JPH082783A - シート材積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材積載装置及び画像形成装置

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JPH082783A
JPH082783A JP6156832A JP15683294A JPH082783A JP H082783 A JPH082783 A JP H082783A JP 6156832 A JP6156832 A JP 6156832A JP 15683294 A JP15683294 A JP 15683294A JP H082783 A JPH082783 A JP H082783A
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JP
Japan
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sheet material
stacking
sheet
regulating
material stacking
Prior art date
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Application number
JP6156832A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Mukasa
充浩 武笠
Akihiro Kashiwabara
昭弘 柏原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間トレイ上に排出される各種幅サイズのシ
ート材の積載性を安定させる。 【構成】中間トレイ105上に、シート材の側端の位置
を規制する左右の側端規制部材109A,109B(一
方は不図示)を設置した。そして、この左右の側端規制
部材109A,109Bの排出ローラ対104側の上部
に、支軸107A,107B(一方は不図示)を中心と
して上下の方向に回転可能な板状の補助部材106A,
106B(一方は不図示)を取り付けた。左右の側端規
制部材109A,109Bはシート材搬送方向に対して
直交する方向に移動可能であり、中間トレイ105上に
シート材が積載されると、待機している位置からシート
材の幅サイズに対応する位置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ・フ
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられるシート材積載
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画
像形成装置の中には、シート材を積載するシート材積載
手段と、前記シート材積載手段上へシート材を排出する
シート材排出手段と、前記シート材積載手段上に排出さ
れたシート材の、搬送方向に対して直交する方向のシー
ト端の位置を規制する左右のシート材規制手段と、前記
シート材排出手段によって排出されるシート材を前記シ
ート材積載手段上に導くと共に、前記シート材積載手段
上に積載されたシート材の後端のカールを押えるシート
材積載補助手段と、を有しているシート材積載装置を備
えているものがある。
【0003】この種のシート材積載装置の代表的なもの
に、両面画像形成及び多重画像形成を行うシート材を画
像形成装置本体内において一時的に積載するための中間
シート材積載装置がある。
【0004】図9に、従来例の中間シート材積載装置1
00Aの全体構成を示す。
【0005】両面画像形成モード又は多重画像形成モー
ドにおいて1回目の画像形成を終えたシート材は、入口
ガイド101を介して排出パス102へ導かれてくる。
そして、排出パス102へ導かれたシート材Sは搬送ロ
ーラ対103によって排出ローラ対(シート材排出手
段)104送られ、同排出ローラ対104によって中間
トレイ(シート材積載手段)105上へ排出される。
【0006】排出ローラ対104によって排出されるシ
ート材は、板状の補助部材(シート材積載補助手段)1
06によって導かれつつ中間トレイ105上に排出され
る。また、補助部材106は中間トレイ105上に積載
されたシート材の後端を後述する左右の規制部材109
A,109Bの間で押える。
【0007】補助部材106は、排出ローラ対104の
上方に、支軸107を中心として上下の方向に回転可能
に取り付けられている。排出ローラ対104によって排
出されるシート材は、この補助部材106を押し上げな
がら(反時計方向に回転させながら)、中間トレイ10
5上に排出される。また、シート材が中間トレイ105
上に積載されると、シート材によって押し上げられてい
た補助部材106は自重で降下してシート材の後端を押
える。
【0008】補助部材106は、排出ローラ対104に
