JP2006270406A - 多チャンネルデジタルアナログ変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 全てのチャンネルのフルスケールが固定されているので、必要な調整範囲に対して回路の利用効率が悪く、結果として回路規模が増大するという課題を解決する。
【解決手段】 同じ出力電圧を有するリファレンス源を複数個内蔵し、スイッチマトリックスを用いてこの入力デジタル値の絶対値の数だけこのリファレンス源を選択して直列接続し、入力デジタル値が正または0のときはバッファの非反転入力端子に入力し、負のときは反転入力端子に入力するようにした。必要な数だけリファレンス源を使用するので、リファレンス源の数を少なくすることが出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回路パラメータを調整する際等に用いられる多チャンネルデジタルアナログ変換器の改良に関するものである。
図6に8チャンネルデジタルアナログ変換器を示す。図6において、100は8チャンネルデジタルアナログ変換器であり、8個のデジタルアナログ変換部110〜180を内蔵している。デジタルアナログ変換部110はラッチ111,DAC112およびバッファ113で構成されている。ラッチ111に格納されたデジタル値はDAC112でアナログ信号に変換され、バッファ113を介してVout1として外部に出力される。
デジタルアナログ変換部120〜180も同じ構成なので、説明を省略する。190は制御部であり、アドレスA0〜A2および書き込み信号WRが入力される。制御部190はアドレスA0〜A2の値により、デジタルアナログ変換部110〜180内部のラッチにデータバス上のデジタル値を書き込む。このような8チャンネルデジタルアナログ変換器100は、マイクロコンピュータと容易に接続できるようになっており、電子回路のパラメータ調整などに多用されている。
図6からわかるように、デジタルアナログ変換部110〜180内部のDACには、同じ基準信号Vrefが入力される。従って、これらのデジタルアナログ変換部110〜180のフルスケールは同一である。すなわち、同じデジタル値に対しては同じアナログ値を出力する。そのため、パラメータ調整に必要な電圧が小さい場合は利用されない領域が多くなり、利用効率が低下する。
図7に、この多チャンネルデジタルアナログ変換器を用いたオフセット電圧調整回路の一例を示す。なお、図6と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図7において、211〜281は加算器であり、それぞれデジタルアナログ変換部110〜180の出力およびオフセット電圧Voff1〜Voff8が入力される。加算器211〜281は入力されたデジタルアナログ変換部の出力とオフセット電圧の加算値を出力する。この加算器211〜281の出力は、それぞれバッファ212〜282を介して出力される。
このような構成において、オフセット電圧Voff1〜Voff8の値をキャンセルする電圧信号を出力するようにデジタルアナログ変換部110〜180の入力デジタル信号をセットすることにより、オフセット電圧を除去することができる。
マキシム社(Maxim Integrated Products, Inc.)CMOS, Octal, 8-Bit DAC「MX7228」データシート.1989、〔平成17年3月22日検索〕、インターネット<URL: http://pdfserv.maxim-ic.com/en/ds/MX7228.pdf>
しかし、このような多チャンネルデジタルアナログ変換器はフルスケールが固定されているので、利用効率が悪いという課題があった。今、被調整回路のパラメータが8つあり、図7構成の回路でオフセットをうち消す場合を考える。オフセット電圧Voff1〜Voff8は全て独立に正規分布するとし、平均値が0、標準偏差がσであるとする。
デジタルアナログ変換部110〜180の調整範囲が狭く、オフセット電圧を補正しきれなくなるという不良率を0.1%以下にするには、全てのオフセット調整が成功する確率を99.9%以上にしなければならない。デジタルアナログ変換部110〜180の成功率は等しいと仮定すると、各デジタルアナログ変換部の成功率を0.9991/8=0.999875、すなわち99.9875%以上にしなければならない。
そのためには、デジタルアナログ変換部110〜180の出力レンジを全て±3.836σ以上確保しなければならない。8個全てのデジタルアナログ変換部の出力レンジの総和は、この8倍の±30.688σになる。このように、オフセット電圧の標準偏差に比して30倍以上の出力レンジを確保しなければならず、回路規模が増大してしまうという課題があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、回路の利用効率が高く、結果的に回路規模を抑えることができる多チャンネルデジタルアナログ変換器を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
