JPH08278574A - 画像読取装置の原稿位置確認装置 - Google Patents

画像読取装置の原稿位置確認装置

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JPH08278574A
JPH08278574A JP7106880A JP10688095A JPH08278574A JP H08278574 A JPH08278574 A JP H08278574A JP 7106880 A JP7106880 A JP 7106880A JP 10688095 A JP10688095 A JP 10688095A JP H08278574 A JPH08278574 A JP H08278574A
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JP7106880A
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English (en)
Inventor
Takanao Koike
孝尚 小池
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックライト用の光源を別個に設けずに、コ
ンタクトガラスを下面から照射し、その上の原稿を透過
する光により原稿位置合わせができるようにする。 【構成】 複写機本体12内部の、待機位置にある露光
ランプ1からの光を受ける位置に、この光を下方へ反射
するミラー20を設ける。このミラー20で下方へ反射
された光をコンタクトガラス2上の原稿面へ向けて反射
する他のミラー21を複写機本体12内部の底部に設け
る。ミラー20からの反射光は、第1ミラー3と第2ミ
ラー4の間を通り底部のミラー21に到達し、その反射
光は、コンタクトガラス2の所定の範囲Xを照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、スキャナ等の画
像読取装置における原稿位置確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】原稿の
原稿面をコンタクトガラス上に下向きに置き、露光ラン
プからの光をコンタクトガラスの下方から原稿に向け上
方へ照射し、原稿の原稿面を複写するタイプの複写機や
スキャナ等の画像読取装置が多く用いられているが、図
23にこの種の画像読取装置の一例となる複写機の標準
的な光学系の構成を示す。この例の複写機の露光方式
は、露光ランプ1にハロゲンランプを用いた原稿台固定
スリット露光方式で、露光ランプ1から出た光はコンタ
クトガラス2上に載置された原稿の原稿面に当たり、第
lミラー3、第2ミラー4、第3ミラー5へと反射さ
れ、レンズ6、第4ミラー7、第5ミラー8、第6ミラ
ー9、防塵ガラス10を経て感光体11に達するように
なっている。図1は露光ランプ1が複写機本体12の左
側の待機位置となるホームポジションにある状態を示し
ている。
【0003】このような複写機では、例えばコンタクト
ガラス2よりも大きな原稿を複写しようとする際には、
コンタクトガラス2の下面から原稿を通して上方向に光
を透過させることにより、複写しようとする原稿の内容
を操作者が目視で確認し、原稿読み取り範囲が所望のも
のとするための位置合わせができるようにすることが望
まれている。
【0004】このため従来より種々の技術が提案されて
いるが本発明はこれら従来の技術を改良し、簡単な構成
で原稿位置合わせができるようにした装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置の原稿位置確認装置は上記目的を達成するために、原
稿の原稿面をコンタクトガラス上に下向きに置き、露光
ランプからの光を上記コンタクトガラスの下方から上記
原稿に向け上方へ照射して上記原稿の原稿面を複写する
画像読取装置において、待機位置にある上記露光ランプ
からの光を受ける装置本体内部の上面部に該光を下方へ
反射する一のミラーを配するとともに、該一のミラーに
より下方へ反射された光を上記コンタクトガラス上の原
稿面へに向けて反射する他のミラーを上記装置本体内部
の底部に設けてなる構成としたものである。
【0006】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認
装置は、上記一のミラーと他のミラーが上記装置本体内
でほぼ上下の位置関係となるように配置してなる構成と
することができる。
