JP2843199B2 - インクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドの製造方法

Info

Publication number
JP2843199B2
JP2843199B2 JP4067991A JP6799192A JP2843199B2 JP 2843199 B2 JP2843199 B2 JP 2843199B2 JP 4067991 A JP4067991 A JP 4067991A JP 6799192 A JP6799192 A JP 6799192A JP 2843199 B2 JP2843199 B2 JP 2843199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric member
member layer
layer
grooves
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4067991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05269995A (ja
Inventor
邦昭 落合
利夫 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4067991A priority Critical patent/JP2843199B2/ja
Priority to KR1019930004606A priority patent/KR960012756B1/ko
Priority to US08/037,807 priority patent/US5327627A/en
Publication of JPH05269995A publication Critical patent/JPH05269995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2843199B2 publication Critical patent/JP2843199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1621Manufacturing processes
    • B41J2/1632Manufacturing processes machining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1607Production of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/1609Production of print heads with piezoelectric elements of finger type, chamber walls consisting integrally of piezoelectric material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1621Manufacturing processes
    • B41J2/1623Manufacturing processes bonding and adhesion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1621Manufacturing processes
    • B41J2/164Manufacturing processes thin film formation
    • B41J2/1643Manufacturing processes thin film formation thin film formation by plating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/42Piezoelectric device making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49401Fluid pattern dispersing device making, e.g., ink jet

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンデマンド型のイン
クジェットプリンタヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタヘッドには特開
昭55−86767号公報に開示された発明がある。そ
の内容を図8ないし図10に基づいて説明する。30は
中間基板で、この中間基板30の両面には外基板31が
接着されている。図9に示すように、中間基板30の両
面には、インクを溜める供給予備室32と、この供給予
備室32に接続された複数の加圧室33と、これらの加
圧室33に接続された複数の流路34と、これらの流路
34の先端に形成された複数のノズル35とがエッチン
グによって形成されている。図8に示すように、これら
のノズル35は中間基板30の両側面において千鳥状に
配列されて、図10に示すように、前記中間基板30の
端縁に開口されている。さらに、前記外基板31には前
記加圧室33に対向する圧電素子36が接合されてい
る。したがって、任意の圧電素子36に電圧を印加し、
圧電素子36の変形による加圧室33の圧力変化によっ
てノズル35からインク滴が飛翔される。このようなイ
ンクジェットプリンタヘッドは、小さいピッチで配列さ
れたノズル35を二段に重ねる構成としたので、ある程
度の数のノズル35を高密度に配列することができる
が、これらのノズル35は曲がった流路34で幅の広い
加圧室33に接続されているため、ノズル35を多数配
列する場合には加圧室33や流路34の占めるスペース
が大きくなり、多数のノズル35を高密度に配列するに
は限度がある。
【0003】次に、特開昭63−252750号公報に
記載された発明を図11に示す。37,38はガラス材
料により形成された基板で、これらの基板37,38の
