JP4851279B2 - メータユニット用保温カバー - Google Patents
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Description
前記メータユニットは、寒冷地で使用したり冬季に温度が低下したりすると、メータやバルブ内の水が凍結し、この凍結によってクラックが入る等して破壊するおそれがある。このため、メータユニットには、これを保温する保温カバーを装着する必要性がある。
しかも、分割部材の下端面がベースの保持部に圧接されてカバー本体と保持部とのシール性が確保され、冷気がカバー本体の内部に流入することなく、保温機能が有効に発揮される。
メータユニット40は、左右両端に保持部41、42を立設した鋳鉄等金属からなる細長形状のベース43を備えている。保持部41、42には、水道使用量を計量するメータ44と、止水栓45および逆止弁46を、適宜の固定手段によって固定している。さらに、前記止水栓45には、これを操作する操作ハンドル48が設けられ、止水栓45は、L字形の接続配管49によって連結されている。メータ44は、保持部41、42間に位置している。
保温カバー50の分割部材51、51と、このカバー本体51とメータ部蓋52を突き合わせると、図のように、ベース43の左右両側面43c、43cと保持部41、42の左右両側面41a、42aとこの側面41a、42aと隣接する外側面41b、42bにカバー本体51の下端部内周面51cが密接し、ベース43表面に環状面からなる気密面40aが構成される。この気密面40aは、ベース43の底面43dを除く部分を包囲可能に設けている。
このことにより、分割部材51の内周面側部51dがベース43の左右両側面43c、43cと保持部41、42の左右両側面41a、42aに対して、また、分割部材51の内周面外側部51eが保持部41、42の外側面41b、42bに対してそれぞれ当接するとき、素材の弾発力によって圧接できるようにしている。
図1において、まず、図示しないパイプシャフトの床面Sに立設されたアンカーボルト56、56にベース43の切欠き43bを通して、ナット57によりメータユニット40を仮止めする。そして、メータ44をメータユニット40に取付け、止水栓45および逆止弁46も所定の配管にそれぞれ接続した後、ナット57をアンカーボルト56に締付けてメータユニット40を固定する。本例においては、メータユニット40を床面Sに直接載置した状態で固着しているが、メータユニット40は、床面Sから離した状態に固定することもできる。
これらにより、保温カバー50の装着時には広い設置スペースを必要とすることがなく、省スペース化を図りつつメータユニット40を狭所に設置でき、設置場所が制約されることがない。しかも、カバー本体51は、床面Sに当接させるまで投入することでメータユニット40に対して上下方向の位置合わせを行う必要がなく、簡単に所定の高さ位置にセットできる。
また、ベース43を直接、床面Sに載置して床置き設置することができることにより、メータユニット40のパイプシャフトへの取付けも容易となっている。
また、保持部41、42の全周に渡って気密面40aを形成した場合、この気密面40aによってメータユニット40と保温カバー50の全体に渡ってシールして外気を遮断することができる。これにより、保温カバー50内部が密封状態となり、保温性を飛躍的に向上させることができる。
いずれの構造においても、面状もしくは線状の気密面40aを構成して外気を遮断すればよく、この気密面40aは必ずしもベース43を完全に包囲せず、局部的な隙間が生じた場合でもその機能性を発揮して保温機能を保持することができる。これは、後述する他の実施例においても同様である。
また、カバー本体51がベース43の気密面40aに密接してシール性が確保されるため従来例の取付け部挿通孔14を設ける必要がなくなり、外気が内部に浸入するのを防いでメータユニット40の保温性を向上することができる。
図4、図5においては、本発明におけるメータユニット用保温カバーの第2実施形態を示している。保温カバー60は、第1実施形態と同様に、カバー本体(分割部材)61の内周面側部61bと内周面外側部61cからなる下端部内周面61aが、ベース43の左右両側面43c、43cと保持部41、42の左右両側面41a、42a及び外側面41b、42bに密接して気密面40aを構成可能に設けている。この実施形態においては、上記の実施形態に対して、更に、カバー本体61、61にメータ44の下方を覆う下方被覆部61dを設けたものである。
