JP7349221B2 - パネル、シール受け材、及びパネルのコーナーのシール方法 - Google Patents
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Description
図1から図5に示すように、本開示に係る一実施形態のパネル1は、芯材2と、芯材2を覆う金属製の外皮3と、を備える。芯材2は、角23を形成するように位置する第一側面24及び第二側面25と、角23に設けられた切欠き26と、を有する。外皮3は、第一側面24を覆う第一側壁部35と、第二側面25を覆い、かつ第一側壁部35との間に開口38を形成するように位置する第二側壁部36と、を有する。切欠き26には、シール受け材5が配置されている。シール受け材5は、第一側面24よりも第一側壁部35側に突出する部分と、第二側面25よりも第二側壁部36側に突出する部分とを有する。シール受け材5と開口38の間には、シーリング材6が充填されている。
続いて、本実施形態のパネル1について更に詳しく説明する。パネル1は、建築用のパネルであり、例えば、外壁材として用いられる。パネル1において、外皮3はパネル1の表側の面(外壁材として用いる場合、屋外側の面)を構成する。以下では、図1に記載した方向を用いて、各構成について説明する。
芯材2は、その全体形状が、板状である。本実施形態では、芯材2は、その全体形状が、矩形の板状である。全体形状が板状とは、1枚の板に限らず、複数の部材を1枚の板をなすように並べたものも含まれる。図2A及び図2Bに示すように、芯材2は、本体部20と、本体部20よりも耐火性の高い耐火部21を含む。
図1に示す外皮3と第二外皮4のそれぞれは、金属板をロール加工やプレス加工などにより所望の形状に成形することによって得られる。金属板は、例えば、厚みが0.25~2.0mmである。金属板は、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板等であるが、これらに限定されない。以下では、パネル1を起立姿勢とした状態における方向を用いて、各構成について説明する。
シール受け材5は、パネル1の芯材2が有する四つの切欠き26のそれぞれに一つずつ配置される。シール受け材5は、図4及図5に示すように、第一側面24よりも第一側壁部35側に突出する部分と、第二側面25よりも第二側壁部36側に突出する部分とを有する。シール受け材5の第一側面24よりも第一側壁部35側に突出する部分は、第一側壁部35に当たる第一当接部51を有する。シール受け材5の第二側面25よりも第二側壁部36側に突出する部分は、第二側壁部36に当たる第二当接部52を有する。シール受け材5は、切欠き26の内面260に当たる第三当接部50を有する。以下では、パネル1を平置き姿勢にした状態における方向を用いて、シール受け材5の説明を行う。
シーリング材6は、従来周知のシーリング材が用いられる。シーリング材6としては、例えば、一液性のカートリッジ式のポリサルファイド系のシーリング材が挙げられる。このシーリング材は、主成分がポリサルファイドポリマーである。ポリサルファイド系のシーリング材は、空気中の湿気に反応して硬化するものであり、通年で硬化時間の差が比較的少ない。また、ポリサルファイド系のシーリング材は、比較的粘度が高く、切欠き26内に留まりやすい。また、このシーリング材は、一液性であるため、二液性のもののように練り合わせる必要が無く、作業性も高い。また、このシーリング材は、硬化後の表面の接着性が高く、表面を削る等の下地処理をしない無加工の状態で、二次シール(目地材8)との接着性が高い。
図1から図3に示すように、パネル1は、壁部31,32,33,34のそれぞれに取り付けられる止水パッキン7を更に備える。止水パッキン7は、上壁部31の上面の前後方向の中央部と、下壁部32の下面の前後方向の中央部と、左右の側壁部33,34の平板部330,340の後端部のそれぞれに、取り付けられる。止水パッキン7は、長手方向に直交する断面が、中空の半円形状である。止水パッキン7は、パネル1を全周にわたって囲むように正面視にて矩形枠状に設けられる。止水パッキン7は、例えば合成ゴム製である。
続いて、パネル1のコーナーにシーリング材6を充填するシール方法について説明する。シール方法は、切除工程、配置工程、及び充填工程を備える。
続いて、上述したパネル1、シール受け材5、及びパネル1のコーナーのシール方法の変形例について説明する。
以上説明した一実施形態及びその変形例のパネル1のように、第一態様のパネル1は、下記の構成を備える。
2 芯材
23 角
24 第一側面
25 第二側面
26 切欠き
260 内面
