JPH0743333Y2 - 縦目地用ジヨイナー - Google Patents

縦目地用ジヨイナー

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JPH0743333Y2
JPH0743333Y2 JP1989061678U JP6167889U JPH0743333Y2 JP H0743333 Y2 JPH0743333 Y2 JP H0743333Y2 JP 1989061678 U JP1989061678 U JP 1989061678U JP 6167889 U JP6167889 U JP 6167889U JP H0743333 Y2 JPH0743333 Y2 JP H0743333Y2
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vertical
joints
small
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知士 藤本
義博 丸目
光明 金沢
哲男 上野
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、胴縁の表側に2枚のサイデイングボードをそ
の接合部が前記胴縁の中心線に来る如く張つた場合に生
ずる縦目地より建物内への浸水を防止するため、前記サ
イデイングボードと胴縁との間に介在させると共に、縦
目地を覆う縦目地用ジヨイナーに関するものである。
[従来の技術] 従来、第8図及び第9図に示すように胴縁1の表側に2
枚のサイデイングボード2,2をその接合部が前記胴縁1
の中心線に来るように張つた場合に生ずる縦目地3より
建物内への浸水を防止するため、前記胴縁1とサイデイ
ングボード2,2との間に介在させると共に、縦目地1を
覆う縦目地用ジヨイナーとして、亜鉛引鋼板34の中心線
に目地幅に等しいコの字状突条34cを形成し、そのコの
字状突条34cの両側端部にコの字状突条34cに平行に複数
の止水用小突起34bを形成してなるハツト型ジヨイナー3
4を用いている。施工に当たつては、胴縁1の中心線に
コの字状突条34cの中心線が来る如く胴縁1上にハツト
型ジヨイナー34を取り付け、その上に前記コの字状突条
34cを挟むように2枚のサイデイングボード2,2を張り、
その際生じた2枚のサイデイングボード2,2及びコの字
状突条34cによつて囲まれる縦目地3の隙間にシーリン
グ材7を詰めている。このハツト型ジヨイナー34及びシ
ーリング材7による縦目地用シールは、施工が困難であ
り、長時間を要すること、そのうえシーリング材7の硬
化に長時間を要し、その間、シーリング材7表面に汚れ
が付着すること、またシーリング材7の切れが発生した
場合止水用小突起34bはサイデイングボード2,2の凹凸へ
の追従性が低く、止水が不十分であること等の問題点が
ある。さらに、このジヨイナー34は長さが3030mmと定尺
のものが多く、曲げ不可能であるため、二階建て等高い
建物への施工に当たつては途中で継ぐ必要があり、その
継目から漏水のおそれがある。
また、別の従来例としては、第10図及び第11図に示すよ
うに、亜鉛引鋼板48の中心線に目地3の表側に向かつて
突出した幅の小さい突起48aを形成し、その亜鉛引鋼板4
8に高分子材料弾性体のガスケツト型ジヨイナー49を重
ねたものを用いている。なお、このガスケツト型ジヨイ
ナー49は、亜鉛引鋼板48の平面部分に重ねる平面部分49
a、亜鉛引鋼板48の小突起48aを覆う突条49b、その突条4
9bの先端にT字を形成する如く結合した覆片49c、及び
前記突条49bよりその両側に伸びる複数のリブ49dよりな
り、前記平面部分49aには突条49bに平行に小突起49eを
形成してある。
このガスケツト型ジヨイナー49の施工はサイデイングボ
ード2,2を張る作業と平行して行う必要があり、作業が
困難であり、作業者がこの使用を忌避しているという問
題点がある。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の縦目地のシールにあつては、以上に示した問題点
があることから、施工が容易であり、且つ止水性に優れ
た縦目地用ジヨイナーが求められている。
本考案は、上記課題を解決した縦目地用ジヨイナーを提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図乃至第7図を参考に説明する。上記目的を達成す
るために、本考案に係る縦目地用ジヨイナーは、胴縁1
の表側に2枚のサイデイングボード2,2をその接合部が
前記胴縁1の中心線に来る如く張つた場合に生ずる縦目
地3より建物内への浸水を防止するため、前記胴縁1と
サイデイングボード2,2との間に介在させると共に、縦
目地3を覆うものであつて、胴縁1とサイデイングボー
ド2,2との間に介在させる板4a,14a,24aにサイデイング
