JPH08274642A - Daコンバ−タおよびdaコンバ−タ装置 - Google Patents
Daコンバ−タおよびdaコンバ−タ装置Info
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- JPH08274642A JPH08274642A JP7663995A JP7663995A JPH08274642A JP H08274642 A JPH08274642 A JP H08274642A JP 7663995 A JP7663995 A JP 7663995A JP 7663995 A JP7663995 A JP 7663995A JP H08274642 A JPH08274642 A JP H08274642A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部からのデジタル信号入力による容易な制
御により、分解能を劣化させることなく、フルスケ−ル
出力電流を変更することができるセグメント電流方式の
DAコンバ−タおよびDAコンバ−タ装置を提供する。 【構成】 第一のデジタル入力信号によってオン/オフ
制御する複数の電流源の出力を加算し出力するDAコン
バ−タにおいて、前記各電流源の電流値を設定する複数
のリファレンス電流源と、前記各リファレンス電流源を
第二のデジタル入力信号によりオン/オフ制御するリフ
ァレンス制御手段とを有することを特徴とする。
御により、分解能を劣化させることなく、フルスケ−ル
出力電流を変更することができるセグメント電流方式の
DAコンバ−タおよびDAコンバ−タ装置を提供する。 【構成】 第一のデジタル入力信号によってオン/オフ
制御する複数の電流源の出力を加算し出力するDAコン
バ−タにおいて、前記各電流源の電流値を設定する複数
のリファレンス電流源と、前記各リファレンス電流源を
第二のデジタル入力信号によりオン/オフ制御するリフ
ァレンス制御手段とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DAコンバ−タに関
し、さらに詳しくはビデオ信号出力部等に使用されるい
わゆるセグメント方式のDAコンバ−タに関するもので
ある。
し、さらに詳しくはビデオ信号出力部等に使用されるい
わゆるセグメント方式のDAコンバ−タに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号出力部等に用いられるDAコ
ンバ−タは、複数の電流源を有し、その出力を加算し出
力するいわゆるセグメント方式のものが一般的である。
かかるセグメント方式のDAコンバ−タにおいて、その
出力フルスケ−ル電流値を変えるには、リファレンス電
流設定用の抵抗値またはリファレンス電圧値を変える必
要がある。そこで、これらの抵抗値やリファレンス電圧
値は、その用途によってあらかじめ固定値に設定してお
くのが通常である。
ンバ−タは、複数の電流源を有し、その出力を加算し出
力するいわゆるセグメント方式のものが一般的である。
かかるセグメント方式のDAコンバ−タにおいて、その
出力フルスケ−ル電流値を変えるには、リファレンス電
流設定用の抵抗値またはリファレンス電圧値を変える必
要がある。そこで、これらの抵抗値やリファレンス電圧
値は、その用途によってあらかじめ固定値に設定してお
くのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビデオ
等の用途に用いられる場合は、リファレンス電流設定用
の抵抗値またはリファレンス電圧値自体を変える必要が
生じる場合がある。これらの値を変えるには、例えばア
ナログSWを使用して切り替える方式が考えられるが、
SWのオン抵抗が有限であることから過渡電流による特
性の不具合が生じるという設計上の問題点があった。
等の用途に用いられる場合は、リファレンス電流設定用
の抵抗値またはリファレンス電圧値自体を変える必要が
生じる場合がある。これらの値を変えるには、例えばア
ナログSWを使用して切り替える方式が考えられるが、
SWのオン抵抗が有限であることから過渡電流による特
性の不具合が生じるという設計上の問題点があった。
【0004】また、他の方式として、フルスケ−ル電流
値が一定でも、出力電流を出力電圧に変換するための出
力の負荷抵抗の値を変えることも可能であるが、通常こ
