JP2000112337A - 教材用時計 - Google Patents

教材用時計

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JP2000112337A
JP2000112337A JP10316804A JP31680498A JP2000112337A JP 2000112337 A JP2000112337 A JP 2000112337A JP 10316804 A JP10316804 A JP 10316804A JP 31680498 A JP31680498 A JP 31680498A JP 2000112337 A JP2000112337 A JP 2000112337A
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JP
Japan
Prior art keywords
hour
timepiece
display window
minute
ratchet wheel
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Pending
Application number
JP10316804A
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English (en)
Inventor
Hiroo Nanami
広夫 名波
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Nanami KK
Original Assignee
Nanami KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤル操作により長針を回転させ、分表示
窓の数字が移動している間に、時表示窓の数字が変わら
ないように形成して、児童等が時計の読み方を容易に勉
強できる教材用時計を提供しようとするものである。 【解決手段】 ケース外に突出したダイヤルの操作によ
り、短針と長針を、1:12の回転比率で連動回転させ
る歯車機構を組み込んだ教材用時計において、前記長針
を取付けた長針軸に、回転板と送り爪とを配設し、該送
り爪を、時計本体内に軸着した12個の溝付き歯を有す
る爪車に対応させ、この爪車の一側には、その回転を制
動する弾性板を圧接させ、上記回転板の裏面周辺に表示
した分数字を、時計本体の背面に穿設した分表示窓に、
上記爪車の裏面周辺に表示した時数字を、時計本体の背
面に穿設した時表示窓に臨ませた教材用時計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、児童等に時計の読み方
を勉強させるための教材用時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケース外に突出したダイヤルの操作によ
り、短針と長針を、1:12の回転比率で連動回転させ
る歯車機構を組み込んだ教材用時計において、前記ダイ
ヤルの裏面周辺に分数字を表示し、短針軸に配設した時
歯車の裏面周辺に時数字を表示し、この分数字と時数字
を、時計本体の背面に穿設した分表示窓と時表示窓に、
それぞれ臨ませたものが公知である。
【0003】この公知の教材用時計は、ダイヤルが1回
転する間に、時歯車が1/12回転し、時数字が1数字
だけ移動するものであり、長針の回転と共に、短針も常
に移動を続けるものであるから、例えば1時30分の場
合、時数字は時表示窓の上部に1が、上部に2が表れる
ように時表示窓を長めに形成している。そのため、長針
と短針により表わされた時間を、表示窓の数字で児童等
に容易に確認させることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ダイヤル操
作により長針を回転させ、分表示窓の数字が移動してい
る間に、時表示窓の数字が変わらないように形成して、
児童等が時計の読み方を容易に勉強できる教材用時計を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の教材用時計は、
請求項1に示すように、ケース外に突出したダイヤルの
操作により、短針と長針を、1:12の回転比率で連動
回転させる歯車機構を組み込んだ教材用時計において、
前記長針を取付けた長針軸に、回転板と送り爪とを配設
し、該送り爪を、時計本体内に軸着した12個の溝付き
歯を有する爪車に対応させ、この爪車の一側には、その
回転を制動する弾性板を圧接させ、上記回転板の裏面周
辺に表示した分数字を、時計本体の背面に穿設した分表
示窓に、上記爪車の裏面周辺に表示した時数字を、時計
本体の背面に穿設した時表示窓に臨ませている。
【0006】また、請求項2に示すように、爪車の裏面
周辺に表示した1乃至12の時数字の各数字の中間位置
に、手前時刻の補助時数字を表示している。
【0007】本発明の教材用時計は上記のような構成で
あるから、ダイヤルを回転させると、歯車機構により、
短針と長針が1:12の回転比率で時計目盛上を回転
し、時刻を読み取ることができるのである。
【0008】長針軸の1回転により、この長針軸に設け
た回転板も1回転するので、分表示窓に表れた分数字に
より、その時刻における分を確認することができ、また
長針軸の1回転に伴い、送り爪が1回転すると、この送
り爪が爪車の溝付き歯内に係合して爪車を1ピッチだけ
回動させるので、時表示窓に表れた時数字により、その
時刻の時を確認することができるのである。
【0009】上記、送り爪が爪車の溝付き歯から外れ、
次の溝付き歯に係合する迄は、爪車は弾性板により、そ
の回動を阻止されているため、時表示窓の時数字は移動
しないのである。
【0010】また送り爪が爪車の溝付き歯に係合し、爪
車が1ピッチだけ回動しているときは、時表示窓には、
手前時刻の時数字から次の時刻の時数字に移動するが、
各時数字の中間位置に表示した手前時刻の補助時数字、
例えば時数字が12と1の場合は12の補助時数字が表
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図1乃至図4に基づいて、詳細に説明する。図1は
教材用時計の一部切欠き正面図であり、図2はその背面
図であり、図3は図1に示すA−A線の拡大断面図であ
り、図4は図1に示すB−B線の拡大断面図である。ま
た図5は同教材用時計における爪車の拡大背面図であ
り、図6は時表示窓と時数字との関係を示す説明図であ
る。
【0012】上記図において、符号1はプラスチック製
のケースであり、不透明の本体2の開口に、文字盤3を
挟んでプラスチック製の透明な上蓋4を嵌合している。
【0013】上記本体2の中心位置には、長針軸5を回
転自在に取付け、その上端に長針6の基端を嵌着し、下
端には長針軸5を軸心とする回転板7を一体的に形成
し、その上部には送り爪8を一体的に突設している。ま
た長針軸5の上部には、筒状の短針軸9を回転自在に嵌
合し、その上端に短針10の基端を嵌着している。
【0014】前記本体2内の一側寄りにはダイヤル11
を軸着し、その一側部を本体2に形成した切欠き12よ
り外方へ突出させている。このダイヤル11の操作によ
り、前記短針10と長針6を1:12の回転比率で連動
して回転するように、歯車機構13を組み込んでいる。
【0015】この歯車機構13は、長針軸5に一体的に
設けた小径の第1歯車14と、この第1歯車14に噛合
し、且つ本体2に回転自在に軸着した第2歯車15と、
この第2歯車15に噛合し、且つダイヤル11上に同軸
一体に設けた第3歯車16、及び前記短針軸9に一体的
に設けた大径の第4歯車17と、この第4歯車17に噛
合し、且つ前記第2歯車15上に同軸一体に設けた第5
歯車18とにより構成している。
【0016】符号19は前記送り爪8に対し、本体2内
に軸着した爪車であり、外周には12個の溝付き歯20
を間隔的に突設している。この爪車19の一側には、そ
の回転を制動する弾性板21を圧接させている。
【0017】この弾性板21は、内面の中央部に爪車1
9の溝付き歯20が圧接したとき外側に彎曲し、内面の
中央部に間隔を隔てた一対の溝付き歯20が圧接したと
き直線状に伸長するように、その両端を本体2内に伸縮
自在に軸着し、中央部外側に突設したスライド部22を
本体2内に形成したガイド部23内に摺動自在に嵌合し
ている。
【0018】また前記回転板7の裏面には、裏面周辺に
0分から5分間隔の分数字24を間隔的に表示した表示
板25を貼着し、この分数字24を本体2の背面に穿設
した分表示窓26に臨ませ、爪車19の裏面には、図5
に示すように、裏面周辺に1から12までの時数字27
と、それぞれの時数字27の中間位置に、手前時刻の時
数字、即ち12と1の場合は12、5と6の場合は5の
補助時数字28を、それぞれ間隔的に表示した表示板2
9を貼着し、この時数字27と補助時数字28を本体2
の背面に穿設した時表示窓30に臨ませている。尚、符
号31は時刻境界線である。
【0019】上記のように構成された教材用時計におい
て、ダイヤル11を回転させると、歯車機構13によ
り、短針10と長針6が1:12の回転比率で文字盤3
上を回転し、時刻を読み取ることができる。
【0020】しかも長針軸5の1回転により、この長針
軸5に設けた回転板7も1回転するので、分表示窓26
に表れた分数字24により、その時刻における分を確認
することができる。
【0021】また長針軸5の1回転に伴い、送り爪8が
1回転すると、この送り爪8が爪車19の溝付き歯20
の溝内に係合し、爪車19を弾性板21の弾力に抗して
1ピッチだけ回動させるので、時表示窓30に表れた時
