JPH0827A - 田植機 - Google Patents

田植機

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Publication number
JPH0827A
JPH0827A JP14272694A JP14272694A JPH0827A JP H0827 A JPH0827 A JP H0827A JP 14272694 A JP14272694 A JP 14272694A JP 14272694 A JP14272694 A JP 14272694A JP H0827 A JPH0827 A JP H0827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
seedling
metal fitting
rod
rice transplanter
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Pending
Application number
JP14272694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Tani
和典 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0827A publication Critical patent/JPH0827A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フロート12の後部を植付伝動ケース5に枢
支連結して、フロート12を後ろ中心に上下揺動自在に
構成し、苗植付装置の固定部5から延出した前後向きの
棒材14を、フロート12の前端部から立設したフロー
ト前金具15が備える縦長の長孔に挿通させて、フロー
ト12の上下揺動範囲を規制する規制部10を構成し、
フロート12の前端部を引上げ付勢するバネ材16を、
その上端部を棒材14に、その下端部をフロート前金具
15に連結してある。 【効果】 規制部の部品点数を少なくでき、規制部の周
りの構造が簡単なものになり、規制部周りの組み付け作
業を簡単に行うことができて、製作費のコストダウンを
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロートの後部を植付
伝動ケースに枢支連結して、前記フロートを後ろ中心に
上下揺動自在に構成してある田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上記の田植機では、実開昭63‐1
14116号公報に示すように、フロート前部からガイ
ド部材(同公報の第5図における13の部材)を上方に
揺動自在に延出すると共に、このガイド部材が備える長
孔に、植付ミッション前部から横方向に突出する棒部材
(同、第4図における7aの部材)の突出部を係入し
て、フロートの上下揺動範囲を規制する規制部を構成
し、フロートの前端部の横向き枢支ピンに外嵌したつる
まきバネ(同、第4図参照)を、その一端部をフロート
前端部のブラケットに、その他端部を前記棒部材の突出
部に係止して、フロートの前端部を引上げ付勢するよう
に構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、フロート前部からガイド部材を上方に揺動自在に延
出してあるために、フロート前部とガイド部材とを枢支
連結するための頭付き枢支ピンやその頭付き枢支ピンの
先端部に装着する割りピン等が必要で、フロートの上下
揺動範囲を規制する規制部周りの部品点数が増えて構造
が複雑となり、規制部周りの組み付け作業に手間がかっ
て製作費が高くなっていた。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、フロートの上下揺動範囲を規制す
る規制部周りの構造を簡単にできて、規制部周りの組み
付け作業を簡単に行うことができ、製作費のコストダウ
ンを図ることができる田植機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる田植機の
特徴構成は、フロートの後部を植付伝動ケースに枢支連
結して、前記フロートを後ろ中心に上下揺動自在に構成
し、苗植付装置の固定部から延出した前後向きの棒材
を、前記フロートの前端部から立設したフロート前金具
が備える縦長の長孔に挿通させて、前記フロートの上下
揺動範囲を規制する規制部を構成し、前記フロートの前
端部を引上げ付勢するバネ材を、その上端部を前記棒材
に、その下端部を前記フロート前金具に連結してあるこ
とにある。
【0006】
【作用】上記の構成によればフロートは、苗植付装置の
固定部から延出した前後向きの棒材を、フロートの前端
部から立設したフロート前金具が備える縦長の長孔内で
相対上下動させながら後ろ中心に上下揺動する。フロー
トが一定の高さまで上方に揺動すると、前記棒材が長孔
の下端部に当接して上方へのそれ以上の揺動が規制さ
れ、フロートが一定の位置まで下方に揺動すると、長孔
の上端部に当接して下方へのそれ以上の揺動が規制され
る。また、棒材とフロート金具の間に設けたバネ材によ
って、フロートの前端部が引き上げ付勢されており、フ
ロート前部の接地荷重が軽減されてフロート前部での泥
押しが抑制される。
【0007】そして上記の構成では、苗植付装置の固定
部から延出した前後向きの棒材を、前記フロートの前端
部から立設したフロート前金具が備える縦長の長孔に挿
通させてフロートの上下揺動範囲を規制する規制部を構
成してあるから、規制部を棒材とフロート前金具との二
部品だけにして部品点数を少なくでき、しかも、フロー
トの前端部を引上げ付勢するバネ材を、その上端部を前
記棒材に、その下端部を前記フロート前金具に連結して
あるから、前記規制部の周りの構造が簡単なものにな
り、規制部周りの組み付け作業を簡単に行うことができ
る。
