JPH08280127A - 回転体と固定体との間の電気的接続装置 - Google Patents

回転体と固定体との間の電気的接続装置

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JPH08280127A
JPH08280127A JP8026195A JP8026195A JPH08280127A JP H08280127 A JPH08280127 A JP H08280127A JP 8026195 A JP8026195 A JP 8026195A JP 8026195 A JP8026195 A JP 8026195A JP H08280127 A JPH08280127 A JP H08280127A
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JP
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fixed
rotating body
flat cable
fixed body
moving member
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JP8026195A
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English (en)
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Masakazu Umemura
昌和 梅村
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルの反転部がハウジングに対
して円周方向に移動する際の、ハウジングの上部内面に
対する摺動音を防止する。 【構成】 アンダカバー7とアッパカバーとからなるハ
ウジングがステアリングコラムに固定され、回転体1が
自動車のハンドルに固定され、ハウジング側と回転体1
側とを、ハウジングと回転体1との間の環状空間9に収
容されたフレキシブルフラットケーブル(FFC)11
で電気的に接続された電気的接続装置において、回転体
1の回転に対して減速されて回転移動するキャリア19
に伴い円周方向に移動するFFC11の反転部11aに
対し、キャリア19と反対側の側縁11bを覆うよう
に、キャリア19と一体となって移動する防音プレート
43を、キャリア19に設ける。防音プレート43は、
キャリア19上に設けられるガイドローラ21を回転支
持するピンの上端にねじ49により固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固定体側と、この固
定体内に回転可能に設けられる回転体側とを、この両者
間の環状空間に設けられるフラットケーブルにより接続
する回転体と固定体との間の電気的接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の電子制御化が進むにつ
れ、自動車の操舵装置におけるハンドル(ステアリング
ホイール)にも、電子制御のための各種スイッチが設け
られるようになっており、このスイッチを電気配線によ
ってステアリングコラム側に接続する必要がある。自動
車のハンドルは、複数回左右に回転可能なように設定さ
れているため、ハンドルの回転軸とステアリングコラム
とを電気的に接続するためには、一般に複数の導線を備
えた可撓性のフレキシブル・フラット・ケーブル(FF
C)が、ハンドル軸に固定された回転体とステアリング
コラム側に固定された固定体であるハウジングとの間に
渦巻き状態で、あるいは途中で折り返された反転渦巻き
状態で設けられた構成の、回転体と固定体との間の電気
的接続装置が用いられる。
【0003】図7は、上記した電気的接続装置の分解斜
視図で、図8は、組み立て状態での側面断面図である。
この電気的接続装置は、自動車のハンドルの軸が挿入固
定される筒状の回転体である第1の回転体1および第2
の回転体3と、この回転体を外周側にて回転可能に支持
して図示しないステアリングコラム側に固定される筒状
の固定体としてのハウジングを構成するカバー5および
アンダカバー7とを備え、前記回転体とハウジングとの
間の環状空間9内に、ハンドル側とステアリングコラム
側とを電気的に接続するFFC11が収容されている。
