JP2019212751A - 抵抗素子収納用ケース及び抵抗器 - Google Patents

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大宇 川崎
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Nobuyuki Fujita
暢之 藤田
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【課題】抵抗器から引き出したリード線の取りまとめを、低コストで容易に行うことができ、また抵抗器から引き出したリード線が絡み合いにくくて取り扱い作業性を向上させることができる抵抗素子収納用ケース及び抵抗器を提供する。【解決手段】抵抗素子50を収納する収納部11を有する抵抗素子収納用ケース10である。収納部11とは別に、貫通孔からなる保持部25を抵抗素子収納用ケース10に形成する。保持部25は、抵抗素子収納用ケース10の長手方向に沿って形成される。保持部25は、収納部11に収納された抵抗素子50に接続されて抵抗素子収納用ケース10から外部に引き出されたリード線100を折り返して挿入し保持する。【選択図】図3

Description

本発明は、給湯器の凍結防止ヒータ用の抵抗器などとして用いて好適な抵抗素子収納用ケース及び抵抗器に関するものである。
従来、例えば給湯器の通水パイプの凍結防止のため、前記通水パイプにヒータ用の抵抗器を取り付ける場合がある。即ち、給湯器の通水パイプに前記抵抗器を取り付けておき、外気温度或いは通水パイプの温度が所定値以下になったときに前記抵抗器に通電して発熱させ、通水パイプ内の水の凍結を防止する。この種の抵抗器は、例えば図11に示すように、複数(図では3個)の抵抗器301をリード線330で直列に接続して構成されている。ここで、各抵抗器301は、セラミックケース303内に図示しない抵抗素子(固定抵抗器)を収納し、抵抗素子の両端に接続された一対のリード線330をセラミックケース303の両端から外部に引き出し、さらに抵抗素子を収納したセラミックケース303の収納部に充填材305を充填して構成されている。そして隣接する抵抗器301間は、前記リード線330によって直列に接続されている。また先端(図11に向かって左端)の抵抗器301の先端から突出する側の長尺なリード線330は折り返され、各抵抗器301間を接続するリード線330に沿うように配置されている。そして、折り返されたリード線330は、各抵抗器301の間において、各抵抗器301間を連結するリード線330と結束バンド350によって連結され、これによって折り返されたリード線330がばらけないように取りまとめている。このように結束バンド350を用いてリード線330がばらけないように取りまとめるのは、各抵抗器301を通水パイプに取り付ける際に、折り返した長尺のリード線330が絡み付いて作業の障害にならないようにするためであり、また通水パイプに各抵抗器301を取り付けた後に、前記折り返した長尺のリード線330を別途固定する作業負担をなくすためでもある。
実開平7−29804号公報
しかしながら、結束バンド350を用いてリード線330を結束する構成にすると、以下のような問題があった。
(1)結束バンド350を用いるため、その分のコストがかかる。
(2)結束バンド350によってリード線330を結束するための工程が必要になる。
(3)結束バンド350によって結束された一式の抵抗器301群は、例えばリード線330を屈曲させるなどして収納箱に収納され、使用時にこの収納箱から取り出されて展開されるが、この取り出しの際に、前記結束バンド350がリード線330などに当接することで絡み合い、リード線330の展開作業を阻害する虞がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、抵抗器から引き出したリード線の取りまとめを、低コストで容易に行うことができ、また抵抗器から引き出したリード線が絡み合いにくくて取り扱い作業性を向上させることができる抵抗素子収納用ケース及び抵抗器を提供することにある。
本発明は、抵抗素子を収納する収納部を有する抵抗素子収納用ケースにおいて、当該抵抗素子収納用ケースに、リード線を挿入して保持する貫通孔からなる保持部を形成したことを特徴としている。
