JPH0827066B2 - 給湯器 - Google Patents
給湯器Info
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- JPH0827066B2 JPH0827066B2 JP4225084A JP22508492A JPH0827066B2 JP H0827066 B2 JPH0827066 B2 JP H0827066B2 JP 4225084 A JP4225084 A JP 4225084A JP 22508492 A JP22508492 A JP 22508492A JP H0827066 B2 JPH0827066 B2 JP H0827066B2
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 120
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 239000008236 heating water Substances 0.000 claims description 2
- 241000272525 Anas platyrhynchos Species 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 4
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィ−ドフォワ−ド制
御及びフィ−ドバック制御を用いて設定温度の湯水を得
る給湯器に関する。
御及びフィ−ドバック制御を用いて設定温度の湯水を得
る給湯器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、設定温度と入水温との偏差に基づ
いて燃料の供給量を自動調節するフィ−ドフォワ−ド制
御、あるいは出湯温に基づいて燃料の供給量を自動調節
するフィ−ドバック制御を用いた給湯器の例として、特
開平１−１１８０７０号がある。
いて燃料の供給量を自動調節するフィ−ドフォワ−ド制
御、あるいは出湯温に基づいて燃料の供給量を自動調節
するフィ−ドバック制御を用いた給湯器の例として、特
開平１−１１８０７０号がある。
【０００３】該例においては、出湯温と設定温度との偏
差が所定温度差となるまでフィ−ドフォワ−ド制御を行
い、所定温度差となった時にフィ−ドバック制御を行
い、設定温度の湯水を得るものであった。該例を図５を
用いて説明する。図５において、縦軸は出湯温Ｔであ
り、ＴC は入水温で、ＴS は設定温度であり、（ＴS −
Ｘ3 ）は設定温度ＴS より一定温度Ｘ3 低い温度であ
る。横軸は時間ｔであり、時間ｔ1 において燃焼が始ま
ると共にフィ−ドフォワ−ド制御が開始され、時間ｔ2
において出湯温が（ＴS −Ｘ3 ）となればフィ−ドフォ
ワ−ド制御を終了してフィ−ドバック制御を開始し、出
湯温ＴがＴS となるようにフィ−ドバック制御を継続さ
せていた。
差が所定温度差となるまでフィ−ドフォワ−ド制御を行
い、所定温度差となった時にフィ−ドバック制御を行
い、設定温度の湯水を得るものであった。該例を図５を
用いて説明する。図５において、縦軸は出湯温Ｔであ
り、ＴC は入水温で、ＴS は設定温度であり、（ＴS −
Ｘ3 ）は設定温度ＴS より一定温度Ｘ3 低い温度であ
る。横軸は時間ｔであり、時間ｔ1 において燃焼が始ま
ると共にフィ−ドフォワ−ド制御が開始され、時間ｔ2
において出湯温が（ＴS −Ｘ3 ）となればフィ−ドフォ
ワ−ド制御を終了してフィ−ドバック制御を開始し、出
湯温ＴがＴS となるようにフィ−ドバック制御を継続さ
せていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、フィ−ドフォワ−ド制御を終了させる時の
出湯温は（ＴS −Ｘ3 ）で一定であり、入水量の大小は
考慮に入れていないため、フィ−ドフォワ−ド制御終了
後のフィ−ドバック制御移行時の過渡期において、出湯