同一の出力電圧を有する複数のリファレンス源と、
極性の異なる2つの入力端子を有するバッファと、
複数の入力デジタル値が入力され、この入力デジタル値の各々について、その入力デジタル値に相当する数の前記リファレンス源を選択し、この選択したリファレンス源を組み合わせて前記入力デジタル値に相当するアナログ電圧を作成して、このアナログ電圧を前記入力デジタル値の極性に基づいて前記バッファの2つの入力端子に選択して出力するスイッチマトリックスと、
を具備したものである。回路規模を小さくすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
平均値調整デジタル入力値が入力され、この平均値調整デジタル入力値をアナログ信号に変換する平均値調整部と、
この平均値調整部の出力と前記バッファの出力とを加算する加算器と、
を具備したものである。補正する回路の誤差電圧の平均値が0でない回路の調整に用いても回路規模が増大しない。
請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
異なる出力電圧を有する複数の第2のリファレンス源と、入力されるデジタル信号の値によって前記第2のリファレンス源を選択して、この選択した前記第2のリファレンス源を組み合わせて前記入力されるデジタル信号に相当するアナログ信号を得るスイッチマトリックスから構成されるデジタルアナログ変換部を複数個有する第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器と、
この第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器の出力と前記バッファの出力を加算する加算器とを有し、
前記複数の入力デジタル値の各々を所定のビット位置で2つに分割し、その分割したデジタル値の一方を前記スイッチマトリックスに入力し、他方を前記第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器に入力するようにしたものである。回路規模を最適化することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
前記2分割した値のうち、上位側を前記スイッチマトリックスに入力し、下位側を前記第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器に入力するようにしたものである。より回路規模を小さくできる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3および請求項4の発明によれば、同じ出力電圧を有するリファレンス源を複数個備え、入力デジタル値の絶対値だけこのリファレンス源を選択するようにした。必要な数だけリファレンス源を用いるので、用意するリファレンス源の数を少なくすることができ、結果的に回路規模を小さくすることができるという効果がある。リファレンス源はアナログ回路なので素子サイズを大きくしなければならないので、特に効果が大きい。
また、平均値調整部を具備し、多チャンネルデジタルアナログ変換器の各チャンネルの出力にこの平均値調整部の出力を加算することにより、誤差電圧の平均値が0でない回路の調整に用いても、回路規模の増大を抑えることができるという効果もある。さらに、重み付けデジタルアナログ変換器と併用することにより、回路規模を最適化することができるという効果もある。
以下本発明について図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る多チャンネルデジタルアナログ変換器の一実施例を示す構成図である。この実施例は8チャンネルのデジタルアナログ変換器の例である。
図1において、300は多チャンネルデジタルアナログ変換器であり、デコーダ310、スイッチマトリックス320,セグメントリファレンスアレイ330およびバッファアレイ340で構成されている。
デコーダ310にはCH1からCH8までの8チャンネルのデジタル入力値が入力され、これらのデジタル入力値をデコードする。各々のデジタル入力値は8ビットであり、―128〜127の値をとる。
セグメントリファレンスアレイ330は複数のリファレンス源331〜33nを内蔵している。個々のリファレンス源331〜33nは、この多チャンネルデジタルアナログ変換器の1ステップ(1LSB)に相当する正のアナログ電圧を出力する。
スイッチマトリックス320にはデコーダ310の出力が入力され、リファレンス源331〜33nの中から各チャンネルのデジタル入力値に相当する個数を選択し、この選択したリファレンス源を直列に接続する。
