JPH08277713A - 建設機械の冷却装置 - Google Patents

建設機械の冷却装置

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JPH08277713A
JPH08277713A JP7081250A JP8125095A JPH08277713A JP H08277713 A JPH08277713 A JP H08277713A JP 7081250 A JP7081250 A JP 7081250A JP 8125095 A JP8125095 A JP 8125095A JP H08277713 A JPH08277713 A JP H08277713A
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cooling
oil
air
hydraulic
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秀明 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空冷式インタクーラを含めた望ましい配置を
実現させることができる建設機械の冷却装置の提供。 【構成】 エンジン1の冷却水を作製するラジエータ6
とインタクーラ26を直列に配置し、これらの前方位置
に空冷用吸気ダクト5を設け、後方位置に空冷用ファン
8を設け、インタクーラ26及びラジエータ6と、運転
室20との間に位置する空間部にオイルクーラ7を配置
し、その前方位置にオイルクーラ吸気ダクト32を設
け、オイルクーラ7の後方位置に、オイルクーラ冷却用
ファン30、方向切換弁9、及び作動油タンク3を配置
するとともに、オイルクーラ冷却用ファン30を駆動す
る電動モータ31を設け、インタクーラ26及びラジエ
ータ6が含まれる第1の空間部と、オイルクーラ7が含
まれる第2の空間部との間を仕切る仕切板23を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなどの建
設機械等に備えられ、冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の建設機械の冷却装置を示す
平面図である。この従来技術は油圧ショベルに備えられ
る冷却装置を示しており、同図4は本体を形成する旋回
体を上方から見た図である。
【0003】この図4に示す油圧ショベルの旋回体に
は、原動機であるエンジン1と、このエンジン1によっ
て駆動する油圧ポンプ4と、この油圧ポンプ4から吐出
される圧油によって駆動するアクチュエータ、例えば図
示しないブームを回動させるブームシリンダ24,25
と、油圧ポンプ4からブームシリンダ24,25等のア
クチュエータに供給される圧油の流れを制御する方向切
換弁9と、この方向切換弁9とブームシリンダ24,2
5とを連絡するシリンダ配管13,14、及び方向切換
弁9と図示しない他のアクチュエータを連絡するシリン
ダ配管15,16と、エンジン1に燃料を供給する燃料
タンク10と、油圧ポンプ4に吸い込まれる作動油を蓄
える作動油タンク3と、この作動油タンク3と油圧ポン
プ4とを接続するサクション配管11、及び油圧ポンプ
4と方向切換弁9とを接続するデリベリホース12とを
備えている。なお、方向切換弁9と作動油タンク3とを
接続する戻り管路には、リリーフバルブ19を設けてあ
る。
【0004】また、旋回体上の前方位置には、運転室2
0を備え、後方位置にはカウンタウエイト2を備えてい
る。
【0005】そして、上述のように構成される油圧ショ
ベルには、以下に示す冷却装置が備えられている。すな
わち、エンジン1の前方位置には、エンジン1を冷す冷
却水を作製するラジエータ6と、風の流れに対してこの
ラジエータ6の後方位置に配置され、エンジン1によっ
て駆動し、ラジエータ6を冷却させる風を吸い込む空冷
用ファン8と、ラジエータ6の前方位置に配置され、作
動油を冷却するオイルクーラ7とが配置されている。上
述した方向切換弁9とオイルクーラ7とは、オイルクー
ラ配管17で接続され、オイルクーラ7と作動油タンク
3とはオイルクーラ配管18で接続されている。
【0006】また、エンジン1、油圧ポンプ4、空冷用
ファン8、ラジエータ6、及びオイルクーラ7等が配置
される第1の空間部と、方向切換弁9及び作動油タンク
3等が配置される第2の空間部とは、仕切板23によっ
て仕切られており、この仕切板23により、これらの第
1の空間部、第2の空間部相互間の風の流通が規制され
ている。
【0007】また、オイルクーラ7の前方位置には、こ
のオイルクーラ7の両側部に配置した仕切板21,22
と、前述した仕切板23等により、空冷用ダクト5が設
けられている。
【0008】このように構成される冷却装置では、エン