のタイプのDAコンバ−タが使用されるビデオ等の負荷
抵抗値は、あらかじめ規格で決められているため、やは
り設計上困難であった。
値が一定でも、出力電流を出力電圧に変換するための出
力の負荷抵抗の値を変えることも可能であるが、通常こ
のタイプのDAコンバ−タが使用されるビデオ等の負荷
抵抗値は、あらかじめ規格で決められているため、やは
り設計上困難であった。
【0005】従って、現実的な方式としては、フルスケ
−ル電流を、あらかじめその値を変えたい場合の最大値
で設定しておき、入力されるデジタルコ−ドの値を制御
(スケ−リング)することで、出力される最大電流(電
圧値)を調整することが考えられる。しかしながら、こ
の方式によっても、実際にDA変換に使用される入力デ
ジタルコ−ドの数が減少することによる分解能の劣化と
いう新たな問題点が存在する。
−ル電流を、あらかじめその値を変えたい場合の最大値
で設定しておき、入力されるデジタルコ−ドの値を制御
(スケ−リング)することで、出力される最大電流(電
圧値)を調整することが考えられる。しかしながら、こ
の方式によっても、実際にDA変換に使用される入力デ
ジタルコ−ドの数が減少することによる分解能の劣化と
いう新たな問題点が存在する。
【0006】本発明は、上述した従来の技術の課題を解
決するためになされたものであり、外部からのデジタル
信号入力による容易な制御により、分解能を劣化させる
ことなく、フルスケ−ル出力電流を変更することができ
るセグメント電流方式のDAコンバ−タおよびDAコン
バ−タ装置を提供することを目的とする。
決するためになされたものであり、外部からのデジタル
信号入力による容易な制御により、分解能を劣化させる
ことなく、フルスケ−ル出力電流を変更することができ
るセグメント電流方式のDAコンバ−タおよびDAコン
バ−タ装置を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、従来方式では有し得なか
った乗算機能を有し、さらにRGB、YC出力の両方に
対応できる等、マルチメデイア分野の多様な用途に対応
できるセグメント電流方式のDAコンバ−タおよびDA
コンバ−タ装置を提供することを目的とする。
った乗算機能を有し、さらにRGB、YC出力の両方に
対応できる等、マルチメデイア分野の多様な用途に対応
できるセグメント電流方式のDAコンバ−タおよびDA
コンバ−タ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】請求項1に記載さ
れた本発明であるDAコンバ−タは、第一のデジタル入
力信号によってオン/オフ制御する複数の電流源の出力
を加算し出力するDAコンバ−タにおいて、前記各電流
源の電流値を設定する複数のリファレンス電流源と、前
記各リファレンス電流源を第二のデジタル入力信号によ
りオン/オフ制御するリファレンス制御手段とを有する
ことを特徴とする。かかる構成によって、外部よりオン
/オフ制御されたリファレンス電流源の出力を加算する
ことで、出力フルスケ−ル電流値を可変としたものであ
る。
れた本発明であるDAコンバ−タは、第一のデジタル入
力信号によってオン/オフ制御する複数の電流源の出力
を加算し出力するDAコンバ−タにおいて、前記各電流
源の電流値を設定する複数のリファレンス電流源と、前
記各リファレンス電流源を第二のデジタル入力信号によ
りオン/オフ制御するリファレンス制御手段とを有する
ことを特徴とする。かかる構成によって、外部よりオン
/オフ制御されたリファレンス電流源の出力を加算する
ことで、出力フルスケ−ル電流値を可変としたものであ
る。
【0009】また、請求項2に記載された他の本発明で
あるDAコンバ−タは、前記第二のデジタル入力信号
を、前記第一のデジタル信号入力との乗算処理のための
入力としたことにより、乗算回路としての使用を可能と
している。
あるDAコンバ−タは、前記第二のデジタル入力信号
を、前記第一のデジタル信号入力との乗算処理のための
入力としたことにより、乗算回路としての使用を可能と
している。
【0010】さらに、請求項3に記載された他の本発明
であるDAコンバ−タ装置は、請求項1の構成を有する
DAコンバ−タを並列に複数個接続したことを特徴とす
る。かかる構成によって、多様な入力のDA変換処理を
可能としたものである。
であるDAコンバ−タ装置は、請求項1の構成を有する