第1または、第2の実施形態では、保持部41、42に、メータ44や止水栓45、逆止弁46を固定するための固定手段を設けるために、貫通穴41c、42c(図3参照)を形成しているが、この第3実施形態では、図示しないが、保持部にメータ等のフランジ部位を載置可能な載置部を形成し、この載置部にメータのフランジ部位を載置した状態で上方からボルト止めで固定するような固定手段としている。
このように、下端部71aは、ベース上面43e側を挟持して保温機能を発揮するばかりでなく、メータユニット40に対する保温カバー70の装着時・装着後の位置ずれを回避できるようにしている。
次に、図1におけるメータユニット40(呼び径20mm)に保温カバー50を装着し、流路内に水を満たし、これを恒温槽内に収納し、−20℃に冷却後、保温カバー50によるメータユニット40の保温性能を確認する実験を行なった。これを図10において、実施例として示している。この温度測定は、熱電対をメータ側面に貼り付けて記録した。また、保温性能を正確に測定するため、メータ等には熱線(コイルヒータ)を装着しないようにした。
実験の結果、図10に示すように、実施例は、比較例1と同等の保温効果が得られることが分かった。従って、本発明におけるメータユニット用保温カバーは、ベース43の底面43dを被覆しなくても、ベース43と保温カバー50とのシール性を確保すれば、保温効果の低下を回避できることが明らかになった。
40a、40b 気密面
41、42 保持部
41a、42a 側面
41b、42b 外側面
43 ベース
43c 側面
43d 底面
44 メータ
45 止水栓
46 逆止弁
50、70 保温カバー
51、71 カバー本体(分割部材)
51c 下端部内周面
51d 内周面側部
51e 内周面外側部
52 メータ部蓋
61d 下方被覆部
71a 下端部
L1 距離
L2 長さ
M1 距離
M2 幅
Claims (5)
- 両端部に保持部を立設したベースを有し、前記保持部に水道使用量を計量するメータと止水栓および逆止弁を取付けたメータユニットを包囲して保温するメータユニット用保温カバーであって、左右一対の分割部材を突き合わせて構成され、少なくとも前記メータユニットの主要部分を包囲して保温するカバー本体と、前記メータを覆うメータ部蓋とを有し、前記カバー本体の前記一対の分割部材を突き合わせる際、前記ベースの左右両側面と前記保持部の左右両側面とこの側面と隣接する外側面が、少なくとも前記カバー本体の下端部内周面と密接して前記ベースの表面に気密面を構成し、この気密面により前記ベースの底面を除く部分を包囲したことを特徴とするメータユニット用保温カバー。
- 前記ベースと分割部材が密接する際に、前記ベースの左右両側面と前記保持部の左右両側面の側に前記下端部内周面の内周面側部、前記保持部の外側面の側に前記下端部内周面の内周面外側部が配設され、前記内周面側部間の距離は、前記ベースと保持部の左右両側面間の幅より小さく設定され、前記内周面外側部間の距離は、前記保持部の両外側面間の長さよりも小さく設定されて、前記内周面側部が前記ベースと保持部の左右両側面、前記内周面外側部が前記保持部の外側面に対して、それぞれ素材の弾発力によって圧接された請求項1記載のメータユニット用保温カバー。
- 前記一対の分割部材は、前記メータの下方を覆う下方被覆部を備えた請求項1または2に記載のメータユニット用保温カバー。
- 両端部に保持部を立設したベースを有し、前記保持部に水道使用量を計量するメータと止水栓および逆止弁を取付けたメータユニットを包囲して保温するメータユニット用保温カバーであって、左右一対の分割部材を突き合わせて構成され、少なくとも前記メータユニットの主要部分を包囲して保温するカバー本体と、前記メータを覆うメータ部蓋とを有し、前記カバー本体の前記一対の分割部材を突き合わせる際、前記分割部材の下端部が前記ベースの上面側にそれぞれ密接して前記ベースの表面に気密面を構成し、前記ベースの底面を除く部分を包囲したことを特徴とするメータユニット用保温カバー。
- 前記一対の分割部材下端部の一部は、前記ベースの保持部の両側面と外側面に密接させた請求項4項に記載のメータユニット用保温カバー。
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