ジン1の駆動に伴って、空冷用ファン8が回転すると、
空冷用吸気ダクト5を介して空気が上述した第1の空間
部内に吸い込まれ、その風でオイルクーラ7を冷すこと
により、オイルクーラ配管17から流入する作動油を冷
却してオイルクーラ配管18に流出させ、また、ラジエ
ータ6を冷すことにより図示しない管路を流れるエンジ
ン1の冷却用の水を冷却する。このような冷却に伴って
生じた温風は仕切板23で仕切られることにより、前述
した第2の空間部への流通が規制され、この第2の空間
部内に配置される方向切換弁9及び作動油タンク3等の
昇温が防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで昨今、ディー
ゼルエンジンの排ガス規制が段階的に強化されつつあ
り、上述した図4に示す構成の冷却装置にあっても、空
冷式インタクーラを設けることが必要になってきてい
る。しかしながら、上述した図4に示す冷却装置の配置
構成において、単に空冷式インタクーラを追加配置する
ことは、配置スペース上の難しさがあり、また、吸気抵
抗の問題があり、実質的に困難である。このことから、
空冷式インタクーラを含む冷却装置の望ましい配置構成
が要望されている。
【0010】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、空冷式インタク
ーラを含めた望ましい配置を実現させることができる建
設機械の冷却装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、運転席と、エンジ
ンと、このエンジンによって駆動する油圧ポンプと、こ
の油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動するアク
チュエータと、上記油圧ポンプから上記アクチュエータ
に供給される圧油の流れを制御する方向切換弁と、上記
油圧ポンプに吸い込まれる作動油を蓄える作動油タンク
とを有する建設機械に備えられ、上記エンジンを冷す冷
却水を作製するラジエータと、上記エンジンによって駆
動し、上記ラジエータを冷却させる風を吸い込む空冷用
ファンと、上記作動油を冷却するオイルクーラとを含む
建設機械の冷却装置において、上記ラジエータと直列に
空冷式インタクーラを配置し、これらのインタクーラ及
びラジエータの前方に空冷用吸気ダクトを設け、上記イ
ンタクーラ及びラジエータと、上記運転席との間に位置
する空間部に上記オイルクーラを配置し、このオイルク
ーラの前方にオイルクーラ吸気ダクトを設け、上記オイ
ルクーラの後方に、このオイルクーラを冷却させる風を
吸い込むオイルクーラ冷却用ファン、及びこのオイルク
ーラ冷却用ファンを駆動する駆動手段を設けるととも
に、上記空冷用吸気ダクト、上記インタークーラ、上記
ラジエータ、上記空冷用ファン、上記エンジン、及び上
記油圧ポンプが配置される第1の空間部と、上記オイル
クーラ吸気ダクト、上記オイルクーラ、上記オイルクー
ラ冷却用ファン、及び上記駆動手段が配置される第2の
空間部との間の風の流通を規制する仕切板を設けた構成
してある。
【0012】本発明の請求項2に係る発明は、請求項1
に係る発明において、上記方向切換弁を、上記オイルク
ーラ冷却用ファンで吸い込まれる風の流れに対して、上
記第2の空間部内の上記オイルクーラの後方位置に配置
した構成してある。
【0013】本発明の請求項3に係る発明は、請求項2
に係る発明において、上記オイルクーラ吸気ダクトを、
上記方向切換弁の付近まで延設させた構成してある。
【0014】本発明の請求項4に係る発明は、請求項1
に係る発明において、上記作動油タンクを、上記オイル
クーラ冷却用ファンで吸い込まれる風の流れに対して、
上記第2の空間部内の上記オイルクーラの後方位置に配
置した構成してある。
【0015】本発明の請求項5に係る発明は、請求項1
〜4のいずれかに係る発明において、上記駆動手段が、
電動モータ及び油圧モータのうちの一方から成る構成し
てある。
【0016】本発明の請求項6に係る発明は、請求項5
に係る発明において、上記作動油の油温を検出する油温
センサを設け、この油温センサによって所定油温以上の
油温が検出されたとき、この油温センサから出力される
信号に応じて上記駆動手段を作動させる構成してある。
【0017】本発明の請求項7に係る発明は、請求項1
〜4のいずれかに係る発明において、上記駆動手段が、
上記空冷用ファンと上記オイルクーラ冷却用ファンとを
連動させる連動手段から成る構成してある。
【0018】本発明の請求項8に係る発明は、請求項7
に係る発明において、上記連動手段が、上記空冷用ファ
ンに装着した第1のプーリと、上記オイルクーラ冷却用
ファンに装着した第2のプーリと、これらの第1のプー
リと第2のプーリを連動させるベルトとを含む構成して
ある。
【0019】本発明の請求項9に係る発明は、請求項7
