JPH08281957A - インクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドの製造方法

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JPH08281957A
JPH08281957A JP7093462A JP9346295A JPH08281957A JP H08281957 A JPH08281957 A JP H08281957A JP 7093462 A JP7093462 A JP 7093462A JP 9346295 A JP9346295 A JP 9346295A JP H08281957 A JPH08281957 A JP H08281957A
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electrode
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Kazunari Katsuumi
一成 勝海
Toshio Miyazawa
利夫 宮澤
Toshihiro Tsukamoto
敏広 塚本
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェットプリンタヘッドの基板の溝内
に無電解メッキ法で電極を形成する場合に、メッキ膜形
成時の膜応力によるより電極内に亀裂が発生することを
防止する。 【構成】 基板19をメッキ膜の析出速度が速い第1メ
ッキ液に浸漬させて第1メッキ膜33を形成し、つい
で、膜応力が小さいメッキ膜を析出させる第2メッキ液
に浸漬させることにより第1メッキ膜33の上に第2メ
ッキ膜34を形成し、第1メッキ膜33と第2メッキ膜
34とからなる二層構造の電極28を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンデマンド方式のイ
ンクジェットプリンタヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字指令によってインク滴を吐出
させるいわゆるオンデマンド方式のインクジェットプリ
ンタヘッドとしては種々のものがある。その一例として
は、特開平5−269994号公報に開示されているよ
うに、電力の印加に伴う圧電部材のシェアモード変形を
利用してインク滴を吐出させるものが知られている。こ
のインクジェットプリンタヘッドの構造を製作工程順に
図7ないし図9に基づいて説明する。
【0003】まず、図7(a)に示すように、底板1と
下部層2と圧電部材3とからなる三層構造の基板4を形
成する。底板1は、剛性が高く熱変形の少ないセラミッ
クスやガラスを材料として形成し、下部層2は、エポキ
シ樹脂を主成分とする接着剤を所定厚さに底板1上に塗
布した後に硬化させて形成する。また、圧電部材3は分
極方向が板厚方向となる向きに下部層2に接着する。こ
こで、下部層2の形成に際しては、接着剤を硬化させた
後に研削加工を施すことにより厚さ調節を行なう。
【0004】つぎに、この基板4に対し、図7(b)に
示すように、圧電部材3の表面から下部層2の内部に達
する複数の溝5を所定の間隔をもって平行に研削加工
し、同時に、溝5の両側に支柱6を形成する。
【0005】つぎに、前記基板4に対し無電解メッキに
より電極7と配線パターン8(図9に示す)とを形成す
るが、この無電解メッキの前処理として、キャタライジ
ング・アクセラレーティング処理を行なう。キャタライ
ジング処理は、塩化パラジウム(PdCl2 )、塩化第
一錫(SnCl2 )、濃塩酸(HCl)等からなるキャ
タリスト液に基板4を浸漬させ、溝5の内面や圧電部材
3の表面にPd,Snの錯化物を吸着させる目的で行な
う。アクセラレーティング処理は、キャタライジング処
理で吸着された錯化物を触媒化させる目的で行なうもの
で、錯化物は触媒核としての金属化されたPdとなる。
【0006】つぎに、図7(c)に示すように、圧電部
材3の表面にドライフィルム9を貼り付ける。ついで、
図8(a)に示すレジスト用マスク10をドライフィル
