JPH114610A - 苗載台の苗マット押さえ - Google Patents

苗載台の苗マット押さえ

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Publication number
JPH114610A
JPH114610A JP9158598A JP15859897A JPH114610A JP H114610 A JPH114610 A JP H114610A JP 9158598 A JP9158598 A JP 9158598A JP 15859897 A JP15859897 A JP 15859897A JP H114610 A JPH114610 A JP H114610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
mat
seedling mat
mounting table
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9158598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yamamoto
二教 山本
Makoto Inoue
誠 井上
Shogo Aoki
荘吾 青木
Junjiro Fujimoto
潤二郎 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP9158598A priority Critical patent/JPH114610A/ja
Publication of JPH114610A publication Critical patent/JPH114610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 田植機の苗載台に載置する苗マットの縦送り
性能を良くし、苗マットを下方へ案内する苗マット押さ
えを構成する。 【解決手段】 田植機の苗載台上に載置した苗マットを
押さえ付ける苗マット押さえにおいて、側面視で苗載台
と平行な直線形状の苗押さえ部64bと、該苗押さえ部
64bの前端より上方に離れるように突出した苗送り部
64aと、苗押さえ部64bの前部より前上方に突設し
た苗倒れ防止棒64cとにより苗マット押さえ棒64を
構成し、該苗倒れ防止棒64cの前端と前記苗押さえ部
64bの後端を水平方向に設けた連結棒65a・65b
に固設し、また、苗載台のリブの前部より上方に支持部
材を立設し、該支持部材の上部に苗マット押さえ金具1
01の一端を枢支し、該苗マット押さえ金具101の他
側に切欠係止部を複数形成し、該切欠係止部の何れか一
つに前記連結棒を係止してロックするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機の苗載台に
おける苗マット押さえの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、苗載台と平行に支持した苗マット
押さえ棒で、苗載台上に載置した苗マットを押さえ付け
て下方に案内する苗マット押さえに関する技術や、実開
平4─113527に示すように、苗載台上の苗マット
を押さえるための線材の一端を苗載台下端に固定もしく
は係脱自在に支持し、他端を苗載台上端の支持部材に形
成した切欠係止部に係脱自在に支持してなる苗マット押
さえに関する技術は公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の苗マッ
ト押さえ棒では、苗載台上の苗マットが少なくなり、苗
マットを継ぎ足して補給した際、苗マット押さえ棒に継
ぎ足した苗が引っ掛かり、そのため苗マット押さえ棒に
接する苗マットの上側が浮き上がったり、崩れたりし
て、植付けミスが起こるという不具合があったのであ
る。また、線材は、苗の高さに応じて苗マットの高さを
簡単に調整できるものではあるが、苗マットを押さえつ
ける力が充分でないために苗マットが浮き上がり、その
ために植付ミスが起こるという不具合があったのであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、田植機の苗載台上に載置した苗
マットを押さえ付ける苗マット押さえにおいて、側面視
で苗載台と平行な直線形状の苗押さえ部64bと、該苗
押さえ部64bの前端より上方に離れるように突出した
苗送り部64aと、苗押さえ部64bの前部より前上方
に突設した苗倒れ防止棒64cとにより苗マット押さえ
棒64を構成し、該苗倒れ防止棒64cの前端と前記苗
押さえ部64bの後端を水平方向に設けた連結棒65a
・65bに固設したものである。
【0005】また、苗載台のリブの前部より上方に支持
部材を立設し、該支持部材の上部に苗マット押さえ金具
101の一端を枢支し、該苗マット押さえ金具101の
他側に切欠係止部を複数形成し、該切欠係止部の何れか
一つに前記連結棒65aを係止してロックするように構
成したものである。
【発明の実施の形態】
【0006】本発明の実施の形態を説明する。図1は田
植機の全体側面図、図2は本発明の苗載台に載置した苗
マット押さえの平面図、図3は同じく苗マット押さえの
拡大平面図、図4は同じく苗マット押さえの側面図、図
5は苗載台下方の側面図、図6は苗載台上方の支持体を
示す平面図、図7は同じく苗載台上方の支持体を示す側
面図、図8は苗マット押さえ金具の平面図、図9は同じ
く苗マット押さえ金具の側面図、図10はバネの側面
図、図11は同じくバネの平面図、図12は苗載台上方
