JPH08283451A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH08283451A JPH08283451A JP11925695A JP11925695A JPH08283451A JP H08283451 A JPH08283451 A JP H08283451A JP 11925695 A JP11925695 A JP 11925695A JP 11925695 A JP11925695 A JP 11925695A JP H08283451 A JPH08283451 A JP H08283451A
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- Japan
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- thermoplastic resin
- weight
- flame retardant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐光性に優れ、かつ、低コストの熱可塑性樹
脂組成物を提供する。 【構成】 下記化合物((A)〜(C))を主要成分と
して含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 (A)熱可塑性樹脂 100重量部 (B)ハロゲン系難燃剤 2〜40重量部 (C)無機セリウム化合物 0.01〜5重量部
脂組成物を提供する。 【構成】 下記化合物((A)〜(C))を主要成分と
して含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 (A)熱可塑性樹脂 100重量部 (B)ハロゲン系難燃剤 2〜40重量部 (C)無機セリウム化合物 0.01〜5重量部
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂組成物に
関する。さらに詳しくは、耐光性に優れた、電気・電子
部品、自動車部品、機械部品、雑貨などの幅広い分野で
使用できる熱可塑性樹脂組成物に関する。
関する。さらに詳しくは、耐光性に優れた、電気・電子
部品、自動車部品、機械部品、雑貨などの幅広い分野で
使用できる熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱可塑性樹脂は、量産性、デ
ザインの自由度、寸法精度、機械的性質、電気的性質、
熱的性質などに優れているので、電気・電子部品、自動
車部品、機械部品、建築部品、雑貨などの広い分野で使
用されている。
ザインの自由度、寸法精度、機械的性質、電気的性質、
熱的性質などに優れているので、電気・電子部品、自動
車部品、機械部品、建築部品、雑貨などの広い分野で使
用されている。
【0003】しかしながら、熱可塑性樹脂成形品は大陽
光、蛍光灯の光などに長時間にわたって暴露されたと
き、成形品表面に黄変が発生し、家電、OAのハウジン
グ材等の商品価値を著しく低下させ、用途が制限される
ことがあった。特に、ハロゲン系難燃剤を用いた場合、
この傾向は顕著であった。従って、熱可塑性樹脂成形品
が各種の光に暴露された時、特にハロゲン系難燃剤を用
いた場合に、成形品表面の黄変の発生防止が強く望まれ
ていた。
光、蛍光灯の光などに長時間にわたって暴露されたと
き、成形品表面に黄変が発生し、家電、OAのハウジン
グ材等の商品価値を著しく低下させ、用途が制限される
ことがあった。特に、ハロゲン系難燃剤を用いた場合、
この傾向は顕著であった。従って、熱可塑性樹脂成形品
が各種の光に暴露された時、特にハロゲン系難燃剤を用
いた場合に、成形品表面の黄変の発生防止が強く望まれ
ていた。
【0004】このような要請に応じて、下記のような各
種の紫外線吸収剤を含有した樹脂組成物が提案されてい
る。 熱可塑性樹脂100重量部に対して、平均粒径が0.
06μm以下である微細な酸化チタン、酸化セリウム、
酸化亜鉛から選ばれた化合物を、0.05〜10重量部
配合してなる樹脂組成物(特開平7−3070号公
報)。 有機ホスフェート系難燃剤(A)と、それ以外の他の
1種以上の難燃剤とを必須として含有することを特徴と
した難燃性を有する熱可塑性有機重合体組成物(特開平
5−247262号公報)。
種の紫外線吸収剤を含有した樹脂組成物が提案されてい
る。 熱可塑性樹脂100重量部に対して、平均粒径が0.
