JPH08274748A - 周波数分割多重信号発生装置 - Google Patents

周波数分割多重信号発生装置

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JPH08274748A
JPH08274748A JP7100215A JP10021595A JPH08274748A JP H08274748 A JPH08274748 A JP H08274748A JP 7100215 A JP7100215 A JP 7100215A JP 10021595 A JP10021595 A JP 10021595A JP H08274748 A JPH08274748 A JP H08274748A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2614Peak power aspects

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は発生する周波数分割多重信号のピー
ク電力を小さくすることにより、送信装置の小型・軽量
化を送信装置の電源装置も含めて実現し得る周波数分割
多重信号発生装置を提供することを目的とする。 【構成】 データ分配器32は入力ディジタルデータを
4つのディジタル信号に分割してIFFT回路33〜3
6にそれぞれ供給する。IFFT回路33〜36は、入
力を逆高速フーリエ変換して周波数分割多重信号を得
る。ピーク検出回路37〜40は入力信号の最大瞬時電
力値などがIFFT動作のどの位置で生じているかを検
出する。データ極性判定回路41は、入力検出データよ
りピーク電力値が少なくなる極性の組み合わせを求め、
極性制御回路42〜45によりIFFT回路33〜36
の出力信号の極性を制御する。加算回路46はピーク電
力が所定値以下に抑圧された多数の搬送波からなるOF
DM信号が出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周波数分割多重信号発生
装置に係り、特に符号化されたディジタル映像信号など
を限られた周波数帯域の直交周波数分割多重(OFD
M:OrthogonalFrequency Division Multiplex)信号に
変換して発生する周波数分割多重信号発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】符号化されたディジタル映像信号などを
限られた周波数帯域で伝送する方式の一つとして、25
6直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modul
ation)などの多値変調されたディジタル情報を多数の
搬送波を用いて伝送するOFDM方式が従来より知られ
ている。このOFDM方式は多数の搬送波を直交して配
置し、各々の搬送波で独立したディジタル情報を伝送す
る方式である。なお、「搬送波が直交している」とは、
隣接する搬送波のスペクトラムが当該搬送波の周波数位
置で零になることを意味する。
【0003】このOFDM方式によれば、ガードバンド
期間(ガードインターバル)を設定し、その期間の情報
を重複して伝送するようにしているため、電波のマルチ
パスにより生ずる伝送歪みを軽減できる。すなわち、こ
のOFDM信号の受信は、シンボル期間内に伝送される
信号の振幅、位相変調成分を検出し、これらのレベルに
より情報の値を復号するものであるから、最初のガード
インターバル期間の信号を除いて復号することにより、
同一シンボル区間のマルチパス信号と、受信すべき信号
の周波数成分は同一であるため、比較的狭い周波数帯域
で、伝送歪みの少ない復号ディジタルデータを伝送でき
る。
【0004】従来は、上記のOFDM信号は単一の逆高
速フーリエ変換回路(IFFT回路)を用いて生成され
ている。このIFFT回路はデータ系列の長さNが2の
べき乗2であるとき、サイズNの離散的フーリエ変換
(DFT)をサイズがN/2のDFTに分解してバタフ
ライ演算を多重して行う回路であり、次数をkとすると
きkの実数部と虚数部の端子に伝送しようとするディジ
タル値に対応する値(レベル)の信号を与えて、ディジ
タル値を伝送するための信号を得る。時間間隔Tの間に
N個の複素数による逆DFTを実行すると、OFDM信
号を生成でき、逆DFTの各点が搬送波に相当すること
が知られている(「データ圧縮とディジタル変調」、日
経エレクトロニクスブック、233頁)。
【0005】このIFFT回路を用いて発生された多数
の情報搬送波は、送信すべき情報に応じて変調、送信さ
