JPH0827647B2 - 工具順序変更方法 - Google Patents

工具順序変更方法

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JPH0827647B2
JPH0827647B2 JP62112012A JP11201287A JPH0827647B2 JP H0827647 B2 JPH0827647 B2 JP H0827647B2 JP 62112012 A JP62112012 A JP 62112012A JP 11201287 A JP11201287 A JP 11201287A JP H0827647 B2 JPH0827647 B2 JP H0827647B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は自動プログラミング装置の工具順序変更方法
に係り、特に作成したNCプログラムを編集して工具交換
回数を最小にするための工具順序変更方法に関する。
<従来技術> 工作機械で被加工物に加工を施す場合、複数の工具に
よって加工を行なっていくが、この場合、工具交換回数
が多くなると、工具交換に時間を要し加工時間が長くな
り加工効率が低下する。
そこで、1つの加工を複数の工具を使用して加工する
ように作成される加工プログラムの集合であるNCプログ
ラムにおいて、共通に使用される工具が含まれる場合
に、工具交換の回数を最小にするための機能が開発され
ている。
例えば、第4図に示すような被加工物Wに、穴位置K1
〜K8に穴Pと穴位置K9,K10に穴Qの2種類の穴を加工す
るプログラムの場合、工具交換回数を少なくするよう考
慮されていないプログラムや対話形式で作成されたプロ
グラムは第5図1に示すようなプログラムとなり、この
プログラムを実行すると、まず、穴Pを施す穴位置K1〜
K8に工具T1(センタードリル)で加工を施し、次に、工
具T2(ドリル)に工具変換して同穴位置K1〜K8に加工を
行ない穴Pを加工する。そして、再度工具T1に変換し
て、穴位置K9,K10に加工を施し、次に工具T3(ドリル)
に工具交換して穴Qに穴位置K9,K10に施すこととなる。
このようなプログラムでは、工具T1を工具交換して2
度使用するため工具交換が3回となり、工具交換に要す
る時間が多くかかり、加工時間が長くなるという欠点が
ある。
そこで工具回数を最小にする従来方法を第5図に従っ
て以下(1)〜(3)に説明する。
(1)作成された元NCプログラム1にて使用される工具
を使用される順序にリストアップする。
(2)複数の工具を使用する加工プログラム内の加工分
類データをそれぞれ1つの工具を使用する加工分類デー
タに分解し、それぞれに対応する加工位置データを付加
する。
(3)前記(1)で作成されたリストM1の順序に従って
分解した加工プログラムを並べ替えて新しいNCプログラ
ム3を作成する。
新しいNCプログラム3を実行すると、工具順序リスト
M1で指令される1番目の工具T1を使用する加工が全て行
なわれ、すなわち、工具T1によってK1〜K8及びK9,K10の
穴位置に加工が施され、次に指定された工具T2を使用す
る加工、すなわち、穴位置K1〜K8に工具T2で加工が施さ
れ、穴Pをそれぞれ穴位置K1〜K8に施す。次に工具T3を
使用する加工が行なわれ、穴位置K9,K10に穴Qが施され
ることになる。このようにすることによって、工具交換
は工具T1から工具T2、工具T2から工具T3への2回で済
み、前に述べたように、元プログラム1では3回の工具
交換が必要であったものが1回省略することが出来るも
のである。1回の工具交換の省略であったが、加工が複
雑で多くの工具を使用し、かつ、一部共通の工具を使用
するような加工を行なう場合には、全体的に工具交換回
数は減少し、加工時間を短縮できるものである。
<発明が解決しようとしている問題点> しかし第6図のように工具使用順序がT1→T2で加工位
置データP、工具使用順序がT3→T2→T1で加工位置デー
タQという加工プログラムが元NCプログラム1′内にあ
る場合、従来方法で処理すると使用工具リストM2通りT1
→T2→T3に並べ替えられて加工位置データQでは正しい
加工順序にはならない。
また従来方法では、共通工具を含まない加工プログラ
ムに対しても分解が行なわれるために、編集後の新NCプ
ログラムが必要以上に大きくなりメモリを多く必要とす
る。
従って、本発明の目的は、前記の従来の問題点を解決
し工具交換回数が少なくかつ加工順序に問題が生じない
NCプログラムが作成され、また従来よりも短いNCプログ
ラムが作成できる工具順序変更方法を提供することであ
る。
<問題点を解決するための手段> 第1図は本発明の概略説明図である。
1は編集前の元NCプログラム。2は分解された加工プ
ログラムの集合。3は編集後のNCプログラム。Mは使用