【0004】カバー5とアンダカバー7とからなるハウ
ジング内には、前記FFC11が収容されるインターナ
ルギア13が固定されている。インターナルギア13
は、下部内周面にギア部15が形成されている。インタ
ーナルギア13の下部のフランジ13aと第1の回転体
1の下部のフランジ1aとの間には、移動部材であるキ
ャリア19が相対回転可能に取付けられている。キャリ
ア19は、円盤状の本体部20上に、上方に突出した支
持軸であるピン19aに、FFC11を案内する複数の
ガイドローラ21が回転可能に取付けられている。一
方、キャリア19の下方に突出する三つのピン19bに
は、インターナルギア13のギア部15に噛合する遊星
ギア23が回転可能に取付けられている。この遊星ギア
23は、第1の回転体1の下部側の外周部に形成された
ギア部25にも噛合しており、第1の回転体1の回転に
伴う遊星ギア23の回転(自転)により、キャリア19
が遊星ギア23の回転(公転)に伴われて第1の回転体
1に対して所定の減速比で回転移動する。
【0005】FFC11は、収容状態を平面的に示す図
9での破線のように、内周側の一端が第1の回転体1の
固定部26に固定されて、その先端にコネクタ27が取
付けられている。なお、図9ではインターナルギア13
を省略してある。上記コネクタ27から引き出されたF
FC11は、第1の回転体1の外周面に沿って巻かれ、
ガイドローラ21の任意の一つに巻き付くようにして反
転部11aを形成し、インターナルギア13の内周面に
沿って前記とは逆方向に巻かれ、切欠13bからインタ
ーナルギア13の外部に引き出され、その先端に取付け
られたコネクタ29がアンダカバー7の膨出部31に固
定される。
【0006】カバー5上には、第1,第2の各回転体
1,3とともに回転するアッパカバー33が被せられ、
前記FFC11の内周側端部のコネクタ27は、アッパ
カバー33上に形成された固定部33aに固定される。
アッパカバー33には三つのねじ挿入孔33bが形成さ
れ、これに対応して第2の回転体3の上面には上記ねじ
挿入孔33bに整合する三つのボス部35が突出して形
成され、このボス部35の上端にはねじ孔35aが形成
されている。三つのボス部35は、第1の回転体1の下
面から上方に向けて形成された挿入溝37内に挿入され
て嵌め込まれ、その先端は第1の回転体1のフランジ部
39の下面に接触している。フランジ部39には、ねじ
挿入孔39aが形成されており、三つのねじ41を、ア
ッパカバー33のねじ挿入孔33bおよび、第1の回転
体1のねじ挿入孔39aに挿入し、第2の回転体3のね
じ孔35aにねじ込むことで、回転体とハウジングとが
組み付けられることになる。
【0007】FFC11は、ハンドルの複数回転動作に
追従可能なような長さに設定され、第1の回転体1の図
9中での右回りに伴って、第1の回転体1の外周に巻か
れた部位がほぐされつつ、インターナルギア13の内周
に巻かれていく。一方、第1の回転体1が図9中で左方
向に回転した場合には、FFC11は、インターナルギ
ア13の内周に巻かれた部位がほぐされつつ、そのほぐ
された部位が第1の回転体1の外周に徐々に巻かれてい
く。このときFFC11は、ガイドローラ21に案内さ
れつつ、反転部11aがガイドローラ21およびキャリ
ア19とともにハウジング内を円周方向(矢印A方向)
に移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10は、FFC11
の反転部11aの移動軌跡を、ガイドローラ21の移動
軌跡とともに示したもので、ここでのFFC11は、第
1の回転体1が図9中で左回りに回転して第1の回転体
1の外周面に巻き付けられている状態である。このと
き、FFC11は、ハウジングの内周から第1の回転体
1の外周へ向かう矢印B方向への移動により、ハウジン
グ(インターナルギア13)の内周に巻かれた部位がほ
ぐされつつ、そのほぐされた部位が第1の回転体1の外
周に徐々に巻かれていくと同時に、反転部11aが、ガ
イドローラ21のa→b→c→dへの移動と同方向の矢
印C方向に、a1 →b1 →c1 →d1 と移動する。
【0009】図11は、図9におけるD−D線に沿った
部分に対応する簡略化した断面図である(アンダカバー
7やアッパカバー33などは省略してある)が、上記し
た反転部11aにおけるFFC11の移動により、反転
部11aの上部側の側縁11bがカバー5の内面5aに