【0007】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認
装置は、上記装置本体内部の側面部にさらに他のミラー
を設け、上記一のミラーによる反射方向を該さらに他の
ミラーに向け、該さらに他のミラーからの反射方向を上
記他のミラーに向けてなる構成とすることができる。
【0008】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認
装置は、上記一のミラーを下方から覆うように調整基準
白板を設け、該調整基準白板を上記一のミラーが現われ
る位置まで退避できるように可動とした構成とすること
ができる。
【0009】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認
装置は、上記装置本体に、上記調整基準白板の退避操作
用の可動スイッチを設け、該可動スイッチの動作に応じ
て複写機の動作モードを選択変更する手段を備えてなる
構成とすることができる。
【0010】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認
装置は、上記装置本体に、上記可動スイッチの位置に応
じて上記さらに他のミラーによる光の反射方向を可変さ
せる手段を設け、上記コンタクトガラスへの照射位置を
変更可能とした構成とすることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号
を付して説明する。
【0012】図1は本発明に係る画像読取装置の原稿位
置確認装置の第1実施例を示す図である。本実施例は、
露光ランプ1の待機位置の上方で複写機本体12の上面
部の内側面に、第7ミラー20を設けるとともに、この
第7ミラー20のほぼ下側となる位置で複写機本体12
の底面上に第8ミラー21を設けてある。そして露光ラ
ンプ1から上方へ射出された光を第7ミラー20で下方
へ反射し、第1ミラー3と第2ミラー4、第3ミラー5
の間を通して第8ミラー21に到達させ、コンタクトガ
ラス2を下方から照射するように反射させ、露光用ラン
プ1の光を利用していわばバックライトを形成するよう
になってる。図中Xが照射範囲を示す。
【0013】本実施例では、第7ミラー20を平面鏡、
第8ミラー21を凸面鏡とし、その反射光が広い範囲で
コンタクトガラス2を下方から照射する光路が形成され
るようにしてある。もちろん、第7ミラー20と第8ミ
ラー21の種類、組み合わせについては所望の範囲でコ
ンタクトガラス2が下方から照射できれば図示のものに
限定されず種々採用できる。
【0014】図2は本発明に係る画像読取装置の原稿位
置確認装置の第2実施例を示す図である。本実施例は、
第7ミラー20を凹面鏡とし、これに加えて複写機本体
12の側面部内面に平面鏡を用いた第9ミラー22を設
けて構成したものである。このようにすると、第7ミラ
ー20で反射された光は、第2ミラー4の上方を経由し
て第9ミラー22へ到達し、ここで反射されて第2ミラ
ー3と第3ミラー4の間を通過した後、先の実施例と同
様に凸面の第8ミラーで上方に向けて広がって反射され
る。第7ミラー20の反射光がこのような経路を取るよ
うにすると、第1ミラー3と、第2ミラー4の間が狭か
ったり、上下方向で重なっていたりしても適用できるの
で、各ミラーの設置精度をラフにできて便利である。も
ちろん、第7ミラー20〜第9ミラー22の種類、組み
合わせについては先の実施例と同様に図示のものに限定
されず種々採用できる。
【0015】図3、図4は本発明に係る画像読取装置の
原稿位置確認装置の第3実施例を示す図である。通常複
写機では、待機位置の上方に基準白板(ADSパター
ン)30を置き、自動濃度検知等の補正を行なってい
る。この基準白板30があると、その位置が第7ミラー
20の位置と重なるため、これらを複写機本体12の上
面部に別個に設けようとすると、複写機の大きさがそれ
だけ横長になる。そこで本実施例では、第7ミラー20
の下側に基準白板30をスライド可能に設け、これにス
ライドスイッチ31を取り付けて、バックライトモード
時のみ基準白板30を退避させて第9ミラー22、第8
ミラー21(図3、図4では省略してある。)に光を導
くことができるようにしてある。また、基準白板30の
バックライトモード選択スイッチ32を配し、スライド
スイッチ31で基準白板30を退避させればバックライ
トモードを選択することができるようにしてある。
【0016】図5、図6は本発明に係る画像読取装置の