抵抗素子収納用ケースに保持部を設けるという簡単な構成で、リード線を容易且つ確実に保持することができる。従って、例えばこの抵抗素子収納用ケースの収納部に収納した抵抗素子に接続されて当該抵抗素子収納用ケースの外部に引き出されるリード線(または当該リード線に直接または間接に接続された他のリード線)を保持するような構成とすれば、結束バンドなどを用いなくても、低コストに前記リード線を抵抗素子収納用ケース自体に容易に保持して取りまとめることができる。
また結束バンドなどを用いなくても、抵抗素子収納用ケース自体にリード線を保持させることができるので、当該リード線が絡み合いにくくなり、取り扱い作業性を向上させることができる。
また保持部を貫通孔によって構成したので、例えばこれを溝によって構成した場合に比べ、リード線をより確実に抵抗素子収納用ケースに保持することができる。即ち、保持部を溝とした場合は、少しの寸法誤差で保持がゆるくなって外れてしまったり、逆に挿入がきつくなって保持しにくくなったりする虞があるが、貫通孔とすれば、貫通孔の内径寸法をリード線の外径寸法に対して多少ゆるい寸法としていても、保持が外れることはなく、確実にリード線を保持することができる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記保持部となる貫通孔は、当該抵抗素子収納用ケースの長手方向に沿って形成されていることを特徴としている。
これによって、リード線を、抵抗素子収納用ケースの長手方向に沿わせるように保持することができる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記抵抗素子を挿入する前記収納部の開口部側から投影した際に、当該収納部に収納される抵抗素子の両端を結ぶ中心線と、前記保持部の両端を結ぶ中心線は、互いに交差しない位置にあることを特徴としている。
これによって、抵抗素子収納用ケースの高さ寸法を低くすることができ、この抵抗素子収納用ケースを取り付ける機器の小型化を図ることができる。
また例えばこの抵抗素子収納用ケースによって構成される抵抗器がヒータとして用いられ、通水パイプなどの被加熱体に対する設置面を抵抗素子収納用ケースの底面とした場合、抵抗素子収納用ケースの高さを低くできることで底面を囲む外周側面の面積を小さくすることができ、その分、空中に放出される熱量を少なくでき、伝熱効率を向上させることができる。また抵抗素子収納用ケースの高さを低くできることで、抵抗器を狭いスペースに挿入して設置するような場合であっても、これを容易に行うことができる。
また本発明は、上記抵抗素子収納用ケースの収納部内に、抵抗素子が収納されると共にこの収納部が充填材で充填され、且つ前記抵抗素子の両端に接続された一対のリード線が前記抵抗素子収納用ケースの両端から突出し、さらに前記一対のリード線の内、一方のリード線が前記抵抗素子収納用ケースから外部に引き出された部分で折り返されて前記保持部に挿入して保持され、これによって一対のリード線の突出方向を同一方向としたことを特徴とする抵抗器にある。
収納部から外部に引き出して折り返したリード線を容易且つ確実に抵抗素子収納用ケースに保持して取りまとめることができる。従って、この抵抗器を機器に取り付ける際、リード線が絡み合いにくくなり、その取付作業を容易且つ確実に行うことが可能となる。
本発明によれば、抵抗器から引き出したリード線の取りまとめを、低コストで容易に行うことができ、また抵抗器から引き出したリード線が絡み合いにくくて取り扱い作業性を向上させることができる。
複数の抵抗器1(但し、封止部材85の記載を省略)をリード線100によって連結した状態を示す斜視図である。 抵抗器1の拡大斜視図である。 抵抗器1から充填剤80と封止部材85の記載を省略した拡大斜視図である。 抵抗器1の分解斜視図である。 抵抗素子収納用ケース10を異なる方向から見た斜視図である。 図5(a)のB−B断面図である。 図5(a)のC−C断面図である。 図5(a)のD−D断面図である。 図2のA−A断面図である。 図3に示す抵抗器1の平面図である。 