JPH08282737A - 梱包ケースの中枠 - Google Patents
梱包ケースの中枠Info
- Publication number
- JPH08282737A JPH08282737A JP7094966A JP9496695A JPH08282737A JP H08282737 A JPH08282737 A JP H08282737A JP 7094966 A JP7094966 A JP 7094966A JP 9496695 A JP9496695 A JP 9496695A JP H08282737 A JPH08282737 A JP H08282737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging case
- case
- inner frame
- middle frame
- outer packaging
- Prior art date
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- Pending
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- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中枠の形状を改善することにより梱包ケース
に加わる上下方向の荷重に対する強度を向上させた梱包
ケースの中枠を提供する。 【構成】 外梱包ケース2の内側に沿った四面を連結す
るコーナー部が,それぞれ1以上の平面又は曲面により
構成された中枠4が外梱包ケース2内に配設される。こ
の中枠4が外梱包ケース2内に配設されることにより,
外梱包ケース2の上下方向から加わる荷重に対し,中枠
4は多数の角度方向に分散された各面で荷重を分散させ
て受け止めることになるため,上下方向の耐荷重性が向
上する。
に加わる上下方向の荷重に対する強度を向上させた梱包
ケースの中枠を提供する。 【構成】 外梱包ケース2の内側に沿った四面を連結す
るコーナー部が,それぞれ1以上の平面又は曲面により
構成された中枠4が外梱包ケース2内に配設される。こ
の中枠4が外梱包ケース2内に配設されることにより,
外梱包ケース2の上下方向から加わる荷重に対し,中枠
4は多数の角度方向に分散された各面で荷重を分散させ
て受け止めることになるため,上下方向の耐荷重性が向
上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,梱包ケースに加わる上
下方向の圧縮強度を補強する梱包ケースの中枠に関す
る。
下方向の圧縮強度を補強する梱包ケースの中枠に関す
る。
【0002】
【従来の技術】梱包ケースの強度を補強すると共に,被
梱包物に対する外部からの衝撃を緩和させるために梱包
ケース内に中枠が設けられる。図4に示すように,水平
断面形状が四角形の外梱包ケース31の垂直の四面側に
沿って中枠32を配設することにより,被梱包物を梱包
した梱包ケース30を積み重ねたような場合に,上下方
向から加わる圧縮荷重に対する強度を上記中枠32によ
り強化している。
梱包物に対する外部からの衝撃を緩和させるために梱包
ケース内に中枠が設けられる。図4に示すように,水平
断面形状が四角形の外梱包ケース31の垂直の四面側に
沿って中枠32を配設することにより,被梱包物を梱包
した梱包ケース30を積み重ねたような場合に,上下方
向から加わる圧縮荷重に対する強度を上記中枠32によ
り強化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来構成に係る中枠32の構造では,中枠32により外梱
包ケース31の四面を二重構造にしただけの圧縮強度し
か得られないため,上下方向の圧縮荷重が圧縮強度を越
え,これが継続されたとき,四面の外方向への膨らみや
歪みが生じ,梱包ケース30としての形状に変化が生じ
て荷崩れ等を発生させる原因となる。又,梱包ケース3
0の変形は被梱包物に対して負荷を及ぼすことにもな
り,好ましい状態ではない。本発明は上記従来技術に係
る中枠構造の問題点を解決すべく創案されたもので,中
枠の形状を改善することにより梱包ケースに加わる上下
方向の荷重に対する強度を向上させた梱包ケースの中枠
を提供することにある。
来構成に係る中枠32の構造では,中枠32により外梱
包ケース31の四面を二重構造にしただけの圧縮強度し
か得られないため,上下方向の圧縮荷重が圧縮強度を越
え,これが継続されたとき,四面の外方向への膨らみや
歪みが生じ,梱包ケース30としての形状に変化が生じ
て荷崩れ等を発生させる原因となる。又,梱包ケース3
0の変形は被梱包物に対して負荷を及ぼすことにもな
り,好ましい状態ではない。本発明は上記従来技術に係
る中枠構造の問題点を解決すべく創案されたもので,中
枠の形状を改善することにより梱包ケースに加わる上下
方向の荷重に対する強度を向上させた梱包ケースの中枠
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用する手段は,水平断面形状が四角形の外
梱包ケースの内側に収納され,上記外梱包ケースの内側
に沿った垂直の四面を具備する梱包ケースの中枠におい
て,上記四面を連結するコーナー部が,それぞれ1以上
の垂直の平面又は曲面により構成されてなることを特徴
とする梱包ケースの中枠として構成されている。
に本発明が採用する手段は,水平断面形状が四角形の外
梱包ケースの内側に収納され,上記外梱包ケースの内側
に沿った垂直の四面を具備する梱包ケースの中枠におい
て,上記四面を連結するコーナー部が,それぞれ1以上
の垂直の平面又は曲面により構成されてなることを特徴
とする梱包ケースの中枠として構成されている。