間にはそれぞれ圧電セラミックス44,45により形成
されて互いに接合された複数の側壁39,40が設けら
れ、これらの側壁39,40に囲繞されて複数の圧力室
41が形成されている。これらの圧力室41の端部には
ノズル42が配設され、圧力室41の内面には電極43
が設けられている。したがって、特定の電極43に電圧
を印加し、その印加した電極43の両隣に位置する電極
43を接地することにより、特定の側壁39,40を歪
ませ、圧力室41の圧力を変化させることにより内部の
インクがノズル42から飛翔される。
【0004】このようなインクジェットプリンタヘッド
は、基板37,38のそれぞれに圧電セラミックス4
4,45を固着し、輪郭カッティング円盤によって圧電
セラミックス44,45に複数の溝と各溝の両側に位置
する側壁39,40とを形成し、各側壁39,40の頂
部の位置を合わせて二枚の圧電セラミックス44,45
を固着することによって製作される。
【0005】さらに、特開平2−150355公報に開
示された発明を図12に示す。ピエゾ電気材料よりなり
矢印方向に分局された底部シート46に、多数の平行な
溝47とこれらの溝47の両側に位置する側壁48と底
面49とを形成する。そして、側壁48の頂部50に頂
部シート51を接着層52で接合することにより各溝4
7の頂部開口面が閉塞されている。また、各溝47の両
内面となる側壁48の内面には、その全高さのうち頂部
シート51側の略半分の範囲で電極53が蒸着によって
形成されている。また、各溝47を頂部シート51で閉
塞することにより圧力室が形成され、これらの圧力室の
一端にインク供給部に接続される供給口を設け、圧力室
の他端にインクを吐出させる吐出口を設けることによ
り、インクジェットプリンタヘッドが完成される。
【0006】このようなインクジェットプリンタヘッド
において、隣接する二つの側壁48の電極53にそれぞ
れ逆の電位の電圧を印加すると、この部分の側壁48
は、底部シート46の矢印方向の極性に対して直交する
方向の電位を受けて図12に点線で示すように剪断歪み
を起こす。これにより、剪断歪みを起こした側壁48の
間の圧力室(溝47)の容積が急激に小さくなり、その
圧力室の圧力が高められてインクが吐出口から飛翔され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8ないし図10に示
すように、特開昭55−86767号公報に開示された
ものは、ノズル35を高密度に配列することができる
が、幅の広い加圧室33からノズル35までを流路34
により接続されているため、その流路34内においては
圧力損失が起き、インクを効率的に吐出させることがで
きない。また、各流路34はその曲がり方が異なるため
に前述した圧力損失の程度に差が生じ、各ノズル35か
らのインクの吐出特性が異なる。この問題はノズル35
の数を多くする程助長され、したがって、ノズル35の
数を増やすとしても制限がある。
【0008】また、図11に示すように、特開昭63−
252750号公報に開示されたものは、ノズル42の
配列密度は1mmの間に8個配程であるため、ノズル4
2を一列に配列する程度では、分解能に欠け印字品質を
高めることができない。また、二枚の圧電セラミックス
44,45を接合する場合に、側壁39,40の頂部の
位置を合わせなければならないため製作が困難である。
さらに、電極43が金属蒸着法によって形成されている
が、この方法は、蒸発源に対向する面には金属が生成さ
れるが、その面と大きな角度をもった面には金属が生成
されない。一方、蒸着される面は圧電セラミックス4
4,45の表面であり、2ないし4μmの結晶粒により
凹凸のある面である。したがって、側壁39,40の蒸
発源に対向する凸の部分には金属が生成されるが、凹の
部分には生成されず、形成される電極43はピンホール
が発生するものとなる。そのため、圧電セラミックス4
4,45に均一な電界を加えることができない。さら
に、電極43に生じたピンホールを通してインクが圧電
セラミックス44,45に接触するため、圧電セラミッ
クス44,45が腐食する欠点もある。さらに、この金
属蒸着装置は高価であるので、電極43の製造コストが
高くなる欠点がある。
【0009】さらに、図12に示すように、特開平2−
150355号公報に開示されたものは、側壁48を変
形させる歪力が側壁48の上部のみに発生し、側壁48
の電極53が設けられていない下部が上部の変形に対し
て抵抗となるものであり、しかも、側壁48の下部自身
がピエゾ電気材料で剛性が大きいため、側壁48の歪特
性が低下し、インクの吐出性能が悪くなる。この欠点を
解消するためには、電極53に高電圧を印加するか、溝
47の深さを深くし側壁48の高さを高くする方法があ
るが、前者は側壁48の分極の劣化を起こし、後者は溝
加工のコストが高くなるという欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれ板厚方向に分極された第一及び第二の圧電部材層
と、前記第一の圧電部材層の内面に対面する前記第一の
圧電部材層の剛性より小さい剛性の第一の部材層と、前
記第二の圧電部材層の内面に対面する前記第二の圧電部
材層の剛性より小さい剛性の第二の部材層とを積層固定
してなる基板を設け、前記第一の圧電部材の表面から前
記第一の部材層の内部に達する深さで互いに平行な多数
の第一の溝とこれらの第一の溝の両側に配置された第一
の支柱とを研削加工し、前記第一の溝を研削した時の研
削基準位置を基準として前記第二の圧電部材層の表面か
ら前記第二の部材層の内部に達する深さで互いに平行な
多数の第二の溝とこれらの第二の溝の両側に配置された
第二の支柱とを研削加工し、前記第一の支柱の側面に第
一の電極を形成し、前記第二の支柱の側面に第二の電極
を形成し、前記第一の圧電部材層の表面に天板を接合す
ることにより前記第一の溝の開口面を閉塞して多数の第
一の圧力室を形成し、前記第二の圧電部材層の表面に底
板を接合することにより前記第二の溝の開口面を閉塞し
て多数の第二の圧力室を形成し、前記第一及び第二の溝
のそれぞれの端面に連通される多数のインク吐出部が形
成されたオリフィスプレートを前記基板に固着するよう
にしたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、第
一及び第二の電極を無電解メッキ法により形成するよう
にしたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、第一又は第二の電極
に電圧を加えて第一又は第二の支柱を歪ませ、第一又は
第二の圧力室の圧力を変化させてインクをインク吐出部
から飛翔させるが、幅の狭い第一、第二の圧力室を互い
に平行に二列に配列した構造であるため、インク吐出部
を高密度に配列することができ、さらに、第一、第二の
圧力室の一端にインク吐出部を設ける構造であるため、
圧力損失を小さくすることができ、これにより、圧力損
失の影響を受けることなく多数のインク吐出機構を設け
ることができる。さらに、第一の圧力室を仕切る第一の
支柱は、第一の圧電部材層とこの第一の圧電部材層の剛
性より小さい剛性の第一の部材層とから形成されるた
め、第一の圧電部材層において発生する歪力に対する第
一の部材層の抵抗力を小さくして第一の支柱の歪量を大
きくすることができ、同様の理由により第二の支柱の歪
量を大きくし、インクの吐出特性を高めることができ
る。これにより、第一、第二の圧電部材層に高電圧を印
加することによる分極の劣化を防止し、かつ、第一、第
二の溝の深さを深くすることによる製造コストの上昇を
抑えることができる。さらに、第一の圧電部材層と第一
部材層と第二の部材層と第二の圧電部材層とを積層し
た基板に対して第一、第二の溝を形成する方法であるた
め、第一の圧電部材層と第一の部材層と第二の部材層
第二の圧電部材層とを積層する際に各部材の位置合わせ
を厳密に行う必要がなく、しかも、第一の溝と第二の溝
とを同一の研削基準位置を基準として形成することによ
り、第一、第二の圧力室の相対位置を正確に又容易に定
めることができる。
【0013】請求項2の発明によれば、無電解メッキ法
によって第一、第二の電極を形成する方法を採用するこ
とにより、第一、第二の圧電部材層の第一、第二の溝の
内面に凹凸があっても金属蒸着法とは異なりピンホール
のない均一な厚さの電極を形成することができる。これ
により、第一、第二の圧電部材層に均一な電界を印加す
ることができ、また、第一、第二の圧電部材とインクと
をピンホールの無い電極で隔離することができるので、
第一、第二の圧電部材の腐食を防止することができる。
さらに、無電解メッキ法による電極の形成方法は化学的
処理であるため、一度に大量の処理を行うことができ、
これにより、電極の製造コストを低減することができ
る。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明する。まず、図1ないし図3を参照して製作行程
順にインクジェットプリンタヘッドの構成を説明する。
図1(a)に示すように、基板1を設ける。この基板1
は、それぞれ板厚方向に分極された第一の圧電部材層2
と第二の圧電部材層3とを間隔を開けて保持し、その間
に接着力が高いエポキシ樹脂を主成分とする接着剤4を
挿入することにより形成される。この剛性の低い接着剤
4により、前記第一の圧電部材層2の内面に接着された
前記第一の圧電部材層2の剛性よりも小さい剛性の第一
の部材層、すなわち、第一の低剛性部材層5と前記第二
の圧電部材層3の内面に接着された前記第二の圧電部材
層3の剛性よりも小さい剛性の第二の部材層、すなわ
ち、第二の低剛性部材層6とを一体に形成することがで
きる。前記接着剤4は、一般的な構造用接着剤を使用す
るが、気泡の混入を避けるために脱泡処理を行う。ま
た、第一、第二の圧電部材層2,3の分極劣化を防ぐた
めに、接着剤4の硬化温度は130℃以下にすることが
望まれる。本実施例においては、グレースジャパン株式
会社製の製品名2651なる接着剤を用いた。
【0015】続いて、図1(b)に示すように、第一の
圧電部材層2の表面から第一の部材層5の内部に達する
多数の第一の溝7を所定の間隔を開けて平行に研削加工
する。この行程では、第一の溝7の両側に位置する第一
の支柱8も形成されるが、これらの第一の支柱8は、第
一の圧電部材層2による高剛性部8aと第一の部材層5
による低剛性部8bとよりなる。続いて、第二の圧電部
材層3の表面から第二の部材層6の内部に達する多数の
第二の溝9を所定の間隔を開けて平行に研削加工する。
この行程では、第二の溝9の両側に位置する第二の支柱
10も形成されるが、これらの第二の支柱10は、第一
の圧電部材層2による高剛性部8aと第一の部材層5に
よる低剛性部8bとよりなる。本実施例では、第一、第
二の溝7,9の幅は86μm、これらの溝7の配列ピッ
チ及び溝9の配列ピッチは169μm、溝7,9の深さ
は375μm、第一、第二の圧電部材層2,3の厚さは
240μm、溝7,9の長さは12mmとした。また、
溝7,9の切断に用いられる工具は、ICの基板を形成
する際にウェハーを切断するダイシングソーのダイヤモ
ンドホイールが用いられる。本実施例においては、株式
会社ディスコ製のNBCZ1080または1090の2
インチのブレードを30000r.p.m.の回転数を
もって回転させて研削した。
【0016】次に、無電解メッキにより電極を形成する
前の前処理として、洗浄、キャタライジング、アクセラ
レーティング処理を行う。洗浄は、メッキ形成面の活性
化及び、キャタリスト液やメッキ液が溝7,9内に入り
易くするための親水化を目的として行われるもので、本
実施例においてはエタノール液を用いて洗浄を行った。
キャタライジング処理は、塩化パラジュウム、塩化第1
錫、濃塩酸等からなるキャタリスト液に基板1を浸し、
溝7,9の表面にPd・Snの錯化物を吸着させる目的
で行う。続いて、アクセラレーティング処理を行う。こ
の処理は硫酸等の液体に基板1を浸し、キャタライジン
グ処理で吸着された錯化物から錫を除去し、金属化した
Pdのみを残す目的で行われる処理である。これらのキ
ャタライジング処理及びアクセラレーティング処理は被
メッキ物(基板1)と処理液との相対速度を0.2m/
s以上にして行えば細い溝7,9の内面の前処理を良好
に行うことができ、均一なメッキが生成される。