温Ｔが設定温度ＴS より大となるオ−バ−シュ−トある
いは出湯温Ｔが設定温度ＴS より小となるアンダ−シュ
−トが発生し、設定温度ＴS を得るのに要する時間が長
くなり、出湯特性が悪化する問題点を有していた。
従来例では、フィ−ドフォワ−ド制御を終了させる時の
出湯温は（ＴS −Ｘ3 ）で一定であり、入水量の大小は
考慮に入れていないため、フィ−ドフォワ−ド制御終了
後のフィ−ドバック制御移行時の過渡期において、出湯
温Ｔが設定温度ＴS より大となるオ−バ−シュ−トある
いは出湯温Ｔが設定温度ＴS より小となるアンダ−シュ
−トが発生し、設定温度ＴS を得るのに要する時間が長
くなり、出湯特性が悪化する問題点を有していた。
【０００５】そこで、本発明においては、フィ−ドフォ
ワ−ド制御を終了させる出湯温を入水量により可変さ
せ、アンダ−シュ−ト及びオ−バ−シュ−トを低下させ
て出湯特性を向上させ、設定温度を得るのに要する時間
を短くし、使用者の利便性を向上させることを目的とす
る。
ワ−ド制御を終了させる出湯温を入水量により可変さ
せ、アンダ−シュ−ト及びオ−バ−シュ−トを低下させ
て出湯特性を向上させ、設定温度を得るのに要する時間
を短くし、使用者の利便性を向上させることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、バ−ナと、内部を通過する水を該バ−ナに
より加熱する熱交換器と、該熱交換器の上流に設けら
れ、前記熱交換器へ流入する水の入水温を検知する入水
温検知手段と、前記熱交換器から流出する水の出湯温を
検知する出湯温検知手段と、前記出湯温を所望の設定温
度に設定する温度設定手段と、前記熱交換器へ流入する
入水量を検知する入水量検知手段と、前記バ−ナへの燃
料の供給量を調節する燃料供給量制御手段と、設定温度
と入水温との偏差に基づいて燃焼能力を演算して、該燃
焼能力に応じて燃料の供給量を自動調節するフィ−ドフ
ォワ−ド制御中に、出湯温と設定温度との偏差が入水量
に比例した所定温度差となった時、出湯温に基づいて燃
焼能力を演算して、該燃焼能力に応じて燃料の供給量を
自動調節するフィ−ドバック制御に切替える制御手段と
を備えたことを第１の特徴とし、フィ−ドフォワ−ド制
御中に出湯温と設定温度との偏差が入水量に比例した所
定温度差となった時、フィ−ドフォワ−ド制御及びフィ
−ドバック制御に切替える制御手段とを備えたことを第
２の特徴としている。
するために、バ−ナと、内部を通過する水を該バ−ナに
より加熱する熱交換器と、該熱交換器の上流に設けら
れ、前記熱交換器へ流入する水の入水温を検知する入水
温検知手段と、前記熱交換器から流出する水の出湯温を
検知する出湯温検知手段と、前記出湯温を所望の設定温
度に設定する温度設定手段と、前記熱交換器へ流入する
入水量を検知する入水量検知手段と、前記バ−ナへの燃
料の供給量を調節する燃料供給量制御手段と、設定温度
と入水温との偏差に基づいて燃焼能力を演算して、該燃
焼能力に応じて燃料の供給量を自動調節するフィ−ドフ
ォワ−ド制御中に、出湯温と設定温度との偏差が入水量
に比例した所定温度差となった時、出湯温に基づいて燃
焼能力を演算して、該燃焼能力に応じて燃料の供給量を
自動調節するフィ−ドバック制御に切替える制御手段と
を備えたことを第１の特徴とし、フィ−ドフォワ−ド制
御中に出湯温と設定温度との偏差が入水量に比例した所
定温度差となった時、フィ−ドフォワ−ド制御及びフィ
−ドバック制御に切替える制御手段とを備えたことを第
２の特徴としている。
【０００７】
【作用】本発明では、フィ−ドフォワ−ド制御中に出湯
温と設定温度との偏差が入水量に比例した温度差となっ
た時、フィ−ドフォワ−ド制御からフィ−ドバック制御
に切替える、あるいはフィ−ドフォワ−ド制御からフィ
−ドフォワ−ド制御及びフィ−ドバック制御に切替える
構成としたので、アンダ−シュ−ト及びオ−バ−シュ−
トを低下させて出湯特性が向上し、設定温度を得るのに
要する時間を短縮できる。
温と設定温度との偏差が入水量に比例した温度差となっ
