランスの巻線形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11391484A JPS60258911A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | トランスの巻線形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11391484A JPS60258911A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | トランスの巻線形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60258911A true JPS60258911A (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=14624349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11391484A Pending JPS60258911A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | トランスの巻線形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60258911A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2604287A1 (fr) * | 1986-09-22 | 1988-03-25 | Murata Manufacturing Co | Transformateur feuillete |
JPH01189103A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型コイル |
EP0337191A1 (de) * | 1988-04-11 | 1989-10-18 | Siemens Aktiengesellschaft | Leitungstransformator |
US4992769A (en) * | 1988-11-28 | 1991-02-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Line transformer |
WO1996021935A1 (de) | 1995-01-14 | 1996-07-18 | Friemann & Wolf Gerätebau Gmbh | Planartransformator für schaltnetzteile zur erzeugung von kleinspannungen und verfahren zu dessen herstellung |
DE102011003754A1 (de) * | 2011-02-08 | 2012-08-09 | Bolzenschweißtechnik Heinz Soyer GmbH | Transformator und Wicklungselement zum Bilden eines Wicklungspakets hierfür |
-
1984
- 1984-06-05 JP JP11391484A patent/JPS60258911A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2604287A1 (fr) * | 1986-09-22 | 1988-03-25 | Murata Manufacturing Co | Transformateur feuillete |
JPH01189103A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型コイル |
EP0337191A1 (de) * | 1988-04-11 | 1989-10-18 | Siemens Aktiengesellschaft | Leitungstransformator |
US4992769A (en) * | 1988-11-28 | 1991-02-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Line transformer |
WO1996021935A1 (de) | 1995-01-14 | 1996-07-18 | Friemann & Wolf Gerätebau Gmbh | Planartransformator für schaltnetzteile zur erzeugung von kleinspannungen und verfahren zu dessen herstellung |
EP0750785B1 (de) * | 1995-01-14 | 1998-05-13 | FRIWO Gerätebau GmbH | Planartransformator für schaltnetzteile zur erzeugung von kleinspannungen und verfahren zu dessen herstellung |
DE102011003754A1 (de) * | 2011-02-08 | 2012-08-09 | Bolzenschweißtechnik Heinz Soyer GmbH | Transformator und Wicklungselement zum Bilden eines Wicklungspakets hierfür |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4984172B2 (ja) | コイル部品 | |
EP0961303B1 (en) | A transformer assembly | |
US6882260B2 (en) | Method and apparatus for insulating a planar transformer printed circuit and lead frame windings forms | |
KR940005555B1 (ko) | 박막자기헤드 | |
JPH08316054A (ja) | 薄形トランス | |
JPH11307367A (ja) | 薄型トランス | |
JPS60258911A (ja) | トランスの巻線形成方法 | |
JP2004207700A (ja) | 電子部品およびその製造方法 | |
US5534838A (en) | Low profile high power surface mount transformer | |
JPS60258907A (ja) | トランスの磁気シ−ルド方法 | |
US20040004529A1 (en) | Self lead foil winding configuration for transformers and inductors | |
JPH11307366A (ja) | 薄型トランス用コイル | |
JP2607763Y2 (ja) | トランス | |
US20020186116A1 (en) | Inductor using printed circuit board | |
JP3019334U (ja) | 平板状トランス | |
JP3811091B2 (ja) | 積層型トランスの製造方法 | |
JPS5898906A (ja) | 鉄心 | |
JPH0231796Y2 (ja) | ||
JP3473050B2 (ja) | 積層型コイル | |
JPS58137125A (ja) | 磁気ヘツド | |
JP2004235596A (ja) | プリント基板形コイル | |
JPH09219314A (ja) | Fpc型インダクタ | |
JP3109414B2 (ja) | チップアンテナの製造方法 | |
JPH04293211A (ja) | 平面トランス | |
JP2001223121A (ja) | 薄型トランス |