バッファアレイ340は341〜348のバッファで構成されている。このバッファ341〜348は正負の2つの入力端子を有し、この入力端子にはスイッチマトリックス320が選択したリファレンス源の出力が入力される。このバッファ341〜348の出力がそれぞれチャンネル1〜チャンネル8のアナログ出力になる。
次に、この実施例の動作を説明する。今チャンネル1のデジタル入力値が正または0の値m(m=0〜127)であるとする。このデジタル入力値はデコーダ310でデコードされ、スイッチマトリックス320に入力される。スイッチマトリックス320はセグメントリファレンスアレイ330内のリファレンス源の中から使用されていないm個を選択し、これら選択したリファレンス源を直列に接続し、バッファ341の非反転入力端子に出力する。リファレンス源331〜33nの出力電圧をΔVとするとバッファ341の出力はm×ΔVになり、アナログ信号に変換することができる。
入力デジタル値が負(m=―1〜―128)のときは、スイッチマトリックス320はリファレンスアレイ340から使用していない|m|(||は絶対値を表す)個のリファレンス源を選択し、これらのリファレンス源を直列接続してバッファ341の反転入力端子に出力する。この信号はバッファ341で極性が反転されるので、mに相当するアナログ信号が得られる。なお、チャンネル2〜チャンネル8の動作も同じなので、説明を省略する。また、この実施例ではデコーダ310とスイッチマトリックス320を分離して構成したが、デコーダ310をスイッチマトリックス320内に含めることも出来る。
図2に、多チャンネルデジタルアナログ変換器300を用いたオフセット調整回路を示す。なお、図1および図7と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図2において、200はオフセット電圧を調整する対象回路であり、加算器211〜281およびこれら加算器211〜281の出力のそれぞれが入力されるバッファ212〜282で構成される。各加算器には、それぞれオフセット電圧Voff1〜Voff8および多チャンネルデジタルアナログ変換器300の各チャンネルのアナログ出力が入力される。加算器211〜281は入力された信号を加算してそれぞれバッファ212〜282に出力する。
セグメントリファレンスアレイ330に内蔵されるリファレンス源の数は、デジタル入力値のビット数をNとすると最大2N−1個(N=8では128個)であるが、実際にはこの値よりかなり少なくできる。このことについて説明する。
前述したように、この実施例ではリファレンス源331〜33nの中から各チャンネルのデジタル入力値に応じた数を選択して使用する。個々のデジタルアナログ変換部のステップ数が8ビット変換器の場合最大2であること、全デジタルアナログ変換部のステップの総数がリファレンス源331〜33nの数で制限されることを除くと、個々のデジタルアナログ変換部のフルスケールは自由に設定できる。従って、必要なリファレンス源の数は、調整するオフセットの総和で考えなければならない。この総和が小さいと必要とするリファレンス源の数が小さくなり、総和が大きいと数が大きくなる。
オフセット電圧Voff1〜Voff8は状況に応じて種々の値を取るが、正規分布をしており、その平均値を0,標準偏差をσとする。統計の法則から、オフセットの総和の平均値msum=0,標準偏差σsum=√8×σになる。
多チャンネルデジタルアナログ変換器300の調整範囲が狭いためにオフセット調整をすることができない不良率を0.1%以下にするには、全チャンネルの出力レンジの総和は±2.576σsum(=±7.286σ)以上あればよい。
前述したように、図6従来例では不良率を0.1%以下に抑えるためには出力レンジの総和は±30.688σ必要であったので、リファレンス源の数を7.286/30.576×100=24%に削減することができる。
リファレンス源はアナログ回路であるので、デジタルアナログ変換器の直流精度を確保するために素子サイズが大きくなる。この部分が従来の1/4以下になるので、回路規模を大幅に小さくすることができる。なお、デコーダ310とスイッチマトリックス320は従来に比して複雑になるが、この部分はアナログスイッチとデジタル回路で構成できるので、回路規模はさほど大きくはならない。
図1実施例はオフセット電圧の平均値が0であると仮定したが、実際には0以外の値を取り、かつ予測することができない場合がある。例えば、完全差動構成以外の回路はオフセットの平均値が0にならないことがある。たとえ回路定数の合わせこみでオフセットの設計中心を0にしたとしても、ロット変動があれば平均値は0にはならない。オフセット電圧の平均値が0にならないと、必要とするリファレンス源の数が増大して回路規模が大きくなる。