DAコンバ−タを並列に複数個接続したことを特徴とす
る。かかる構成によって、多様な入力のDA変換処理を
可能としたものである。
【0011】また、請求項4に記載された他の本発明で
あるDAコンバ−タ装置は、前記複数個接続されたDA
コンバ−タは、リファレンス電流源とリファレンス制御
手段を共有していることを特徴とする。これによって、
小さい回路面積と、小さい消費電力で、多様な入力のD
A変換処理を可能としたものである。
あるDAコンバ−タ装置は、前記複数個接続されたDA
コンバ−タは、リファレンス電流源とリファレンス制御
手段を共有していることを特徴とする。これによって、
小さい回路面積と、小さい消費電力で、多様な入力のD
A変換処理を可能としたものである。
【0012】さらに、請求項5に記載された他の本発明
であるDAコンバ−タ装置は、リファレンス回路を3個
並列に接続しており、RGB入力またはYC入力をDA
変換することを特徴とする。かかる構成によって、マル
チメデイア機器の多様な画像入力を、同じDAコンバ−
タによって、処理することが可能となる。
であるDAコンバ−タ装置は、リファレンス回路を3個
並列に接続しており、RGB入力またはYC入力をDA
変換することを特徴とする。かかる構成によって、マル
チメデイア機器の多様な画像入力を、同じDAコンバ−
タによって、処理することが可能となる。
【0013】また、請求項6に記載された他の本発明で
あるDAコンバ−タ装置は、前記第一または第二のデジ
タル信号入力によるオン/オフ制御は、MOSトランジ
スタを用いて行なうことを特徴する。これによって、ス
イッチング動作を高速かつ低消費電流で行なうことを可
能としたものである。
あるDAコンバ−タ装置は、前記第一または第二のデジ
タル信号入力によるオン/オフ制御は、MOSトランジ
スタを用いて行なうことを特徴する。これによって、ス
イッチング動作を高速かつ低消費電流で行なうことを可
能としたものである。
【0014】すなわち、本発明により以上のような構成
としたので、DAコンバ−タにおいて、出力電流値だけ
でなく、リファレンス電流値も外部からのデジタル入力
信号で容易に変更することができ、用途ごとにDAコン
バ−タの内部回路の定数を変えることなくフルスケ−ル
電圧値を変更できるため、分解能を劣化させないで精度
の高いDA変換を行なうことができる。詳しくは、以下
実施例を用いて説明する。
としたので、DAコンバ−タにおいて、出力電流値だけ
でなく、リファレンス電流値も外部からのデジタル入力
信号で容易に変更することができ、用途ごとにDAコン
バ−タの内部回路の定数を変えることなくフルスケ−ル
電圧値を変更できるため、分解能を劣化させないで精度
の高いDA変換を行なうことができる。詳しくは、以下
実施例を用いて説明する。
【0015】
<実施例1>本発明の好適な一実施例を、図1を用いて
説明する。ここで、101はリファレンス電流源セル、
102はリファレンス電流セル制御回路、103はリフ
ァレンス電圧発生用増幅器、104は基準抵抗、105
は出力電流源セル、106は出力電流源セル制御回路、
107は負荷抵抗である。
説明する。ここで、101はリファレンス電流源セル、
102はリファレンス電流セル制御回路、103はリフ
ァレンス電圧発生用増幅器、104は基準抵抗、105
は出力電流源セル、106は出力電流源セル制御回路、
107は負荷抵抗である。
【0016】かかる構成の実施例の動作について以下説
明する。外部からの第一のデジタル信号が出力電流源セ
ル制御回路106に入力され、M個の出力電流源セル1
05がオン/オフされる。一方、第二のデジタル値のリ
ファレンス制御入力がリファレンス電流セル制御回路1
02に入力され、L個のリファレンス電流源セル101
がオン/オフされる。
明する。外部からの第一のデジタル信号が出力電流源セ
ル制御回路106に入力され、M個の出力電流源セル1
05がオン/オフされる。一方、第二のデジタル値のリ
ファレンス制御入力がリファレンス電流セル制御回路1
02に入力され、L個のリファレンス電流源セル101
がオン/オフされる。
【0017】ここで、リファレンス電圧発生用増幅器1
03は、負帰還で使用されているため、基準抵抗104
に生じる電圧Vsetと、予め外部から与えられるレフ
ァレンス電圧Vrefが、Vset=Vrefの関係と