の支持構造を示す正面図、図13は苗載台上方の支持構
造を示す側面図、図14は苗載台に載置した苗マット押
さえの全体側面図、図15は苗マット押さえの別実施例
を示す側面図である。
【0007】まず、図1より田植機の全体構造について
説明する。走行車体Aにおいて、エンジンEの動力をミ
ッションケースMに伝動して、前輪FW及び後輪RWを
駆動し、該ミッションケース部よりPTO軸29を後方
に突出している。該走行車体Aの後部には、油圧等にて
上下回動可能とする昇降リンクLを突設し、該昇降リン
クLの後部に植付部Bを装着している。また、植付部B
は、下方前部の中央にセンターミッションケースCM
(植付ミッションケース)が配設されていて、該センタ
ーミッションケースCMに前記のPTO軸29よりユニ
バーサルジョイントを介して入力軸1に動力が伝達さ
れ、センターミッションケースCM上部に、前傾式の、
苗載台20を配置し、また、センターミッションケース
CMより後方に複数の植付伝動ケース14が突出され、
その後端にロータリーケース15の中央を支持して、回
転可能に配設し、該ロータリーケース15の先端に植付
爪16・16を配設し、該ロータリーケース15の回転
とともに植付爪16・16を揺動駆動して、苗載台20
の取口20aより受継ぎ、圃場に植付けるようにしてい
る。また、植付部Bの最下部にはフロート28を昇降可
能に吊設している。
【0008】前記苗載台20は、図2に示すように5条
用であり、苗載台の苗マットの載置面である後面には、
苗マット押さえ63を載置面と平行状に配している。な
お、苗マット押さえ63の支持構造については後述す
る。
【0009】次に、本発明の苗マット押さえについて、
説明する。図3に示すように、苗マット押さえ63は左
右平行に前後方向に苗マット押さえ棒64・64・・・
が配置され、該苗マット押さえ棒64・64・・・の上
端部及び下端部に左右水平方向に横設した連結棒65a
・65bと連結し、両者を一体化して苗マット押さえ6
3を構成している。そして、図4に示すように、前記苗
マット押さえ棒64は側面視で苗載台と平行な直線形状
の苗押さえ部64bと、該苗押さえ部64bの前端より
上方に離れるように突出した苗送り部64aと、苗押さ
え部64bの前部より前上方に突設した苗倒れ防止棒6
4cとにより苗マット押さえ棒64を構成し、前記苗押
さえ部64bで苗マットの土の上部分を押さえて案内
し、苗送り部64aの長さは従来に比べて短い構成とし
て、苗が下方へ送られるときに、苗の葉部分が苗送り部
64aに当たったり、擦れて抵抗が大きくなることを防
止している。そして、前記苗倒れ防止棒64cは中途部
で略90度に折曲されて、該苗倒れ防止部64cの他端
(前端)は苗送り部64aの略延長線で前記連結棒65
aに固定され、前記苗押さえ部64bの後端は連結棒6
5bに溶接固定され、これらを一体構成としている。
【0010】苗マット押さえ63の下部の苗載台20へ
の支持構成は、図5に示すように、位置調整棒40の一
端が前記苗マット押さえ63の連結棒65bに固定さ
れ、該位置調整棒40の他端は苗載台20の左右両端の
リブ38上面に突設したパイプ状のガイド39に上下方
向に移動可能に挿入され、該位置調整棒40はガイド3
9に螺装した位置調整ネジ41を締め付けることによっ
て高さを調整して、苗マット押さえ63の高さを設定で
きるようにしている。
【0011】次に、苗マット押さえ63の上部の支持構
成について説明する。図6,図7に示すように、苗載台
20の左右両端のリブ38の上部の上面から支持部材1
00・100が後上方に突設されている。また、前記支
持部材100を中央部のリブ38の上部の上面から後上
方に突設することもできる。該支持部材100は平面視
略L字型に構成され、該支持部材100の上部に支持軸
104が左右方向に嵌通固定され、前面側にストッパー
105が固定されている。そして、該支持軸104に苗
マット押さえ金具101が枢支される。該苗マット押さ
え金具101は図8,図9に示すように、一端に前記支
持軸104を遊嵌するボス102を嵌通固定し、他端側
に切欠係止部101a・101b・101cを長手方向
に形成し、該切欠係止部101a・101b・101c
の何れか一つに前記連結棒65aが係止されて、苗載台
20上方で苗マット押さえ63の前端部を支持する構成
としている。
【0012】そして、前記苗マット押さえ金具101の
支持部材100への取り付け構成は、図12,図13,
図14に示すように、苗マット押さえ金具101のボス
102に図10,図11に示すバネ103を外嵌して、
前記支持部材100に貫通させた支持軸104を遊嵌
し、該苗マット押さえ金具101をバネ103の付勢力
によって前方へ回動するように付勢し、切欠係止部10
1a・101b・101cの何れか一つに前記連結棒6
5aを係止した時に外れないようにロックする構成とし
ている。
【0013】前記苗マット押さえ63の高さ調整は、図
13の状態から水平方向に横設した連結棒65aを切欠
係止部101aから外し、例えば、上側の切欠係止部1
01bに連結棒65aを係合させて苗マット押さえ63
の高さを高くし、もしくは下側の切欠係止部101cに
該連結棒65aを係合させることによって苗マット押さ
え63の高さを低くすることができる。
【0014】以上のようにして、苗載台20の苗マット
の載置面である後面に平行状に配した苗マット押さえ6
3の苗送り部64aの長さを従来より短くする形状とす
ると共に、苗載台上方にて、該苗マット押さえ63の連
結棒65aを苗マット押さえ金具101により係止する