図3はオフセット電圧の平均値がロット変動する場合を想定した実施例の構成図である。なお、図1および図2と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図3において、400は平均値調整部であり、デコーダ410、スイッチマトリックス420,セグメントリファレンスアレイ430およびバッファ440で構成されている。セグメントリファレンスアレイ430には、2=16個のリファレンス源が内蔵されている。
デコーダ410には5ビットの平均値調整デジタル入力値が入力される。デコーダ410はこの入力値をデコードしてスイッチマトリックス420に出力する。スイッチマトリックス420はセグメントリファレンスアレイ430に内蔵されているリファレンス源のうち、平均値デジタル入力値の絶対値に相当する個数のリファレンス源を選択し、この選択したリファレンス源を直列接続してバッファ440に出力する。この際、平均値調整デジタル入力値が正または0のときはバッファ440の非反転入力端子に、負のときは反転入力端子に出力する。すなわち、平均値調整部400は単一チャンネルのデジタルアナログ変換器であり、基本的な構成は多チャンネルデジタルアナログ変換器300と同じである。
500は加算器アレイであり、加算器510〜580で構成される。これらの加算器のそれぞれには多チャンネルデジタルアナログ変換器300の各チャンネルの出力と平均値調整部400の出力が入力され、これらの入力値を加算して出力する。このようにすることにより、各チャンネルのアナログ出力には平均値調整デジタル入力値で設定した値が加算されるので、ロット変動による平均値の変動を補正することができる。
調整は以下の手順で行う。
全チャンネルのデジタル入力値と平均値調整デジタル入力値を0にする。
チャンネル1のオフセット調整を行い、調整後のデジタル入力値をレジスタに保存して、このデジタル入力値を0に戻す。
チャンネル2〜8について、(2)と同じ操作を行う。
レジスタに保存したチャンネル1〜8のデジタル入力値の平均値を計算し、平均値調整デジタル入力値にセットする。
レジスタに保存したデジタル入力値から平均値調整デジタル入力値を減算した値を各チャンネルのデジタル入力値にセットする。
図4に他の実施例を示す。この実施例は複数の回路が縦接続されている回路のオフセットを調整する場合の例である。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図4において、600は調整する回路であり、回路621〜628が縦接続されている。これらの回路621〜628の間に加算器611〜618を挿入し、加算器510〜580の出力を加算してオフセット調整を行う。
この場合の調整手順は以下のようになる。
全てのデジタル入力値および平均値調整デジタル入力値を0にする。
CH1デジタル入力値をセットして、回路621のオフセット調整を行う。調整後のデジタル入力値はレジスタに保存し、セットした値はそのままにしておく。
CH2デジタル入力値をセットして、回路622のオフセット調整を行う。調整後のデジタル入力値をレジスタに保存し、CH1デジタル入力値を0にして再度オフセット調整を行う。調整後のCH2デジタル入力値は保存しないが、セットした値はそのままにしておく。
チャンネル3〜8についても同じ手順で調整を行う。
レジスタに保存したデジタル入力値の平均値を求め、平均値調整デジタル入力値にセットする。
セットしたCH1〜CH8デジタル入力値から上記平均値を減算した値を各チャンネルのデジタル入力値としてセットする。
このようにすることにより、回路621〜628のいずれの回路を調整する場合でも、それより前段の回路を調整済みにすることができる。また、調整するチャンネルとその前段のチャンネルのみ値を設定すればよいので、リファレンス源を使いすぎることはない。
図5に他の実施例を示す。この実施例はセグメント型デジタルアナログ変換器と重み付け型デジタルアナログ変換器を併用したものである。なお、セグメント型デジタルアナログ変換器は出力電圧が同じリファレンス源を用いるものであり、重み付け型デジタルアナログ変換器は、1ステップの電圧の2倍(n=0,1,2・・・・)のリファレンス源を用い、これらのリファレンス源を組み合わせて用いるものである。重み付け型デジタルアナログ変換器の方がリファレンス源の利用効率は悪くなるが、数を少なくすることができる。
図5において、700は8チャンネルのセグメント型の多チャンネルデジタルアナログ変換器であり、デコーダ710,スイッチマトリックス720,セグメントリファレンスアレイ730,バッファアレイ740で構成され、チャンネル1〜8のデジタル入力値のうち上位4ビットが入力される。このデジタルアナログ変換器700は、ビット数を除いて多チャンネルデジタルアナログ変換器300と同じ構成なので、説明を省略する。
800は8チャンネルの重み付けデジタルアナログ変換器であり、デコーダ810,重み付けデジタルアナログ変換部820〜890で構成されている。重み付けデジタルアナログ変換部820は、バッファ821,スイッチマトリックス822および重み付けリファレンスアレイ823で構成されている。図示されていないが、重み付けデジタルアナログ変換部830〜890も同じ構成になっている。