れるため、これらの情報搬送波の周波数分割多重信号で
あるOFDM信号はランダム信号としての形態をとる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
装置では多数の情報搬送波を合成してできるOFDM信
号に対し、特に瞬間的に生じるピーク電力に対する対策
を施していないため、まれに大電力が発生されることが
ある。例えば、256個の情報搬送波を用いるOFDM
信号の電力は、1情報搬送波電力の256倍の合成した
平均電力であるため、仮に全情報搬送波の最大振幅電圧
値が一致して発生させられた場合は256の2乗倍にあ
たる65536倍となる。従って、仮に1情報搬送波の
電力を1mWとすると、これら256個の情報搬送波を
合成した平均電力は256mW程度であるが、全情報搬
送波の最大振幅位置が一致した時には65Wとなってし
まう。
【0007】このため、従来の周波数分割多重信号発生
装置では、全情報搬送波の最大振幅値が一致する確率は
非常に小さく、実際には殆ど発生しないが、平均電力値
は余裕をもった低い値に設定し、送信電力装置も平均電
力10〜20倍程度の余裕をもった大きな出力信号を発
生させられるもの(1情報搬送波の電力を1mWとする
ときは2.5W〜5Wを発生できる装置)を用い、まれ
に生じる大電力信号に対しても飽和させないで送信でき
るように考慮していた。このため、従来の周波数分割多
重信号発生装置は装置全体が高価で大型化するという問
題がある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、発生する周波数分割多重信号のピーク電力を小さく
することにより、送信装置の小型・軽量化を送信装置の
電源装置も含めて実現し得る周波数分割多重信号発生装
置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明の他の目的は、受信点におけ
る搬送波電力対雑音電力比(C/N)を改善することが
できる周波数分割多重信号発生装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、ディジタル情報信号を複数に分割するデー
タ分配器と、データ分配器により分割されたディジタル
情報信号のそれぞれに基づいて変調された複数の周波数
分割多重信号を発生する複数の演算回路と、複数の演算
回路より取り出された複数の周波数分割多重信号のピー
ク電力を検出する複数のピーク検出回路と、複数のピー
ク検出回路の出力検出ピーク電力のうちしきい値を越え
た検出ピーク電力の周波数分割多重信号以外の一又は二
以上の周波数分割多重信号の極性を、しきい値を越えた
検出ピーク電力を打ち消す方向に制御する極性制御手段
と、極性制御手段を経た複数の周波数分割多重信号を加
算して出力する加算回路とを有する構成としたものであ
る。
【0011】また、本発明は、データ分配器により分割
されたディジタル情報信号に対し複数のグループ毎に各
段で前段出力の乗算結果と前段出力の加算とを順次に行
って最終段よりそれぞれ変調された複数の周波数分割多
重信号を発生する複数の演算回路と、複数の演算回路の
それぞれの最終段の加算入力の極性を切り換える複数の
極性切換回路と、複数の演算回路のそれぞれの一部より
取り出された信号に基づいて複数の周波数分割多重信号
のピーク電力、ピーク位置を検出し、しきい値を越えた
検出ピーク電力を打ち消す方向に複数の極性切換回路を
制御する極性判定回路と、複数の演算回路の周波数分割
多重信号を加算して出力する加算回路とを有する構成と
したものである。
【0012】
【作用】本発明では、n個(nは2以上の整数)の演算
回路より出力される変調された周波数分割多重信号を加
算回路に加算して所望の搬送波数からなる周波数分割多
重信号を生成するようにしたため、単一の演算回路で所
望の搬送波数からなる周波数分割多重信号を発生する場
合よりも信号のピーク電力を1/nに抑えることができ
る。また、複数の演算回路のうちある一つの演算回路が
発生するピーク電力位置で他の演算回路から発生させら
れる信号の極性を制御あるいは反転することにより、更
に出力周波数分割多重信号の瞬時電力を低い値に抑える
ことができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。ま
ず、本発明の周波数分割多重信号発生装置について説明
する前に、本発明の周波数分割多重信号発生装置が適用
されるOFDM信号の送信装置及びOFDM信号の受信
装置について説明する。
【0014】図4は本発明の周波数分割多重信号発生装
