JPH08275675A - 接ぎ木ロボットの穂木胚軸把持装置 - Google Patents
接ぎ木ロボットの穂木胚軸把持装置Info
- Publication number
- JPH08275675A JPH08275675A JP7077679A JP7767995A JPH08275675A JP H08275675 A JPH08275675 A JP H08275675A JP 7077679 A JP7077679 A JP 7077679A JP 7767995 A JP7767995 A JP 7767995A JP H08275675 A JPH08275675 A JP H08275675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hypocotyl
- scion
- receiving
- holding
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
を図る。 【構成】穂木ハンド25の下方に設けた胚軸切断近くを
把持する一対の開閉可能な穂木胚軸補助ハンド27にお
いて、該胚軸補助ハンド27の胚軸受け入れ方向奥側に
は挿入される胚軸を受止保持する胚軸受止体30を設け
る。
Description
木胚軸把持装置に関する。
把持装置において、挿入される穂木を受け入れて把持す
る穂木ハンドの下方に胚軸切断近くを把持する一対の開
閉可能な穂木胚軸補助ハンドを設けた構成のものは知ら
れている。
では、苗の曲がりの発生或は苗挿入時の傾き等により穂
木補助ハンドの奥側に苗が入り込んで、補助ハンドが閉
じなくなり、穂木を確実に把持しないままで切断したり
するなど、切断不良やカッタ−刃に対する干渉トラブル
をひき起す要因となっていた。
目的とする。この目的達成のため、次のような技術的手
段を講じた。
かる技術的手段は、穂木ハンド25の下方に設けた胚軸
切断近くを把持する一対の開閉可能な穂木胚軸補助ハン
ド27において、該胚軸補助ハンド27の胚軸受け入れ
方向奥側には挿入される胚軸を受止保持する胚軸受止体
30を設けてあることを特徴とする。
方に開いて苗受け入れ状態にある時、挿入される苗の胚
軸が受止体によって受け止められて所定の角度に保持さ
れる。そして、この胚軸は所定角度に保持されたままで
把持爪が閉じることによって確実に把持される。
奥側に苗が入り込まないので、把持が確実にでき、苗の
姿勢が所定角度に保持されるので切断性能が向上する。
つまり、切断長さ及び切断角度の安定化を図ることがで
きる。また、受止体のストッパ−効果により、苗の性
状、例えば苗の曲がりに対する適応性が向上し、しか
も、カッタ−刃との干渉もなくなるので、メカロックが
なくなり、刃の寿命を長期に維持し得る効果も有してい
る。
る。接ぎ木ロボットは、図1で示すように、接ぎ木部A
とクリップフイ−ダ部Bからなり、接ぎ木部Aは、台木
部1と穂木部2と中間の接合部3とからなっている。
の搬送装置5と台木カッター6からなり、また、穂木部
2も同様に穂木苗供給装置7と穂木苗搬送装置8と穂木
カツタ−9からなる。台木苗供給装置4に人為的に供給
される台木苗は、図1の矢印(イ)方向に回転する台木
苗搬送装置5により台木カッター6の切断位置まで搬送
され、ここで台木カッタ−が回転してそのカッタ−刃に
より台木苗の台木部分を残して他の本葉部分は切り落さ
れる。切断された台木は矢印(ロ)方向に搬送され、接
合部3で接合装置10により穂木と接合される。
に供給された穂木苗は穂木苗搬送装置8により矢印
(ハ)方向に搬送され、切断位置で上から下方向に回転
する穂木カッタ−9にてその胚軸部分より上の組織を残
して、一部胚軸部と根部が切り落される。そして、かか
る穂木は矢印(ニ)方向に搬送され、この穂木と前記台
木とが接合部3において、クリップフイ−ダBから供給
されるクリップで接合されて接ぎ木作用が完了すること
になる。
木供給案内溝11aを有する苗受け台11、胚軸受板1
2、揺動開閉可能な胚軸ハンド13、穂木苗が供給され
たことを検知する穂木センサ−(光電管)14等からな
り、これらは苗受ベ−ス15にセットされている。苗受
ベ−ス15は、上下方向及び左右方向にスライド調節可
能なスライドベ−ス16に対し、回動軸芯Qを中心とす
る円弧状長孔17及び締付具18を介して回動角変更調
節可能に構成されている。つまり、穂木苗の苗供給姿勢
を、例えば、スイカの場合には正面視において約15度
傾けた傾斜姿勢(図2の(a)参照)と、苗質が軟らか
いメロンやキュウリのような場合には略垂直姿勢(図2
の(b)参照)となるよう調整可能に構成したものであ
る。
溝11a内に穂木苗が供給されたことを検出する構成で
あり、該センサ−14の検出結果により胚軸ハンド13
が閉じ方向に揺動し胚軸受板12との間で供給された穂
木苗を把持する構成である。穂木苗搬送装置8は、穂木
搬送用回転アクチュエ−タ19と該アクチュエ−タ19
の下部の穂木搬送ア−ム支持体20がアクチュエ−タ回
転軸21を中心に回転自在に支持されている。穂木搬送
ア−ム支持体20には、該支持体20に支持された穂木
搬送ア−ム押出シリンダ22、該シリンダ22により伸
縮される穂木搬送ア−ム23と該搬送ア−ム23の先端
には一対の開閉可能な穂木把持部24からなる穂木ハン
ド25と一対の開閉可能な把持爪26,26からなる穂
木胚軸補助ハンド27が設けられている。前記穂木把持
部24と把持爪26は一対のものが開閉可能に構成され
ていて、穂木を挾み込むことで把持するものであり、穂
木把持用シリンダ28と穂木把持用補助シリンダ29と
によって開閉制御される構成である。
5の下方にあって胚軸の切断近くを把持する関係位置に
設けられてあり、穂木カッタ−6により切断するとき、
一対の把持爪26,26が閉じて胚軸を挾持する構成で
ある。一対の把持爪26,26の対向側内面には胚軸係
合凹部26a,26aが設けられている。また、この胚
軸補助ハンド27の胚軸受け入れ方向奥側には挿入され
る胚軸を受止保持する胚軸受止体30が設けられ、開い
た状態にある把持爪26,26間に受け入れられる胚軸
が胚軸係合凹部26a,26aよりも奥側に侵入するの
を阻止する構成である。
を有し、軸32の周りに回転する構成である。Kはカッ
タ−の切断作用軌跡を示す。尚、図6〜図10に示す穂
木胚軸補助ハンドの構成について説明する。従来の胚軸
補助ハンドは図6及び図7に示すように胚軸係合凹部2