または8に係る発明において、上記オイルクーラ冷却用
ファンにファンクラッチを装着するとともに、上記オイ
ルクーラ吸気ダクト内を流れる空気の温度を検出する気
温センサを設け、この気温センサによって所定気温以上
の気温が検出されたとき、この気温センサから出力され
る信号に応じて上記ファンクラッチを上記オイルクーラ
冷却用ファンの駆動が可能な状態に切換え、上記気温セ
ンサによって上記所定気温よりも低い気温が検出された
とき、この気温センサから出力される信号に応じて上記
ファンクラッチを上記オイルクーラ冷却用ファンの駆動
が不能な状態に切換える構成してある。
【0020】本発明の請求項10に係る発明は、請求項
1〜9のいずれかに係る発明において、建設機械が油圧
ショベルから成る構成にしてある。
【0021】
【作用】本発明の請求項1に係る発明は、ラジエータと
空冷式インタクーラとを直列に配置し、仕切板を挾ん
で、運転室と仕切板との間に位置する第2の空間部内に
オイルクーラを配置するようにしたので、基本的に第1
の空間部にはラジエータと空冷式インタクーラだけ配置
すれば済み、これらのラジエータ、空冷式インタクー
ラ、及びオイルクーラを無理なく配置することができ
る。また、第1の空間部と第2の空間部とを仕切る仕切
板を設けたことにより、オイルクーラにおいて生じた温
風がラジエータ、空冷式インタクーラ側に流れることが
ない。また、ラジエータ、空冷式インタクーラの冷却は
エンジンの駆動によりおこない、オイルクーラの冷却は
駆動手段によりおこなうことから、それぞれの冷却制御
を互いに独立しておこなうことができる。
【0022】本発明の請求項2に係る発明は、オイルク
ーラ冷却用ファンで吸い込まれる風で方向切換弁を冷却
させることができ、方向切換弁を流れる作動油の冷却に
貢献する。
【0023】本発明の請求項3に係る発明は、オイルク
ーラ吸気ダクトによって吸い込まれた風を方向切換弁の
位置まで案内させることができ、方向切換弁をより効率
的に冷却させることができる。
【0024】本発明の請求項4に係る発明は、オイルク
ーラ冷却用ファンで吸い込まれる風で作動油タンクを冷
却させることができ、作動油の冷却に貢献する。
【0025】本発明の請求項5に係る発明は、該当する
電動モータ及び油圧モータの一方を駆動させることによ
り、オイルクーラ冷却用ファンが駆動し、これによりオ
イルクーラ吸気ダクトから風が吸い込まれ、その風によ
りオイルクーラを冷し、オイルクーラを流れる作動油を
冷却することができる。
【0026】本発明の請求項6に係る発明は、経験的に
考えられる作動油の冷却を開始すべき油温を、あらかじ
め油温センサにおいて所定油温として設定しておくこと
により、該当する所定油温以上になったら駆動手段が駆
動してオイルクーラ冷却用ファンが駆動し、これにより
オイルクーラ吸気ダクトから風が吸い込まれ、その風に
よりオイルクーラを冷し、オイルクーラを流れる作動油
を冷却して油温を下げることができ、また、作動油の油
温が所定油温よりも低いときには、オイルクーラ冷却用
ファンが停止状態に保たれ、オイルクーラの特別な冷却
操作がおこなわれず、これにより作動油の必要以上の冷
却はおこなわれない。
【0027】本発明の請求項7に係る発明は、連動手段
を介して、空冷用ファンと、オイルクーラ冷却用ファン
とを駆動させることができ、空冷用ファンの駆動に伴っ
て空冷用吸気ダクトから第1の空間部内に風が吸い込ま
れ、空冷式インタクーラとラジエータとを冷し、エンジ
ン1の冷却水を作製することができ、また、オイルクー
ラ冷却用ファンの駆動に伴ってオイルクーラ吸気ダクト
から第2の空間部内に風が吸い込まれ、オイルクーラを
冷し、このオイルクーラを流れる作動油を冷却すること
ができる。
【0028】本発明の請求項8に係る発明は、エンジン
1の駆動に伴って空冷用ファンに装着した第1のプーリ
が回転し、ベルトを介して第2のプーリが回転し、この
第2のプーリの回転に伴ってオイルクーラ冷却用ファン
が回転する。これにより、請求項7に係る発明と同様
に、冷却水の作製と作動油の冷却とを同時に実現でき
る。
【0029】本発明の請求項9に係る発明は、経験的に
考えられる作動油の冷却を開始すべき空気の温度、すな
わち気温を、あらかじめ気温センサにおいて所定気温と
して設定しておくことにより、該当する所定気温以上に
なったら、ファンクラッチがオイルクーラ冷却用ファン
の駆動が可能な状態に切換えられ、エンジンの駆動に伴
う空冷用ファンの回転と連動してオイルクーラ冷却用フ
ァンが回転し、所望の連動動作をおこなわせることがで
き、また、作動油の冷却をすべきでない気温であるとき
は、ファンクラッチがオイルクーラ冷却用ファンの駆動
が不能な状態に切換えられ、エンジンの駆動に伴って空
冷用ファンが回転するものの、オイルクーラ冷却用ファ
ンは回転せず、ラジエータ及び空冷式インタクーラの冷
