JPH08269170A - シート成形材料用組成物 - Google Patents

シート成形材料用組成物

Info

Publication number
JPH08269170A
JPH08269170A JP7338735A JP33873595A JPH08269170A JP H08269170 A JPH08269170 A JP H08269170A JP 7338735 A JP7338735 A JP 7338735A JP 33873595 A JP33873595 A JP 33873595A JP H08269170 A JPH08269170 A JP H08269170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester
composition
elastomer
rubber
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7338735A
Other languages
English (en)
Inventor
William G Hager
ジー ヘイガー ウィリアム
Jay J Beckman
ジェイ ベックマン ジェイ
Paul R Krumlauf
アール クラムラウフ ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Owens Corning
Original Assignee
Owens Corning Fiberglas Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Owens Corning Fiberglas Corp filed Critical Owens Corning Fiberglas Corp
Publication of JPH08269170A publication Critical patent/JPH08269170A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
    • C08G81/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C08G81/024Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G
    • C08G81/027Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G containing polyester or polycarbonate sequences

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相分離を生ぜずに、長期保存でき、かつ成形
部品の耐衝撃性をも向上させるシート成形材料(SM
C)のためのエラストマー改質ポリエステルの提供。 【解決手段】 エラストマーと不飽和ポリエステルとの
反応生成物である共重合体を有する組成物であって、エ
ラストマーの鎖末端に、不飽和ポリエステルと反応しや
すい反応性機能性基を有し、不飽和ポリエステルが1以
上の多価アルコールと1以上のエチレン性不飽和ポリカ
ルボン酸と、ジシクロペンタジエン、長鎖炭化水素酸又
は長鎖炭化水素グリコールのうちの少なくとも1つとの
反応生成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラストマー改質
ポリエステルシート成形材料(SMC)に関する。特
に、本発明は、改良した耐衝撃性SMCのためのエラス
トマー改質ポリエステルに関する。さらに、ポリエステ
ルにゴムを含めると、ラミネートが軟化し始める温度が
著しく低下するため、それらが有用な温度の上限を低下
させる(時々、熱−歪温度又はHDTと呼ばれる)こと
はよく知られている。本発明は、自動車工業における応
用のためにこれらの組成物を用いることに関する。
【0002】
【従来の技術】不飽和樹脂組成物は、それによって構成
部品、特にボディパネルを成形することができるSMC
配合剤として自動車工業における使用が増加しているこ
とが知られている。不飽和ポリエステル及びモノマー成
分に加えて、不飽和樹脂組成物には、その組成物が熱硬
化製品に成形されるとき、不所望な収縮を防止するのに
作用する熱可塑性ポリマーである、いわゆる『低プロフ
ァイル(low-profile )』添加剤が含まれる。特記すべ
きものとして、最近、自動車ボディパネルの外面の耐衝
撃性を向上する努力がなされている。当業者は、ポリエ
ステルボディパネルが、衝撃試験において、従来の材料
(例えば鋼鉄)と比較して極めて脆い挙動を示すことを
知っている。耐衝撃性が低い原因は一般に、これらの材
料に必要とされる2つの性能にある。即ち、通常の剛性
及び強度要件に加えて、成形表面の優れた再現性(優れ
た表面美)は典型的には、配合者に多量の熱可塑性物
(低プロファイル(low profile )添加剤)に加えて高
反応性不飽和ポリエステルを用いることを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】配合者は、熱硬化物と
ブレンドするゴムが、衝撃エネルギーを吸収して、突発
故障の始まりを遅らせることによって、耐衝撃性を改良
することができることを知っている。しかし、ある炭化
水素ゴムをポリエステルに加えることにより、耐衝撃性
を減少させるようである。ポリ(ブタジエン−−アク
リロニトリル)ゴムと不飽和ポリエステルとを単にブレ
ンドする例において、ゴムとポリエステルとの不相溶性
により、微小規模での相分離が生じる。よって、ポリエ
ステルをゴムとブレンドし、その後即座に硬化させる
と、ゴム粒子が大きな径を採り、破壊サイトとして作用
するようである。さらに、保存の際に成分間で相分離が
生じて、ポリエステル相上にゴム相が生じるため、後の
成形のためにゴムとポリエステルとを前ブレンドするこ
とができない。さらに、ゴムを用いてポリエステルの耐
衝撃性、密着性などを向上させると、有用でより高いサ
ービス温度(HDT)を著しく低下させる。これは、純
粋な熱硬化物と比較してゴムのガラス転移温度が低いこ
とによるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ポリエステル鎖にゴムを
含めると、上記の状況は大いに改良される。得られた分
子構造は、(AB)n タイプとして視覚化することがで
きる。式中、Aはポリエステル・セグメントを、Bはゴ
ム・セグメントを構成している。この構造によって、ゴ
ムとポリエステルとの著しく良好な相溶性を実現でき、
保存中単相とすることができる。このシナリオで、ゴム
相は、ポリエステル相に分散する、極端に小さなゴム領
域として存在する。さらに、得られたポリエステルの多
ブロックポリマーの架橋密度を増加させるために、不飽
和末端基を含めることにより、ほとんど未改質樹脂の架
橋密度までにHDTを著しく改良させられる。シーバー
ト(Siebert) らの方法(米国特許第 5,268,452号)にお
いて、ポリ(ブタジエン−−アクリロニトリル)ファ
ミリーをベースとする、いくつかの末端機能化反応性液
体ポリマー(RLPと名付けた)の使用法が記載されて
いる。この特許は、カルボキシ、ヒドロキシ、及びエポ
キシのような末端基を含んでいる。ポリエステル調製の
始めにおいて、上記の末端基を有するRLPの添加する
ことにより、ポリエステル成分の選択にかかわらず、ポ
リエステル主鎖にゴムが十分に含まれることをこの特許
は教示している。特定のRLPと、注意深く改質したポ
リエステルとを組合わせることによってのみ、ゴムをポ
リエステル主鎖に含むことを成功をおさめる結果となる
であろうことを見出した。よって、微相分離を防止すべ
き場合、ゴムの選択及びポリエステル成分に注意を払わ
ねばならない。さらに、成分間の相溶性を向上させる試
みが必要である。2つのポリマー間の相溶性の従来の測
定法は、溶解パラメータδである(グルルケ(Grulke,
E.A.)、『Solubility Parameters 』、Polymer Handboo
k、3版(J. Brandup 及びE.H. Immergut, eds., John W
iley and Sons, N.Y.(1989 年))。スチレンで、大抵の
ポリエステルに対するδは、9〜13(cal/cm3)1/2の範
囲である一方、大抵の炭化水素ゴムに対するδは、7.