数字27、及び補助時数字28により、その時刻の時を
確認することができる。
【0022】上記、送り爪8が爪車19の溝付き歯20
から外れ、次の溝付き歯20に係合する間は、爪車19
は弾性板21によりその回動を阻止されているため、時
表示窓30の時数字27は移動することがない。しかし
送り爪8により爪車19が1ピッチ、回動するときは、
図6に示すように時表示窓30の時数字27は移動す
る。
【0023】即ち、時表示窓30には、分表示窓26の
分数字24が0〜50のときは、図6(1)のように時
数字27が表れ、分数字24が55のときは、図6
(2)のように、時数字27と補助時数字28が表れ、
分数字が0のときは、図6(3)のように表れるので、
その時刻の時を間違えることなく確認することができ
る。
【0024】本発明は、上記実施の形態に限られるもの
ではない。例えば表示板29には、時数字27と補助時
数字28とを表示したが、爪車19が回動するのは、そ
の時刻における分表示窓26の分数字が50分から0分
までの間のみであり、読み違いが少ないので、上記補助
時数字28は省略しても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る教材用時計は、長針及び短
針の回転に伴い、分数字を表示した回転板が回転し、分
表示窓の分数字は順次変化するが、時数字は、爪車が送
り爪により送られるとき以外は停止し状態を維持し、時
表示窓の時数字は変化しないので、幼児等が長針と短針
により表された時刻を、容易に読み取ることができる。
例えば、1時15分から12時45分迄、ダイヤルを逆
転した場合にも、時表示窓には、12の時数字が正確に
表われるので、読み取りが容易である。
【0026】請求項2の発明にあっては、爪車が僅かに
回動しているときも、時表示窓には補助時数字が表示さ
れるため、時刻を読み違えることがない。
【0027】時表示窓及び分表示窓を、時計本体の背面
に設けたから、長針と短針が示す時刻が何時であるか
を、児童等に自分で考えさせ、判断させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る教材用時計の一部切欠き正面図で
ある。
【図2】同上背面図である。
【図3】図1に示すA−A線の拡大断面図である。
【図4】図1に示すB−B線の拡大断面図である。
【図5】同上教材用時計における爪車の拡大背面図であ
る。
【図6】同上教材用時計における時表示窓と時数字との
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 本 体 3 文字盤 5 長 針 6 長針軸 7 回転板 8 送り爪 9 短針軸 10 短 針 11 ダイヤル 13 歯車機構 19 爪 車 20 溝付き歯 21 弾性板 24 分数字 26 時数字窓 27 時数字 28 時補助数字 30 時数字窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース外に突出したダイヤルの操作によ
    り、短針と長針を、1:12の回転比率で連動回転させ
    る歯車機構をケース内に組み込んだ教材用時計におい
    て、前記長針を取付けた長針軸に、回転板と送り爪とを
    配設し、該送り爪を、ケース内に軸着した12個の溝付
    き歯を有する爪車に対応させ、この爪車の一側には、そ
    の回転を制動する弾性板を圧接させ、上記回転板の裏面
    周辺に表示した分数字を、時計本体の背面に穿設した分
    表示窓に、上記爪車の裏面周辺に表示した時数字を、時
    計本体の背面に穿設した時表示窓に臨ませたことを特徴
    とする教材用時計。
  2. 【請求項2】 爪車の裏面周辺に表示した1乃至12の
    時数字の各数字の中間位置に、手前時刻の補助時数字を
    表示した請求項1に記載の教材用時計。
JP10316804A 1998-10-02 1998-10-02 教材用時計 Pending JP2000112337A (ja)

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JP10316804A JP2000112337A (ja) 1998-10-02 1998-10-02 教材用時計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110164254A (zh) * 2019-05-17 2019-08-23 湖南文理学院 一种具有语音播报功能的学前教育认时盘

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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