JPH08271651A - サマータイム対応のアナログ式時計装置 - Google Patents

サマータイム対応のアナログ式時計装置

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JPH08271651A
JPH08271651A JP7635295A JP7635295A JPH08271651A JP H08271651 A JPH08271651 A JP H08271651A JP 7635295 A JP7635295 A JP 7635295A JP 7635295 A JP7635295 A JP 7635295A JP H08271651 A JPH08271651 A JP H08271651A
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JP
Japan
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hour
time
gear
hour hand
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7635295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Miyamoto
眞一 宮本
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サマータイム切替操作が容易なサマータイム
対応のアナログ式時計装置を安価に提供する。 【構成】 時計枠F内に設けられた文字板受3の背後
に、時計機械体6が装着してあり、文字板4の前方に時
針パイプ18bに固着された透光性の時円板7が設けて
ある。時円板7の円板部7aには、時指示マーク7bが
形成してあるとともに円板部7aの外周部に歯部7cが
形成してある。時円板7は、サマータイム切替歯車22
のカナ部22dを噛合位置に移動した状態で手動によっ
て回転可能である。時針歯車18aと時針パイプ18b
とは、時計機械体6内にてスリップ機構S2を介して嵌
合してあるので、手動によって時円板7を回転させても
輪列Rは回転しない。切替歯車22を噛合位置にして回
転させると、時円板7に連動してサマータイム表示板2
3が移動し、サマータイムの標識23dと標準タイム2
3eの標識のいずれか一方が時計枠Fに設けてある表示
窓1cから表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サマータイム対応のア
ナログ式時計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サマータイム制のもとにおいては、夏季
のサマータイム適用時に時刻を1時間だけ進めてサマー
タイム表示とし、秋になると再び指針を本来の時刻表示
(標準タイム表示)に復帰させるために指針を移動させ
ることが行われている。このような指針の移動による切
替操作は、アナログ式時計の場合、従来は主に針回しを
手動で回し、分針を1回転させることによって行われて
いた。しかし、最近ではこのような手動による切替は面
倒であることから自動化の要請が高くなってきている。
これに対応したものとしては、世界時計の機能を持たせ
たもので、プッシュボタンを押すことによって時針を1
時間分ずつ一方向に送るようにしたものがある。また、
電子的に調時する機能を備えた電子調時時計によってリ
モートコントロール装置を用いて指針を移動させること
により表示を切り替えるようにすることも提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、指針の移動手段として、高価なモータを用いかつ複
雑な電子回路によって操作するものであり、時計機械体
もこれに応じたものにする必要があり、製造コスト上昇
の問題があった。また、現在表示されている時刻がサマ
ータイム表示になっているのか、それ以外(標準タイ
ム)の表示になっているのかの判断が困難であり、時刻
の認識に混乱を生じさせるおそれもある。そこで本発明
の目的は、高価なモータや電子回路を用いることなくサ
マータイム表示と標準タイム表示との切替を容易にした
サマータイム対応のアナログ式時計装置を安価に提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、日の裏車を介して連動するように時針
