JPH08275653A - 刈取結束機の刈取伝動装置構造 - Google Patents

刈取結束機の刈取伝動装置構造

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JPH08275653A
JPH08275653A JP8278195A JP8278195A JPH08275653A JP H08275653 A JPH08275653 A JP H08275653A JP 8278195 A JP8278195 A JP 8278195A JP 8278195 A JP8278195 A JP 8278195A JP H08275653 A JPH08275653 A JP H08275653A
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JP
Japan
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transmission
shaft
reaper
drive shaft
reaping
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JP8278195A
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English (en)
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Yoshitaka Naito
義隆 内藤
Isamu Ase
勇 阿瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一対の引起し装置と、刈取装置と、結束装置
と、横送り装置とを備え、機体後部のエンジン動力を引
起し装置上部のスプロケトに伝達する伝動系から、刈取
装置、横送り装置へ動力伝達するための刈取伝動装置B
を設けるに、駆動スプロケット29を備えた横送り駆動
軸20を筒軸に形成し、この中に刈刃クランク31を下
端に備えた刈刃駆動軸7aを相対回転自在に内嵌合して
2重軸構造とする。入力軸14と横送り駆動軸20とは
チェーン連動し、入力軸14と刈刃駆動軸7aとはギヤ
連動とする。 【効果】 刈取装置と横送り装置との双方の駆動軸を2
重軸化でき、周辺機器の配設自由度が増すとか軽量化で
きるといった利点につながるべく、刈取伝動装置のコン
パクト化を実現できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バインダー等の刈取結
束機の刈取部伝動装置をコンパクトに構成させる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、バインダーでは、実開平2‐1
42116号公報の図面第1図に示されたように、エン
ジン動力を受ける入力軸(符号18)を刈刃駆動軸とし
て用い、その入力軸に横向き伝動軸(符号14)を介し
て機体右側の結束入力軸(符号17)に連動し、その結
束入力軸を横送り装置(符号11)の駆動軸として用い
る構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、刈刃
駆動軸と横送り駆動軸とを左右に振り分けて配置させる
構造であるが、モデルチェンジ等による刈取部の伝動レ
イアウト変更により、横送り駆動軸を結束装置ではな
く、刈取伝動ケース(前記公報の図面第1図における符
号13)に設けることが計画されている。つまり、従来
では離れた別の箇所にあった刈刃駆動軸と横送り駆動軸
とを、共に刈取伝動ケースに支承することになる。本発
明の目的は、刈刃駆動軸と横送り駆動軸とを装備する刈
取伝動ケース、すなわち刈取伝動装置を、周辺レイアウ
トに有利となるよう、コンパクトに構成する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、機体の横一側方に配置される引起し装置と、
この引起し装置で引起された茎稈を刈取る刈取装置と、
機体の横他側方に配置される結束装置と、刈り取られた
茎稈を結束装置に向けて横送りする横送り装置とを備
え、機体後部に配置されたエンジン動力を引起し装置上
部の駆動輪体に伝達する伝動系から、刈取装置、横送り
装置へ動力伝達するための刈取伝動装置を設けるに、横
送り装置の駆動軸を筒軸に形成し、この駆動軸と伝動系
に連動される入力軸とを連動させるとともに、刈取装置
の刈刃駆動軸を駆動軸に相対回転自在に内嵌合し、その
刈刃駆動軸と入力軸とを連動させて刈取伝動装置を構成
してあることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】刈刃駆動軸と横送り駆動軸とは共に上下向きの
縦軸であるとともに、刈取装置の上側に横送り装置が位
置している。従って、請求項1の構成のように、横送り
駆動軸を筒状としてその中に刈刃駆動軸を内嵌合した2
重軸構造を採ることができる。つまり、刈取装置と横送
り装置とが上下には少し隔たりがあるが、平面視ではほ
ぼ同じ位置に配置されているので、それらの駆動部の同
軸化が可能になって、別軸であったものを単一軸心上に
構成することができたのである。
【0006】
【発明の効果】その結果、刈取装置と横送り装置との双
方の駆動軸を2重軸化でき、周辺機器の配設自由度が増
すとか軽量化できるといった利点につながるべく、刈取
伝動装置のコンパクト化を実現できた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、刈取結束機の一
例であるバインダーの場合について図面に基づいて説明
する。図1に2輪2条刈りのバインダーが示され、Aは
刈取部、1は機体フレーム、2はエンジン、3は操縦ハ
ンドル、4は走行伝動ケース、5は車輪である。刈取部
Aは、左右の引起し装置6,6、バリカン型の刈取装置
7、結束装置8、横送り装置9等を備えて構成されてい
る。
【0008】次に、伝動系について説明する。図2、図
3に示すように、走行伝動ケース4の上部から前方に延
ばされた第1伝動軸10、この第1伝動軸10にベベル
ギヤ連動されるとともに左引起し装置1上部の駆動スプ
ロケット6aを備えた前上り斜め配置の第2伝動軸(伝
動系に相当)11、第2伝動軸11の途中部位にベベル
ギヤ連動されるとともに、駆動プーリ13を備えた前下
り斜め配置の第3伝動軸12、この第3伝動軸12にベ
ベルギヤ連動されるとともに垂下配置の第4伝動軸(入
力軸に相当)14とが備えてある。
【0009】第4伝動軸14の動力は、刈取伝動ケース
15を経て株元横送り機構9A、刈取装置7、結束装置
8に伝達される。結束装置8の結節部8bに備えた上下
向きの第5伝動軸16に連動された第6伝動軸17と、
右側引起し装置1上部の駆動スプロケット6aとを第7
伝動軸18を介して連動するとともに、第7伝動軸18
の途中に茎稈を掻込む掻込み回転体19を装備してい
る。又、刈り取られた茎稈の穂先部分に作用して結束装
置8に向けて横送りする穂先横送り機構9Bが、前記駆
動プーリ13に連動されている。この穂先横送り機構9
Bと株元横送り機構9Aとで横送り装置9が構成されて
いる。
【0010】図4、図5に示すように、刈取伝動ケース
15は、第1〜第3伝動ケース15A,15B,15C
との3個のケースを連結一体化して構成されている。第
1伝動ケース15Aは、第4伝動軸14と、これらから
刈取装置7の刈刃駆動軸7aへのギヤ機構21a及び株
元横送り機構9Aの駆動軸20へのチェーン機構21b
とで成る第1伝動部21と、結束装置駆動用の縦軸22
Aへの第2ギヤ伝動部22aを備えた状態で左引起し装
置1上部の駆動スプロケット(駆動輪体に相当)6aの
下方に配置されて構成されている。
【0011】第2伝動ケース15Bは、第1伝動ケース
15Aに着脱自在にボルト連結されるとともに、縦軸2
2Aと、これと横向き伝動軸22とのベベルギヤ機構3
2とを備えて構成されている。第3伝動ケース15C
は、第2伝動ケース15Bに着脱自在にボルト連結され
るとともに横向き伝動軸22を備え、かつ、結束装置8
の結束ケース8cにボルト連結されて構成されている。
又、株元横送り機構9Aにおける従動スプロケット30
も支承している。
【0012】第1伝動ケース15Aにおける刈刃駆動構
造を詳述すると、図6に示すように、チェーン機構21
bで連動される駆動軸20を筒軸とし、その中にギヤ機
構21aで連動される刈刃駆動軸7aを相対回転自在に
内嵌した2重軸構造としてある。駆動軸20には株元横
送り機構9Aの駆動スプロケット29が取付けら、又、
刈刃駆動軸7aの下端には刈刃クランク31が一体回転
状に取付けてあり、この2重軸構造によって刈取伝動装
置Bが構成されている。
【0013】株元横送り機構9Aは、第1伝動ケース1
5Aの突出部分に支承される駆動スプロケット29と、
前述した第1スプロケット30、及びテンションスプロ
ケット33とに亘って係止突起34付きのチェーン35
を巻回して構成されている。
【0014】結束ケース8cにおいては、横向き伝動軸
22がパッカー駆動軸23にベベルギヤ連動されるとと
もに、第2伝動ケース15Bにおける第3伝動ケース1