5〜8.5(cal/cm3)1/2の範囲である。2つの成分の溶
解度の値の差、Δδが1(cal/cm3)1/2より大きい場合、
成分が大抵の場合相分離するであろう。大抵のポリエス
テルは範囲の大きい側にありがちであり、ゴムは小さい
側にあり、時間経過後のゴムとポリエステルをブレンド
した単一相溶液は、観察されなかった。
【0005】
【発明の実施の形態】我々は、相分離なく長期保存によ
り発揮されるような、及び耐衝撃性が向上されるような
優れた相溶性を有する、ポリエステルと炭化水素ゴムと
の共重合体(AB)n の合成経路を見出した。ゴム成分
の簡便な選択は、ブタジエンとアクリロニトリルとの共
重合体である。用いるゴムは一般に、7〜12(cal/c
m3)1/2の範囲のδを示す。好ましくは、7.5〜9.5
(cal/cm3)1/2の範囲のδである。ゴムのアクリロニトリ
ル含量は、少なくとも20%(レベルが高いとδ値はポ
リエステルの値にまで近づく)とするのが好ましい。方
法を容易とするために、ゴムは一般に低粘度を示すべき
である。反応性機能性基は、ゴムの鎖末端に結合してい
なければならず、ポリエステル鎖末端(例えば、エポキ
シ基)と反応しやすくなければならない。ゴムは、イソ
プレン及びシクロペンタジエンなどのような他の成分と
の共重合体からなることもできる。
【0006】ポリエステルは一般に、8〜13(cal/c
m3)1/2の範囲、好ましくは8〜12(cal/cm3)1/2のδを
示す。ポリエステルは、ゴムをそのポリエステルと反応
させる前に一般に、低粘度かつ高酸性度でなければなら
ない。ポリエステルは一般に、アルキドにかなりの疎水
性を加える基(改質剤)と合成される。我々は、コスト
及び性能の双方の点からジシクロペンタジエンが最も有
用な改質剤であることを見出した。1,10- ドデカンジカ
ルボン酸などのような長鎖炭化水素酸及び長鎖グリコー
ルもアルキドに疎水性を加えるのに有用である。グリシ
ジル−アクリレート類及びプロポキシル化アリルアルコ
ールなどのような他の改質剤もHDTを向上させるであ
ろう。グリシジル−アクリレート類は以下の式(I)で
表される。
【0007】
【化1】
【0008】式中、R1 は水素又は炭素原子を1〜5個
有するアルキル基であり、R2 は以下の式(II)又は
(III)を有するグリシジルエステル基である。
【0009】
【化2】
【0010】式中、R3 はC7 143-〜C11203-
の範囲であり、グリシジルアクリレート類は、不飽和末
端基を有する低分子量不飽和ポリエステルのいくつかを
停止させる。
【0011】不飽和ポリエステルは、1以上の2価アル
コール類と1以上のエチレン性不飽和ポリカルボン酸と
の重縮合反応生成物を有する。ポリカルボン酸の語によ
って一般に、ポリカルボン酸又はジカルボン酸又は無水
物、ポリカルボン酸又はジカルボン酸ハライド、及びポ
リカルボン酸又はジカルボン酸エステルを意味する。重
合性炭素−炭素二重結合を含む、好適な不飽和ポリカル
ボン酸、及びこれに対応する無水物並びに酸ハライドに
は、無水マレイン酸、マレイン酸、及びフマル酸を含め
ることができる。少割合、即ち約40モル%までの不飽
和酸は、重合性炭素−炭素結合を含まないジカルボン酸
又はポリカルボン酸によって置換することができる。そ
のようなものの例として、o-フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、及
びメチルコハク酸などが挙げられる。ポリエステルを調
製するのに有用な2価アルコール類として、1,2-プロパ
ンジオール(以下、本明細書内でプロピレングリコール
という)、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコ
ール、1,3-ブタンジオール、エチレングリコール、及び
グリセロールなどが挙げられる。好適な不飽和ポリエス
テルの例として、次の重縮合生成物が挙げられる。即
ち、(1) プロピレングリコールとマレイン酸及び/又は
フマル酸、(2) 1,3-ブタンジオールとマレイン酸及び/
又はフマル酸、(3) エチレングリコール及びプロピレン
グリコール(エチレングリコールが約50モル%以下)
の組合せとマレイン酸及び/又はフマル酸、(4) プロピ
レングリコール、マレイン酸及び/又はフマル酸、及び
水と反応したジシクロペンタジエンである。上記のポリ
エステルの他に、プラット(Pratt) らの米国特許第 3,8
83,612号に記載されるようなジシクロペンタジエン−改
質不飽和ポリエステル樹脂を用いることもできる。
【0012】樹脂系のモノマー成分は、不飽和ポリエス
テルと共重合する材料を含有する。不飽和ポリエステル
と共重合するエチレン性不飽和モノマーは、最も一般的
にはスチレンである;しかし、メチル−スチレンもまた
有用であり、メチル−アクリレート類、エチル−アクリ
レート、メチル−メタクリレート、エチル−メタクリレ
ートなどのようなアクリレート類及びメタクリレート類
と同じ程度に有用である。樹脂系の低プロファイル添加
成分は、硬化反応の際に相分離及び気孔(porosity)を
生じる熱可塑性ポリマーを含有する。低プロファイル添
加剤は、不飽和ポリエステルに混合し、硬化すると、結
果として多相系を生じる材料である。低プロファイル添
加剤として有用なポリマーには、アクリル酸及びメタク
リル酸エステルの均一重合体及び共重合体、セルロース
アセテートブチレート、ビニルアセテート均一重合体及
び共重合体、ポリイソシアネート類、好ましくはジイソ
シアネート類から調製されるポリウレタン類、並びに、
ポリエーテルポリオール、多くの飽和ポリエステル、ポ
リカプロラクトン、スチレン−ブタジエン共重合体、あ
る変性セルロース、及びあるアルキルオキサイドポリマ
ーが挙げられる。上記にリストアップした低プロファイ
ル添加剤は、すべての低プロファイル添加剤をリストア
ップしようとしたのではなく、むしろ低プロファイル樹
脂に存在する多相形態(morphology)を生じるのに用い
た材料の例を示すものである。
【0013】重合性不飽和ポリエステルが縮合される酸
価は一般に、10〜50mg KOH/g樹脂の範囲で
ある。酸価は、15〜40mg KOH/g樹脂の範囲
が好ましい。ゴムと反応する前の不飽和ポリエステルの
重量平均分子量は、500〜5000g/molであ
り、750〜2500g/molであるのが好ましい。
ゴムとの反応後、分子量は、5000〜30000g/
molであり、10000〜20000g/molであ
るのが好ましい。本発明のある面として、反応器に二酸
及びグリコール、阻害剤などを入れた。重縮合を175
℃〜240℃で行った。ポリエステルの酸価が55〜8
5という値に達するとき、反応物を110℃〜150℃
まで冷却し、そのとき触媒及び阻害剤を加える。最終酸
価は、17〜35mg KOH/g樹脂の範囲である。
その後この反応物を冷却し、スチレンに入れる。
【0014】本発明の他の面として、反応器に二酸及び
グリコール、阻害剤、及びジシクロペンタジエンを入れ
た。重縮合を175℃〜240℃で行った。ポリエステ
ルの酸価が55〜85という値に達するとき、反応物を
110℃〜150℃まで冷却し、そのとき触媒及び阻害
剤を加える。その後、ゴムを添加し、反応物を30〜6
0分間その温度で維持する。最終酸価は、17〜35m
g KOH/g樹脂の範囲である。その後この反応物を
冷却し、スチレンに入れる。
【0015】本発明の他の面として、反応器に二酸及び
グリコール、阻害剤などを入れた。重縮合を175℃〜
240℃で、酸価10mg KOH/g樹脂未満となる
まで行った。無水マレイン酸及びシクロペンタジエンを
その後加えて、縮合を続けた。ポリエステルの酸価が5
5〜85に到達すると、反応物を110℃〜150℃ま
で冷却した。そのとき触媒及び阻害剤を加える。その後
ゴムを加え、反応物をその温度で30〜60分間保持す
る。最終的な酸価は、17〜35mg KOH/g樹脂
の範囲である。その後この反応物を冷却し、スチレンに
入れる。本発明の他の面として、反応器に二酸及びグリ
コール、阻害剤などを入れた。重縮合を175℃〜24
0℃で、酸価10mg KOH/g樹脂未満となるまで
行った。無水マレイン酸及びシクロペンタジエンをその
後加えて、縮合を続けた。ポリエステルの酸価が55〜
85に到達すると、反応物を110℃〜150℃まで冷
却した。そのとき触媒及び阻害剤を加える。その後ゴム
を加え、反応物をその温度で30〜60分間保持する。
ゴムとの反応後、最終的な酸価は、25〜35mg K
OH/g樹脂の範囲である。反応物をさらに、105℃
〜130℃まで冷却し、第2触媒及び阻害剤を加える。
さらに、十分な速度での空気散布により酸素を反応器に
入れる。この時、反応が130℃以上に加熱しないよう
な速度で、グリシジルメタクリレートを加える。GMA
添加終了後、反応器を120℃〜130℃で1時間保持
し反応を終了させる。このとき、反応物をスチレンに入
れ、冷却する。
【0016】本発明の他の面として、反応器に二酸及び
グリコール、阻害剤などを入れた。重縮合を175℃〜
240℃で行った。ポリエステルの酸価が55〜85に
到達すると、反応物を110℃〜150℃まで冷却し
た。このとき触媒及び阻害剤を加える。その後ゴムを加
え、反応物をその温度で30〜60分間保持する。最終
的な酸価は、25〜35mg KOH/g樹脂の範囲で
ある。反応物をさらに、105℃〜130℃まで冷却
し、第2触媒及び阻害剤を加える。さらに、十分な速度
での空気散布により酸素を反応器に入れる。この時、反
応が130℃以上に加熱しないような速度で、グリシジ
ルメタクリレートを加える。GMA添加終了後、反応器
を120℃〜130℃で1時間保持し反応を終了させ
る。このとき、反応物をスチレンに入れ、冷却する。
【0017】本発明のさらなる他の面として、反応器に
二酸及びグリコールを入れた。重縮合を175℃〜24
0℃で行った。ポリエステルの酸価が100〜120m
gKOH/g樹脂に到達すると、十分量のプロポキシル
化アリルエーテルを反応器に加える。また、触媒及び阻
害剤を加えて、反応器を200℃まで加熱する。酸価が
55〜80mg KOH/g樹脂に到達するまで、縮合
を行う。反応物を110℃〜150℃まで冷却した。こ
のとき触媒及び阻害剤を加える。その後ゴムを加え、反
応物をその温度で30〜60分間保持する。最終的な酸
価は、17〜35mg KOH/g樹脂の範囲である。
その後この反応物を冷却し、スチレンに入れる。
【0018】本発明のシート成形材料には、他の従来の
材料を含むことができる。例えば、従来の化学増粘剤
を、樹脂に物理的に混合してもよい。化学増粘剤には一
般に、周期律表のII族、III 族、IV族の金属酸化物、水
酸化物、及びアルコキシドが挙げられる。酸化カルシウ
ム及び酸化マグネシウム又は各々の水酸化物は最もよく
用いられる。好ましい態様として、増粘剤は約0.5〜
約6重量部の範囲の量で存在する。増粘剤を一般に、当
業界で知られているように、キャリア樹脂に懸濁させ
る。キャリア材料は、例えばポリメタクリル酸メチル、
ポリ酢酸ビニル、飽和又は不飽和ポリエステルのような
増粘剤及び同じような材料であって、それらと反応しな
い組成物を有する。このキャリア樹脂は、系の100重
量部をベースとして約0.5〜約8重量部の範囲の量で
存在する。
【0019】不飽和ポリエステルをモノマーと硬化する
か又は架橋させるのを援助するために、エチレン性不飽
和モノマーを含む熱硬化ポリエステル樹脂に触媒を少量
含めてもよい。このような触媒はよく知られており、不
飽和ポリエステル及び低プロファイル熱可塑性ポリマー
と混合されるモノマーを硬化するのを援助するために、
本発明において同じように用いることができる。代表的
な触媒には、例えば、第3ブチルパーベンゾエート、第
3ブチルパーオクトエート、及びベンゾイルパーオキサ
イドなどの有機過酸化物及び過酸が挙げられる。触媒の
量は、成形法によって変化させることができ、当業界で
よく知られているように、用いる開始剤のレベル及びタ
イプによっても同じように変化させることができる。好
ましい態様として、触媒は、系の100重量部をベース
として、約0.5〜約2.5重量部の範囲の量で存在す
る。組成物の硬化は、典型的には加熱加圧下で行われ、
密閉、好ましくは押圧タイプ型内で行われる。離型剤を
この組成物に加えて、当業界でよく理解されるように、
その通常の機能を発揮することもできる。好ましい態様
として、この離型剤は、4成分樹脂系の100重量部を
ベースとして、約0.5〜約6重量部の範囲の量で存在
する。
【0020】樹脂組成物に一般に添加される繊維、充填
剤、及び顔料は、本発明のシート成形材料を配合するの
と同じとすることができる。強化用繊維又は繊維強化材
は、ガラス織物、チョップトグラスストランド、チョッ
プト−又は連続ストランドグラス−繊維マットのよう
な、1つ又は他の形態でのガラス繊維を意味するものと
採られるが、この語は、所望であれば、例えばアスベス
ト、綿、合成有機繊維、及び金属を用いることもできる
強化剤を含む。普通不活性で無機材料であり、この組成
物に有用である充填材は、例えば粘土、炭酸カルシウ
ム、シリカ、及びケイ酸カルシウムなどが挙げられる。
好ましい態様として、この充填材は、系の100重量部
をベースとして約165〜約250重量部までの範囲の
量で存在する。顔料の例として、カーボンブラック、酸
化鉄、及び二酸化チタンなど並びに有機顔料が挙げられ
る。好ましい態様として、顔料は4成分樹脂系の100
重量部をベースとして、約0〜約4重量部の範囲の量で
存在する。
【0021】本発明のある面において、シート成形組成
物の調製は一般に、不飽和ポリエステル、低プロファイ
ル添加剤、モノマー、並びに触媒、離型剤、及び充填材
のような添加剤を含有する第1部分を一緒にブレンドす
ることによって、行われる。これは、一般にAサイド配
合物としてこの業界で知られている。第2部分(一般に
Bサイド配合物として知られている)は、増粘剤及びこ
のためのキャリア樹脂並びに顔料及び離型剤のような添
加剤を含有する。本発明の他の面において、添加又は第
2モノマーを、増粘剤が懸濁しているBサイド配合物に
加えることができる。添加モノマーはビニルトルエン又
はスチレンを含有し、4成分樹脂系の100重量部をベ
ースとして約1〜約8重量部の範囲の量で存在する。本
発明のシート成形組成物は、従来及び当業者に既知の温
度で好適な装置で成分を混合することによって調製する
ことができる。一旦シート成形組成物が配合されると、
組成物は所望の形状を有する熱硬化製品に成形すること
ができる。好ましい態様において、約121−177℃
(250−350゜F)の範囲の温度で、約1/3〜約
5分の範囲の時間で、好適な成形サイクルが行われる。
以下の配合物は、本発明の組成物の例を示すために提供
される。
【0022】
【実施例】
【実施例1】ポリエステル縮合に適合した4リッター反
応器に以下のものを入れた。 ・イソフタル酸 471g ・ジプロピレングリコール 378g ・2-メチル−1,3-プロパンジオール 254g 内容物を200℃、窒素ガスフロー中で反応させて、酸
価が9.5mg KOH/g樹脂になるまで水を除去し
た。このとき、次のものを加えた。 ・無水マレイン酸 821g ・ジシクロペンタジエン 510g 反応を155℃で30分間保持した。このとき、次のも
のを反応器に加えた。 ・ジプロピレングリコール 378g ・1-メチル−1,3-プロパンジオール 254g ・トルヒドロキノン 0.5g 反応器を195℃まで加熱し、ガードナー・タイムド・
バブル(Gardner timed bubble)6.0 1/100分
(2:1 樹脂:スチレン)及び酸価35に到達するま
で反応を続けた。反応器を130℃に冷却し、次のもの
を加えた。
【0023】・N,N-ジメチルベンジルアミン 3.4m
l ・EPI-REZ 58042 350g(エポキシ末端化ポリ(ブ
タジエン−コ−アクリロニトリル))、アクリロニトリ
ル含量26%、酸価=1.5、20℃の粘度=5000
00cps(500Pa・s)、δ=9.15(cal/c
m3)1/2、数平均分子量=3150g/mol、Tg =3
9℃) 反応を150℃で1時間続けた。このとき、酸価が18
であり、かつガードナー・タイムド・バブルが19.5
1/100分であった。反応物を次の混合物に入れ
た。 ・スチレン 1560g ・パラ−ベンゾキノン 0.0746g ・モノ-tert-ブチルヒドロキノン 0.16g 樹脂100gをベンゾイルパーオキサイド1.0gと混
合し、乾燥機内に60℃で16時間置いた。キャスト
を、120℃で4時間、後硬化した。以下の表I及び表
IIには、この材料の物理的特質データを含んでいる。
【0024】
【実施例2】ポリエステル縮合に適合した4リッター反
応器に以下のものを入れた。 ・イソフタル酸 463g ・ジプロピレングリコール 284g ・2-メチル−1,3-プロパンジオール 254g 内容物を200℃、窒素ガスフロー中で反応させて、酸
価が6.3mg KOH/g樹脂になるまで水を除去し
た。このとき、つぎのものを加えた。 ・無水マレイン酸 850g ・ジシクロペンタジエン 400g 反応を155℃で30分間保持した。このとき、次のも
のを反応器に加えた。 ・ジプロピレングリコール 395g ・1-メチル−1,3-プロパンジオール 202g ・トルヒドロキノン 0.5g 反応器を195℃まで加熱し、ガードナー・タイムド・
バブル19.0 1/100分(2:1 樹脂:スチレ
ン)及び酸価35に到達するまで反応を続けた。反応器
を130℃に冷却し、次のものを加えた。
【0025】・N,N-ジメチルベンジルアミン 3.4m
l ・EPI-REZ 58042 333g 反応を150℃で1時間続けた。このとき、反応器を1
25℃に冷却し、空気を散布ラインによって混合物に導