6aが爪26の上下幅全面にわたり構成されていた。そ
のため、例えば、ナスの胚軸をハンドで把持するとき、
子葉及び本葉のつけの節等があると、ハンドが完全に閉
じず、確実に挾持されないため、切断不良が発生してい
た。そこで、図8〜図10に示す本発明の実施例では、
胚軸を把持する把持面Yを切断作用(軌跡)面K(胚軸
の切断面)と略平行するように構成したものである。こ
れによると、胚軸の切断面に近い所のみを把持するた
め、把持ハンドの閉じミスが少なくなり、切断性能が向
上する。また、把持面積が少なくて済むので節による影
響も極めて少なくなる。
ド 28 穂木把持用シリンダ 29 穂木把持用補助シ
リンダ 30 胚軸受止体 31 カッタ−刃 32 軸
Claims (1)
- 【請求項1】 穂木ハンド25の下方に設けた胚軸切断
近くを把持する一対の開閉可能な穂木胚軸補助ハンド2
7において、該胚軸補助ハンド27の胚軸受け入れ方向
奥側には挿入される胚軸を受止保持する胚軸受止体30
を設けてあることを特徴とする接ぎ木ロボットの穂木胚
軸把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07767995A JP3557703B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 接ぎ木ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07767995A JP3557703B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 接ぎ木ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275675A true JPH08275675A (ja) | 1996-10-22 |
JP3557703B2 JP3557703B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=13640585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07767995A Expired - Fee Related JP3557703B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 接ぎ木ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3557703B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106900356A (zh) * | 2017-03-27 | 2017-06-30 | 辽宁科技大学 | 嫁接苗柔性定位夹持机构 |
CN110679311A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-14 | 北京农业智能装备技术研究中心 | 柔性上苗定位装置及方法 |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP07767995A patent/JP3557703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106900356A (zh) * | 2017-03-27 | 2017-06-30 | 辽宁科技大学 | 嫁接苗柔性定位夹持机构 |
CN106900356B (zh) * | 2017-03-27 | 2022-08-02 | 辽宁科技大学 | 嫁接苗柔性定位夹持机构 |
CN110679311A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-14 | 北京农业智能装备技术研究中心 | 柔性上苗定位装置及方法 |
CN110679311B (zh) * | 2019-09-30 | 2024-04-02 | 北京农业智能装备技术研究中心 | 柔性上苗定位装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3557703B2 (ja) | 2004-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08275675A (ja) | 接ぎ木ロボットの穂木胚軸把持装置 | |
JPH09131130A (ja) | 接ぎ木ロボットの穂木苗供給装置 | |
JPH08280254A (ja) | 接ぎ木ロボットの台木苗断根処理装置 | |
JPH08336333A (ja) | 接ぎ木ロボットの穂木苗把持装置 | |
JP3223578B2 (ja) | 接木ロボット | |
JPH08308380A (ja) | 接ぎ木ロボットの台木苗切断装置 | |
JP3518050B2 (ja) | 接ぎ木ロボット | |
JP3562003B2 (ja) | 接ぎ木ロボット | |
JP3277595B2 (ja) | 接木ロボット | |
JPH08331978A (ja) | 接ぎ木ロボットの接ぎ木苗用接合装置 | |
JP3191248B2 (ja) | 接木ロボット | |
JP3525540B2 (ja) | 接ぎ木ロボット | |
JPH0731279A (ja) | スイカの接木ロボット | |
JPH0928186A (ja) | 接ぎ木ロボットのクリップ接合装置 | |
JPH0947152A (ja) | 接ぎ木ロボットの台木苗把持搬送装置 | |
JP3223579B2 (ja) | 接木ロボット | |
JP3384053B2 (ja) | 接木ロボット | |
JPH08280255A (ja) | 接ぎ木ロボット | |
JPH07274716A (ja) | 接木装置及び接木方法 | |
JP3282281B2 (ja) | 接木ロボット | |
JPH08103164A (ja) | ナス科接ぎ木ロボット | |
JP3278960B2 (ja) | 接木ロボット | |
JPH08331977A (ja) | 接ぎ木ロボットの穂木苗把持装置 | |
JP2000217429A (ja) | 接木機械の台木苗供給案内装置 | |
JPH08103162A (ja) | ナス科接ぎ木ロボット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |