JPH08271128A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH08271128A
JPH08271128A JP7328895A JP7328895A JPH08271128A JP H08271128 A JPH08271128 A JP H08271128A JP 7328895 A JP7328895 A JP 7328895A JP 7328895 A JP7328895 A JP 7328895A JP H08271128 A JPH08271128 A JP H08271128A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
bush
heat
hole
body cabinet
Prior art date
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Pending
Application number
JP7328895A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Kato
敏光 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7328895A priority Critical patent/JPH08271128A/ja
Publication of JPH08271128A publication Critical patent/JPH08271128A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体キャビネットの放熱パイプ導出部分のシ
ールをより確実になす。 【構成】 本体キャビネット1の放熱パイプ8導出部分
にあって、放熱パイプ8を穴22のパイプ挿入部22b
からパイプ保持部22aに圧挿させて保持するブッシュ
21を、そのパイプ挿入部22bが外箱5の接合部分に
挟まれるソフトテープ9側に位置するようにして配設す
ることにより、ブッシュ21のパイプ挿入部22bがソ
フトテープ9によって塞がれ、ここからの発泡断熱材の
漏れが防止されるようにした。この場合、ブッシュ21
は、放熱パイプ8をパイプ挿入部22bの開放端とほゞ
面一に露出させるようにもして、ソフトテープ9が放熱
パイプ8に密接することにより、一段と確実なシールが
できるようにもした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は本体キャビネットの放熱
パイプ導出部分のシール構造を改良した冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵庫においては、図11に
示すように、本体キャビネット1が、側板2、底板3、
及び後板4から成る外箱5と、これの内部に位置する内
箱6との間に、発泡断熱材7(図12及び図2参照)を
原液の状態で注入し発泡させて充填することにより構成
されている。
【0003】又、上記本体キャビネット1内には、図示
しないコンプレッサからのホットガス(圧縮冷媒)を通
して放熱するコンデンサ(凝縮器)の一部である放熱パ
イプ8が、あらかじめ後板4の周囲部内面に沿って配設
されており、この放熱パイプ8の端部は、外箱5の図1
2に示すソフトテープ9を挟んだ底板3と後板4との接
合部分、詳細にはソフトテープ9と後板4との間から外
部に導出されている。そして更に、上記放熱パイプ8の
導出途中部分8aにはこれを囲繞するブッシュ10が上
記ソフトテープ9と後板4との間に位置して配設され、
前記発泡断熱材7の漏れを阻止するシールをするように
なっている。
【0004】しかして、ブッシュ10は放熱パイプ8と
ほゞ同径のパイプ保持部11a及びこのパイプ保持部1
1aに外部より切込まれたようなスリット状のパイプ挿
入部11bとから成る穴11を有しており、そのパイプ
挿入部11bからパイプ保持部11aに放熱パイプ8を
圧挿して保持し、この状態で、ブッシュ10は穴11の
パイプ挿入部11bを後板4側(ソフトテープ9とは反
対側)に位置させて配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、ブッシュ10の穴11のパイプ挿入部11bがあ
いたままで、ここから発泡断熱材7の漏れが発生してい
た。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、本体キャビネットの放熱パ
イプ導出部分のシールがより確実にできる冷蔵庫を提供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷蔵庫においては、第1に、外箱と内箱と
の間に発泡断熱材を原液の状態で注入し発泡させて充填
することにより構成される本体キャビネットと、この本
体キャビネットの外箱内面に沿って配設され端部が外箱
のソフトテープを挟んだ接合部分から外部に導出された
放熱パイプと、この放熱パイプの導出途中部分に放熱パ
イプを囲繞して配設されたブッシュとを具備するものに
あって、そのブッシュを、上記放熱パイプとほゞ同径の
パイプ保持部及びこのパイプ保持部の直径より幅狭で放
熱パイプを外側方より圧挿させるパイプ挿入部とから成
る穴を有するように形成し、その穴のパイプ挿入部をソ
フトテープ側に位置させて配設したことを特徴とする。
【0008】本発明の冷蔵庫においては、第2に、上記
ブッシュを、穴のパイプ保持部に収容保持した放熱パイ
プをパイプ挿入部から該パイプ挿入部の開放端とほゞ面
一に露出させるように形成したことを特徴とする。本発
明の冷蔵庫においては、第3に、上記ブッシュを、穴の
パイプ挿入部に向かって漸降する傾斜面を有するように
形成したことを特徴とする。本発明の冷蔵庫において