車と分針車とが同軸的に設けてあり、これらの分針車ま
たは分針車を駆動する輪列中の1つの歯車のいずれかに
時刻修正用の第1スリップ機構が設けてあるアナグロ式
時計装置において、以下の手段を採用したところに特徴
がある。
【0005】時針車の時針パイプに透光性の時円板が固
着し、この時円板には、円板部に時指示マークが形成し
てあるとともに外周部に歯部を形成し、時円板の外側位
置には、この歯部と噛合する噛合位置とその噛合を解放
される解放位置との間を手動によって進退させられるサ
マータイム切替歯車が回転自在に設けてある。
【0006】そして時針車を構成する時針歯車と時針パ
イプとの間には、サマータイム切替用の第2スリップ機
構が設けてあり、この第2スリップ機構のスリップトル
クは、時針歯車に作用する負荷トルクよりも小に設定し
てある。
【0007】さらに、サマータイム切替歯車が噛合位置
にあるときにサマータイム切替歯車の回転操作に連動し
て移動するサマータイム表示板が移動自在に設けてあ
る。このサマータイム表示板には、サマータイムを示す
標識と標準タイムを示す標識がそれぞれ設けてあり、時
計枠にはこれらのサマータイム標識と標準タイム標識と
のいずれか一方を表示する表示窓が設けてある。
【0008】
【実施例】以下、本発明を掛時計に適用した一実施例に
ついて説明する。図1に示すように、前枠1および後枠
2によって囲まれた時計枠F内に文字板受3が取り付け
てある。文字板受3の前面には時表示文字等が印刷して
ある文字板4が貼付してある。前枠1の前面内側には凸
レンズ状の透明体からなる前カバー5が装着してある。
【0009】文字板受3は、機械体取付板を兼ねてお
り、その背面中心部には時計輪列やモータ等を内蔵した
時計機械体6が装着してある。時計機械体6の中心部か
ら突出している指針軸6aは、文字板受3に設けられた
透孔3aを貫通して、文字板4の前方に突出している。
【0010】指針軸6aには、文字板4の前方でこれを
覆うように設けられた時円板7が固着してある。時円板
7は、硬質の透光性を有するプラスチック成形品からな
り、円板部7aの前面には、時針に替わる時針の形状に
印刷された時指示マーク7bが形成してある。時円板7
の前面外周部には、前面側に突出するように歯部7cが
設けてある。指針軸6aには、時円板7の他分針8,秒
針9が時円板7の前方に取り付けてある。
【0011】図2に示すように、時計機械体6は、上ケ
ース10および下ケース11とからなるケース内に中板
12を介して時計輪列Rや時計用モータM等を収納した
もので構成してある。時計輪列Rは、駆動車13、秒針
車14、中間車15、分針車16、日の裏車17および
時針車18等により構成されている。
【0012】駆動車13は、上ケース10と中板12と
に設けられた突起軸に軸支されており、その歯車13a
は、後述のモータMのロータカナ20bと噛合し、カナ
部13bには秒針車14の秒針歯車14aが噛合してい
る。
【0013】秒針車14は、上ケース10に形成された
軸受凹部10aと中板12の突起パイプ部12aとに軸
支してある。秒針歯車14aの背面側にはカナ部14b
が設けてあり、前面側の回転中心に設けられた孔部には
前方に延伸して下ケース11の前方に突出する秒針軸1
4cが圧入してある。秒針車14のカナ部14bには、
中間車15の中間歯車15aが噛合しており、この中間
車と一体のカナ部15bには、分針車16を構成する分
針歯車16aが噛合している。
【0014】分針歯車16aは、分針パイプ16bの基
端部近傍に時刻修正用の周知のスリップ機構(第1スリ
ップ機構)S1を介して分針パイプ16bに嵌合されて
いる。分針パイプ16bは、基部が中板12の突起パイ
プ部12aの外周部に嵌合しており、中間位置から先端
部近くまでは時針パイプ18b内に嵌合し、その先端部
は下ケース11の前方に突出している。分針車16に
は、日の裏車17を介して連動するように時針車18が
同軸的に設けてある。分針車16のカナ部16cには、
日の裏車17が噛合しており、日の裏車17のカナ部1
7aは時針車18の時針歯車18aと噛合している。
【0015】日の裏車17は、中板12に突設された軸
部12bに回転自在に軸支されており、歯車17aは分
針カナ16cと噛合していると同時に後述の針回し19
のカナ部19bと噛合している。また、これと同時に日
の裏車17のカナ部17bは、時針車18の時針歯車1