ム9の上に載せて露光、現像処理を行なう。これによ
り、図8(b)に示すように、電極7を形成する溝5の
内面と圧電部材3の表面における配線パターン8を形成
する部分以外の部分を覆ったパターンレジスト膜11を
形成する。これにより、溝5の内面と配線パターン8を
形成する部分とは金属化されたPdが露出した状態とな
り、他の部分に吸着されたPdはパターンレジスト膜1
1により覆われる。
【0007】つぎに、パターンレジスト膜11を形成し
た状態の基板4をメッキ液に浸漬させて無電解メッキを
行なう。メッキ液は、ニッケル・リン系のメッキ液を使
用する。このメッキ液にパターンレジスト膜11を形成
した状態の基板4を浸漬させると、金属化されて露出状
態となっているPdを触媒核としてメッキが析出し、図
9(a)に示すように、溝5の内面には電極7が形成さ
れ、圧電部材3の表面には配線パターン8が形成され
る。そして、図9(b)に示すようにパターンレジスト
膜11を剥離することにより、無電解メッキ処理が終了
する。
【0008】無電解メッキ処理が終了した基板4に対
し、図9(c)に示すように、溝5の上部を覆う状態に
天板12を接着し、ついで、各溝5の先端に連通する複
数のインク吐出口13を形成したノズル板14を基板4
と天板12とに溝5の正面部を覆うように接着する。さ
らに、各溝5にインクを供給するインク供給管15を天
板12に取り付けることによりインクジェットプリンタ
ヘッドが完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】圧電部材3に対して
は、無電解メッキによるメッキ膜(電極7,配線パター
ン8)を形成しにくい。これは、圧電部材3の主組成で
ある鉛が触媒毒となり、メッキ膜が析出しにくいためで
ある。従って、圧電部材3に対して無電解メッキにより
メッキ膜を形成する場合には、圧電部材3に形成された
触媒核との反応を促進させるため、メッキ液の活性度を
高め、かつ、析出の安定化のために処理温度を高くする
必要がある。
【0010】ここで、市販されているニッケル・リン系
のメッキ液のうち活性度の高いものを使用し、溝5や支
柱6を形成すると共に無電解メッキの前処理を行った基
板4に対して無電解メッキを行った実験結果を図10に
基づいて説明する。なお、メッキ液の温度を奨励温度
(約90℃)とした。
【0011】この実験により、溝5の内面には電極7と
してNi−P合金のメッキ膜が形成された。しかし、こ
のときのメッキ膜は析出速度が速く、形成されるメッキ
膜に生ずる膜応力(引っ張り応力)が大きくなるため、
所定厚さの電極7を形成したときにこの電極7内に亀裂
16が生じた。さらに、このような膜応力の影響によっ
て圧電部材3が劣化するという問題がある。
【0012】また、約90℃のメッキ液中に基板4を浸
漬させることにより、圧電部材3を下部層2に接着して
いる接着剤の接着層17が熱膨張により溝5の内方へは
み出し、はみ出した接着層17の上に電極7が形成され
た状態となった。そして、この基板4をメッキ液から取
り出して常温に戻したとき、はみ出した接着層17は元
に戻るが、この接着層17の上に形成された電極7が溝
5内に突出した状態となって残ってしまい、かつ、この
部分は中空状態となる。このため、電極7への電圧の印
加により圧電部材3をシェアモード変形させた際に、電
極7の突起した部分が破壊され易い。
【0013】そこで本発明は、無電解メッキにより圧電
部材上に電極を形成する際に、メッキ膜の膜応力によっ
てこの電極内に亀裂が生ずることやこの膜応力によって
圧電部材が劣化することを防止することができ、さら
に、無電解メッキを行う際に圧電部材を接着している接
着層が膨張して溝の内部へ張り出すと共に張り出した接
着層の上に電極が形成されるということを防止すること
ができるインクジェットプリンタヘッドの製造方法を提
供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
底板の上に板厚方向に分極された少なくとも1枚以上の
圧電部材を積層して基板を形成する基板形成工程と、こ
の基板に互いに平行な複数の溝とこれらの溝を隔てる少