ボード2,2側に向かつて複数の小突起4b,14b,24bを形成
すると共に、前記板4a,14a,24aの中心線上に縦目地3を
塞ぐ突条4c,14c,24cを形成し、さらに、その突条4c,14
c,24cの表面に小突片4d,14dもしくは小溝24eを形成して
なるハツト型ジヨイナー4,14,24、及び前記縦目地3に
挿入して縦目地3の表側を覆う覆片5a,25a、その覆片5
a,25aより目地3奥に向かつて伸びる柱片5b,25b、及び
その柱片5b,25bの両側より側方に伸びるリブ5c,25cより
なり、前記柱片5b,25bの覆片5a,25aとは反対側の端に前
記ハツト型ジヨイナー4,14,24の小突片4d,14dもしくは
小溝24eに嵌合する小溝5dもしくは小突片25eを形成し、
且つ前記小溝5d,24eに粘着材6を予め充填してなる高分
子材料弾性体の目地用ガスケツトを組み合わせてなるも
のである。
[作用] 予め小溝5d,24eに粘着材6を充填しておき、ハツト型ジ
ヨイナー4,14,24に目地用ガスケツト5,25を重ねると共
に、ハツト型ジヨイナー4,14,24の小突片4d,14dもしく
は小溝24eに目地用ガスケツト5,25の柱片5bの小溝5dも
しくは小突片25eを嵌合させることにより、小溝5d,24e
に充填しておいて粘着材6が柱片5b,25bと突条4c,14c,2
4cとの間に流出し、これら両者5b,25b,4c,14c,24c及び
サイデイングボード2,2を接合する。そのため、従来の
ジヨイナーに比べて、著しく止水性が向上すると共に、
取り付け施工が容易になる。
なお、第1図乃至第3図及び第5図乃至第7図に示す如
くハツト型ジヨイナー4,24に高分子材料弾性体を用いる
場合、突条4c,24cの側面4f,24f及び小突起4b,24bを発泡
体にすることにより、サイデイングボード2,2の小口面
及び裏面の凹凸に対する追従性が向上し、止水性が一層
向上する。また、そのことにより、長尺での製品化が可
能となり、二階建ての建物においても、継目なしに取り
付け可能となる。
[実施例] 実施例について第1図乃至第7図を参考に説明する。1
は胴縁、2,2はその胴縁1の表側に接合部が胴縁の中心
線に来る如く張つた2枚のサイデイングボード、3はそ
の接合部に形成された縦目地、4,24,14はゴムもしくは
ゴム様弾性体即ち高分子材料弾性体もしくは亜鉛引鋼板
製ハツト型ジヨイナーであつて、前記胴縁1とサイデイ
ングボード2,2の間に介在させると共に、縦目地3を覆
うものであつて、胴縁1とサイデイングボード2,2との
間に介在させる板4a,14a,24aにサイデイングボード2,2
側に向かつて複数の小突起4b,14b,24bを形成すると共
に、サイデイングボード2,2側に向かつて縦目地3を塞
ぐ断面長方形もくしはコの字状突条4c,14c,24cを形成
し、さらにその突条4c,14c,24cの表面に小突片4d,14dも
しくは小溝24eを形成してある。5,25はゴムもしくはゴ
ム様弾性体即ち高分子材料弾性体の目地用ガスケツトで
あつて、縦目地3に挿入して、目地3の表側を覆う覆片
5a,25a、その覆片5a,25aより縦目地3の奥に向かつて伸
びる柱片5b,25b及びその柱片5b,25bの両側より側方に伸
びるリブ5c,25cよりなり、前記柱片5b,25bの覆片5a,25a
とは反対側の端に、前記ハツト型ジヨイナー4,14,24の
小突片4d,14dもしくは小溝24eに嵌合する小溝5dもしく
は小突片25eを形成してなるものである。そして、小溝5
d,24eには予め粘着材6を充填してある。なお、ハツト
型ジヨイナー4,24に高分子材料弾性体を用いたときに
は、突条4c,24cの側面4f,24f及び小突起4b,24bを発泡体
にすることは好ましいことである。
次に作用について説明する。ハツト型ジヨイナー4,14,2
4に目地用ガスケツト5,25を重ねると共に、ハツト型ジ
ヨイナー4,14,24の小突片4d,14dもしくは小溝24eに目地
用ガスケツト5,25の柱片5b,25bの小溝5dもしくは小突片
25eを嵌合させることにより、小溝5d,24eに充填してお
いた粘着材6が、柱片5b,25bと突条4c,24cとの間に流出
し、これら両者及びサイデイングボード2,2を接合す
る。そのため、構造が著しく簡単にも拘らず、従来のジ
ヨイナーに比して、著しく止水性が向上すると共に、取
り付け施工が容易になる。
なお、ハツト型ジヨイナー4,24に高分子材料弾性体を用
い、突条4c,24cの側面及び小突起4b,24bを高分子材料発
泡体にした場合、サイデングボード2,2の小口面及び裏
面の凹凸に対する追従性が向上し、止水性が一層向上す
る。また、そのことにより、長尺での製品化が可能とな
り、二階建ての建物においても、継目なしに取り付け可
能となる。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているため、取
