JPS637916Y2 - - Google Patents

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JPS637916Y2
JPS637916Y2 JP1981009351U JP935181U JPS637916Y2 JP S637916 Y2 JPS637916 Y2 JP S637916Y2 JP 1981009351 U JP1981009351 U JP 1981009351U JP 935181 U JP935181 U JP 935181U JP S637916 Y2 JPS637916 Y2 JP S637916Y2
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wheel
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JP1981009351U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は掛時計式または置時計式の目覚時計
に関するものである。
従来、目覚時計として時計ムーブメントと目覚
機構部とを別々に製造し、両者を後に組み立てる
ようにすることにより製造の能率化を図ることが
行われている。しかし、いずれも時計ムーブメン
トと目覚機構部との結合に手間がかかるという問
題点があつた。
この考案の目的は、時計ムーブメントと目覚機
構部との結合を簡単に行える目覚時計を提供する
ことである。
この考案の一実施例を第1図ないし第10図に
示す。この実施例は掛時計に適用したものであ
る。第1図において、1は水晶時計ムーブメン
ト、2は目安部を構成する目覚し機構部である。
時計ムーブメント1は目覚し機構部2のケース本
体10の開口10aに嵌合して位置決め固定さ
れ、後述のように時計ムーブメント1の定速回転
部からの回転が目覚し機構部2に伝達されるよう
になつている。開口10aの内面には上辺に位置
して一対の位置決め係合片50を設け、かつ開口
10aの下辺においてケース本体10の後面に固
定用ボス52が一体に突設してある。時計ムーブ
メント1には先端にねじ係合凹部51aを有する
固定片51を一体に突設してあり、一本の固定ね
じ53(第5図)をねじ係合凹部51aに係合さ
せて固定用ボス52に螺着することにより、時計
ムーブメント1が目覚機構部2のケース本体10
に固定される。第2図は時計ムーブメント1の概
略断面を示す。3は分針車、4は日の裏車、5は
時針車である。日の裏車4の外周部と対応してム
ーブメントケース6に孔7が設けられ、目覚し機
構部2と時計ムーブメント1とを固定することに
より、目覚し機構部2の第1伝達車8のピニオン
部8aが孔7から挿通されて日の裏車4に噛み合
う。
目覚し機構部2につき説明すると、第3図ない
し第5図において、10はケース本体、11は前
記第1伝達車8に噛み合う第2伝達車、12は第
2伝達車11で駆動される1時間車、13は第3
伝達車、14は24時間車である。1時間車12の
回転は第3伝達車13を介して24時間車14に間
欠的に伝達される。すなわち、1時間車12は2
枚の歯15(第7図、第8図)を外周の一部に局
部的に有している。また、第3伝達車13は2段
に形成されており、上段歯車部3aは歯数が12
であり、1時間車12の歯15と噛み合う。第3
伝達車13の下段歯車部13bの歯数は60であ
り、24時間車14と噛み合う。24時間車14の歯
数は120である。したがつて、1時間車12の1
回転で24時間14は1/24回転する。回転のタイミ
ングは、分針(図示せず)が55分から60分を示す
間に24時間14が1回転する様に時計ムーブメン
ト1の分針車3に分針を固着する。なお、一度こ
の状態に分針の固着を行なうと以後この24時間車
14の回転のタイミングは変化することがない。
1時間車12と24時間車14は、それぞれケー
ス本体10に突設された支軸16に設置されたも
のであり、これら支軸16の先端の小径部分に分
目安車17と時目安車18とがそれぞれ設置され
る。すなわち、分目安車17と1時間車12とが
同軸心に設置され、時目安車18と24時間車14
とが同軸心に設置される。分目安車17には表面
に0,5,…,55の数字(図示せず)が表示さ
れ、時目安車18には1,2,3,…,24の数字
(図示せず)が表示されており、これら分目安車
17および時目安車18の表面の前記表示数字
は、時計文字板(図示せず)に設けられたのぞき
窓に露出する。1時間車12および24時間車14
には第6図のように上下面に突出する摺動接片1
9,19′,20,20′が取付けられている。こ
れら摺動接片19,19′,20,20′は導体の
板ばねからなる。また、分目安車17および時目
安車18の裏面に導体リング21,22が固着さ
れている。導体リング21,22は周方向の1箇
所に内側へ延びる突出片21a,22aを有して
いる。突出片21a,22aは1時間車12およ
び24時間車14の摺動接片19,20とで分スイ
ツチ機構23および時スイツチ機構24をそれぞ
れ構成するものである。25,26は接続端子片
であり、導体リング21,22に常に接触する。
両接続端子片25,26間の回路に目覚し報知器
27と電池28とが介装されている。1時間車1
2および24時間車14の下方には導体板29がケ
ース本体10に固定して設けられている。この導
体板29は、支軸16a,16bと同心の2個の
環状部分29a,29bを帯状連結部で連結した
めがね状のものであり、1時間車12および24時