なくとも一部が前記圧電部材からなる支柱とを等間隔に
この基板の表面側から形成する溝形成工程と、前記溝の
内面に無電解メッキ法により電極を形成する電極形成工
程と、天板とインク吐出口を有するノズル板とを前記基
板に取り付けて前記溝を閉塞することにより圧力室を形
成する圧力室形成工程とを含む工程により形成するイン
クジェットプリンタヘッドの製造方法において、前記基
板をメッキ膜の析出速度が速い第1メッキ液に浸漬させ
て第1メッキ膜を形成し、ついで、膜応力が小さいメッ
キ膜を析出させる第2メッキ液に前記基板を浸漬させて
前記第1メッキ膜の上に第2メッキ膜を形成することに
より前記電極を形成する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、無電解ニッケルメッキ法により電極を形成
し、硼素化合物を主たる還元剤とする第1メッキ液と、
次亜リン酸塩を還元剤とする第2メッキ液とを用いる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、0.05〜0.15モル/リットルのニッ
ケル塩と、このニッケル塩の1.5倍以上のモル濃度の
酒石酸塩、又は、グリシン、又は、これらの混合物から
なる錯化剤と、主たる還元剤として所定量の硼素化合物
とを含み、pHを5.0〜7.0に調整した第1メッキ
液と、0.05〜0.15モル/リットルのニッケル塩
と、このニッケル塩の1.5倍以上のモル濃度の酒石酸
塩、又は、グリシン、又は、これらの混合物からなる錯
化剤と、還元剤として所定量の次亜リン酸塩とを含み、
pHを5.0〜7.0に調整した第2メッキ液とを用い
る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、第1メッキ液に含ませる還元剤としての所
定量の硼素化合物として0.5〜4g/リットルのジメ
チルアミンボランを用い、第2メッキ液に含ませる還元
剤としての所定量の次亜リン酸塩として10〜30g/
リットルの次亜リン酸ナトリウムを用いる。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明では、まず、メッキ膜の析
出速度が速い第1メッキ液に基板を浸漬させて第1メッ
キ膜を形成することにより、無電解メッキによるメッキ
膜を形成しにくい材料である圧電部材の表面へのメッキ
膜の形成をスムーズに行える。ついで、膜応力が小さい
メッキ膜を析出させる第2メッキ液に基板を浸漬させて
第1メッキ膜の上に第2メッキ膜を形成することによ
り、これらの第1メッキ膜と第2メッキ膜とからなる電
極の膜応力は、メッキ膜の析出速度が速い第1メッキ液
に浸漬させることのみで電極を形成する場合に比べて小
さくなり、この膜応力によって電極内に亀裂が発生する
ことや、この膜応力の影響による圧電部材の劣化が防止
される。
【0019】請求項2記載の発明では、硼素化合物を主
たる還元剤とする第1メッキ液に基板を浸漬させること
により形成する第1メッキ膜はNi−B合金のメッキ膜
であり、このメッキ膜には圧縮応力の膜応力が生ずる。
一方、次亜リン酸塩を還元剤とする第2メッキ液に基板
を浸漬させることにより形成する第2メッキ膜はNi−
P合金のメッキ膜であり、このメッキ膜には引っ張り応
力の膜応力が生ずる。従って、第1メッキ膜の圧縮応力
と第2メッキ膜の引っ張り応力とが相殺され、第1メッ
キ膜と第2メッキ膜とからなる電極の膜応力は大幅に低
下し、この膜応力によって電極内に亀裂が発生すること
や、この膜応力の影響による圧電部材の劣化がより一層
防止される。
【0020】また、Ni−B合金の第1メッキ膜は耐蝕
性は低いが導電性は良く、Ni−P合金の第2メッキ膜
は導電性は低いが耐蝕性は良いため、第1メッキ膜の上
に第2メッキ膜を積層した構造の電極は導電性が良く、
しかも、耐蝕性に優れたものとなる。
【0021】請求項3記載の発明では、第1メッキ液、
及び、第2メッキ液ともに、30〜60℃の低温域でメ
ッキ膜の析出が可能となり、基板をメッキ液に浸漬させ
たときに、圧電部材を接着している接着剤の接着層が熱
膨張してはみ出すということが防止され、かつ、はみ出
した接着層の上にメッキ膜が形成されてしまうというこ