なるように動作する。その結果、基準抵抗104に流れ
る電流、すなわちリファレンス電流Irefの値は、 Iref=Vref/Rset ・・・ (1) となる。
03は、負帰還で使用されているため、基準抵抗104
に生じる電圧Vsetと、予め外部から与えられるレフ
ァレンス電圧Vrefが、Vset=Vrefの関係と
なるように動作する。その結果、基準抵抗104に流れ
る電流、すなわちリファレンス電流Irefの値は、 Iref=Vref/Rset ・・・ (1) となる。
【0018】一方、出力フルスケ−ル電圧Vfsは、出
力フルスケ−ル電流をIfsすると、 Vfs=Ifs×RL ・・・ (2) となり、また、リファレンス電流Irefと出力フルス
ケ−ル電流Ifsの比は、オンしている出力電流源セル
105とリファレンス電流セル制御回路102の電流容
量の和の比に等しいことから、
力フルスケ−ル電流をIfsすると、 Vfs=Ifs×RL ・・・ (2) となり、また、リファレンス電流Irefと出力フルス
ケ−ル電流Ifsの比は、オンしている出力電流源セル
105とリファレンス電流セル制御回路102の電流容
量の和の比に等しいことから、
【数1】 但し、ここで、SOkはk番目の出力電流源セルの電流
容量とし、SRkはk番目のリファレンス電流セルの電
流容量とする。(オフのとき、SRk=0とする) となるため、式(1)乃至式(3)によって、出力フル
スケ−ル電圧Vfsは、次式で求められることになる。
容量とし、SRkはk番目のリファレンス電流セルの電
流容量とする。(オフのとき、SRk=0とする) となるため、式(1)乃至式(3)によって、出力フル
スケ−ル電圧Vfsは、次式で求められることになる。
【数2】
【0019】ここで、例えば図3に示される従来回路の
構成では、リファレンス用電流セルは1個であり、また
それがオフすることがないため、式(4)において、
構成では、リファレンス用電流セルは1個であり、また
それがオフすることがないため、式(4)において、
【数3】 が一定値となる。すなわち、出力フルスケ−ル電圧値V
fsを変えるためには、Vref、Rset、RLのい
ずれかを変えなければならなかったことがわかる。
fsを変えるためには、Vref、Rset、RLのい
ずれかを変えなければならなかったことがわかる。
【0020】しかしながら、本実施例の構成によれば、
同じく式(4)からわかるように、リファレンス電流源
セル101とリファレンス電流源セルと制御回路102
とを有するため、Vref、Rset、RLの値を変え
ることなくVfsの値を設定することができることにな
り、本発明の目的を達成することができる。
同じく式(4)からわかるように、リファレンス電流源
セル101とリファレンス電流源セルと制御回路102
とを有するため、Vref、Rset、RLの値を変え
ることなくVfsの値を設定することができることにな
り、本発明の目的を達成することができる。
【0021】さらに、図1の回路において、リファレン
ス電流制御信号入力に、入力デ−タとは別の第2の入力
デ−タを入力することにより、2つの入力デ−タの乗算
結果を得ることができ、本発明の他の目的を達成するこ
とができる。
ス電流制御信号入力に、入力デ−タとは別の第2の入力
デ−タを入力することにより、2つの入力デ−タの乗算
結果を得ることができ、本発明の他の目的を達成するこ
とができる。
【0022】<実施例2>本発明の他の好適な一実施例
を、図2を用いて説明する。ここで、201はリファレ
ンス電流源セル、202はリファレンス電流セル制御回
路、203はリファレンス電圧発生用増幅器、204は
基準抵抗、205a乃至cは各コンバ−タの出力電流源
セル、206a乃至cは各コンバ−タの出力電流源セル
制御回路、207a乃至cは各コンバ−タの負荷抵抗で
ある。
を、図2を用いて説明する。ここで、201はリファレ
ンス電流源セル、202はリファレンス電流セル制御回
路、203はリファレンス電圧発生用増幅器、204は
基準抵抗、205a乃至cは各コンバ−タの出力電流源
セル、206a乃至cは各コンバ−タの出力電流源セル
制御回路、207a乃至cは各コンバ−タの負荷抵抗で
ある。
【0023】この回路構成は、実施例1の応用例であ
り、図1のコンバ−タ回路を並列に3段に構成し、さら
にリファレンス回路を共有した例である。このとき、リ
ファレンス電圧を各コンバ−タ回路ごとに設定したい場