間車14の下方の摺動突片19′,20′は、それ
ぞれ導体板29の環状部分29a,29bに常接
する。したがつて、前記一方の接続端子片25か
ら、導体リング21,摺動接片19,19′,導
体板29,摺動接片20′,20,導体リング2
2,他方の接続端子片26に順に至るスイツチ回
路が構成される。
なお、分目安車17および時目安車18の表示
の数字と、これら目安車17,18の突出片21
a,22aの位置ならびに1時間車12および24
時間車14の摺動接片19,20の位置関係は次
のように設定される。すなわち、時目安車18の
表示が1,2,…,24のいずれかになつていると
き、その表示された時刻を時針が示す間じゆう時
目安車18の突出片22aが24時間車14の摺動
接片20に接触するようにする。また、分目安車
17の表示が0分を示すとき、分目安車17の突
出片21aが1時間車12の摺動接片19に接
し、かつその時、分針が0分を示すようにする。
目安設定機構につき説明する。第3図および第
9図のように、分目安車17および時目安車18
はそれぞれ裏面にラチエツト30,31を一体に
有している。これらラチエツト30,31は爪の
向きが互いに逆方向に形成されている。32,3
3は分目安車17および時目安車18の回転角度
保持用の位置決めレバーである。位置決めレバー
32,33は、ケース本体10に突設されたピン
32a,33aに回動自在に枢着され、かつねじ
りコイルばね34,35の付勢力により常時ラチ
エツト30,31を押圧している。36はケース
本体10の孔37に回転自在に嵌挿される目安回
し軸であり、先端は傘歯車36aに形成されてい
る。38は送り車であり、目安回し軸36の傘歯
車36aに噛み合う傘歯車39と、互いにV字状
に突設されて分目安車17および時目安車18の
ラチエツト30,31にそれぞれ係合する一対の
アーム40,41とを有している。38aは送り
車38の支軸である。42は送り車38を一定の
中立位置に保持するばね部材であり、ケース本体
10の取付軸42aに取付けられている。ばね部
材42は、送り車38の上面に突設された長円状
断面形状のボス43の長手方向側面43aを挾圧
している。44は当てボスであり、送り車38の
アーム40,41に係合して送り車38の回動範
囲を規制している。
第1図において、45はAM・PM表示車であ
り、時針車5に設けられた歯車と噛み合う。
AM・PM表示車45は表面に赤,白等の2色の
色別けが施されている。AM・PM表示車45は
目安が24時間式の場合に現在時間を合わす場合に
必要なものであり、12時間式の目安の場合には不
要である。
つぎに、この目覚時計の動作を説明する。分目
安車17および時目安車18を任意の回転角度に
設定しておくと、1時間車12および24時間車1
4が時間の経過とともに回転することにより、こ
れら1時間車12および24時間車14の摺動接片
19,20が、分目安車17および時目安車18
の導体リング21,22の突出片21a,22a
に接触する。そして、分目安車17および時目安
車18の両方の突出片21a,22aの接触が行
なわれた時に両接続端子片25,26が導体板2
9を介して導通し、目覚し報知器27が目覚し音
を発生する。
目安設定動作につき説明する。目安回し軸36
により送り車38を一方(第10図のA印A方
向)に回転させると、送り車38のアーム40と
分目安車17のラチエツト30とが係合し、分目
安車17がラチエツト30の爪の1ピツチだけ送
られる。送り車38が元に戻る時、アーム40の
先端とラチエツト30の爪との係合が外れるまで
分目安車17は逆方向に回転させられるが、その
係合の外れた後、位置決めレバー32とばね34
の付勢力により再び一定位置に戻され保持され
る。送り車38を前記と逆方向(矢印B方向)に
回転させると、送り車38のアーム41と時目安
車18のラチエツト31とが係合して時目安車1
8が1ピツチだけ送られる。送り車38が元の位
置に戻る時、前記と同様に時目安車18が若干逆
方向に回ろうとするが、位置決めレバー33によ
り一定位置に保持される。よつて目安設定は目安
回し軸36を右または左に回わすことにより、分
設定と時設定とを別々に行なうことができる。分
目安車17および時目安車18のラチエツト3
0,31の爪数を24個としてあれば、目安回し軸
36の一動作で、時目安車18は1時間ずつ、分
目安車17は2.5分ずつ送ることができる。
このように、分設定と時設定とを別々に行なう
ことができるので、目安設定を分単位まで高精度
に行なうことができる。また、この実施例のよう
に、1本の目安回し軸36の回転方向により分目
安車17と時目安車18の操作を別々に行なえる
ようにすると、目安設定動作が容易であり、また
時計の外観の簡単化を図ることができる。さらに
この実施例のように、分目安車17および時目安
車18に数時の表示を施し、時針や分針の時計目
盛と目安表示とが別になつていれば見易いという
利点がある。すなわち、従来では時計文字板に目
安目盛を設け、時、分、秒の針と同軸心に目安針
を設けたものが使用されているが、このものは時
計目盛が12時間目盛になつているのに対し、目安
目盛は24時間目盛であるために、見にくいという
問題があつた。しかし、この実施例のように時計
目盛と目安表示が全く別位置に設けられていると
表示が簡素化され見易い。
このように動作するが、この目覚時計は、目覚
機構部2の本体ケース10に開口10aと、位置
決め突片50と、固定用ボス52とを設け、時計
ムーブメント1には固定片51を突設しているた