却だけがおこなわれ、作動油の冷却はおこなわれない。
【0030】本発明の請求項10に係る発明は、冷却装
置が油圧ショベルに備えられるものであるが、油圧ショ
ベルにおいては、空冷式インタクーラをも備えた冷却装
置が特に要望されていることから、きわめて有効であ
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の建設機械の冷却装置の実施例
を図に基づいて説明する。図1は本発明の請求項1,
2,4,5に対応する第1の実施例を示す平面図であ
る。この図1に示す第1の実施例も、例えば油圧ショベ
ルに備えられるものである。この図1は、前述した図4
に対応させて描いてあり、図4に示したものと同等のも
のは、同一符号で示してある。すなわち、この図1に示
す第1の実施例が備えられる油圧ショベルも、本体を形
成する旋回体上に、エンジン1と、油圧ポンプ4と、ア
クチュエータ例えばブームシリンダ24,25と、方向
切換弁9と、方向切換弁9とブームシリンダ24,25
とを連絡するシリンダ配管13,14、及び方向切換弁
9と図示しない他のアクチュエータとを連絡するシリン
ダ配管15,16と、燃料タンク10及び作動油タンク
3と、サクション配管11及びデリベリホース12とを
備えるとともに、方向切換弁9と作動油タンク3とを接
続する戻り管路にリリーフバルブ19を備え、また、旋
回体上の前方位置に運転室20を備え、後方位置にカウ
ンタウエイト2を備えている。以上の構成を備えた点に
ついては、前述した図4に示す従来技術と同様である。
【0032】そして特に、この第1の実施例では、仕切
板23によって、2つの配置空間に区分けさせてある。
エンジン1及び油圧ポンプ4が配置されるカウンタウエ
イト2側の第1の空間部には、最前方位置に空冷用吸気
ダクト5を配置してあり、この空冷用吸気ダクト5の下
流に空冷式インタクーラ21を配置してある。この空冷
式インタクーラ21の両側部には、仕切板21,22を
接続してある。これらの仕切板21,22と前述した仕
切板23等によって、空冷用吸気ダクト5が形成され
る。また、インタクーラ21の下流に、直列にラジエー
タ6を配置してある。風の流れに対してラジエータ6の
後方位置には、エンジン1によって駆動し、ラジエータ
6を冷す空気を吸い込む空冷用ファン8を配置してあ
る。なお、同図1において、28はインタクーラ入口
部、29はインタクーラ出口部、27はターボを示して
いる。
【0033】また、仕切板23を挾んで隣合う第2の空
間部には、最前方位置にオイルクーラ吸気ダクト32を
配置してあり、このオイルクーラ吸気ダクト32の下流
にオイルクーラ7を配置してある。運転室20側に位置
する仕切板33と、この仕切板33とオイルクーラ7の
一方の側部を接続する仕切板34と、オイルクーラ7の
他方の側部と仕切板23とを接続する仕切板35等によ
って、上述したオイルクーラ吸気ダクト32が形成され
ている。また、前述したオイルクーラ7は、結局、イン
タクーラ26及びラジエータ6に対して、並列に配置さ
れるとともに、インタクーラ26及びラジエータ6と、
運転室20との間の、それまではデッドスペースとして
十分には活用されていなかった所に配置してある。
【0034】また、風の流れに対してオイルクーラ7の
後方位置には、このオイルクーラ7を冷す空気を吸い込
むオイルクーラ冷却用ファン30を配置してある。この
オイルクーラ冷却用ファン30は駆動手段、例えば電動
モータ31で駆動する。風の流れに対して電動モータ3
1の後方位置、すなわちオイルクーラ7の後方位置に
は、前述した方向切換弁9を配置してある。この方向切
換弁9の後方位置、すなわちオイルクーラ7の後方位置
には、前述した作動油タンク3を配置してある。なお、
17,18はオイルクーラ7と作動油タンク3とを接続
するオイルクーラ配管である。
【0035】この第1の実施例では、エンジン1を駆動
することにより、油圧ポンプ4が駆動し、方向切換弁9
を適宜に切換え操作することにより、油圧ポンプ4から
吐出される圧油が、デリベリホース12、方向切換弁
9、シリンダ配管13または14、シリンダ配管15ま
たは16を介して、ブームシリンダ24,25、あるい
は図示しないアクチュエータに供給され、また、これら
のブームシリンダ24,25、あるいは図示しないアク
チュエータからの戻り油は、シリンダ配管14または1
3、シリンダ配管16または15、方向切換弁9、オイ
ルクーラ配管17、オイルクーラ7、オイルクーラ配管
18を介して作動油タンク3に戻され、これらの圧油の
流れに応じて上述したブームシリンダ24,25、ある
いは図示しないアクチュエータが駆動し、図示しないブ
ームあるいは他の作動体を作動させることができる。同
図1では図示省略したアームを駆動するアームシリン
ダ、バケットを駆動させるバケットシリンダ、旋回体を
旋回させる旋回モータ、走行体を走行させる走行モータ