複数の従来の抵抗器301をリード線330によって連結した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る抵抗器1をリード線100によって複数個連結した状態を示す斜視図、図2は1つの抵抗器1(図1の最も右側の抵抗器1)の拡大斜視図、図3は図2に示す抵抗器1から充填剤80と封止部材85の記載を省略した拡大斜視図、図4は図2に示す抵抗器1の分解斜視図である。これらの図に示すように、抵抗器1は、抵抗素子収納用ケース10に設けた収納部11内に抵抗素子50を収納した上で、この収納部11内に充填材80を充填固化し、さらに抵抗素子収納用ケース10の左右両端面10e,10fに封止部材85を塗布して構成されている。なお以下の説明において、「上」とは収納部11の内部からその開口部13を向く方向をいい、「下」とはその反対方向をいうものとする。
ここで図5(a)〜(d)は、それぞれ抵抗素子収納用ケース(以下単に「ケース」という)10を異なる方向から見た斜斜視図である。また図6は、図5(a)のB−B断面図(横断面図)、図7は図5(a)のC−C断面図(縦断面図)、図8は図5(a)のD−D断面図(縦断面図)である。これらの図に示すように、ケース10は、四角柱状のセラミックス製であって、その天面10aに略矩形凹状の収納部11を設け、またケース10中の収納部11の下部側方位置にケース10の左右両端面10e,10f間を貫通する保持部25を設けて構成されている。ケース10の底面10cはこの抵抗器1によって加熱される図示しない被加熱体を当接する被装着面となっている。
収納部11は、抵抗素子50を収納できる寸法形状に形成されており、図6に示すように横断面が略矩形状である。ケース10の左右両端面10e,10fには、その上辺から切り欠かれるように、凹状(略U字状)のリード線挿入部15,17が設けられている。リード線挿入部15,17は、収納部11に連通している。リード線挿入部15,17の幅寸法は、下記するリード線100の外径寸法よりも少し小さい寸法に形成されている。また図5〜図7に示すように、収納部11の内部の両端側には、略矩形状の抵抗素子位置決め部19,21が底面から突出するように設けられている。両抵抗素子位置決め部19,21は、収納部11の一方の側面11a側に設けられ、その高さは少なくとも開口部13よりも低い位置に位置している。また抵抗素子位置決め部19,21の対向面間の離間距離L1は、抵抗素子50の長手方向の長さ寸法よりも少し大きい寸法に形成されている。一方前記一対のリード線挿入部15,17は、その一方の内側面15a,17aが、収納部11内の対向する左右両側面11a,11bの内の前記一対の抵抗素子位置決め部19,21を設けた反対側の側面11bに一致するように形成されている。
保持部25は、図6,図8に示すように円形の貫通孔であって、リード線100の直径よりも少し大きい内径寸法に形成されている。保持部25の一方の端面10f側の開口部分(下記するリード線100の先端部分を挿入する側の開口部分)は、外方に向かって円錐状に広がるリード線挿入口(拡径部)25aとなっている。保持部25となる貫通孔は、ケース10の長手方向に沿って形成されている。また保持部25は、ケース10中の収納部11の側部であって、その上部が収納部11の底面よりも上方に位置するように配置されており、これによって、ケース10の高さ寸法が低くなるように構成されている(言い換えれば、保持部25を設けることでケース10の高さが高くならないように構成されている)。このようにケース10の高さを低くするためには、図10に示すように、収納部11の開口部13側から投影した際に、収納部11に収納される抵抗素子50の両端を結ぶ中心線K1と、保持部25の両端を結ぶ中心線K2が、互いに交差しない位置にあるようにすればよい。さらにこの例の場合、図6に示すように、保持部25は、収納部11の開口部13側から投影した際に、その全体が当該収納部11と互いに重ならない位置に設けられているので、保持部25は図示の位置よりさらに上方(例えば収納部11の真横位置)に設けることもでき、さらにケース10の厚みの薄型化を図ることもできる。これによって、このケース10を取り付ける機器の小型化を図ることもできる。なお、ケース10の高さ(厚み)寸法を考慮する必要がなければ、保持部25を収納部11の真下(収納部11の開口部13側から投影した際に、抵抗素子50の両端を結ぶ中心線K1と、保持部25の両端を結ぶ中心線K2が交差する位置)に設けても良い。
