JPH08268Y2 - 開閉蓋材 - Google Patents

開閉蓋材

Info

Publication number
JPH08268Y2
JPH08268Y2 JP1991110919U JP11091991U JPH08268Y2 JP H08268 Y2 JPH08268 Y2 JP H08268Y2 JP 1991110919 U JP1991110919 U JP 1991110919U JP 11091991 U JP11091991 U JP 11091991U JP H08268 Y2 JPH08268 Y2 JP H08268Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge pipe
opening
closing lid
lid member
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991110919U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0680663U (ja
Inventor
チャールズ ジョージ ダーク リチャード
Original Assignee
チャールズ ジョージ ダーク リチャード
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チャールズ ジョージ ダーク リチャード filed Critical チャールズ ジョージ ダーク リチャード
Publication of JPH0680663U publication Critical patent/JPH0680663U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH08268Y2 publication Critical patent/JPH08268Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/06Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
    • B65D47/065Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages with hinged, foldable or pivotable spouts
    • B65D47/066Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages with hinged, foldable or pivotable spouts the spout being either flexible or having a flexible wall portion, whereby the spout is foldable between a dispensing and a non-dispensing position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/44Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles
    • B29C33/442Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles with mechanical ejector or drive means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C37/0003Discharging moulded articles from the mould
    • B29C37/0014Discharging moulded articles from the mould by flexibly or permanently deforming undercut portions of the articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は流動物の容器からの排出
を選択的に許したり妨げたりするための開閉蓋材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流動物の容器を閉鎖しかつその容器から
の流動物の排出を選択的に許すためには種々の開閉蓋材
が提案されてきた。このような流動物蓋材の一つは米国
特許第3,181,743号に明示されている。しか
し、この蓋材は完全には満足なものではなく、その理由
の一つは、型造された排出管が密封位置において変形し
易く、そのため信頼性に欠ける点にあった。なぜなら
ば、流動物が長期間密封して貯蔵された場合には、その
変形が永久的に固定されてしまう傾向があるからであ