等の他のアクチュエータを操作する場合も、上述と同様
である。
【0036】また、エンジン1の駆動に伴って空冷用フ
ァン8が回転し、これにより空冷用吸気ダクト5から風
が吸い込まれてインタクーラ26及びラジエータ6が冷
され、エンジン1に冷却水が供給されて、このエンジン
1が冷される。
【0037】また、電動モータ31を駆動させることに
より、オイルクーラ冷却用ファン30が回転し、これに
よりオイルクーラ吸気ダクト32から空気が吸い込ま
れ、オイルクーラ7が冷され、オイルクーラ配管17か
ら流入した作動油を冷却し、オイルクーラ配管18から
流出させる。また、上述のようにオイルクーラ吸気ダク
ト32から吸い込まれた風により、方向切換弁9と作動
油タンク3も冷される。したがって、方向切換弁9を流
れる作動油が冷却されるとともに、作動油タンク3内に
蓄えられる作動油も冷却される。
【0038】このように構成した第1の実施例にあって
は、基本的に、エンジン1、油圧ポンプ4が配置される
第1の空間部には、インタクーラ26とラジエータ6だ
けを直列に配置し、仕切板23と運転室20の間に位置
する第2の空間部には、オイルクーラ7を配置するの
で、これらのラジエータ6、インタクーラ26、及びオ
イルクーラ7を旋回体上に無理なく配置させることがで
きる。特に、オイルクーラ7は、従来ではデッドスペー
スを形成していた仕切板23と運転室20との間に配置
させてあることから、このデッドスペースの有効活用を
図ることができる。
【0039】また、仕切板23を設けたことによって、
オイルクーラ7側で生じた温風が、第1の空間部のラジ
エータ6、インタクーラ26側に流れることがない。こ
れにより、オイルクーラ7の冷却の影響をラジエータ
6、インタクーラ26側に及ぼすことがない。また、ラ
ジエータ6、インタクーラ26の冷却はエンジン1の駆
動によりおこない、オイルクーラ7の冷却は電動モータ
31の駆動によりおこなうことから、ラジエータ6、イ
ンタクーラ26の冷却制御と、オイルクーラ7の冷却制
御とを互いに独立しておこなうことができる。これらの
ことから、ラジエータ6とインタクーラ26の冷却、及
びオイルクーラ7の冷却の双方を高い精度で実現でき、
優れた冷却性能が得られる。
【0040】また、オイルクーラ7の後方位置に方向切
換弁9と作動油タンク3を配置してあることから、オイ
ルクーラ冷却用ファン30で吸い込まれた風により、上
述のようにオイルクーラ7の冷却とともに、方向切換弁
9の冷却と作動油タンク3の冷却とを併せておこなうこ
とができ、これらの相乗作用によって作動油を冷却する
ことができる。これにより、特に作動油の優れた冷却性
能が得られる。
【0041】また、電動モータ31の駆動を制御するこ
とによりオイルクーラ冷却用ファン30の駆動を容易に
制御できる。したがって、作動油の油温が上昇した適切
な時機にのみ、オイルクーラ冷却用ファン30を回転さ
せるように電動モータ31の駆動を制御することによ
り、安定した作動油冷却性能を保持できる。
【0042】さらに、オイルクーラ7の後方位置に作動
油タンク3を配置したことから、オイルクーラ7から流
出した作動油を作動油タンク3に導くオイルクーラ配管
18を従来よりも短くすることができ、この点で費用を
低減できる。
【0043】図2は本発明の請求項1,2,4,5,
7,8に対応する第2の実施例を示す平面図である。
【0044】この第2の実施例は、ラジエータ6及びイ
ンタクーラ26を冷却する風を吸い込むオイルクーラ冷
却用ファン30を回転させる連動手段を備えている。こ
の連動手段は、例えば、空冷用ファン8に装着した第1
のプーリ38と、オイルクーラ冷却用ファン30に装着
した第2のプーリ37と、これらのプーリ38,37間
を掛け回されるベルト36とを含む構成にしてある。そ
の他の構成については、前述した第1の実施例と同等で
ある。
【0045】この第2の実施例では、エンジン1を駆動
させると、空冷用ファン6が回転し、この空冷用ファン
8と一体的に第1のプーリ38が回転する。この第1の
プーリ38の回転に伴ってベルト36が移動し、第2の
プーリ37が回転する。この第2のプーリ37の回転と
一体的にオイルクーラ冷却用ファン30が回転する。上
述した空冷用ファン6の回転に伴って空冷用吸気ダクト
5から風が吸い込まれ、この風によりインタクーラ26
及びラジエータ6が冷され、エンジン1を冷却する冷却
水が作製される。また、上述したオイルクーラ冷却用フ
ァン30の回転に伴って、オイルクーラ吸気ダクト32
から風が吸い込まれ、その風によりオイルクーラ37が
冷され、また同時に、方向切換弁9及び作動油タンク3
が冷され、ブームシリンダ24,25等のアクチュエー
タに供給される作動油が冷却され、昇温が抑えられる。
【0046】このように構成した第2の実施例では特
に、エンジン1の冷却水の作製と作動油の冷却とを同時
