JPH0561515A - パンチプレス機の自動プログラミング方法 - Google Patents

パンチプレス機の自動プログラミング方法

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JPH0561515A
JPH0561515A JP25315791A JP25315791A JPH0561515A JP H0561515 A JPH0561515 A JP H0561515A JP 25315791 A JP25315791 A JP 25315791A JP 25315791 A JP25315791 A JP 25315791A JP H0561515 A JPH0561515 A JP H0561515A
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JP
Japan
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tool
parts
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registered
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Application number
JP25315791A
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English (en)
Inventor
Katsuchika Yamamoto
克親 山本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Numerical Control (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接部品間の工具の干渉を回避して歩留りの
良い板取りが行えるようにする。また、一度の切り抜き
で同一形状の隣接部品間の切り抜きを可能とし、加工時
間の短縮を図る。 【構成】 各部品17の形状を作図し(図1(A))、
工具18の割付け(同図(B))を先に行って、その後
に板取り(同図(C))を行う。この板取したデータに
よりパンチプレス機の加工プログラムを自動作成する。
同一形状の部品17Aが並ぶ場合は、その部品17A,
17A間の間隔を工具18の幅とし、一度で切り抜くよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タレットパンチプレ
ス等のパンチプレス機のNC加工プログラムを自動生成
するパンチプレス機の自動プログラミング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス機では、パンチ孔を連続し
て線状に加工することにより、板材部品の切取り、すな
わち外抜きを行う。このような部品を素材板材から多数
切抜く加工プログラムの自動作成方法として、従来は図
5に示す方法を採用している。
【0003】まず、図5(A)に示すように、CRT等
の画面表示装置51に各種の部品52(52A〜52
C)の図形を作図し、その部品図形データを磁気ディス
ク等に登録する。部品52に内抜き加工を施す場合は、
その内抜き加工の図形も前記の作図過程で作図して登録
する。次に、この部品52を前記画面上で素材となる板
材53に配置し、板材53から多数の部品52が無駄な
く取れるように部品52の配置を定める。すなわち板取
りを行う(図5(B))。この後、各部品52に対する
外抜きおよび内抜き工具54の割付けを行い、NC加工
プログラムを自動生成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この自動プロ
グラミング方法では、工具54の干渉チェックを行わな
わずに工具割付けをするため、工具54が隣接部品52
に干渉することがある。すなわち、隣接部品52,52
間の間隔d(桟として残す部分)は任意の一定値に設定
されるが、図6(A)のように間隔dを狭く設定した場
合に、図6(B)に斜線部55で示すように、工具54
が隣接部品52に干渉し、隣接部品52が目的の形状に
加工できなくなることがある。
【0005】このような干渉を避けるには、図5(B)
のように間隔dを充分に広く設定することが必要になる
が、間隔dを広く設定すると、板材53の無駄が多くな
り、歩留りが悪くなる。
【0006】また、前記従来のプログラミング方法で
は、図5(C)のように、同じ部品52A,52Aが隣
合っ配置される場合に、その部品52A,52Aの隣接
辺a,aも各々別工程でパンチ加工することになる。こ
のような隣接辺a,aは、一度で加工できる箇所である
にもかかわらず、前記のように別工程で加工することに
なるため、パンチ回数が多くなって加工時間が長くかか
るという問題点がある。
【0007】この発明の目的は、隣接部品間の工具の干
渉を回避して歩留りの良い板取りが行え、また一度の切
り抜きで隣接部品を切り抜く配慮も簡単に行えて、加工
時間の短縮が図れるパンチプレス機の自動プログラミン
グ方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明方法を実施例に
対応する図1と共に説明する。この自動プログラミング
方法は、板材の各部品(17)の形状を作図し(図1
(A))、工具(18)の割付け(図1(B))を先に
行って、その後に板取り(図1(C))を行う方法であ
る。この板取したデータによりパンチプレス機の加工プ
ログラムを自動作成する。
【0009】
【作用】この方法によると、工具割付けを行った状態で
板取りを行うため、工具(18)が隣接部品(17)と
干渉することが容易に避けられる。そのため、部品(1
7)間の間隔を最小にして歩留りを良くすることがで
き、また同様な形状の部品間隔(17)が隣接して配置
される場合に、その部品(17)間の隣接辺(a)を一
度で切り抜くようにプログラム作成することができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図4に基づ
いて説明する。図3は、この自動プログラミング方法を
適用する自動プログラミング装置1のハードウェア構成
を示す。中央処理装置(CPU)2に、グラフィックデ
ィスプレイからなる表示装置3と、キーボード等の入力
装置4を接続すると共に、フレキシブルディスク5、ハ
ードディスク6、プリンタ7、およびテープパンチャ8
が接続されている。フレキシブルディスク5またはハー
ドディスク6に、自動プログラミングのプログラムを記
憶させてある。
【0011】図4は、自動プログラミング装置1の概念
構成を示す機能ブロック図である。自動プログラミング
装置1は、各機能手段として、図形作成手段9、工具割
付手段10、板取手段11、および加工プログラム自動
作成手段12を有し、かつ前記フレキシブルディスク5
等の記憶装置の所定エリアに、部品図形登録手段13、
工具データ登録手段14、工具割付済み部品図形登録手
