JPH08274492A - 電磁波シールド材 - Google Patents
電磁波シールド材Info
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- JPH08274492A JPH08274492A JP7411395A JP7411395A JPH08274492A JP H08274492 A JPH08274492 A JP H08274492A JP 7411395 A JP7411395 A JP 7411395A JP 7411395 A JP7411395 A JP 7411395A JP H08274492 A JPH08274492 A JP H08274492A
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Abstract
波吸収体の表面に凹凸部を形成して、建材としての耐火
性能と強度と、幅広い周波数帯域を有する等の好適な電
波吸収性能と電磁波シールド性能をも併せて有し、無線
LAN等を使用するOAビルの建材に適していることを
特徴としている。 【構成】 電波吸収体の片面に電波反射体を設け、電波
吸収体の電波入射面側に複数個の凹凸部を形成し、凹凸
部の周期幅が入射する電波の波長に対して同じか或は短
く、且つ凸部の頂点と凹部の底点との厚さの差が電波吸
収体の最も厚い部分の厚さの1/10以上4/5以下で
あることを特徴としている。
Description
るOAビル等の建物の壁材や天井材や仕切壁材および床
材等の建材として使用される電磁波シールド材に関する
ものである。
電子機器が事務所、工場、研究所、店舗、一般家庭等の
あらゆる場所に導入されて使用される様に成って来た
が、これら電子機器に起因する電波障害の問題が多く発
生し、その防止策として電磁波シールド材を壁材として
用いたり、シールドルームを設けたりしている。
提案されており、また、電波吸収材と電波反射材との複
合材に就いても種々提案されている。斯様な電磁波シー
ルド材の例として、例えば特開昭64ー86595号公
報、特願平5ー335409号明細書記載のものを列挙
することが出来るが、いずれも特定の周波数帯域の電磁
波シールド材に係わるものである。
ームの設置には多額の費用が掛かる等の問題が有り、ま
た、電磁波シールド材を壁材として使用するものでは、
室内を金属材料でシールドしたシールド・ビルが知られ
ているが、この様なシールド・ビルに用いられる金属系
のシールド材は電波をほゞ100%反射することによっ
て機能するために、反射された電波が更に他に悪影響を
及ぼす等の問題や、無線LAN等のOA化に対しても十
分でない等の問題が見られる。また、この様な電磁波シ
ールド材のバインダーとして屡々樹脂バインダーが用い
られるが、樹脂をバインダーとした場合には耐火性等の
面から建材として問題を生じることが有る。更に、実用
面を考慮すると有効に電波吸収できる周波数帯域を広げ
ることも重要である。
ェライト粉体や他の添加物の充填量の変動により電波吸
収帯域が変動し、希望の周波数帯域を吸収出来なくなる
等の不都合が生じ易かった。また、従来のものは電波吸
収帯域が狭いために単一周波数での電波吸収しか行え
ず、構内通信で用いられる無線LAN、PHSや今後使
用される可能性のある他のGHZ帯周波数を一つの電波
吸収材でカバーすることが出来なかった。
における問題点を解決するために、電波吸収体と電波反
射体を好適に組み合わせて、建材としての耐火性能と強
度を有すると共に、電波吸収帯域を広帯域化することに
より、好適な電波吸収性能と電磁波シールド性能をも併
せて有し、無線LAN等を使用するOAビルの建材に適
した電磁波シールド材を提供することにある。
めに、この発明に依れば、電磁波シールド材は、電波吸
収体の片面に電波反射体を設けた電磁波シールド材にお
いて、電波吸収体の電波入射面側に複数個の凹凸部を設
けて成り、凹凸部の周期幅が入射する電波の波長に対し
て同じか或は短く、且つ凸部の頂点と凹部の底点との厚
さの差が電波吸収体の最も厚い部分の厚さの1/10以