【0005】
【作用】本発明によれば,外梱包ケースの内側に沿った
四面を連結するコーナー部が,それぞれ1以上の平面又
は曲面により構成された中枠が外梱包ケース内に配設さ
れる。この中枠は,コーナー部が直角の従来の中枠より
断面係数が増大するので,圧縮に対する強度が増大す
る。
四面を連結するコーナー部が,それぞれ1以上の平面又
は曲面により構成された中枠が外梱包ケース内に配設さ
れる。この中枠は,コーナー部が直角の従来の中枠より
断面係数が増大するので,圧縮に対する強度が増大す
る。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して,本発明を具体化
した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,
以下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1
は実施例に係る梱包ケースの構成を示す斜視図。図2は
実施例に係る梱包ケースを用いた梱包の具体例を示す斜
視図,図3は実施例に係る中枠の斜視図である。図1に
おいて,実施例に係る梱包ケース1は,外梱包ケース2
と,その底面を形成する底ケース3と,上記外梱包ケー
ス2の4側面に沿って配設される中枠4と,該中枠4の
上部に配置される上板5とを具備して構成されている。
上記構成において,上記外梱包ケース2と底ケース3と
の間は,それぞれに配設位置を一致させて設けられた連
結穴6,6…に図示しないジョイントを通して連結する
ことにより,合体及び分離が自在にできるように構成さ
れている。上記構成になる梱包ケース1を用いて,被梱
包物として複写機を梱包する具体例を図2を参照して説
明する。
した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,
以下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1
は実施例に係る梱包ケースの構成を示す斜視図。図2は
実施例に係る梱包ケースを用いた梱包の具体例を示す斜
視図,図3は実施例に係る中枠の斜視図である。図1に
おいて,実施例に係る梱包ケース1は,外梱包ケース2
と,その底面を形成する底ケース3と,上記外梱包ケー
ス2の4側面に沿って配設される中枠4と,該中枠4の
上部に配置される上板5とを具備して構成されている。
上記構成において,上記外梱包ケース2と底ケース3と
の間は,それぞれに配設位置を一致させて設けられた連
結穴6,6…に図示しないジョイントを通して連結する
ことにより,合体及び分離が自在にできるように構成さ
れている。上記構成になる梱包ケース1を用いて,被梱
包物として複写機を梱包する具体例を図2を参照して説
明する。
【0007】上記底ケース3は,底板3aの四周縁にフ
ラップ3b,3b…を設けて形成され,該フラップ3b
を立ち上げ,四隅でテープ止めすることにより,図示す
るような底ケース3として完成されるので,ここに発泡
スチロールにより形成された下緩衝材7a,7bを載置
し,下スペーサ8a,8bにより載置位置を固定させ
る。上記下緩衝材7a,7bに形成された凹部に被梱包
物である複写機9を載置し,空いたスペースには付属品
である転写紙11aが挿入される。上記のように底ケー
ス3に複写機9を載置した後,外梱包ケース2を底ケー
ス3上に被せ,各連結穴6にジョイントを通して底ケー
ス3と外梱包ケース2とを連結し合体させる。次に,外
梱包ケース2内に中枠4を挿入し,発泡スチロールによ
り形成された側面緩衝材12a,12bを中枠4と複写
機9との間に挿入する。次いで,外梱包ケース2の上部
開口と同一面積を有する平面を備えた上板5を中枠4上
に載置し,この上に付属品である転写紙11b,11
c,アクセサリーセット13や,スペーサ8c,8dを
載置し,上板5のフラップを閉じ,外梱包ケース2のフ
ラップを閉じてテープ止めすることにより,複写機9の
梱包が完了する。
ラップ3b,3b…を設けて形成され,該フラップ3b
を立ち上げ,四隅でテープ止めすることにより,図示す
るような底ケース3として完成されるので,ここに発泡
スチロールにより形成された下緩衝材7a,7bを載置
し,下スペーサ8a,8bにより載置位置を固定させ
る。上記下緩衝材7a,7bに形成された凹部に被梱包
物である複写機9を載置し,空いたスペースには付属品
である転写紙11aが挿入される。上記のように底ケー
ス3に複写機9を載置した後,外梱包ケース2を底ケー
ス3上に被せ,各連結穴6にジョイントを通して底ケー
ス3と外梱包ケース2とを連結し合体させる。次に,外
梱包ケース2内に中枠4を挿入し,発泡スチロールによ
り形成された側面緩衝材12a,12bを中枠4と複写
機9との間に挿入する。次いで,外梱包ケース2の上部
開口と同一面積を有する平面を備えた上板5を中枠4上
に載置し,この上に付属品である転写紙11b,11
c,アクセサリーセット13や,スペーサ8c,8dを
載置し,上板5のフラップを閉じ,外梱包ケース2のフ
ラップを閉じてテープ止めすることにより,複写機9の
梱包が完了する。
【0008】上記中枠4は,図3に示すように,外梱包
ケース2の内面に沿った四面14a,14b,14c,
14dと,コーナー面15a,15b,15c,15d
とを備えて,8角形に形成されているため断面係数が大
きく,上下方向から加わる荷重が各面に分散され,耐荷
重性が向上する。この中枠4の形状に一致させるため
に,各緩衝材7a,7b,12a,12bは,図2に示
すようにそれぞれ角部を切り欠いて形成されている。
又,上記上板5を収容するために,中枠4の各コーナー
面15a,15b,15c,15dの上部は,上板5の
高さ分だけ切り欠かれている。この構成により中枠4の