る。
【0003】更に、米国特許第3,323,694号は
船積ボール箱の中の利用しうる空間の使用を最大限にす
るように逆さにされる排出管を使用する閉鎖機構に関す
る。しかし、この型の構成においては、他の部品として
付加的のキャップ又はプラグを使用しないで密封するに
は不適当である欠点を持っている。
【0004】また、米国特許第2,893,613号は
押し下げた浅い部分と直立壁と両側壁と頂部壁とを持つ
膜で撓曲して閉鎖されるようになった排出管を具えた閉
鎖機構を示している。この機構では、排出管が閉鎖して
いるときは、押し下げられた浅い部分と直立壁とはトッ
グル関節のように動くが、膜の両側壁又は頂部壁をトッ
グル関節のように動かす手段はなく、そのため、壁は不
規則に撓曲し、したがって、排出管を上方又は排出位置
に不必要に押す傾向がある。故に、この型の蓋材の保全
は極めて貧弱でその膜の寿命も非常に短い期間に制限さ
れる。
【0005】他の閉鎖機構では、別々に型造されかつ流
動物の通過を許すように開口と基体と並ぶように位置さ
れた排出管と、組立てられる複数の剛性構成体を使用し
ている。しかし、このような構成体も製作費が比較的に
高価となる。
【0006】排出位置(キャップの面から利用する18
0°の位置)で型造される蝶番式キャップを利用する1
体の閉鎖体よりなる蓋材もあるが、このものの主な欠点
は2重の空洞部と締めつけ力を作るための大型で能率の
低い型造機械を必要とする点にあった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、従来技術の
開閉蓋材では、開閉作動のため複数個の部品を必要とす
るものが多く、かつ開閉のための機構が複雑で容器内貯
蔵物が作動部分に凝結して使用不能と成り易く、また、
各作動部分間に少間隙が存するため容器内と容器外の密
封が不十分であり貯蔵物が漏洩したり、貯蔵物が湿気を
滞び易く、蓋材材質の疲労も早く、またその製造コスト
が高い不都合があった。
【0008】そこで、本考案は、単一の部片から成り、
かつ容器内と容器外の間の密封を完全に設定し、かつ取
扱い操作簡便で、製造も容易な開閉蓋材を提供すること
を目的とする。
【0009】本考案の第2の目的は、前記のような諸欠
点を持たないような蓋材とバルブが一体となった開閉蓋
材を提供するにある。
【0010】本考案の第3の目的は操作が容易迅速で簡
便な開閉蓋材を提供するにある。
【0011】本考案の第4の目的は、多数回開放、閉鎖
した後でも満足に作用し続けうる耐久性のある開閉蓋材
を提供するにある。
【0012】本考案の第5の目的は、長期間貯蔵の後も
貯蔵物の凝固によって固定することなくかつ満足して操
作しつづけうる開閉蓋材を提供するにある。
【0013】本考案の第6の目的は、従来の密封構造で
は漏れることを来すような条件下においても漏れること
のない開閉蓋材を提供するにある。
【0014】本考案の第7の目的は、閉鎖部を閉鎖し又
は組立てるために、何等かの他の附加的機構又は操作を
必要としないで、型造サイクルの工程のみで型造、閉鎖
されうる開閉蓋材を提供するにある。
【0015】本考案による第8の目的は、排出管に溜り
かつ凝固する物質によって詰まることが比較的に少いよ
うな開閉蓋材を提供するにある。
【0016】本考案の第9の目的は、公知の大量生産技
術を使用して作ることができる開閉蓋材を提供するにあ
る。
【0017】本考案の第10の目的は優秀な他の蓋材類
より安価な開閉蓋材を提供するにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本願考案は、上端壁を有する基体と、排出管であ
って該排出管基端一側にて第1の蝶番連結部を介して前
記上端壁に一体的に蝶着し、かつ該排出管内部にはその
先端と基端にて開口を有する通路を設けてなる該排出管
を含む開閉蓋材において、該開閉蓋材内部の前記第1の
蝶番連結部付近には前記上端壁より下方に伸びる密封面
が設けられ、該基体と該排出管の二部材間には、該二部
材間を密閉するとともに一体的に接続する可撓性の転換
隔膜であって前記排出管基端他側と前記転換隔膜の間は
両端部にて前記第1の蝶番連結部の両端部に連続する第
2の蝶番連結部を介して一体的に蝶着し、前記転換隔膜
と前記基体の間は両端部にて前記第1の蝶番連結部の両
端部に連続する第3の蝶番連結部であって、前記上端壁
上面と前記密封面の間の2等分面内に位置する該第3の
蝶番連結部を介して一体的に蝶着する該転換隔膜を設
け、かつ該転換隔膜は一側に膨出する形状に形成して成
る開閉蓋材を提供する。
【0019】前記排出管の基端には該排出管が平伏位置
にあるとき前記密封面に圧着する密封部材を設け、前記
開閉蓋材には、前記排出管が平伏位置に作動したときに
該排出管先端に当接係合する係合面を設けることが望ま
しい。
【0020】前記係合面には排出管先端との当接に適し