工具リスト。T1,T2,・,Tj,・・は使用工具。
1−1,1−2,・,1−i,・は編集前のNCプログラム1を
構成する加工プログラム。
2−1,2−2,・,2−i′,・は分解された加工プログ
ラム。
尚、加工プログラムは使用工具T1,T2,・,Tj,・・によ
る加工分類データと加工位置データP,Q,R,Sにより構成
されている。
<作用> 作成されたNCプログラムにて使用される工具を使用さ
れる順序にリストアップするとともに、共通工具に対し
てはその旨の*印をつける処理を行なう。
次にNCプログラム中第i番目の加工プログラムを読み
だし、該加工プログラム内に*印の工具があるかどうか
判断し、無ければRAMに分割すること無くそのまま記憶
し、次の加工プログラムを読みだし同様の処理を繰り返
す。
第i番目の加工プログラム内に*印の工具があれば該
加工プログラム内の加工分類データを*印の工具より前
の第1加工分類データ部分と*印の工具を使用する第2
加工分類データ部分と*印の工具より後の第3加工分類
データ部分に分離し、*印の工具より前の加工分類デー
タ部分おいて使用される工具が使用工具リストの順序か
ら見て*印の工具より後に使用される工具を含むかどう
かをチェックし、含む場合には分割すること無くRAMに
記憶する。含まない場合には3つの加工分類データに分
離し対応する加工位置データを付加した3つの新加工プ
ログラムとしてRAMに記憶する。
共通に使用される全ての工具にたいして同様の処理を
繰り返すことにより各加工プログラムを分解し、分解後
作成された使用工具リストの工具順序に従って、分解さ
れた加工プログラムを該加工プログラムで最初に使用さ
れる工具のみを参照して並べ変え、新たなNCプログラム
を作成する。
<実施例> 第1図は本発明の概略説明図である。1は編集前の元
NCプログラム、2は分解された加工プログラムの集合、
3は編集後のNCプログラム、Mは使用工具リスト、T1,T
2,・,Tj,・は使用工具である。
第2図は本発明を実施する装置のブロック図である。
11は中央処理装置(CPU)、12は全体の制御を行なう制
御プログラムが記憶されているROM、13は演算処理結果
や使用工具リストMが記憶されるRAM、15は表示装置(C
RT)で、対話形式でプログラムを作成する時等に対話画
面を表示するもので、工具順序変更のソフトキーが設け
られている。16はキーボード、17は工作機械等に接続す
るための入出力回路、18はバスである。
第3図は本発明の処理の流れ図である。以下、第3図
の流れ図に沿って本発明の処理を説明する。尚、オペレ
ータが対話形自動プログラミング機能により元NCプログ
ラム1を作成し、表示装置15に設けられているソフトキ
ー「編集実行」を押したものとする。
CPU11は元NCプログラム1内で指令されている工具を
使用される順序にリストアップし、使用工具リストMを
作成する(ステップ101)と共に複数回使用される共通
工具にたいしてはその旨の*印をつける処理を行なう
(ステップ102)。
次に1→iとし(ステップ103)、元NCプログラム1
内の、加工分類データと加工位置データにより構成され
る第i番目の加工プログラムを読みだしてきて、その加
工分類データ内に*印の工具があるかどうかを判断し
(ステップ104)、無ければ、第i番目の加工プログラ
ムを分解せずそのままRAM13に記憶する(ステップ10
5)。
第i番目の加工プログラム内に*印の工具が有れば加
工分類データ内に*印の工具で指令されている加工分類
データを中心として*印の工具の加工分類データの前の
加工分類データ部分と*印の工具の加工分類データの後
の加工分類データ部分の3つに分離する。第1図の例で
説明すると、1−2の加工プログラムにおいて、加工分
類データの中で*印のついた工具の有る加工分類データ
「*T4」を中心として前の加工分類データ部分「T3」と
後の加工分類データ部分「T5」の3つに分離する(ステ
ップ106)。
次に*印の工具より前の加工分類データ部分で使用し
ている工具が使用工具リストMの順序から見て*印の工
具より後に使用される工具が含まれるかどうかチェック
する(ステップ107)。
1−3の加工プログラムにおける加工分類データの様
に*印の工具T4より前の加工分類データ部分「T6」で使
用している工具T6が使用工具リストMの順序から見て*
印の工具T4より後にある工具に含まれる場合はステップ
105へ行き第i番目の加工プログラムを分解せずそのま
まRAM13に記憶する(ステップ105)。
1−2及び1−4の加工プログラムにおける加工分類
データの様に*印の工具より前の加工分類データ部分で
使用している工具の中に、使用工具リストMの順序から
見て*印の工具より後に使用される工具が含まれない場
合には、1.*印の工具の加工分類データより前の加工分