抵抗素子(固定抵抗器)50は円柱状の絶縁棒の外周に抵抗線を巻き付け、その両端に金属製のキャップ51,51を被せ、その際、リード線100,100から引き出した電線101,101をキャップ51,51に挟み込み、この状態でキャップ51,51の外周側面をかしめて構成されている。なおこの例では、抵抗素子50は複数個(図では3個)、複数本のリード線100によって、直列に接続されている。なお抵抗素子50の構造がこの実施形態の構造に限定されないことは言うまでもない。
そして抵抗器1を製造するには、まずケース10の開口部13から収納部11内に抵抗素子50を収納し、その際、抵抗素子50の両端に接続された一対のリード線100,100をそれぞれケース10の各リード線挿入部15,17に圧入する。このとき、抵抗素子50は、図3,図10に示すように、ケース10に設けた一対の抵抗素子位置決め部19,21の間に挿入され位置決めされる。
次に、図1,図2に示すように、抵抗素子50を収納した収納部11内に充填材80を充填して抵抗素子50を密封し固化する。充填材80としては、例えば耐熱シリコンセメントなどの絶縁材料を用いる。
次に、図1に示すように、リード線100によって連結された複数(3個)のケース10の内の一端側(図1の右端側)に位置するケース10から突出する一方の長尺のリード線100を、当該ケース10から外部に引き出した部分で180°折り返し、その先端部分を当該ケース10の保持部25に挿入・貫通して保持し、さらに連続する他の2つのケース10の保持部25にも、順番に前記リード線100の先端部分を挿入・貫通する。リード線100の先端部分を挿入する保持部25のリード線挿入口25aは、円錐状に広がる形状なので、リード線100の先端部分の挿入は容易に行える。これによって、各ケース10を連結した側のリード線100と、折り返して各ケース10の保持部25に挿入・保持された側のリード線100は、接近した位置で各ケース10の長手方向に沿うように(平行に)配置され、これら一対のリード線100,100の両先端部分の突出方向は同一方向となる。このように、ケース10に保持部25を設けるという簡単な構成で、結束バンドなどの他の部材を用いることなく、外部に引き出されているリード線100を容易且つ確実に保持することができる。また結束バンドなどを用いなくてもよいので、リード線100が絡み合いにくくなり、取り扱い作業性を向上させることもできる。また保持部25を貫通孔によって構成したので、例えばこれを溝によって構成した場合に比べ、リード線100をより確実にケース10に保持することができる。即ち、保持部25を溝とした場合は、少しの寸法誤差で保持がゆるくなって外れてしまったり、逆に挿入がきつくなって保持しにくくなったりする虞があるが、貫通孔とすれば、貫通孔の内径寸法をリード線100の外径寸法に対して多少ゆるい寸法としていても、リード線100がケース10から外れることはなく、確実にリード線100を保持することができる。
なお、保持部25両端の開口部分の内、リード線100の先端部分を挿入する側の開口部分にだけ、外方に向かって内径を広げるリード線挿入口25aを形成したのは、もしも保持部25の両端の開口部分の内径を何れも外方に向かって広げる形状に形成すると、ケース10を成形する際に使用する成形金型の構造が複雑になって、製造コストがかさんでしまうからである。そこで、リード線100の先端部分をスムーズに挿入するために内径を広げることが必要とされる側にだけ、上記リード線挿入口25aを形成したのである。なおもちろん、場合によっては、保持部25の両端の開口部分の内径を何れも外方に向けて広げる形状としてもよい。
次に、図2に示すように、各ケース10の両端面10e,10fの、それぞれリード線挿入部15,17からリード線100をケース10の外部に引き出す部分と、保持部25からリード線100をケース10の外部に引き出す部分とに、防水用の封止部材85を塗布する。封止部材85としては、例えばシリコン樹脂(シリコンゴム)を用いる。保持部25側に塗布する封止部材85は、リード線100を固定するために塗布する。これによって、リード線100の周囲を伝ってケース10内へ浸入しようとする液体を確実に封止できると同時に、保持部25に挿入したリード線100をケース10に固定することができる。リード線挿入部15,17と、保持部25の両端部分の位置は接近しているので、両者に対する封止部材85の塗布は、一度の操作で容易に行うことができる。これによって抵抗器1が完成する。なお上記組立手順はその一例であり、他の各種異なる組立手順を用いて組み立てても良いことはいうまでもない。
