JP3838545B2 - 建築用パネル及びそのコーナーブロック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の内装又は外装に使用する建築用パネルに関し,特に外周端部を背面側にL字状に折曲したパネルにおけるコーナーにコーナーブロックを用いてシーリングを施すようにした建築用パネル及びそのコーナーブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種建築用パネルは,例えばステンレス,アルミ等金属の板材の所定位置に切欠きを施しその切欠き端縁をコーナーにおいて突合せるように外周を折曲することによって外周端部背面側にフランジを形成具備したものとされ,このとき該パネルのコーナーは,フランジの切欠き端縁同士を相互に突き合せて溶接を施してその水密措置を施したものとされており,このとき該建築用パネルは,その上記フランジに目地底壁をなすように鋼製のフレームをネジ止め配置し,該鋼製のフレームを胴縁材に更にネジ止めすることによって行なう,鋼製のフレームを介したものとされており,このとき鋼製のフレームは,例えばS字状,2連のS字状等に形成され,一般に胴縁材へのネジ止めは正面側の上記目地底壁部分から胴縁材に対してネジ等の固定金具によって行なうものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この場合上記建築用パネルには,目地底壁をなすフレームの胴縁材への固定金具の露出を避けられないため固定金具目隠し用の目地処理が必須となること,コーナーに溶接を必要とすることによってパネルが金属板製のものに限られ,金属以外の板材を使用できないこと,金属板も溶接可能な板厚の,例えば1mm程度以上とする必要があり板厚の薄肉化が制約されコスト低下の障害となっていること,溶接を必要とするによってパネルの生産性が必ずしも良好とはいえないこと等の問題点が残されている。
【0004】
このため本発明者は特願2001−286803号により,板材の所定位置に切欠きを施しその切欠き端縁をコーナーにおいて突合せるように外周を折曲することによって外周端部背面側に少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片を形成具備し,該L字状折曲片の背面を胴縁材に胴縁材側からの固定金具によって固定できるようにすることによって固定金具の露出を防止し得るパネル装置を提案済である。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,上記L字状折曲片を備えたパネルのコーナーにおける切欠き端縁の突合せ部を,溶接を使用することなく簡易且つ確実にシーリングし得るようにして,上記溶接に伴う問題点を解消した建築用パネル及びそのコーナーブロックを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題に沿って本発明は,コーナーブロックのシール注入口からシーリング剤を注入し,コーナーブロックに形成した誘導ガイドを経由してシール位置に供給し,切欠き端縁の突合せ部をL字状折曲片の内側からシーリングし得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,板材の所定位置に切欠きを施しその切欠き端縁をコーナーにおいて突合せるように外周を折曲することによって外周端部背面側に少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片を形成具備したパネルであって,上記コーナーに装着したコーナーブロックのパネル面内方向に露出するシール注入口から注入したシーリング剤をコーナーブロックのコーナー先端方向に向けた誘導ガイドを経由してコーナーの上記側面及び背面における切欠き端縁の突合せ部に誘導,溢出又は滲出等することによって該切欠き端縁の突合せ部にL字状折曲片内側から供給したシーリング剤によるシーリングを該突合せ部に施してなることを特徴とする建築用パネルとしたものである。
【0007】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,パネルのコーナー納まりを外観良くすることによって商品価値を高めたものとするように,これを,上記切欠き端縁の突合せ部を,L字状折曲片の背面において留め接合状の突合せ部とし且つ上記コーナーブロックを該突合せ部の両側に跨るように形成してなることを特徴とする請求項1に記載の建築用パネルとしたものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,L字状折曲片における切欠き端縁の突合せ部にシーリング剤を可及的確実に供給することによってシーリングの確実性を向上する好ましい形態とするように,これを,上記コーナーブロックのコーナー先端側に凹陥部を設置し該凹陥部設置の空隙によってパネルのコーナーとの間にシール溜りを形成するとともに上記シール注入口からのシーリング剤を誘導ガイドによって該シール溜りに誘導し,該シール溜りに誘導したシーリング剤の側面への接触によって該側面の切欠き端縁の突合せ部を,シール溜りからの溢出又は滲出による背面への接触によって該背面の切欠き端縁の突合せ部をシーリングしてなることを特徴とする請求項1及び2に記載の建築用パネルとしたものである。