上4/5以下であることを特徴としている。
材においては、金属メッシュ材や格子状金属部材または
有孔金属板から成る電波反射体の片面に、ケイ酸カルシ
ウムまたはセメントまたは石膏等の無機質マトリクス
と、天然または人造の各種繊維状、フレーク状等の補強
物質とフェライト粉体とを混合分散させて成る電波吸収
体をボード状に一体成型して成ると共に、電波吸収体の
電波入射面に整列した複数個の凹凸部を設けて成るの
で、電波吸収体としての無機質マトリクスと補強物質と
フェライト粉体とから成る複合物と、電波反射体として
の金属メッシュ材や格子状金属部材または有孔金属板と
が好適に組み合わせられて、建材としての耐火性能と強
度を有すると共に、電波吸収性能と電磁波シールド性能
をも併せて持ち、建材として使用することにより無線機
器の誤動作および混信の防止と、電磁シールド効果によ
る情報漏洩防止等の効果を十分に発揮することが出来て
且つ無線LAN等を使用するOAビルに特に適した電磁
波シールド建材を構成することが出来る。また、必要に
応じて電波吸収体に金属もしくはカーボン等の導電性の
粉末または繊維を添加しても良い。
下のこの発明の電磁波シールド材に就いての詳細な説明
から明らかになろう。
体と電波吸収体とを一体成型して成り、電波吸収体の電
波入射面側に複数個の凹凸部が設けられており、凹凸部
の周期幅が入射する電波の波長に対して同じか或は短
く、且つ凸部の頂点と凹部の底点との厚さの差が電波吸
収体の最も厚い部分の厚さの1/10以上4/5以下で
あり、凹凸部の構成配置を変えることによって所要の電
磁波吸収帯域を得ることが出来るので、材料を変えるこ
と無しに所要の電磁波シールド材を製造することが出来
る。
ィングされた金属メッシュ材や格子状金属部材または有
孔金属板、或は金属箔等から成り、この様な電波反射体
の片面または両面に電波無反射体である電波吸収体が一
体成型して造られる。電波反射体は金属ならばいずれの
金属でも良く、鉄、鋼、ステンレス鋼、銅、アルミニウ
ム、ニッケル、これらの合金等が好適に用いられる。特
に、電波反射体は電波吸収体との結合を強固にするため
に、上記各種金属のメッシュ材や格子状部材または有孔
板、或は箔等を好適に用いることが出来、メッシュや格
子または孔等の目開きとしての空隙率は50%以下が良
く、且つピッチはシールドすべき電磁波の波長の60分
の1以下が好ましい。従って、ピッチは、例えば電磁波
の周波数が1GHZの場合には5mm以下で、電磁波の
周波数が10GHZの場合には0.5mm以下で、且つ目
開きは共に0.1mm以上が良い。更に、これら金属メ
ッシュ材や格子状金属部材または有孔金属板或は金属箔
等の厚さは100μm以上が良い。この様な金属メッシ
ュ材や格子状金属部材または有孔金属板、或は金属箔等
のメッシュや格子または孔等の目開きは、電波反射体と
電波吸収体が一体成型される場合に両者の結合を維持す
るために目開き0.1mm以上が必要であって、これは
目が細かく成り過ぎると両者が一体化し難く成るからで
ある。
メントまたは石膏等を無機質マトリクスとして、この無
機質マトリクスに、針葉樹や広葉樹等の木材、綿、麻、
竹等の植物原料から得た繊維(セルロースパルプを含
む)乃至は木片等の天然有機補強物質、またはガラス繊
維、カーボン繊維、金属繊維、セピオライト、石綿等の
天然乃至は人造無機繊維や、ポリエステル、ポリアクリ
ロニトリル、ポリビニールアルコール、ポリプロピレ
ン、ポリアミド等の人造有機繊維、ウォラスナイト等の
針状結晶等から成る補強物質と、フェライト粉体とを複
合物として混合分散させ、養生硬化させて成る。この発
明においては、電波吸収体を電波反射体の片面にボード
状に一体成型し、電波吸収体の電波入射面側に、周期幅
が入射する電波の波長に対して同一か或は短く、且つ凸
部の頂点と凹部の底点との厚さの差が電波吸収体の最も
厚い部分の厚さの1/10以上4/5以下である凹凸部
を設けることによって電磁波シールド材が形成される。
特に、フェライト粉体は粒径が1μm以上が好適であ
り、細かすぎると磁性が弱くなり好ましくない。