た時、フィ−ドフォワ−ド制御からフィ−ドバック制御
に切替える、あるいはフィ−ドフォワ−ド制御からフィ
−ドフォワ−ド制御及びフィ−ドバック制御に切替える
構成としたので、アンダ−シュ−ト及びオ−バ−シュ−
トを低下させて出湯特性が向上し、設定温度を得るのに
要する時間を短縮できる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の給湯器の構成図である。１は
給湯器であり、２は市水からの入水を挿通して出湯させ
る主水路である。主水路２には、上流側より、入水温度
を検知する入水サ−ミスタ３、入水流量を検知する水量
センサ４、入水を加熱する熱交換器５、出湯温度を検知
する出湯サ−ミスタ６がそれぞれ順に配されている。
給湯器であり、２は市水からの入水を挿通して出湯させ
る主水路である。主水路２には、上流側より、入水温度
を検知する入水サ−ミスタ３、入水流量を検知する水量
センサ４、入水を加熱する熱交換器５、出湯温度を検知
する出湯サ−ミスタ６がそれぞれ順に配されている。
【０００９】熱交換器５はバ−ナ７によって加熱され、
バ−ナ７へのガス量は比例弁８により制御されている。
９は前述の比例弁８を制御するコントロ−ラであり、コ
ントロ−ラ９内には設定温度と入水温によりガス量を制
御するフィ−ドフォワ−ド制御部１０と、出湯温度と設
定温度によりガス量を制御するフィ−ドバック制御部１
１とを備えている。尚、前述の水量センサ４の検出値及
び入水サ−ミスタ３の検出値及び出湯サ−ミスタ６の検
出値はコントロ−ラ９に送られており、フィ−ドフォワ
−ド制御及びフィ−ドバック制御に該検出値は利用され
ている。
バ−ナ７へのガス量は比例弁８により制御されている。
９は前述の比例弁８を制御するコントロ−ラであり、コ
ントロ−ラ９内には設定温度と入水温によりガス量を制
御するフィ−ドフォワ−ド制御部１０と、出湯温度と設
定温度によりガス量を制御するフィ−ドバック制御部１
１とを備えている。尚、前述の水量センサ４の検出値及
び入水サ−ミスタ３の検出値及び出湯サ−ミスタ６の検
出値はコントロ−ラ９に送られており、フィ−ドフォワ
−ド制御及びフィ−ドバック制御に該検出値は利用され
ている。
【００１０】１２は給湯器１の運転を行わせる為のリモ
コンであり、運転スイッチ１３と設定温度調節器１４と
を備えている。つまり、運転スイッチ１３をＯＮし、図
示しない給湯栓を開くとバ−ナ７により入水が加熱さ
れ、設定温度調節器１４に設定された温度まで入水を加
熱させるのである。
コンであり、運転スイッチ１３と設定温度調節器１４と
を備えている。つまり、運転スイッチ１３をＯＮし、図
示しない給湯栓を開くとバ−ナ７により入水が加熱さ
れ、設定温度調節器１４に設定された温度まで入水を加
熱させるのである。
【００１１】図２は本発明の制御の内容を示すシ−ケン
ス図である。運転スイッチ１３をＯＮとすると（Ｓ１）
出湯動作がスタ−トし、比例弁８をＯＮとして（Ｓ２）
ガス量の制御は開始され、フィ−ドフォワ−ド制御が開
始される（Ｓ３）。ここでフィ−ドフォワ−ド制御と
は、設定温度と入水温度の検出値により比例弁の開度を
可変し、ガス量を制御することである。
ス図である。運転スイッチ１３をＯＮとすると（Ｓ１）
出湯動作がスタ−トし、比例弁８をＯＮとして（Ｓ２）
ガス量の制御は開始され、フィ−ドフォワ−ド制御が開
始される（Ｓ３）。ここでフィ−ドフォワ−ド制御と
は、設定温度と入水温度の検出値により比例弁の開度を
可変し、ガス量を制御することである。
【００１２】ステップ４においては、入水流量により決
定される温度であるＸをＸ＝ａ×入水流量＋ｂ（ａ，ｂ
は定数）より演算し、ステップ５で出湯温Ｔが（Ｔｓ−
Ｘ）以上か否かを判定する。ここでＴｓは設定温度調節
器１４にて設定された設定温度であり、入水流量が大流
量であればＸの値は大となり、（Ｔｓ−Ｘ）は小とな
る。出湯温Ｔが（Ｔｓ−Ｘ）となれば、ステップ６に
て、フィードフォワード制御を終了してフィードバック