8aと噛合している。時針車18には、時針歯車18a
の他に時針パイプ18bとつば部18cとが設けてあ
り、時針パイプ18bは分針パイプ16bの中間位置か
ら先端部近傍にわたる外周部に回転自在に嵌合してお
り、つば部18cは下ケース11の内側に接している。
【0016】図3は、時針車18を時針歯車18aが上
方に位置する状態を示している。時針歯車18aは、時
針パイプ18bの端部近傍に設けてあるつば部18cと
接する位置に形成された凹部に嵌合してある。時針パイ
プ18bと時針歯車18aとはスリップ機構(第2スリ
ップ機構)S2を介して嵌合してある。
【0017】第2スリップ機構S2は、次のような構成
にしてある。時針歯車18aは、外周に歯形が刻設して
あるリム部18dの内周から1対のアーム部18e,1
8eを内方に張り出させ、先端部同士を広くして組立の
際の時針パイプ18bを装着容易にしてある。アーム部
18e,18eの中間位置に形成してある抱持部に時針
パイプ18bの凹部を嵌入すると、時針パイプ18bは
アーム部18e,18eの弾性により弾接状態となって
抱持される。時計の運針および針回し19によって指針
(時円板7,分針8)を動かすときには、時針歯車18
aから時針パイプ18bへトルクが伝達され、時針歯車
18aから時針パイプ18bへのトルクの伝達は、スリ
ップ機構S2を介して行われる。
【0018】これに対し、後述のサマータイム表示と標
準タイム表示との切替のために、時円板7によって時針
パイプ18bが回転させられるときには、時針歯車18
aが時計輪列Rの末端に位置するため、時針歯車18a
に作用する負荷トルクが大きくなっている。また第2ス
リップ機構S2のスリップトルクは時針歯車18aに作
用する負荷トルクよりも小になるように設定してある。
これにより、サマータイム表示と標準タイム表示との切
替の際に、時針歯車18aは回転せず、時針パイプ18
bは摩擦力に抗して時針歯車18aに嵌合した状態でス
リップして空転する。このようにして第2スリップ機構
S2の採用によって、サマータイム表示と標準タイム表
示との切替のために、外から手動で時円板7を回転させ
ても時計輪列Rの回転には影響を生じない(図2参
照)。
【0019】ここで図2に戻って説明を続ける。日の裏
車17は、時針車18と噛合しているのと同時に針回し
19とも噛合している。針回し19は、上ケース10の
外側に設けられた凹部10bに取り付けてあり、つば状
のつまみ部19aは、上ケース10の外側に露出してい
る。針回し19の軸部の先端は下ケース11の内面に形
成された突起部11aに支持されており、針回し19の
軸部の先端外周部に刻設されたカナ部19bは、日の裏
車17と噛合している。
【0020】時計用モータMは、中板12に形成された
モータ取付部12c内に収納されており、ロータ20
は、上ケース10と中板12とにそれぞれ形成された突
起軸部に軸支してあり、ロータ軸20aには、ロータマ
グネット21がこれと一体回転可能に固着してある。ロ
ータマグネット21の側方には、ステータおよびこのス
テータに巻回されたコイル(いずれも図示略)が設けて
ある。ロータ20と一体のロータカナ20bは上述した
駆動歯車13と噛合している。
【0021】図1の説明に戻って、時計枠Fの外周部の
所定位置(図1下方)には、サマータイム切替歯車22
が取り付けてある。このサマータイム切替歯車22は、
円板状に形成された回転部22aの中心部の両側に延伸
する軸部22bが立設してある。回転部22aの外周部
には、所定の大きさの歯車の歯形22cが刻設してあ
り、軸部22bの一方の先端部には、時円板7の歯部7
cのモジュールと一致する歯形からなるカナ部22dが
刻設してある。サマータイム切替歯車22は、時計枠F
の外周部近傍に区画形成されたスペースに、回転部22
aが収納されている。軸部22bの内側の先端部は、前
枠1と文字板受3との間に形成された孔部に軸支され、
外側の先端部は前枠1と後枠2との間に形成された孔部
に軸支されている。回転部22aは部分的に前枠1の前
面から円弧状に突出しており、外から指で回転可能にし
てある。回転部22aの外側の軸部の先端部は時計枠F
の外周面から外方に突出しており、先端部を手動によっ
て進退操作可能にしてある。
【0022】回転部22aの外側に位置する軸部22b
には、2条のクリック溝部22e,22fが設けてあ
り、いずれかの溝部が前枠1および後枠2に設けられた
