JPH08270090A - 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造 - Google Patents

外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造

Info

Publication number
JPH08270090A
JPH08270090A JP26153194A JP26153194A JPH08270090A JP H08270090 A JPH08270090 A JP H08270090A JP 26153194 A JP26153194 A JP 26153194A JP 26153194 A JP26153194 A JP 26153194A JP H08270090 A JPH08270090 A JP H08270090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
gasket
vertical
horizontal
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26153194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Fujisawa
広明 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP26153194A priority Critical patent/JPH08270090A/ja
Publication of JPH08270090A publication Critical patent/JPH08270090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 止水性・施工性に優れた目地用外壁ガスケッ
トのクロス部構造を提供する。 【構成】 外壁ボード10の間に形成される縦横の目地
11,12に、押出成形品のガスケット20,30を嵌
着すると共に、目地クロス部15で、横ガスケット端面
に縦ガスケットのシール片24,25を突き合わせるク
ロス部構造であって、縦目地11の側壁に接触し横目地
12を塞ぐ如く装入され且つT字の天井部を形成する板
部41に、横目地12に嵌まり且つT字の柱部を形成す
ると共に溝が前面側に開口する溝形材42を結合した形
状の枠体44の溝内板部近くに発泡弾性体43を嵌めて
構成したエンドキャップ40を、各横目地12の端部に
配置し、横ガスケット30の表面露出部分31及びその
表面露出部分31に最も近い最外シールリップ33を残
して、脚部分32及び他のシールリップ34,35を切
除した切欠部36を前記発泡弾性体43に接触させ、縦
ガスケット20のシール片を板部41に接触させてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の外面に張った複
数の外壁ボード間に形成される縦方向・横方向の目地に
嵌着する縦横ガスケットのクロス部のシール性を向上す
るクロス部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図1乃至図3に示すように、住宅
の外面に張った複数の外壁ボード10の間に形成される
鉛直方向即ち縦目地11・水平方向即ち横目地12に
は、それぞれ定型の縦横ガスケット20,30を嵌着
し、住宅内への浸水を防止している。そして目地クロス
部15は縦ガスケット20の側面の最外シール片23・
中間シール片24・最奥シール片25の先端に横ガスケ
ット30の端面を突き合わせるようにしているが、上記
定型ガスケットのみではシール性が不足するので、それ
を補うため接続箇所に液状シーラントを注入している。
なお、ガスケット20,30としては、図2及び図3に
示すように、一般に表面露出部21,表面露出部分31
にT字状に一体に脚部22,脚部分32を結合すると共
に、その脚部22,脚部分32の両側に、外壁ボード1
0の側壁と弾接させる複数のシール片23,24,2
5,シールリップ33,34,35を突設したものが使
用されている。
【0003】しかしながら、上記従来のガスケット2
0,30の目地クロス部15におけるシール性の不足を
補うために液状シーラントを注入する手段は、目地クロ
ス部15の汚れの除去,プライマー処理,マスキング,
シーラント注入,仕上げ,さらに乾燥と多数の工程を必
要とするだけでなく、年月の経過によつて、注入したシ
ーラントが収縮等によりクラックを生じ、その補修が煩
雑であると言う問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、上記の従来のガスケット20,30の目地ク
ロス部15におけるシール性の不足を補うために液状シ
ーラントを注入する手段は、目地クロス部15の汚れの
除去,プライマー処理,マスキング,シーラント注入,
仕上げ,さらに乾燥と多数の工程を必要とするだけでな
く、年月の経過によって、注入したシーラントが収縮等
によりクラックを生じ、その補修が煩雑であることであ
って、本発明は、その欠点を除くためになされたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図面を参考にして説明す
る。本発明は、外壁ボード10の間に形成される縦横の
目地11,12に、押出成形品のガスケット20,30
を嵌着すると共に、目地クロス部15で、横ガスケット
端面に縦ガスケットのシール片を突き合わせるクロス部
構造であって、縦目地11の側壁に接触し横目地12を
塞ぐ如く装入され且つT字の天井部を形成する板部41
に、横目地12に嵌まり且つT字の柱部を形成すると共
に溝が前面側に開口する溝形材42を結合した形状の枠
体44の溝内板部近くに発泡弾性体43を嵌めて構成し
たエンドキャップ40を各横目地12の端部に配置し、
横ガスケット30の表面露出部分31及びその表面露出
部分31に最も近い最外シールリップ33を残して、脚
部分32及び他のシールリップ34,35を切除した切
欠部36を前記発泡弾性体43に接触させ、縦ガスケッ
ト20の少なくとも一片のシール片を板部41に接触さ
せたものである。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10は住宅の外
面に張った複数の外壁ボード、11,12はその外壁ボ
ード10の間に鉛直方向・水平方向に形成される縦横の
目地、15はその縦横の目地11,12が交差する目地