クスおよび補強物質の割合は絶乾重量比10〜75重量
%で、フェライト粉体の割合は25〜90重量%が好適
である。無機質マトリクスと補強物質との比率は使用す
る補強物質の種類や、得られた電磁波シールド材の用途
によって異なるため一概に規定することは出来ない。無
機質マトリクスと補強物質の割合が10重量%を下まわ
ると十分な強度が得られず、75重量%を上まわるとフ
ェライト粉体による好適な電磁波無反射効果が得られな
い。また、フェライト粉体は25重量%以下では電波吸
収量が小さく十分な電磁波無反射効果が得られず、ま
た、90重量%以上では十分な成型強度が得られない。
に悪影響を及ぼさない範囲で、必要に応じて下記の物質
も添加できる。 炭酸カルシウム粉末、パーライト、ゼオライト粉
末、珪砂、シリカ粉末等の無機質増量材、 着色剤、防水剤、硬化促進剤、硬化遅延剤、増粘
剤、減水剤等の添加物、 この発明に成る電磁波シールド材の切断残材粉砕粉
或いは研磨粉。
波シールド材においては、電波吸収体の表面の電波入射
面側に複数個の凹凸部が、凹凸部の周期幅が入射する電
波の波長に対して同じか或は短く、且つ凸部の頂点と凹
部の底点との厚さの差が電波吸収体の最も厚い部分の厚
さの1/10以上4/5以下である様に、凹凸部が決め
られることが重要である。すなわち、電波吸収体として
凹凸部の最適な大きさが存在し、この最適な大きさより
も、大きくても小さくても共に必要とする電波吸収性能
が得られなくなる危険性がある。また、この発明の電磁
波シールド材の凹凸形状は、電波吸収体の表面に開口部
または交差する溝が規則的に並列して形成されている構
造であり、電波吸収体は無機質マトリクスに補強物質と
フェライト粉体とを混合分散させて成り、電波吸収体の
片面に加圧成型される電波反射体が金属メッシュ材や格
子状金属部材または有孔金属板から成っている。更に、
この発明の電磁波シールド材は、フェライト粉体の充填
量が25〜90重量%で、無機マトリクスおよび補強物
質の充填量が10〜75重量%の組成を成しており、フ
ェライト粉体は25重量%以下では、10dB以上の反
射損失が得られない。電波吸収体の厚さの比が1/10
を下まわると、電波吸収の周波数帯域を広げるための凸
部による効果が得られず、4/5を上まわると強度的に
弱く、建材として用途上問題が有る。電磁波シールド材
としての最適な厚さは5〜50mmである。以下に、こ
の発明の電磁波シールド材の最適な実施例に就いて説明
する。
ド材の模式図が示されており、図示される様に、この発
明の電磁波シールド材1は電波反射体2と電波吸収体3
とを一体成型して成り、電波吸収体2の電波入射面側に
凹凸部4が形成されている。凹凸部4は四角形、三角
形、円形、角錐形、円錐形等、凹凸に限らず、截頭角錐
体形や截頭円錐体形、段付状の凹凸形等、どの様な形状
にもすることが出来、凹凸部4の中心の間隔である周期
幅dと、凹凸部4の凸部の頂点と凹部の底点との厚さの
差H1と電波吸収体2の最も厚い部分の厚さH2との関係
が、 凹凸部の周期幅dが入射する電磁波の波長λに対し
て同じか或は短く(d≦λ)、 凹凸部の凸部の頂点と凹部の底点の厚さの差H1が
電磁波吸収体の最も厚い部分の厚さH2の1/10以上
4/5以下(4/5≧H1/H2≧1/10)であること
が必要である。
ールド材の第1の実施例が示されており、図示される様
に、この発明の電磁波シールド材1は電波反射体2の片
面にだけ電波吸収体3が一体成型して構成されており、
表面の電波入射面側に複数個の凹部5が整列して設けら
れている。電波吸収体3の凹部5間の間隔aと凹部5の
幅bとの比率は、a/(a+b)×100=20%位が
好適であり、凹部5の深さH1と全体の厚さH2は、H1
=10mm、H2=15mmである。この電磁波シール
ド材1は以下の様にして得られた。先ず、電波吸収体3
はケイカル系マトリクスとフェライト粉体とから成り、
フェライト粉体を80重量%とすると、フェライト粉体
以外の原料比率として、ポルトランドセメント3.9重
量%と、消石灰3.0重量%と、ウォラスナイト4.9重