よって排出されているシート材の後端が、排出ローラ対
104の駆動ローラ104Aと後述するウェイト部材1
08の間に入り込まないようにシート材を導く。また、
補助部材106は、中間トレイ15上に排出されたシー
ト材の積載性が定着処理工程等でシート材の後端に付い
たカールのために悪化しないように、シート材の後端を
押える。
【0009】中間トレイ105上に排出されたシート材
は、同中間トレイ105上に設置されている左右の側端
規制部材(シート材規制手段)109A,109B(一
方は図示せず)によって、搬送方向に直交する方向のシ
ート端の位置が規制される。
【0010】左右の側端規制部材109A,109B
は、シート材が中央基準で搬送される場合には、双方の
側端規制部材がステッピングモータ110の駆動力によ
ってシート材搬送方向に対して直交する方向に移動する
ようになっており、シート材が中間トレイ105上に排
出されると、シート材サイズに対応する位置に移動して
両シート端の位置を規制する。そして、この規制を終え
ると、左右の側端規制部材109A,109Bはシート
端から所定の距離(例えば1mm)離れた位置に戻って次
のシート材の排出のために待機する。
【0011】また、左右の側端規制部材109A,10
9Bは、シート材が片側基準で搬送される場合には、一
方の側端規制部材がステッピングモータ110の駆動力
によってシート材搬送方向に対して直交する方向に移動
するようになっており(他方の側端規制部材は中間トレ
イ105上に位置固定)、シート材が中間トレイ105
上に排出されると、シート材サイズに対応する位置に移
動して一方のシート端の位置を規制する。そして、この
規制を終えると、一方の側端規制部材はシート端から所
定の距離(例えば1mm)離れた位置に戻って次のシート
材の排出のために待機する。
【0012】中間トレイ105上に排出されたシート材
は、上述のように、左右の側端規制部材109A,10
9Bによってシート端の位置が規制されると、中間トレ
イ105上に設置されている後端規制部材111が不図
示のモータの駆動力によって矢印A方向に移動すること
により、先端(排出時は後端)が再給紙可能な位置(繰
り出しローラ112よりも下流の位置)に到達するまで
中間トレイ105上を移動する。
【0013】後端規制部材111は、中間トレイ105
上にシート材が排出される時、中間トレイ105上に落
下するシート材の先端(落下後は後端)が位置する位置
よりも所定の距離(例えば30mm)離れた位置に待機し
ている。そして、左右の側端規制部材109A,109
Bによる位置規制後、後端規制部材111はシート材サ
イズに応じた距離だけ中間トレイ105上を矢印A方向
に移動する。
【0014】なお、後端規制部材111は、シート材搬
送方向に形成されているガイド105Aに沿って移動す
るようになっている。
【0015】1回目の画像形成を終えた所定枚数のシー
ト材が中間トレイ105上に積載し終えると、繰り出し
ローラ112が中間トレイ105上に積載されたシート
材を最下位のシート材から順に繰り出す。この時、排出
ローラ対104の下方に設置されているウェイト部材1
08が中間トレイ105上に積載されたシート材の先端
部を上から押圧してシート材を確実に繰り出せるよう繰
り出しローラ112に搬送補助力を与えている。
【0016】繰り出しローラ112によって繰り出され
たシート材は、送りローラ113と分離ベルト114と
からなる分離装置115によって1枚ずつ分離される。
そして、両面画像形成モードの場合は、フラッパ116
が116aの位置にあり、分離装置115によって分離
された最下位のシート材は、回転停止中のレジストロー
ラ対117へ送られて斜行状態が矯正された後、同レジ
ストローラ対117によって再給送パス118へ送られ
る。
【0017】また、多重画像形成モードの場合は、フラ
ッパ116が116bの位置にあり、分離装置115に
よって分離された最下位のシート材は、多重パス119
へ送られてシート材後端がフラッパ116を通過するま
で搬送ローラ対120に搬送される。そして、シート材
後端がフラッパ116を通過後に逆回転する搬送ローラ
対120によって回転停止中のレジストローラ対117
へ送られて斜行状態が矯正された後、同レジストローラ
対117によって再給送パス118へ送られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
中間シート材積載装置100Aのように、補助部材10
6を排出ローラ対104の上方に設置している場合、補
助部材106は特定の幅サイズのシート材の大きなカー
ルを押えることしかできず、他の幅サイズのシート材の
大きなカールを押えることができない問題があった。
【0019】すなわち、シート材に発生するカールは一
般的にシート材の四隅部分で大きく発生する。このた
め、中間トレイ105上におけるシート材の積載性を安
定させるにはシート材の隅部に生じた大きなカールを押
える必要がある。
