JP3109414B2 - チップアンテナの製造方法 - Google Patents

チップアンテナの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップアンテナの
製造方法に関し、特に、移動体通信用及びローカルエリ
アネットワーク(LAN)用のチップアンテナの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来のチップアンテナ50の
断面図を示す。51は絶縁体、52はコイル状の導体、
53は磁性体、54a、54bは外部接続端子である。
【0003】次に、図11(a)乃至図11(f)を参
照にして、従来のチップアンテナ50の製造方法を説明
する。まず、図11(a)に示すように、一方主面が絶
縁体51の実装面511となる絶縁体層55を形成し、
他方主面に引き出し端Sを有する略L字型の導電パター
ン56を絶縁体層55上に印刷し、絶縁体層55の中央
部分に高透磁率の磁性体パターン57を印刷する。次い
で、図11(b)に示すように、導電パターン56の右
半分及び絶縁体層55の右半分(ただし磁性体パターン
57の部分を除く)を覆う略コ字型の非磁性絶縁体層5
8を印刷する。次いで、図11(c)に示すように、略
L字型の導電パターン59を、その一端を導電パターン
56の端部と重畳させて印刷し、磁性パターン57上に
同じく磁性体パターン60を印刷する。
【0004】次いで、図11(d)に示すように、左半
分に磁性体パターン60の部分を除いて略コ字型の非磁
性絶縁体層61を印刷する。そして、図11(b)〜図
11(d)の工程(ただし、引き出し端は形成しない)
を所定の回数になるまで繰り返し、所定巻回数を得た時
点で、図11(e)に示すように、略U字型の導電パタ
ーン62を、その一端を導電パターン59の端部と重畳
させて、印刷し、その他端を非磁性絶縁体層61の端部
に露出させ、引き出し端Fを形成する。このようにし
て、引き出し端S及びFを有する螺旋状に巻回されたコ
イル状の導体52が導電パターン56、59及び62に
よって形成されたことになる。
【0005】最後に、図11(f)に示すように、全面
に絶縁体層63を印刷し、積層を終了する。このように
して、絶縁体51が絶縁体層55、58、61及び63
によって積層形成され、磁性体53が磁性パターン57
及び60によって積層形成される。この積層体を所定の
温度及び時間で焼成して一体化された焼結体とし、その
後、引き出し端S及びFに外部接続端子54a及び54
bを被着、焼き付けして、チップアンテナ50を得る。
この際、絶縁体51の下面が実装面511となり、コイ
ル状の導体52の巻回軸Cは、実装面511に対して垂
直となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のチップアンテナ50の製造方法においては、螺旋状に
巻回された導体のピッチが絶縁体層58及び61の厚み
に依存するため、ピッチを大きくするには、絶縁体層5
8及び61の厚みを厚くする必要があるが、絶縁体層5
8及び61は印刷で形成しているため、厚くするには限
界がある。従って、チップアンテナのインピーダンスの
マッチングが取れない場合が生じるという問題点があっ
た。
【0007】また、コイル状の導体52の巻回軸Cが実
装面511に直交するため、巻回数が多くなるとチップ
アンテナ50が高くなるという問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであり、所定の巻回ピッチを確保する
ためのチップアンテナの製造方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述する問題点を解決す
るため本発明は、誘電材料及び磁性材料の少なくとも一
方からなり、複数のシート層を積層して構成される基体
と、該基体の内部に螺旋状に形成された少なくとも1つ
の導体と、前記基体端面に設けられ、前記導体に電圧を
印加するための少なくとも1つの給電用端子とを備えた
チップアンテナの製造方法であって、前記基体を構成す
る複数のシート層の少なくとも2層に、線路を設け、前
記複数のシート層を積層して、前記線路間を第1のビア
ホール及び第1のスルーホールの少なくとも一方で接続
することにより、前記基体の内部に前記導体を形成し、
前記線路に接続された第2のビアホール及び第2のスル
ーホールの少なくとも一方を切断することにより、前記
基体端面に前記給電用端子を形成することを特徴とす
る。
【0010】また、誘電材料及び磁性材料の少なくとも
一方からなり、複数のシート層を積層して構成される基
体と、該基体の内部に螺旋状に形成された少なくとも1
つの導体と、前記基体端面に設けられ、前記導体に電圧
を印加するための少なくとも1つの給電用端子とを備え
たチップアンテナの製造方法であって、前記複数のシー
ト層の少なくとも2層に線路を設け、前記複数のシート
層を積層して、前記線路間を第1のビアホール及び第1