入した。その後次のものを反応物に加えた。 ・ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT) 1.0g ・N,N-ジメチルベンジルアミン 3.4ml ・パラ−ベンゾキノン 0.3g ・グリシジルメタクリレート(GMA) 250g 125℃を越えないような速度でGMAを加えた。添加
終了後、反応を1時間120℃で保持した。このとき、
酸価は35であり、かつガードナー・タイムド・バブル
粘度(Gardner timed bubble viscosity)は130 1
/100分であった。反応物を次の混合物に入れた。 ・スチレン 1560g ・パラ−ベンゾキノン 0.0746g ・モノ-tert-ブチルヒドロキノン 0.16g 樹脂100gをベンゾイルパーオキサイド1.0gと混
合し、乾燥機内に60℃で16時間置いた。キャスト
を、120℃で4時間、後硬化した。以下の表I及び表
IIには、この材料の物理的特質データを含む。
【0026】
【表1】 表I 機械的データ コントロール 1 実施例1 実施例2 ノッチ付アイゾッド(J/m) 35.3 39.6 35.6 ノッチなしアイゾッド(J/m) 94.3 182.2 140.9 曲げ応力 MPa 86.1 77.2 132.7 曲げ弾性率 GPa 3.9 2.8 4.5 引張り応力 MPa 46.6 46.4 71.3 引張り弾性率 GPa 3.1 2.5 3.6 引張り伸び % 1.7 3.3 2.8 1 イソフタル酸/ジエチレングリコール/プロピレン
グリコール/無水マレイン酸を含有する不飽和ポリエス
テルが一般に耐衝撃性応用に用いられた。
【0027】
【表2】
【0028】これらのデータから、本発明の組成物がコ
ントロールポリエステルより良好な機械的特性及び熱的
特性を有することがわかる。
【0029】
【実施例3】ポリエステル縮合に適合した10ガロンス
テンレス鋼反応器に以下のものを入れた。 ・ジプロピレングリコール 3.23kg ・2-メチル−1,3-プロパンジオール 2.98kg ・イソフタル酸 5.43kg 反応器を200℃までにして、酸価が10mg KOH
/g樹脂になるまで縮合を続けた。反応物を175℃ま
で冷却し、次の成分を加えた。 ・無水マレイン酸 13.03kg ・ジシクロペンタジエン 3.1kg 反応を155℃で30分間保持した。このとき、次のも
のを反応器に加えた。
【0030】・ジプロピレングリコール 3.63kg ・2-メチル−1,3-プロパンジオール 2.98kg ・トルヒドロキノン 5.0g 反応器を205℃まで加熱し、酸価が60mg KOH
/g樹脂に到達するまで縮合を行った。反応器を140
℃に冷却し、次の成分を加えた。 ・N,N-ジメチルベンジルアミン 35.0g ・EPI-REZ 58042 1.57kg ゴムを150℃で1時間反応させた。ゴムとの反応後、
樹脂を120℃に冷却し、次の混合物に入れた。 ・スチレン 34kg ・パラ−ベンゾキノン 0.51g ・モノ-tert-ブチルヒドロキノン 2.56g
【0031】
【実施例4】ポリエステル縮合に適合した10ガロンス
テンレス鋼反応器に以下のものを入れた。 ・ジプロピレングリコール 3.23kg ・2-メチル−1,3-プロパンジオール 2.98kg ・イソフタル酸 5.43kg 反応器を200℃までにして、酸価が10mg KOH
/g樹脂になるまで縮合を続けた。反応物を175℃ま
で冷却し、次の成分を加えた。 ・無水マレイン酸 13.03kg ・ジプロピレングリコール 4.63kg ・1-メチル−1,3-プロパンジオール 4.68kg ・トルヒドロキノン 5.0g 反応器を205℃まで加熱し、酸価が60mg KOH
/g樹脂に到達するまで縮合を行った。反応器を140
℃に冷却し、次の成分を加えた。
【0032】・N,N-ジメチルベンジルアミン 35.0
g ・ER-58042 1.57kg ゴムを150℃で1時間反応させた。このとき、反応器
を125℃まで冷却し、空気を散布ラインによって混合
物に導入した。その後、反応物に次のものを加えた。 ・ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT) 8.67g ・N,N-ジメチルベンジルアミン 17.5g ・パラ−ベンゾキノン 0.52g ・グリシジルメタクリレート(GMA) 1.57kg 125℃を越えないような速度でGMAを加えた。添加
終了後、反応を1時間120℃で保持した。ゴムを15
0℃で1時間反応させた。ゴムとの反応後、樹脂を12
0℃に冷却し、次の混合物に入れた。 ・スチレン 13kg ・パラ−ベンゾキノン 0.51g ・モノ-tert-ブチルヒドロキノン 2.56g
【0033】
【表3】 代表的なSMC配合物 成分 説明 phr 改質ポリエステル ゴム及びGMA改質 51.1 スチレン −− 15.5 S−508 界面活性剤/ 4.0 オーエンス・コーニング TBPB パーオキサイド 1.5 pBQ パラ−ベンゾキノン 200ppm ステアリン酸カルシウム 離型剤 4.3 カルホワイトII(Calwhite II ) 充填剤 220.0 " B" サイド 増粘剤、顔料、その他 16.6 ガラス OC 973;全生成物重量 4.88kg/m2 (16oz/ft2
【0034】SMCは、自動車のボディパネル外装のた
めの方法を用いる全ての実施例から製造された。このペ
ースト及びシートは、濡れたガラス、熟成、及びハンド
リングで通常の挙動を示した。SMCは、150℃、
6.9MPa(1000psi)で成形された。すべて
のパネルは、著しい表面平滑性を示した(値が低けれ
ば、表面がより平滑であるローリア値が65〜85の範
囲であった)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール アール クラムラウフ アメリカ合衆国 オハイオ州 43076 ソ ーンヴィル サウス チャーチ ストリー ト 171

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマーと不飽和ポリエステルとの
    反応生成物である共重合体を含有する、シート成形材料
