JPH082839Y2 - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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JPH082839Y2
JPH082839Y2 JP6555590U JP6555590U JPH082839Y2 JP H082839 Y2 JPH082839 Y2 JP H082839Y2 JP 6555590 U JP6555590 U JP 6555590U JP 6555590 U JP6555590 U JP 6555590U JP H082839 Y2 JPH082839 Y2 JP H082839Y2
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clamper
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隆哉 上村
和夫 中村
敏行 工藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、映像または音声信号を記録したディスクを
再生する再生装置に適用されるディスククランプ装置に
関する。
(ロ)従来の技術 従来、光学式ディスクプレーヤにおいて、ディスクを
ターンテーブルに押圧し、且つこの状態でターンテーブ
ルを回転可能とするディスククランプ装置は種々提案さ
れている。
例えば特公平1-27508号(G11B17/022)にはターンテ
ーブルに対して回動又は平行移動する支持体に対してボ
ールを介してクランパを設け、この支持体をコイルスプ
リングにてターンテーブル方向に付勢する構成としたデ
ィスククランプ装置が開示されている。
上記実施例にあっては、クランパが支持体と共振現象
を起こしやすく、装置も大型化するものであった。そこ
で、本件出願人は、先に実願平1-127691号にて小型で且
つ安定したクランプ動作を行える装置を提案している。
第12図は、この先願技術の要旨を示すものであり、
(a)は側面図、(b)は上面図である。ここで、この
先願技術について簡単に説明する。
クランパ(1)には、ターンテーブル(50)上に一体
に回転する様に載置されたディスク(D)に圧着する押
圧部(1a)と、クランパ支持体(2)の脚部(2a)(2
a)(2a)を貫通させる貫通孔(1b)(1b)(1b)が形
成され、更にこのクランパの外周部には傾斜面(1d)を
有する突出部(1c)が設けられている。脚部(2a)の先
端には、フック(2b)が形成され、このフックがクラン
パ(1)の底面に係合することにより、クランパ(1)
と支持体(2)とは一体となり、ディスククランプ時に
はディスクと一体に回転する。支持体(2)の中心に
は、クランパ(1)との相対的な位置関係を維持する案
内部(2e)が下方に延在し、この先端にはスピンドルモ
ータ(図示省略)の軸と嵌合する嵌合孔(2d)が設けら
れて、ディスク(D)に対するセンター出しを行ってい
る。尚、案内部(2e)は、クランパ(1)の中心に形成
された嵌合孔(1f)に嵌合されている。更に、支持体
(2)の上端には、鍔部(2c)が形成され、ディスクを
クランプしない場合には、クランパホルダ(5)の上面
と係合してホルダ(5)に支持され、ディスクをクラン
プしている場合には鍔部(2c)はクランパホルダ(5)
から離間し、鍔部(2c)の中央に設けた凸部(3)がク
ランパホルダ(5)に取り付けられた押圧体(6)に当
接する。支持体(2)にはディスクのターンテーブル上
への圧着に際してクランプ力を作用させるための板バネ
(4)が固着されており、この板バネの3本の舌片(4
a)(4a)(4a)の端部は、傾斜面(1d)に係止されて
いる。尚、舌片(4a)はいずれも板バネの中心に対して
対称的に配置されているので、均一なクランプ力を作用
させることが可能となる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上述の構成では、第13図に示す如く、貫通孔(1b)に
脚部(2a)を挿入するために、貫通孔の幅(x)と脚部
(2a)の最大幅(y)の関係はx>yでなければならな
い。しかしながら、例えばディスクプレーヤの輸送時の
振動により、またディスクに対してクランパが傾いて当
接された時に、脚部(2a)が変形してクランパから離脱
し、ディスクのクランプが困難となる場合があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、情報が記録されたディスクを載置して一体
に回転するターンテーブルと、先端にフックを配設した
脚部を有するクランパ支持部材と、同心円上に配置され
脚部を貫通させる複数の貫通孔と、貫通孔の少なくとも
一端に連設された幅狭の案内孔を有するクランパと、ク
ランパと支持部材間に配設され、クランパをターンテー
ブル上のディスクを押圧する方向に付勢する弾性部材を
備え、脚部を貫通孔に貫通させた後に、案内孔内を摺動