は、第4に、上記ブッシュを、本体キャビネットの外箱
に係着して位置決めをする爪部を有するように形成した
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記第1の手段によれば、ブッシュの穴のパイ
プ挿入部がソフトテープによって塞がれ、ここからの発
泡断熱材の漏れが防止される。第2の手段によれば、ソ
フトテープが放熱パイプに密接するまでになり、一段と
確実なシールができる。又、この場合、ブッシュの穴の
パイプ挿入部は長さの短いものとなり、それだけ容易に
放熱パイプが圧挿できるようになる。
【0010】第3の手段によれば、ソフトテープがブッ
シュの穴のパイプ挿入部により深く食い込むようになっ
てシール性が増す。第4の手段によれば、ブッシュを爪
部により位置決めして、その後に放熱パイプをブッシュ
に圧挿する手順で組立てることができるようになり、放
熱パイプ圧挿後のブッシュの位置決めのための手直し作
業を不要ならしめ得る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図6を参照して説明する。まず図3においては先の図
11と同一の部分に同一の符号を付して示しており、従
って、側板2、底板3、及び後板4から成る外箱5と、
これの内部に位置する内箱6との間に、発泡断熱材7
(図2参照)を原液の状態で注入し発泡させて充填する
ことにより、本体キャビネット1が構成されるようにな
っている。
【0012】又、この本体キャビネット1内には、図示
しないコンプレッサからのホットガス(圧縮冷媒)を通
して放熱するコンデンサ(凝縮器)の一部である放熱パ
イプ8が、あらかじめ後板4の周囲部内面に沿って配設
されており、この放熱パイプ8の端部は、外箱5の図1
及び図2に示すソフトテープ9を挟んだ底板3と後板4
との接合部分、詳細にはソフトテープ9と後板4との間
から外部に導出されている。
【0013】さて、上記放熱パイプ8の導出途中部分8
aにはこれを囲繞するブッシュ21を上記ソフトテープ
9と後板4との間に位置させて配設している。このブッ
シュ21は、詳細には図4及び図5に示すように、断面
台形の四角柱状を成すプラスチック製のもので、そのほ
ゞ中央部には、図6に示すように直径dが放熱パイプ8
の直径Dとほゞ同じのパイプ保持部22aと、幅wがパ
イプ保持部22aの直径Dより狭く外方へ開放したパイ
プ挿入部22bとから成る穴22を形成している。
【0014】この構成で、放熱パイプ8を、穴22のパ
イプ挿入部22bから圧挿してパイプ保持部22aに入
れることにより、該パイプ保持部22aに保持してい
る。又、この状態で、ブッシュ21は放熱パイプ8を穴
22のパイプ挿入部22bから該パイプ挿入部22bの
開放端とほゞ面一(例えば僅かな寸法xだけ放熱パイプ
8が突出する程度)に露出させるようになっている。そ
して更に、その状態で、ブッシュ21は、図1に示すよ
うに穴22のパイプ挿入部22bをソフトテープ9側
(後板4とは反対側)に位置させて、前記ソフトテープ
9と後板4との間に配設している。
【0015】上述のごとく構成したものの場合、ブッシ
ュ21の穴22のパイプ挿入部22bはソフトテー9プ
によって塞がれる。かくして、そのブッシュ21の穴2
2のパイプ挿入部22bからの発泡断熱材7の漏れが防
止されるもので、従来のものより本体キャビネット1の
放熱パイプ8導出部分のシールを確実になすことができ
る。
【0016】又、特に上記構成のものでは、ブッシュ2
1を、穴22のパイプ保持部22aに収容保持した放熱
パイプ8をパイプ挿入部22bから該パイプ挿入部22
bの開放端とほゞ面一に露出させるように形成してお
り、これによって、ソフトテープ9は放熱パイプ8に密
接するまでになるから、一段と確実なシールができる。
又、この場合、ブッシュ21の穴22のパイプ挿入部2
2bは長さの短いものとなり、それだけ容易に放熱パイ
プ8の圧挿ができるようになるから、組立性を良くする
ことができる。
【0017】以上に対して、図7及び図8は本発明の第
2実施例を示すもので、ブッシュ21を、穴22のパイ
プ挿入部22bに向かって両側から漸降する傾斜面23
を有するように形成したものを示している。このように
することによって、ソフトテープ9がブッシュ21の穴
22のパイプ挿入部22bにより深く食い込むようにな
るので、シール性が増し、発泡断熱材7の漏れをより一
段と確実に防止することができる。しかも、この場合、
放熱パイプ8の圧挿時に、放熱パイプ8を傾斜面23に
よって穴22のパイプ挿入部22bまでガイドできるか
ら、組立性を良くすることができる。
【0018】図9及び図10は本発明の第3実施例を示
すもので、ブッシュ21を、本体キャビネット1の後板
4下縁部に係着して位置決めをする爪部24を有するよ
うに形成したものを示している。このようにすることに
よって、ブッシュ21を爪部24で位置決めし、その後
に放熱パイプ8をブッシュ21に圧挿する手順で組立て
ることができるようになり、放熱パイプ8圧挿後のブッ
シュ21の位置決めのための手直し作業が不要となるか
ら、組立性を一層良くすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は以上説明したとおりの
もので、下記の効果を奏する。第1に、外箱と内箱との
間に発泡断熱材を原液の状態で注入し発泡させて充填す
ることにより構成される本体キャビネットと、この本体
キャビネットの外箱内面に沿って配設され端部が外箱の
ソフトテープを挟んだ接合部分から外部に導出された放
熱パイプと、この放熱パイプの導出途中部分に放熱パイ
プを囲繞して配設されたブッシュとを具備するものにお
いて、そのブッシュを、上記放熱パイプとほゞ同径のパ
イプ保持部及びこのパイプ保持部の直径より幅狭で放熱
パイプを外側方より圧挿させるパイプ挿入部とから成る