    用組成物であって、エラストマーが鎖末端に結合した反
    応性機能性基を有し、ポリエステルが1以上の多価アル
    コールと、1以上のエチレン性不飽和ポリカルボン酸
    と、ジシクロペンタジエン、長鎖炭化水素酸又は長鎖炭
    化水素グリコールのうちの少なくとも1つとの反応生成
    物であり、エラストマーの鎖末端に結合した反応性機能
    性基がポリエステルと反応しやすいものであることを特
    徴とするシート成形材料用組成物。
  2. 【請求項2】 エラストマーが7〜12(cal/cm3)1/2
    範囲の溶解パラメーターδを有し、ポリエステルが8〜
    13(cal/cm3)1/2の範囲の溶解パラメーターδを有する
    請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 エラストマーが7.5〜9.5(cal/c
    m3)1/2の範囲の溶解パラメーターδを有し、ポリエステ
    ルが8〜12(cal/cm3)1/2の範囲の溶解パラメーターδ
    を有する請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 エラストマーが溶解パラメーターδを有
    し、ポリエステルが溶解パラメーターδを有し、Δδが
    1以下である請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 組成物が、相分離なく長期間保存するこ
    とができる請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 エラストマーが炭化水素ゴムである請求
    項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ゴムがジエンゴムである請求項1記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】 ゴムがポリブタジエンゴムである請求項
    1記載の組成物。
  9. 【請求項9】 エラストマーに結合している高反応性機
    能性基がエポキシ基である請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】 エラストマーが少なくとも20%アク
    リルニトリルを含む請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】 ポリエステル反応生成物が、鎖末端に
    結合する反応性機能性基を有し、ポリエステルの鎖末端
    に結合する反応性機能性基が、グリシジル−アクリレー
    ト類、カルボキシル又はヒドロキシル変性アリル化合物
    からなる群から選ばれる請求項1記載の組成物。
  12. 【請求項12】 ポリエステルの鎖末端に結合する反応
    性機能性基が、プロポキシル化アリルアルコールである
    請求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】 ポリエステルの鎖末端に結合する反応
    性機能性基が、グリシジル−アクリレート又はグリシジ
    ル−メタクリレートである請求項1記載の組成物。
  14. 【請求項14】 ポリエステルと共重合する1以上のオ
    レフィン性不飽和モノマーを含む請求項1記載の組成
    物。
  15. 【請求項15】 硬化反応の間、相分離及び気孔を生じ
    る1以上の低プロファイル熱可塑性ポリマーを含む請求
    項1記載の組成物。
  16. 【請求項16】 ポリエステルがイソフタル酸、ジプロ
    ピレングリコール、無水マレイン酸、及びジシクロペン
    タジエンの反応生成物であり、エラストマーがエポキシ
    末端化ポリ(ブタジエン−コ−アクリロニトリル)であ
    る請求項1記載の組成物。
  17. 【請求項17】 ポリエステルがイソフタル酸、ジプロ
    ピレングリコール、無水マレイン酸、ジシクロペンタジ
    エン、及びグリシジル−メタクリレートの反応生成物で
    あり、エラストマーがエポキシ末端化ポリ(ブタジエン
    −コ−アクリロニトリル)である請求項1記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】 ポリエステルがイソフタル酸、ジプロ
    ピレングリコール、無水マレイン酸、及びグリシジル−
    メタクリレートの反応生成物であり、エラストマーがエ
    ポキシ末端化ポリ(ブタジエン−コ−アクリロニトリ
    ル)である請求項1記載の組成物。
  19. 【請求項19】 ポリエステルがイソフタル酸、ジプロ
    ピレングリコール、無水マレイン酸、及びプロポキシル
    化アリルアルコールの反応生成物であり、エラストマー
    がエポキシ末端化ポリ(ブタジエン−コ−アクリロニト
    リル)である請求項1記載の組成物。
  20. 【請求項20】 ポリエステルと共重合するスチレンを
    含む請求項16記載の組成物。
  21. 【請求項21】 1以上の低プロファイル熱可塑性ポリ
    マーを含む請求項16記載の組成物。
  22. 【請求項22】 請求項1の組成物を含むシート成形組
    成物。
  23. 【請求項23】 請求項16記載の組成物を含むシート
    成形組成物。
JP7338735A 1994-12-27 1995-12-26 シート成形材料用組成物 Pending JPH08269170A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/364,590 US5541254A (en) 1994-12-27 1994-12-27 Elastomer modified polyester SMC
US08/364590 1994-12-27
NL1002079A NL1002079C2 (nl) 1994-12-27 1996-01-12 Met elastomeer gemodificeerd polyester SMC.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08269170A true JPH08269170A (ja) 1996-10-15

Family

ID=26642278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7338735A Pending JPH08269170A (ja) 1994-12-27 1995-12-26 シート成形材料用組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5541254A (ja)
EP (1) EP0719819B1 (ja)
JP (1) JPH08269170A (ja)
NL (1) NL1002079C2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0719810A3 (en) * 1994-12-27 1996-10-16 Owens Corning Fiberglass Corp Unsaturated polyester resins
KR20050084482A (ko) * 2002-12-23 2005-08-26 다우 글로벌 테크놀로지스 인크. Smc 성형 방법
FR3060517B1 (fr) 2016-12-15 2019-06-14 Compagnie Plastic Omnium Element automobile en materiau thermodurcissable comprenant au moins un clip

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3546319A (en) * 1968-09-10 1970-12-08 Allied Chem Blends of polyamides,polyester and polyolefins containing minor amounts of elastomers
US3620900A (en) * 1968-10-11 1971-11-16 Gen Tire & Rubber Co Plastic laminate structure having elastomer particles in alternate layers
US3674893A (en) * 1969-04-01 1972-07-04 Dow Chemical Co Thermosettable resins containing vinylester resin,polydiene rubbers and vinyl monomers
US3857812A (en) * 1969-04-01 1974-12-31 Dow Chemical Co Unsaturated polyester compositions and thermoset articles prepared therefrom
US3806490A (en) * 1971-05-27 1974-04-23 Teijin Ltd Unsaturated polyester composition
US3882078A (en) * 1973-12-13 1975-05-06 Gen Motors Corp Fiber reinforced polyester resin having a low surface profile and improved impact strength
US4160759A (en) * 1978-01-30 1979-07-10 Exxon Research & Engineering Co. Elastomer modified polyester molding compound
US4160758A (en) * 1978-01-30 1979-07-10 Exxon Research & Engineering Co. Method of manufacture of elastomer polyester molding compounds
US4290939A (en) * 1980-03-27 1981-09-22 The B. F. Goodrich Company Unsaturated polyester resins and molding compositions containing same
GB2108975B (en) * 1981-11-10 1985-04-03 Scott Bader Co Modified unstaturated ester polymers
US4558096A (en) * 1983-03-14 1985-12-10 The Goodyear Tire & Rubber Company High performance rubber-polyester blends
DE3504986A1 (de) * 1985-02-14 1986-08-14 Hüls AG, 4370 Marl Formmassen auf basis von linearen, hochmolekularen polyestern
JPS63162762A (ja) * 1986-12-26 1988-07-06 Polyplastics Co 合成樹脂組成物
US5244972A (en) * 1987-01-16 1993-09-14 General Electric Company Single step bulk process for high impact polyester masterbatches, products thereof and blends with polyesters
US4851474A (en) * 1987-09-29 1989-07-25 Shell Oil Company Block copolymer and method of preparing same