させてフックとクランパとを係合状態とすることにより
クランパとクランパ支持部材とを一体とし、且つ案内孔
の幅はフックとクランパとの係合の解除を不可能とする
大きさに設定されていることを特徴とする。
また、別の手段として、クランパに支持部材の脚部を
貫通させる複数の貫通孔を設け、更に脚部の貫通孔への
挿入を許容し、一旦フックがクランパと係合状態になれ
ば、係合状態が解除されない方向に脚部を付勢する弾性
付勢片を貫通孔内に配設することを特徴とする。
更に、別の手段として、クランパの貫通孔の近傍位置
に凹部を配設し、フックの先端にフックに直交する突部
を形成して、突部を凹部に嵌合せしめることを特徴とす
る。
(ホ)作用 本考案は、上述の如く構成したので、一旦フックとク
ランプとが係合状態になるとこの係合解除は困難とな
り、支持体とクランパとは常に一体となる。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本考案の実施例について説明する。
第1図及び第2図は第1実施例を示す図である。尚、従
来技術と同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
クランパ(1)には、貫通孔(7a)(7a)(7a)が同
心円上に配設され、これらの貫通孔の夫々の矢印A方向
側の端部には、貫通孔の幅よりも幅狭の案内孔(7b)
(7b)(7b)が同心円上に連設されている。(8)
(8)(8)はクランパ(1)の外周部に形成された傾
斜面(1d)に等間隔に設けられた係止部である。
次に支持体(2)をクランパ(1)と一体に組み立て
る手順について説明する。従来技術と同様に、板バネ
(4)が固着された支持体(2)に具備された脚部(2
a)を先ず貫通孔(7a)に挿入し、次いで、支持体
(2)を矢印A方向に回転することにより脚部(2a)は
案内孔(7b)内に位置することになる。この際、板バネ
(4)も同様に回転して係止部(8)側に移動する。こ
こで、係止部(8)は、第2図に示す様に、係止壁(8
a)に向かって漸次角度をもって摺動面(8b)が形成さ
れており、板バネ(4)の回転により舌片(4a)の先端
の屈曲部(4b)が摺動面(8b)に沿って移動し、鎖線に
示す様に係止壁(8a)で係止される。この係止状態で
は、舌片(4a)は矢印A方向とは逆方向へは移動できな
い。尚、摺動面(8b)は平坦として示したが、曲面であ
っても良いことは言うまでもない。ところで、案内孔
(7b)の幅(Z)は、第13図の脚部(2a)の幅(y)よ
りも小さく設定されているため、脚部(2a)が案内孔
(7b)内にある場合には、フック(2b)とクランパ
(1)下面との係合は解除されない。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示すもの
で、案内孔(7b)の連設方向を貫通孔(7a)のA方向と
は逆のB方向側に配置すると共に、クランパ(1)の外
周の全周に凸部(51)を配設し、係止部(81)としてこ
の凸部(51)を切欠いて溝状にし、支持体(2)を回転
させる際には、凸部(51)上に舌片(4a)の先端を乗せ
て回転させれば、係止部(81)内に板バネが落ち込み係
止状態となる。尚、この支持体(2)の回転方向は、前
述の第1実施例とは逆方向となる。第5図は本考案の第
3実施例を示すもので、貫通孔(7a)の両端に案内孔
(7b)(7b)が同心円上に設けられ、一体に組み立てる
場合に支持体(2)をAあるいはBのいずれかの方向に
回転させればよい構成となっている。これに伴って、一
対の係止部(8)(8)が形成されることになる。尚、
係止部(8)(8)の構成は第1実施例と同一であり、
一対の摺動面(8b)(8b)の傾きは逆方向となる。
第6図は第4実施例を示すもので、貫通孔(7a)と案
内孔(7b)との境界部に、弾性を有する係止片(7c)を
設け、脚部(2a)を貫通孔(7a)に挿入した後に案内孔
(7b)に移動させるときには、係止片(7c)が弾性変形
して脚部の通過が可能となり、脚部(2a)が案内孔(7
b)に挿入された後には係止片(7c)が脚部に抗する様
に付勢する構成とした。
第7図は第5実施例を示すもので、係止部を一対の係
止突部(9a)(9a)にて構成した例で、支持体(2)の
回転時に舌片(4a)を上方に持ち上げて係止突部(9a)
(9a)間に落とし込むことで舌片(4a)の係止が可能と
なる。
第8図は第6実施例を示すもので、係止部を円柱状突
起(13)にて構成し、舌片(4a)側に突起(13)を遊嵌
させる長孔(4c)を設けることにより対処している。
尚、長孔(4c)は、ディスクのクランプ時と非クランプ
時に舌片(4a)が矢印C方向に変位するため、変位に支
障がない方向に延在している。
また、貫通孔(7a)に抜け止め機能を有する案内孔
(7b)を連設する代わりに貫通孔(7a)に抜け止め機能
を持たせた例を次に示す。
第7実施例では、第9図に示すように、貫通孔(7a)
の内壁に弾性舌片(10)を斜下方向に延在させ、支持体
(2)の脚部(2a)を上方向からこの貫通孔(7a)に挿