【0017】次に、第一、第二の圧電部材層2,3の表
面に配線パターン形成部を除きマスクをかける。この方
法は、図1(c)に示すように、第一、第二の圧電部材
2,3の表面にドライフィルム11を貼る。さらに、そ
の上に、図2(a)に示すように、レジスト用マスク1
2を載せて露光及び現像処理を行う。これにより、図2
(b)に示すように、第一、第二の圧電部材2,3の表
面には、配線パターン形成部と溝7,9の上部以外の部
分にドライフィルムによるレジスト膜13が形成され
る。そして、第一、第二の圧電部材2,3の配線パター
ン形成部及び第一、第二の支柱8,10の側面には金属
化されたPdが存在した状態となる。
【0018】次に、上記処理を施した基板1をメッキ液
に浸漬して無電解メッキを行う。メッキ液は、金属塩及
び還元剤からなる主成分と、pH調整剤、緩衝剤、錯化
剤、促進剤、安定剤、改良剤等からなる補助成分とで形
成される。このメッキ液に基板1を浸すと、金属化され
たPdを触媒核としてメッキが生成され、他の部分には
メッキが生成されない。つまり、図3(a)に示すよう
に、金属化されたPdが吸着された第一、第二の支柱
8,10の側面及び第一、第二の圧電部材層2,3の表
面の配線パターン形成部のみにメッキを生成させること
ができる。図3(b)において、14は第一の電極、1
5は第二の電極、16は配線パターンで、これらは無電
解メッキにより形成されたものである。本実施例におい
ては、メッキ液としてニッケル・リン系の低温メッキ液
を使用して2ないし4μmの粒子より形成された凹凸の
ある第一、第二の圧電部材層2,3の表面と第一、第二
の低剛性部材層5,6とにメッキを行ったところ、ピン
ホールが無くメッキ厚が1ないし2μmの均一なニッケ
ルメッキ膜が生成された。
【0019】次に、図3(b)に示すように、第一、第
二の圧電部材層2,3の表面に貼られたレジスト膜13
を剥離し、続いて、図3(c)に示すように、第一の圧
電部材層2の表面に天板17を接着し、第二の圧電部材
層3の表面に底板18を接着し、各溝7,9の先端に連
通するインク吐出部としての多数のインク吐出口19が
形成されたオリフィスプレート20を基板1の側面に固
定し、インク供給部(図示せず)から各溝7,9にイン
クを供給するインク供給管21を天板17と底板18と
に取り付けることにより、インクジェットプリンタヘッ
ドが完成される。この時に、図4に示すように、第一の
溝7の開口面が天板17により閉塞されて多数の第一の
圧力室22が形成され、第二の溝9の開口面が底板18
により閉塞されて多数の第二の圧力室23が形成され
る。
【0020】このような構成において、図4における中
央の第一の圧力室22のインクを吐出させる場合につい
て述べる。第一の圧力室22のそれぞれには図3(c)
に示したインク供給管21からインクが供給される。こ
こで、中央の第一の圧力室22の第一の電極14と左側
に隣接する第一の圧力室22の第一の電極14との間に
配線パターン16を介して電圧Aを印加し、中央の第一
の圧力室22の第一の電極14と右側に隣接する第一の
圧力室22の第一の電極14との間に電圧Bを印加す
る。A,Bの電圧の極性は逆で、第一の支柱8の高剛性
部8aには矢印により示す分極方向と直交する方向に電
界がかけられる。これにより、中央の第一の圧力室22
の左側の第一の支柱8は左方に歪み右側の第一の支柱8
は右側に歪み、中央の第一の圧力室22の容積が増大
し、その両側の第一の圧力室22の容積は減少する。
【0021】図5に電圧A,Bの印加状態と時間との関
係を示すが、一定の期間aの間で電圧A,Bが緩やかに
高められるため、容積が減少した左右の第一の圧力室2
2のインクがインク吐出口19から飛翔することはな
い。中央の第一の圧力室22は、容積の増大により内圧
が低下しインク吐出口19のメニスカスが若干後退し連
通するインク供給部からインクを吸引する。図5のbの
時点では、これまでとは逆の電圧が第一の電極14に急
激に印加されるため、中央の第一の圧力室22の左側の
第一の支柱8は右側に歪み右側の第一の支柱8は左側に
歪み、中央の第一の圧力室22の容積は急激に減少す
る。これにより、中央の第一の圧力室22のインク吐出
口11からインクが飛翔される。この時の電圧は図5に
cによって示すように一定期間印加され、この間は飛翔
中のインク滴の尾部はインク吐出口19から分離される
ことはない。図5のdの時点で第一の電極14への電圧
印加を急激に遮断すると、歪んだ第一の支柱8が元の姿
勢に復帰するため中央の第一の圧力室22の内圧が急激
に低下し、したがって、インク吐出口19のインクが内
方に吸引され飛翔中のインク滴の尾部が分離される。第
一の電極14への通電を遮断した瞬間には、中央の第一
の圧力室22の左右両側の第一の圧力室22の内圧は上
昇するが、インク吐出口19からインクを飛翔させる程
の圧力には達しない。なお、第二の圧力室23のインク
は、第一の圧力室22のインクを飛翔させる動作と全く
同様であるので説明を省略する。
【0022】また、第一の支柱8は第一の圧電部材層2
により形成された高剛性部8aと第一の低剛性部材層5
により形成された低剛性部8bとにより形成されている
が、低剛性部8bの剛性は高剛性部8aの数10分の1
であるため、高剛性部8aで発生する歪力に抗する低剛
性部8bの抵抗力が小さく、これにより、第一の支柱8
の歪量を大きくして第一の圧力室22からのインクの吐
出特性を向上させることができる。同様に、第二の支柱
10も高剛性部10aと低剛性部10bとにより形成さ
れているため、第二の支柱10の歪量を大きくして第二
の圧力室23からのインクの吐出特性を向上させること
ができる。
【0023】なお、本発明は前記実施例に限られるもの
ではない。それについて、幾つかの例を挙げて説明す
る。まず、前記実施例においては、低剛性部材層5,6
の材料として樹脂を主成分とする接着剤4を用いたが、
接着剤4に限られるものではなく、剛性が低く、非導電
性及び非電歪性である条件が満たされればよい。例え
ば、樹脂材よりなる成形板等の使用も可能である。
【0024】また、無電解メッキはニッケルに限られる
ものではない。特に、ニッケルが腐食されるようなイン
