JPH08282668A - パレット - Google Patents

パレット

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Publication number
JPH08282668A
JPH08282668A JP9335595A JP9335595A JPH08282668A JP H08282668 A JPH08282668 A JP H08282668A JP 9335595 A JP9335595 A JP 9335595A JP 9335595 A JP9335595 A JP 9335595A JP H08282668 A JPH08282668 A JP H08282668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
pallet
pressure
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP9335595A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hirata
修 平田
Hiroshi Kishita
浩 樹下
Tetsuo Tanaka
哲雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9335595A priority Critical patent/JPH08282668A/ja
Publication of JPH08282668A publication Critical patent/JPH08282668A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パネルの納期を短縮でき、パネルの品質を確保
することができるパレットを提供する。 【構成】受け台1と、この受け台1に平積みされたパネ
ル11を垂直方向に加圧する加圧手段2とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーティションパネ
ル等のパネルを支持するパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図3に示す。すなわち、このパ
レット51は、爪が入る溝50を有する木製のパレット
51にパネル52を複数枚平積みし、トラック運搬時の
振動等によるパレット51の破損や傷を考慮して、パレ
ット51とパネル52をバンド53で締めつけ、フォー
クリフト(図示せず)またはハンドリフタ(図示せず)
の爪を溝50に挿入して移動を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パネルは製造
後の接着強度を確保し品質を維持するため、工場に数時
間平積み状態で養生する必要があったため、納期が遅れ
る欠点があった。またバンドによる締付けでは、運送途
中の振動によりバンドが局部的にパネルに食い込んだ
り、バンドとパネルの間にはさんである緩衝材が抜け落
ちてパネルに傷が付くなどの問題があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、パネルの
養生時間を短縮し、パネルの品質を確保することができ
るパレットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のパレットは、
受け台と、この受け台に平積みされたパネルを垂直方向
に加圧する加圧手段とを備えたものである。請求項2の
パレットは、請求項1において、前記加圧手段が前記パ
ネルの隅部を加圧するものである。
【0006】請求項3のパレットは、請求項1または請
求項2において、前記加圧手段が前記パネルの水平方向
の位置決めを兼ねたものである。請求項4のパレット
は、請求項1、請求項2または請求項3において、前記
受け台が車輪を有するものである。
【0007】
【作用】請求項1のパレットによれば、受け台に平積み
されたパネルを垂直方向に加圧する加圧手段を有するた
め、パレット上でパネルの養生ができ、パネルの浮きや
返りを防止できるとともに、パネルの生産直後にトラッ
クへの積載等が可能となり、パネルを搬送中において養
生できるので納期を短縮することができるとともに、品
質を確保することができる。
【0008】請求項2のパレットによれば、請求項1に
おいて、前記加圧手段は前記パネルの隅部を加圧するた
め、請求項1の作用のほか、パネルの隅部は接着剥がれ
が起きやすいので、効果的に剥がれを防止することがで
きる。請求項3のパレットによれば、請求項1または請
求項2において、前記加圧手段は前記パネルの水平方向
の位置決めを兼ねるため、請求項1または請求項2の作
用のほか、確実にパネルをパレットに固定できるので振
動等によるパネルのずれや脱落を防止でき、またバンド
巻きが不要になるので従来のバンド巻きによる問題がな
くなる。
【0009】請求項4のパレットによれば、請求項1、
請求項2または請求項3において、前記受け台は車輪を
有するため、請求項1、請求項2または請求項3の作用
のほか、フォークリフト等を必要とすることなく容易に
搬送でき、現場への移動がスムースにできパネル搬送作
業を簡略化できるとともに、工場から運送会社および運
送会社から施工会社へのパネル引渡し作業をスムースに
行うことができ効率化できる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2により
説明する。すなわち、このパレットは、受け台1と、加
圧手段2を有する。受け台1は車輪3を有するが、実施
例では受け台1を平板状に形成し、その下面の4隅に車
輪3を設け、車輪3を駆動する動力部15を受け台1の
裏面に取付け、リモコン装置16により動力部15を人
間17が操作できるようにしている。また受け台1の下
面の中央にパネル固定支柱用棚4を設け、受け台1の上
面に横方向および縦方向に相交差するように複数の溝5
を形成している。
【0011】加圧手段2は、受け台1に平積みされたパ
ネル11を垂直方向に加圧するもので、パネルの隅部を
加圧するとともに、パネル11の水平方向の位置決めを
兼ねている。実施例の加圧手段2は、各溝5にそれぞれ
一対ずつパネル固定支柱6を摺動自在に設け、一対のパ
ネル固定支柱6の間の受け台1にパネル11を平積みし
ている。このパネル固定支柱6はパネル11の位置決め
を兼用するものであり、パネル11が振動等によって位
置ずれ等をしないようにパネル11の最下面に係合する
係合片(図示せず)を設けたり、あるいは溝5の内側面
にも溝(図示せず)を形成してこの溝に係合する係合片
をパネル固定支柱6に設け、これによりパネル11の位
置ずれを確実に防止することができ。
【0012】また、各パネル固定支柱6は側面にパネル