とが防止される。
【0022】請求項4記載の発明では、第1メッキ液に
含ませる還元剤として0.5〜4g/リットルのジメチ
ルアミンボランを用い、第2メッキ液に含ませる還元剤
として10〜30g/リットルの次亜リン酸ナトリウム
を用いることにより、30〜60℃の低温域でのメッキ
膜の析出性能がより一層向上する。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図6に基づい
て説明する。図1は本発明に係るインクジェットプリン
タヘッド18の全体構造を示すもので、基本的な構造は
図7ないし図9に示した従来例のインクジェットプリン
タヘッドと略同じであり、後述する溝や電極等を形成し
た基板19に対してノズル板20と天板21とを接着す
ることにより形成している。
【0024】ここで、前記インクジェットプリンタヘッ
ド18の構造を製作工程順に詳細に示す。まず、図4
(a)に示すように、底板22の上に二層の圧電部材2
3,24を接着することにより三層構造の基板19を形
成する。底板22は、剛性が高く熱変形の少ないセラミ
ックスやガラスを材料として形成し、その板厚寸法を約
1.4mm程度とする。前記圧電部材23,24は、板
厚方向に分極されたものをその分極方向が図2の矢印で
示す逆向きとなるよう接着し、下方の圧電部材23の板
厚寸法を175μm、上方の圧電部材24の板厚寸法を
130μm、これらの圧電部材23,24同士を接着す
る接着剤の接着層25の厚さ寸法を10μmとする。
【0025】つぎに、前記基板19に対して研削加工を
施すことにより、図4(b)に示すように、圧電部材2
4の表面から圧電部材23の内部に達すると共に互いに
平行な複数の溝26とこれらの溝26の両側に位置する
支柱27とを形成する。なお、この研削加工は、ICウ
エハの切断に用いるダイシングソーのダイヤモンドホイ
ール等を用いて行う。また、これらの溝26は、基板1
9の前面側において開口し、奥側が閉塞した形状に形成
する。さらに、溝26の寸法はインクジェットプリンタ
ヘッド18の仕様により決定するが、例えば、深さ寸法
を0.2〜1.0mm、幅寸法を20〜200mm、長
さ寸法を5.0〜500mmに形成する。
【0026】つぎに、溝26や支柱27を形成した基板
19に対して、電極28と配線パターン29との形成を
無電解メッキ法の一つである無電解ニッケルメッキ法で
行う。なお、この無電解ニッケルメッキ法によるメッキ
膜の形成を開始する前に、基板19上の研削粉を落すた
めに純水を用いた超音波洗浄を行い、ついで、基板19
上の埃やゴミや有機物を除去し、及び、溝26内の親水
化を図るために純水を用いた超音波洗浄を再度行い、さ
らに、エタノール等の有機溶剤を用いた超音波洗浄を行
い、このエタノールを置換するために純水で十分に流水
洗浄を行い、120℃で乾燥させる。
【0027】このような洗浄,乾燥処理が終了した後、
DFRラミネータを用いて図4(c)に示すように圧電
部材24の表面にドライフィルム30を貼り付ける。
【0028】つぎに、所定のパターンを形成するための
パターニングを行う。このパターニングは、図5(a)
に示すように圧電部材24の表面に貼り付けたドライフ
ィルム30の上にレジスト用マスク31を載せて露光、
現像処理を行い、図5(b)に示すようにパターンレジ
スト膜32を形成する。
【0029】つぎに、無電解ニッケルメッキ法の前処理
として、センシタイジング・アクチベーション処理を行
う。センシタイジング処理は、SnF2 (0.5〜5g/リットル)
+HF(0.1〜1ミリリットル/リットル)の混合液(センシタイジン
グ液)の中へパターンレジスト膜32を形成した基板1
9を所定時間撹拌しながら浸漬させることにより行う。
この処理により、圧電部材23,24におけるパターン
レジスト膜32に覆われていない部分に対してSnの吸
着とエッチングとが行われる。圧電部材23,24の表
面をエッチングして粗す目的は、本来メッキで析出した
金属はアンカー効果によって母体との密着性を保ってい
るので、圧電部材23,24の表面においてもよりメッ
キ膜の密着性を強固にするためにエッチングで所定の粗