クロス部、20,30は前記目地11,12に、住宅内
への浸水を防止するためにそれぞれ嵌着する定型の縦横
ガスケットであって、ゴム様弾性体よりなり、押出成形
によって製造してあり、図2及び図3に示すように、一
般に表面露出部21,表面露出部分31にT字状に一体
に脚部22,脚部分32を結合すると共に、その脚部2
2,脚部分32の両側に、外壁ボード10の端面と弾接
させる最外シール片23・中間シール片24・最奥シー
ル片25及び最外シールリップ33・中間シールリップ
34・最奥シールリップ35を突設したものである。な
お、中間シール片24・中間シールリップ34は複数の
ことがある。そして目地クロス部15においては、縦ガ
スケット20の側面のシール片の先端に横ガスケット3
0の端面を突き合わせるが、前記定型のガスケットのみ
ではシール性が不足するため、それを補うため、横ガス
ケット30の突合せ端部を次のように構成してある。
【0007】図4に示す如く、縦目地11の側壁に接触
し横目地12を塞ぐ如く装入され且つT字の天井部を形
成する板部41に、横目地12に嵌まり且つT字の柱部
を形成すると共に溝が前面側に開口する溝形材42を結
合した形状の枠体44の溝内板部近くに発泡弾性体43
を嵌めて構成したエンドキャップ40を各横目地12の
端部に配置されている。
【0008】横ガスケット30の表面露出部分31及び
その表面露出部分31に最も近い最外シールリップ33
を残して、脚部分32及び他のシールリップ34,35
を切除した切欠部36を前記発泡弾性体43に接触させ
て横ガスケット30が横目地12に装入されている。な
お切欠部36の長手方向長さLを若干長くすることもあ
る。
【0009】縦ガスケット20の中間シール片24及び
最奥シール片25を板部41に接触させて縦ガスケット
20が縦目地11に装入されている。
【0010】作用について、図7により説明すると、上
記のように横ガスケット30の突合せ端部を切除したう
え、エンドキャップ40を組み付けることにより、各横
ガスケット30について、目地クロス部15において、
エンドキャップ40の発泡弾性体43によってバックア
ップされた板部41に縦ガスケット20の中間シール片
24及び最奥シール片25が、線S−Sで弾接し、目地
クロス部15における両ガスケット20,30の弾接部
分のシール性を格段に向上させ、内部への浸水を完全に
止水する。なお、図5における切欠部36の長手方向長
さLを若干長く保っておけば、端部をカットすることに
より横目地12に合致させることが出来る。
【0011】又、表面露出部分31が、外壁ボード間に
当接し、シール機能を有する場合には、最外シールリッ
プ33を、中間シールリップ34,最奥シールリップ3
5と同様に切欠きして成形することも可能であるし、更
に前述の縦横ガスケットを組み替えて、縦目地ガスケッ
ト端末を切欠き成形し、横目地ガスケットを連続させて
もよい。更に又、発泡弾性体は、EPDM発泡体でも、
ウレタン発泡体でもこれに限定されるものではない。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
横ガスケット30を組み付けたエンドキャップ40の板
部41に、目地クロス部15において、縦ガスケット2
0の中間中間シール片24及び最奥シール片25が弾設
し、目地クロス部15における両ガスケット20,30
のシール性を格段に向上させ、内部への浸水を完全に止
水することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】住宅の外壁を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】エンドキャップの斜視図である。
【図5】横ガスケットの端部の斜視図である。
【図6】エンドキャップと横ガスケットの関係を示す斜
視図である。
【図7】全体の一部分解斜視図である。
【符号の説明】
10 外壁ボード 11 縦目地 12 横目地 15 目地クロス部 20 縦ガスケット 21 表面露出部 22 脚部 23 最外シール片 24 中間シール片 25 最奥シール片 30 横ガスケット 31 表面露出部分 32 脚部分 33 最外シールリップ 34 中間シールリップ 35 最奥シールリップ 36 切欠部 40 エンドキャップ 41 板部 42 溝形体 43 発泡弾性体 44 枠体 L 切欠部の長手方向長さ S シール片の接触線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁ボード(10)の間に形成される縦
    横の目地(11,12)に、押出成形品のガスケット
    (20,30)を嵌着すると共に、目地クロス部(1
    5)で、横ガスケット端面に縦ガスケットのシール片を
    突き合わせるクロス部構造において、縦目地(11)の
    側壁に接触し横目地(12)を塞ぐ如く装入され且つT
    字の天井部を形成する板部(41)に、横目地(12)
    に嵌まり且つT字の柱部を形成すると共に溝が前面側に
    開口する溝形材(42)を結合した形状の枠体(44)
    の溝内板部近くに発泡弾性体(43)を嵌めて構成した
    エンドキャップ(40)を各横目地(12)の端部に配
    置し、横ガスケット(30)の表面露出部分(31)及
    びその表面露出部分(31)に最も近い最外シールリッ
    プ(33)を残して、脚部分(32)及び他のシールリ
    ップ(34,35)を切除した切欠部(36)を前記発
    泡弾性体(43)に接触させ、縦ガスケット(20)の
    少なくとも一片のシール片を板部(41)に接触させた
    ことを特徴とする外壁ボード目地用ガスケットのクロス
    部構造。
JP26153194A 1994-09-29 1994-09-29 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造 Pending JPH08270090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26153194A JPH08270090A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26153194A JPH08270090A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08270090A true JPH08270090A (ja) 1996-10-15