置が適用されるOFDM信号送信装置及び受信装置の一
例のブロック図を示す。同図において、入力端子1には
伝送すべきディジタルデータが入力される。このディジ
タルデータとしては、例えばカラー動画像符号化表示方
式であるMPEG方式などの符号化方式で圧縮されたデ
ィジタル映像信号や音声信号などである。この入力ディ
ジタルデータは、入力回路2に供給されて必要に応じて
誤り訂正符号の付与がクロック分周器3よりのクロック
に基づいて行われる。クロック分周器3は中間周波数発
振器8よりの10.7MHzの中間周波数を分周して、
この中間周波数に同期したクロックを発生する。
【0015】誤り訂正符号が付加されたディジタルデー
タは、入力回路2から逆高速フーリエ変換(IFFT)
装置4に供給される。このIFFT装置4は本発明装置
の要部をなす装置部で後述する如く、本発明では複数の
IFFT回路を用いている。このIFFT装置4とし
て、データ系列Nが256であるIFFT回路と、2N
=M=512であるIFFT回路の2つの例について説
明する。IFFT装置4を構成するIFFT回路が前者
のIFFT回路である場合は、実数部(R)の入力端子
数が256、虚数部(I)の入力端子数が256であ
り、それぞれ4ビットのディジタルデータが実数部及び
虚数部共に計256個ずつの入力端子に入力されること
により、0番目(k=0)の入力端子の入力情報は伝送
する搬送波の中心周波数で伝送され、k=N/2、12
7番目(k=N/2)の入力端子の入力情報はナイキス
ト周波数に等価である両端周波数で伝送される。
【0016】また、IFFT装置4を構成するIFFT
回路が後者のIFFT回路である場合には、実数部
(R)の入力端子数が512、虚数部(I)の入力端子
数が512であり、それぞれ4ビットのディジタルデー
タが実数部及び虚数部共に0番目から127番目までの
計128個ずつと、384番目から511番目までの計
127個ずつの入力端子にそれぞれ入力されることによ
り、0番目(k=0)の入力端子の入力情報は伝送する
搬送波の中心周波数で伝送され、127番目(k=M/
4)と384番目(k=3M/4)の入力端子の入力情
報はナイキスト周波数に等価である両端周波数で伝送さ
れる。
【0017】ここで、1番目から127番目までの計1
27個の入力端子の入力情報は中心搬送波周波数の上側
(高域側)の情報伝送用搬送波で伝送され、384番目
から511番目までの計127個の入力端子の入力情報
は中心搬送波周波数の下側(低域側)の情報伝送用搬送
波で伝送される。127番目と384番目の入力端子の
入力情報はナイキスト周波数に等価である両端周波数で
伝送される。なお、残りの入力端子には0が入力され
る。
【0018】ここでは、上記のいずれの場合もIFFT
装置4からの258組の出力のうち、k=0の中心搬送
波周波数で伝送される一組の出力を除く257波のう
ち、248波の搬送波を用いて情報を伝送し、残りの9
波はキャリブレーション用、その他の補助信号の伝送の
ために用いられる。そのため、1シンボル期間中に24
8バイトのディジタルデータ、すなわち、1シンボル期
間中に、4ビットずつ一対の並列データ248組が入力
回路2からIFFT装置4の実数部入力端子と虚数部入
力端子に入力される。
【0019】クロック分周器3からのクロックに基づい
て、IFFT装置4からIFFT演算されて取り出され
た計257組の出力データは、マルチパス歪みを軽減さ
せるためのガードインターバル回路5を通してD/A変
換器・低域フィルタ(LPF)6に供給され、ここでク
ロック分周器3からのクロックをサンプリングクロック
としてアナログ信号に変換された後、LPFにより必要
な周波数帯域の成分の実数部成分と虚数部成分とが通過
されて直交変調器7へそれぞれ供給される。
【0020】直交変調器7は中間周波数発振器8よりの
10.7MHzの中間周波数を第1の搬送波とし、か
つ、この中間周波数の位相を90°シフタ9により90
°シフトした10.7MHz中間周波数を第2の搬送波
として、それぞれD/A変換器・LPF6より入力され
たディジタルデータの実数部成分(実数部データ)と虚
数部成分(虚数部データ)で直交振幅変調(QAM)し
て257波の情報搬送波からなるOFDM信号を生成す
る。
【0021】すなわち、本実施例ではそれぞれ16のレ
ベルを示す4ビットの実数部データと4ビットの虚数部
データのディジタル・アナログ変換信号を直交変調器7
に供給することにより、直交変調器7からは中心周波数
F0が10.7MHzの例えば図5に示す如き周波数ス
ペクトラムのOFDM信号が取り出される。