06μm以下である微細な酸化チタン、酸化セリウム、
酸化亜鉛から選ばれた化合物を、0.05〜10重量部
配合してなる樹脂組成物(特開平7−3070号公
報)。 有機ホスフェート系難燃剤(A)と、それ以外の他の
1種以上の難燃剤とを必須として含有することを特徴と
した難燃性を有する熱可塑性有機重合体組成物(特開平
5−247262号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、の樹脂組成
物は、シートやフィルムなどの押出成形時に耐候性改良
剤の揮散がなく、押出成形や射出成形の際にロールや金
型への付着物がなく、また射出成形時にガスベントの閉
塞や、突き出しピンなどへの付着物がなく、またクラッ
クの発生が殆どなく、機械的性質に優れているものの、
耐光性については、特にハロゲン系難燃剤を配合した場
合には、必ずしも十分であるとはいえなかった。また、
の難燃性有機重合体組成物は、添加剤のブリードアウ
トが少なく、難燃性、機械的物性、耐候性、成形加工性
等をバランス良く備えているものの、耐候性の中で特に
耐光性については必ずしも十分とはいえず、また高価格
なものとならざるを得なかった。
物は、シートやフィルムなどの押出成形時に耐候性改良
剤の揮散がなく、押出成形や射出成形の際にロールや金
型への付着物がなく、また射出成形時にガスベントの閉
塞や、突き出しピンなどへの付着物がなく、またクラッ
クの発生が殆どなく、機械的性質に優れているものの、
耐光性については、特にハロゲン系難燃剤を配合した場
合には、必ずしも十分であるとはいえなかった。また、
の難燃性有機重合体組成物は、添加剤のブリードアウ
トが少なく、難燃性、機械的物性、耐候性、成形加工性
等をバランス良く備えているものの、耐候性の中で特に
耐光性については必ずしも十分とはいえず、また高価格
なものとならざるを得なかった。
【0006】本発明は、上述の問題に鑑みなされたもの
であり、耐光性に優れ、かつ、低コストの熱可塑性樹脂
組成物を提供することを目的とする。
であり、耐光性に優れ、かつ、低コストの熱可塑性樹脂
組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、下記化合物((A)〜(C))を
主要成分として含有することを特徴とする熱可塑性樹脂
組成物が提供される。 (A)熱可塑性樹脂 100重量部 (B)ハロゲン系難燃剤 2〜40重量部 (C)無機セリウム化合物 0.01〜5重量部
め、本発明によれば、下記化合物((A)〜(C))を
主要成分として含有することを特徴とする熱可塑性樹脂
組成物が提供される。 (A)熱可塑性樹脂 100重量部 (B)ハロゲン系難燃剤 2〜40重量部 (C)無機セリウム化合物 0.01〜5重量部
【0008】また、その好ましい態様として、前記化合
物((A)〜(C))に加えて、(D)難燃助剤0.5
〜20重量部配合してなることを特徴とする熱可塑性樹
脂組成物が提供される。
物((A)〜(C))に加えて、(D)難燃助剤0.5
〜20重量部配合してなることを特徴とする熱可塑性樹
脂組成物が提供される。
【0009】また、その好ましい態様として、前記化合
物((A)〜(C))または((A)〜(D))に加え
て、(E)酸化チタン又は酸化亜鉛0.2〜20重量部
配合してなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物が提
供される。
物((A)〜(C))または((A)〜(D))に加え
て、(E)酸化チタン又は酸化亜鉛0.2〜20重量部
配合してなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物が提
供される。
【0010】また、その好ましい態様として、前記無機
セリウム化合物が、酸化セリウムであることを特徴とす
る熱可塑性樹脂組成物が提供される。
セリウム化合物が、酸化セリウムであることを特徴とす
る熱可塑性樹脂組成物が提供される。
【0011】また、その好ましい態様として、ハロゲン
系難燃剤が、臭素化エポキシ化合物であることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物が提供される。
系難燃剤が、臭素化エポキシ化合物であることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物が提供される。
【0012】さらに、その好ましい態様として、熱可塑
性樹脂が、スチレン系樹脂であることを特徴とする熱可
塑性樹脂組成物が提供される。
性樹脂が、スチレン系樹脂であることを特徴とする熱可
塑性樹脂組成物が提供される。
【0013】以下、本発明の熱可塑性樹脂組成物を具体
的に説明する。 1.構成成分 (1)熱可塑性樹脂(A) 本発明に用いられる熱可塑性樹脂としては、たとえば、
ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、ポリパラ