Family

ID=17363195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26153194A Pending JPH08270090A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08270090A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104074106A (zh) * 2014-05-14 2014-10-01 刘浩杰 高铁专用复合橡胶止水棒
JP2017145561A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 大和ハウス工業株式会社 防水部材及び外壁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104074106A (zh) * 2014-05-14 2014-10-01 刘浩杰 高铁专用复合橡胶止水棒
JP2017145561A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 大和ハウス工業株式会社 防水部材及び外壁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6314701B1 (en) Construction panel and method
US5791113A (en) Structural connecting and sealing member
JPH08270090A (ja) 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造
JP2012177244A (ja) 建物の開口部内枠材の組立構造
JPH08100467A (ja) 外壁ボード目地用ガスケットのクロス部構造
GB2201711A (en) Sealing and trimming strips
JPS5823917Y2 (ja) 引違い窓の水窓装置
JPH0941504A (ja) 外壁パネルの目地用シーリング材の構造
JP3838545B2 (ja) 建築用パネル及びそのコーナーブロック
KR200150006Y1 (ko) 가스켓
JP3505695B2 (ja) 外壁目地構造
JP4071411B2 (ja) 目地用ガスケット、該ガスケットの取付方法、及び前記ガスケットを取付けた建築物
JP3891734B2 (ja) 縦目地シール材
JPS6133163Y2 (ja)
JPH10131311A (ja) 目地構造
JP2591685Y2 (ja) 外壁板の接合用目地材
JP3054045B2 (ja) 面材を有する外壁における排水装置
JPH0743333Y2 (ja) 縦目地用ジヨイナー
JP3261365B2 (ja) ユニットルームの壁パネルと天井パネルとの接続構造
JPS603892Y2 (ja) 建築用板
JPS5851313Y2 (ja) 建築物の壁構造
JPS61218423A (ja) パ−テ−シヨンサツシのエンドキヤツプ
JPH10266370A (ja) 目地部の構造
JPH043045Y2 (ja)
JPH0735678B2 (ja) 建築用サイデング材の目地防水シ−ル方法及びそれに用いる定形シ−ル材