【0020】ところが、従来例の補助部材106は左右
の側端規制部材109A,109Bの間でシート材を押
えるために最小幅サイズのシート材の隅部に生じた大き
なカールを押えることはできるが、最小幅サイズ以外の
幅サイズのシート材の隅部に生じた大きなカール押える
ことはできない。これは、板状の補助部材106の幅サ
イズを、最小幅サイズのシート材を位置規制する時の左
右の側端規制部材109A,109B間の距離よりも大
きくすることはできないからである。
【0021】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート材積載手段上に積載された各種
幅サイズのシート材の隅部に生じている大きなカールを
押えることができるシート材積載装置を提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート材を積
載するシート材積載手段(105)と、前記シート材積
載手段(105)上へシート材を排出するシート材排出
手段(104)と、前記シート材積載手段(105)上
に排出されたシート材の、搬送方向に対して直交する方
向のシート端の位置を規制する左右のシート材規制手段
(109A,109B)と、前記シート材排出手段(1
04)によって排出されるシート材を前記シート材積載
手段(105)上に導くと共に、前記シート材積載手段
(105)上に積載されたシート材の後端のカールを押
えるシート材積載補助手段(106A,106B)と、
を有しているシート材積載装置に係る。
【0023】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記シート材積載補助手段(106A,106B)
を、前記左右のシート材規制手段にそれぞれ取り付けた
ことを特徴とする。
【0024】
【作用】上記構成とした本発明のシート材積載装置によ
れば、左右のシート材規制手段(109A,109B)
にシート材積載補助手段(106A,106B)を取り
付けているので、シート材幅サイズに拘らず、各シート
材積載補助手段(106A,106B)は、シート材積
載手段(105)上に積載されているシート材の、搬送
方向に対して直交する方向のシート端付近に常に位置し
ている。
【0025】従って、各シート材積載補助手段(106
A,106B)は、シート材積載手段(105)上に積
載された各種幅サイズのシート材の隅部に発生している
大きなカールを押えることができる。
【0026】これにより、シート材積載手段(105)
上における各種幅サイズのシート材の積載性が安定す
る。
【0027】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係る中間シート
材積載装置の全体構成を示す。
【0029】なお、本中間シート材積載装置100Bを
説明するにあたり、上記従来例の中間シート材積載装置
100Aと同一の部材等には同一符号を付すと共に、構
成的かつ機能的に変わらないものについては、その説明
を省略する。
【0030】本中間シート材積載装置100Bは、シー
ト材を中央基準で搬送する画像形成装置に設置するた
め、図2に示すように、左右の側端規制部材109A,
109Bの双方が、シート材搬送方向に対して直交する
方向(矢印Y1,Y2方向)に移動するようになってい
る。
【0031】左右の側端規制部材109A,109B
は、ステッピングモータ110の駆動力によって、ガイ
ド溝121,122に沿って移動する。この移動範囲
は、最小幅サイズ(例えばハガキ縦置き)のシート材を
規制する位置から最大幅サイズ(例えばA4横置き)の
シート材を規制するために待機している位置までであ
る。
【0032】図2は、左右の側端規制部材109A,1
09Bが排出ローラ対104によって排出される最大幅
サイズのシート材Sを規制するために待機している位置
にある状態を示している。この時、左右の側端規制部材
109A,109Bの各規制面123,124は、シー
ト材Sの側端Sa ,Sb から例えば1mm離れた位置にあ
る。
【0033】左右の側端規制部材109A,109Bの
排出ローラ対104側の上部には、それぞれ板状の補助
部材106A,106Bが取り付けられている。この補
助部材106A,106Bは、支軸107A,107B
を中心として上下の方向に回転可能となるように側端規
制部材109A,109Bに取り付けられている。
【0034】補助部材106A,106Bは、シート材
Sの側端Sa ,Sb から所定の距離X(例えば10mm)
離れた位置に配置されており、この位置で各種幅サイズ
のシート材と接触するようになっている。
【0035】図3は、1回目の画像形成を終えたシート
材Sが順次排出ローラ対104によって中間トレイ10
5に排出されている状態を示している。
【0036】排出ローラ対104によって中間トレイ1
05上に排出されているシート材Sは、左右の補助部材
106A,106B(一方は不図示)を押し上げながら