【0022】図5(A)の周波数スペクトラムは、IF
FT装置4のデータ系列がN(=256)である場合の
OFDM信号の周波数スペクトラムで、周波数帯域99
kHz内に全部で257波の搬送波が存在し、そのうち
248波の搬送波が1バイトの情報データで256QA
M変調されており、中心周波数F0を含む残りの9波の
搬送波が補助信号の伝送のために使用される。
【0023】ここで、中心周波数F0より高域側の搬送
波は、前記IFFT回路の1番目から128番目の実数
部入力端子及び虚数部入力端子に入力されたデータ等で
変調されており、また中心周波数F0より低域側の搬送
波は、前記IFFT回路の128番目から255番目の
実数部入力端子及び虚数部入力端子に入力されたデータ
等で変調されている。
【0024】また、図5(A)に「128」及び「−1
28」で示す位置には、それぞれナイキスト周波数の搬
送波が発生し、これは前記したように128番目の入力
端子に入力された固定電圧データに基づいて生成された
パイロット信号伝送用搬送波である。すなわち、同一の
128番目の入力端子に入力された固定電圧データは、
二つの搬送波により伝送される。
【0025】なお、IFFTの周期をN(=256)と
したときの有効シンボル周波数fSと、有効シンボル期
間tSとは次のようになる。
【0026】 fS=99,000/256=387(Hz) tS=1/fS=2586(μsec) これにガードインターバル回路5により与えられたマル
チパス歪除去用区間であるガードインターバルgiを6
0μsecとして付加したときのシンボル期間taとシ
ンボル周波数faはそれぞれ次のようになる。
【0027】ta=tS+gi=2586+60=264
6(μsec) fa=1/ta=378(Hz) なお、IFFT装置4のデータ系列が2N(=512)
である場合のOFDM信号も、周波数帯域99kHz内
に全部で257波の搬送波が存在し、そのうち248波
の搬送波が1バイトの情報データで256QAM変調さ
れており、中心周波数F0を含む残りの9波の搬送波が
補助信号の伝送のために使用される。
【0028】ただし、この場合のOFDM信号の周波数
スペクトラムは、図5(B)に示すように、中心周波数
F0より高域側の搬送波は、前記IFFT回路の1番目
から128番目の実数部入力端子及び虚数部入力端子に
入力されたデータ等で変調されており、また中心周波数
F0より低域側の搬送波は、前記IFFT回路の384
番目から511番目の実数部入力端子及び虚数部入力端
子に入力されたデータ等で変調されている。
【0029】この場合は、図5(B)に示すように、
「128」は上記のIFFT回路の128番目の実数部
入力端子及び虚数部入力端子に入力された固定電圧によ
り生成されたパイロット信号伝送用搬送波であり、「−
128」はIFFT回路の384番目の実数部入力端子
及び虚数部入力端子に入力された固定電圧により生成さ
れたパイロット信号伝送用搬送波で、これらはナイキス
ト周波数の1/2倍の周波数の搬送波である。
【0030】直交変調器7より取り出された、ガードイ
ンターバル処理される前のデータのシンボル周波数であ
る387Hz毎に隣接配置された複数の搬送波からなる
上記のOFDM信号は、図4の周波数変換器10に供給
されて送信周波数帯に周波数変換され、例えば上記の中
心搬送波周波数F0が100MHzとされてから送信部
11によりリニア増幅され、送信アンテナより送信され
る。
【0031】これにより、図4の送信装置で送信される
信号の仕様は信号中心周波数100MHz、伝送帯域幅
100kHz(実際には図8に示したように99kH
z)、変調方式256QAM、OFDM、使用搬送波数
257波(そのうち情報伝送用搬送波数248波)、ガ
ードインターバル60μsecとなる。また、一対の4
ビットデータ248組が248波の搬送波で伝送される
ため、1シンボル期間当り248kバイトの伝送速度で
あり、よって1秒当りの伝送速度(転送レート)は、約
750kbps(≒8ビット×378Hz×248÷1
000)となる。
【0032】次に、周波数分割多重信号受信装置につい
て説明する。上記のOFDM信号は、図4の空間伝送路
12を経て受信部13により受信アンテナを介して受信
された後高周波増幅され、更に周波数変換器14により
中間周波数に周波数変換され、中間周波増幅器15によ
り増幅された後、直交復調器16及びキャリア抽出回路
17に供給される。
【0033】キャリア抽出回路17は、入力OFDM信
号の中心搬送波(キャリア)を位相誤差少なくできるだ
け正確に抽出する回路である。本実施例では、情報を伝