爪部1b,2bと係合することによって、サマータイム
切替歯車22を安定的に位置させるようにしてある。図
1ではサマータイム切替歯車22が引き出されて解放位
置に位置した状態になっている。この状態では内側のク
リック溝22eと爪部1b,2bとが係合しており、歯
部7cとカナ部22dとは噛合しない状態すなわち解放
状態になっている。これに対し、軸部22bの外端部を
押し込むと、サマータイム切替歯車22が噛合位置に移
動し、歯部7cとカナ部22dとが噛合した状態で外側
のクリック溝22fと爪部1b,2bとが係合した状態
となる。サマータイム切替操作終了後に再び軸部22b
を外方に引き出すと、内側のクリック溝22eと爪部1
b,2bとが係合した状態となり、歯形7cとカナ部2
2dとの噛合が解放され、時円板7は時計輪列Rによっ
てのみ回転可能な状態となる。
【0023】サマータイム切替歯車22が設けてある位
置の時計枠Fの周辺内側には、このサマータイム切替歯
車22が噛合位置にある時に、その回転操作に連動して
移動するサマータイム表示板23が設けてある。サマー
タイム表示板23は後述するように、サマータイム切替
歯車22が設けてある位置を含む時計枠Fの周囲の30
°の範囲で摺動可能である。サマータイム表示板23の
基部には、下ケース2の底面に形成されたレール状のガ
イド部2cに沿って摺動する摺動部23aが設けてあ
る。摺動部23aの上面のほぼ半分の範囲には、サマー
タイム切替歯車22の歯形22cと噛合可能な歯形を備
えた噛合部23bが設けてある。
【0024】図4は時計枠Fから前枠1を除去した平面
の状態を示すもので、サマータイム表示板23の装着状
態を正面から見えるようにしたものである。図示してあ
るように、サマータイム表示板23は、サマータイム切
替歯車22の歯形22cと噛合する噛合部23bと、時
計枠Fの前面に後述のサマータイム標識を表示する表示
部23cとを備えている。噛合部23bは、サマータイ
ム切替歯車22との噛合可能な範囲に回転角で30°に
設定してある。また、噛合部23bの一端から所定距離
離れた位置に、さらに回転角で30°の範囲にサマータ
イム表示部23cが設けてある。サマータイム表示部2
3cの前面には、「SUMMER」の文字からなるサマ
ータイムの標識23d、および「WINTER」の文字
からなる標準タイムの標識23eが印刷により形成して
ある。
【0025】図5は、サマータイム表示板23のサマー
タイム表示部23cの部分の断面の状態を示している。
図示するように、摺動部23aは、後枠2の前面外周部
に形成されたガイド部2cに摺動可能に係合されてい
る。摺動部23aの前面から文字板受3の外周に沿って
時計枠Fの前面近くに延伸して立ち上げ部23fが形成
してあり、既述したサマータイム表示部23cは、立ち
上げ部23fの前端部に設けてある。
【0026】図6は、掛時計の完成品の正面の状態を示
すもので、図示するように、前枠2の正面の6時を示す
位置の下方には、サマータイム標識23dと標準タイム
標識23eとのいずれか一方を表示する長溝状の表示窓
1cが設けてある。この表示窓1cからサマータイムに
調時してあるときには[SUMMER]の文字からなる
サマータイム標識23dが表示され、標準タイムに調時
してあるときには、[WINTER]の文字からなる標
準タイム標識23eを表示可能にしてある。
【0027】図6では、サマータイム表示になっている
が、これを標準タイムに切り替える場合には、サマータ
イム切替歯車22の軸部22bを内方へ押し込んで、ク
リック溝22fと爪部1b,2bとを係合させるととも
に、カナ部22dを時円板7の歯部7cと噛合させ、か
つ回転部22aの歯形22cを表示板23の噛合部23
bと噛合させる。この状態で、サマータイム切替歯車2
2を上向きに回転させると、時円板7が時計方向に回転
する。これにより、時円板7を1時間分だけ遅れさせ
る。この結果、サマータイム表示で12時を示していた
ものが、標準タイムで11時を示す状態となる。このと
き時円板7が回転しても、時針歯車18aは第2スリッ
プ機構S2が介在しているため回転しない(図2,3参
照)。この動作において、同時にサマータイム切替歯車
22のカナ部22dが、噛合位置に位置しているため、
回転部22aの歯形22cがサマータイム表示板23の
噛合部23bに噛合して、サマータイム表示部23cが
連動して、[WINTER]の文字の部分が表示窓1c
