JPH08278418A - 光ファイバケーブルの牽引具 - Google Patents

光ファイバケーブルの牽引具

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JPH08278418A
JPH08278418A JP7084309A JP8430995A JPH08278418A JP H08278418 A JPH08278418 A JP H08278418A JP 7084309 A JP7084309 A JP 7084309A JP 8430995 A JP8430995 A JP 8430995A JP H08278418 A JPH08278418 A JP H08278418A
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optical fiber
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pulling
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Toshiaki Uehara
敏明 上原
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバケーブル外皮の挟持の作業能率が
向上し、コストが低減する光ファイバケーブルの牽引具
を提供する。 【構成】 光ファイバケーブル2の拡径部13より牽引
方向後方に装着される装着部21と、内部スペーサー1
1によって拡径された外皮10を外面から挟持可能な少
なくとも一対の挟持板22を有する外部スペーサー20
を備えている。挟持板22は自身の弾性力によって対向
する相手方向に付勢される板バネである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブルの
牽引具に関し、特に端末から導出された光ファイバ心線
に光接続用コネクタが装着された光ファイバケーブルを
牽引するための牽引具に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルの布設にあっては、
ウィンチ等で当該光ファイバケーブルの端末に装着した
牽引金具を牽引する方法が多様されている。例えば、図
3に示すように、地上に複数列設された杭1の間に光フ
ァイバケーブル2を架設する場合には、ウィンチ3に接
続された牽引ロープ4(牽引手段)と前記光ファイバケ
ーブル2とを牽引金具5を介して連結し、ウィンチ3を
駆動して牽引ロープ4を巻き取ることにより、牽引方向
(図中後方)に設置したケーブルドラム6から光ファイ
バケーブル2を巻き出して、順次杭1の間に光ファイバ
ケーブル2を架空布設する。前記牽引金具5は、光ファ
イバケーブル2を把持することにより牽引ロープ4の牽
引力を光ファイバケーブル2に伝達するようになってい
る。また、牽引金具5に固定されている光ファイバケー
ブル2の先端からは光ファイバテープT(光ファイバ)
が導出され、これら光ファイバテープTの先端に光コネ
クタ(図示せず)が装着されており、牽引の完了後に他
の光ファイバケーブルとこの光コネクタを介して光接続
するようになっている。地下の洞道等に光ファイバケー
ブルを布設する場合においても、前記ウィンチ等の牽引
装置によって光ファイバケーブルを牽引して布設するこ
とが一般的である。
【0003】前記牽引金具5は、図4に示すように、前
記コネクタCを内部に収納し、牽引ロープ4が連結され
た牽引具本体5aと、該牽引具本体5aに牽引方向後側
(図中右側)において連結され、前記光ファイバケーブ
ル2の端末から導出されたテンションメンバ7に嵌合さ
れた連結スリーブ8と、後面に連結スリーブ8が当接さ
れることにより該連結スリーブ8と係合可能に形成され
た係合部9、および前記光ファイバケーブル2端末の外
皮10に差し込まれることにより該外皮10を拡径する
内部スペーサー11を有する内部把持金物12と、外皮
9の前記内部スペーサー10によって拡径される拡径部
13より牽引方向後方においてその外側に装着されるこ
とにより前記内部スペーサー11との間に外皮10を挟
持する外部スペーサー14とを備えている。内部把持金
物12の係合部9には穴9aが形成され、この穴9aの
内部に挿入された連結スリーブ8が牽引された際に、連
結スリーブ8の外周に突設されたフランジ8aと係合部
9とが係合するようになっている。
【0004】前記外部スペーサー14は、光ファイバケ
ーブル2の外周に装着される円筒状の装着部15と、こ
の装着部15から光ファイバケーブル2の牽引方向前方
に向けて突設され、外皮10の前記拡径部13をその外
側から押圧するための一対の挟持部16とを有してい
る。前記装着部15の外周部には、Oリング17が装着
されている。これら挟持部16は塑性変形可能な鋼板等
で形成されている。
【0005】前記牽引金具5を光ファイバケーブル2の
端末に装着するには、まず外皮10にシース13を形成
(若しくは予め形成)し、前記挟持部16にワイヤーを