クを使用する場合には、無電解メッキとして金を特定す
ることが望ましい。また、安価な金属を用いた無電解メ
ッキで第一、第二の電極14,15を形成し、その上に
耐蝕性のある金属のメッキを施しても良いものである。
【0025】さらに、前記実施例においては、第一、第
二の電極14,15を第一、第二の溝7,9の内面全面
に形成した場合について説明したが、第一、第二の圧電
部材層2,3の溝7,9の内面にのみ形成してもよいも
のである。すなわち、無電解メッキ行程のキャタライジ
ング処理を行った場合に吸着されるPd・Snの錯化物
の錫の割合が、第一、第二の圧電部材層2,3にキャタ
ライジング処理を行った場合よりも多くなる性質をもつ
合成樹脂により第一、第二の低剛性部材層5,6を形成
し、アクセラレーティング処理を調整し、第一、第二の
低剛性部材層5,6に吸着された錯化物を錯化物のまま
の状態に維持し、第一、第二の圧電部材層2,3に吸着
された錯化物が金属化されたPdとなるようにすれば、
第一、第二の支柱8,10の高剛性部8a,10aの表
面のみに第一、第二の電極14,15を形成することが
できる。このような場合には、第一、第二の支柱8,1
0の低剛性部8b,10bの剛性がさらに小さくなるた
め、第一、第二の支柱8,10の歪特性をさらに向上さ
せることができる。
【0026】さらに、前記実施例においては、触媒付与
行程としてキャタライジング処理、アクセラレーティン
グ処理を行う例を説明したが、センシタイジング処理、
アクチベーティング処理によって触媒付与を行ってもよ
い。ただし、この場合は第一、第二の圧電部材層2,3
のみに電極14,15を設けることはできず、第一、第
二の溝7,9の全内面に電極14,15を設けたものに
限る。
【0027】さらに、前記実施例においては、インクジ
ェットプリンタヘッドへの通電方法として、飛翔液滴を
安定させるために、図5に示すような電圧印加方法を採
用したが、従来から行われている他の電圧印加方法を採
用しても良いものである。
【0028】さらに、前記実施例においては、第一、第
低剛性部材層5,6を接着剤4により一体に形成し
た状態で説明したが、図6に示すように、第一の圧電部
材層2と、第一の部材層としての構造用接着フィルム2
4と、中間基板25と、第二の部材層としての構造用接
着フィルム26と、第二の圧電部材層3とを重ね合わ
せ、この積層構造に対して熱と圧力とを加え構造用接着
フィルム24,26を硬化させて基板27を形成しても
よい。そして、この基板27に対して、前記実施例に示
したように、第一、第二の溝7,9と第一、第二の支柱
8,10とを形成し、第一、第二の溝7,9の内面に第
一、第二の電極14,15を形成し、第一の圧電部材2
の表面に天板17を接合して第一の圧力室22を形成
し、第二の圧電部材3の表面に底板18を接合して第二
の圧力室23を形成し、基板27の側面にオリフィスプ
レート20を固着することにより、インクジェットプリ
ンタヘッドが形成される。
【0029】この場合には、剛性の高い中間基板25を
具備するため、外力に対して変形し難い構造とすること
ができる。なお、構造用接着フィルム24,26に要求
される特性は、接着力が高いこと、硬化温度が低く第
一、第二の圧電部材層2,3の分極を劣化させないこ
と、厚さが均一であること、等の条件が満たされるもの
であれば適用が可能である。例として、住友スリーエム
株式会社製の構造用接着フィルムAF−163−2K等
が挙げられる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれ板厚方向に
分極された第一及び第二の圧電部材層と、前記第一の圧
電部材層の内面に対面する前記第一の圧電部材層の剛性
より小さい剛性の第一の部材層と、前記第二の圧電部材
層の内面に対面する前記第二の圧電部材層の剛性より小
さい剛性の第二の部材層とを積層固定してなる基板を設
け、前記第一の圧電部材の表面から前記第一の部材層の
内部に達する深さで互いに平行な多数の第一の溝とこれ
らの第一の溝の両側に配置された第一の支柱とを研削加
工し、前記第一の溝を研削した時の研削基準位置を基準
として前記第二の圧電部材層の表面から前記第二の部
層の内部に達する深さで互いに平行な多数の第二の溝と
これらの第二の溝の両側に配置された第二の支柱とを研
削加工し、前記第一の支柱の側面に第一の電極を形成
し、前記第二の支柱の側面に第二の電極を形成し、前記
第一の圧電部材層の表面に天板を接合することにより前
記第一の溝の開口面を閉塞して多数の第一の圧力室を形
成し、前記第二の圧電部材層の表面に底板を接合するこ
とにより前記第二の溝の開口面を閉塞して多数の第二の
圧力室を形成し、前記第一及び第二の溝のそれぞれの端
面に連通される多数のインク吐出部が形成されたオリフ
ィスプレートを前記基板に固着するようにしたので、第
一又は第二の電極に電圧を加えて第一又は第二の支柱を
歪ませ、第一又は第二の圧力室の圧力を変化させてイン
クをインク吐出部から飛翔させるが、幅の狭い第一、第
二の圧力室を互いに平行に二列に配列した構造であるた
め、インク吐出部を高密度に配列することができ、さら
に、第一、第二の圧力室の一端にインク吐出部を設ける
構造であるため、圧力損失を小さくすることができ、こ
れにより、圧力損失の影響を受けることなく多数のイン
ク吐出機構を設けることができ、さらに、第一の圧力室
を仕切る第一の支柱は、第一の圧電部材層と第一の部
層とから形成されるため、第一の圧電部材層において発
生する歪力に対する第一の部の抵抗力を小さくして
第一の支柱の歪量を大きくすることができ、同様の理由
により第二の支柱の歪量を大きくし、インクの吐出特性
を高めることができ、これにより、第一、第二の圧電部
材層に高電圧を印加することによる分極の劣化を防止
し、かつ、第一、第二の溝の深さを深くすることによる
製造コストの上昇を抑えることができ、さらに、第一の
圧電部材層と第一の部材層と第二の部材層と第二の圧電
部材層とを積層した基板に対して第一、第二の溝を形成
する方法であるため、第一の圧電部材層と第一の部材層
と第二の部材層と第二の圧電部材層とを積層する際に各
部材の位置合わせを厳密に行う必要がなく、しかも、第
