JPH01181925A - Ｎｃパンチプレス用金型割付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気化されたＮＣパンチプレス加工対象物の図
形情報によシ金型を選定し、レイアウトし、加工順序を
決定するＮＣパンチプレス用金型割付は装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のＮＣパンチプレス用の金型割付けはオペ
レータが金型情報を保有するコンピュータを用いて行っ
ていた。この場合、板金加工対象物についての輪郭情報
おび輪郭内の穴等の磁気化された加工用の図形情報に対
し、金型情報を保有するコンピュータとの会話形式をと
シ、オペレータが、経験によシ知得している加工用材料
、形状等についての加工ノウハウから必要な金型を選定
し、金型のロケーション等のレイアウトおよびこれらの
情報と加工条件によシ加工順序を決定していた。そして
、金型情報、レイアウト情報および加工順序情報等にニ
ジ、オペレータがＮＣコードの文法知識を用いてＮＣコ
ードに変換していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら従来の方法では、オペレータの加工ノウハ
ウによシ金型の割付けを行っているため、加工技術の習
熟が必要とされ、且つ金型の選定及びレイアウトのため
の座標計算に多大な時間がかかるという問題点があった
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は図形情報について、任意の形状特徴毎に分割を
行う図形分割部と、分割後、輪郭情報および輪郭内の穴
情報者々について金型を割付ける金型割付は部と、金型
割付は部で割付けされた金型の種類と加工条件等によシ
加工順序を決定する加工順序決定部と、金型割付は部で
割付けられた金型の種類および加工順序決定部で決定さ
れた加工順序に基づきＮＣコードに変換するＮＣコード
変換部とを設けたものである。

〔作用〕

本発明は入力された加工用の図形情報を所定の単位に分
割し、その分割図形に対し、その形状によシ最適な金型
を選定し、金型のロケーション等のレイアウトを決定す
るものである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

図において１は、被加工物についての輪郭情報および輪
郭内部の穴（以下、内形穴と称す）情報等の図形情報を
入力し、入力された図形情報について任意の形状特徴毎
に分割を行う図形分割部、２は分割後、輪郭情報および
輪郭内の穴情報者々について金型を割付ける金型割付は
部、３は金型割付は部で割付けされた金型の種類と加工
条件等によシ加工順序を決定する加工順序決定部、４は
金型割付は部で割付けられた金型の種類および加工順序
決定部で決定された加工順序に基づきＮＣコードに変換
するＮＣコード変換部である。５は以上の各部について
の制御を行う制御部である。

第２図は本実施例による金型割付けの処理を示すフロー
チャートである。

まず、ステップＳ１で金型割付けを行う被加工物につい
ての図形情報を入力する。仁の図形情報は例えば第３図
に示すような板金型品の展開図についての輪郭情報およ
び内形穴情報である。

ステップＳ２ではこの図形情報の輪郭形状につ込て円弧
成分があるか否かを判断し、もし第４図のように円弧成
分ａがある場合には、その部分を第５図のように加工を
終了したものとして直線ｔ１で置換する。

次にステップＳ３の図形分割処理を第６〜１５図を用い
て説明する。

まず、図形の輪郭である外形形状に外接する長方形（以
下、ブランク長方形と称す）を求める（第６図ではＢＲ
となる）。又、ブランク長方形ＢＲに接する辺（第７図
ではＳＤＩ〜ＳＤ５　）をブランク辺とする。そして、
外形形状とブランク長方形ＢＲによシ形成される閉ルー
プＣＬＩ〜ＣＬ５において、開ループに隣接する２つの
ブランク辺が同一直線上にある場合、その閉ループをＵ
−ポリゴンと称す（図ではＣｕ２　）。他方、閉ループ
に隣接する２つのブランク辺が同一直線上にない場合、
その閉ループをＬ−ポリゴンと称す（図ではＣＬＩ〜Ｃ
Ｌ４　）。