のスルーホールの少なくとも一方で接続することによ
り、前記導体を内部に設けたマザー積層体を形成した
後、該マザー積層体とともに、前記線路に接続された第
2のビアホール及び第2のスルーホールの少なくとも一
方を切断線に沿って切断することにより、前記基体端面
に前記給電用端子を形成することを特徴とする。
【0011】これにより、請求項1のチップアンテナの
製造方法によれば、シート層上に形成された線路をビア
ホール及びスルーホールの少なくとも一方で接続するこ
とにより、基体の内部に螺旋状の導体を形成するため、
導体の巻回ピッチをシート層の厚み以上にすることがで
きる。また、巻回軸を実装面に平行にすることが可能と
なる。
【0012】請求項2のチップアンテナの製造方法によ
れば、給電用端子がビアホール及びスルーホールの少な
くとも一方で形成されているため、シート層上に形成さ
れた線路を接続するためのビアホールあるいはスルーホ
ールと同時に給電用端子を形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にして本発明の
実施例を説明する。なお、各実施例中において、同一も
しくは同等の部分には同一番号を付し、詳細な説明は省
略する。
【0014】図1は、本発明に係るチップアンテナの製
造方法の第1の実施例を示す分解斜視図であり、図2
は、図1の製造方法で作製したマザー積層体を示す斜視
図であり、図3は、図1の製造方法で作製したチップア
ンテナである。そして、図1の製造方法は、4つのチッ
プアンテナ10を同時に製造する場合を示すものであ
る。
【0015】まず、酸化バリウム、酸化アルミニウム、
シリカを主成分とする混合体等のセラミック、または、
テフロン樹脂等の樹脂、または、セラミック及び樹脂の
混合体である誘電材料からなる矩形状の成形したシート
層11a〜11hを用意する。シート層11a、11h
には、給電用端子12a及び固定用端子12bに対応す
る位置に第2のビアホール13を形成する。また、シー
ト層11b上には、銅または銅合金等からなり、直角上
をなして屈曲する線路14aを、印刷、蒸着、張り合わ
せ、またはメッキによって形成し、給電用端子12a及
び固定用端子12bに対応する位置に第2のビアホール
13を形成する。
【0016】さらに、シート層11c上には、略コ字状
をなす線路14bを、一端が線路14aの一端に対応す
るように形成し、線路14bの一端、すなわち線路14
aの一端に対応する位置に第1のビアホール15aを、
給電用端子12a及び固定用端子12bに対応する位置
に第2のビアホール13を形成する。同様に、シート層
11d〜11g上には、略コ字状をなす線路14c〜1
4fを、一端が線路14b〜14eの他端に対応するよ
うに形成し、線路14c〜14fの一端、すなわち線路
14b〜14eの他端に対応する位置に第1のビアホー
ル15b〜15eを、給電用端子12a及び固定用端子
12bに対応する位置に第2のビアホール13を形成す
る。
【0017】次いで、シート層11a〜11hを積層す
ることにより、マザー積層体16を形成する。最後に、
マザー積層体16を切断線17に沿って切断し、焼成す
ることにより、チップアンテナ10が完成する。
【0018】以上の製造方法により、チップアンテナ1
0は、直方体状の基体18の内部に、基体18の高さ方
向に螺旋状に巻回される導体19を備える。すなわち、
導体19の巻回軸Cが基体18の実装面181に対して
直交している。また、第1のビアホール15a〜15e
を介して線路14a〜14fを接続することにより、巻
回断面が矩形状をなす導体19を形成する。さらに、導
体19の一端(線路14aの他端)は、基体18の端面
に引き出され、導体19に電圧を印加するための給電用
端子12aに接続される給電端19aを形成し、他端
(線路14fの他端)は、基体18の内部において自由
端19bを形成する。
【0019】上記のように、第1の実施例のチップアン
テナの製造方法によれば、第1のビアホール15a〜1
5eを介して線路14a〜14fを接続するため、巻回
する導体19の巻回ピッチpは、第1のビアホール15
a〜15eの長さ、すなわち線路14a〜14fの各間
に挟むシート層の数によって決まる。従って、線路14
a〜14fの各間に挟むシート層の数を選択することに
より、導体19の巻回ピッチpを選択でき、導体19の
インダクタンスのマッチングが可能になる。また、巻回
ピッチpの寸法を精度良く設定できる。
【0020】さらに、給電用端子12a及び固定用端子
12bを第1のビアホール13にて形成するため、マザ
ー積層体を切断した後に、給電用端子12a及び固定用
端子12bを形成する工程を必要としない。従って、製
造工程が短縮でき、低コスト化が可能になる。
【0021】図4は、本発明に係るチップアンテナの製
造方法の第2の実施例を示す分解斜視図であり、図5
は、図4の製造方法で作製したマザー積層体を示す斜視
図であり、図6は、図4の製造方法で作製したチップア
ンテナである。そして、図1の製造方法は、4つのチッ