送する各搬送波は、シンボル周波数である387Hz毎
に隣接配置されてOFDM信号を構成しているため、中
心搬送波に隣接する情報伝送用搬送波も中心周波数に対
して387Hz離れており、中心搬送波を抽出するため
には、387Hzしか離れていない隣接する情報伝送用
搬送波の影響を受けないように、選択度の高い回路が必
要となる。
【0034】そこで、キャリア抽出回路17はPLL回
路を用いて中心搬送波F0の抽出を行う。ただし、この
場合のPLL回路を構成するVCOとしては、可変範囲
が隣接する搬送波周波数の約1/2である±200Hz
程度で発振する水晶振動子を用いた電圧制御型水晶発振
回路(VCXO)を用い、かつ、PLL回路を構成する
LPFとして387Hzに対して充分にカットオフ周波
数の低いLPFを用いる。
【0035】キャリア抽出回路17により抽出された中
心搬送波F0は、中間周波数発振器18に供給され、こ
こで中心搬送波F0に位相同期した10.7MHzの中
間周波数を発生させる。中間周波数発振器18の出力中
間周波数は第1の復調用搬送波として直交復調器16に
直接に供給される一方、90°シフタ19により位相が
90°シフトされてから第2の復調用搬送波として直交
復調器16に供給される。
【0036】これにより、直交復調器16からは送信装
置の直交変調器7に入力された実数部、虚数部の各アナ
ログ信号と同等のアナログ信号(周波数分割多重信号)
が復調されて取り出され、サンプルクロック復号回路2
0に供給される一方、低域フィルタ21によりOFDM
信号情報として伝送された必要な周波数帯域の信号が通
過されてA/D変換器22に供給されてディジタル信号
に変換される。
【0037】A/D変換器22の入力信号に対するサン
プリングのタイミングは、サンプルクロック復号回路2
0により例えば特定の搬送波で伝送される、サンプルク
ロック周波数に対して所定の整数比に設定されパイロッ
ト信号より生成された、ナイキスト周波数の2倍の周波
数のサンプルクロックに基づいて発生される。すなわ
ち、サンプルクロック復号回路20は、中間周波数と復
調アナログ信号が入力され、ガードインターバル期間を
含む各シンボル期間で連続信号として伝送されるパイロ
ット信号に位相同期するPLL回路によりサンプルクロ
ックを発生する。
【0038】また、シンボル同期信号復号回路23は、
このサンプルクロックによりパイロット信号の位相状態
を調べ、シンボル期間を検出してシンボル同期信号を復
号する。システムクロック発生回路24は、これらサン
プルクロック及びシンボル同期信号よりガードインター
バル期間除去のための区間信号などのシステムクロック
を発生する。
【0039】A/D変換器22より取り出されたディジ
タル信号は、ガードインターバル期間処理回路25に供
給され、ここでシステムクロック発生回路24よりのシ
ステムクロックに基づいて、マルチパス歪の影響が少な
い方のシンボル期間信号を得てFFT,QAM復号回路
26に供給される。
【0040】FFT,QAM復号回路26のFFT(高
速フーリエ変換)回路部は、システムクロック発生回路
24よりのシステムクロックにより複素フーリエ演算を
行い、ガードインターバル期間処理回路25の出力信号
の各周波数毎の実数部、虚数部の各信号レベルを算出す
る。
【0041】これにより得られた各周波数毎の実数部、
虚数部の各信号レベルは、QAM復号回路部により参照
用搬送波の復調出力と比較されることにより、ディジタ
ル情報伝送用搬送波で伝送される量子化されたディジタ
ル信号のレベルが求められ、ディジタル情報が復号され
る。この復号ディジタル情報信号は、出力回路27によ
り並直列変換などの出力処理が行われて出力端子28へ
出力される。
【0042】次に、本発明の要部のIFFT装置4の各
実施例について説明する。図1は本発明の要部の一実施
例のブロック図を示す。IFFT装置は入力ディジタル
データを4分配するデータ分配器32と、4個のIFF
T回路33〜36と、ピーク検出回路37〜40と、デ
ータ極性判定回路41と、極性制御回路42〜45と、
加算回路46からなる。
【0043】入力端子31を介して入力された入力ディ
ジタルデータは、1シンボル期間に伝送すべき256バ
イトの信号であり、データ分配器32に入力されて64
バイト毎の4つのディジタル信号(実数部データ及び虚
数部データ)に分割された後、IFFT回路33〜36
にそれぞれ供給される。
【0044】IFFT回路33〜36のそれぞれはデー
タ系列Nが256であるIFFT回路であるものとする
と、実数部(R)の入力端子数が256、虚数部(I)