さにして表面積を広げるためである。
【0030】センシタイジング処理が終了した後、アク
チベーション処理を二段階に分けて行う。一段階目のア
クチベーション処理は、センシタイジング処理が終了し
た基板19をAgNO3 (1〜50g/リットル)の溶液中に撹拌
しながら所定時間浸漬させることにより行う。この処理
により、SnとAgとの置換反応が起こり、Agが吸着
する。さらに、二段階目のアクチベーション処理は、一
段階目のアクチベーション処理が終了した基板19をP
dCl2 (0.1〜1g/リットル)+HCl(0.1〜1ミリリットル/リットル)
の溶液中に撹拌しながら所定時間浸漬させることにより
行う。この処理により、AgとPdとの置換反応が起こ
り、ニッケルメッキの触媒核となるPdが吸着する。
【0031】以上のようにしてセンシタイジング・アク
チベーション処理が終了した後、この基板19をNaO
H溶液に浸漬させてパターンレジスト膜32を剥離す
る。図6(a)はパターンレジスト膜32を剥離した状
態であり、溝26の内面と圧電部材24の表面における
配線パターンを形成する部分とには、無電解ニッケルメ
ッキの触媒核となるPdが吸着している。
【0032】次に、二段階に分けて行う本発明の無電解
ニッケルメッキ法について説明する。まず、二種類のメ
ッキ液(第1メッキ液,第2メッキ液)を作製した。第
1メッキ液は、金属塩として0.05〜0.15モル/
リットルのニッケル塩、錯化剤として0.075〜0.
225モル/リットルの酒石酸塩、又は、グリシン、還
元剤として0.5〜4g/リットルのシメチルアミンボ
ランを含む。さらに、pHを5.0〜7.0に調整する
ための水酸化ナトリウムを含む。第2メッキ液は、金属
塩として0.05〜0.15モル/リットルのニッケル
塩、錯化剤として0.075〜0.225モル/リット
ルの酒石酸塩、又は、グリシン、還元剤として10〜3
0g/リットルの次亜リン酸ナトリウムとを含む。さら
に、pHを5.0〜7.0に調整するための水酸化ナト
リウムを含む。
【0033】第1メッキ液と第2メッキ液とを上記のよ
うな組成とすることにより、それぞれ30〜60℃の低
温域でメッキ膜の析出が可能となり、また、第1メッキ
液は活性度が高いため、メッキ膜の析出速度は早くな
る。そこで、上述した前処理が終了した基板19を第1
メッキ液に浸漬させることにより、図3に示すようにN
i−B合金のメッキ膜(第1メッキ膜)33を形成し
た。なお、第1メッキ液の温度を50℃とし、浸漬時間
を20分とした。ついで、第1メッキ液から取り出した
基板19を第2メッキ液に浸漬させることにより、図3
に示すように第1メッキ膜33の上にNi−P合金のメ
ッキ膜(第2メッキ膜)34を形成した。なお、第2メ
ッキ液の温度を50℃とし、浸漬時間を50分とした。
そして、図6(b)に示すように、これらの第1メッキ
膜33と第2メッキ膜34とからなる膜厚が2μmの電
極28及び配線パターン29を形成した。
【0034】なお、第1,第2メッキ膜33,34の析
出時には、析出反応に伴って水素ガスが発生し、この水
素ガスが反応表面に吸着していると析出反応を阻害して
ピンホールの原因となる。そこで、定期的に基板19に
振動を与えて水素ガスの除去を行った。
【0035】ここで、上記の第1メッキ膜33は、耐蝕
性は低いが導電性は良好であり、第2メッキ膜34は、
導電性は低いが耐蝕性は良好である。また、第1メッキ
膜33には圧縮応力の膜応力が発生する。一方、第2メ
ッキ膜34には引っ張り応力の膜応力が発生すると共に
その膜応力は析出速度がゆっくりであるために小さい。
【0036】このようにして電極28及び配線パターン
29を形成した基板19に対し、前記ノズル板20と前
記天板21とを接着し、各溝26をノズル板20と天板
21とで閉塞することにより圧力室35を形成し、さら
に、インク供給管36を接続することにより図6(c)
に示すようにインクジェットプリンタヘッド18を完成
させる。なお、前記ノズル板20には各圧力室35に連
通するインク吐出口37を予め形成しておき、前記天板
21にはインク供給管36を接続するためのインク供給
路38を予め形成しておく。