NL8900137A (nl) * 1989-01-20 1990-08-16 Stamicarbon Kationisch blokcopolymeer op basis van een furaanderivaat.
GB9013679D0 (en) * 1990-06-19 1990-08-08 Ici Plc Curable composition comprising a crystallisable polymer
US5362819A (en) * 1992-01-30 1994-11-08 Gencorp Inc. Polyester-flexible polymer block copolymers and mixtures thereof
EP0612787A1 (en) * 1993-02-25 1994-08-31 Gencorp Inc. Polyester-flexible polymer block copolymer coated fiber structures and utilization thereof in a polymer matrix
EP0580114A2 (en) * 1992-07-22 1994-01-26 The B.F. Goodrich Company Unsaturated polyester resins modified with liquid rubber-epoxy adducts
US5268452A (en) * 1992-07-22 1993-12-07 The B.F. Goodrich Company RLP modified unsaturated polyester resins blended with reactive liquid polymers

Also Published As

Publication number Publication date
EP0719819B1 (en) 2002-11-06
NL1002079C2 (nl) 1997-07-15
EP0719819A2 (en) 1996-07-03
US5541254A (en) 1996-07-30
EP0719819A3 (en) 1996-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6133864B2 (ja)
US5376721A (en) Low-profile additives for thermosetting polyester compositions
CA1301974C (en) Block copolymer and method of preparing same
US5696225A (en) Process for making high-performance polyetherester resins and thermosets
JPH0237930B2 (ja)
JPH08253564A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
US5236976A (en) Polyester resin molding composition
JP2943148B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH08269170A (ja) シート成形材料用組成物
JP3263164B2 (ja) 塗装性に優れた自動車外装部品の成形品用不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形材料、並びに塗装性に優れた自動車外装部品の成形品
AU737897B2 (en) Process for making dicyclopentadiene polyetherester resins
JPH08295714A (ja) 低圧成形用コンパウンド
JP3435841B2 (ja) レジンコンクリート組成物
CA1152682A (en) Process for fracture toughening resins and resins produced therefrom
EP0418913A2 (en) Radical polymerizable unsaturated resin compound and method of manufacture of a block copolymer used therein
AU729051B2 (en) Miscible blends of epoxy-extended polyetherester resins and commercial polymer resins
JPH072963A (ja) 液体ゴム−エポキシ付加物により改質された不飽和ポリエステル樹脂
JPH10287788A (ja) シラップ組成物、及びこれを用いた樹脂モルタル又はコンクリート、並びにライニング材
WO1987002687A1 (en) Low-shrinkage unsaturated polyester resin composition
JP2001213967A (ja) 相溶化剤、ラジカル共重合性不飽和樹脂組成物、成形材料及び成形品
JP3688409B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JP2840120B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JPH1180286A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH07150024A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂用低収縮化剤組成物
JP3795538B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物およびその用途