JPH08285356A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH08285356A
JPH08285356A JP7084133A JP8413395A JPH08285356A JP H08285356 A JPH08285356 A JP H08285356A JP 7084133 A JP7084133 A JP 7084133A JP 8413395 A JP8413395 A JP 8413395A JP H08285356 A JPH08285356 A JP H08285356A
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JP
Japan
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temperature
overload protection
heat exchanger
outdoor
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP7084133A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichiro Kuwamura
俊一郎 桑村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機による暖房運転において、過負荷
保護の動作回数を減らすことにより、室内温度の変化を
少なくし、快適性を向上させる。 【構成】 過負荷保護機能を有する空気調和機におい
て、過負荷保護の動作回数が例えば20分以内に5回に
達した場合、5回目の過負荷保護が解除された後、室外
送風機を例えば30分間低速運転して室外熱交換器の熱
交換量を低下させることにより、過負荷保護の動作回数
を減らす。これにより、室内温度の変化が少なくなり、
快適性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係わり、詳
しくは、暖房運転時の過負荷保護動作に伴う室温の変化
をより少なくするための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機による暖房運転では外気温度
が高かったり、室内機側の送風が弱かったりすると冷凍
サイクルの高圧側の圧力が許容値を超え、かつ、室内熱
交換器の温度(凝縮温度)が異常上昇する。このような
時には圧縮機を動作させたまま室外送風機の運転を停止
させる、いわゆる、過負荷保護動作を実行させ、冷凍サ
イクルの高圧圧力の上昇を抑えるようになっている。室
内熱交換器の温度は同室内熱交換器に設けられた温度検
出手段により検出され、その検出値が予め設定されてい
る過負荷保護動作開始温度に達すると室内機制御部は室
外機制御部に対し、室外送風機の運転を停止するよう指
令し、室内熱交換器の温度が過負荷保護動作解除温度ま
で降下すると室内機制御部は室外機制御部に対し、室外
送風機の運転を再開するよう指令するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような制御を行うようになっている空気調和機では例え
ば外気温度が高くなるに連れ、過負荷保護の動作と解除
が頻繁に繰り返されるようになり、その影響で室内熱交
換器の温度(凝縮温度)が大きく変動し、室温の変化が
大きくなってしまうため、快適性が損なわれるという欠
点がある。したがって、本発明においては、圧縮機その
他の機器に特に負担をかけることなく過負荷保護機能の
動作回数を減らすことのできる空気調和機を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、暖房運転中の室内熱
交換器温度が過負荷保護動作開始温度まで上昇すると室
外送風機の運転を停止し、過負荷保護動作解除温度まで
降下すると室外送風機の運転を再開する過負荷保護機能
を備えてなる空気調和機において、前記過負荷保護機能
が所定時間内に所定回数動作した場合、前記室外送風機
の回転数を減速し、室外熱交換器の熱交換量を低下させ
るようにした。
【0005】
【作用】上記の手段によれば、過負荷保護機能が所定時
間内に所定回数動作した場合、室外送風機の回転数を減
らして室外熱交換器の熱交換量を低下させることによ
り、室内熱交換器の温度が上昇し過ぎるのを抑えること
ができ、その結果として、過負荷保護機能の動作回数を
減らすことができるので、室内温度の変化をより小さく
することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は空気調和機の基本的な冷凍サイク
ルとその制御系の概略を表したもので、1は圧縮機、2
は運転モードに対応させて冷媒の流れを切り換える四方
弁、3は室内熱交換器、4はキャピラリーチューブ等を
用いた絞り手段、5は室外熱交換器で、暖房運転時の冷
媒は1,2,3,4,5の順に流れ、再度、四方弁2を
経由して圧縮機1に戻るようになっている。室外熱交換
器5は室外機制御部6で制御される室外送風機7により
空冷され、室内熱交換器3で熱交換された空気は室内機
制御部8で制御される室内送風機9によって室内へ送出
されるようになっており、室内機制御部8と室外機制御
部6間は信号線10で結ばれている。また、圧縮機1の
吐出側配管には高圧圧力を検出する圧力センサ11が、
室内熱交換器3の中央部には同室内熱交換器3の温度
(凝縮温度)を検出する温度センサ12がそれぞれ設け
られている。
【0007】室内機制御部8および室外機制御部6には
それぞれ図示はされてないが、温度情報等のアナログ信
号をデジタル変換するA/D変換部の他、タイマー部、
記憶部、比較部などがあり、圧力センサ11により検出
される高圧圧力、図示されてない温度センサにより検出
される室外熱交換器5の暖房運転時の入口温度および外
気温度等に関する情報は室外機制御部6側のA/D変換
部に入力され、一方、室内機制御部8側のA/D変換部
には温度センサ12により検出される室内熱交換器3の
温度、図示されてない温度センサにより検出される室内
温度等に関する情報が入力されるようになっている。な
お、上述の記憶部には暖房運転時の過負荷保護の判定基
準となる過負荷保護動作開始温度および過負荷保護動作
解除温度が記憶されている。
【0008】ところで、暖房運転では室内熱交換器3の
温度が予め設定された過負荷保護動作開始温度まで上昇
すると室外送風機7の運転を停止し、その後、室内熱交
換器3の温度が過負荷保護動作解除温度まで降下すると
室外送風機7の運転を再開させるという過負荷保護動作
を繰り返すことにより冷凍サイクル(圧縮機1)を過負
荷状態から保護するようになっているが、特に本実施例