対し、前記図10で示した矢印B方向およびC方向に向
けて摺動し、騒音が発生していた。このとき、FFC1
1は矢印Cに対応する円周方向に振動することで振動音
が発生し、騒音が増大する傾向にある。
【0010】第1の回転体1が図9中で右回りに回転し
た場合については、反転部11aがカバー5に対して前
記C方向とは逆方向に移動するが、この移動時において
も反転部11aの上部側の側縁11bがカバー5の内面
5aに対して摺動し、前記と同様に騒音が発生する。
【0011】そこで、この発明は、フラットケーブルの
反転部がハウジングに対して円周方向に移動する際の、
ハウジングの内面に対する摺動音を低減することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、固定体内に回転体が回転可能に設けら
れ、この回転体と前記固定体との間の環状空間に、一端
が前記固定体に固定され、他端が前記回転体に固定され
た可撓性のフラットケーブルが収容され、このフラット
ケーブルは、途中の反転部を介して前記回転体の外周側
と前記固定体の内周側とに、互いに逆向きにそれぞれ巻
付けるように構成され、前記回転体側と固定体側とを電
気的に導通させるように構成された回転体と固定体との
間の電気的接続装置において、前記環状空間に、前記回
転体の外周または固定体の内周へのそれぞれの巻付け動
作に伴う前記反転部の円周方向の移動とともに、前記回
転体の回転に対して相対回転しつつ前記固定体に対して
回転移動する移動部材を設け、この移動部材に、前記フ
ラットケーブルの反転部における側縁に対向する防音部
材を、前記移動部材と一体的に回転移動可能に設けた構
成としてある。
【0013】
【作用】このような構成の回転体と固定体との間の電気
的接続装置によれば、回転体が固定体に対して回転する
と、フラットケーブルは回転体の外周面と固定体の内周
面との間を移動しつつ、反転部が移動部材とともに固定
体に対して円周方向に移動する。このとき、フラットケ
ーブルの側縁に対向する位置に設けられた防音部材も移
動部材と一体となって移動するので、反転部における側
縁の固定体に対する摺動音が防止される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0015】図1は、この発明の第1実施例の回転体と
固定体との間の電気的接続装置に係わる前記図9に相当
する平面図で、図2は前記図11に相当する断面図であ
る。この電気的接続装置は、前記図7〜図11に示した
従来のものと全体の構成要素は同じであり、同一の構成
要素には同一の符号を用いて説明する。
【0016】上記実施例の電気的接続装置は、前記従来
例のものに対し、FFC11の反転部11aを堺にして
隣接し合うガイドローラ21相互間を、防音部材である
防音プレート43により連結し、これにより反転部11
aに対して上部側の側縁11bが防音プレート43で覆
われる状態となる。
【0017】防音プレート43は、図1の要部の斜視図
である図3および、図3のE矢視図である図4に示すよ
うに、平板状のプレート本体45の両端に取付片47が
設けられている。取付片47にはねじ挿入孔47aが形
成されるとともに、ガイドローラ21を回転支持するキ
ャリア19上の支持軸としてのピン19aにはねじ穴1
9cが形成され、ねじ49をねじ挿入孔47aから挿入
してねじ穴19cにねじ込むことで、防音プレート43
がキャリア19側に固定される。この固定状態で、防音
プレート43のプレート本体45はFFC11の側縁1
1bに対して僅かの隙間を形成するか、またはFFC1
1の移動に支障を来たさない程度に接触した状態とす
る。防音プレート43のカバー5側は、その内面5aと
の間に隙間が形成されている。
【0018】上記したような構造の回転体と固定体との
間の電気的接続装置によれば、FFC11は、第1の回
転体1の図1での右回りに伴って、第1の回転体1の外
周に巻かれた部位がほぐされつつ、インターナルギア1
3の内周に巻かれる一方、第1の回転体1の図1中での
左回り伴って、インターナルギア13の内周に巻かれた
部位がほぐされつつ、そのほぐされた部位が第1の回転
体1の外周に徐々に巻かれていく。
【0019】このとき、FFC11は、ガイドローラ2
1に案内されつつ、反転部11aがガイドローラ21お
よびキャリア19とともにハウジング内を円周方向に移
動する。この移動時に、FFC11の上部側の側縁11