(反時計方向に回転させながら)、中間トレイ105上
に排出される。そして、シート材Sの後端が排出ローラ
対104のニップから抜けると、シート材Sによって押
し上げられていた左右の補助部材106A,106Bが
自重で降下する(時計方向に回転する)ため、排出ロー
ラ対104のニップから抜け出たシート材Sの後端は時
計方向に回転している駆動ローラ104Aに引きずり込
まれて、同駆動ローラ104Aとウェイト部材108の
間に入り込まずに、中間トレイ105上に落される。
【0037】図4は1回目の画像形成を終えたシート材
Sが排出ローラ対104で排出されて中間トレイ105
上に積載された状態を示している。
【0038】上述したように、排出ローラ対104によ
って排出されているシート材Sの後端が排出ローラ対1
04のニップを抜けると、シート材Sによって押し上げ
られていた左右の補助部材106A,106Bは自重に
よって降下する。このため、中間トレイ105上に落下
したシート材Sの後端は、左右の補助部材106A,1
06Bによって上から押えられる。
【0039】この場合、左右の補助部材106A,10
6Bは、シート材幅サイズに対応する位置に移動する左
右の側端規制部材109A,109Bと一体的に移動す
るので、どのような幅サイズのシート材であっても、シ
ート材Sの側端Sa ,Sb から所定の距離Xの位置でシ
ート材Sを押える。
【0040】従って、シート材後端の隅部に生じている
大きなカールが押えられ、シート材Sは安定して中間ト
レイ105上に積載される。 〈実施例2〉上記実施例1においては、シート材Sが中
央基準で搬送される場合の構成例を示したが、図5に示
す本実施例においては、シート材Sが片側基準で搬送さ
れる場合の構成例を示す。
【0041】シート材Sが片側基準で搬送される場合、
左右の側端規制部材109A,109Bの一方は中間ト
レイ105上に位置固定され、他方は中間トレイ105
上をシート材搬送方向に対して直交する方向(矢印Y
1,Y2方向)に移動するようになっている。本実施例
の場合は、シート材Sが右側基準で搬送されるため、右
側端規制部材109Bが中間トレイ105上に位置固定
され、左側の側端規制部材109Aが中間トレイ105
上を移動する。
【0042】なお、左右の側端規制部材109A,10
9Bには、上記実施例1と同じ補助部材106A,10
6Bが同じ条件で取り付けられている。 〈実施例3〉図6に、左右の側端規制部材109A,1
09Bに取り付けられた補助部材106A,106Bの
別の構成例を示す。
【0043】本実施例の補助部材106Cはピアノ線等
の金属棒によって形成されている。この補助部材106
Cは、支軸107Cに対して上下の方向に回転可能とな
るように装着されている。
【0044】この補助部材106Cは、補助部材106
A,106Bと同様に、排出ローラ対104によって排
出されるシート材によって押し上げられ(反時計方向に
回転する)、シート材後端が排出ローラ対104のニッ
プから抜けると、自重によって降下し(時計方向に回転
する)、中間トレイ109A,109B上に積載された
シート材の後端を自重によって押える。 〈実施例4〉図7に、左右の側端規制部材109A,1
09Bに取り付けられた補助部材106A,106Bの
更に別の構成例を示す。
【0045】本実施例の補助部材106Dは、マイラー
等の弾性部材によって形成されており、上端が側端規制
部材109A,109Bに固着されている。
【0046】この補助部材106Dは、排出ローラ対1
04によって排出されるシート材によって持ち上げら
れ、想像線図示のように反時計方向に弾性変形する。そ
して、シート材後端が排出ローラ対104のニップを抜
けると、自らの復元力によって実線図示の位置の方向に
復帰し、中間トレイ109A,109B上に積載された
シート材の後端を復元力によって押える。
【0047】図8に、本発明の中間シート材積載装置1
00Bを備えた画像形成装置(複写機)の構成例を示
す。
【0048】本画像形成装置は、給紙部から給送された
シート材に対して、片面複写を行う片面複写モードと、
両面複写を行う両面複写モードと、多重複写を行う多重
複写モードと、を備えている。
【0049】本画像形成装置において、両面複写モード
又は多重複写モードが選択された場合、1回目の複写を
終えたシート材は、2回目の複写を行うために、画像形
成装置本体130内に設置されている本発明の中間シー
ト材積載装置100Bの中間トレイ105上に一時的に
積載されるようになっている。
【0050】本画像形成装置においては、画像形成装置
本体130内にフロントローディング方式の給紙カセッ
ト131,132と同じくフロントローディング方式の
給紙デッキ133,134を備えており、これら何れか
の給紙部からシート材が給送される。
【0051】給紙カセット131又は132内に積載収
納されているシート材Sは給紙ローラ135によって最
上位のシート材から順次繰り出されると、分離ローラ対