メチルスチレン、シンジオタクチック構造を有するポリ
スチレン、ABS樹脂,AAS樹脂,AS樹脂,MBS
樹脂,MS樹脂,AES樹脂,スチレン/無水マレイン
酸共重合体などのスチレン系共重合樹脂などのスチレン
系樹脂、6ナイロン,6,6ナイロン,4,6ナイロ
ン,11ナイロン,12ナイロンなどの脂肪族ナイロ
ン、ポリヘキサジアミンテレフタルアミド,ポリヘキサ
ジアミンイソフタルアミド,ポリメタキシレンジアミン
アジピンサンアミドのような芳香族ナイロン、ポリカー
ボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、マレイン化
ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポ
リスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、クマロン樹
脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリメチルペン
テン樹脂などを挙げることができる。これらの中でもス
チレン系樹脂が好ましく用いられる。また、二種類以上
の重合体を併用する場合には、通常公知の有機酸無水物
などの相溶化剤を使用しても良い。
的に説明する。 1.構成成分 (1)熱可塑性樹脂(A) 本発明に用いられる熱可塑性樹脂としては、たとえば、
ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、ポリパラ
メチルスチレン、シンジオタクチック構造を有するポリ
スチレン、ABS樹脂,AAS樹脂,AS樹脂,MBS
樹脂,MS樹脂,AES樹脂,スチレン/無水マレイン
酸共重合体などのスチレン系共重合樹脂などのスチレン
系樹脂、6ナイロン,6,6ナイロン,4,6ナイロ
ン,11ナイロン,12ナイロンなどの脂肪族ナイロ
ン、ポリヘキサジアミンテレフタルアミド,ポリヘキサ
ジアミンイソフタルアミド,ポリメタキシレンジアミン
アジピンサンアミドのような芳香族ナイロン、ポリカー
ボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、マレイン化
ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポ
リスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、クマロン樹
脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリメチルペン
テン樹脂などを挙げることができる。これらの中でもス
チレン系樹脂が好ましく用いられる。また、二種類以上
の重合体を併用する場合には、通常公知の有機酸無水物
などの相溶化剤を使用しても良い。
【0014】(2)ハロゲン系難燃剤(B) 家電製品やOA製品に用いられる熱可塑性樹脂組成物
は、UL規格等の難燃規制を満足する目的でハロゲン系
難燃剤を用いることが多い。このハロゲン系難燃剤を用
いた熱可塑性樹脂組成物は、前述のように光による黄変
が甚しいため、問題となっていた。
は、UL規格等の難燃規制を満足する目的でハロゲン系
難燃剤を用いることが多い。このハロゲン系難燃剤を用
いた熱可塑性樹脂組成物は、前述のように光による黄変
が甚しいため、問題となっていた。
【0015】前記ハロゲン系の難燃剤としては、塩素系
難燃剤、臭素系難燃剤、フッ素系難燃剤を挙げることが
できる。
難燃剤、臭素系難燃剤、フッ素系難燃剤を挙げることが
できる。
【0016】これらの中でも、塩素系難燃剤および臭素
系難燃剤を好適に用いることができる。前記塩素系難燃
剤としては、例えば、パークロロシクロペンタデカン、
塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレン等を挙げること
ができる。これらの中でも、熱安定性、耐光性に優れた
パークロロシクロペンタデカンが好ましい。
系難燃剤を好適に用いることができる。前記塩素系難燃
剤としては、例えば、パークロロシクロペンタデカン、
塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレン等を挙げること
ができる。これらの中でも、熱安定性、耐光性に優れた
パークロロシクロペンタデカンが好ましい。
【0017】前記臭素系難燃剤としては、例えば、臭素
化ビスフェノール型エポキシ重合体、ポリペンタブロモ
ベンジルアクリレート、エチレンビステトラブロモフタ
ルイミド、臭素化ポリカーボネートオリゴマー、臭素化
トリアジン系難燃剤、テトラブロモビスフェノールA、
ビス(トリブロモフェノキシ)エタン、テトラブロモビ
スフェノールA−ビス(2−ヒドロキシエチルエーテ
ル)、テトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−
ジブロモプロピルエーテル)、テトラブロモビスフェノ