の入力端子数が256であり、それぞれ4ビットのディ
ジタルデータが実数部及び虚数部共に計256個ずつの
入力端子を有しているが、そのうち実数部及び虚数部共
に64個ずつの入力端子に4ビットのディジタルデータ
が入力される。
【0045】ここで、これら64個ずつの入力端子はI
FFT回路33は±4m(mは0〜31の整数)番目の
搬送波周波数を出力する入力端子に、IFFT回路34
は±4m+1(mは0〜31の整数)番目の搬送波周波
数を出力する入力端子に、IFFT回路35は±4m+
2(mは0〜31の整数)番目の搬送波周波数を出力す
る入力端子に、IFFT回路36は±4m+3(mは0
〜31の整数)番目の搬送波周波数を出力する入力端子
にそれぞれ設定されている。
【0046】このように、IFFT回路33〜36から
OFDM信号を構成する搬送波周波数が櫛歯状に4分割
されて出力される。これらの出力信号をそのまま加算し
てOFDM信号を生成する場合は、従来の課題とされて
いたピーク電力の問題がそのまま残る。OFDM信号を
構成する各搬送波の振幅と位相は変調信号により決めら
れるため、入力信号に相関性が少ないときは出力信号も
ランダムな搬送波信号の集合となる。
【0047】前記したように、ランダムな256波の搬
送波信号を合成した平均電力は、搬送波1波の電力の2
56倍になる。仮に、全搬送波の瞬時ピーク位置が一致
するとその電力値は256の2乗である65536倍と
なる。実際には、256の搬送波のピーク値が一致する
確率は非常に小さく、起こり得ないといえる。通常起こ
り得る電力のピーク値は、平均電力の10〜20倍とい
われている。すなわち、OFDM信号の平均送信電力を
10Wに設定するとき、送信部11の電力増幅器は10
0W〜200W程度の電力を歪み無く送信できる能力が
必要とされる(このときの理論最大電力は2560
W)。
【0048】そこで、本実施例ではこのような瞬時電力
を低く抑えることにより、平均電力を増加させ、受信点
でのC/Nを改善するものである。すなわち、IFFT
回路33〜36の各出力信号は、対応して設けられた極
性制御回路42〜45に供給される一方、ピーク検出回
路37〜40にそれぞれ入力されてその信号の最大瞬時
電力値、その極性、発生時間位置がIFFT動作のどの
位置で生じているかが検出される。IFFT回路33〜
36はそれぞれ64の搬送波について演算を行うので、
当然のことながら平均電力値に対するピーク電力値は2
56の搬送波について演算を行うときの1/4倍の値で
ある。
【0049】4つのピーク検出回路37〜40から取り
出された、IFFT回路33〜36の出力信号の最大瞬
時電力値、その極性、発生時間位置を示す検出データは
データ極性判定回路41に供給される。データ極性判定
回路41は、入力検出データよりピーク電力値が少なく
なる極性の組み合わせを求め、その結果により極性制御
回路42〜45から共通の加算回路46へ供給されるI
FFT回路33〜36の出力信号の極性を制御する。
【0050】データ極性判定回路41は、通常はIFF
T回路33〜36の出力信号を同相で出力するように極
性制御回路42〜45を制御するが、大きなピーク電力
が検出された時には、大きなピーク電力が検出されたI
FFT回路の出力信号と異なる他のIFFT回路の出力
信号の極性がそれを打ち消すように極性制御回路42〜
45を制御する。これにより、極性制御回路42〜45
の各出力信号を加算する加算回路46からはピーク電力
が所定値以下に抑圧された256の搬送波からなるOF
DM信号が出力される。
【0051】ところで、高速フーリエ変換(FFT)回
路は、データ系列の長さNが2のべき乗2であると
き、サイズNの離散的フーリエ変換(DFT)をサイズ
がN/2のDFTに分解してバタフライ演算を多重して
行う回路である。このバタフライ演算は例えばN=8の
場合、図2に示すようなシグナルフローダイヤグラムで
表すことができることが知られている(例えば、今井
聖、「信号処理工学」、株式会社コロナ社、80頁)。
同図中、x
〔0〕〜x〔7〕はデータ系列、W (但
し、i=0〜7)は回転因子、X
〔0〕〜X〔7〕はD
FTの値を示す。また、矢印は信号が伝搬する方向を示
し、丸印の付近の数値は乗算する値を、また丸印は加算
点を示す。
【0052】図2の最終段の回路部分は、図3(A)に
示す如くに表すことができる。同図(A)において、2
つのN=4からのデータは加算回路51〜51に入
力される一方、回転因子(W )52〜回転因子
(W )52と乗算された後加算回路51〜51
に入力されて加算される。これにより、加算回路51