原稿位置確認装置の第4実施例を示す図である。本実施
例は、第9ミラーの上端近傍を支点40で回転可能に支
持するとともに、図3、図4の実施例のスライドスイッ
チ31のスライド終端に第9ミラー22の角度を変える
レバー機構を取り付けた例である。レバー機構は、く字
状の操作レバー41を支点42で回動可能に保持し、上
端側をスライドスイッチ31と当接可能とし、下端の作
用点43を第9ミラー22の下端側に回転可能に連結し
たものである。即ち、スライドスイッチ31が操作レバ
ー41に当たっていないときは、図5のように(A)の
方向に光が反射し、スライドスイッチ31が操作レバー
41に当たってゆくに連れて操作レバー41が支点42
を中心に回転し、下端の作用点43で第9ミラーの下端
を持ち上げ、第9ミラー22の反射光の反射方向をやや
上方へシフトさせるようになっている。このため、第9
ミラー22の反射光は第8ミラー21のやや遠方側(図
中右側)に当り、結果的に(B)の方向に反射される。
即ち、スライドスイッチ31によって、バックライトの
主照射方向を連続的に調整できる。
【0017】図7は本発明に係る画像読取装置の原稿位
置確認装置の第5実施例を示す図である。本実施例は、
原稿基準位置付近にバックライト用光源50を設け、上
向きにコンタクトガラス2の下面を照射するようにした
ものである。照射された光は透過光としてコンタクトガ
ラス2上の原稿から複写機の操作者に届き、この透過光
により操作者は原稿下面の情報を得ることができ、大き
な原稿をコピーするときでも容易に位置合わせができ
る。図中56は原稿基準位置である。
【0018】バックライト用光源50の制御装置を図8
に示す。操作部51で入力された情報を元にメイン制御
ユニット52で光量制御装置53の制御を行ない、光源
50の光量調整を行なう。図中55はコピースタートキ
ーである。
【0019】また図9に光量制御のフローチャートを示
す。複写機の電源投入と共にモードがリセットされ(ス
テップ1)、バックライトオフ指定等の初期設定(ステ
ップ2)が行なわれた後、バックライトモード選択キー
54が押されているかどうかの判断を行ない(ステップ
3)、操作部51のバックライトモード選択キー54が
押されていれば、一定時間ウェイトし(ステップ4)、
その後に再びバックライトモード選択キー54が押され
ているかどうかの判断を行ない(ステップ5)、バック
ライトモード選択キー54の押し下げがキャンセルされ
ていなければ光量アップモードにあるか否かの判断を行
ない(ステップ6)、アップモードであれば光量を一定
時間毎に徐々にアップさせ(ステップ7)、光量が上限
になったか否かを判断し(ステップ8)と、上限に未到
達であればステップ3〜ステップ8までを繰り返す。光
量が上限に達すると、光量ダウンモードに変更する(ス
テップ9)。モード変更後、ステップ3〜ステップ6を
経て、ステップ10で光量が下限になるまでバックライ
トモード選択キー54の押し下げ中は光量をダウンさせ
る。ステップ11で光量が下限に達したと判断すると、
再び光量アップモードに変更する(ステップ12)。バ
ックライトモード選択キー54の押し下げをやめると、
光量はそのときの状態が保持される。なおステップ3で
バックライトモード選択キー54が押されていなけれ
ば、コピースタートキー55が押し下げられているかど
うかが判断され(ステップ13)、押し下げられていれ
ばバックライトオフ、即ちバックライト用光源50がオ
フとされ(ステップ14)、複写機はコピー動作に入る
(ステップ15)。バックライトオフ後、露光ランプ1
が点灯されるので、双方の光が競合する可能性は無い。
なお図10にバックライトモード選択キー54、コピー
スタートキー55操作時のバックライトの光量変化を示
す。図10中の左側の部分はバックライトモード選択キ
ー54がオンの時に光量が徐々に増加あるいは減少する
状態であり、右側の部分は光量がある程度増加した後に
平坦部分で示すように一定光量に保持されている状態で
ある。
【0020】図11〜図13は、本発明に係る画像読取
装置の原稿位置確認装置の第6実施例を示す図である。
本実施例の複写機は、原稿サイズ自動検知手段を有する
とともに変倍機能を持たせるためにレンズユニットを移
動可能としたものであり、本実施例は、このような複写
機に第5実施例を組み合わせたものである。原稿サイズ
自動検知手段は従来公知のもので、プレスキャンを行な
わずに原稿の幅と長さを読み取って原稿サイズを検知す
るために、コンタクトガラス2の下面側に幅センサー6