一の溝と第二の溝とを同一の研削基準位置を基準として
形成することにより、第一、第二の圧力室の相対位置を
正確に又容易に定めることができる等の効果を有する。
【0031】請求項2の発明は、請求項1において、第
一及び第二の電極を無電解メッキ法により形成するよう
にしたので、無電解メッキ法によって第一、第二の電極
を形成する方法を採用することにより、第一、第二の圧
電部材層の第一、第二の溝の内面に凹凸があってもピン
ホールのない均一な厚さの電極を形成することができ、
これにより、第一、第二の圧電部材層に均一な電界を印
加することができ、また、第一、第二の圧電部材とイン
クとをピンホールの無い電極で隔離することができるの
で、第一、第二の圧電部材の腐食を防止することがで
き、さらに、無電解メッキ法による電極の形成方法は化
学的処理であるため、一度に大量の処理を行うことがで
き、これにより、電極の製造コストを低減することがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るもので、インクジェッ
トプリンタヘッドを形成する過程を示す斜視図である。
【図2】インクジェットプリンタヘッドを形成する過程
を示す斜視図である。
【図3】インクジェットプリンタヘッドを形成する過程
を示す斜視図である。
【図4】インクジェットプリンタヘッドの縦断正面図で
ある。
【図5】電極への印加電圧を示すタイミングチャートで
ある。
【図6】基板の変形例を示す斜視図である。
【図7】インクジェットプリンタヘッドの縦断正面図で
ある。
【図8】第一の従来例を示す側面図である。
【図9】中間基板の平面図である。
【図10】中間基板の一部の平面図である。
【図11】第二の従来例を示す縦断正面図である。
【図12】第三の従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 第一の圧電部材層 3 第二の圧電部材層 5 第一の部材層 6 第二の部材層 7 第一の溝 8 第一の支柱 9 第二の溝 10 第二の支柱 14 第一の電極 15 第二の電極 17 天板 18 底板 19 インク吐出部 20 オリフィスプレート 22 第一の圧力室 23 第二の圧力室 24 第一の部材層 26 第二の部材層 27 基板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/16 B41J 2/045 B41J 2/055

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ板厚方向に分極された第一及び
    第二の圧電部材層と、前記第一の圧電部材層の内面に対
    面する前記第一の圧電部材層の剛性より小さい剛性の第
    一の部材層と、前記第二の圧電部材層の内面に対面する
    前記圧電部材層の剛性より小さい剛性の第二の部材層と
    を積層固定してなる基板を設け、前記第一の圧電部材の
    表面から前記第一の部材層の内部に達する深さで互いに
    平行な多数の第一の溝とこれらの第一の溝の両側に配置
    された第一の支柱とを研削加工し、前記第一の溝を研削
    した時の研削基準位置を基準として前記第二の圧電部材
    層の表面から前記第二の部材層の内部に達する深さで互
    いに平行な多数の第二の溝とこれらの第二の溝の両側に
    配置された第二の支柱とを研削加工し、前記第一の支柱
    の側面に第一の電極を形成し、前記第二の支柱の側面に
    第二の電極を形成し、前記第一の圧電部材層の表面に天
    板を接合することにより前記第一の溝の開口面を閉塞し
    て多数の第一の圧力室を形成し、前記第二の圧電部材層
    の表面に底板を接合することにより前記第二の溝の開口
    面を閉塞して多数の第二の圧力室を形成し、前記第一及
    び第二の溝のそれぞれの端面に連通される多数のインク
    吐出部が形成されたオリフィスプレートを前記基板に固
    着するようにしたことを特徴とするインクジェットプリ
    ンタヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 第一及び第二の電極を無電解メッキ法に
    より形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のインクジェットプリンタヘッドの製造方法。
JP4067991A 1992-03-26 1992-03-26 インクジェットプリンタヘッドの製造方法 Expired - Lifetime JP2843199B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4067991A JP2843199B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 インクジェットプリンタヘッドの製造方法
KR1019930004606A KR960012756B1 (ko) 1992-03-26 1993-03-24 압전부재를 사용한 프린터 헤드의 제조방법
US08/037,807 US5327627A (en) 1992-03-26 1993-03-26 Method of manufacturing a high-density print head incorporating piezoelectric members

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4067991A JP2843199B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 インクジェットプリンタヘッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05269995A JPH05269995A (ja) 1993-10-19