合は、リファレンス回路を共有しなくとも良い。かかる
構成によって、出力モ−ドの切り替えにより、RGB出
力回路またはYC出力回路として使用することができる
とともに、出力モ−ドに応じた最適のフルスケ−ル電圧
値を設定できることができるために、分解能を劣化させ
ずに良質のDA変換を行なうことができる。
り、図1のコンバ−タ回路を並列に3段に構成し、さら
にリファレンス回路を共有した例である。このとき、リ
ファレンス電圧を各コンバ−タ回路ごとに設定したい場
合は、リファレンス回路を共有しなくとも良い。かかる
構成によって、出力モ−ドの切り替えにより、RGB出
力回路またはYC出力回路として使用することができる
とともに、出力モ−ドに応じた最適のフルスケ−ル電圧
値を設定できることができるために、分解能を劣化させ
ずに良質のDA変換を行なうことができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1または2のDAコンバ−タにお
いては、回路内部の負荷抵抗値やリファレンス電圧値を
変更することなく、外部からのデジタル入力によって、
容易にフルスケ−ル電圧値を変えることができる。すな
わち、最適なフルスケ−ル電圧を設定できるため、分解
能を劣化させずに用途に応じた精度の高いDA変換を実
現することができる。また、必要に応じ、乗算機能を持
たせることもできる。
いては、回路内部の負荷抵抗値やリファレンス電圧値を
変更することなく、外部からのデジタル入力によって、
容易にフルスケ−ル電圧値を変えることができる。すな
わち、最適なフルスケ−ル電圧を設定できるため、分解
能を劣化させずに用途に応じた精度の高いDA変換を実
現することができる。また、必要に応じ、乗算機能を持
たせることもできる。
【0025】請求項3乃至5のDAコンバ−タ装置にお
いては、例えばRGB出力とYC出力とを同一のDAコ
ンバ−タ群で変換できるとともに、各DAコンバ−タ部
分において、最適なフルスケ−ル電圧を設定できるた
め、多様な用途に応じた精度の高いDA変換を実現する
ことができる。また、コンバ−タ群のリファレンス部分
を共有することにより、上記のコンバ−タ装置を低消費
電力で省面積の回路で得ることができる。
いては、例えばRGB出力とYC出力とを同一のDAコ
ンバ−タ群で変換できるとともに、各DAコンバ−タ部
分において、最適なフルスケ−ル電圧を設定できるた
め、多様な用途に応じた精度の高いDA変換を実現する
ことができる。また、コンバ−タ群のリファレンス部分
を共有することにより、上記のコンバ−タ装置を低消費
電力で省面積の回路で得ることができる。
【0026】請求項6のDAコンバ−タおよびコンバ−
タ装置においては、電流源のオン/オフ制御をMOSト
ランジスタで行なったので、上述のDAコンバ−タおよ
びコンバ−タ装置において、高速かつ低消費電力のDA
変換を実現することができる。
タ装置においては、電流源のオン/オフ制御をMOSト
ランジスタで行なったので、上述のDAコンバ−タおよ
びコンバ−タ装置において、高速かつ低消費電力のDA
変換を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来のコンバ−タ回路を示す回路図である。
101、201 リファレンス電流源セル 102、202 リファレンス電流セル制御回
路 103、203 リファレンス電圧発生用増幅
器 104、204 基準抵抗 105、205a乃至c 出力電流源セル 106、206a乃至c 出力電流源セル制御回路 107、207a乃至c 負荷抵抗
路 103、203 リファレンス電圧発生用増幅
器 104、204 基準抵抗 105、205a乃至c 出力電流源セル 106、206a乃至c 出力電流源セル制御回路 107、207a乃至c 負荷抵抗
Claims (6)
- 【請求項1】第一のデジタル入力信号によってオン/オ
フ制御する複数の電流源の出力を加算し出力するDAコ
ンバ−タにおいて、前記各電流源の電流値を設定する複
数のリファレンス電流源と、前記各リファレンス電流源
を第二のデジタル入力信号によりオン/オフ制御するリ
ファレンス制御手段とを有することを特徴とするDAコ
ンバ−タ。 - 【請求項2】前記第二のデジタル入力信号は、前記第一