プアンテナ20を含む場合である。
【0022】まず、第1の実施例と同様に誘電材料から
なる矩形状の成形したシート層21a〜21eを用意す
る。シート層21a、21eには、給電用端子12a及
び固定用端子12bに対応する位置に第2のビアホール
13を形成する。また、シート層21b上には、第1の
実施例と同様の方法で形成した直線上をなす線路22a
〜22cを形成し、給電用端子12a及び固定用端子1
2bに対応する位置に第2のビアホール13を形成す
る。
【0023】さらに、シート層21cには、線路22a
の一端、並びに22b、22cの一端及び他端に対応す
る位置に第1のビアホール23a〜23eを、給電用端
子12a及び固定用端子12bに対応する位置に第2の
ビアホール13を形成する。また、シート層21d上に
は、シート層21b上と同様に直線上をなす線路24a
〜24cを形成し、第1のビアホール23a〜23eに
対応する位置、すなわち線路24a、24bの一端及び
他端、並びに24cの一端に第1のビアホール25a〜
25eを、給電用端子12a及び固定用端子12bに対
応する位置に第2のビアホール13を形成する。
【0024】次いで、シート層21a〜21eを積層す
ることにより、マザー積層体26を形成する。最後に、
マザー積層体25を切断線17に沿って切断し、焼成す
ることにより、チップアンテナ20が完成する。
【0025】以上の製造方法により、チップアンテナ2
0は、直方体状の基体27の内部に、基体27の長手方
向に螺旋状に巻回される導体28を備える。すなわち、
導体28の巻回軸Cが基体27の実装面271に対して
水平になる。また、第1のビアホール23a〜23e、
25a〜25eを介して線路22a〜22c及び線路2
4a〜24cを接続することにより、巻回断面が矩形状
をなす導体27を形成する。さらに、導体28の一端
(線路22aの他端)は、基体27の端面に引き出さ
れ、導体28に電圧を印加するための給電用端子12a
に接続される給電端28aを形成し、他端(線路24c
の他端)は、基体27の内部において自由端28bを形
成する。
【0026】上記のように、第2の実施例のチップアン
テナの製造方法によれば、第1の実施例と同様の効果に
加え、導体27を基体26の長手方向に巻回することが
可能となる。従って、導体27の巻回数が増加してもチ
ップアンテナ20が高くなるということはなく、低背化
が可能となる。
【0027】図7は、本発明に係るチップアンテナの製
造方法の第3の実施例を示す斜視図であり、4つのチッ
プアンテナ30を含む場合である。
【0028】これは、第1及び第2の実施例と比較し
て、給電用端子12a及び固定用端子12bを形成する
ための第2のビアホール32の形状が長方形であるとい
う点で異なり、マザー積層体31を形成した後、切断線
17に沿って切断して、チップアンテナ30を形成す
る。
【0029】上記のように、第3の実施例のチップアン
テナの製造方法によれば、給電用端子12a及び固定用
端子12bを形状が長方形のビアホール32の形成する
ため、半田付け面積が大きくなり、半田の固定強度が向
上する。
【0030】なお、上記の第1〜第3の実施例では、給
電用端子及び固定用端子をビアホールにて形成する場合
を説明したが、マザー積層体を切断して基体を形成した
後、基体の側面に印刷等により形成してもよい。
【0031】また、上記の第1〜第3の実施例では、給
電用端子及び固定用端子をビアホールにて形成する場合
を説明したが、スルーホールにより給電用端子及び固定
用端子を形成してもよい。
【0032】さらに、上記の第1及び第2の実施例で
は、線路を接続するためにビアホールを用いたが、スル
ーホールにより線路を接続してもよい。
【0033】また、第4の実施例として、マザー積層体
を切断する場合に、図8に示すように、マザー積層体4
1を形成した後、線路を接続するビアホールあるいはス
ールホールに沿って切断して、チップアンテナ40を形
成してもよい。
【0034】さらに、上記の第3及び第4の実施例で
は、マザー積層体の長手方向、すなわち基体の長手方向
に螺旋状に巻回される導体を備える場合を説明したが、
第1の実施例のように、基体の高さ方向に螺旋状に巻回
される導体を備えてもよい。
【0035】また、上記の第1〜第4の実施例では、ビ
アホールあるいはスルーホールにより形成される給電用
端子及び固定用端子が、基体の側面の相対する一辺から
他辺、すなわち下面側の辺から上面側の辺にかけて形成
される場合を説明したが、図9に示すように基体の側面
の途中まで形成した場合でも良く、給電用端子及び固定
用端子の高さは本発明の実施にあたって必須の条件とな
るものではない。
【0036】さらに、上記の第1〜第4の実施例では、
導体が1つの場合を説明したが、導体は必要に応じて複
数本あってもよい。
【0037】また、給電用端子が1つの場合を説明した
が、給電用端子は必要に応じて複数個あってもよい。
【0038】さらに、基体を形成するシート層の材料と
