JPH08271987A - 発泡スチロール製スクリーン - Google Patents

発泡スチロール製スクリーン

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JPH08271987A
JPH08271987A JP7851395A JP7851395A JPH08271987A JP H08271987 A JPH08271987 A JP H08271987A JP 7851395 A JP7851395 A JP 7851395A JP 7851395 A JP7851395 A JP 7851395A JP H08271987 A JPH08271987 A JP H08271987A
Authority
JP
Japan
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screen
styrofoam
blocks
curved
reflector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7851395A
Other languages
English (en)
Inventor
Terubumi Honjo
光史 本荘
Takayuki Matsumoto
隆幸 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7851395A priority Critical patent/JPH08271987A/ja
Publication of JPH08271987A publication Critical patent/JPH08271987A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置や移動が簡単で、組立および分解が容易
に行える軽量のカーブ型ハードタイプのスクリーンを得
る。 【構成】 スクリーンを四個に分割し、発泡スチロール
製のスクリーン・ブロック21、22、23、24に一
部を埋め込む状態で接続金具5、…、5を設け、それら
を相互に組み合わせて接続ボルト204で止め、大型の
スクリーンを形成する。発泡スチロール製ブロックの一
方の面を一致させ反射板の保持面を形成させる、その凹
部のカーブ面に密着させて反射板を貼り合わせてスクリ
ーン反射面13を形成する。スクリーン・ブロックの外
周部にレザーシート6を貼り付け補強する。軽量化され
たカーブ型のハードタイプ・スクリーンおよびスクリー
ン・スタンドが実現可能となる。特に明るい室内でも高
いコントラストの映像を再生できるフロント型偏光スク
リーンに有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡スチロール製スク
リーンに関し、特に、フロント投射型のカーブ型スクリ
ーン面を備えたハードタイプ・スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーブ型ハードタイプ・スクリー
ンは一般的にスクリーンの枠部分が、木製や堅固な合成
樹脂で構成されている。また、このスクリーンを保持す
るスクリーン・スタンドも、スクリーンの重量に対し機
械的な強度および保持の安定性等を考慮して頑丈に構成
されている。これらは、画面面積の大きさに相乗して強
固に構成される。
【0003】本発明の技術分野に関連する従来例とし
て、スクリーン基板に発泡合成樹脂成形体を用いた実開
昭61−167639号がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造のカーブ型ハードタイプ・スクリーンは、一般
的な構造物と同様に構成されているため非常に重い。こ
の重量の大きなスクリーンを保持するスクリーン・スタ
ンドも同様である。これらのカーブ型ハードタイプ・ス
クリーンやスクリーン・スタンドの運搬および設置に
は、困難な作業が強いられる。例えば、100インチ以
上の大型スクリーンを設置する場合、ビル内の異なる階
への移動にも、少なくとも数人以上の人員を必要とし、
かつ危険を伴う作業である。
【0005】また、上掲の従来例は、スクリーン全体を
収納する額縁を有しており、スクリーン自体の軽量化は
図れても額縁部分の軽量化および分割化は考慮されてい
ない。従来のカーブ型ハードタイプ・スクリーンはこの
様な問題点を伴う。
【0006】本発明は、設置や移動が簡単で、組立およ
び分解が容易に行える軽量のカーブ型ハードタイプ・ス
クリーンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の発泡スチロール製スクリーンは、曲面が形
成され2以上のブロックに分割された発泡スチロール製
のスクリーン本体と、分割されたスクリーン本体の各ブ
ロックを組合わせ一体化するための接続手段と、曲面に
取付けられ、スクリーン面を構成する反射板とを有し、
反射板によりフロント投写型のハードタイプ・スクリー
ンが形成されることを特徴としている。
【0008】また、上記のスクリーン反射板は偏光スク
リーン板であり、発砲スチロール製スクリーンのスクリ
ーン枠部分及び裏側面には補強用の化粧用レザーシート
が貼り合わせられ、接続手段は金具で、その一部分が発
砲スチロールに埋め込まれて構成されるとよい。
【0009】
【作用】したがって、本発明の発泡スチロール製スクリ
ーンによれば、曲面が形成され2以上のブロックに分割
されたスクリーン本体の各ブロックを組合わせて一体化
される。曲面にはスクリーン面を構成する反射板が設け
られ、この反射板によりフロント投写型のハードタイプ
・スクリーンが形成される。この構成によれば、大幅に
軽量化可能なカーブ型のハードタイプ・スクリーンが実
現できる。また、スクリーン・スタンドも軽量化が可能
となる。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による発泡ス
チロール製スクリーンの実施例を詳細に説明する。図1
〜図5を参照すると本発明の発泡スチロール製スクリー
ンの実施例が示されている。
【0011】図1は、発泡スチロール製スクリーン・ブ
ロック4個を組み合わせて全体を形成したスクリーンの
全体構成断面図、図2は発泡スチロール製スクリーンの
1ブロックの構成断面図、図3は図2の平面図、図4は
スクリーン反射板の部分拡大断面図、図5は図1の裏面
図である。
【0012】上記の各図による本実施例のスクリーン
は、カーブ型ハードタイプ・スクリーンのスクリーン面
を保持する裏基盤及びスクリーン筐体を、発泡スチロー
ルによって形成し、スクリーン本体は4個のスクリーン
ブロック21、22、23、24に分割されている。こ
れらのスクリーンブロックの組立の際には、発泡スチロ
ール製の各ブロック21、22、23、24に一部を埋
め込んで設けた接続金具5を重ね合わせ、ネジ止めする
ことによる。各ブロック21、22、23、24は組み