1と、長さセンサー62を配し、幅検知を3ビーム、長
さ検知を1ビームで行なうようになっている。センサ6
1、62の位置と検出サイズの関係を図12、図13に
示す。即ち本実施例では、幅センサ61と長さセンサ6
2の位置は従来のままとし、これらセンサーのビームの
かわりにバックライト用光源50の光を使用する。この
ようにすると、原稿サイズ自動検知手段の各センサーに
発光部が不要となり、原稿位置合わせ用のバックライト
用光源50を使用して受光部のみの原稿サイズセンサー
を使うことができ、合計4個の光ビームの発生が不要に
なる。
【0021】図14〜図18は、本発明に係る画像読取
装置の原稿位置確認装置の第7実施例を示す図である。
本実施例の複写機は、第6実施例と同様に複写用光源と
は別に設置されたバックライト用光源50を有するとと
もに、一定の画像をコンタクトガラス2の上方から見
て、所望の複写サイズ以上の原稿をコンタクトガラス2
上に下向きに置いたとき、どの範囲がコピーされるのか
を予め操作者が視認しやすくしたものである。
【0022】本実施例のバックライト用光源50は、図
14に示すようにレンズユニットのハウジング70内の
上部に設け、投影マークフィルム71と補助レンズ72
を通してハウジング70の下面に設けたミラー73で反
射させ、複写用レンズ74を通してコンタクトガラス2
の下面に投影マークフィルム71の画像を結像さてい
る。もちろんバックライト用光源50、投影マークフィ
ルム71、補助レンズ72等のマーク投影用の機構は複
写用の光路をさえぎらないように設置する。
【0023】例えば図15に示す模様の投影マークフィ
ルム71(中央の十字部分75を例えば赤、周囲は総て
透明部分76としたもの)を取り付けて投影すると、コ
ンタクトガラス2の上方からは図16のように見え、原
稿を下向きに置いたときの透過光の中に十字の赤色のマ
ーク77が結像されて見える。このマーク77は、図1
6の点線の4角で囲った複写領域78の開始点を表わ
す。なおその周囲はバックライト領域79である。この
ようにすると、コンタクトガラス2上の途中の位置から
コピーをとるときでもコピー開始点を透過光を通して容
易に知ることができる。コピー開始点が変わるときは、
マーク投影位置を変えなくてはならないが、本実施例の
ように移動するレンズユニットのハウジング70に投影
装置を搭載すると新たな移動機構を設ける必要がない。
【0024】本実施例の複写機の制御装置のブロック図
を図17に示す。この制御装置は、基本的には図8と同
様のものであるが、操作部51は、バックライトモード
選択キー54に加えて原稿サイズ指定キー81、倍率指
定キー82、コピー開始位置指定キー83等を備える。
またメイン制御ユニット52は、リードエッジ割り込み
用のタイマー84を備えるとともに、スキャナモータ8
5の動作を制御するスキャナモータ制御ユニット86、
X方向レンズ駆動モータ87、Y方向レンズ駆動モータ
88の動作を制御するレンズモータ制御ユニット89、
メインモータ90をスタートさせるメインモータ制御ユ
ニット91、給紙クラッチ・レジストクラッチ92をス
タートさせる給紙制御ユニット93を備えている。
【0025】本実施例の動作を図18のフローチャート
により説明する。操作部51でバックライトモード選択
キー54を押し下げることによりバックライトモードを
指定し(ステップ1)、メイン制御ユニット52に光量
制御ユニット53に指示を出してバックライト用光源5
0を点灯させ(ステップ2)、コピー開始位置指定キー
83によりコピー開始位置を2次元的に指定する(ステ
ップ3)と、メイン制御ユニット52はレンズモータ制
御ユニット89に指示を出して指定された場所に投影像
ができるようにレンズユニットを移動させる(ステップ
4)。この状態ではコンタクトガラス2に原稿を置いた
ときバックライト用光源50が点灯しているので、投影
された十字のコピー開始位置マーク76と、コンタクト
ガラス2下側の原稿画像の透過光像の合成で容易に位置
合わせができる。原稿位置合わせがオーケーとなって終
了し(ステップ5)、操作部51の確認キー94を押す
とバックライト用光源50が消え(ステップ6)、その
時点で設定されていた変倍率に相当する位置までレンズ
ユニットを移動させる(ステップ7:縦方向の開始点ず
れ分だけ移動量を積算する)。そして図示せぬコピース
タートキーの押し下げ(ステップ8)により投影された
開始位置までコピータイミングをずらし(ステップ
9)、それからコピー動作を行なう(ステップ10)。