形状保持が充分になされ,その強度はより向上する。更
に,中枠4にコーナー面15が設けられたことにより,
外梱包ケース2のコーナー部に空間が形成され,外部衝
撃に対する緩衝性が向上する。本実施例構成では,上記
中枠4は8角形に形成されているが,被梱包物の形状や
耐圧強度の向上に応じて,コーナー部が2以上の垂直平
面よりなる多角形形状,あるいはコーナー部が垂直曲面
により構成される曲面形状に構成することができる。
ケース2の内面に沿った四面14a,14b,14c,
14dと,コーナー面15a,15b,15c,15d
とを備えて,8角形に形成されているため断面係数が大
きく,上下方向から加わる荷重が各面に分散され,耐荷
重性が向上する。この中枠4の形状に一致させるため
に,各緩衝材7a,7b,12a,12bは,図2に示
すようにそれぞれ角部を切り欠いて形成されている。
又,上記上板5を収容するために,中枠4の各コーナー
面15a,15b,15c,15dの上部は,上板5の
高さ分だけ切り欠かれている。この構成により中枠4の
形状保持が充分になされ,その強度はより向上する。更
に,中枠4にコーナー面15が設けられたことにより,
外梱包ケース2のコーナー部に空間が形成され,外部衝
撃に対する緩衝性が向上する。本実施例構成では,上記
中枠4は8角形に形成されているが,被梱包物の形状や
耐圧強度の向上に応じて,コーナー部が2以上の垂直平
面よりなる多角形形状,あるいはコーナー部が垂直曲面
により構成される曲面形状に構成することができる。
【0009】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば,外梱
包ケースの内側に沿った四面を連結するコーナー部が,
それぞれ1以上の平面又は曲面により構成された中枠が
外梱包ケース内に配設される。この中枠が外梱包ケース
内に配設されることにより,外梱包ケースの上下方向か
ら加わる荷重に対し,中枠は多数の角度方向に分散され
た各面で荷重を分散させて受け止めることになるため,
上下方向の耐荷重性が向上する。
包ケースの内側に沿った四面を連結するコーナー部が,
それぞれ1以上の平面又は曲面により構成された中枠が
外梱包ケース内に配設される。この中枠が外梱包ケース
内に配設されることにより,外梱包ケースの上下方向か
ら加わる荷重に対し,中枠は多数の角度方向に分散され
た各面で荷重を分散させて受け止めることになるため,
上下方向の耐荷重性が向上する。
【図1】 実施例に係る中枠を採用した梱包ケースの構
成を示す斜視図。
成を示す斜視図。
【図2】 実施例に係る梱包ケースを用いた梱包の具体
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図3】 実施例に係る中枠の構成を示す斜視図。
【図4】 従来例に係る中枠を採用した梱包ケースの構
成を示す斜視図。
成を示す斜視図。
1…梱包ケース 2…外梱包ケース 4…中枠
Claims (1)
- 【請求項1】 水平断面形状が四角形の外梱包ケースの
内側に収納され,上記外梱包ケースの内側に沿った垂直
の四面を具備する梱包ケースの中枠において,上記四面
を連結するコーナー部が,それぞれ1以上の垂直の平面
又は曲面により構成されてなることを特徴とする梱包ケ
ースの中枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094966A JPH08282737A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 梱包ケースの中枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094966A JPH08282737A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 梱包ケースの中枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282737A true JPH08282737A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14124668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094966A Pending JPH08282737A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 梱包ケースの中枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08282737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002037343A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-06 | Sony Corp | クッション材 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7094966A patent/JPH08282737A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002037343A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-06 | Sony Corp | クッション材 |
JP4578636B2 (ja) * | 2000-07-24 | 2010-11-10 | ソニー株式会社 | クッション材 |
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