立てられ一体化されてカーブ型ハードタイプ・スクリー
ンが形成される。
【0013】上記の構成を以下に詳述する。4分割され
た本実施例のスクリーンの1ブロックを示す図2および
図3において、1は発泡スチロール部分、2はスクリー
ン枠部分でスクリーン反射面13の周囲を凸状態で囲ん
でいる。4はスクリーン枠部分に形成されたスクリーン
反射板3のはめ込み用溝部分であり、スクリーン組立時
には図4で示すスクリーン反射板3がスクリーン反射面
13の曲面に添って組み合わされる。
【0014】5はスクリーン・ブロックを相互に結合さ
せる為の接続金具であり、接続金具の一部分が発泡スチ
ロール部分1に埋め込まれた状態で設けられている。6
はレザーシートでありスクリーン反射面13を除くスク
リーン枠部分2の表面を覆う状態で発泡スチロール面に
貼り付けられている。このレザーシート6は、スクリー
ン枠部分2の外観を向上させると共に、発泡スチロール
部分1へ加わる押圧による変形および破損に対する強度
を向上させている。
【0015】7は合成樹脂製の裏面カバーシートであ
り、発泡スチロール部分1の裏側面の外観を向上させる
と共に変形および破損に対する強度を向上させている。
【0016】図3において、2はスクリーン枠部分であ
り、外圧に対する保護のためレザーシート6(図1また
は図2参照)によって被膜されている。3は曲面の形成
されたスクリーン反射板である。4はスクリーン板取付
け用の溝部分である。スクリーン反射板3は、スクリー
ン枠部分2に設けたはめ込み用溝部分4に挿入され、発
泡スチロール部分1で形成されたスクリーン反射面13
の曲面に沿って装着される。このスクリーン反射板3の
装着によりカーブ型スクリーン面が形成される。5は一
部を発泡スチロール部分1へ埋め込まれた接続金具であ
る。
【0017】スクリーン反射板3は、図4に示す通り、
反射板の強度を強化するPBS補強板8、映像光の反射
面を構成するアルミ反射膜9、反射光の補正を行う偏光
板10および散乱シート11の各部により構成される。
【0018】上記の各部により構成される発泡スチロー
ル製スクリーンの全体の構成断面が図1により示されて
いる。上述の様に本実施例では、4個の発泡スチロール
製スクリーン・ブロック21、22、23、24を組み
合わせることにより、全体のスクリーンを構成してい
る。図1において、21は発泡スチロール製スクリーン
・ブロックA、22は発泡スチロール製スクリーン・ブ
ロックB、203はスクリーン・ブロックAとBまたは
スクリーン・ブロックCとDとの接合面である。この接
合面の双方の接続金具5、…5を接続ボルト204で一
体化することにより、スクリーンブロックAおよびBは
接合される。さらにスクリーンブロックCおよびDが接
続された後、スクリーン反射板3がスクリーン枠部分2
に設けたはめ込み用のスクリーン用溝部分4に挿入さ
れ、発泡スチロール部分で形成された曲面のスクリーン
反射面13に添って着脱可能な状態で実装される。図1
の205は映像が投射された際の映像光の光跡である。
【0019】図5は発泡スチロール製スクリーン全体の
裏側平面図である。図中の21、22、23、24はそ
れぞれ発泡スチロール製スクリーン・ブロックA、B、
C、Dである。また、203は発泡スチロール製スクリ
ーン・ブロックCおよび発泡スチロール製スクリーン・
ブロックD間の接合面である。なお、5は所定の部分が
発泡スチロール部分1内へ埋め込まれた、埋め込み型接
続金具である。
【0020】本発明の発泡スチロール製スクリーンによ
れば、カーブ型ハードタイプのスクリーン面を保持する
裏基盤及びスクリーン筐体を発泡スチロールによって形
成する。スクリーン本体を2以上の複数ブロックに分割
し、スクリーン組立の際には、発泡スチロール製の各ブ
ロックに一部を埋め込んで設けたブロック一体化用の接
続金具部分を重ね合わせ、ネジ止めすることにより各ブ
ロックを一体化して、全体のカーブ型ハードタイプのス
クリーンを形成する。
【0021】また、スクリーンの画面部分を構成するス
クリーン反射板は、発泡スチロール製ブロックとは別に
製作した、スクリーンとして最適な光学特性を備えたス
クリーン反射板によって形成され、スクリーン用の所定
の曲率を備えたカーブ面を形成しているスクリーン筐体
のカーブ面に沿って、そのスクリーン反射板が貼り合わ
せられてカーブ型スクリーン面が形成される。
【0022】上記の構成によれば、従来の木枠型スクリ
ーンに比べて1/10以下に軽量化可能なカーブ型のハ
ードタイプ・スクリーンが実現でき、結果として現在よ
りも低価格のカーブ型ハードタイプ・スクリーンの提供
を可能とする。また、スクリーン・スタンドも軽量化さ
れ、100インチ以上の大型スクリーンでも2人〜3人
程度の人員でセッティングが可能となる。
【0023】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるが本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。例えば、反射板は、スクリーンと一体ま
たは別体とし、さらに1個またはスクリーンと同様に分
割して構成することが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
発泡スチロール製スクリーンは、発泡スチロール製のス
クリーン本体が2以上に分割され曲面が形成される。分
割されたスクリーン本体の各ブロック毎に各ブロック接
続用の接続金具が設けられ、この接続金具を組合わせる
ことにスクリーン面に設けられた反射板の曲面が一体化
される。一体化された反射面によりフロント投写型のス
クリーンが形成されるこの構成によれば、軽量化された
カーブ型のハードタイプ・スクリーンが実現できる。ま
た、スクリーン・スタンドも軽量化が可能となる。この
大幅な軽量化により、100インチ以上の大型スクリー
ンでも2人〜3人程度の人員でセッティングが十分可能
となる。特に、明るい室内でも高いコントラストの映像
を再生できるフロント型偏光スクリーンを低廉価に構成
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発泡スチロール製スクリーンの実施例
を示す発泡スチロール製スクリーンのブロック構成断画
図である。
【図2】図2は図1の1ブロックを示している。
【図3】図3は図2のブロック平面図である。
【図4】スクリーン反射板の部分拡大断面図である。
【図5】図1の裏面図である。
【符号の説明】
1 発泡スチロール部分 2 スクリーン枠部分 3 スクリーン反射板 4 スクリーン反射板用溝部分 5 接続金具 6 レザーシート 7 カバーシート 8 PBS補強板 9 アルミ反射膜 10 偏光板 11 散乱シート 13 スクリーン反射面 21 スクリーンブロックA 22 スクリーンブロックB 23 スクリーンブロックC 24 スクリーンブロックD 203 接続面 204 接続ボルト 205 映像反射光の光跡