〜51からは次式で表される値X[k]が出力され
る。
【0053】
【数1】 これはFFT回路に関するものであるが、入力信号のサ
ンプル値と出力信号のFFT演算結果とを入れ替えると
IFFT回路として動作させることができる。IFFT
の動作は、偶数項の値をIFFTしたサンプル値に、奇
数項の値をIFFTしたサンプル値に所定の回転因子を
乗じて加算する。
【0054】本発明の他の実施例は、この最終段の回路
部分を図3(B)に示す構成としたものである。同図
(B)中、同図(A)と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図3(B)において、加算回
路51〜51の一方の入力端子に入力される2つの
N=4からのサンプル値は、回転因子52〜52
らの乗算結果と共にそれぞれ極性判定回路55に供給さ
れる。回転因子52〜52からの乗算結果は、また
極性切換回路56〜56を介して加算回路51
51の他方の入力端子にも供給される。
【0055】極性判定回路55は図1に示したピーク検
出回路37〜40とデータ極性判定回路41とからなる
構成と同様の構成であり、加算回路51〜51に入
力されるサンプル値を調べ、予め定めたしきい値より大
きな値を検出したときは、そのサンプル値が供給される
加算回路の他方の入力端子に入力される回転因子の乗算
結果の極性を、極性切換回路を制御してその信号が打ち
消される方向の極性に切り替える。加算回路51〜5
の出力信号は合成されて出力される。
【0056】図2はN=8のバタフライ演算を3段重ね
るFFT方式であるが、N=256のIFFTは8段の
バタフライ演算を行う。なお、図3に示した方法は最終
段に限らず、これに加えてそれ以外の段でも同様に行う
ことにより、更に細かなピーク電力の抑圧ができる。
【0057】また、極性の切り替えられたOFDM信号
は、受信装置でも極性を切り替えてFFT演算を行い、
復号する必要がある。従って、極性を切り替えるときに
は、その情報を受信装置に何らかの形で知らせる必要が
ある。その意味からも極性切り替えの組み合わせを所定
のグループ別などのパターンに限定し、少ない情報で確
実に受信装置に伝送する配慮が必要である。
【0058】OFDM信号はIFFTの入力端子電圧を
0に設定すると、それに対応する搬送波のレベルは0と
なる。これをキャリアホールと呼び、他の送信方式と伝
送帯域を共通にするときなどこの性質を利用する。例え
ばNTSC方式と重なる伝送帯域でOFDM信号を伝送
するときに、NTSC方式テレビジョン信号の中心搬送
波周波数部分、色信号を伝送する帯域の搬送波を0に設
定するなどの利用もされている。
【0059】各実施例では、極性切り替え情報を特定の
搬送波周波数により伝送を行う。上記の各実施例では、
極性制御回路42〜45あるいは極性切り替え回路56
〜56 が4系統あるが、それに対応する搬送波を
4本配置する。すなわち、4本の搬送波に相当する周波
数の位置にIFFT回路より出力信号が生じないように
予めその端子の電圧は0に保っておく。このようにし
て、搬送波4本分のホールができるが、その各々の周波
数で発振する4個の発振器を設ける。通常は、この発振
器の出力はオフとしておくが、IFFTの極性が反転さ
れたときはそれに対応する発振器の出力を直交変調器
(図4)の入力に加算印加し、周波数変換器を介してO
FDM信号と共に送出する。受信装置では、最初に所定
のキャリアホールに信号があるかないかを調べ、あると
きはそれに対応するFFT回路の極性を反転し、復調を
行う。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
n個(nは2以上の整数)の演算回路より出力される変
調された周波数分割多重信号を加算回路に加算して所望
の搬送波数からなる周波数分割多重信号を生成すること
により、単一の演算回路で所望の搬送波数からなる周波
数分割多重信号を発生する場合よりも信号のピーク電力
を1/nに抑えることができ、また、複数の演算回路の
うちある一つの演算回路が発生するピーク電力位置で他
の演算回路から発生させられる信号の極性を制御あるい
は反転することにより、更に出力周波数分割多重信号の
瞬時電力を低い値に抑えることができるため、ピーク電
力値を小さく管理した周波数分割多重信号を送信装置内
の電力増幅器へ入力でき、よって、電力増幅器の余裕度
を小さくでき、送信装置の小型・軽量化を送信装置の電
源装置も含めて実現することができる。
【0061】また、本発明によれば、合成された多数の
情報搬送波からなる周波数分割多重信号のピーク電力値