136によって1枚ずつ分離され、複数の搬送ローラ対
137によって回転停止中のレジストローラ対138へ
送られる。
【0052】給紙デッキ133又は134上に積載され
ているシート材Sは、給紙ローラ139によって最上位
のシート材から順次繰り出されると、分離ローラ対14
0によって1枚ずつ分離され、複数の搬送ローラ対13
7によって回転停止中のレジストローラ対138へ送ら
れる。
【0053】複数の搬送ローラ対137に搬送されてレ
ジストローラ対138に到達したシート材Sは、シート
材先端がレジストローラ対138のニップに突き当たる
と、所定のループを形成して斜行状態が矯正される。
【0054】この後、シート材Sは、時計方向に回転し
ている感光ドラム141上のトナー像との位置を合わせ
るタイミングをとって回転を開始するレジストローラ対
138によって感光ドラム141と転写帯電器142の
間の転写部へ送られて、感光ドラム141上のトナー像
が転写帯電器142によってシート面に転写される。
【0055】転写部においてトナー像の転写を終えたシ
ート材Sは、搬送ベルト143によって定着装置144
へ送られ、同定着装置144によってトナー像の定着が
行われる。
【0056】定着装置144によるトナー像の定着処理
を終えたシート材Sは、片面複写モードの場合、内排紙
ローラ対145及び外排紙ローラ対146によって機外
の排紙トレイ147上へ排紙される。この場合、排紙パ
ス148の分岐部に設置されているフラッパ149が1
49aの位置にあり、シート材Sを外排紙ローラ対14
6へ導く。
【0057】定着装置144によるトナー像の定着処理
を終えたシート材Sは、両面複写モード又は多重複写モ
ードの場合、内排紙ローラ対145によって中間シート
材積載装置100Bの搬送ローラ対103へ送られる。
この場合、フラッパ149が149bの位置にあり、シ
ート材Sを分岐パス150へ導く。
【0058】搬送ローラ対103に到達したシート材S
は、同搬送ローラ対103によって排出ローラ対104
へ送られ、同排出ローラ対104によって中間トレイ1
05上に排出される。
【0059】以後のシート材Sの流れは、上述の通りで
ある。
【0060】本画像形成装置においては、自動原稿送り
装置151によって原稿が順次プラテンガラス152上
の所定位置にセットされる。
【0061】このプラテンガラス152上にセットされ
た原稿(不図示)の画像は、光学系153によってスキ
ャンされ、時計方向に回転している感光ドラム141上
に投影される。
【0062】これにより、感光ドラム141上に順次静
電潜像が形成され、感光ドラム141上に形成された静
電潜像は、現像器154から供給されるトナーによって
顕画化され、トナー像になる。
【0063】なお、本発明の中間シート材積載装置10
0Bを備える画像形成装置の構成は、図8の構成に限ら
ない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート材
積載装置においては、シート材積載補助手段を左右のシ
ート材規制手段にそれぞれ取り付けたので、シート材積
載手段上に積載された各種幅サイズのシート材の隅部に
生じている大きなカールを各シート材規制手段に取り付
けられているシート材積載補助手段によって確実に押え
ることができる。
【0065】このため、シート材排出手段によってシー
ト材積載手段上に排出された各種幅サイズのシート材を
シート材積載手段上に安定して積載することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る中間シート材積載装置
の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】同中間シート材積載装置の左右の側端規制部材
の構成を示す平面図。
【図3】同中間シート材積載装置において、排出ローラ
対によって中間トレイ上に排出されているシート材を補
助部材がガイドしている状態を示す縦断側面図。
【図4】同中間シート材積載装置において、中間トレイ
上に積載されたシート材の後端を補助部材が押えている
状態を示す縦断側面図。
【図5】同中間シート材積載装置における左右の側端規
制部材の別の構成例(実施例2)を示す平面図。
【図6】同中間シート材積載装置における補助部材の別
の構成例(実施例3)を示す縦断側面図。
【図7】同中間シート材積載装置における補助部材の更
に別の構成例(実施例4)を示す縦断側面図。
【図8】本発明の中間シート材積載装置を備えた画像形
成装置(複写機)の構成例を示す縦断側面図。
【図9】従来例の中間シート材積載装置の全体構成を示
す縦断側面図。
【符号の説明】
100B 中間シート材積載装置(シート材積載装
置) 104 排出ローラ対(シート材排出手段) 105 中間トレイ(シート材積載手段) 106B,106C,106D 補助部材(シート材
積載補助手段) 107A,107B,107C 支軸 109A,109B 側端規制部材(シート材規制手