類データ部分、2.*印の工具の加工分類データ、3.*印
の工具の加工分類データより後の加工分類データ部分の
順序でそれぞれ加工位置データを付加した3つの加工プ
ログラムとしてRAM13に記憶する(ステップ108)。
次に元NCプログラム1内の全ての加工プログラムにつ
いて処理が終了したかどうかを判断し(ステップ10
9)、終了していなければi+1→iとして加工プログ
ラムを1つ進めステップ104からの処理を繰り返す(ス
テップ110)。
以上で元NCプログラム1を分解した加工プログラムの
集合2にする作業が終了し、次に加工プログラムの集合
2の組み替えの作業に移る。
すなわちステップ109で処理が終了していればCPU11は 1→i′,1→j として(ステップ111)、使用工具リストMから第j番
目の使用工具Tjを読みだす(ステップ112)と共に、ス
テップ110までの処理により分解された加工プログラム
の集合2から第i′番目の加工プログラムを読みだし
(ステップ113)、第i′番目の加工プログラムで最初
に使用される工具がTjであるかどうか判断する(ステッ
プ114)。
最初に使用される工具がTjであれば第i′番目の加工
プログラムを記憶して新NCプログラム3に加える(ステ
ップ115)。ただし、最初に使用される工具がTjでなけ
ればステップ115の処理は行なわない。
次に分解した加工プログラムの集合2全てについて終
了したかどうか判断し(ステップ116)、終了していな
ければ i′+1→i′ として加工プログラムを1つ進めステップ113からの処
理を繰り返す(ステップ117)。
終了していれば、今度は使用工具について使用工具リ
ストM全てについて終了したかどうか判断し(ステップ
118)、終了していなければ j+1→j として使用工具リストMの順序を1つ進めステップ112
からの処理を繰り返す(ステップ119)。
終了していれば、編集処理が終了し新NCプログラム3
が作成される。
<発明の効果> 以上本発明によれば、工具交換回数が少なくかつ加工
順序に問題が生じないNCプログラムが作成され、また従
来よりも短いNCプログラムが作成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略説明図、 第2図は本発明を実施する装置のブロック図、 第3図は本発明の処理の流れ図、 第4図乃至第6図は従来例の説明図、 1……編集前のNCプログラム、 2……分解された加工プログラムの集合、 3……編集後のNCプログラム、 M……使用工具リスト、 T1,T2,・,Tj,・……使用工具、 11……中央処理装置(CPU)、 12……ROM、 13……RAM、 15……表示装置(CRT) 16……キーボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の使用工具を少なくとも含むデータを
    有する加工分類データとその加工を行なう位置データを
    含む加工位置データを合わせて加工プログラムとし、該
    加工プログラムを複数並べてNCプログラムを作成する自
    動プログラミング装置における工具順序変更方法におい
    て、 前記NCプログラムにて使用される工具を使用される順序
    にリストアップし、共通に使用される工具に印をつける
    第1ステップ、 前記求めた共通工具を使用工具として含む各加工プログ
    ラム内の加工分類データを該共通工具より前の第1加工
    分類データ部分と該共通工具を使用する第2加工分類デ
    ータ部分と該共通工具より後の第3加工分類データ部分
    に分離する第2ステップ、 共通工具を含まない加工プログラムは分割せず、又共通
    工具を含む加工プログラムについては、前記第1加工分
    類データ部分おいて使用される工具の中に第1ステップ
    の使用工具リスト上前記共通工具より後に使用される工
    具が含まれるかどうかをチェックし、含まれない場合に
    は第1、第2、第3の各加工分類データに対応する加工
    位置データをそれぞれ付加して加工プログラムを3つの
    新たな加工プログラムに分割し、含まれる場合には、加
    工プログラムを分割しない第3ステップ、 第1ステップの使用工具リストにて共通に使用される全
    ての工具にたいして、前記第2、第3ステップを繰り返
    す第4ステップ、 前記分解処理により分解された加工プログラムを前記第
    1ステップにて作成された使用工具リストの工具順序に
    従って、かつ各加工プログラムで最初に使用される工具
    のみを参照して使用工具が共通な加工プログラムをひと
    まとめにして並べ変えることによりNCプログラムを作成
    することを特徴とする工具順序変更方法。
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