ことにより、苗マット押さえ63と苗載台20上に載置
した苗との接触抵抗が減少し、苗倒れが起こらなくな
り、また、苗を安定して下方へ案内でき、苗を植えつけ
る際、欠株の発生がなくなるのである。
【0015】次に、図15に示す別実施例を説明する。
苗マット押さえ63’は苗載台20の苗マットの載置面
に対して平行状に配し、該苗マット押さえ63’の苗送
り部64’aの下端をベルト86の上端よりも下方に配
設して、苗マットを押さえ付ける作用力をベルト上端よ
りも下方にかかるようにしている。これにより、苗マッ
トを継ぎ足す際、苗の茎葉が苗マット押さえ63と絡ま
るようなことがなくなり、苗マットの捲れ上がりのため
に欠株が発生することはなくなるのである。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏するのである。即ち、側面視で苗載台
と平行な直線形状の苗押さえ部64bと、該苗押さえ部
64bの前端より上方に離れるように突出した苗送り部
64aと、苗押さえ部64bの前部より前上方に突設し
た苗倒れ防止棒64cとにより苗マット押さえ棒64を
構成し、該苗倒れ防止部64cの前端と前記苗押さえ部
64bの後端を水平方向に設けた連結棒65a・65b
に固設したことにより、苗送り部64aと苗との接触抵
抗が減少し、苗倒れを防止することができ、植付けミス
を防ぐことができる。
【0017】また、苗載台のリブの前部より上方に支持
部材を立設し、該支持部材の上部に苗マット押さえ金具
101の一端を枢支し、該苗マット押さえ金具101の
他側に切欠係止部を複数形成し、該切欠係止部の何れか
一つに前記連結棒を係止してロックする構成としたこと
により、切欠係止部への係止位置を変更するだけで、容
易に苗マット押さえ棒の高さを苗マットの高さに合わせ
て変更でき、ロック機構により確実にその位置を維持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図である。
【図2】本発明の苗載台に載置した苗マット押さえの平
面図である。
【図3】同じく苗マット押さえの拡大平面図である。
【図4】同じく苗マット押さえの側面図である。
【図5】苗載台下方の側面図である。
【図6】苗載台上方の支持体を示す平面図である。
【図7】同じく苗載台上方の支持体を示す側面図であ
る。
【図8】苗マット押さえ金具の平面図である。
【図9】同じく苗マット押さえ金具の側面図である。
【図10】バネの側面図である。
【図11】同じくバネの平面図である。
【図12】苗載台上方の支持構造を示す正面図である。
【図13】同じく苗載台上方の支持構造を示す側面図で
ある。
【図14】苗載台に載置した苗マット押さえの全体側面
図である。
【図15】苗マット押さえの別実施例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
64 苗マット押さえ棒 64a 苗送り部 64b 苗押さえ部 64c 苗倒れ防止棒 65a・65b 連結棒 101 苗マット押さえ金具
フロントページの続き (72)発明者 藤本 潤二郎 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 田植機の苗載台上に載置した苗マットを
    押さえ付ける苗マット押さえにおいて、側面視で苗載台
    と平行な直線形状の苗押さえ部64bと、該苗押さえ部
    64bの前端より上方に離れるように突出した苗送り部
    64aと、苗押さえ部64bの前部より前上方に突設し
    た苗倒れ防止棒64cとにより苗マット押さえ棒64を
    構成し、該苗倒れ防止棒64cの前端と前記苗押さえ部
    64bの後端を水平方向に設けた連結棒65a・65b
    に固設したことを特徴とする苗載台の苗マット押さえ。
  2. 【請求項2】 苗載台のリブの前上面より上方に支持部
    材を立設し、該支持部材の上部に苗マット押さえ金具1
    01の一端を枢支し、該苗マット押さえ金具101の他
    側に切欠係止部を複数形成し、該切欠係止部の何れか一
    つに前記連結棒65aを係止してロックすることを特徴
    とする請求項1記載の苗載台の苗マット押さえ。
JP9158598A 1997-06-16 1997-06-16 苗載台の苗マット押さえ Pending JPH114610A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4826364A (en) * 1986-08-27 1989-05-02 Stellram S.A. One-piece rotary material removing tool of sintered hard metal
JP2014103915A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Kubota Corp 苗植付け装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4826364A (en) * 1986-08-27 1989-05-02 Stellram S.A. One-piece rotary material removing tool of sintered hard metal
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20040629

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