これら、Ｕ−ポリゴン、Ｌ−ポリゴンにおいてブランク
長方形の辺の一部となっている辺を各々Ｕ−ポリゴン・
ブランク辺（以下、Ｕ−ＰＢ辺と称す）、Ｌ−ポリゴン
・ブランク辺（以下、Ｌ−ＰＢ辺と称す）とする（図で
はＣＬＩ〜ＣＬ５０辺）。また、第８図に示されるよう
にブランク長方形から許容される金型を割付ける際のは
み出し量をブランク余裕長（ＢＳ）とする。

次にＵ−ポリゴン、Ｌ−ポリゴンについて、幅の狭い切
欠き部分であるＵ字形状を探す。具体的には、第９図の
ようにポリゴンに対して、反時計まわシに（時計まわシ
も可）に連続した３辺（第９図の辺４８１〜ｚｓ３　）
につ馳てポリゴンを一巡して、辺ｔ８１と辺ｔｓ２のな
す角が９０°であシ、辺ｔｓ２と辺ｔｓ３のなす角が９
０°であシ、且つ第２辺である辺ｔｓ２の長さが１Ｍ以
下（ＸＯ値はユーザの所有する金型の形状によシ決定さ
れる）のＵ字形状を捜す。発見されたら、第１０図〜第
１５図の各（ａ）図に示す形状Ｕの何れのパターンであ
るかを調べる。パターンが決定されたら、各図の（ｂ）
図又は（ｃ）図に示すように長方形ｒｅｅを抽出し、そ
の抽出した箇所は加工済み情報ｅを付加し、ポリゴンＰ
Ｌを再編成する。なお、長方形の抽出の際、第１６図に
示すように各辺はどれだけ金型をはみ出して割付けでき
るかということについては、幾何学的な干渉チエツクを
行い、はみ出し許容値を余裕長Ｙとして登録する（（ａ
）図）。もし、Ｕ−ＰＢ辺、Ｌ−ＰＢ辺が干渉する辺と
なっている場合は、ブランク余裕長ｙ】を余裕長Ｙに加
算する（（ｂ）図）。

また、抽出された長方形の一辺がＵ−ＰＢ辺又はＬ−Ｐ
Ｂ辺であればブランク余裕長を余裕長とする。

以上の第２図のステップＳ４の処理をＵ序形状全てにつ
いて行い、抽出された長方形ｒｅｅに対しては余裕長を
考慮し金型を割付け、残った再編成されたポリゴンＰＬ
に対してはステップ＄６以下の処理を行う。

ステップＳ６において、図形分割および図形割付処理を
面処理方法又は線処理方法で行うかを判断し、面処理方
法ならステップ８７　、線処理方法ならステップＳ８に
おいて処理を行う。

ステップＳ７の面処理方法は、ポリゴン内にｙ誼以下の
Ｃ面取（ｙの値は任意）以外のＸ軸、ｙ軸に平行でない
線分を含まないものに対して行うものである。

この方法ではポリゴン全域を金型で打抜く方法であシ、
既にＵ字形状の抽出を終えたＵ−ポリゴン、Ｌ−ポリゴ
ンに対して例えば第１７図、第１８図のように段差の生
じるところでＸ軸又はｙ軸に平行な直線を引いてみて、
直線数の少ないように分割する。この場合は第１７図の
方が少ない。直線数が同数々ら何れに分割しても良い。

このように分割された長方形に対し、各辺に余裕長を登
録し、この余裕長を考慮して金型の割付けを行う。

次にステップＳ８の線処理方法は、Ｕ字形状抽出後の如
伺なるポリゴンに対しても金型割付けが可能な方法であ
る。この方法ではＵ−ＰＢ辺、Ｌ−ＰＢ辺および加工済
み箇所を除く全ての辺に沿って、第１９図、第２０図に
示すように金型を割付けていく。この際、第２１図のよ
うに１つの金型で２辺を同時に割付けることも可能であ
る。