量%と、珪砂3.9重量%と、珪藻土3.9重量%と、セ
ルロースパルプ(NBKP)0.4重量%と、増粘剤と
してメチルセルロースを固形分に対して外割りで0.2
重量%添加した。また、水は固形分に対して重量比で4
5重量%添加した。フェライト粉体としてはMn−Zn系
フェライト粉体(平均粒径10μm)を用いた。次ぎ
に、この混練物から成る電波吸収体3を全体の厚さが1
5mmで、凹部5の深さが10mmと成る様に、片面に
電波反射体2としての、例えば線径0.3mm、ピッチ
0.7mmの金属メッシュと共に加圧脱水して一体に成
型し、養生硬化させて電磁波シールド材1を得た。得ら
れた電磁波シールド1は下記の特性を示した。 電波吸収特性 : 反射損失 10dB以上(周波数
1.6〜8.0GHZで) 電磁波シールド特性 : 50dB以上
材の、周波数に対する反射損失を示す。この様な電磁波
シールド材を室内壁として使用することにより、2.5
GHZの無線LANや1.9GHzのPHSおよび今後使
用される可能性のある1.6〜8GHZまでの周波数帯で
10dB以上の電波吸収特性が得られ、50dB以上の
シールド特性を有することにより、構内無線機器の誤動
作防止と情報漏洩防止とを達成することが出来る。
カル板、石膏ボード等を積層して建材として用いること
も出来る。但し、この場合には、周波数帯域がずれる恐
れがあるから、この点を考慮して表面のボードを加味し
た設計にすることが必要である。
ールド材の第2の実施例が示されており、図示される様
に、この発明の電磁波シールド材1’は電波反射体2の
片面に電波吸収体3’が一体成型して構成されており、
表面の電波入射面側に複数個の凸部6が整列して設けら
れている。電波吸収体3’の凸部6間の間隔aと凸部6
の幅bとの比率は、a/(a+b)×100=30%位
が好適で、凸部6の高さH1と全体の厚さH2は、H1=
10mm、H2=20mmである。この電磁波シールド
材1は以下の様にして得られた。先ず、電波吸収体3’
はケイカル系マトリクスとフェライト粉体とから成り、
フェライト粉体を67重量%とすると、ポルトランドセ
メント6.5重量%と、消石灰4.9重量%と、ウォラス
ナイト8.0重量%と、珪砂6.5重量%と、珪藻土6.
5重量%と、セルロースパルプ(NBKP)を0.6重
量%と、セルロースパルプ(NBKP)を0.6重量%
と、増粘剤としてメチルセルロースを固形分に対し外割
りで0.2重量%添加した。また、水は固形分に対して
重量比で45重量%添加した。フェライト粉体としては
Mn−Zn系フェライト粉体(平均粒径10μm)を用い
た。次ぎに、この混練物から成る電波吸収体3’を全体
の厚さが20mm、凸部6の高さが10mmと成る様
に、片面に電波反射体2としての、例えば線径0.3m
m、ピッチ0.7mmの金属メッシュと共に加圧脱水し
て一体成型し、養生硬化させて電磁波シールド材1’を
得た。得られた電磁波シールド1’は下記の様な特性を
示した。 電波吸収特性 : 反射損失 10dB(周
波数1.0〜8.0GHZで) 電磁波シールド特性 : 50dB以上
材の、周波数に対する反射損失を示す。この電磁波シー
ルド材を室内壁として使用することにより、2.5GHZ
の無線LANや1.9GHzのPHSおよび今後使用され
る可能性のある1〜8GHZまでの周波数帯で10dB
以上の電波吸収特性が得られ、50dB以上のシールド
特性を有することにより、構内無線機器の誤動作防止と
情報漏漏防止とを達成することが出来る。
る電磁波シールド材に対して、比較例1として凹凸部が
無く、ケイカル系マトリクスにフェライト粉体80重量
%が充填されて、平らで且つ厚さが8mmの電磁波シー
ルド材では、電波吸収特性は図8に示される様に周波数
1.5〜3.0GHZの帯域で反射損失が10dB以上で
あり、電波吸収帯域が、この発明の電磁波シールド材の
電波吸収帯域よりも狭い。
一形状の凹部を有し、ケイカル系マトリクスにフェライ
ト粉体25重量%が充填された電磁波シールド材で、こ
の比較例2の電磁波シールド材では、図9に示される様
に、いずれの周波数にても反射損失が10dB以下と成
