JPH08280343A - 麦葉麺の製造方法 - Google Patents

麦葉麺の製造方法

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Publication number
JPH08280343A
JPH08280343A JP7124186A JP12418695A JPH08280343A JP H08280343 A JPH08280343 A JP H08280343A JP 7124186 A JP7124186 A JP 7124186A JP 12418695 A JP12418695 A JP 12418695A JP H08280343 A JPH08280343 A JP H08280343A
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JP
Japan
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wheat
flour
wheat leaf
noodles
amount
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Application number
JP7124186A
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English (en)
Inventor
Kazu Sasaki
和 笹木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日常生活に欠くことのできない必要な栄養バ
ランスのとれた麦葉麺の製造方法を提供する。 【構成】 穂の出る前に刈り取った麦の葉を摺り潰して
泥状又は乾燥させて粉末状にし、小麦粉と混合させてう
どんを造り、小麦粉、そば粉と混合させてそばを造るこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は茎立ちする前の麦葉を刈
り取り、摺り潰して、泥状又は粉末状にし、小麦粉と混
合させてうどんを造り、小麦粉、そば粉と混合させてそ
ばを造る麦葉麺の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】麺類は米飯と共に古くから食生活の主流
をなすもので、大別するとうどんとそばに分けられ、伝
統を受け継いた我が国特有の食品であるが、近年健康食
品と称する材料を麺の中に混入するうどん、そば等の麺
類が提供されるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの健康
食品材料を入れた麺類は健康的なものであるとしても、
麺類の特質に合うものは少なく、未だ開発研究の段階に
ある。本発明は茎立ちする前の麦葉を刈り取り適度に蒸
した後、約15℃の水に浸漬しながら水と少量の食塩を
加え、充分に捏ね上げた後裁断して麺を造るようにした
麦葉麺の製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、茎立ちする前の麦葉を刈り取り、適度に蒸し
た後、15℃の水に浸漬して洗浄し、水切りをして摺り
潰し、泥状にした麦葉素地を、小麦粉1kgに対し20
0gの割合で混合攪拌しながら倍量の水を加え、更に全
体の量の2%〜3%の食塩を混入したものを加熱し、沸
騰した時点で加熱を停止し、60℃〜50℃まで温度が
下がってから充分に捏ね上げた生麺生地を数時間放置し
た後麺圧延機で順次薄くなるように数工程を経て最終的
に2mm〜3mmの厚さに圧延したものを所定の長さに
切断し、更に所定の幅に裁断するものである。又、麦葉
麺は茎立ちする前に刈り取られた麦葉を熱湯に浸した後
急冷し、乾燥させた後粉末状にしてもよく、茎立ちする
前に刈り取られた麦葉を熱湯に浸した後急冷し、シート
状にしてもよく、又、茎立ちする前に刈り取られた麦の
葉から繊維分を取り除いた後練状にしたものでもよい。
又、生麺生地の小麦の量を50%とし、そば粉の量50
%とし、麦葉素地の量が小麦粉の量の10%以下にする
ことも可能で、この場合はそば麺の製造方法になる。
【0005】
【作用】麦葉素地は茎立ちする前に刈り取った麦葉を適
度に蒸した後、水に浸漬して洗浄し、水切りをして摺り
潰し、泥状にしたものや乾燥させて粉末にしたもので、
この麦葉素地を、小麦粉1kgに対して泥状の場合は約
200gの割合で混合し、粉末の場合は水を加えて20
0gになるような量を混合するので麦葉独特の匂いや味
は少なく、適度の香りや味が残ると共に炭水化物、無機
質物、ビタミンB1ビタミンC等が他の野菜よりも多く
含まれた栄養バランスのとれた麺が得られるが、麦葉素
地の混合量が前記の割合を越えると麺にねばりがなくな
り、切れ易くなる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。本発
明の主材である麦葉素地は茎立ちする前に刈り取った麦
葉を適度に蒸した後、約15℃の水に浸漬して洗浄し、