制御をスタ−トさせる。
定される温度であるＸをＸ＝ａ×入水流量＋ｂ（ａ，ｂ
は定数）より演算し、ステップ５で出湯温Ｔが（Ｔｓ−
Ｘ）以上か否かを判定する。ここでＴｓは設定温度調節
器１４にて設定された設定温度であり、入水流量が大流
量であればＸの値は大となり、（Ｔｓ−Ｘ）は小とな
る。出湯温Ｔが（Ｔｓ−Ｘ）となれば、ステップ６に
て、フィードフォワード制御を終了してフィードバック
制御をスタ−トさせる。
【００１３】ここでフィードバック制御とは、出湯温度
と設定温度の検出値により比例弁の開度を可変し、ガス
量を制御することである。フィードバック制御が開始さ
れるとステップ７に進行し、出湯温Ｔが設定温度Ｔｓに
達したか否かを判定し、設定温度Ｔｓに達していればフ
ィードバック制御を続行させ（Ｓ８）、出湯動作を継続
させる。
と設定温度の検出値により比例弁の開度を可変し、ガス
量を制御することである。フィードバック制御が開始さ
れるとステップ７に進行し、出湯温Ｔが設定温度Ｔｓに
達したか否かを判定し、設定温度Ｔｓに達していればフ
ィードバック制御を続行させ（Ｓ８）、出湯動作を継続
させる。
【００１４】要するに図２のシ−ケンスでは、フィ−ド
フォワ−ド制御を終了させる温度を入水流量の大小によ
って可変し、フィ−ドフォワ−ド制御終了後はフィ−ド
バック制御に切替えるので出湯時のアンダ−シュ−ト及
びオ−バ−シュ−トが低下し、過渡出湯特性が良好とな
り、出湯特性が向上し、設定温度を得るのに要する時間
をも短縮できるのである。詳しくは、後述する図３及び
図４で説明する。
フォワ−ド制御を終了させる温度を入水流量の大小によ
って可変し、フィ−ドフォワ−ド制御終了後はフィ−ド
バック制御に切替えるので出湯時のアンダ−シュ−ト及
びオ−バ−シュ−トが低下し、過渡出湯特性が良好とな
り、出湯特性が向上し、設定温度を得るのに要する時間
をも短縮できるのである。詳しくは、後述する図３及び
図４で説明する。
【００１５】尚、図２のシ−ケンスでは、フィ−ドフォ
ワ−ド制御を終了させてフィ−ドバック制御に変更させ
ているが、フィ−ドフォワ−ド制御を継続させてフィ−
ドフォワ−ド制御及びフィ−ドバック制御双方により制
御してもよく、その結果、出湯特性が更に向上し、設定
温度を得るのに要する時間をも更に短縮できるのであ
る。
ワ−ド制御を終了させてフィ−ドバック制御に変更させ
ているが、フィ−ドフォワ−ド制御を継続させてフィ−
ドフォワ−ド制御及びフィ−ドバック制御双方により制
御してもよく、その結果、出湯特性が更に向上し、設定
温度を得るのに要する時間をも更に短縮できるのであ
る。
【００１６】図３及び図４は本発明の制御を用いた場合
の出湯温Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。図３は
入水流量が大流量の場合であり、縦軸は出湯温Ｔで、横
軸は時間ｔである。ＴC は入水温度であり、ＴS は設定
温度であり、（ＴS −Ｘ1 ）はフィ−ドフォワ−ド制御
終了温度である。ｔ1 は出湯開始時間、つまりフィ−ド
フォワ−ド制御開始時間である。ｔ3 はフィ−ドフォワ
−ド制御終了時間であると共にフィ−ドバック制御開始
時間である。ｔ4 は設定温度ＴS に達した時間である。
の出湯温Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。図３は
入水流量が大流量の場合であり、縦軸は出湯温Ｔで、横
軸は時間ｔである。ＴC は入水温度であり、ＴS は設定
温度であり、（ＴS −Ｘ1 ）はフィ−ドフォワ−ド制御
終了温度である。ｔ1 は出湯開始時間、つまりフィ−ド
フォワ−ド制御開始時間である。ｔ3 はフィ−ドフォワ
−ド制御終了時間であると共にフィ−ドバック制御開始
時間である。ｔ4 は設定温度ＴS に達した時間である。
【００１７】図４は入水流量が少流量の場合の出湯温度
Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。つまり、出湯温