して、誘電材料の場合を説明したが、磁性材料あるいは
誘電材料と磁性材料の組み合わせでもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1のチップアンテナの製造方法に
よれば、ビアホール及びスルーホールの少なくとも一方
を介して線路を接続するため、巻回する導体の巻回ピッ
チは、ビアホールあるいはスルーホールの長さ、すなわ
ち線路間に挟むシート層の数によって決まる。従って、
線路間に挟むシート層の数を選択することにより、導体
の巻回ピッチを選択でき、導体のインダクタンスのマッ
チングが可能になる。また、巻回ピッチの寸法を精度良
く設定できる。
【0040】さらに、導体を基体の長手方向に巻回する
ことが可能となる。従って、巻回数が増加してもチップ
アンテナが高くなるということはなく、低背化が可能と
なる。
【0041】請求項2のチップアンテナの製造方法によ
れば、給電用端子をビアホール及びスルーホールの少な
くとも一方で形成するため、マザー積層体を切断した後
に、給電用端子を形成する工程を必要としない。従っ
て、製造工程が短縮でき、低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップアンテナの製造方法の第1
の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の製造方法で作製したマザー積層体の斜視
図である。
【図3】図1の製造方法で作製したチップアンテナの斜
視図である。
【図4】本発明に係るチップアンテナの製造方法の第2
の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】図4の製造方法で作製したマザー積層体の斜視
図である。
【図6】図4の製造方法で作製したチップアンテナの斜
視図である。
【図7】本発明に係るチップアンテナの製造方法の第3
の実施例で作製したマザー積層体の斜視図である。
【図8】本発明に係るチップアンテナの製造方法の第4
の実施例で作製したマザー積層体の斜視図である。
【図9】本発明に係るチップアンテナの製造方法の変形
例を示す斜視図である。
【図10】従来のチップアンテナの断面図である。
【図11】図10のチップアンテナの製造方法を説明す
る概略平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神波 誠治 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 審査官 林 茂樹 (56)参考文献 特開 平5−22017(JP,A) 特開 平1−212491(JP,A) 特開 平2−121387(JP,A) 特開 平6−177545(JP,A) 実開 平3−90110(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/02 H01Q 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電材料及び磁性材料の少なくとも一方
    からなり、複数のシート層を積層して構成される基体
    と、該基体の内部に螺旋状に形成された少なくとも1つ
    の導体と、前記基体端面に設けられ、前記導体に電圧を
    印加するための少なくとも1つの給電用端子とを備えた
    チップアンテナの製造方法であって、 前記基体を構成する複数のシート層の少なくとも2層
    に、線路を設け、前記複数のシート層を積層して、前記
    線路間を第1のビアホール及び第1のスルーホールの少
    なくとも一方で接続することにより、前記基体の内部に
    前記導体を形成し、前記線路に接続された第2のビアホ
    ール及び第2のスルーホールの少なくとも一方を切断す
    ることにより、前記基体端面に前記給電用端子を形成
    ることを特徴とするチップアンテナの製造方法。
  2. 【請求項2】 誘電材料及び磁性材料の少なくとも一方
    からなり、複数のシート層を積層して構成される基体
    と、該基体の内部に螺旋状に形成された少なくとも1つ
    の導体と、前記基体端面に設けられ、前記導体に電圧を
    印加するための少なくとも1つの給電用端子とを備えた
    チップアンテナの製造方法であって、 前記複数のシート層の少なくとも2層に線路を設け、前
    記複数のシート層を積層して、前記線路間を第1のビア
    ホール及び第1のスルーホールの少なくとも一方で接続
    することにより、前記導体を内部に設けたマザー積層体
    を形成し、該マザー積層体とともに、前記線路に接続さ
    れた第2のビアホール及び第2のスルーホールの少なく
    とも一方を切断線に沿って切断することにより、前記基
    体端面に前記給電用端子を形成した後、焼成することを
    特徴とするチップアンテナの製造方法。
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