ールA−ビス(アリルエーテル)、ヘキサブロモシクロ
ドデカン、ポリジブロモフェニレンオキサイド、臭素化
フタル酸エステル等を挙げることができる。
化ビスフェノール型エポキシ重合体、ポリペンタブロモ
ベンジルアクリレート、エチレンビステトラブロモフタ
ルイミド、臭素化ポリカーボネートオリゴマー、臭素化
トリアジン系難燃剤、テトラブロモビスフェノールA、
ビス(トリブロモフェノキシ)エタン、テトラブロモビ
スフェノールA−ビス(2−ヒドロキシエチルエーテ
ル)、テトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−
ジブロモプロピルエーテル)、テトラブロモビスフェノ
ールA−ビス(アリルエーテル)、ヘキサブロモシクロ
ドデカン、ポリジブロモフェニレンオキサイド、臭素化
フタル酸エステル等を挙げることができる。
【0018】これらの中でも、前記臭素系難燃剤を特に
好適に用いることができる。本発明においては、上記各
種のハロゲン系難燃剤の中から一種を選択して単独で用
いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用することも
できる。
好適に用いることができる。本発明においては、上記各
種のハロゲン系難燃剤の中から一種を選択して単独で用
いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用することも
できる。
【0019】前記臭素系難燃剤の中でも、臭素化ビスフ
ェノール型エポキシ重合体、ポリペンタブロモベンジル
アクリレート、エチレンビステトラブロモフタルイミ
ド、トリアジン系難燃剤が好ましく、特に臭素化ビスフ
ェノール型エポキシ重合体が好ましい。この臭素化ビス
フェノール型エポキシ重合体を難燃剤として採用する
と、熱安定性および耐衝撃性を維持しつつ、流動性、調
色性(ベースの色が白いため)をより一層向上させるこ
とができる。
ェノール型エポキシ重合体、ポリペンタブロモベンジル
アクリレート、エチレンビステトラブロモフタルイミ
ド、トリアジン系難燃剤が好ましく、特に臭素化ビスフ
ェノール型エポキシ重合体が好ましい。この臭素化ビス
フェノール型エポキシ重合体を難燃剤として採用する
と、熱安定性および耐衝撃性を維持しつつ、流動性、調
色性(ベースの色が白いため)をより一層向上させるこ
とができる。
【0020】前記臭素化ビスフェノール型エポキシ重合
体として、ビスフェノールA型とビスフェノールF型が
あり、それぞれトリブロモフェノール類で、両末端また
は片末端をエンドキャップしたもの(エンドキャップ
型)や全くエンドキャップしないもの(オープン型)が
ある。耐光性の面からはビスフェノールA型が好まし
く、末端の臭素含量の少ない方が好ましい(オープン型
または片末端エンドキャップ型が好ましい)。分子量と
しては、1,000〜3,000が好ましい。これを難
燃剤として採用すると、特に優れた耐光性、流動性、調
色性の向上効果を得ることができる。
体として、ビスフェノールA型とビスフェノールF型が
あり、それぞれトリブロモフェノール類で、両末端また
は片末端をエンドキャップしたもの(エンドキャップ
型)や全くエンドキャップしないもの(オープン型)が
ある。耐光性の面からはビスフェノールA型が好まし
く、末端の臭素含量の少ない方が好ましい(オープン型
または片末端エンドキャップ型が好ましい)。分子量と
しては、1,000〜3,000が好ましい。これを難
燃剤として採用すると、特に優れた耐光性、流動性、調
色性の向上効果を得ることができる。
【0021】ハロゲン系難燃剤の配合割合は、熱可塑性
樹脂100重量部に対して、通常2〜40重量部であ
り、好ましくは3〜30重量部であり、特に好ましくは
10〜25重量部である。配合量が2重量部未満である
と難燃性や流動性の向上効果があまり見られず、配合量
が40重量部を超えると耐衝撃性や成形品の外観が悪化
することがある。
樹脂100重量部に対して、通常2〜40重量部であ
り、好ましくは3〜30重量部であり、特に好ましくは
10〜25重量部である。配合量が2重量部未満である
と難燃性や流動性の向上効果があまり見られず、配合量
が40重量部を超えると耐衝撃性や成形品の外観が悪化
することがある。
【0022】(3)無機セリウム化合物(C) 本発明に用いられる無機セリウム化合物(C)として
は、特に制限はないが、たとえば酸化セリウム(CeO
2 )、水酸化セリウム(Ce(OH)4 ・nH2O)、
塩化セリウム(CeCl4 ・nH2 O)、硫酸第二セリ
ウム(Ce(SO4 )2 )、硝酸セリウム(Ce(NO
3 )3 ・6H2 O)等を挙げることができる。中でも、
酸化セリウム(CeO2 )が好ましい。
は、特に制限はないが、たとえば酸化セリウム(CeO
2 )、水酸化セリウム(Ce(OH)4 ・nH2O)、
塩化セリウム(CeCl4 ・nH2 O)、硫酸第二セリ
ウム(Ce(SO4 )2 )、硝酸セリウム(Ce(NO