に実現できるとともに、オイルクーラ冷却用ファン30
の駆動源としてエンジン1を活用でき、すなわち駆動源
が1つで済み、これにより設備費用を抑えることができ
る。また、連動手段を第1のプーリ38、第2のプーリ
37、及びベルト36によって構成してあるが、これら
は構造の簡単な安定した力伝達系を形成し、したがって
オイルクーラ冷却用ファン30と、空冷用ファン8とを
高い精度で連動させることができる。その他の作用効果
については、前述した第1の実施例と同じである。
【0047】図3は本発明の請求項1,2,3,4,5
に対応する第3の実施例を示す平面図である。
【0048】この第3の実施例では、前述した図1に示
す第1の実施例における仕切板34,35を取り除き、
オイルクーラ吸気ダクト32を形成する運転室20側に
位置する仕切板33に連設する仕切板39を設け、この
仕切板39を方向切換弁9付近まで、すなわち方向切換
弁9を囲むように延設させてある。その他の構成につい
ては、前述した第1の実施例と同等である。
【0049】このように構成した第3の実施例では、オ
イルクーラ吸気ダクト32によって吸い込まれた風を仕
切板39を介して、方向切換弁9及び作動油タンク3を
より効率的に冷却させることができ、これらの方向切換
弁9及び作動油タンク3の冷却性能を高めることができ
る。したがって、より優れた作動油の冷却性能が得られ
る。その他の作用効果については、前述した第1の実施
例と同じである。
【0050】なお、上述した第1,第3の実施例では、
オイルクーラ冷却用ファン30を駆動する駆動手段とし
て電動モータ31を設けたが、この電動モータ31に代
えて油圧モータを設ける構成にしてもよい。
【0051】また、上述した第1,第3の実施例におい
て、作動油の油温を検出する油圧センサを設け、この油
温センサによって所定油温が検出されたとき、この油温
センサから出力される信号に応じてオイルクーラ冷却用
ファン30を駆動する電動モータ31を作動させる構成
にしてもよい。この構成は、本発明の請求項6に係る発
明に相当する。
【0052】このように、油温センサを備えたものは、
経験的に考えられる作動油の冷却を開始すべき油温を、
あらかじめ油温センサにおいて所定油温として設定して
おくことにより、該当する所定油温以上になったら駆動
手段すなわち電動モータ31が駆動してオイルクーラ冷
却用ファン30が駆動し、これによりオイルクーラ吸気
ダクト32から風が吸い込まれ、その風によりオイルク
ーラ7を冷し、オイルクーラ7を流れる作動油を冷却し
て油温を下げることができ、また、作動油の油温が所定
油温よりも低いときには、オイルクーラ冷却用ファン3
0が停止状態に保たれ、オイルクーラ7の特別な冷却操
作がおこなわれず、これにより作動油の必要以上の冷却
はおこなわれない。
【0053】これにより、作動油の油温を高い精度で一
定の温度領域内に保つことができ、この作動油の供給に
よって駆動するブームシリンダ24,25等のアクチュ
エータの円滑な駆動を実現させることができる。
【0054】また、上述した第2の実施例において、オ
イルクーラ冷却用ファン30にファンクラッチを装着す
るとともに、オイルクーラ吸気ダクト32内を流れる風
の温度を検出する気温センサを設け、この気温センサに
よって所定気温以上の気温が検出されたとき、この気温
センサから出力される信号に応じ、ファンクラッチをオ
イルクーラ冷却用ファン30の駆動が可能な状態に切換
え、気温センサによって所定気温よりも低い気温が検出
されたとき、この気温センサから出力される信号に応じ
てファンクラッチをオイルクーラ冷却用ファン30の駆
動が不能な状態に切換える構成にしてもよい。この構成
は本発明の請求項9に係る発明に相当する。
【0055】このように、オイルクーラ冷却用ファン3
0にファンクラッチを装着するとともに、オイルクーラ
吸気ダクト32内の気温を検出する気温センサを備えた
ものは、経験的に考えられる作動油の冷却を開始すべき
空気の温度、すなわち気温を、あらかじめ気温センサに
おいて所定気温として設定しておくことにより、該当す
る所定気温以上になったら、ファンクラッチがオイルク
ーラ冷却用ファン30の駆動が可能な状態に切換えら
れ、エンジン1の駆動に伴う空冷用ファン8の回転と連
動してオイルクーラ冷却用ファン30が回転し、所望の
連動動作をおこなわせることができ、また、作動油の冷
却をすべきでない気温であるときは、ファンクラッチが
オイルクーラ冷却用ファン30の駆動が不能な状態に切
換えられ、エンジン1の駆動に伴って空冷用ファン8が
回転するものの、オイルクーラ冷却用ファン30は回転
せず、ラジエータ6及び空冷式インタクーラ26の冷却
だけがおこなわれ、作動油の冷却はおこなわれない。
【0056】これにより、ラジエータ6、インタクーラ
26を冷却する空冷用ファン8だけの駆動と、この空冷