【0037】このような構成において、圧力室35内に
インクを供給した状態で配線パターン29を介して電極
28へ電圧を印加すると、圧電部材23,24により形
成された支柱27が圧力室35の容積を大きくする方向
へシェアモード変形し、印加する電圧の極性を逆転させ
ることにより支柱27が急激に初期位置に復帰する。そ
して、支柱27が初期位置に復帰した際に圧力室35内
のインクを加圧することによりそのインクの一部がイン
ク滴となってインク吐出口37から吐出する。なお、こ
のインク滴の吐出時には、クロストークを防止するた
め、偶数番目の圧力室35と奇数番目の圧力室35とを
交互に加圧する。
【0038】つぎに、電極28は第1メッキ膜33と第
2メッキ膜34とを積層した二層構造に形成しており、
第1メッキ膜33を形成する第1メッキ液は活性度が高
いため、メッキ膜を形成しにくい圧電部材23,24の
表面であっても第1メッキ膜33の形成をスムーズに行
える。また、第2メッキ膜34は第1メッキ膜33の上
部へ形成するため、第2メッキ膜の活性度を低くしても
第2メッキ膜34の形成をスムーズに行える。そして、
Ni−B合金の第1メッキ膜33には圧縮応力の膜応力
が発生し、一方、Ni−P合金の第2メッキ膜34には
引っ張り応力の膜応力が発生するため、第1メッキ膜3
3の圧縮応力と第2メッキ膜34の引っ張り応力とが相
殺され、第1メッキ膜33と第2メッキ膜34とからな
る電極28の膜応力は大幅に低下する。従って、膜応力
によって電極28内に亀裂が発生することや、この膜応
力の影響による圧電部材23,24の劣化が確実に防止
される。
【0039】また、電極28は、導電性は良好であるが
耐蝕性が低い第1メッキ膜33の上に導電性は低いが耐
蝕性が良好である第2メッキ膜34を積層した構造であ
るため、導電性が良く、しかも、耐蝕性に優れた電極2
8を得ることができる。
【0040】つぎに、第1メッキ液と第2メッキ液とを
上記のような組成とすることにより、これらのメッキ液
はそれぞれ30〜60℃の低温域でメッキ膜の析出が可
能となる。このため、基板19をこれらのメッキ液に浸
漬させて第1・第2メッキ膜33,34を形成する際
に、接着層25が熱膨張して溝26内へはみ出すという
ことが起こらない。従って、はみ出した接着層25の上
に電極28が形成されるということが防止され、基板1
9を常温に戻したときにはみ出していた接着層25が元
に戻ると共にはみ出した接着層25の上に形成された電
極28が溝26内へ突出した状態で残ってしまうという
ことが防止される。
【0041】なお、本実施例においては、無電解ニッケ
ルメッキ法の前処理としてセンシタイジング・アクチベ
ーション処理を行った場合を例に挙げて説明したが、こ
のセンシタイジング・アクチベーション処理に代えて従
来例において説明したキャタライジング・アクセラレー
ティング処理を行ってもよい。
【0042】また、本実施例においては、二層の圧電部
材23,24を有する基板19を用いたインクジェット
プリンタヘッド18を例に挙げて説明したが、本発明を
適用できる基板としては少なくとも一枚の圧電部材を積
層したものであればよく、例えば、図7ないし図9に示
すように樹脂により形成した下部層の上に圧電部材を積
層したものや、これとは逆に圧電部材の上に樹脂により
形成した上部層を積層した基板であってもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、少なくと
も一枚の圧電部材を積層した基板に形成した溝の内面へ
無電解メッキ法で電極を形成する場合に、この基板をメ
ッキ膜の析出速度が速い第1メッキ液に浸漬させること
により第1メッキ膜を形成し、ついで、膜応力が小さい
メッキ膜を析出させる第2メッキ液に浸漬させて第1メ
ッキ膜の上に第2メッキ膜を形成し、これらの第1メッ
キ膜と第2メッキ膜とにより二層構造の電極を形成する
ので、電極の全体を析出速度が速いと共に膜応力が大き
い第1メッキ膜のみで形成する場合に比べて電極の膜応
力を小さくすることができ、従って、メッキ膜形成時に
生ずる膜応力によって電極内に亀裂が発生することや、
この膜応力の影響による圧電部材の劣化を防止すること