3 )3 ・6H2 O)等を挙げることができる。中でも、
酸化セリウム(CeO2 )が好ましい。
【0023】無機セリウム化合物(C)の配合割合は、
熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.01〜5重量
部、好ましくは0.02〜3重量部である。0.01重
量部未満であると、耐光性改善効果が不十分であり、5
重量部を超えてもそれに見合った効果はみられない。
熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.01〜5重量
部、好ましくは0.02〜3重量部である。0.01重
量部未満であると、耐光性改善効果が不十分であり、5
重量部を超えてもそれに見合った効果はみられない。
【0024】本発明に用いられる無機セリウムの粒径と
しては、耐衝撃性に影響を与えないようにするため10
μm以下であることが好ましい。
しては、耐衝撃性に影響を与えないようにするため10
μm以下であることが好ましい。
【0025】(4)難燃助剤(D) 本発明において、必要に応じて用いられる難燃助剤
(D)としては、たとえば三酸化アンチモン、四酸化ア
ンチモン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ、金
属アンチモン、三塩化アンチモン、または五塩化アンチ
モン等のアンチモン系難燃助剤等を挙げることができ
る。また、これら以外にもメタホウ酸バリウム、酸化ジ
ルコニウム、ホウ酸亜鉛、スズ酸亜鉛等を用いることも
できる。これらの難燃助剤は、一種単独で、または二種
以上を組み合わせて用いることもできる。
(D)としては、たとえば三酸化アンチモン、四酸化ア
ンチモン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ、金
属アンチモン、三塩化アンチモン、または五塩化アンチ
モン等のアンチモン系難燃助剤等を挙げることができ
る。また、これら以外にもメタホウ酸バリウム、酸化ジ
ルコニウム、ホウ酸亜鉛、スズ酸亜鉛等を用いることも
できる。これらの難燃助剤は、一種単独で、または二種
以上を組み合わせて用いることもできる。
【0026】上記各種の難燃助剤の中でも、アンチモン
系難燃剤が好ましく、三酸化アンチモンが特に好まし
い。
系難燃剤が好ましく、三酸化アンチモンが特に好まし
い。
【0027】難燃助剤(D)の配合割合は、熱可塑性樹
脂100重量部に対し、0.5〜20重量部、好ましく
は1〜10重量部である。0.5重量部未満であると充
分な難燃性が得られなくなり、20重量部を超えると耐
衝撃性が低下し、実用に供せなくなる。
脂100重量部に対し、0.5〜20重量部、好ましく
は1〜10重量部である。0.5重量部未満であると充
分な難燃性が得られなくなり、20重量部を超えると耐
衝撃性が低下し、実用に供せなくなる。
【0028】(5)酸化チタン又は酸化亜鉛(E) 本発明においては、必要に応じて酸化チタン又は酸化亜
鉛(E)を用いることによって、さらに耐光性を向上さ
せることができる。なお、酸化チタンと酸化亜鉛は併用
してもよい。
鉛(E)を用いることによって、さらに耐光性を向上さ
せることができる。なお、酸化チタンと酸化亜鉛は併用
してもよい。
【0029】酸化チタン又は酸化亜鉛(E)の配合割合
は、熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.2〜20重
量部、好ましくは0.3〜10重量部である。0.2重
量部未満であると耐光性向上効果が不十分となり、20
重量部を超えると耐衝撃性が低下し、実用に供せなくな
る。また粒径としては、耐衝撃性の点で10μm以下が
好ましい。
は、熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.2〜20重
量部、好ましくは0.3〜10重量部である。0.2重
量部未満であると耐光性向上効果が不十分となり、20
重量部を超えると耐衝撃性が低下し、実用に供せなくな
る。また粒径としては、耐衝撃性の点で10μm以下が
好ましい。
【0030】なお、本発明の組成物には、必要に応じ
て、スチレン−ブタジエン共重合体エラストマー,エチ
レン−プロピレン共重合体エラストマーなどのエラスト
マー、タルク,炭酸カルシウム,マイカ,カーボンブラ
ックなどの充填剤、ガラス繊維,炭素繊維,金属繊維,
有機繊維などの補強剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑
剤、帯電防止剤、酸化防止剤、滑剤、着色剤などの添加
剤を加えることもできる。
て、スチレン−ブタジエン共重合体エラストマー,エチ
レン−プロピレン共重合体エラストマーなどのエラスト
マー、タルク,炭酸カルシウム,マイカ,カーボンブラ
ックなどの充填剤、ガラス繊維,炭素繊維,金属繊維,