穴を有するように形成し、その穴のパイプ挿入部をソフ
トテープ側に位置させて配設したことにより、本体キャ
ビネットの放熱パイプ導出部分のシールを確実になすこ
とができる。
【0020】第2に、上記ブッシュを、穴のパイプ保持
部に収容保持した放熱パイプをパイプ挿入部から該パイ
プ挿入部の開放端とほゞ面一に露出させるように形成し
たことにより、本体キャビネットの放熱パイプ導出部分
のシールを一段と確実になすことができると共に、組立
性を良くすることまでできる。
【0021】第3に、上記ブッシュを、穴のパイプ挿入
部に向かって漸降する傾斜面を有するように形成したこ
とにより、上述同様、本体キャビネットの放熱パイプ導
出部分のシールを一段と確実になすことができると共
に、組立性を良くすることまでできる。
【0022】第4に、上記ブッシュを、本体キャビネッ
トの外箱に係着して位置決めをする爪部を有するように
形成したことにより、放熱パイプ圧挿後のブッシュの位
置決めのための手直し作業が不要にできて、組立性を良
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の横断面図
【図2】主要部分の縦断側面図
【図3】全体の分解斜視図
【図4】ブッシュ単体の平面図
【図5】ブッシュ単体の斜視図
【図6】放熱パイプを保持したブッシュの平面図
【図7】本発明の第2実施例を示す図4相当図
【図8】図1相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図10】ブッシュ単体の斜視図
【図11】従来例を示す図3相当図
【図12】図1相当図
【符号の説明】
1は本体キャビネット、5は外箱、6は内箱、7は発泡
断熱材、8は放熱パイプ、8aは放熱パイプの導出途中
部分、9はソフトテープ、21はブッシュ、22は穴、
22aはパイプ保持部、22bはパイプ挿入部22b、
Dは放熱パイプの直径、dはパイプ保持部の直径、wは
パイプ挿入部の幅、23は傾斜面、24は爪部を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と内箱との間に発泡断熱材を原液の
    状態で注入し発泡させて充填することにより構成される
    本体キャビネットと、この本体キャビネットの外箱内面
    に沿って配設され端部が外箱のソフトテープを挟んだ接
    合部分から外部に導出された放熱パイプと、この放熱パ
    イプの導出途中部分に放熱パイプを囲繞して配設された
    ブッシュとを具備するものにおいて、そのブッシュを、
    前記放熱パイプとほゞ同径のパイプ保持部及びこのパイ
    プ保持部の直径より幅狭で放熱パイプを外側方より圧挿
    させるパイプ挿入部とから成る穴を有するように形成
    し、その穴のパイプ挿入部をソフトテープ側に位置させ
    て配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 ブッシュが、穴のパイプ保持部に収容保
    持した放熱パイプをパイプ挿入部から該パイプ挿入部の
    開放端とほゞ面一に露出させることを特徴とする請求項
    1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 ブッシュが、穴のパイプ挿入部に向かっ
    て漸降する傾斜面を有することを特徴とする請求項1記
    載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 ブッシュが、本体キャビネットの外箱に
    係着して位置決めをする爪部を有することを特徴とする
    請求項1記載の冷蔵庫。
JP7328895A 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫 Pending JPH08271128A (ja)

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JP7328895A JPH08271128A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫

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JP7328895A JPH08271128A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫

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JPH08271128A true JPH08271128A (ja) 1996-10-18

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ID=13513821

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JP7328895A Pending JPH08271128A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫

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JP (1) JPH08271128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008077763A1 (de) * 2006-12-22 2008-07-03 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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