3 外皮
35 第一側壁部
36 第二側壁部
38 開口
5 シール受け材
50 第三当接部
51 第一当接部
52 第二当接部
53 本体部
54 第一突出片
55 第二突出片
590 面
6 シーリング材
L1 開口幅
L2 第一当接部と第二当接部の間の距離
Claims (13)
- 芯材と、前記芯材を覆う金属製の外皮と、を備え、
前記芯材は、角を形成するように位置する第一側面及び第二側面と、前記角に設けられた切欠きと、を有し、
前記外皮は、前記第一側面を覆う第一側壁部と、前記第二側面を覆い、かつ前記第一側壁部との間に開口を形成するように位置する第二側壁部と、を有し、
前記切欠きには、シール受け材が配置されており、
前記シール受け材は、前記第一側面よりも前記第一側壁部側に突出する部分と、前記第二側面よりも前記第二側壁部側に突出する部分と、を有し、
前記シール受け材と前記開口の間には、シーリング材が充填されている、
パネル。 - 前記第一側面よりも前記第一側壁部側に突出する部分は、前記第一側壁部に当たる第一当接部を有し、
前記第二側面よりも前記第二側壁部側に突出する部分は、前記第二側壁部に当たる第二当接部を有する、
請求項1のパネル。 - 前記シール受け材は、本体部と、前記本体部の一部から前記第一側壁部に向けて突出する第一突出片と、前記本体部の他の一部から前記第二側壁部に向けて突出する第二突出片とを含み、
前記第一突出片が前記第一当接部を有し、前記第二突出片が前記第二当接部を有する、
請求項2のパネル。 - 前記第一突出片と前記第二突出片のそれぞれは、可撓性を有する、
請求項3のパネル。 - 前記本体部は、中空構造を有する、
請求項3又は4のパネル。 - 前記本体部の前記開口を向く面は、凹曲面である、
請求項3から5のいずれか一つのパネル。 - 前記シール受け材は、前記切欠きの内面に当たる第三当接部を有する、
請求項2から6のいずれか一つのパネル。 - 前記シール受け材は、エチレンプロピレンゴム製である、
請求項1から7のいずれか一つのパネル。 - 芯材とこれを覆う金属製の外皮とを備えるパネルのうち、前記芯材の角に設けられた切欠きに配置され、前記切欠きに充填されるシーリング材を受けるように構成されたシール受け材であって、
前記パネルの厚み方向の表面で開口した中空構造の本体部と、
前記外皮に向けて前記本体部の一部から突出した第一突出片と、
前記外皮に向けて前記本体部の他の一部から突出した第二突出片と、を備える、
シール受け材。 - 芯材とこれを覆う金属製の外皮とを備えるパネルのうち、前記芯材の角にシーリング材を充填するパネルのコーナーのシール方法であって、
前記芯材は、前記角を形成する第一側面及び第二側面を有し、
前記外皮は、前記第一側面を覆う第一側壁部と、前記第二側面を覆い、かつ前記第一側壁部との間に開口を形成するように位置する第二側壁部と、を有するものであり、
前記芯材の前記角を切除して切欠きを形成する切除工程と、
前記切欠きにシール受け材を配置する配置工程と、
前記シール受け材と前記開口の間に、前記シーリング材を充填する充填工程と、を備え、
前記シール受け材は、前記第一側面よりも前記第一側壁部側に突出する部分と、前記第二側面よりも前記第二側壁部側に突出する部分と、を有する、
パネルのコーナーのシール方法。 - 前記配置工程では、前記シール受け材の前記第一側面よりも前記第一側壁部側に突出する部分を前記第一側壁部に当て、前記シール受け材の前記第二側面よりも前記第二側壁部側に突出する部分を前記第二側壁部に当てる、
請求項10のパネルのコーナーのシール方法。 - 前記配置工程では、前記切欠きの内面に前記シール受け材を当てる、
請求項11のパネルのコーナーのシール方法。 - 前記配置工程は、前記シール受け材を前記外皮に接着する接着工程を含む、
請求項11又は12のパネルのコーナーのシール方法。
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JP2019049173A JP7349221B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | パネル、シール受け材、及びパネルのコーナーのシール方法 |
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JP2003129609A (ja) | 2001-10-29 | 2003-05-08 | Masanobu Wadamori | 建築用パネル及びそのコーナーブロック |
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