コピータイミングを遅延させる方法はスキャナモータ制
御ユニット86を起動後、一定時間が経過してから給紙
クラッチ・レジストクラッチ92をONさせることによ
り行なえばよい。なおステップ1でバックライトモード
がオフであれば、すぐにステップ7以降へと進む。
【0026】図19〜図22は、第7実施例の変形例を
示す図である。この実施例は、第7実施例において変倍
率、転写紙サイズ、(さらには原稿上の読み取り開始位
置)から原稿上の複写範囲が決定される場合の例であ
る。この実施例では、図19に示す投影マークフィルム
95のように、矩形の透明エリア96と、その周囲のL
字上の黒色エリア97とからなるものを用いる。このフ
ィルム95を使用してコンタクトガラス2下側からバッ
クライト用光源50の光を照射すると、例えば原稿がA
4縦等倍の場合は図20のように、B4横等倍の場合は
図21のように投影される。この2つの例ではいずれも
左上基準位置からスキャナが読み取りを開始した場合
で、図中98が透明エリア96に対応するバックライト
エリア、97が黒色エリア97に対応する非投影エリア
99である。但し図20のバックライトエリア98はA
4縦に、図21のバックライトエリア98はB4横に対
応している。
【0027】この実施例の複写範囲表示からコピー開始
までのフローを図12に示すが、このフローは、ステッ
プ3で変倍率や転写紙サイズに応じてコピー範囲を指定
すること及び図18のステップ調整(ステップ9)がな
いこと以外は、図18のフローと同一であるので、説明
は省略する。
【0028】
【発明の効果】請求項1の画像読取装置の原稿位置確認
装置は以上説明してきたように、露光ランプからの光の
反射光を使用してコンタクトガラスを下面から照射し、
コンタクトガラス下面から上方向に光を通して原稿を透
過する光により原稿位置合わせができるようにしたた
め、バックライト用の光源を別個に設ける必要がなく、
装置を簡略化できるという効果がある。
【0029】請求項2の画像読取装置の原稿位置確認装
置は、上記共通の効果に加え、2個のミラーを追加する
だけで露光ランプからの光を最短経路でコンタクトガラ
スに導くことができるという効果がある。
【0030】請求項3の画像読取装置の原稿位置確認装
置は、上記共通の効果に加え、装置本体内の空間的にゆ
とりのある経路を使って光を通すため、光の経路の調整
が簡単にできるようになるという効果がある。
【0031】請求項4の画像読取装置の原稿位置確認装
置は、上記共通の効果に加え、スキャナの待機位置にお
いて、基準白板検知及びバックライトモードの両方が可
能であるので、スキャナ走査方向の幅を小さくすること
が可能になるという効果がある。
【0032】請求項5の画像読取装置の原稿位置確認装
置は、上記共通の効果に加え、基準白板の退避の動作を
起動するスイッチを、そのままバックライトモード指定
スイッチとして使うことができ、装置の構成、操作をよ
り簡単にすることが可能になるという効果がある。
【0033】請求項6の画像読取装置の原稿位置確認装
置は、上記共通の効果に加え、スイッチ位置を動かすこ
とにより簡単な構成で照射位置の変更が可能になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装置
の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装置
の第2実施例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装置
の第3実施例を示す断面図である。
【図4】図3の実施例のバックライトオフ状態を示す断
面図である。
【図5】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装置
の第4実施例を示す断面図である。
【図6】図5の実施例の動作状態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装置
の第5実施例を示す断面図である。
【図8】図7の実施例のバックライト用光源の制御装置
を示すブロック図である。
【図9】図7の実施例の光量制御のフローを示す図であ
る。
【図10】図7の実施例のバックライトモード選択キ
ー、コピースタートキー操作時のバックライトの光量変
化を示す図である。
【図11】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装
置の第6実施例を示す平面図である。