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面が形成され2以上のブロックに分割
    された発泡スチロール製のスクリーン本体と、 前記分割されたスクリーン本体の各ブロックを組合わせ
    一体化するための接続手段と、 前記曲面に取付けられ、スクリーン面を構成する反射板
    とを有し、 該反射板によりフロント投写型のハードタイプ・スクリ
    ーンが形成されることを特徴とする発砲スチロール製ス
    クリーン。
  2. 【請求項2】 前記スクリーン反射板は、偏光スクリー
    ン板であることを特徴とする請求項1記載の発泡スチロ
    ール製スクリーン。
  3. 【請求項3】 前記発砲スチロール製スクリーンのスク
    リーン枠部分及び裏側面には、補強用の化粧用レザーシ
    ートが貼り合わせられていることを特徴とする請求項1
    または2記載の発泡スチロール製スクリーン。
  4. 【請求項4】 前記接続手段は、金具であり、該金具の
    一部分が前記発砲スチロールに埋め込まれて構成されて
    いることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の発
    泡スチロール製スクリーン。
JP7851395A 1995-04-04 1995-04-04 発泡スチロール製スクリーン Pending JPH08271987A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013512478A (ja) * 2009-12-01 2013-04-11 ルミニット エルエルシー 二次元及び三次元の映画を表示するための投影スクリーン及びその使用方法

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JP3090184B2 (ja) * 1995-09-18 2000-09-18 ティーディーケイ株式会社 小型テープカセット

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980421