5Cとの連結部24と、結束ケース8cにおける第3伝
動ケース15Cとの連結部25とを直接連結可能に構成
してある。すなわち、第3伝動ケース15Cの左右両端
共にインロー構造にするとともに、その径を同一に、か
つ、互いに内外を逆に構成し、さらに、ボルトの取付け
寸法も同じにすることにより、第3伝動ケース15Cを
省略して各連結部24,25を嵌合連結させることがで
きる。
【0015】この直接連結の場合の刈取伝動ケース15
は、右引起し装置6のみを備えた1条刈りバインダーを
構成した場合の左右寸法に合わせてあり、第3伝動ケー
ス15Cの有る無しによって1条刈り用と2条刈り用と
に仕様変更できるようにしてある。因みに、26は刈刃
クランク31で往復駆動されるベルクランク、27はド
ア軸である。
【0016】図7には、先に提案された刈取伝動装置の
構造が比較例として示されており、このものでは横向き
伝動軸22とのベベルギヤ機構32を備えた刈刃駆動軸
7aと、横送り駆動軸20とが互いに別の軸心を有する
ように振り分け配置されている。この構造では、比較的
刈幅の中間において下方に突出した刈刃クランク31用
ケースが下方に突出しており、その部位で泥や藁屑の抜
けが悪く、詰まりが発生し易い傾向にあったが、本願の
2重軸構造によれば、刈刃駆動軸7aを刈取装置7の左
端部位に寄せて刈刃クランク31の出っ張り部分を刈幅
の左端に寄せることができたので、泥等の多い刈幅中間
部分の通路を広く開けることができて、前記した詰まり
を軽減又は解消できる利点がある。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バインダーの全体側面図
【図2】伝動系を示す線図
【図3】刈取部における伝動ケース部分の平面図
【図4】株元横送り機構を示す平面図
【図5】伝動ケースの断面背面図
【図6】第1伝動ケースの2重軸構造を示す拡大断面図
【図7】比較例の刈取伝動装置の構造を示す断面図
【符号の説明】
6 引起し装置 6a 駆動輪体 7 刈取装置 7a 刈刃駆動軸 8 結束装置 9 横送り装置 11 伝動系 14 入力軸 20 駆動軸 B 刈取伝動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の横一側方に配置される引起し装置
    (6)と、この引起し装置(6)で引起された茎稈を刈
    取る刈取装置(7)と、機体の横他側方に配置される結
    束装置(8)と、刈り取られた茎稈を前記結束装置
    (8)に向けて横送りする横送り装置(9)とを備え、 機体後部に配置されたエンジン(2)動力を前記引起し
    装置(6)上部の駆動輪体(6a)に伝達する伝動系
    (11)から、前記刈取装置(7)、前記横送り装置
    (9)へ動力伝達するための刈取伝動装置(B)を設け
    るに、 前記横送り装置(9)の駆動軸(20)を筒軸に形成
    し、この駆動軸(20)と前記伝動系(11)に連動さ
    れる入力軸(14)とを連動させるとともに、前記刈取
    装置(7)の刈刃駆動軸(7a)を前記駆動軸(20)
    に相対回転自在に内嵌合し、その刈刃駆動軸(7a)と
    前記入力軸(14)とを連動させて前記刈取伝動装置
    (B)を構成してある刈取結束機の刈取伝動装置構造。
JP8278195A 1995-04-07 1995-04-07 刈取結束機の刈取伝動装置構造 Pending JPH08275653A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109997497A (zh) * 2019-01-22 2019-07-12 山东农业大学 一种新型草本桑割捆机及其使用方法
CN110122050A (zh) * 2019-06-12 2019-08-16 农业农村部南京农业机械化研究所 一种苎麻收割打捆机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109997497A (zh) * 2019-01-22 2019-07-12 山东农业大学 一种新型草本桑割捆机及其使用方法
CN110122050A (zh) * 2019-06-12 2019-08-16 农业农村部南京农业机械化研究所 一种苎麻收割打捆机
CN110122050B (zh) * 2019-06-12 2024-03-15 农业农村部南京农业机械化研究所 一种苎麻收割打捆机

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