用ファン8とオイルクーラ冷却用ファン30の連動とを
選択的におこなわせることができ、安定したエンジン1
の冷却性能を確保できるとともに、請求項6に係る発明
と同様に、作動油の油温を高い精度で一定の温度領域内
に保つことができ、この作動油の供給によって駆動する
ブームシリンダ24,25等のアクチュエータの円滑な
駆動を実現させることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明によれば、
運転室と、ラジエータを冷却する空冷用ダクトとの間に
位置する空間部にオイルクーラを配置することにより、
空冷式インタクーラをラジエータに直列に配置すること
ができ、空冷式インタクーラを含めた望ましい配置構成
を実現できる。また、従来ではデッドスペースとなつて
いた運転室と空冷用ダクトとの間の空間部を、オイルク
ーラの配置スペースとして有効活用させることができ
る。さらに、ラジエータ及び空冷式インタクーラの冷却
制御と、オイルクーラのの冷却制御とを互いに独立して
おこなうことができ、これらのラジエータ、空冷式イン
タクーラの冷却、及びオイルクーラの冷却の双方を高い
精度で実現でき、優れた冷却性能が得られる。
【0058】本発明の請求項2に係る発明によれば、オ
イルクーラの冷却と方向切換弁の冷却の相乗作用により
作動油を冷却することができ、作動油の優れた冷却性能
が得られる。
【0059】本発明の請求項3に係る発明によれば、方
向切換弁の冷却性能が高まるので、より優れた作動油の
冷却性能が得られる。
【0060】本発明の請求項4に係る発明によれば、オ
イルクーラの冷却と作動油タンクの冷却の相乗作用によ
り作動油を冷却することができ、請求項2に係る発明と
は別の観点から優れた作動油の冷却性能が得られる。
【0061】本発明の請求項5に係る発明によれば、オ
イルクーラ冷却用ファンの駆動制御が容易であり、安定
した作動油の冷却性能の保持に貢献する。
【0062】本発明の請求項6に係る発明によれば、作
動油の油温を高い精度で一定の温度領域内に保つことが
でき、この作動油の供給によって駆動するアクチュエー
タの円滑な駆動を実現させることができる。
【0063】本発明の請求項7に係る発明によれば、オ
イルクーラ冷却用ファンの駆動源としてエンジンを活用
でき、すなわち、駆動源が1つで済み、これにより設備
費用を抑えることができる。
【0064】本発明の請求項8に係る発明によれば、2
つのプーリと、これらのプーリに掛け回されるベルトに
よって構造の簡単な安定した力伝達系を形成でき、した
がって、オイルクーラ冷却用ファンを、ラジエータ、イ
ンタクーラを冷却する空冷用ファンと高い精度で連動さ
せることができる。
【0065】本発明の請求項9に係る発明によれば、ラ
ジエータ、インタクーラを冷却する空冷用ファンだけの
駆動と、この空冷用ファンとオイルクーラ冷却用ファン
の連動とを選択的におこなわせることができ、安定した
エンジン冷却性能を確保できるとともに、請求項6に係
る発明と同様に、作動油の油温を高い精度で一定の温度
領域内に保つことができ、この作動油の供給によって駆
動するアクチュエータの円滑な駆動を実現させることが
できる。
【0066】本発明の請求項10に係る発明によれば、
油圧ショベルにおいて特に要望されている空冷式インタ
クーラをも含む冷却装置を備えていることから、排ガス
規制の強化に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の冷却装置の第1の実施例を
示す平面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す平面図である。
【図4】従来の建設機械の冷却装置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 3 作動油タンク 4 油圧ポンプ 5 空冷用吸気ダクト 6 ラジエータ 7 オイルクーラ 8 空冷用ファン 9 方向切換弁 20 運転席 21 仕切板 22 仕切板 23 仕切板 26 空冷式インタクーラ 30 オイルクーラ冷却用ファン 31 電動モータ(駆動手段) 32 オイルクーラ吸気ダクト 33 仕切板 34 仕切板 35 仕切板 36 ベルト 37 第2のプーリ 38 第1のプーリ 39 仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01P 7/04 F01P 7/04 Q B 7/08 7/08 Z 11/08 11/08 B E 11/10 11/10 K F02B 29/04 F02B 29/04 K F02D 29/04 F02D 29/04 F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席と、エンジンと、このエンジンに