水を切ってから摺り潰して泥状にし、これを小麦粉1k
gに対して200gの割合で混合攪拌しながら倍量の水
を加え、更に全体量の2%〜3%の食塩を混入したもの
を加熱し、沸騰した時点で加熱を停止し、60℃〜50
℃まで温度を下げてから充分に手動又は機械で捏ね上げ
た生麺生地をを数時間放置した後、圧延手段又は麺圧延
機で順次薄くなるように数工程をかけ、最終的に2mm
〜3mmの厚さに圧延したものを所定の長さに切断し、
更に所定の幅に裁断すると麦葉麺が完成する。
【0007】麦葉素地は茎立ちする前に刈り取られた麦
葉を熱湯に浸した後急冷して乾燥させてから粉末にし、
この粉末にしたものを小麦粉1kgに対し約95gから
100gの割合で混合攪拌しながら倍量の水を加え、更
に全体の2%〜3%の食塩を混入したものを加熱し、沸
騰した時点で加熱を停止し、60℃〜50℃まで温度が
下がってから充分に捏ね上げた後、最終的に2mm〜3
mmの厚さに圧延し、細長い麺の形に裁断する。
【0008】又、麦葉素地は刈り取らねた麦葉を熱湯に
浸した後急冷し、ミート状に造ったものを小麦粉1kg
に対し約200gの割合で混入しても良く、完成される
生麺生地は前記生麺生地と同様のものができる。
【0009】又、茎立ちする前に刈り取られた麦葉から
繊維質を取り除いて練状にして麦葉素地とすることも可
能で、このように繊維質を取り除いた麦葉素地を使った
麺は消化がよいので、幼児、老齢者等に向いている。
【0010】生麺生地に使用する小麦粉の量の半分をそ
ば粉にすると、そばになり、麦葉の風味を含んだ日本そ
ばができあがる。
【0011】本発明において使用する強力粉は、タンパ
ク質の多い小麦粉を指すもので、粘りがある上、腰の強
い麺ができるためそば麺を造る場合に使用する。使用す
る量はそば粉1kgに対し、200g〜300g程度混
入すると腰のあるそばができるが、強力粉のみを使用し
たり、量が多すぎると固すぎて本当の麺の風味が損なわ
れる。
【0012】尚、茎立ちする前に刈り取られる麦葉は高
さが15cm〜20cm程度のものが適当であるが、茎
立ちした麦でも葉だけを刈り取ったものであれば茎立ち
前のものと比べて遜色はない。
【0013】
【発明の効果】本発明の麦葉麺の製造方法によれば、特
殊の機械を使用せずに栄養バランスのとれた麺を提供で
き、又高価な材料を使うことなく健康的な美味しい麺を
提供できる。特に発育盛りの幼児や年少者の発育に必要
な栄養素を含んでいるので、近年社会問題になっている
偏った食生活の改善に役立つ食品として期待できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茎立ちする前の麦葉を刈り取り適度に蒸
    した後、約15℃の水に浸漬して洗浄し、水切りをして
    摺り潰し、泥状にした麦葉素地を、小麦粉1kgに対し
    て200gの割合で混合攪拌しながら倍量の水を加え、
    更に全体の量の2%〜3%の食塩を混入したものを加熱
    し、沸騰した時点で加熱を停止し、60℃〜50℃まで
    温度が下がってから充分に捏ね上げた生麺を数時間放置
    した後麺圧延機で順次薄くなるように数工程を経て最終
    的に2〜3mmの厚さに圧延し、所定の長さに切断後、
    所定幅に裁断することを特徴とする麦葉麺の製造方法。
  2. 【請求項2】 麦葉素地が、茎立する前に刈り取られた
    麦の葉を熱湯に浸した後急冷し、乾燥させた後、粉末状
    にされたものであることを特徴とする請求項1記載の麦
    葉麺の製造方法。
  3. 【請求項3】 麦葉素地が、茎立する前に刈り取られた
    麦の葉を熱湯に浸した後急冷し、ミート状にしたもので
    あることを特徴とする請求項1記載の麦葉麺の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 麦葉素地が、茎立する前に刈り取られた
    麦の葉から繊維分を除いた後練状にされたものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の麦葉麺の製造方法。
  5. 【請求項5】 生麺生地の小麦粉の量を50%とし、そ
    ば粉の量を50%とし、麦葉素地の量が小麦粉の量の1
    0%以下であることを特徴とする請求項1、2、3又は
    4記載の麦葉麺の製造方法。
  6. 【請求項6】 小麦粉が強力粉である請求項1、2、
    3、4又は5記載の麦葉麺の製造方法。
JP7124186A 1995-04-13 1995-04-13 麦葉麺の製造方法 Pending JPH08280343A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103431373A (zh) * 2013-06-30 2013-12-11 安徽省凤宝粮油食品(集团)有限公司 一种糖尿病病人营养复合的面条专用粉及其制备方法

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