り付け施工が容易であり、且つ止水性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の第1の実施例を示すもの
で、第1図は全体の断面図、第2図は目地用ガスケツト
の断面図、第3図はハツト型ジヨイナーの断面図であ
る。第4図は第1の実施例に使用するハツト型ジヨイナ
ーの変形例を示すものである。第5図乃至第7図はこの
考案の第2の実施例を示すもので、第5図は全体の断面
図、第6図は目地用ガスケツトの断面図、第7図はハツ
ト型ジヨイナーの断面図である。第8図は従来例を示す
全体の断面図、第9図は第8図のハツト型ジヨイナーの
断面図である。第10図は他の従来例を示す全体の断面
図、第11図は第10図ガスケツトジヨイナーの断面図であ
る。 1……胴縁 2,2……サイデイングボード 3……縦目地 4,14,24,34……ハツト型ジヨイナー 4a,14a,24a,34a……板 4b,14b,24b,34b……小突起 4c,14c,24c,34c……突条 4d,14d……小突片 4f,24f……側面 24e……小溝 5,25……目地用ガスケツト 5a,25a……覆片 5b,25b……柱片 5c,25c……リブ 5d……小溝 25e……小突片 6……粘着材 7……シーリング材 48……亜鉛引鋼板 48a……突起 49……ガスケツト型ジヨイナー 49a……平面部分 49b……突条 49c……覆片 49d……リブ 49e……小突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−190046(JP,U) 実開 昭63−53409(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴縁(1)の表側に2枚のサイデイングボ
    ード(2,2)をその接合部が前記胴縁(1)の中心線に
    来る如く張つた場合に生ずる縦目地(3)より建物内へ
    の浸水を防止するため、前記胴縁(1)とサイデイング
    ボード・(2,2)との間に介在させると共に、縦目地
    (3)を覆う縦目地用ジヨイナーであつて、胴縁(1)
    とサイデイングボード(2,2)との間に介在させる板(4
    a,14a)にサイデイングボード(2,2)側に向かつて複数
    の小突起(4b,14b)を形成すると共に、前記板(4a,14
    a)の中心線上に縦目地3を塞ぐ突条(4c,14c)を形成
    し、さらに、その突条(4c,14c)の表面に小突片(4d,1
    4d)を形成してなるハツト型ジヨイナー(4,14)、及び
    前記縦目地(3)に挿入して縦目地(3)表側を覆う覆
    片(5a)、その覆片(5a)より縦目地(3)奥に向かつ
    て伸びる柱片(5b)及びその柱片(5b)の両側より側方
    に伸びるリブ(5c)よりなり、前記柱片(5b)の覆片
    (5a)とは反対側の端に前記ハツト型ジヨイナー(4,1
    4)の小突片(4d,14d)に嵌合する小溝(5d)を形成
    し、且つ小溝(5d)に粘着材(6)を予め充填してなる
    高分子材料弾性体の目地用ガスケツト(5)を組み合わ
    せてなる縦目地用ジヨイナー。
  2. 【請求項2】胴縁(1)の表側に2枚のサイデイングボ
    ード(2,2)をその接合部が前記胴縁(1)の中心線に
    来る如く張つた場合に生ずる縦目地(3)より建物内へ
    の浸水を防止するため、前記胴縁(1)とサイデイング
    ボード(2,2)との間に介在させると共に、縦目地
    (3)を覆う縦目地用ジヨイナーであつて、胴縁(1)
    とサイデイングボード(2,2)との間に介在させる板(2
    4a)にサイデイングボード(2,2)側に向かつて複数の
    小突起(24b)を形成すると共に、前記板(24a)の中心
    線上に縦目地(3)を塞ぐ突条(24c)を形成し、さら
    に、その突条(24c)の表面に小溝(24e)を形成してな
    るハツト型ジヨイナー(24)、及び前記縦目地(3)に
    挿入して縦目地(3)表側を覆う覆片(25a)、その覆
    片(25a)より縦目地(3)奥に向かつて伸びる柱片(2
    5b)及びその柱片(25b)の両側より側方に伸びるリブ
    (25c)よりなり、前記柱片(25b)の覆片(25a)とは
    反対側の端に前記ハツト型ジヨイナー(24)の小溝(24
    e)に嵌合する小突片(25e)を形成し、且つ小溝(24
    e)に粘着材(6)を予め充填してなる高分子材料弾性
    体の目地用ガスケツト(25)を組み合わせてなる縦目地
    用ジヨイナー。
JP1989061678U 1989-05-26 1989-05-26 縦目地用ジヨイナー Expired - Lifetime JPH0743333Y2 (ja)

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