【図12】図11の実施例の幅センサ、長さセンサの位
置と検出サイズの関係を示す図である。
【図13】図11の実施例の幅センサ、長さセンサの位
置と検出サイズの関係を表として示す図である。
【図14】本発明に係る画像読取装置の原稿位置確認装
置の第7実施例を示す断面図である。
【図15】図14の投影マークフィルムの例を示す平面
図である。
【図16】図15の投影マークフィルムの投影マークを
示す平面図である。
【図17】図14の実施例に用いる複写機の制御装置の
ブロック図である。
【図18】図14の実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図19】第7実施例の変形例に用いる投影マークフィ
ルムの例を示す平面図である。
【図20】読み取り範囲がA4縦の場合の、図19の投
影マークフィルムの投影マークを示す平面図である。
【図21】読み取り範囲がB4横の場合の、図19の投
影マークフィルムの投影マークを示す平面図である。
【図22】図19の変形例の動作を示すフローチャート
である。
【図23】基本的な複写機の光学系の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 露光ランプ 2 コンタクトガラス 3 第lミラー 4 第2ミラー 5 第3ミラー 6 レンズ 7 第4ミラー 8 第5ミラー 9 第6ミラー 10 防塵ガラス 11 感光体 12 複写機本体 20 第7ミラー 21 第8ミラー 22 第9ミラー 30 基準白板 31 スライドスイッチ 32 バックライトモード選択スイッチ 40 第9ミラーの支点 41 操作レバー 42 操作レバーの支点 43 操作レバーの作用点 50 バックライト用光源 51 操作部 52 メイン制御ユニット 53 光量制御装置 54 バックライトモード選択キー 55 コピースタートキー 56 原稿基準位置 61 幅センサー 62 長さセンサー 70 レンズユニットのハウジング 71 投影マークフィルム 72 補助レンズ 73 ミラー 74 複写用レンズ 77 投影マーク 95 投影マークフィルム X 照射範囲

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の原稿面をコンタクトガラス上に下
    向きに置き、露光ランプからの光を上記コンタクトガラ
    スの下方から上記原稿に向け上方へ照射して上記原稿の
    原稿面を複写する画像読取装置において、待機位置にあ
    る上記露光ランプからの光を受ける装置本体内部の上面
    部に該光を下方へ反射する一のミラーを配するととも
    に、該一のミラーにより下方へ反射された光を上記コン
    タクトガラス上の原稿面へに向けて反射する他のミラー
    を上記装置本体内部の底部に設けてなる画像読取装置の
    原稿位置確認装置。
  2. 【請求項2】 上記一のミラーと他のミラーが上記装置
    本体内でほぼ上下の位置関係となるように配置してなる
    ことを特徴とする請求項1の画像読取装置の原稿位置確
    認装置。
  3. 【請求項3】 上記装置本体内部の側面部にさらに他の
    ミラーを設け、上記一のミラーによる反射方向を該さら
    に他のミラーに向け、該さらに他のミラーからの反射方
    向を上記他のミラーに向けてなることを特徴とする請求
    項1の画像読取装置の原稿位置確認装置。
  4. 【請求項4】 上記一のミラーを下方から覆うように調
    整基準白板を設け、該調整基準白板を上記一のミラーが
    現われる位置まで退避できるように可動としたことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかの画像読取装置の
    原稿位置確認装置。
  5. 【請求項5】 上記装置本体に、上記調整基準白板の退
    避操作用の可動スイッチを設け、該可動スイッチの動作
    に応じて複写機の動作モードを選択変更する手段を備え
    てなることを特徴とする請求項4の画像読取装置の原稿
    位置確認装置。
  6. 【請求項6】 上記装置本体に、上記可動スイッチの位
    置に応じて上記さらに他のミラーによる光の反射方向を
    可変させる手段を設け、上記コンタクトガラスへの照射
    位置を変更可能としたことを特徴とする請求項5の画像
    読取装置の原稿位置確認装置。
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