なお、面処理方法と線処理方法では、一般的には線処理
方法の方が短時間で加工でき、合理的な方法であるが、
反面、第２２図のようなＵ−ポリゴンの場合では、領域
Ｈが残ってしまうため、製品を取出すときに、ひつかか
シ取出し難いということがある。この場合は面処理の方
が良い。

この後、ステップ＄９において外形形状で残ったブラン
ク辺の処理を行うが、この場合は最終的に製品を定尺材
から切離す切断辺として切断用の金型を割付けすること
によシ行う。

そして、輪郭内の内形穴の処理であるが、ステップ８１
０においてまず内形穴の形状を判断しく穴には円形穴、
長円形穴、長方形穴、Ｒ材長方形穴。

ポリゴン穴、バーリング穴がある）、ポリゴン穴の場合
はステップＳ１８に進みポリゴン穴以外の場合はワンパ
ンチで抜けるか否かを調べ（Ｓｌｌ）、、抜ければそれ
で完了しく８１２）　、抜けなければ次に複数回のパン
チによる追抜きで割付けが可能か否かを判断しく８１３
）　、追抜き可能ならステップ８１４で追抜きによシ金
型を割付妙るものとする。もし、追抜き不可能ならステ
ップ８１５において、複数の金型を組合せて割付けでき
るか否かを調べ、割付は可能ならステップ８１６で処理
し、割付は不可能なら私有する金型では割付けは不可能
であるとする（８１７）。

以上の処理によシ与えられた図形情報に対し、金型を割
付けることができ、この後、各ユーザに　。

よる任意の加工情報よシ加工順序を金型加工順序決定部
によシ決定しく８１８）、ＮＣコード変換部によシ最終
的にパンチプレス用のＮＣコードに変ｉｔを行う（８１
９）。

このように本実施例によれば入力された加工用の図形情
報について、所定の単位に分割し、分割された図形に対
し、所定の形状毎に、各々について金型を割付け、次に
内形穴について穴の種類によシ金型を割付けるようにし
ているので、金型割付けを最適に且つ自動で行うことが
できる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、入力された加工用の図形
情報を所定の単位に分割し、その分割図形に対し、その
形状によシ最適な金型を選定し、金ｍのロケーション等
のレイアウトを決定するように構成したので、従来のよ
うにオペレータの加工ノウハウに頼ることなく、ＮＣパ
ンチプレス用金型割付けを自動で且つ短時間に行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は金型
割付は動作を示すフローチャート、第３図は図形情報の
１例を示す板金型品の展開図、第４図は円弧成分を含む
外形形状の図、第５図は第４図についてステップＳ２の
処理を施した図、第６図はブランク長方形を示す図、第
７図はＬ−ポリゴン、Ｕ−ポリゴン、ブランク辺を示す
図、第８図はブランク余裕長を示す図、第９図はＵ字形
状を示す図、第１０〜１５図はＵ字形状のパターンおよ
び長方形の抽出方法およびポリゴン再編成を示す図、第
１６図は余裕長を示す図、第１７図は面処理方法による
分割方法を示す図、第１８〜２１図は線処理方法による
分割方法を示す図、第２２図は線処理を行った場合に不
都合を生じる例を示す図である。 １・・・・図形分割部、２・・・−金型割付は部、３・
・・・金型加工順序決定部、４・・・・ＮＣコード変換
部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被加工物についての輪郭情報および輪郭内部の穴情報等
   の図形情報を入力し、ＮＣパンチプレス用金型の割付け
   を行うＮＣパンチプレス用金型割付け装置において、 前記図形情報について、任意の形状特徴毎に分割を行う
   図形分割部と、 分割後、輪郭情報および輪郭内の穴情報各々について金
   型を割付ける金型割付け部と、 金型割付け部で割付けされた金型の種類と加工条件等に
   より加工順序を決定する加工順序決定部と、 金型割付け部で割付けられた金型の種類および加工順序
   決定部で決定された加工順序に基づきＮＣコードに変換
   するＮＣコード変換部とを設けたことを特徴とするＮＣ
   パンチプレス用金型割付け装置。