【0009】
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,胴縁材への固定を確実に行ない得るものとするように,これを,上記パネルの少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片によって表面との間に形成されるコ字状溝のコーナーを除く全長に亘り又は部分的に固定用芯材を嵌合設置して躯体設置の胴縁材にL字状折曲片の背面を接触し胴縁材背面側からのネジ,釘等の固定金具を固定用芯材に対して螺入又は打込みすることによってパネルの金具固定をL字状折曲片背面において自在とし且つコ字状溝のコーナーに上記コーナーブロックを装着して切欠き端縁の突合せ部に上記シーリングを施してなることを特徴とする請求項1,3又は3に記載の建築用パネルとしたものである。
【0010】
請求項5に記載の発明は,上記L字状折曲片を備えたパネルのコーナーにおける切欠き端縁の突合せ部を,溶接を使用することなく簡易且つ確実にシーリングし得るようにして,溶接に伴う問題点を解消した建築用パネに好適に使用し得るコーナーブロックを提供するように,これを,シール注入口と,該シール注入口からコーナー先端方向に向けた誘導ガイドとを備え,外周にL字状折曲片を備えたパネルのコーナーに装着することによって上記シール注入口から注入したシーリング剤を上記誘導ガイドを経由してコーナーの側面及び背面の切欠き端縁の突合せ部に誘導,溢出又は滲出等することによって該切欠き端縁の突合せ部にL字状折曲部内側から供給したシーリング剤による該突合せ部のシーリングを自在としてなることを特徴とする建築用パネルのコーナーブロックとしたものである。
【0011】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは建築用パネルであって,該建築用パネルAは,板材の所定位置に切欠きを施しその切欠き端縁をコーナーにおいて突合せるように外周を折曲することによって外周端部背面側に少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片1を形成具備したものとしてあり,このとき本例の建築用パネルAは,その少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片1によって表面との間に形成されるコ字状溝のコーナーを除く全長に亘り又は部分的に固定用芯材2を嵌合設置して躯体設置の胴縁材15にL字状折曲片1の背面を接触し胴縁材15背面側からのネジ,釘等の固定金具18を固定用芯材2に対して螺入又は打込みすることによってパネルAの金具固定をL字状折曲片1背面において自在としたものとしてある。
【0013】
即ち本例にあって建築用パネルAは,例えば板厚を0.4乃至0.6程度とする薄肉のアルミ,ステンレス,チタン等の金属板等適宜の板材を用い,該板材のコーナー位置に切欠きを行ってその切欠き端縁を突合せるように外周をL字状に2度曲げして正面の外周端部背面側に側面と背面とを備えるようにL字状折曲片1を形成したものとしてあり,このとき本例の上記切欠き端縁の突合せ部は,これを,L字状折曲片1の背面において留め接合状の突合せ部としたものとしてある。
【0014】
固定用芯材2は,例えば固定金具による固定が可能な木材,合成樹脂等で上記コ字状溝に嵌合する断面形状のバー材によるものとし,該芯材2はこれをパネルAの表面部分とL字状折曲片1とによってコ字状をなす上記コ字状溝に上記コーナーを除く四周に嵌合固定して装着してあり,上記固定に際して固定金具,本例にあっては胴縁材15の背面から正面側に向けたネジ18をL字状折曲片1の背面を介して螺入することによってパネルAを胴縁材15に固定支持して,建物の外装乃至内装をなすものとしてある。
【0015】
建築用パネルAは,そのコーナーに装着したコーナーブロック4のパネルA面内方向に露出するシール注入口5から注入したシーリング剤をコーナーブロック4のコーナー先端方向に向けた誘導ガイド6を経由してコーナーの上記側面及び背面における切欠き端縁の突合せ部に誘導,溢出又は滲出等することによって該切欠き端縁の突合せ部にL字状折曲部1内側から供給したシーリング剤によるシーリングを該突合せ部に施したものとしてある。
【0016】
コーナーブロック4は,シール注入口5と,該シール注入口5からコーナー先端方向に向けた誘導ガイド6とを備えた,例えば硬質樹脂,半硬質樹脂,多孔質樹脂,アルミ鋳物等の一体又は分離一体化した成型品によるものとしてあり,本例のコーナーブロック4は,これを,上記固定用芯材2を装着した上記コ字状溝のコーナーに装着して切欠き端縁の突合せ部にシーリングを施してあり,このとき該コーナーブロック4はこれを上記突合せ部の両側に跨るように形成したものとしてあり,またそのコーナー先端側に凹陥部7を設置し該凹陥部7設置の空隙によってパネルAのコーナーとの間にシール溜り10を形成するとともに上記シール注入口5からのシーリング剤を誘導ガイド6によって該シール溜り10に誘導し,該シール溜り10に誘導したシーリング剤のL字状折曲片1の側面への接触によって該側面の切欠き端縁の突合せ部を,シール溜り10からの溢出又は滲出によるL字状折曲片1の背面への接触によって該背面の切欠き端縁の突合せ部をシーリングしたものとしてある。