厚さに対応する目盛り7を設け、相対向面に縦溝8を形
成し、各縦溝8に端部浮き止め9の係合部を摺動自在に
嵌合し、積層されたパネル11の最上面に端部浮き止め
9を載せている。この端部浮き止め9は接着用重りであ
り、鉄板と石膏ボードを用いている。また各端部浮き止
め9は相対向面に孔10を有し、一方向に相対向する端
部浮き止め9の孔10に中央部浮き止め固定材12の両
端を嵌合し、この一対の中央部浮き止め固定材12の間
に端部浮き止め9と同様な重りの機能を有する中央部浮
き止め13を架設して、中央部浮き止め13によりパネ
ル11の中央を押さえている。
【0013】14は取扱説明板であり、受け台1に設置
されている。取扱説明板14には特に注意すべき事項を
記載した用紙を張ることで、設計時のトラブル予測事項
を運送者から施工者まで伝えることができ、これにより
トラブルを未然に防ぐことができる。パーティションパ
ネル等のパネル11は、通常2種類以上の材料を接着し
てなるため、接着強度を出し品質を確保するための養生
が必要であるが、この実施例では製造され養生前のパネ
ル11を受け台1に載せることができる。受け台1に任
意枚数のパネル11を平積みし、加圧手段2のパネル固
定支柱6を溝5に摺動してパネル11の側面に当てるこ
とにより、パネル11の大きさに応じた位置でパネル1
1を位置決めする。また端部浮き止め9を縦溝8に通し
て、平積みされたパネル11の最上面に端部浮き止め9
を載せる。また端部浮き止め9間に中央部浮き止め固定
材12を架設して中央部浮き止め13を固定し、この中
央部浮き止め13でパネル11の中央部を固定する。
【0014】端部浮き止め9の高さは目盛り7により読
み取られる。またリモコン装置16を操作することによ
り車輪3を駆動して目的の場所に搬送する。現場ではパ
ネル固定支柱6を外してパネル固定支柱用棚4に置き、
パネル11の積み降ろしが行われる。この実施例によれ
ば、受け台1に平積みされたパネル11を加圧する加圧
手段2を有するため、パレット上でパネル11の養生が
でき、パネル11の浮きや返りを防止できるとともに、
パネル11の生産直後にトラックへの積載等が可能とな
り、パネル11を搬送中において養生できるので納期を
短縮することができるとともに、品質を確保することが
できる。
【0015】また加圧手段2はパネル11の隅部を加圧
するため、パネル11の隅部は接着剥がれが起きやすい
ので、効果的に剥がれを防止することができる。さらに
加圧手段2はパネル11の位置決めを兼ねるため、確実
にパネル11をパレットに固定できるので振動等による
パネル11のずれや脱落を防止でき、またバンド巻きが
不要になるので従来のバンド巻きによる問題がなくな
る。
【0016】また受け台1は車輪3を有するため、フォ
ークリフト等を必要とすることなく容易に搬送でき、現
場への移動がスムースにできパネル搬送作業を簡略化で
きるとともに、工場から運送会社および運送会社から施
工会社へのパネル引渡し作業をスムースに行うことがで
き効率化できる。端部浮き止め9が溝8と嵌合している
ため、パネル11の積載枚数に応じて任意の高さでパネ
ル11を押圧できる。
【0017】パネル11の位置決めを兼ねたパネル固定
支柱6が溝5に沿って移動自在であるため、パネル11
の大きさに応じてパネル固定支柱6が移動可能であるの
で、パレットサイズの共通化・画一化が図れ、従来のよ
うにパネルのサイズ毎にパレットを数種類用意する必要
がなくなる。パネル固定支柱6には、パネル厚さごとに
目盛り7を設けているため、パネル積載高さから一目で
パネル枚数を確認することができる。また、パネル11
を現場に引き渡す際の枚数確認の作業が簡略化され、か
つ数え間違いなどの単純ミスがなくなる。また枚数不足
の発覚も早期化される。
【0018】なお、車輪3の回転を規制することにより
複数のパレットを積み上げることも可能であり、工場で
の占有スペースを縮小化できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1のパレットによれば、受け台に
平積みされたパネルを垂直方向に加圧する加圧手段を有
するため、パレット上でパネルの養生ができ、パネルの
浮きや返りを防止できるとともに、パネルの生産直後に
トラックへの積載等が可能となり、パネルを搬送中にお
いて養生できるので納期を短縮することができるととも
に、品質を確保することができるという効果がある。
【0020】請求項2のパレットによれば、請求項1に
おいて、前記加圧手段は前記パネルの隅部を加圧するた
め、請求項1の効果のほか、パネルの隅部は接着剥がれ
が起きやすいので、効果的に剥がれを防止することがで
きる。請求項3のパレットによれば、請求項1または請
求項2において、前記加圧手段は前記パネルの水平方向
の位置決めを兼ねるため、請求項1または請求項2の効
果のほか、確実にパネルをパレットに固定できるので振
動等によるパネルのずれや脱落を防止でき、またバンド
巻きが不要になるので従来のバンド巻きによる問題がな
くなる。
【0021】請求項4のパレットによれば、請求項1、
請求項2または請求項3において、前記受け台は車輪を
有するため、請求項1、請求項2または請求項3の効果
のほか、フォークリフト等を必要とすることなく容易に
搬送でき、現場への移動がスムースにできパネル搬送作
業を簡略化できるとともに、工場から運送会社および運
送会社から施工会社へのパネル引渡し作業をスムースに
行うことができ効率化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の斜視図である。
【図2】その搬送状態の側面図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 受け台 2 加圧手段 3 車輪 6 パネル固定支柱 9 端部浮き止め

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け台と、この受け台に平積みされたパ
    ネルを垂直方向に加圧する加圧手段とを備えたパレッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記加圧手段は前記パネルの隅部を加圧
    する請求項1記載のパレット。
  3. 【請求項3】 前記加圧手段は前記パネルの水平方向の
    位置決めを兼ねる請求項1または請求項2記載のパレッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記受け台は車輪を有する請求項1、請
    求項2または請求項3記載のパレット。
JP9335595A 1995-04-19 1995-04-19 パレット Pending JPH08282668A (ja)

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