のデジタル信号入力との乗算処理のための入力であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のDAコンバ−タ。 - 【請求項3】第一のデジタル入力信号によってオン/オ
フ制御する複数の電流源の出力を加算し出力するDAコ
ンバ−タであって、前記各電流源の電流値を設定する複
数のリファレンス電流源と、前記各リファレンス電流源
を第二のデジタル入力信号によりオン/オフ制御するリ
ファレンス制御手段とを有するDAコンバ−タを並列に
複数個接続したことを特徴とするDAコンバ−タ装置。 - 【請求項4】前記複数個接続されたDAコンバ−タは、
リファレンス電流源とリファレンス制御手段を共有して
いることを特徴とする請求項3に記載のDAコンバ−タ
装置。 - 【請求項5】前記DAコンバ−タは、リファレンス回路
を3個並列に接続しており、RGB入力またはYC入力
をDA変換することを特徴とする請求項3または4に記
載のDAコンバ−タ装置。 - 【請求項6】前記第一または第二のデジタル信号入力に
よるオン/オフ制御は、MOSトランジスタを用いて行
なうことを特徴とする請求項1乃至5記載のDAコンバ
−タおよびDAコンバ−タ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7663995A JPH08274642A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | Daコンバ−タおよびdaコンバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7663995A JPH08274642A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | Daコンバ−タおよびdaコンバ−タ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08274642A true JPH08274642A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13610959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7663995A Pending JPH08274642A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | Daコンバ−タおよびdaコンバ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08274642A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001267926A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-28 | Kawasaki Steel Corp | Da変換装置 |
JP2002190739A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Kawasaki Microelectronics Kk | 半導体装置 |
KR100480562B1 (ko) * | 1996-12-23 | 2005-05-16 | 삼성전자주식회사 | 디지탈-아날로그변환장치의풀스케일전류조정회로 |
KR100513906B1 (ko) * | 1995-12-22 | 2005-11-30 | 톰슨 | 디지털-아날로그변환기및전류합산형디지털-아날로그변환기 |
JP2006270406A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Yokogawa Electric Corp | 多チャンネルデジタルアナログ変換器 |
US7701373B2 (en) | 2005-10-17 | 2010-04-20 | Panasonic Corporation | Current steering DAC |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7663995A patent/JPH08274642A/ja active Pending
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