JPH04293211A - 平面トランス - Google Patents
平面トランスInfo
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- JPH04293211A JPH04293211A JP3058715A JP5871591A JPH04293211A JP H04293211 A JPH04293211 A JP H04293211A JP 3058715 A JP3058715 A JP 3058715A JP 5871591 A JP5871591 A JP 5871591A JP H04293211 A JPH04293211 A JP H04293211A
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- JP
- Japan
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- winding
- planar
- transformer
- coil
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 43
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 229910000808 amorphous metal alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は電源装置やインバータ、
発信器等のトランスとして好適な小型軽量で薄型の平面
トランスに係り、特に、高インダクタンス化を図った平
面トランスに関する。
発信器等のトランスとして好適な小型軽量で薄型の平面
トランスに係り、特に、高インダクタンス化を図った平
面トランスに関する。
【0003】
【従来の技術】近年、蛍光灯等のインバータ点灯回路用
トランス等として図5で示す平面トランス1が提案され
ているが、これは一次巻線2と二次巻線3を絶縁体4,
4をそれぞれ介して同心状に積層し、これを上下一対の
磁性体5a,5bで挟持し、その一方を一次側に、その
他方を二次側に構成している。
トランス等として図5で示す平面トランス1が提案され
ているが、これは一次巻線2と二次巻線3を絶縁体4,
4をそれぞれ介して同心状に積層し、これを上下一対の
磁性体5a,5bで挟持し、その一方を一次側に、その
他方を二次側に構成している。
【0004】そして、一次、二次両巻線2,3を図6(
A),(B)で示すパターンコイル6により構成して、
これら巻線2,3の薄型軽量化を図っている。
A),(B)で示すパターンコイル6により構成して、
これら巻線2,3の薄型軽量化を図っている。
【0005】この種のパターンコイル6の一例としては
電気絶縁フィルム7の表裏両面上に、エッチングにより
平面角形渦巻状のコイルパターン8a,8bをそれぞれ
形成し、表裏のコイルパターン8a,8bを、その中央
端部同士でスルーホール9により電気的に接続している
。
電気絶縁フィルム7の表裏両面上に、エッチングにより
平面角形渦巻状のコイルパターン8a,8bをそれぞれ
形成し、表裏のコイルパターン8a,8bを、その中央
端部同士でスルーホール9により電気的に接続している
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の平面トランス1では、一次、二次両巻線2,
3が共にパターンコイル6より成るので、その導体断面
積が必ずしも十分ではなく、許容電力を大きくとること
ができない。
うな従来の平面トランス1では、一次、二次両巻線2,
3が共にパターンコイル6より成るので、その導体断面
積が必ずしも十分ではなく、許容電力を大きくとること
ができない。
【0007】そこで、このコイルパターン8a,8bの
導体断面積を拡大させるために、その導体幅を拡幅する
と、今度は巻数が減少し、インダクタンスが低下すると
いう問題がある。
導体断面積を拡大させるために、その導体幅を拡幅する
と、今度は巻数が減少し、インダクタンスが低下すると
いう問題がある。
【0008】また、昇圧トランス等では二次巻線3の巻
数を増加させる必要があるが、パターンコイル6では、
その導体パターン密度に限界があるので、複数のパター
ンコイル6を積層して所定の巻数を確保する必要がある
が、これではパターンコイル6の積層数が増加するため
に、薄型化に反するという問題がある。
数を増加させる必要があるが、パターンコイル6では、
その導体パターン密度に限界があるので、複数のパター
ンコイル6を積層して所定の巻数を確保する必要がある
が、これではパターンコイル6の積層数が増加するため
に、薄型化に反するという問題がある。
【0009】そこで、本発明はこのような事情を考慮し
てなされたもので、その目的は一次側巻線のインダクタ
ンスを低下させることなしに許容電流密度を高めること
ができると共に、二次側巻線の巻数の増加に対しても、
十分に薄型化を図ることができる平面トランスを提供す
ることにある。 〔発明の構成〕
てなされたもので、その目的は一次側巻線のインダクタ
ンスを低下させることなしに許容電流密度を高めること
ができると共に、二次側巻線の巻数の増加に対しても、
十分に薄型化を図ることができる平面トランスを提供す
ることにある。 〔発明の構成〕
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般に、スラ
イスコイルが電流密度を高くできる一方、導線による平
面状巻線が巻数を多くできるという点に着目してなされ
たものであり、次のように構成される。
イスコイルが電流密度を高くできる一方、導線による平
面状巻線が巻数を多くできるという点に着目してなされ
たものであり、次のように構成される。
【0011】つまり本発明は、一次巻線をスライスコイ
ルにより構成する一方、二次巻線を、電気絶縁被膜を被
覆せしめた被覆導線を平面渦巻状に巻回してなる平面状
巻線により構成したことを特徴とする。
ルにより構成する一方、二次巻線を、電気絶縁被膜を被
覆せしめた被覆導線を平面渦巻状に巻回してなる平面状
巻線により構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】一般に、スライスコイルは電流密度を高くでき
る。したがって、スライスコイルより成る一次巻線の電
流密度を高めて、なおかつ高いインダクタンスを得るこ
とができる。
る。したがって、スライスコイルより成る一次巻線の電
流密度を高めて、なおかつ高いインダクタンスを得るこ
とができる。
【0013】一方、一般に、導線による平面状巻線が巻
数を多くとれるので、この平面状巻線の複数を積層する
積層数を低減することができるので、平面トランスの薄
型化を一段と進めることができる。
数を多くとれるので、この平面状巻線の複数を積層する
積層数を低減することができるので、平面トランスの薄
型化を一段と進めることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の一実施例の縦断面図であり
、図において、平面トランス11は一次巻線12、二次
巻線13を絶縁体14,14…をそれぞれ介して同心状
に積層し、これをアモルファス合金等より成る上下一対