【0008】
【発明の効果】従って、規制部の部品点数を少なくで
き、規制部の周りの構造が簡単なものになり、規制部周
りの組み付け作業を簡単に行うことができるから、製作
費のコストダウンを図ることができる田植機を提供する
ことができた。
【0009】
【実施例】図1に乗用型田植機を示している。この田植
機は乗用型走行機体の後部にリンク機構1を介して苗植
付装置2を昇降自在並びに前後軸芯周りでローリング自
在に連結して構成してある。前記苗植付装置2は、一定
ストロークで往復横移動する苗載台3、この苗載台3の
下端部から一株づつ植付け苗を取り出して圃場に植えつ
ける5個の植付爪4、1個の逆U字形のセンターフロー
ト11、このセンターフロート11の両側に夫々位置す
る一対のT字形サイドフロート12等を備えて成り、走
行機体の前後車輪7,8が耕盤上を走行しながら苗植付
装置2により泥土表面に5条づつ苗を植えつけることが
できるようにしてある。
【0010】前記苗植付装置2における植付伝動ケース
5(苗植付装置の固定部の一例)と各フロート11,1
2の周りの構成について説明すると、植付伝動ケース5
にフロート11,12の後部を枢支連結して、各フロー
ト11,12を後ろ中心に上下揺動自在に構成し、サイ
ドフロート12に対応する左右一対の植付伝動ケース5
の前端部側面に、ブラケット6を介して左右一対の苗載
台サポート9の基端部を各別に固定し、前記植付伝動ケ
ース5の前端部周りに、サイドフロート12の上下揺動
範囲を規制する規制部10を設けてある。
【0011】図2,図3,図4,図5に示すように前記
規制部10は、左右一対の植付伝動ケース5のブラケッ
ト6から夫々延出した前後向きの平面視U字状棒材14
を、両サイドフロート12の前端部から夫々立設した板
金製フロート前金具15が備える縦長の長孔15aに挿
通させて構成してあり、さらに詳しくは、U字状棒材1
4の両屈曲部を前側にして後側の一端部をブラケット6
に固着し、他端部を前記長孔15aに挿通させてある。
棒材14をU字状に形成して上記の姿勢にしてあるか
ら、例えば組み付けやメンテナンスの際に、作業者が衣
服や身体を棒材に引っかけるのを防止することができ
る。フロート前金具15はサイドフロート12にボルト
連結してある。
【0012】前記U字状棒材14とフロート前金具15
との間には、サイドフロート12の前端部を引上げ付勢
するスプリング16(バネ材の一例)を設けてある。こ
のスプリング16は、その上端部にリング16aを、下
端部にフック16bを備え(図5参照)、U字状棒材1
4に前記リング16aを外嵌係止するとともに、前記フ
ロート前金具15に形成した係止孔15aにフック16
bを係止させてある。係止孔15aはフロート前金具1
5に上下に複数形成して、フック16bを係止させる係
止孔15aを変更することで、スプリング16の付勢力
を変更できるようにしてある。
【0013】図7に示すように前記苗載台3には、載置
苗の浮き上がりを阻止するための苗ステー17を、苗載
台3に沿う作用姿勢と、苗装填あるいは残った載置苗の
取出しのために上方に退避させる非作用姿勢とに揺動切
換え自在に設けてある。
【0014】前記苗ステー17は、苗載台3に沿うよう
に横方向に並列配置した複数本の前後向きの苗押さえ棒
23と、各苗押さえ棒23の下端部をそれぞれ固着し
て、苗載台3の下端部に跨がった状態で苗押さえ棒23
を支持する1本の横向き支持棒24とから成り、図6に
示すように、苗載台3の下端部における各条の両端部に
相当する位置に取外し可能に取り付けた合計6個のブラ
ケット18が夫々備える同芯の貫通孔に、前記横向き支
持棒24を回動自在に挿通させてある。
【0015】前記ブラケット18には縦パイプ19を固
着してあり、前記苗載台3の下端部に固着した上向き棒
20に前記縦パイプ19を外嵌し、縦パイプ19の上端
部に形成した貫通孔19aから上向き棒20の上端部に
形成した係合孔20aにわたってピン21を挿入して、
前記ブラケット18を苗載台3の下端部の両端に、前述
のように取外し可能に取り付けてある。前記係合孔20
aは上向き棒20に上下一定の間隔で複数形成して、前
記ピン21を挿通させる係合孔20aを変更すること
で、苗ステー17の揺動中心を苗載台3に対して上下に
近接離間変更調節できるようにしてある。
【0016】前記6個のブラケット18のうち、右端の
ブラケット18と右から4番目のブラケット18の左側
には、苗ステー17を前記作用姿勢と非作用姿勢とでそ
れぞれ姿勢保持するための姿勢保持機構22を設けてあ
る(図7参照)。この姿勢保持機構22は、ブラケット
18の側面に対向するように横向き支持棒24に固着し
たフランジ部25に右向きピン25aを突設し、フラン
ジ部25をブラケット18の側面に押圧させるように付
勢するスプリング26を設け、前記右向きピン25aを
係入する係入孔18aをブラケット18に設け、係入孔
18aの後方に前記右向きピン25aを係合可能な谷部
27を形成して構成してある。谷部27の後方には前記
フランジ部25に対するストッパー34を形成して苗ス
テー17の持上げ限界を規制してある。
【0017】図6(イ),図6(ロ)に示すように、苗
ステー17を前記作用姿勢と非作用姿勢とに切換えるに
当たっては、スプリング26の付勢力に抗して横向き支
持棒24と一体にフランジ部25を左に引張って、右向
きピン25aを係入孔18aあるいは谷部27との係止
状態を解除した後、苗押さえ棒23と横向き支持棒24
とを一体に、作用姿勢あるいは非作用姿勢になるまで揺
動させた後、スプリング26の弾性復元力によって右向
きピン25aを係入孔18a又は谷部27に係入、係止
させる。
【0018】上記の構成によれば、姿勢保持機構22を
苗載台3の幅方向2箇所にわたって設けあるから、機体
の振動にかかわらず苗ステー17の撓みや揺れを防止で
きて苗ステー17の上記の姿勢を確実に維持できる。
【0019】次に、植付爪を左2条、右2条、中央1条