【0017】
本例にあってシール注入口5は,これをコーナーブロック4の背面厚み方向中間位置に設置して背面に向けて開口し,閉塞用のキャップ8を備えたものとし,誘導ガイド6は,該厚み方向中間位置のシール注入口5から正面,即ちパネルAのコーナーに向けて厚み方向中間位置を貫通するように透設した円形,短形,方形等,トンネル状の透孔によるものとするとともに本例にあって上記凹陥部7にその先端を開口したものとしてあり,該厚み方向中間のシール注入口5及びこれと連通する誘導ガイド6は,これを一体成型することによって一体の成型品によるものとするか,例えば分割面に半円,矩形等の溝を形成するようにコーナーブロック4を厚さ方向に2分割して成型し,成型後にこれを接合することによって上記分割一体化の成型品によるものとして,その形成を行なったものとしてある。
【0018】
コーナーブロック4は,これをパネルAにおけるコーナーのコ字状溝に嵌合し,必要に応じてこれをL字状折曲片1の背面からネジ9止めして固定することによってコーナーに装着し,例えばシリコーン系,変性シリコーン系,ポリサルファイド系,プチルゴム系等1成分形,2成分形等適宜のシーリング剤を,カートリッジ乃至コーキングガン等によって上記シール注入口5に対して圧入供給することによってその注入を行ない,その注入圧によって誘導ガイド6を介してその先端に開口した凹陥部7によって形成されたシール溜り10に誘導し,パネルAの側面における切欠き端縁の突合せ部に接触させるとともに該シール溜り10から溢出させパネルAとコーナーブロック4間に浸透させてパネルAの背面における切欠き端縁の突合せ部に接触させ,シーリング剤の硬化接合とこれによるこれら側面及び背面における切欠き端縁の突合せ部のシーリングを行なうものとしてある。
【0019】
シール注入口5はシーリング剤の供給後にキャップ8を圧入嵌合してこれを閉塞することによってそのシール注入口5からのシーリング剤の脱漏を防止する一方,シーリング剤の硬化によってコーナーブロック4に一体的に固定するようにしてある。このように構成した建築用パネルAは,矩形,方形等適宜寸法形状のものとしてコーナーが直角にして,溶接を用いることなく,外観が良好で,水密性に優れたものとなるので,建物の内装,外装のいずれにも使用可能であり,例えば上記のように躯体に配置した胴縁材15にその背面を対接するようにして胴縁材15背面からの固定金具18によって固定配置することによって建物の壁面等をなすように用いることができ,このとき背面固定によって,建築用パネルAの固定にフレームを使用する必要がないため,目地を形成しない形態,目地を形成する形態の双方の建築用パネルAの固定配置が可能となるとともに目地を形成するときもその目地幅を任意に設定し得るようになる。
【0020】
図中3は固定用芯材2の嵌合固定用金具,11はアンカーボルト,12は躯体設置のブラケット,13は該ブラケット12によって定位置に設置した縦胴縁用の胴縁支持部材,14は必要に応じて該胴縁支持部材13に設置した排水用樋,16は上記胴縁材15を本例においてスライド自在に分離構成し,上記目地の形成及び不形成に際して建築用パネルAの間隔を調整自在とした胴縁構成部材,17は該胴縁材15(本例にあっては胴縁構成部材16)に突設し,上記固定用芯材2に形成した嵌合溝に嵌合することによってパネルAを安定保持するようにした嵌合突起を示す。
【0021】
図示した例は以上のとおりとしたが,建築用パネルを,不燃性芯材の表面乃至表裏面に化粧材を積層した積層板によるものとすること,このとき外周の折曲は折曲線に沿ってV字状切り込みを形成することによって行なうようにすること,金属板を用いるときも,その板圧を薄肉化し得ることによって,例えばチタン等の比較的貴な金属により高級感に富んだものとすること,コーナーブロックのシール注入口及び/又は誘導ガイドを,コーナーブロックとL字状折曲片が対面するこれらとの間に形成されるようにコーナーブロックに刻設した,例えば半円,短形等の溝によるものとし,また該溝と部分的又は全長に亘る透孔との併用によるものとすること,上記シール注入口及び誘導ガイドを溝とするとき,L字状折曲片間でシール注入口を塞ぐ適宜形状のキャップを併用するようにすること,溝又は透孔によるシール注入口乃至誘導ガイドを複数配置すること,コーナーブロックの一部又は全部を多孔質のものとしてシーリング剤の滲出を行なって上記切欠き端縁の突合せ部のシーリングを行なうようにすること等を含めて,本発明の実施に当って,パネル,その板材,L字状折曲片,コーナーブロック,そのシール注入口,誘導ガイド,切欠き端縁の突合せ部,シーリング剤,必要に応じて用いるシール溜り,固定用芯材等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,コーナーブロックのシール注入口からシーリング剤を注入し,コーナーブロックに形成した誘導ガイドを経由してシール位置に供給し,切欠き端縁の突合せ部をL字状折曲片の内側からシーリングし得るようにしたことによって,L字状折曲片を備えたパネルのコーナーにおける切欠き端縁の突合せ部を,溶接を使用することなく簡易且つ確実にシーリングし得るようにして,溶接に伴う問題点を解消した建築用パネルを提供することができる。