Ｔが時間ｔ5 にて（ＴS −Ｘ2 ）に達するとフィ−ドフ
ォワ−ド制御を終了させ、以後はフィ−ドバック制御を
行い、時間ｔ6 にて設定温度ＴS に達するとフィ−ドバ
ック制御を継続させるのである。尚、図４における（Ｔ
S −Ｘ2 ）は、図３における（ＴS −Ｘ1 ）より大とな
るようにしている。
Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。つまり、出湯温
Ｔが時間ｔ5 にて（ＴS −Ｘ2 ）に達するとフィ−ドフ
ォワ−ド制御を終了させ、以後はフィ−ドバック制御を
行い、時間ｔ6 にて設定温度ＴS に達するとフィ−ドバ
ック制御を継続させるのである。尚、図４における（Ｔ
S −Ｘ2 ）は、図３における（ＴS −Ｘ1 ）より大とな
るようにしている。
【００１８】図３及び図４から明らかなように、フィー
ドフォワード制御を終了させる出湯温度（Ｔｓ−Ｘ）
を、入水流量の大小により可変させ、入水流量が大であ
れば（Ｔｓ−Ｘ）を小さく、入水流量が小であれば（Ｔ
ｓ−Ｘ）を大きくしている。つまり、入水流量が大であ
れば水流の速度も比較的早く、燃料供給量を調整した結
果である出湯温をすばやく検出でき、フィードバック制
御に早く切替えることで、また、入水流量が小であれば
水流の速度は比較的遅く、燃料供給量の調整と出湯温度
の応答性が悪い為設定温度Ｔｓに近くなってからフィー
ドバック制御に切替えることで、出湯時のアンダーシュ
ート及びオーバーシュートは小さくなり、その結果出湯
特性は向上し、設定温度を得るのに要する時間をも短縮
できるのである。
ドフォワード制御を終了させる出湯温度（Ｔｓ−Ｘ）
を、入水流量の大小により可変させ、入水流量が大であ
れば（Ｔｓ−Ｘ）を小さく、入水流量が小であれば（Ｔ
ｓ−Ｘ）を大きくしている。つまり、入水流量が大であ
れば水流の速度も比較的早く、燃料供給量を調整した結
果である出湯温をすばやく検出でき、フィードバック制
御に早く切替えることで、また、入水流量が小であれば
水流の速度は比較的遅く、燃料供給量の調整と出湯温度
の応答性が悪い為設定温度Ｔｓに近くなってからフィー
ドバック制御に切替えることで、出湯時のアンダーシュ
ート及びオーバーシュートは小さくなり、その結果出湯
特性は向上し、設定温度を得るのに要する時間をも短縮
できるのである。
【００１９】
【発明の効果】本発明では、フィ−ドフォワ−ド制御中
に出湯温と設定温度の偏差が入水流量に比例した温度差
となった時、フィ−ドフォワ−ド制御からフィ−ドバッ
ク制御に切替える、あるいはフィ−ドフォワ−ド制御の
みの制御からフィ−ドフォワ−ド制御及びフィ−ドバッ
ク制御に切替える構成としたので、入水流量の大小に関
わらずアンダ−シュ−ト及びオ−バ−シュ−トが低下
し、出湯特性を向上させることができ、使用者が好みの
設定温度の湯水を得るのに要する時間を大幅に短縮でき
るようになる。
に出湯温と設定温度の偏差が入水流量に比例した温度差
となった時、フィ−ドフォワ−ド制御からフィ−ドバッ
ク制御に切替える、あるいはフィ−ドフォワ−ド制御の
みの制御からフィ−ドフォワ−ド制御及びフィ−ドバッ
ク制御に切替える構成としたので、入水流量の大小に関
わらずアンダ−シュ−ト及びオ−バ−シュ−トが低下
し、出湯特性を向上させることができ、使用者が好みの
設定温度の湯水を得るのに要する時間を大幅に短縮でき
るようになる。
【図１】本発明の給湯器の構成図である。
【図２】本発明の制御の内容を示すシ−ケンス図であ
る。
る。
【図３】本発明の制御を用いた給湯器において、出湯温
Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。
Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。
【図４】本発明の制御を用いた給湯器において、出湯温
Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。
Ｔと時間ｔとの関係を示した図である。