JP2843199B2 true JP2843199B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=13360947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4067991A Expired - Lifetime JP2843199B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 インクジェットプリンタヘッドの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5327627A (ja)
JP (1) JP2843199B2 (ja)
KR (1) KR960012756B1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5543009A (en) * 1991-08-16 1996-08-06 Compaq Computer Corporation Method of manufacturing a sidewall actuator array for an ink jet printhead
US5414916A (en) * 1993-05-20 1995-05-16 Compaq Computer Corporation Ink jet printhead assembly having aligned dual internal channel arrays
US5435060A (en) * 1993-05-20 1995-07-25 Compaq Computer Corporation Method of manufacturing a single side drive system interconnectable ink jet printhead
JP2854508B2 (ja) * 1993-08-27 1999-02-03 株式会社テック インクジェットプリンタヘッド及びその駆動方法
DE4336416A1 (de) * 1993-10-19 1995-08-24 Francotyp Postalia Gmbh Face-Shooter-Tintenstrahldruckkopf und Verfahren zu seiner Herstellung
US5479684A (en) * 1993-12-30 1996-01-02 Compaq Computer Corporation Method of manufacturing ink jet printheads by induction heating of low melting point metal alloys
JPH07276624A (ja) * 1994-04-07 1995-10-24 Tec Corp インクジェットプリンタヘッド
DE4443245C2 (de) * 1994-11-25 2000-06-21 Francotyp Postalia Gmbh Modul für einen Tintendruckkopf
DE4443254C1 (de) * 1994-11-25 1995-12-21 Francotyp Postalia Gmbh Anordnung für einen Tintendruckkopf aus einzelnen Tintendruckmodulen
DE4443244C2 (de) * 1994-11-25 2000-04-06 Francotyp Postalia Gmbh Anordnung für einen Tintendruckkopf aus einzelnen Tintendruckmodulen
JP3299431B2 (ja) * 1995-01-31 2002-07-08 東芝テック株式会社 インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JPH08267769A (ja) * 1995-01-31 1996-10-15 Tec Corp インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JPH10109415A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Brother Ind Ltd インクジェットヘッドおよびインクジェットヘッド形成方法
JPH10202856A (ja) * 1997-01-20 1998-08-04 Minolta Co Ltd インクジェット記録ヘッド
US6097412A (en) * 1997-02-07 2000-08-01 Fujitsu Limited Ink jet printer head and method for fabricating the same including a piezoelectric device with a multilayer body having a pair of high rigidity plates provided on the side walls
WO1999011461A1 (en) * 1997-08-29 1999-03-11 Topaz Technologies, Inc. Integrated head assembly for an ink jet printer
US5900201A (en) * 1997-09-16 1999-05-04 Eastman Kodak Company Binder coagulation casting
US6116718A (en) * 1998-09-30 2000-09-12 Xerox Corporation Print head for use in a ballistic aerosol marking apparatus
US6751865B1 (en) * 1998-09-30 2004-06-22 Xerox Corporation Method of making a print head for use in a ballistic aerosol marking apparatus
US6328409B1 (en) 1998-09-30 2001-12-11 Xerox Corporation Ballistic aerosol making apparatus for marking with a liquid material