【0023】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,パネルのコーナー納まりを外観良くすることによって商品価値を高めたものとすることができる。
【0024】
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,L字状折曲片における切欠き端縁の突合せ部にシーリング剤を可及的確実に供給することによってシーリングの確実性を向上する好ましい形態とすることができる。
【0025】
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,胴縁材への固定を確実に行ない得るものとすることができる。
【0026】
請求項5に記載の発明は,上記L字状折曲片を備えたパネルのコーナーにおける切欠き端縁の突合せ部を,溶接を使用することなく簡易且つ確実にシーリングし得るようにして,溶接に伴う問題点を解消した建築用パネに好適に使用し得るコーナーブロックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築用パネルの背面図である。
【図2】建築用パネルのコーナー部分の拡大背面図である。
【図3】建築用パネルとコーナーブロックの関係を示す斜視図である。
【図4】コーナーブロックの先端側からの斜視図である。
【図5】コーナーブロックの注入口側からの斜視図である。
【図6】建築用パネルの設置状態を示す横断面図である。
【図7】建築用パネルの設置状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A 建築用パネル
1 L字状折曲片
2 固定用芯材
4 コーナーブロック
5 シール注入口
6 誘導ガイド
7 凹陥部
10 シール溜り
15 胴縁材
18 固定金具

Claims (5)

  1. 板材の所定位置に切欠きを施しその切欠き端縁をコーナーにおいて突合せるように外周を折曲することによって外周端部背面側に少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片を形成具備したパネルであって,上記コーナーに装着したコーナーブロックのパネル面内方向に露出するシール注入口から注入したシーリング剤をコーナーブロックのコーナー先端方向に向けた誘導ガイドを経由してコーナーの上記側面及び背面における切欠き端縁の突合せ部に誘導,溢出又は滲出等することによって該切欠き端縁の突合せ部にL字状折曲片内側から供給したシーリング剤によるシーリングを該突合せ部に施してなることを特徴とする建築用パネル。
  2. 上記切欠き端縁の突合せ部を,L字状折曲片の背面において留め接合状の突合せ部とし且つ上記コーナーブロックを該突合せ部の両側に跨るように形成してなることを特徴とする請求項1に記載の建築用パネル。
  3. 上記コーナーブロックのコーナー先端側に凹陥部を設置し該凹陥部設置の空隙によってパネルのコーナーとの間にシール溜りを形成するとともに上記シール注入口からのシーリング剤を誘導ガイドによって該シール溜りに誘導し,該シール溜りに誘導したシーリング剤の側面への接触によって該側面の切欠き端縁の突合せ部を,シール溜りからの溢出又は滲出による背面への接触によって該背面の切欠き端縁の突合せ部をシーリングしてなることを特徴とする請求項1及び2に記載の建築用パネル。
  4. 上記パネルの少なくとも側面及び背面に至るL字状折曲片によって表面との間に形成されるコ字状溝のコーナーを除く全長に亘り又は部分的に固定用芯材を嵌合設置して躯体設置の胴縁材にL字状折曲片の背面を接触し胴縁材背面側からのネジ,釘等の固定金具を固定用芯材に対して螺入又は打込みすることによってパネルの金具固定をL字状折曲片背面において自在とし且つコ字状溝のコーナーに上記コーナーブロックを装着して切欠き端縁の突合せ部に上記シーリングを施してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の建築用パネル。
  5. シール注入口と,該シール注入口からコーナー先端方向に向けた誘導ガイドとを備え,外周にL字状折曲片を備えたパネルのコーナーに装着することによって上記シール注入口から注入したシーリング剤を上記誘導ガイドを経由してコーナーの側面及び背面の切欠き端縁の突合せ部に誘導,溢出又は滲出等することによって該切欠き端縁の突合せ部にL字状折曲部内側から供給したシーリング剤による該突合せ部のシーリングを自在としてなることを特徴とする建築用パネルのコーナーブロック。
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