ごとに駆動停止するために植付伝動ケース5内に設けた
3個の各条クラッチ(図示せず)を操作する操作部の構
造について説明する。図3に示すように、3個の各条ク
ラッチを3本のワイヤーWを介して各別に入切操作する
クラッチレバー28を、3個の各条クラッチに対応させ
て3本、運転座席29の後方右側(図1参照)に1箇所
にまとめて配設してある。図8に示すように、このクラ
ッチレバー28は、夫々下端部を1本の支持ロッド30
に緩やかに外嵌し、左右両端側のクラッチレバー28の
横外側を、支持ロッド30に外嵌のカラー31で夫々支
持するとともに、各クラッチレバー28間にスプリング
32を介在させて、クラッチレバー28をスプリング3
2の弾性力で位置決めした状態で、レバーガイド33の
逆L字形のガイド孔33aから突出させてある。クラッ
チレバー28の3本とも運転座席側が「切り」、反対側
が「入り」に揃えてあり、植付伝動ケース5内の付勢手
段(図示せず)で常時入り付勢にしてある。クラッチレ
バー28を「切り」にする場合、クラッチレバー28を
運転座席側に引いた後、クラッチレバー28間のスプリ
ング32の付勢力に抗して、横に倒してガイド孔33a
の屈曲凹部に係合させる。
【0020】上記の構成によれば、クラッチレバー28
の全てを運転座席の後方右側に1箇所にまとめて配設し
てあるから、操作のためには左右一方向(つまりこの実
施例では右)にのみ振り向けばよく、例えば左右二つの
グループに振り分け配置したクラッチレバー28を、作
業者が左に振り向いたり右に振り向いたりして操作する
場合にくらべて操作の労力を軽減することができる。し
かも、クラッチレバー28の3本とも運転座席側が「切
り」、反対側が「入り」に操作方向を揃えてあるから、
入り切りを間違えることなく楽な姿勢で切換えができ
る。また、各クラッチレバー28間にスプリング32を
介在させて、クラッチレバー28をスプリング32の弾
性力で位置決めしてあるから、クラッチレバー28の入
切操作を円滑に行うことができる。
【0021】〔別実施例〕前記棒材14はU字形状のも
のに限られるものではなく、例えば真直な棒で構成して
もよい。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】植付伝動ケースとフロート周りの構造を示す縦
断側面図
【図3】苗載台周りの構造を示す縦断正面図
【図4】フロートの平面図
【図5】フロートの上下揺動範囲を規制する規制部の縦
断側面図
【図6】(イ) 作用姿勢にある苗ステーの基端部周り
の縦断側面図 (ロ) 非作用姿勢にある苗ステーの基端部周りの縦断
側面図
【図7】苗載台の後面図
【図8】各条クラッチを操作する操作部の構造を示す縦
断正面図
【符号の説明】
2 苗植付装置 5 苗植付装置の固定部 10 規制部 11 フロート 12 フロート 14 棒材 15 フロート前金具 15a 長孔 16 バネ材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロート(11),(12)の後部を植
    付伝動ケース(5)に枢支連結して、前記フロート(1
    1),(12)を後ろ中心に上下揺動自在に構成し、苗
    植付装置(2)の固定部(5)から延出した前後向きの
    棒材(14)を、前記フロート(12)の前端部から立
    設したフロート前金具(15)が備える縦長の長孔(1
    5a)に挿通させて、前記フロート(12)の上下揺動
    範囲を規制する規制部(10)を構成し、前記フロート
    (12)の前端部を引上げ付勢するバネ材(16)を、
    その上端部を前記棒材(14)に、その下端部を前記フ
    ロート前金具(15)に連結してある田植機。
JP14272694A 1994-06-24 1994-06-24 田植機 Pending JPH0827A (ja)

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JP14272694A JPH0827A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 田植機

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JP14272694A JPH0827A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 田植機

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JPH0827A true JPH0827A (ja) 1996-01-09

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ID=15322164

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JP14272694A Pending JPH0827A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 田植機

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JP (1) JPH0827A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11147285B2 (en) 2015-09-24 2021-10-19 The Nisshin Oillio Group, Ltd. Powdery fat or oil composition and method for producing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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