巻き付け、このワイヤーを油圧装置で巻き上げて挟持部
16を締め付けることにより、挟持部16を変形させて
内部スペーサー11と挟持部16との間に外皮10を挟
持する。また、テンションメンバ7先端に前記連結スリ
ーブ8を固定し、連結スリーブ8を係合部9内に挿入
し、係合部9の牽引方向前方に突出された連結スリーブ
8の先端にコネクタC等の光部品を収納した牽引具本体
5aを固定する。牽引金具5の装着が完了したら、牽引
具本体5aを牽引してテンションメンバ7とシース13
に引張力を負担させて光ファイバケーブル2の布設を行
なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光ファイバケーブル2の布設工法の場合、シース13
の挟持が前記外部スペーサー14の挟持部16の塑性変
形によって行なわれることに起因して以下のような問題
が生じていた。すなわち、前記挟持部16をワイヤで締
め付けた際の変形は、変形程度の調整が難しい上、変形
の復元が困難であるため、加工のやり直しができないと
いった問題があった。このため、シース13の押え度に
ばらつきが生じやすいとともに、挟持部16を再加工す
る場合には変形部分を切り落とす以外に方法が無く、材
料が無駄になるので必然的に挟持部16が大型になりコ
スト上昇の原因となっていた。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、光ファイバケーブル外皮の挟持の作業能率が向上
し、コストが低減する光ファイバケーブルの牽引具を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、本発明
の光ファイバケーブルの牽引具では、コネクタを内部に
収納し、牽引手段が連結された牽引具本体と、該牽引具
本体に牽引方向後側において連結され、前記光ファイバ
ケーブルの端末から導出されたテンションメンバに嵌合
された連結スリーブと、該連結スリーブの後側に連結さ
れ、前記光ファイバケーブル端末の外皮に差し込まれる
ことにより該外皮を拡径する内部スペーサーを有する内
部把持金物と、外皮の前記内部スペーサーによって拡径
される拡径部をその外側から押圧することにより前記内
部スペーサーとの間に外皮を挟持する外部スペーサーと
を備え、前記外部スペーサーは、光ファイバケーブルの
前記拡径部より牽引方向後方に装着される装着部と、内
部スペーサーによって拡径された外皮を外面から挟持可
能な少なくとも一対の挟持板を有し、これら対をなす挟
持板が自身の弾性力によって対向する相手方向に付勢さ
れる板バネであることを前記課題の解決手段とした。
【0009】
【作用】本発明の光ファイバケーブルの牽引具によれ
ば、外部スペーサーの対の間に配置された光ファイバケ
ーブルの外面に外部スペーサーが自身の弾性力によって
押しつけられ、これら外部スペーサーの間に光ファイバ
ケーブルが挟持される。内部スペーサーと外部スペーサ
ーとの間の光ファイバケーブル外皮の挟持力は、外部ス
ペーサーの弾性力によって設定される。光ファイバケー
ブルの牽引の完了後には光ファイバケーブルから牽引具
を取り外すが、外部スペーサーは塑性変形しないので、
繰り返し使用することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の光ファイバケーブルの牽引具の
一実施例を、図1かおよび図2を参照して説明する。本
実施例の牽引具の前記図4の牽引金具5と異なる点は、
前記外部スペーサー14にかえて図中符号20の外部ス
ペーサーを用いたことのみである。なお、図中、前記図
4と同一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を
簡略化する。
【0011】図1および図2に示すように、前記外部ス
ペーサー20は、光ファイバケーブル2の前記拡径部1
2より牽引方向後方に装着される装着部21と、該装着
部21の同一の軸方向端面の直径の両端部から互いに略
平行に突設され、内部スペーサー11によって拡径され
た外皮10を外面から挟持可能な少なくとも一対の挟持
板22を有している。前記装着部21は、鋼製の円筒体
であって、光ファイバケーブル2の外側に装着される。
装着部21の外周には、Oリング23が装着される。前
記挟持板22は、自身の弾性力によって対向する相手方
向に付勢される板バネである。この挟持部22は、前記
装着部21と一体化されているが、装着部21と異なる
材質で形成されている。各挟持部22の対向する相手側
に向けられた面には、光ファイバケーブル2の外皮10
に食い込む小突起24が多数突設されている。
【0012】本発明の光ファイバケーブルの牽引具を光
ファイバケーブル2の端末に装着するには、まず外皮1
0にシース13を形成(若しくは予め形成)し、このシ
ース13の外側に挟持部22が当接するようにして外部
スペーサー20を装着する。この際、外部スペーサー2
0は装着部21を光ファイバケーブル2の前記シース1
3より牽引方向後方に装着する。また、前記挟持部22