段) 112 繰り出しローラ(給送手段) 115 分離装置(給送手段) S シート材 Sa ,Sb シート材の、搬送方向に対して直交する方
向のシート端

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を積載するシート材積載手段
    と、 前記シート材積載手段上へシート材を排出するシート材
    排出手段と、 前記シート材積載手段上に排出されたシート材の、搬送
    方向に対して直交する方向のシート端の位置を規制する
    シート材規制手段と、 前記シート材排出手段によって排出されるシート材を前
    記シート材積載手段上に導くと共に、前記シート材積載
    手段上に積載されたシート材の後端のカールを押えるシ
    ート材積載補助手段と、 を有しているシート材積載装置において、 前記シート材積載補助手段を、前記シート材規制手段に
    それぞれ取り付けたことを特徴とするシート材積載装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート材規制手段は左右に配置さ
    れ、シート材搬送方向に対して直交する方向に前記シー
    ト材積載手段上を移動可能であり、前記シート材積載手
    段上にシート材が積載されると、待機している位置から
    シート材サイズに対応する位置に移動することを特徴と
    する請求項1記載のシート材積載装置。
  3. 【請求項3】 前記シート材規制手段は左右に配置さ
    れ、一方は前記シート材積載手段上の所定位置に固定さ
    れており、他方はシート材搬送方向に対して直交する方
    向に前記シート材積載手段上を移動可能であり、前記シ
    ート材積載手段上にシート材が積載されると、他方のシ
    ート材規制手段は待機している位置からシート材サイズ
    に対応する位置に移動することを特徴とする請求項1記
    載のシート材積載装置。
  4. 【請求項4】 前記シート材規制手段に取り付けられて
    いる前記シート材補助手段は、前記シート材排出手段に
    よって排出されるシート材に対し、搬送方向に対して直
    交する方向のシート端から所定の距離の位置で接触する
    ことを特徴とする請求項1記載のシート材積載装置。
  5. 【請求項5】 前記シート材積載補助手段は、前記シー
    ト材規制手段に対して、支軸を中心に上下の方向に回転
    可能に取り付けられており、前記シート材排出手段によ
    ってシート材が排出されると、そのシート材によって押
    し上げられることを特徴とする請求項1記載のシート材
    積載装置。
  6. 【請求項6】 前記シート材積載補助手段は、上端が前
    記シート材規制手段に対して固着されており、前記シー
    ト材排出手段によってシート材が排出されると、そのシ
    ート材によって押圧され上方に弾性変形することを特徴
    とする請求項1記載のシート材積載装置。
  7. 【請求項7】 前記シート材積載手段上に積載されたシ
    ート材を最下位のシート材から順次1枚ずつ給送する給
    送手段を有することを特徴とする請求項1記載のシート
    材積載装置。
  8. 【請求項8】 シート材を積載するシート材積載手段
    と、 前記シート材積載手段上へシート材を排出するシート材
    排出手段と、 前記シート材積載手段上に排出されたシート材の、搬送
    方向に対して直交する方向のシート端の位置を規制する
    シート材規制手段と、 前記シート材排出手段によって排出されるシート材を前
    記シート材積載手段上に導くと共に、前記シート材積載
    手段上に積載されたシート材の後端のカールを押えるシ
    ート材積載補助手段と、 を有し、かつ、前記シート材積載補助手段を、前記シー
    ト材規制手段にそれぞれ取り付けたシート材積載装置を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP6156832A 1994-06-14 1994-06-14 シート材積載装置及び画像形成装置 Pending JPH082783A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014196199A (ja) * 2010-11-04 2014-10-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 記録媒体排出装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2014201404A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート送り装置およびこれを備えた画像形成装置

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