では、図2に示すように過負荷保護が所定時間内に所定
回数、例えば20分内に5回動作した場合、室外送風機
7の回転数を高速から低速に変えて室外熱交換器5の熱
交換量を低下させることにより、過負荷保護が頻繁に動
作するのを避け、室温変化をより少なくするようになっ
ている。
【0009】図3は上述の過負荷保護動作の一例をフロ
ーチャートで表したもので、暖房運転が開始されると、
ステップST1では過負荷保護の動作をカウントするカ
ウンターと、過負荷保護の一回目の動作で始動する10
分タイマーと、室外送風機7の低速運転時間を計測する
30分タイマーがそれぞれリセットされる。ステップS
T2では過負荷保護が動作したかどうかを判定し、過負
荷保護が動作した場合にはステップST3で室外送風機
(以下、室外ファンモータという)7を停止し、ステッ
プST4で過負荷保護の動作回数をカウントするカウン
ターの値をプラス(+1)する。ステップST5では過
負荷保護動作のカウント数が1になったと判定すると次
のステップST6で20分タイマーをスタートさせる。
【0010】ステップST7では過負荷保護動作のカウ
ント数が5になったかどうかを判定し、5未満であれば
ステップST8で過負荷保護が解除されたかどうかを判
定し、解除されていればステップST9で室外ファンモ
ータ7を高速で運転再開し、ステップST2〜ステップ
ST9の作業を繰り返し行うことになるが、ステップS
T7で過負荷保護動作のカウント数が5になったと判定
されるとステップST10で20分タイマーがタイムア
ップしたかどうか判定される。これは過負荷保護動作が
20分以内に5回繰り返されたかどうかを判断するため
の作業で、もし、ステップST10における判定で20
分タイマーがタイムアップしていたらステップST11
で過負荷保護が解除されるのを待ち、過負荷保護が解除
されたらステップST12で室外ファンモータ7を高速
で運転再開する。
【0011】一方、過負荷保護動作が20分以内に5回
繰り返された場合にはステップST13で過負荷保護が
解除されるのを待ち、過負荷保護が解除されたらステッ
プST14で室外ファンモータ7を低速で運転再開す
る。ステップST15では過負荷保護が動作したかどう
かを判定し、動作していればステップST16で過負荷
保護動作をカウントするカウンターと、20分タイマー
と、30分タイマーをそれぞれリセットしてステップS
T3に戻すことになるが、過負荷保護が動作してなかっ
た場合にはステップST17で30分タイマーをスター
トさせ、ステップST18で30分タイマーがタイムア
ップしたと判定されるまで室外ファンモータ7の低速運
転を行い、ステップST19で室外ファンモータ7を高
速運転に切換えるようにしている。このような作業を行
えば冷凍サイクルに悪影響を及ぼすことなく過負荷保護
の動作回数を減らすことができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したような制御機能を備えた空
気調和機であるならば、過負荷保護が頻繁に行われるよ
うな条件下でも、その過負荷保護の動作回数が冷凍サイ
クルに何ら悪影響を及ぼすことなく抑制されるので、室
内温度の変化もより少なくなり、暖房運転における快適
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気調和機の冷凍サイクルとそ
の制御系の概略図である。
【図2】本発明に基づく過負荷保護動作例を表すタイム
チャートである。
【図3】本発明の過負荷保護動作例を表すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室内熱交換器 4 絞り手段 5 室外熱交換器 6 室外機制御部 7 室外送風機(室外ファンモータ) 8 室内機制御部 9 室内送風機 10 信号線 11 圧力センサ 12 温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房運転中の室内熱交換器温度が過負荷
    保護動作開始温度まで上昇すると室外送風機の運転を停
    止し、過負荷保護動作解除温度まで降下すると室外送風
    機の運転を再開する過負荷保護機能を備えてなる空気調
    和機において、前記過負荷保護機能が所定時間内に所定
    回数動作した場合、前記室外送風機の回転数を減速し、
    室外熱交換器の熱交換量を低下させるようにしてなるこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記室外送風機の回転数を少なくとも高
    速と低速に切換可能にしてなる請求項1記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 前記過負荷保護機能による一回目の保護
    動作開始から所定時間を計測するタイマーと、前記過負
    荷保護機能の動作回数をカウントするカウンターとを備
    え、同カウンターによりカウントされた過負荷保護機能
    の動作回数が前記所定時間内に所定回数に達しなかった
    場合、前記カウンターをリセットするようにしてなる請
    求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記室外送風機を低速運転していると
    き、前記室内熱交換器温度が暖房過負荷保護動作開始温
    度まで上昇したら、前記室外送風機の運転を停止するよ
    うにしてなる請求項1記載の空気調和機。
JP7084133A 1995-04-10 1995-04-10 空気調和機 Pending JPH08285356A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101893310A (zh) * 2010-08-31 2010-11-24 四川长虹空调有限公司 热泵空调器制热模式下防压缩机过载的控制方法
WO2019015137A1 (zh) * 2017-07-21 2019-01-24 广东美的暖通设备有限公司 空调器的控制方法、控制装置和空调器
CN110131832A (zh) * 2019-05-10 2019-08-16 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种空调器防高温保护的控制方法及装置
CN111578440A (zh) * 2020-05-09 2020-08-25 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种空调器制热防高温控制方法、控制装置及空调器

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