bは、キャリア19とともに移動する防音プレート43
に覆われているので、防音プレート43に対する前記図
10における矢印B方向への摺動が発生するものの、円
周方向への移動によるカバー5の内面5aに対しての摺
動は発生せず、したがって、前記図10における矢印C
方向(円周方向)への振動も発生せず、FFC11の移
動によるカバー5に対する騒音を回避することができ、
信頼性の高いものとなる。
【0020】防音プレート43は、FFC11に対向す
る内面43aの面粗度をより細かくなるよう高めること
で、また材質としてはゴム系の樹脂(例えばエストラ
マ)などで構成することで、防音効果がより高まる。
【0021】図5および図6は、この発明の第2実施例
に係わるもので、図5は電気的接続装置の分解斜視図、
図6は前記図1に相当する平面図である。この実施例
は、前記第1実施例における、キャリア19の円周方向
の移動のための遊星ギア23などによるギア機構を廃止
したもので、移動部材としては、ほぼC字形状のキャリ
ア51を、固定体であるカバー5およびアンダカバー7
と回転体1との間の環状空間9に、円周方向に回転移動
可能に配置したものである。このキャリア51は、環状
体の一部に、その内周側と外周側とを連通する開口部5
1aが形成され、この開口部51aにFFC11の反転
部11aが配置される。
【0022】上記キャリア51の上面には、開口部51
aを覆うように、前記第1実施例と同様な防音プレート
43がねじ49により取り付けられ、これにより、FF
C11の反転部11aの側縁11bが防音プレート43
によって覆われる状態となる。
【0023】上記第2実施例の構成によれば、FFC1
1は、回転体1の図6での右回りに伴って回転体1の外
周に巻かれた部位がほぐされつつ、アンダカバー7の内
周に巻かれる。このとき、反転部11aは、回転体1に
対して相対回転しつつ回転体1と同方向に減速された状
態で環状空間9内を移動し、この移動に伴いキャリア5
1が反転部11aに押されて移動する。一方、回転体1
の図6中での左回り伴って、アンダカバー7の内周に巻
かれた部位がほぐされつつ、そのほぐされた部位が回転
体1の外周に徐々に巻かれていき、このときキャリア5
1は、反転部11aに押されて前記とは逆方向に環状空
間9内を移動する。
【0024】このとき、FFC11の上部側の側縁11
bは、キャリア51とともに移動する防音プレート43
に覆われているので、前記第1実施例と同様に、防音プ
レート43に対する前記図10における矢印B方向への
摺動が発生するものの、円周方向への移動によるカバー
5の内面5aに対しての摺動は発生せず、したがって、
前記図10における矢印C方向(円周方向)への振動も
発生せず、FFC11の移動によるカバー5に対する騒
音を回避することができ、信頼性の高いものとなる。
【0025】上記第2実施例においても、防音プレート
43は、FFC11に対向する内面の面粗度をより細か
くなるよう高めることで、また材質としてはゴム系の樹
脂(例えばエストラマ)などで構成することで、防音効
果がより高まる。
【0026】なお、前記第1実施例については、反転部
11aの下部側の側縁が移動部材19の本体部20上の
一段低い部位に載置されて、この下部側の側縁の円周方
向の移動による騒音が回避されているが、第2実施例に
おいては、FFC11はアンダカバー7上に直接載置さ
れることから、反転部11aの下部側の側縁はアンダカ
バー7に対して円周方向に摺動する。このため、キャリ
ア51の開口部51aにおける下面側にも防音部材を設
け、上下二つの防音部材によりFFC11を上下から挟
むようにすれば、さらに騒音防止効果が高まる。つま
り、この場合、防音部材は反転部11aの少なくとも一
方の側縁を覆うように設ければよいことになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、回転体の回転に対して減速されて回転移動する移
動部材に伴い円周方向に移動するフラットケーブルの反
転部に対し、側縁を覆うように、移動部材と一体となっ
て移動する防音部材を移動部材に設けたため、反転部が
円周方向に移動する際に、前記側縁が固定体に対して円
周方向に摺動することはなく、この移動による騒音を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す回転体と固定体と