段15、および加工プログラム記憶部16を備えてい
る。工具データ登録手段14には、パンチ工具の種類,
形状,およびその形状の図形発生データ等が予め登録さ
れる。
【0012】図形作成手段9は、対話式に図形を作成す
るCAD装置からなる。工具割付け手段10は、対話式
または自動的に工具の割付けを行うプログラムからな
る。板取手段11は、対話式または自動的に板取りを行
うプログラムであり、ネスティング機能や、表示画面に
おける図形の回転,すきずり,ピッチ指定,離れ量指定
等の諸機能を備えている。加工プログラム自動作成手段
12は、板取り後のデータからNCコードによる加工プ
ログラムを自動生成するプログラムである。
【0013】次に、自動プログラミング方法を図2に従
って説明する。まず、図4の図形データ作成手段9によ
り、図1(A)のように、外抜きを行う各切取り部品1
7(17A〜17C)の形状を表示装置3上に作図(定
義)し、その部品17の図形データを部品図形登録手段
13に登録する(ステップS1)。部品17に内抜きを
行う場合は、その内抜き形状(図示せず)も作図して登
録する。
【0014】ついで、工具割付け手段10により、前記
の登録した各部品17につき、工具データ登録手段14
に登録された最適の工具18を割付ける(S2)。図1
(B)はその割付け結果を示す。この割付け結果は、工
具割付済み部品図形登録手段15に、部品17の周囲に
工具18を配置した図形データとして登録し、かつその
工具種類も登録しておく。
【0015】この後、板取手段11により、表示装置3
の画面上において、図1(C)のように素材となる板材
19上に、工具割付け状態の各部品17の図形を表示
し、板取りを行う(S3)。この場合、自動ネスティン
グ機能を利用したり、対話式に部品17の配置を自由に
変えて板取りを行う。
【0016】図1(C)は、1枚の板材19から同じ部
品17Aのみを多数切り抜く場合の板取り例を示してい
る。この場合、隣合う部品17A,17A間の間隔を工
具18の幅としてある。同図において、20はパンチプ
レス機のワークホルダの表示図形である。ワークホルダ
20は、板材19を把持してパンチプレス機のテーブル
上を前後左右に移動させ、板材19の任意箇所を、パン
チ工具18の昇降駆動される加工位置に送り込むもので
ある。
【0017】このようにして板取りが完了すると、加工
プログラム自動作成手段12は、その板取りデータおよ
び工具割付けデータによって、NCコードからなる加工
プログラムを自動作成する。すなわち、パンチプレス機
のタレット上の工具を割出す工具機能コードや、ワーク
ホルダ20を2軸方向に送る軸送り指令のコード等を自
動作成する。
【0018】この自動プログラミング方法によると、こ
のように部品17に対する工具割付けを先に行い、工具
割付け済みの部品図形データで板取りを行うようにした
ため、工具18と隣接部品17の干渉を生じることな
く、部品17相互間の間隔を最小にして歩留りを向上さ
せることができる。また、図1(C)のように同様な形
状の部品17Aが隣接して配置される場合に、その部品
17A間の隣接辺aを一度で切り抜くようにプログラム
作成し、加工時間の短縮を図ることができる。
【0019】なお、前記の説明は、説明をわかり易くす
るために、部品17の種類を少なくし、直線形状の部品
のみで説明したが、部品17の種類が多数ある場合や、
曲線形状の部品がある場合に、この発明はより一層効果
的に適用される。
【0020】
【発明の効果】この発明のパンチプレス機の自動プログ
ラミング方法は、部品に対する工具割付けを先に行い、
工具割付け済みの部品図形データで板取りを行うように
したため、工具と隣接部品の干渉を生じることなく、部
品間の隙間を最小にして歩留りを向上させることがで
き、また同様な形状の部品が隣接して配置される場合
に、その部品間の隣接辺を一度で切り抜くようにプログ
ラム作成し、加工時間の短縮を図ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動プログラミン
グ方法の各過程を示す説明図である。
【図2】同自動プログラミング方法の流れ図である。
【図3】同自動プログラミング方法を適用する装置のハ
ードウェア構成の説明図である。
【図4】その自動プログラミング装置の概念構成を示す
機能ブロック図である。
【図5】従来の自動プログラミング方法の説明図であ
る。
【図6】同自動プログラミング方法の問題点の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…自動プログラミング装置、3…表示装置、9…図形
作成手段、10…工具割付手段、11…板取手段、12
…加工プログラム自動作成手段、13…部品図形登録手
段、14…工具データ登録手段、15…工具割付済み部
品図形登録手段、17,17A〜17C…部品、18…
工具、19…板材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材の切取り部品の形状を作図する部品
    図形作成過程と、前記部品の切取りに必要なパンチ工具
    を前記各部品の周囲に割付けた図形データを作成する工
    具割付け過程と、この工具割付け済みの部品図形データ
    によって素材板材に対する板取りを行う板取過程と、こ
    の板取したデータによりパンチプレス機の加工プログラ
    ムを自動作成するプログラム作成過程とを含むパンチプ
    レス機の自動プログラミング方法。
JP25315791A 1991-09-03 1991-09-03 パンチプレス機の自動プログラミング方法 Pending JPH0561515A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06292930A (ja) * 1993-03-29 1994-10-21 Murata Mach Ltd 板金加工図形への工具割付方法
JP2009125786A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Murata Mach Ltd ネスティング装置・板材切断加工方法および板材切断加工装置
JP2011240378A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Mitsubishi Electric Corp 板金部品加工方法
JP2012520182A (ja) * 2009-03-10 2012-09-06 エルジー・ケム・リミテッド 四角形ユニット片の製造方法

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US9104191B2 (en) 2009-03-10 2015-08-11 Lg Chem, Ltd. Process for preparation of quadrangle unit
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