を小さな値に抑え込めるため、従来と同一の電力増幅器
を用いた場合は、その分平均送信電力を大きく設定する
ことができ、受信点における搬送波電力対雑音電力比
(C/N)を改善することができ、より誤り率の少な
い、弱電界位置での通信品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】通常用いられるFFTの一例のシグナルフロー
ダイヤグラムである。
【図3】IFFT回路の最終段の回路の従来例と本発明
の他の実施例とをそれぞれ対比して示す図である。
【図4】本発明が適用されるディジタルデータ送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】OFDM信号の周波数スペクトラムを示す図で
ある。
【符号の説明】
2 入力回路 3 クロック分周器 4 逆高速フーリエ変換(IFFT)装置 7 直交変調器 8、18 中間周波数発振器 9、19 90°シフタ 31 ディジタルデータ入力端子 32 データ分配器 33〜36 IFFT回路(演算回路) 37〜40 ピーク検出回路 41 データ極性判定回路(極性制御手段) 42〜45 極性制御回路(極性制御手段) 46、51〜51 加算回路 52〜52 回転因子 55 極性判定回路 56〜56 極性切換回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル情報信号を複数に分割するデ
    ータ分配器と、 前記データ分配器により分割されたディジタル情報信号
    のそれぞれに基づいて変調された複数の周波数分割多重
    信号を発生する複数の演算回路と、 前記複数の演算回路より取り出された複数の周波数分割
    多重信号のピーク電力を検出する複数のピーク検出回路
    と、 前記複数のピーク検出回路の出力検出ピーク電力のうち
    しきい値を越えた検出ピーク電力の周波数分割多重信号
    以外の一又は二以上の周波数分割多重信号の極性を、前
    記しきい値を越えた検出ピーク電力を打ち消す方向に制
    御する極性制御手段と、 前記極性制御手段を経た前記複数の周波数分割多重信号
    を加算して出力する加算回路とを有することを特徴とす
    る周波数分割多重信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の演算回路は、逆高速フーリエ
    変換回路であり、前記加算回路から直交周波数分割多重
    信号を出力することを特徴とする請求項1記載の周波数
    分割多重信号発生装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル情報信号を複数に分割するデ
    ータ分配器と、 前記データ分配器により分割されたディジタル情報信号
    に対し複数のグループ毎に各段で前段出力の乗算結果と
    前段出力の加算とを順次に行って最終段よりそれぞれ変
    調された複数の周波数分割多重信号を発生する複数の演
    算回路と、 前記複数の演算回路のそれぞれの最終段の加算入力の極
    性を切り換える複数の極性切換回路と、 前記複数の演算回路のそれぞれの一部より取り出された
    信号に基づいて前記複数の周波数分割多重信号のピーク
    電力、ピーク位置を検出し、しきい値を越えた検出ピー
    ク電力を打ち消す方向に前記複数の極性切換回路を制御
    する極性判定回路と、 前記複数の演算回路の周波数分割多重信号を加算して出
    力する加算回路とを有することを特徴とする周波数分割
    多重信号発生装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の演算回路は、バタフライ演算
    を行う逆高速フーリエ変換回路であり、前記複数の極性
    切換回路は、最終段の加算回路に入力される回転因子と
    の乗算結果を入力信号として受け、前記極性判定回路の
    出力信号に基づいて入力信号の極性をそのまま又は反転
    して出力することを特徴とする請求項3記載の周波数分
    割多重信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記極性の切り換え情報を前記演算回路
    の特定の入力端子に入力して前記極性の切り換え情報を
    特定の搬送波で出力することを特徴とする請求項1又は
    3記載の周波数分割多重信号発生装置。
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