    よって駆動する油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出
    される圧油によって駆動するアクチュエータと、上記油
    圧ポンプから上記アクチュエータに供給される圧油の流
    れを制御する方向切換弁と、上記油圧ポンプに吸い込ま
    れる作動油を蓄える作動油タンクとを有する建設機械に
    備えられ、 上記エンジンを冷す冷却水を作製するラジエータと、上
    記エンジンによって駆動し、上記ラジエータを冷却させ
    る風を吸い込む空冷用ファンと、上記作動油を冷却する
    オイルクーラとを含む建設機械の冷却装置において、 上記ラジエータと直列に空冷式インタクーラを配置し、
    これらのインタクーラ及びラジエータの前方に空冷用吸
    気ダクトを設け、 上記インタクーラ及びラジエータと、上記運転席との間
    に位置する空間部に上記オイルクーラを配置し、このオ
    イルクーラの前方にオイルクーラ吸気ダクトを設け、上
    記オイルクーラの後方に、このオイルクーラを冷却させ
    る風を吸い込むオイルクーラ冷却用ファン、及びこのオ
    イルクーラ冷却用ファンを駆動する駆動手段を設けると
    ともに、 上記空冷用吸気ダクト、上記インタクーラ、上記ラジエ
    ータ、上記空冷用ファン、上記エンジン、及び上記油圧
    ポンプが配置される第1の空間部と、上記オイルクーラ
    吸気ダクト、上記オイルクーラ、上記オイルクーラ冷却
    用ファン、及び上記駆動手段が配置される第2の空間部
    との間の風の流通を規制する仕切板を設けたことを特徴
    とする建設機械の冷却装置。
  2. 【請求項2】 上記方向切換弁を、上記オイルクーラ冷
    却用ファンで吸い込まれる風の流れに対して、上記第2
    の空間部内の上記オイルクーラの後方位置に配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷却装置。
  3. 【請求項3】 上記オイルクーラ吸気ダクトを、上記方
    向切換弁の付近まで延設させたことを特徴とする請求項
    2記載の建設機械の冷却装置。
  4. 【請求項4】 上記作動油タンクを、上記オイルクーラ
    冷却用ファンで吸い込まれる風の流れに対して、上記第
    2の空間部内の上記オイルクーラの後方位置に配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷却装置。
  5. 【請求項5】 上記駆動手段が、電動モータ及び油圧モ
    ータのうちの一方であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の建設機械の冷却装置。
  6. 【請求項6】 上記作動油の油温を検出する油温センサ
    を設け、この油温センサによって所定油温以上の油温が
    検出されたとき、この油温センサから出力される信号に
    応じて上記駆動手段を作動させることを特徴とする請求
    項5記載の建設機械の冷却装置。
  7. 【請求項7】 上記駆動手段が、上記空冷用ファンと上
    記オイルクーラ冷却用ファンとを連動させる連動手段で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    建設機械の冷却装置。
  8. 【請求項8】 上記連動手段が、上記空冷用ファンに装
    着した第1のプーリと、上記オイルクーラ冷却用ファン
    に装着した第2のプーリと、これらの第1のプーリと第
    2のプーリを連動させるベルトとを含むことを特徴とす
    る請求項7記載の建設機械の冷却装置。
  9. 【請求項9】 上記オイルクーラ冷却用ファンにファン
    クラッチを装着するとともに、上記オイルクーラ吸気ダ
    クト内を流れる空気の温度を検出する気温センサを設
    け、この気温センサによって所定気温以上の気温が検出
    されたとき、この気温センサから出力される信号に応じ
    て上記ファンクラッチを上記オイルクーラ冷却用ファン
    の駆動が可能な状態に切換え、上記気温センサによって
    上記所定気温よりも低い気温が検出されたとき、この気
    温センサから出力される信号に応じて上記ファンクラッ
    チを上記オイルクーラ冷却用ファンの駆動が不能な状態
    に切換えることを特徴とする請求項7または8記載の建
    設機械の冷却装置。
  10. 【請求項10】 建設機械が油圧ショベルであることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の建設機械の
    冷却装置。
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