有機繊維などの補強剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑
剤、帯電防止剤、酸化防止剤、滑剤、着色剤などの添加
剤を加えることもできる。
【0031】2.組成物の調製 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、たとえば熱可塑性樹
脂、ハロゲン系難燃剤、無機セリウム化合物、好ましく
はさらに、酸化チタン又は酸化亜鉛をタンブラーで予備
ブレンドし、単軸又は二軸押出機を用いて溶融混練を行
ない、押出されたストランドをペレタイザーによりペレ
ット化して調整することができる。押出機以外でもニー
ダー、ミキシングロール、バンバリーミキサーなどで溶
融混練し、ペレット化して調製することができる。
脂、ハロゲン系難燃剤、無機セリウム化合物、好ましく
はさらに、酸化チタン又は酸化亜鉛をタンブラーで予備
ブレンドし、単軸又は二軸押出機を用いて溶融混練を行
ない、押出されたストランドをペレタイザーによりペレ
ット化して調整することができる。押出機以外でもニー
ダー、ミキシングロール、バンバリーミキサーなどで溶
融混練し、ペレット化して調製することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに具体的
に説明する。 [実施例1]ポリスチレン(出光石油化学社製 HT5
2、MI:2g/10分(200℃、5kgf))10
0重量部に、ハロゲン系難燃剤(I)(オープン型臭素
化エポキシ系難燃剤:大日本インキ化学工業社製 EP
−13)25重量部、および酸化セリウム(表面積10
9m2 /g)0.2重量部を、タンブラーで予備ブレン
ドした後、35mmφの二軸押出機で溶融混練後ペレッ
ト化して調製した。このペレットを射出成形機を用いて
成形し、評価用の試験片を作成した。
に説明する。 [実施例1]ポリスチレン(出光石油化学社製 HT5
2、MI:2g/10分(200℃、5kgf))10
0重量部に、ハロゲン系難燃剤(I)(オープン型臭素
化エポキシ系難燃剤:大日本インキ化学工業社製 EP
−13)25重量部、および酸化セリウム(表面積10
9m2 /g)0.2重量部を、タンブラーで予備ブレン
ドした後、35mmφの二軸押出機で溶融混練後ペレッ
ト化して調製した。このペレットを射出成形機を用いて
成形し、評価用の試験片を作成した。
【0033】<評価> 1)耐光性 得られた試験片(寸法70mm×35mm×3mm厚
さ)を、キセノンランプ式ウェザーメーター(アトラス
社製 Ci65)を用い、300時間後のΔEの値によ
って評価した。この場合、ブラックパネルの温度を63
℃とした。 2)難燃性評価 得られた試験片(寸法127mm×13mm×2mm厚
さ)をUL−94規格に準拠して評価した。 3)一般物性評価 得られた試験片(以下の試験法に準じたもの)を、アイ
ゾット衝撃値(kJ/m2 )、曲げ弾性率(MPA)、
および熱変形温度(℃)を、それぞれJISK711
0,K7203,K7207に準拠して評価した。その
結果を、各構成成分の配合割合とともに表1に示す。
さ)を、キセノンランプ式ウェザーメーター(アトラス
社製 Ci65)を用い、300時間後のΔEの値によ
って評価した。この場合、ブラックパネルの温度を63
℃とした。 2)難燃性評価 得られた試験片(寸法127mm×13mm×2mm厚
さ)をUL−94規格に準拠して評価した。 3)一般物性評価 得られた試験片(以下の試験法に準じたもの)を、アイ
ゾット衝撃値(kJ/m2 )、曲げ弾性率(MPA)、
および熱変形温度(℃)を、それぞれJISK711
0,K7203,K7207に準拠して評価した。その
結果を、各構成成分の配合割合とともに表1に示す。
【0034】[比較例1]実施例1において、酸化セリ
ウムを加えなかったこと以外は実施例1と同様にした。
ウムを加えなかったこと以外は実施例1と同様にした。
【0035】[実施例2]実施例1において、さらに難
燃助剤(三酸化アンチモン,粒径0.5μm)を4重量
部、および酸化チタン(塩素法,ルチル形,粒径0.2
〜0.4μm)を加えたこと以外は実施例1と同様にし
た。
燃助剤(三酸化アンチモン,粒径0.5μm)を4重量
部、および酸化チタン(塩素法,ルチル形,粒径0.2
〜0.4μm)を加えたこと以外は実施例1と同様にし
た。
【0036】[比較例2]実施例2において、酸化セリ
ウムおよび酸化チタンを配合しなかったこと以外は実施
例2と同様にした。
ウムおよび酸化チタンを配合しなかったこと以外は実施
例2と同様にした。
【0037】[比較例3]実施例2において、酸化セリ
ウムを配合しなかったこと以外は実施例2と同様にし
た。
ウムを配合しなかったこと以外は実施例2と同様にし
た。
【0038】[実施例3]実施例2において、酸化チタ
ンを配合しなかったこと以外は実施例2と同様にした。
ンを配合しなかったこと以外は実施例2と同様にした。
【0039】[実施例4]実施例2において、酸化セリ