入した時に、弾性舌片10は弾性変形して脚部(2a)の挿
入を許容する様に構成されている。一方、挿入された脚
部(2a)の先端にはフック(2b)と反対側に小フック
(2g)が形成されており、脚部(2a)の挿入が完了した
時点で小フック(2g)が弾性舌片(10)と係合して上方
向への抜け止めが可能となる。
第8実施例では第10図に示す様に、貫通孔(7a)の内
壁にJ字状の弾性係止部(11)を一体形成し、脚部(2
a)が貫通孔(7a)に一旦挿入されて、フック(2b)が
クランパ(1)と係合状態になった後に、この係合を解
除して脚部(2a)を抜去しようとする際に弾性係止部
(11)が脚部(2a)の水平方向の変位を規制して抜け止
めを為す様に構成されている。
第9実施例では、第11図に示す様に、貫通孔(7a)の
近傍のクランパ(1)底面に凹部(1g)を形成し、更に
脚部(2a)のフック(2b)の先端に突部(2h)を形成
し、脚部(2a)を貫通孔(7a)に挿入した後に、突部
(2h)を凹部(1g)に挿嵌することにより脚部(2a)の
上方向への抜け止めが可能となる。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案によれば、脚部の先端のフックとク
ランパとが一旦係合状態となり支持体とクランパが一体
になれば、この係合状態を解除することは困難となり安
定したディスククランプが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本考案の実施例に係り、第1図及び
第2図は第1実施例を示す図、第3図及び第4図は第2
実施例を示す図、第5図は第3実施例を示す図、第6図
は第4実施例を示す図、第7図は第5実施例を示す図、
第8図は第6実施例を示す図、第9図は第7実施例を示
す図、第10図は第8実施例を示す図、第11図は第9実施
例を示す図である。第12図、第13図は従来例を示す図で
ある。 (50)……ターンテーブル、(2)……クランパ支持
体、(2b)……フック、(2a)……脚部、(7a)……貫
通孔、(7b)……案内孔、(1)……クランパ、(10)
……弾性舌片、(11)……弾性係止部、(1g)……凹
部、(2h)……突部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−206055(JP,A) 特開 平2−223054(JP,A) 実開 昭61−28138(JP,U) 実開 平2−105260(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録されたディスクを載置して一体
    に回転するターンテーブルと、 先端にフックを配設した脚部を有するクランパ支持部材
    と、 同心円上に配置され該脚部を貫通させる複数の貫通孔
    と、該貫通孔の少なくとも一端に連設された幅狭の案内
    孔を有するクランパと、 該クランパと前記支持部材間に配設され、前記クランパ
    を前記ターンテーブル上のディスクを押圧する方向に付
    勢する弾性部材を備え、 前記脚部を前記貫通孔に貫通させた後に、前記案内孔内
    を変位させて前記フックと前記クランパとを係合状態と
    することにより、前記クランパと前記クランパ支持部材
    とを一体とし、且つ前記案内孔の幅は前記フックと前記
    クランパとの係合の解除を不可能とする大きさに設定さ
    れていることを特徴とするディスククランプ装置。
  2. 【請求項2】情報が記録されたディスクを載置して一体
    に回転するターンテーブルと、 先端にフックを配設した複数の脚部を有するクランプ支
    持部材と、 同心円上に配置され該脚部を貫通させる複数の貫通孔を
    有するクランパと、 該クランパと前記支持部材間に配設され、前記クランパ
    を前記ターンテーブル上のディスクを押圧する方向に付
    勢する弾性部材を備えたディスククランプ装置におい
    て、 前記脚部の前記貫通孔への挿入を許容し、一旦前記フッ
    クが前記クランパと係合状態になれば、前記係合状態が
    解除されない方向に前記脚部を付勢する弾性付勢片を前
    記貫通孔内に配設したディスククランプ装置。
  3. 【請求項3】情報が記録されたディスクを載置して一体
    に回転するターンテーブルと、 先端にフックを配設した複数の脚部を有するクランプ支
    持部材と、 同心円上に配置され該脚部を貫通させる複数の貫通孔を
    有するクランパと、 該クランパと前記支持部材間に配設され、前記クランパ
    を前記ターンテーブル上のディスクを押圧する方向に付
    勢する弾性部材を備えたディスククランプ装置におい
    て、 前記クランパの前記貫通孔の近傍位置に凹部を配設し、
    前記フックの先端に前記フックに直交する突部を形成し
    て、前記突部を前記凹部に嵌合せしめることを特徴とす
    るディスククランプ装置。
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