900は加算器アレイであり、8つの加算器910〜980で構成されている。加算器910にはデジタルアナログ変換器700とデジタルアナログ変換器800のチャンネル1の出力が入力され、これらの出力を加算して出力する。この出力がチャンネル1のアナログ出力になる。
同様にして、加算器920〜980にはセグメント型デジタルアナログ変換器700と重み付けデジタルアナログ変換器のチャンネル2〜8の出力が入力され、これらの出力を加算して出力する。この加算器の920〜980の出力がそれぞれチャンネル2〜8のアナログ出力になる。デジタルアナログ変換器700は4ビット構成なので、セグメントリファレンスアレイ730内のリファレンス源の数を少なくすることができる。この実施例では、重み付けデジタルアナログ変換器800を新たに追加しなければならないが、重み付けデジタルアナログ変換器は回路規模が小さく、かつ下位4ビットに使用しているため精度の要求が小さくてすむので、回路規模を小さくすることができる。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の一実施例を用いたオフセット調整回路の構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の一実施例を用いたオフセット調整回路の構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 従来の多チャンネルデジタルアナログ変換器の構成図である。 従来の多チャンネルデジタルアナログ変換器を用いたオフセット調整の例である。
符号の説明
300、700 8チャンネルデジタルアナログ変換器
310、410、710,810 デコーダ
320、420、720、822 スイッチマトリックス
330、430、730 セグメントリファレンスアレイ
331〜33n リファレンス源
340 バッファアレイ
341〜348、440 バッファ
400 平均値制御部
500、900 加算器アレイ
510〜580、910〜980 加算器
823 重み付けリファレンスアレイ
820〜890 重み付けデジタルアナログ変換部

Claims (4)

  1. 同一の出力電圧を有する複数のリファレンス源と、
    極性の異なる2つの入力端子を有するバッファと、
    複数の入力デジタル値が入力され、この入力デジタル値の各々について、その入力デジタル値に相当する数の前記リファレンス源を選択し、この選択したリファレンス源を組み合わせて前記入力デジタル値に相当するアナログ電圧を作成して、このアナログ電圧を前記入力デジタル値の極性に基づいて前記バッファの2つの入力端子に選択して出力するスイッチマトリックスと、
    を具備することを特徴とする多チャンネルデジタルアナログ変換器。
  2. 平均値調整デジタル入力値が入力され、この平均値調整デジタル入力値をアナログ信号に変換する平均値調整部と、
    この平均値調整部の出力と前記バッファの出力とを加算する加算器と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の多チャンネルデジタルアナログ変換器。
  3. 異なる出力電圧を有する複数の第2のリファレンス源と、入力されるデジタル信号の値によって前記第2のリファレンス源を選択して、この選択した前記第2のリファレンス源を組み合わせて前記入力されるデジタル信号に相当するアナログ信号を得るスイッチマトリックスから構成されるデジタルアナログ変換部を複数個有する第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器と、この第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器の出力と前記バッファの出力を加算する加算器とを有し、
    前記複数の入力デジタル値の各々を所定のビット位置で2つに分割し、その分割したデジタル値の一方を前記スイッチマトリックスに入力し、他方を前記第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器に入力するようにした
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の多チャンネルデジタルアナログ変換器。
  4. 前記2分割した値のうち、上位側を前記スイッチマトリックスに入力し、下位側を前記第2の多チャンネルデジタルアナログ変換器に入力するようにした
    ことを特徴とする請求項3記載の多チャンネルデジタルアナログ変換器。

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