以上のようにして組み立てられた抵抗器1は、例えば給湯器用の熱交換器の通水パイプの外周面に、その底面(被装着面)10cを当接するように装着し、図示しない固定金具などを用いて取り付けられる。このとき当該抵抗器1は、狭い隙間を通して通水パイプに装着させる場合があるが、そのような場合でも、折り返した長尺のリード線100は、ケース10の保持部25内に確実に挿入され保持されているので、抵抗器1の前記長尺のリード線100を折り返した側を先端側として通水パイプの狭い隙間に挿入して行くことで、長尺のリード線100がその周囲の部材に干渉することなく、スムーズにその取付位置まで移動できる。また上述のように、保持部25の上部を収納部11の底面よりも上方に位置するように構成することで、ケース10の高さ寸法を低く形成しているので、前記狭いスペースへの抵抗器1の挿入をより容易としている。これらのことから通水パイプへの抵抗器1の取付作業をスムーズに行うことができる。また抵抗器1の両端から引き出される一対のリード線100を容易に同一方向に揃えて引き出すことができるので、これら一対のリード線100の通電用の電源への接続を容易に行うことができる。
そしてリード線100の両端部間に通電を行えば、各抵抗素子50が加熱され、その熱がケース10の底面10cを介して通水パイプに伝熱され、通水パイプの凍結を防止する。このとき、ケース10の高さを低くしているので、底面10cを囲む外周側面の面積を小さくすることができ、その分、空中に放出される熱量を少なくでき、伝熱効率を向上させることができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、本発明に係る抵抗器は、ヒータ用の抵抗器に限定されず、ヒータ用以外の各種用途に用いる抵抗器に適用しても良い。また上記例では、保持部となる貫通孔を、ケースの長手方向に沿って形成したが、場合によってはケースの長手方向に沿わない構成としても良い。また上記例では、抵抗器を複数個リード線によって直列に接続したが、1個の抵抗器に対して本発明を適用しても良い。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 抵抗器
10 ケース(抵抗素子収納用ケース)
11 収納部
13 開口部
25 保持部
50 抵抗素子
80 充填材
100 リード線
K1 抵抗素子の両端を結ぶ中心線
K2 保持部の両端を結ぶ中心線

Claims (4)

  1. 抵抗素子を収納する収納部を有する抵抗素子収納用ケースにおいて、
    当該抵抗素子収納用ケースに、リード線を挿入して保持する貫通孔からなる保持部を形成したことを特徴とする抵抗素子収納用ケース。
  2. 請求項1に記載の抵抗素子収納用ケースであって、
    前記保持部となる貫通孔は、当該抵抗素子収納用ケースの長手方向に沿って形成されていることを特徴とする抵抗素子収納用ケース。
  3. 請求項1又は2に記載の抵抗素子収納用ケースであって、
    前記抵抗素子を挿入する前記収納部の開口部側から投影した際に、当該収納部に収納される抵抗素子の両端を結ぶ中心線と、前記保持部の両端を結ぶ中心線は、互いに交差しない位置にあることを特徴とする抵抗素子収納用ケース。
  4. 請求項1乃至3の内の何れかに記載の抵抗素子収納用ケースの収納部内に、抵抗素子が収納されると共にこの収納部が充填材で充填され、且つ前記抵抗素子の両端に接続された一対のリード線が前記抵抗素子収納用ケースの両端から突出し、さらに前記一対のリード線の内、一方のリード線が前記抵抗素子収納用ケースから外部に引き出された部分で折り返されて前記保持部に挿入して保持され、これによって一対のリード線の突出方向を同一方向としたことを特徴とする抵抗器。
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