【図５】従来の給湯器において、出湯温Ｔと時間ｔとの
関係を示した図である。
関係を示した図である。
１ 給湯器 ３ 入水サ−ミスタ ４ 水量センサ ５ 熱交換器 ６ 出湯サ−ミスタ ７ バ−ナ ８ 比例弁 ９ コントロ−ラ １０ フィ−ドフォワ−ド制御部 １１ フィ−ドバック制御部 １４ 設定温度調節器
Claims (2)
- 【請求項１】 バ−ナと、内部を通過する水を該バ−ナ
により加熱する熱交換器と、該熱交換器の上流に設けら
れ、前記熱交換器へ流入する水の入水温を検知する入水
温検知手段と、前記熱交換器から流出する水の出湯温を
検知する出湯温検知手段と、前記出湯温を所望の設定温
度に設定する温度設定手段と、前記熱交換器へ流入する
入水量を検知する入水量検知手段と、前記バ−ナへの燃
料の供給量を調節する燃料供給量制御手段と、設定温度
と入水温との偏差に基づいて燃焼能力を演算して、該燃
焼能力に応じて燃料の供給量を自動調節するフィ−ドフ
ォワ−ド制御中に、出湯温と設定温度との偏差が入水量
に比例した所定温度差となった時、出湯温に基づいて燃
焼能力を演算して、該燃焼能力に応じて燃料の供給量を
自動調節するフィ−ドバック制御に切替える制御手段と
を備えたことを特徴とする給湯器。 - 【請求項２】 バーナと、内部を通過する水を該バーナ
により加熱する熱交換器と、該熱交換器の上流に設けら
れ、前記熱交換器へ流入する水の入水温を検知する入水
温検知手段と、前記熱交換器から流出する水の出湯温を
検知する出湯温検知手段と、前記出湯温を所望の設定温
度に設定する温度設定手段と、前記熱交換器へ流入する
入水量を検知する入水量検知手段と、前記バーナへの燃
料の供給量を調節する燃料供給量制御手段と、設定温度
と入水温との偏差に基づいて燃焼能力を演算して、該燃
焼能力に応じて燃料の供給量を自動調節するフィードフ
ォワード制御中に出湯温と設定温度との偏差が入水量に
比例した所定温度差となった時、フィードフォワード制
御及び出湯温に基づいて燃焼能力を演算して、該燃焼能
力に応じて燃料の供給量を自動調節するフィードバック
制御に切替える制御手段とを備えたことを特徴とする給
湯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225084A JPH0827066B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225084A JPH0827066B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 給湯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06288627A JPH06288627A (ja) | 1994-10-18 |
| JPH0827066B2 true JPH0827066B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=16823764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4225084A Expired - Fee Related JPH0827066B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 給湯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827066B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4225084A patent/JPH0827066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06288627A (ja) | 1994-10-18 |
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