ってしまい十分な特性が得られない。
磁波シールド材と同一組成の、ケイカル系マトリクスに
フェライト粉体80重量%が充填された組成を成し、且
つ凹部の底部厚さと同一厚さの、厚さ5mmの平らな電
磁波シールド材であり、この比較例3の電磁波シールド
材では、図10に示される様に、周波数3.0〜6.0G
HZの帯域で反射損失が10dB以上であり、電波吸収
帯域が、この発明の電磁波シールド材の電波吸収帯域よ
りも狭い。
の第1の実施例の電磁波シールド材と同一組成の、ケイ
カル系マトリクスにフェライト粉体80重量%が充填さ
れた組成を成しており、凹部の深さと同一厚さの、厚さ
10mmの平らな電磁波シールド材であり、この比較例
4の電磁波シールド材では、図11に示される様に、周
波数0.7〜2.2GHZの帯域で反射損失が10dB以
上であり、電波吸収帯域が、この発明の電磁波シールド
材の電波吸収帯域よりも狭い。
ールド材に依れば、金属メッシュ材や格子状金属部材ま
たは有孔金属板から成る電波反射体の片面に、ケイ酸カ
ルシウムやセメントまたは石膏等を無機質マトリクスと
して天然または人造の各種繊維から成る補強物質とフェ
ライト粉体とを混合分散させて成る電波吸収体を、表面
の電波入射面側に複数個の整列した凹凸部を形成するよ
うボード状に一体成型して成るので、電波吸収体として
の無機質マトリクスと補強物質とフェライト粉体とから
成る複合物と、電波反射体としての金属メッシュ材や格
子状金属部材または有孔金属板とが好適に組み合わせら
れて、建材としての耐火性能と強度を有すると共に、電
波吸収性能と電磁波シールド性能をも併せて持ち、特に
凹凸部によって幅広い電波吸収帯域が得られて、内装壁
材として使用することにより無線機器の誤動作および混
信の防止と、電磁シールド効果による情報漏洩防止等の
効果を十分に発揮することが出来るし、且つ無線LAN
等を使用するOAビルに特に適した電磁波シールド建材
を構成することが出来る。
る。
斜視図である。
施例を示す図で、Aは側断面部分図で、Bは平面部分図
である。
施例の、周波数に対する反射損失を示すグラフである。
斜視図である。
施例を示す図で、Aは側断面部分図で、Bは平面部分図
である。
施例の、周波数に対する反射損失を示すグラフである。
対する反射損失を示すグラフである。
対する反射損失を示すグラフである。
に対する反射損失を示すグラフである。
に対する反射損失を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 電波吸収体の片面に電波反射体を設けた
電磁波シールド材において、電波吸収体の電波入射面側
に複数個の凹凸部を設けて成り、凹凸部の周期幅が入射
する電波の波長に対して同じか或は短く、且つ凸部の頂
点と凹部の底点との厚さの差が電波吸収体の最も厚い部
分の厚さの1/10以上4/5以下であることを特徴と
する電磁波シールド材。 - 【請求項2】 凹凸形状が電波吸収体の表面に開口部ま
たは交差する溝が規則的に並列して形成されている構造
であることを特徴とする請求項1記載の電磁波シールド
材。 - 【請求項3】 電波吸収体が無機質マトリクスに補強物
質とフェライト粉体とを混合分散させて成り、電波吸収
体の片面に設けられる電波反射体が金属メッシュ材や格
子状金属部材または有孔金属板から成ることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の電磁波シールド材。 - 【請求項4】 フェライト粉体の充填量が25〜90重
量%で、無機マトリクスおよび補強物質の充填量が10
〜75重量%の組成であり、電波吸収体の厚さが5〜5
0mmであることを特徴とする請求項3記載の電磁波シ
ールド材。 - 【請求項5】 電波反射体を電波吸収体の背面に一体成
型して成ることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項
に記載の電磁波シールド材。
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