は、対向する相手側の挟持部22に向かって付勢されて
いるので、光ファイバケーブル2の外皮10に小突起2
4が食い込んで固定される。次に、シース13の内面側
に沿って前記内部把持金物12の内部スペーサー11を
差し込み、内部スペーサー11の外面と挟持部22の内
面との間にシース13を挟持する。また、テンションメ
ンバ7先端に前記連結スリーブ8を固定し、連結スリー
ブ8を係合部9内に挿入し、係合部9の牽引方向前方に
突出された連結スリーブ8の先端にコネクタC等の光部
品を収納した牽引具本体5aを固定する。
【0013】本発明の光ファイバケーブルの牽引具によ
れば、対向配置された挟持部22の対が自身の弾性力に
よって光ファイバケーブル2を挟持するので、挟持時に
挟持部22の変形が無いとともに、挟持をやり直す場合
にはシース13の内側から内部スペーサー11を引き抜
くことにより、シース13への押圧力が略解消して自由
に挟持位置を移動することができる。光ファイバケーブ
ル2の挟持に使用後に挟持部22の変形が無いことによ
り、光ファイバケーブル2の牽引が完了した後に光ファ
イバケーブル2から牽引具を取り外して他の光ファイバ
ケーブル2の牽引に使用する際に、外部スペーサー20
も他の部品と同様に繰り返し使用することができるとと
もに、変形部分の切断といった無駄が減少して、コスト
が低減する。また、外部スペーサー20による光ファイ
バケーブル2の挟持が挟持部22自身の弾性力によるの
で、従来のようにワイヤで締め付ける必要が無く、作業
能率が向上するとともに、内部スペーサー11と挟持部
22との間のシース13の挟持力も安定する。
【0014】なお、挟持部22の対の数は1対に限られ
たものではなく、2対以上であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バケーブルの牽引具によれば、対向配置された挟持部の
対が自身の弾性力によって光ファイバケーブルを挟持す
る構成なので、挟持時に挟持部の変形が無いとともに挟
持をやり直しが容易となる。光ファイバケーブルの挟持
に使用後に挟持部の変形が無いことにより、光ファイバ
ケーブルの牽引が完了した後に光ファイバケーブルから
牽引具を取り外して他の光ファイバケーブルの牽引に使
用する際に、外部スペーサーも他の部品と同様に繰り返
し使用することができるとともに、変形部分の切断とい
った無駄が減少してコストが低減する。また、外部スペ
ーサーによる光ファイバケーブルの挟持が挟持部自身の
弾性力によるので、従来のようにワイヤで締め付ける必
要が無く、作業能率が向上するとともに、内部スペーサ
ーと挟持部との間の拡径部の挟持力も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバケーブルの牽引具の一実
施例に使用される外部スペーサーを示す部分破断側面図
である。
【図2】 同実施例に使用される外部スペーサーを示す
正面図である。
【図3】 光ファイバケーブルの布設方法を示す側面図
である。
【図4】 従来例の光ファイバケーブルの牽引具を示す
側断面図である。
【符号の説明】
2…光ファイバケーブル、4…牽引手段(牽引ロー
プ)、6…牽引具本体、7…テンションメンバ、8…連
結スリーブ、9…係合部、10…外皮、11…内部スペ
ーサー、12…内部把持金物、13…拡径部(シー
ス)、20…外部スペーサー、21…装着部、22…挟
持部、T…光ファイバテープ、C…コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末から導出された光ファイバ(T)に
    光接続用コネクタ(C)が装着されてなる光ファイバケ
    ーブル(2)の牽引具であって、前記コネクタを内部に
    収納し、牽引手段(4)が連結された牽引具本体(5
    a)と、該牽引具本体に牽引方向後側において連結さ
    れ、前記光ファイバケーブルの端末から導出されたテン
    ションメンバ(7)に嵌合された連結スリーブ(8)
    と、該連結スリーブの後側に連結され、前記光ファイバ
    ケーブル端末の外皮(10)に差し込まれることにより
    該外皮を拡径する内部スペーサー(11)を有する内部
    把持金物(12)と、外皮の前記内部スペーサーによっ
    て拡径される拡径部(13)をその外側から押圧するこ
    とにより前記内部スペーサーとの間に外皮を挟持する外
    部スペーサー(20)とを備え、前記外部スペーサー
    は、光ファイバケーブルの前記拡径部より牽引方向後方
    に装着される装着部(21)と、内部スペーサーによっ
    て拡径された外皮を外面から挟持可能な少なくとも一対
    の挟持板(22)を有し、これら対をなす挟持板が自身
    の弾性力によって対向する相手方向に付勢される板バネ
    であることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引具。
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