JP2006010242A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】サクションパイプの配設位置規制ができていなかったため、サクションパイプ配設位置の作業ばらつき、および、内箱との距離が確保できず、確実な発汗対応ができていなかった。
【解決手段】サクションパイプ7にサクションパイプ固定部材8を取り付け、内箱2に固定することで、サクションパイプ7を適切な位置にバラツキなしに内箱2との所定距離を保って配設することができ、冷蔵庫1の外観表面に発汗することを確実に防止することができるものである。
【選択図】図1
【解決手段】サクションパイプ7にサクションパイプ固定部材8を取り付け、内箱2に固定することで、サクションパイプ7を適切な位置にバラツキなしに内箱2との所定距離を保って配設することができ、冷蔵庫1の外観表面に発汗することを確実に防止することができるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、内箱と外箱からなる箱体内に充填した断熱材内に埋設したサクションパイプの固定構造に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫はサクションパイプに保護チューブを取り付け、テープにより内箱に固定していた(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫のサクションパイプの固定構造を示す正面図である。図において、内箱101の断熱材側にサクションパイプ102を配設し、サクションパイプ102の一部に保護用の保護チューブ103を取付け、その後、保護チューブ固定用テープ104によりサクションパイプ102を固定し、その後、断熱材を充填発泡するものである。
特開平7−35461号公報
しかしながら、上記従来の構成では、サクションパイプ配設位置の作業がばらつくと共に、サクションパイプと内箱との距離を確実に確保することができず、冷蔵庫の外表面に発汗する場合があるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、サクションパイプと内箱との距離を保つと同時に、サクションパイプの配設位置の作業ばらつきを低減し、組立性に優れた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱の間に充填した断熱材と、前記断熱材充填前に予め最終配管形状に形成された状態で埋設したサクションパイプと、前記サクションパイプを固定するためのサクションパイプ固定部材を別部品として前記内箱に固定したものである。
これにより、配設位置の作業ばらつきを低減することができ、サクションパイプと内箱との所定距離を確実に確保することができる。
本発明の冷蔵庫は、サクションパイプと内箱との所定距離を確実に確保することで、冷蔵庫の外表面の発汗を防止することができる。また、サクションパイプの固定作業性を向上することができる。
請求項1に記載の発明は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱の間に充填した断熱材と、前記断熱材充填前に予め最終配管形状に形成された状態で埋設したサクションパイプと、前記サクションパイプを固定するためのサクションパイプ固定部材を別部品として前記内箱に固定したことにより、配設位置の作業ばらつきを低減することができ、サクションパイプと内箱との所定距離を確実に確保することで、冷蔵庫の外表面の発汗を防止することができる。また、サクションパイプの固定作業性を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱の間に充填した断熱材と、サクションパイプと冷却器とを一体に固定したプレートを内箱に設けた開口部に庫外側から挿入し、前記サクションパイプを固定するためのサクションパイプ固定部材を別部品として前記内箱に固定したことにより、冷却器も含めたサクションパイプの固定作業性を向上することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、サクションパイプ固定部材は内箱に設けた穴に挿入固定されることにより、サクションパイプを適正な位置に配置することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、サクションパイプ固定部材にシール用のヒレを設け、内箱に設けた穴に挿入固定されると、前記ヒレにより前記穴をシールし、断熱材充填時の漏れを防止することにより、内箱に設けた前記穴からの断熱材の漏れを防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫において、サクションパイプ固定部材の庫内側先端を変形可能な弾性形状としたことにより、作業性、確実性が向上する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、サクションパイプ固定部材の庫外側先端に支持部を有し、前記支持部はサクションパイプの外径よりも狭い開口部を備えた変形可能な弾性形状としたことにより、サクションパイプの保持をすばやく確実にすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、支持部の先端に開口部よりも幅広のガイド部を設けたことにより、サクションパイプの保持をさらにすばやく確実にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のサクションパイプ近傍の要部分解斜視図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の要部断面図である。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のサクションパイプ近傍の要部分解斜視図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の要部断面図である。
図において、冷蔵庫1は、内箱2と、外箱3と、内箱2と外箱3の間に充填した断熱材4とよりなり、冷却器5の出口と圧縮機6とをサクションパイプ7で接続されている。サクションパイプ7は断熱材4を充填発泡する前に、サクションパイプ固定部材8で内箱2に固定される。サクションパイプ固定部材8の庫内側(内箱側)先端には、変形可能な複数の円弧状の弾性形状の固定部9を有し、固定部9は内箱2に設けた穴10に挿入固定される。
サクションパイプ固定部材8の固定部9近傍にシール用のヒレ11を設け、内箱2に設けた穴10に挿入固定されると、ヒレ11により穴10をシールする。