ができる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、硼素化合物
を主たる還元剤とする第1メッキ液に基板を浸漬するこ
とにより行う無電解ニッケルメッキにより形成するNi
−B合金の第1メッキ膜には圧縮応力の膜応力が生じ、
次亜リン酸塩を還元剤とする第2メッキ液に基板を浸漬
することにより行う無電解ニッケルメッキにより形成す
るNi−P合金の第2メッキ膜には引っ張り応力の膜応
力が生ずるため、第1メッキ膜の圧縮応力と第2メッキ
膜の引っ張り応力とが相殺され、第1メッキ膜と第2メ
ッキ膜とからなる二層構造の電極の膜応力が大幅に低下
し、膜応力によって電極内に亀裂が発生することやこの
膜応力の影響による圧電部材の劣化をより一層防止する
ことができ、さらに、Ni−B合金の第1メッキ膜は耐
蝕性は低いが導電性は良く、Ni−P合金の第2メッキ
膜は導電性は低いが耐蝕性は良いため、第1メッキ膜の
上に第2メッキ膜を積層した二層構造とすることによ
り、導電性と耐蝕性とに優れた電極を得ることができ
る。
【0045】請求項3記載の発明では、第1メッキ液、
及び、第2メッキ液ともに30〜60℃の低温域でメッ
キ膜を析出させることができ、従って、基板をメッキ液
に浸漬させたときに圧電部材を接着している接着剤の接
着層が熱膨張してはみ出すということを防止することが
でき、はみ出した接着層の上に破損しやすい突出状態の
電極が形成されるということを防止することができる。
【0046】請求項4記載の発明では、第1メッキ液に
含ませる還元剤としての所定量の硼素化合物として0.
5〜4g/リットルのジメチルアミンボランを用い、ま
た、第2メッキ液に含ませる還元剤としての所定量の次
亜リン酸塩として10〜30g/リットルの次亜リン酸
ナトリウムを用いることにより、30〜60℃の低温域
での第1メッキ膜及び第2メッキ膜の析出性能をより一
層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインクジェットプリンタヘ
ッドを一部を断面にして示す斜視図である。
【図2】その縦断正面図である。
【図3】電極の形成状態を拡大して示す基板の縦断正面
図である。
【図4】インクジェットプリンタヘッドの製作工程を示
す斜視図で、(a)は溝加工を行う前の基板、(b)は
溝加工を行った基板、(c)は圧電部材にドライフィル
ムを貼り付けた基板である。
【図5】インクジェットプリンタヘッドの製作工程を示
す斜視図で、(a)はドライフィルムを貼り付けた基板
とレジスト用マスク、(b)は露光、現像処理によりパ
ターンレジスト膜を形成した状態の基板である。
【図6】インクジェットプリンタヘッドの製作工程を示
す斜視図で、(a)はパターンレジスト膜を剥離した状
態の基板、(b)は無電解ニッケルメッキにより電極と
配線パターンとを形成した状態の基板、(c)は基板に
ノズル板と天板とを接着してインクジェットプリンタを
完成させた状態である。
【図7】従来例のインクジェットプリンタヘッドの製作
工程を示す斜視図で、(a)は溝加工を行う前の基板、
(b)は溝加工を行った基板、(c)は圧電部材にドラ
イフィルムを貼り付けた基板である。
【図8】従来例のインクジェットプリンタヘッドの製作
工程を示す斜視図で、(a)はドライフィルムを貼り付
けた基板とレジスト用マスク、(b)は露光、現像処理
によりパターンレジスト膜を形成した状態の基板であ
る。
【図9】従来例のインクジェットプリンタヘッドの製作
工程を示す斜視図で、(a)は無電解ニッケルメッキに
より電極と配線パターンとを形成した状態の基板、
(b)はパターンレジスト膜を剥離した状態の基板、
(c)は基板にノズル板と天板とを接着してインクジェ
ットプリンタを完成させた状態である。
【図10】電極の形成状態を拡大して示す基板の縦断正
面図である。
【符号の説明】
18 インクジェットプリンタヘッド 19 基板 20 ノズル板 21 天板 22 底板 23,24 圧電部材 26 溝 27 支柱 28 電極 33 第1メッキ膜 34 第2メッキ膜 35 圧力室 37 インク吐出口