ウムの配合量を0.2重量部から0.5重量部に変えた
こと以外は実施例2と同様にした。
ウムの配合量を0.2重量部から0.5重量部に変えた
こと以外は実施例2と同様にした。
【0040】[実施例5]実施例2において、ハロゲン
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(II)(臭素化トリアジン系難燃剤;第一工業製薬社
製 SR−245)17重量部を用いたこと以外は実施
例2と同様にした。
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(II)(臭素化トリアジン系難燃剤;第一工業製薬社
製 SR−245)17重量部を用いたこと以外は実施
例2と同様にした。
【0041】[比較例4]実施例5において、酸化セリ
ウムおよび酸化チタンを配合しなかったこと以外は実施
例5と同様にした。
ウムおよび酸化チタンを配合しなかったこと以外は実施
例5と同様にした。
【0042】[実施例6]実施例2において、酸化チタ
ン3重量部の代わりに、酸化亜鉛3重量部を用いたこと
以外は実施例2と同様にした。
ン3重量部の代わりに、酸化亜鉛3重量部を用いたこと
以外は実施例2と同様にした。
【0043】[比較例5]実施例6において、酸化セリ
ウムを配合しなかったこと以外は実施例6と同様にし
た。
ウムを配合しなかったこと以外は実施例6と同様にし
た。
【0044】[実施例7]実施例2において、ハロゲン
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(III)(パークロロシクロペンタデカン:オキシデ
ンタルケミカル社製 デクロランプラス35)19重量
部を配合したこと以外は実施例2と同様にした。
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(III)(パークロロシクロペンタデカン:オキシデ
ンタルケミカル社製 デクロランプラス35)19重量
部を配合したこと以外は実施例2と同様にした。
【0045】[実施例8]実施例2において、ハロゲン
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(IV)(エチレンビステトラブロモフタルイミド:ア
ルベマール社製BT−93)17重量部を配合したこと
以外は実施例2と同様にした。
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(IV)(エチレンビステトラブロモフタルイミド:ア
ルベマール社製BT−93)17重量部を配合したこと
以外は実施例2と同様にした。
【0046】[実施例9]実施例2において、ハロゲン
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(V)(ポリペンタブロモベンジルアクリレート:D
・S・B社製 FR−1025)17重量部を配合した
こと以外は実施例2と同様にした。
系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難燃
剤(V)(ポリペンタブロモベンジルアクリレート:D
・S・B社製 FR−1025)17重量部を配合した
こと以外は実施例2と同様にした。
【0047】[実施例10]実施例2において、ハロゲ
ン系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難
燃剤(VI)(トリブロモフェノールエンドキャップ型臭
素化エポキシ難燃剤:大日本インキ化学工業社製 EC
−14)24重量部を配合したこと以外は実施例2と同
様にした。
ン系難燃剤(I)25重量部の代わりに、ハロゲン系難
燃剤(VI)(トリブロモフェノールエンドキャップ型臭
素化エポキシ難燃剤:大日本インキ化学工業社製 EC
−14)24重量部を配合したこと以外は実施例2と同
様にした。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって、
耐光性が著しく改善した熱可塑性樹脂組成物を提供する
ことができる。
耐光性が著しく改善した熱可塑性樹脂組成物を提供する
ことができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記化合物((A)〜(C))を主要成
分として含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成
物。 (A)熱可塑性樹脂 100重量部 (B)ハロゲン系難燃剤 2〜40重量部 (C)無機セリウム化合物 0.01〜5重量部 - 【請求項2】 前記化合物((A)〜(C))に加え
て、(D)難燃助剤0.5〜20重量部配合してなるこ
とを特徴とする請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記化合物((A)〜(C))または