また、サクションパイプ固定部材8の庫外側(外箱側)先端には、サクションパイプ7を支持する支持部12を有し、支持部12はサクションパイプ7の外径Bよりも狭い寸法Aの開口部13を備え、サクションパイプ7挿入時、変形可能な弾性材料からなる。
また、支持部12の先端には開口部13よりも幅広のガイド部14を一体に設けている。
上記構成により、サクションパイプ7は断熱材4を充填発泡する前に、サクションパイプ固定部材8で内箱2に固定されるので、配設位置の作業ばらつきを低減することができ、サクションパイプと内箱との所定距離を確実に確保することで、冷蔵庫の外表面の発汗を防止することができる。また、サクションパイプの固定作業性を向上することができる。
また、サクションパイプ固定部材8の庫内側(内箱側)先端には、変形可能な複数の円弧状の弾性形状の固定部9を有し、固定部9は内箱2に設けた穴10に挿入固定されるので、サクションパイプ7を適正な位置に確実に配置することができる。
また、サクションパイプ固定部材8の固定部9近傍にシール用のヒレ11を設け、内箱2に設けた穴10に挿入固定されると、ヒレ11により穴10をシールすることで、断熱材充填時の漏れを防止することができる。
また、サクションパイプ固定部材8の庫外側(外箱側)先端には、サクションパイプ7を支持する支持部12を有し、支持部12はサクションパイプ7の外径Bよりも狭い寸法Aの開口部13を備え、サクションパイプ7挿入時、変形可能な弾性材料からなるので、サクションパイプ7の保持をすばやく確実にすることができるとともにサクションパイプ7の抜けを防止することもできる。
また、支持部12の先端には開口部13よりも幅広のガイド部14を一体に設けているので、サクションパイプ7の保持をさらにすばやく確実にすることができる。
なお、図2において、冷却器5とサクションパイプ7をプレート15にあらかじめ組み込んでおき、内箱2に設けた開口部(図示せず)に庫外側から挿入し、その後、サクションパイプ7を固定するためのサクションパイプ固定部材8で内箱2にサクションパイプ7を固定してもよい。この場合、冷却器5も含めたサクションパイプ7の固定作業性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、サクションパイプと内箱との所定距離を確実に確保することで、冷蔵庫の外表面の発汗を防止することができるので、冷却貯蔵庫等の用途にも適用できる。
1 冷蔵庫
2 内箱
3 外箱
4 断熱材
5 冷却器
7 サクションパイプ
8 サクションパイプ固定部材
9 固定部
10 穴
11 ヒレ
12 支持部
13 開口部
14 ガイド部
15 プレート
2 内箱
3 外箱
4 断熱材
5 冷却器
7 サクションパイプ
8 サクションパイプ固定部材
9 固定部
10 穴
11 ヒレ
12 支持部
13 開口部
14 ガイド部
15 プレート
Claims (7)
- 外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱の間に充填した断熱材と、前記断熱材充填前に予め最終配管形状に形成された状態で埋設したサクションパイプと、前記サクションパイプを固定するためのサクションパイプ固定部材を別部品として前記内箱に固定したことを特徴とする冷蔵庫。
- 外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱の間に充填した断熱材と、サクションパイプと冷却器とを一体に固定したプレートを内箱に設けた開口部に庫外側から挿入し、前記サクションパイプを固定するためのサクションパイプ固定部材を別部品として前記内箱に固定したことを特徴とする冷蔵庫。
- サクションパイプ固定部材は内箱に設けた穴に挿入固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- サクションパイプ固定部材にシール用のヒレを設け、内箱に設けた穴に挿入固定されると、前記ヒレにより前記穴をシールし、断熱材充填時の漏れを防止することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- サクションパイプ固定部材の庫内側先端を変形可能な弾性形状としたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- サクションパイプ固定部材の庫外側先端に支持部を有し、前記支持部はサクションパイプの外径よりも狭い開口部を備えた変形可能な弾性形状としたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 支持部の先端に開口部よりも幅広のガイド部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189198A JP2006010242A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004189198A JP2006010242A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2004189198A Pending JP2006010242A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006010242A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008077763A1 (de) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät |
CN102798264A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-11-28 | 博西华家用电器有限公司 | 制冷器具 |
JP2016038146A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
WO2017022102A1 (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2019105444A (ja) * | 2019-04-08 | 2019-06-27 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2021050910A (ja) * | 2020-12-18 | 2021-04-01 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2004
- 2004-06-28 JP JP2004189198A patent/JP2006010242A/ja active Pending
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