に移動して標準タイム標識23eを表示する。
【0028】本発明は、複雑で高価な電子回路や調時用
モータを用いることなく、かつ簡単な構成でサマータイ
ムと標準タイムとの切替操作が容易にしてある点に特徴
を有するものである。しかも、スリップ機構の採用によ
り、通常の時計機械体をそのまま応用できる利点があ
る。さらに簡単な構成のサマータイム表示板を備えてい
るので、切替を行えばこれに連動してサマータイム標識
による表示も切り替わるので、時刻表示を誤認するおそ
れがなくなる。
【0029】本実施例では、サマータイム切替歯車の回
転部が枠体Fの前面に出ているが、これを側部に出すよ
うにして時円板の歯形を外周に刻設して歯部を外歯歯車
としてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、通常の時計機械体をベ
ースとして簡単な構成によってサマータイム切替機能を
有するものができるので、サマータイム対応のアナログ
式時計装置を安価に製造することが可能になる。また、
時円板の外周に設けられた歯部に対して時計枠に進退可
能に設けられたサマータイム切替歯車を手動で操作する
だけで容易にサマータイムの切替が可能になるので、切
替操作が極めて簡単になるので便利である。
【0031】さらに、時計枠には、時円板のサマータイ
ム切替に連動してサマータイム標識と標準タイム標識の
いずれかを表示する表示窓が設けてあるので、時刻表示
がサマータイム表示になっているのか否かが容易に判断
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における全体の構成を示す断面図であ
る。
【図2】一実施例における時計機械体の要部の断面図で
ある。
【図3】(a)は時針車の平面図であり、(b)はこの
A−A線断面図である。
【図4】前枠を除去して時計枠の内部状態を示す一部切
欠正面図である。
【図5】表示板の時計枠への装着状態を示す断面図であ
る。
【図6】完成品の正面図である。
【符号の説明】
F 時計枠 R 輪列 S1 第1スリップ機構 S2 第2スリップ機構 1c 表示窓 7 時円板 7a 円板部 7b 時指示マーク 7c 歯部 16 分針車 17 日の裏車 18 時針車 18a 時針歯車 18b 時針パイプ 22 サマータイム切替歯車 23 サマータイム表示板 23d,23e 標識

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日の裏車を介して連動するように時針車
    と分針車とが同軸的に設けてあり、上記分針車または上
    記分針車を駆動する輪列中の1つの歯車のいずれかに時
    刻修正用の第1スリップ機構が設けてあるアナログ式時
    計装置において、 上記時針車の時針パイプには、透光性の時円板が固着し
    てあり、 上記時円板には、円板部に時指示マークが形成してある
    とともに外周部に歯部が形成してあり、 上記時円板の外側位置には、上記時円板の上記歯部と噛
    合する噛合位置とその噛合を解放される解放位置との間
    を手動によって進退させられるサマータイム切替歯車が
    回転自在に設けてあり、 上記時針車を構成する時針歯車と上記時針パイプとの間
    には、サマータイム切替用の第2スリップ機構が設けて
    あり、 上記第2スリップ機構のスリップトルクは、上記時針歯
    車に作用する負荷トルクよりも小に設定されていること
    を特徴とするサマータイム対応のアナログ式時計装置。
  2. 【請求項2】 上記サマータイム切替歯車が上記噛合位
    置にあるときに上記サマータイム切替歯車の回転操作に
    連動して移動するサマータイム表示板が移動自在に設け
    てあり、 上記サマータイム表示板には、サマータイムを示す標識
    と標準タイムを示す標識がそれぞれ設けてあり、 時計枠には、上記サマータイム標識と標準タイム標識と
    のいずれか一方を表示する表示窓が設けてあることを特
    徴とする請求項1記載のサマータイム対応のアナログ式
    時計装置。
JP7635295A 1995-03-31 1995-03-31 サマータイム対応のアナログ式時計装置 Pending JPH08271651A (ja)

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