((A)〜(D))に加えて、(E)酸化チタン又は酸
化亜鉛0.2〜20重量部配合してなることを特徴とす
る請求項1または2記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項4】 前記無機セリウム化合物が、酸化セリウ
ムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項5】 前記ハロゲン系難燃剤が、臭素化エポキ
シ化合物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か1項記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項6】 前記熱可塑性樹脂が、スチレン系樹脂で
あることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載
の熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11925695A JPH08283451A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11925695A JPH08283451A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08283451A true JPH08283451A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14756833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11925695A Pending JPH08283451A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08283451A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001040365A1 (de) * | 1999-12-01 | 2001-06-07 | Basf Aktiengesellschaft | Mattierte thermoplastische formmassen |
JP2002535731A (ja) * | 1999-01-28 | 2002-10-22 | アライドシグナル インコーポレイテッド | 光反射性成形物品 |
JP2002308943A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 高分子難燃剤およびそれを含む難燃性熱可塑性樹脂組成物 |
KR100506875B1 (ko) * | 1997-12-20 | 2005-11-08 | 에스케이케미칼주식회사 | 성형성이 개량된 폴리에스테르 수지 조성물 |
EP1832624A1 (de) | 2006-03-09 | 2007-09-12 | Byk-Chemie GmbH | Stabilisierung von organischen Polymeren gegenüber freien Radikalen |
WO2021014818A1 (ja) * | 2019-07-24 | 2021-01-28 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 樹脂組成物、成形品および樹脂組成物の製造方法 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP11925695A patent/JPH08283451A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8410206B2 (en) | 2006-03-09 | 2013-04-02 | Byk-Chemie Gmbh | Stabilization of organic polymers against free radicals |
WO2021014818A1 (ja) * | 2019-07-24 | 2021-01-28 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 樹脂組成物、成形品および樹脂組成物の製造方法 |
JPWO2021014818A1 (ja) * | 2019-07-24 | 2021-01-28 | ||
CN114144474A (zh) * | 2019-07-24 | 2022-03-04 | 三菱工程塑料株式会社 | 树脂组合物、成型品及树脂组合物的制造方法 |
CN114144474B (zh) * | 2019-07-24 | 2023-10-03 | 菱环球聚甲醛株式会社 | 树脂组合物、成型品及树脂组合物的制造方法 |
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