の磁性体15a,15bで挟持し、その一方を一次側に
、その他方を二次側に構成している。
、図において、平面トランス11は一次巻線12、二次
巻線13を絶縁体14,14…をそれぞれ介して同心状
に積層し、これをアモルファス合金等より成る上下一対
の磁性体15a,15bで挟持し、その一方を一次側に
、その他方を二次側に構成している。
【0016】そして、一次巻線12を図2で示すスライ
スコイル16により構成する一方、二次巻線13を図3
で示す平面状巻線17により構成している。
スコイル16により構成する一方、二次巻線13を図3
で示す平面状巻線17により構成している。
【0017】前記スライスコイル16は、まず、導電性
を有する所要幅の帯状導体箔16a上に、電気絶縁層1
6bを形成してから、渦巻状に巻いて渦巻状円筒形を形
成し、次に、この渦巻円筒を軸方向に所要幅でスライス
(輪切り)することにより構成される。
を有する所要幅の帯状導体箔16a上に、電気絶縁層1
6bを形成してから、渦巻状に巻いて渦巻状円筒形を形
成し、次に、この渦巻円筒を軸方向に所要幅でスライス
(輪切り)することにより構成される。
【0018】このスライスコイル16は導体占積率の高
いために、電流密度が高く、また、巻数が多くできるこ
とによりインダクタンスが高い。
いために、電流密度が高く、また、巻数が多くできるこ
とによりインダクタンスが高い。
【0019】一方、平面状巻線17は、導線の外周面を
電気絶縁被膜で被覆した細径の被覆導線16を、高密度
で平面渦巻状に巻回し、被覆導線16の巻数を増加させ
ている。
電気絶縁被膜で被覆した細径の被覆導線16を、高密度
で平面渦巻状に巻回し、被覆導線16の巻数を増加させ
ている。
【0020】したがって、従来の巻線と同じ巻数を得よ
うとする場合1層当たりの巻数が多いので、この平面状
巻線17の積層数を低減することにより、平面トランス
11全体の薄型化を図ることができる。
うとする場合1層当たりの巻数が多いので、この平面状
巻線17の積層数を低減することにより、平面トランス
11全体の薄型化を図ることができる。
【0021】なお、図4は前記平面トランス11を、蛍
光ランプ等のランプ19を点灯するための点灯回路に組
み込む場合の一例を示している。
光ランプ等のランプ19を点灯するための点灯回路に組
み込む場合の一例を示している。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一次巻線
を、導体占積率の高いスライスコイルにより構成するの
で、一次巻線の許容電力とインダクタンスを高めること
ができる。
を、導体占積率の高いスライスコイルにより構成するの
で、一次巻線の許容電力とインダクタンスを高めること
ができる。
【0023】また、二次巻線を、巻数を多くできる平面
状巻線により構成するので、この平面状巻線の複数を積
層する積層数を低減することにより、薄型化を図ること
ができる。
状巻線により構成するので、この平面状巻線の複数を積
層する積層数を低減することにより、薄型化を図ること
ができる。
【図1】本発明に係る平面トランスの一実施例の縦断面
図。
図。
【図2】図1で示す一次巻線として平面トランスに組み
込まれるスライスコイルの縦断面図。
込まれるスライスコイルの縦断面図。
【図3】図1で示す二次巻線として平面トランスに組み
込まれる平面状巻線の平面図。
込まれる平面状巻線の平面図。
【図4】図1で示す平面トランスを組み込むランプ点灯
回路の一例を示す回路図。
回路の一例を示す回路図。
【図5】従来の平面トランスの縦断面図。
【図6】図5で示す従来の平面トランスの一次、二次巻
線として組み込まれるパターンコイルを示しており、(
A)はその平面図、(B)は図6の(A)のB−B線断
面図。
線として組み込まれるパターンコイルを示しており、(
A)はその平面図、(B)は図6の(A)のB−B線断
面図。
11 平面トランス
12 一次巻線
13 二次巻線
14 絶縁体
15a,15b 上下一対の磁性体
16 スライスコイル
16a 導体箔
16b 絶縁層
17 平面状巻線
18 被覆導線
Claims (1)
- 【請求項1】 一次巻線をスライスコイルにより構成
する一方、二次巻線を、電気絶縁被膜を被覆せしめた被
覆導線を平面渦巻状に巻回してなる平面状巻線により構
成したことを特徴とする平面トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058715A JPH04293211A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 平面トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058715A JPH04293211A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 平面トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04293211A true JPH04293211A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13092192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3058715A Pending JPH04293211A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 平面トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04293211A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060194A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-03-22 | Kobe Steel Ltd | 多相変圧器および変圧システム |
US9263181B2 (en) | 2010-07-27 | 2016-02-16 | Kobe Steel, Ltd. | Multi-phase transformer and transformation system |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3058715A patent/JPH04293211A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060194A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-03-22 | Kobe Steel Ltd | 多相変圧器および変圧システム |
US9263181B2 (en) | 2010-07-27 | 2016-02-16 | Kobe Steel, Ltd. | Multi-phase transformer and transformation system |
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