US6136442A (en) * 1998-09-30 2000-10-24 Xerox Corporation Multi-layer organic overcoat for particulate transport electrode grid
JP3756506B1 (ja) * 2004-09-15 2006-03-15 シャープ株式会社 インクジェットヘッドおよびその製造方法
JP4548169B2 (ja) * 2005-03-23 2010-09-22 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッドの製造方法
JP2011037057A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッドの製造方法
JP5408050B2 (ja) * 2010-06-22 2014-02-05 コニカミノルタ株式会社 液体噴出装置
KR101288257B1 (ko) * 2011-09-30 2013-07-26 삼성전기주식회사 미세토출장치의 구동부 제작방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5586767A (en) * 1978-12-23 1980-06-30 Seiko Epson Corp Print head
US4887100A (en) * 1987-01-10 1989-12-12 Am International, Inc. Droplet deposition apparatus
GB8824014D0 (en) * 1988-10-13 1988-11-23 Am Int High density multi-channel array electrically pulsed droplet deposition apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05269995A (ja) 1993-10-19
KR960012756B1 (ko) 1996-09-24
US5327627A (en) 1994-07-12
KR930019409A (ko) 1993-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2843199B2 (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
KR960003338B1 (ko) 잉크제트 프린터 헤드
JP5818848B2 (ja) プリントヘッド
JPH05269994A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
US7637601B2 (en) Droplet discharging head, droplet discharging apparatus, method for manufacturing droplet discharging head and method for manufacturing droplet discharging apparatus
US20040141032A1 (en) Ink-jet recording head, manufacturing method of the same and ink-jet recording apparatus
JPH0596727A (ja) インクジエツトプリンタヘツド及びその製造方法
AU2007232337A1 (en) Droplet deposition apparatus
US6929355B2 (en) Ink-jet recording head, manufacturing method of the same, and ink-jet recording apparatus
JP2857303B2 (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JPH0760961A (ja) インクジェットプリンタヘッド及びその駆動方法
JPH07276624A (ja) インクジェットプリンタヘッド
US7788776B2 (en) Method of producing piezoelectric actuator
US20040130601A1 (en) Liquid-jet head, method of manufacturing the same, and liquid-jet apparatus
JP3330757B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2003019805A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3298755B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP3067535B2 (ja) インク噴射装置及びその製造方法
JPH05261923A (ja) インクジェットプリンタヘッド
JPH05269993A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JPH06143590A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2004188687A (ja) インクジェットヘッドおよびインクジェット式記録装置
JP2000229414A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JP2004122422A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッドおよびそれを備えた記録装置
JPH09239976A (ja) インクジェットヘッドの接着剤塗布装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 14