め、偏平形状の時計ムーブメント1を1本の固定
ねじ53で位置決め状態に固定でき、組立てが簡
単であります。また、時計ムーブメント1を目覚
機構部2の開口10aに嵌合するだけで、時計ム
ーブメント1の日の裏車4と目覚機構部2の伝達
車8のピニオン部8aとが噛み合うので、このこ
とからも組立が簡単である。
なお、前記実施例は、1本の目安回し軸36で
分目安車17と時目安車18とを操作するように
したが、別々の手段で分目安車17および時目安
車18を操作するようにしてもよい。
以上のように、この考案の目覚時計は、前後面
間の厚さの薄い偏平形状のムーブメントケース内
に収納された時計ムーブメントと、ケース本体内
に収納された目覚機構部とを備え、前記目覚機構
部の前記ケース本体に前記ムーブメントケースの
前部を嵌合する開口を設けるとともに、この開口
の一辺に位置してこの開口の内面に前記ムーブメ
ントケースの前面に係合する位置決め係合片を突
設し、前記開口の前記一辺と対向する辺におい
て、前記ケース本体の後面に固定用ボスを突設
し、前記ムーブメントケースにはねじ係合凹部を
先端に有しかつ先端が前記固定用ボスに載る固定
片を突設し、前記ねじ係合凹部に係合して前記固
定用ボスに螺着した固定ねじにより前記ムーブメ
ントケースを前記本体ケースに固定し、前記ムー
ブメントケースの前面には日の裏車と対応して孔
を設け、前記目覚機構部には前記孔から挿入され
てピニオン部が前記日の裏車に噛み合う伝達車を
設けたものである。このように、目覚機構部の本
体ケースに開口と、位置決め係合片と、固定用ボ
スとを設け、時計ムーブメントには固定片を突設
しているため、偏平形状の時計ムーブメントを1
本の固定ねじで位置決め状態に固定でき、組立が
簡単である。また、時計ムーブメントを目覚機構
部の開口に嵌合するだけで、時計ムーブメントの
日の裏車と目覚機構部の伝達車とが噛み合うの
で、このことからも組立が簡単という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図はその時計ムーブメントの概略断面図、第3
図は同じくその目覚し機構部の内部の正面図、第
4図は第3図の横断面図、第5図は第3図の縦断
面図、第6図は同じくその目安車と1時間車およ
び24時間車等の関係を示す分解斜視図、第7図は
同じくその1時間車と24時間車と第3伝達車との
関係を示す斜視図、第8図は同じくその1時間車
と第3伝達車との関係を示す部分正面図、第9図
および第10図は同じくその目安車操作機構部分
を示す分解斜視図および正面図である。 1……時計ムーブメント、2……目覚し機構
部、4……日の裏車、7……孔、8……第1伝達
車、8a……ピニオン部、10……ケース本体、
11……第2伝達車、12……1時間車、13…
…第3伝達車、14……24時間車、16a,16
b……支軸、17……分目安車、18……時目安
車、19,20……摺動接片、21,22……導
体リング、21a,22a……突出片、23,2
4……スイツチ機構、25,26……接続端子
片、27……目覚し報知器、29……導体板、3
0,31……ラチエツト、32,33……位置決
めレバー、36……目安回し軸、38……送り
車、40,41……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後面間の厚さの薄い偏平形状のムーブメント
    ケース内に収納された時計ムーブメントと、ケー
    ス本体内に収納された目覚機構部とを備え、前記
    目覚機構部の前記ケース本体に前記ムーブメント
    ケースの前部を嵌合する開口を設けるとともに、
    この開口の一辺に位置してこの開口の内面に前記
    ムーブメントケースの前面に係合する位置決め係
    合片を突設し、前記開口の前記一辺と対向する辺
    において、前記ケース本体の後面に固定用ボスを
    突設し、前記ムーブメントケースにはねじ係合凹
    部を先端に有しかつ先端が前記固定用ボスに載る
    固定片を突設し、前記ねじ係合凹部に係合して前
    記固定用ボスに螺着した固定ねじにより前記ムー
    ブメントケースを前記本体ケースに固定し、前記
    ムーブメントケースの前面には日の裏車と対応し
    て孔を設け、前記目覚機構部には前記孔から挿入
    されてピニオン部が前記日の裏車に噛み合う伝達
    車を設けた目覚時計。
JP1981009351U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPS637916Y2 (ja)

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JPS57122591U JPS57122591U (ja) 1982-07-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50133864A (ja) * 1974-04-08 1975-10-23

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650473Y2 (ja) * 1976-01-28 1981-11-25

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JPS50133864A (ja) * 1974-04-08 1975-10-23

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