の電気的接続装置におけるFFCの収容状態を示す平面
図である。
【図2】図1の電気的接続装置における要部の概略的な
側面断面図である。
【図3】図1の電気的接続装置における要部の斜視図で
ある。
【図4】図3のE矢視図である。
【図5】この発明の第2実施例を示す回転体と固定体と
の間の電気的接続装置の分解斜視図である。
【図6】図5の電気的接続装置におけるFFCの収容状
態を示す平面図である。
【図7】従来例を示す回転体と固定体との間の電気的接
続装置の分解斜視図である。
【図8】図7の電気的接続装置の側面断面図である。
【図9】図7の電気的接続装置におけるFFCの収容状
態を示す平面図である。
【図10】図7の電気的接続装置におけるFFCの反転
部の移動軌跡をガイドローラとともに示した動作説明図
である。
【図11】図7の電気的接続装置における要部の概略的
な側面断面図である。
【符号の説明】
1 第1の回転体(回転体) 3 第2の回転体(回転体) 5 カバー(ハウジング,固定体) 7 アンダカバー(ハウジング,固定体) 9 環状空間 11 FFC(フラットケーブル) 11a 反転部 11b 側縁 19 キャリア(移動部材) 19a ピン(支持軸) 21 ガイドローラ(移動部材) 43 防音プレート(防音部材) 51 キャリア(移動部材,環状体) 51a 開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体内に回転体が回転可能に設けら
    れ、この回転体と前記固定体との間の環状空間に、一端
    が前記固定体に固定され、他端が前記回転体に固定され
    た可撓性のフラットケーブルが収容され、このフラット
    ケーブルは、途中の反転部を介して前記回転体の外周側
    と前記固定体の内周側とに、互いに逆向きにそれぞれ巻
    付けるように構成され、前記回転体側と固定体側とを電
    気的に導通させるように構成された回転体と固定体との
    間の電気的接続装置において、前記環状空間に、前記回
    転体の外周または固定体の内周へのそれぞれの巻付け動
    作に伴う前記反転部の円周方向の移動とともに、前記回
    転体の回転に対して相対回転しつつ前記固定体に対して
    回転移動する移動部材を設け、この移動部材に、前記フ
    ラットケーブルの反転部における側縁に対向する防音部
    材を、前記移動部材と一体的に回転移動可能に設けたこ
    とを特徴とする回転体と固定体との間の電気的接続装
    置。
  2. 【請求項2】 移動部材は、環状の本体部と、この本体
    部上に円周方向に沿って複数設けられて前記フラットケ
    ーブルの巻き解き動作をスムーズに行わせるガイドロー
    ラとから構成され、前記フラットケーブルの反転部を堺
    にして移動部材の回転移動方向の両側方における前記ガ
    イドローラ相互が、前記フラットケーブルの反転部の側
    縁を覆うような平板状の防音部材により連結されている
    ことを特徴とする請求項1記載の回転体と固定体との間
    の電気的接続装置。
  3. 【請求項3】 ガイドローラは、移動部材の本体部から
    立設された支持軸に対して回転可能に設けられ、前記支
    持軸の端部に防音部材の両端が固定されていることを特
    徴とする請求項2記載の回転体と固定体との間の電気的
    接続装置。
  4. 【請求項4】 移動部材は、環状体の一部に、その内周
    側と外周側とを連通させかつフラットケーブルの反転部
    が配置される開口部が形成され、この開口部におけるフ
    ラットケーブルの側縁に対向する位置に、前記移動部材
    に設けた防音部材を配置したことを特徴とする請求項1
    記載の回転体と固定体との間の電気的接続装置。
JP8026195A 1995-04-05 1995-04-05 回転体と固定体との間の電気的接続装置 Pending JPH08280127A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999029004A1 (fr) * 1997-11-28 1999-06-10 Furukawa Electric Co., Ltd. Connecteur rotatif
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