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 18/52 (72)発明者 塚本 敏広 静岡県御殿場市保土沢985 東芝イーエム アイ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の上に板厚方向に分極された少なく
    とも1枚以上の圧電部材を積層して基板を形成する基板
    形成工程と、この基板に互いに平行な複数の溝とこれら
    の溝を隔てる少なくとも一部が前記圧電部材からなる支
    柱とを等間隔にこの基板の表面側から形成する溝形成工
    程と、前記溝の内面に無電解メッキ法により電極を形成
    する電極形成工程と、天板とインク吐出口を有するノズ
    ル板とを前記基板に取り付けて前記溝を閉塞することに
    より圧力室を形成する圧力室形成工程とを含む工程によ
    り形成するインクジェットプリンタヘッドの製造方法に
    おいて、 前記基板をメッキ膜の析出速度が速い第1メッキ液に浸
    漬させて第1メッキ膜を形成し、ついで、膜応力が小さ
    いメッキ膜を析出させる第2メッキ液に前記基板を浸漬
    させて前記第1メッキ膜の上に第2メッキ膜を形成する
    ことにより前記電極を形成することを特徴とするインク
    ジェットプリンタヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 無電解ニッケルメッキ法により電極を形
    成し、硼素化合物を主たる還元剤とする第1メッキ液
    と、次亜リン酸塩を還元剤とする第2メッキ液とを用い
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリ
    ンタヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 0.05〜0.15モル/リットルのニ
    ッケル塩と、このニッケル塩の1.5倍以上のモル濃度
    の酒石酸塩、又は、グリシン、又は、これらの混合物か
    らなる錯化剤と、主たる還元剤として所定量の硼素化合
    物とを含み、pHを5.0〜7.0に調整した第1メッ
    キ液と、0.05〜0.15モル/リットルのニッケル
    塩と、このニッケル塩の1.5倍以上のモル濃度の酒石
    酸塩、又は、グリシン、又は、これらの混合物からなる
    錯化剤と、還元剤として所定量の次亜リン酸塩とを含
    み、pHを5.0〜7.0に調整した第2メッキ液とを
    用いることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    プリンタヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 第1メッキ液に含ませる還元剤としての
    所定量の硼素化合物として0.5〜4g/リットルのジ
    メチルアミンボランを用い、第2メッキ液に含ませる還
    元剤としての所定量の次亜リン酸塩として10〜30g
    /リットルの次亜リン酸ナトリウムを用いることを特徴
    とする請求項3記載のインクジェットプリンタヘッドの
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2362611A (en) * 2000-05-25 2001-11-28 Seiko Instr Inc Manufacturing method of a piezoelectric inkjet printhead wherein a drive electrode and an electrically connected wiring line are formed by electroless plating
JP2002103630A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Konica Corp インクジェットヘッド
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