た傾斜面、及び排出管を平伏位置に掛止めるに適した掛
止め部を設けることが望ましい。
【0021】転換隔膜は、円錐形、ドーム形又はそれら
の結合形とすることによっていずれかの側に膨出した形
状として形成することができる。また、排出管は種々の
外形を持つことができ、その中を通る排出通路は円形、
楕円形、3角形又は他の形の断面を持つことができる。
蝶番は十分な幅と可撓性を持つ比較的に薄い断面を持
ち、転換隔膜の反転動作を妨げることなく許すものがよ
い。
【0022】
【作用】上記構成であることにより、前記排出管は、直
立位置と平伏位置の略中間の中死位置を境として作用方
向が逆転する転換隔膜からの内部応力を常に受け、これ
によって該中死位置を境として上方にては上方向に押し
上げ偏寄され、下方にては下方向に押し下げ偏寄され
る。したがって、第1の蝶番連結部を中心として排出管
を上方へ手操作により枢動しこれにより排出管が中死位
置を越えると中死位置にて反転した該転換隔膜の内部応
力により排出管は押しあげられて第2図、第3図等に示
す排出位置又は直立位置に到達しこの位置に弾性的に保
持される。
【0023】逆に第2図、第3図等に示す排出位置又は
直立位置の排出管を手操作により第1の蝶番連結部を中
心として下方へ枢動しこれにより排出管が中死位置を越
えて下方に下がると転換隔膜は反転し、この反転した転
換隔膜の内部応力により排出管に作用する押圧力の方向
が逆転しこの押圧力によって排出管は下方へ平伏位置へ
と偏寄され、排出管先端の前記係合面への当接後さらに
排出管を手操作により押し込んで排出管先端を前記係合
面に当接係合し密封位置又は平伏位置とする。このと
き、排出管基端の密封部材は密封面に圧着して排出管内
通路に対する漏洩止めが形成される。
【0024】「中死位置」とは排出管の第1の蝶番連結
部を中心とした直立位置と平伏位置との間の枢動及びこ
れに伴う転換隔膜の作動において、強制的に変形される
転換隔膜から排出管に付与される反発押圧力が、時計方
向、反時計方向いずれの側にも作用しない位置であり、
このとき排出管自体は直立位置と平伏位置の略中間に位
置し、前記実施例での転換隔膜自体は概略前記2等分面
上に位置する。
【0025】
【実施例】次に本考案を有利な実施態様について図面を
参照して説明する。第1図乃至第6図には剛性基体1
6、剛性排出管17、後述する2等分面における第1の
蝶番連結部19、排出通路20、転換隔膜35を含む開
閉蓋材が示されている。蓋材の剛性基体16は、図示さ
れていないが、プラスチック壜のような別個の組立てら
れた容器と協動するための内側螺線22を具えている。
【0026】剛性排出管17の基端部は転換隔膜35に
これと一体として形成された第2の蝶番連結部50によ
り蝶着されている。排出管17の両側部23、27に相
隣る部分は剛性でよくかつ転換隔膜35と一体に形成さ
れている。転換隔膜35の他のすべての部分は隔膜の反
転を可能とするように弾性的に作られている。更に転換
隔膜35は、排出管17が排出位置すなわち直立位置に
ありかつこの隔膜が突出した形状をなす場合は、剛性排
出管の基端面44又は剛性基体の上端壁の上面と剛性基
体の密封面45との間の角度を2分する2等分面43
(第4図)のすぐ隣りとなる。第1の蝶番連結部19は
前記2等分面上にあり、かつ転換隔膜35は第3の蝶番
連結部53(第7図)によって剛性基体16と結合され
ている。第3の蝶番連結部53と第1の蝶番連結部19
とは2等分面43の上に位置し、かつ実際には連続的蝶
番部を形成している。なお、既述のように転換隔膜35
は剛性排出管17と比較的薄い第2の蝶番連結部50
(第3図、第7図)によって結合されているが、この蝶
番連結部50は転換隔膜の転換をその運動を著しく妨げ
ることなく行わせるように十分な幅と可撓性とを持って
いる。直立位置排出管17の時計方向での閉鎖作動で
は、使用者の操作により転換隔膜35はへこんだ形状ま
での範囲中、順次第10図、第11図、第12図に示さ
れたようにして変形し2等分面43上の中死位置を過ぎ
ると転換反転しへこんだ形状となる。かくして、へこん
だ形状の転換隔膜35によって排出管17には時計方向
の反発押圧力が付与され、剛性排出管17の内端面44
上のカップ状密封部材29は剛性基体16の密封面45
(第3図)に圧接するまで押される。
【0027】転換隔膜35が第2,3,4,10,1
4,15,16,17図の突出した形状にあろうと又は
第1,6,12のへこんだ形状にあろうと、その隔膜は
安定しておりかつ殆んど負荷はかからない。唯、それが
2等分面43上の中死位置を通って撓む場合に負荷され
るのみである。前記のように2等分面上の中死位置を通
っての撓曲中に発達する反発力は排出管の密封部材29
を剛性基体16の密封面45に押すような押圧力を閉鎖
位置で生ずる。平伏位置の排出管17を2等分面43上
の中死位置を通って反時計方向に上げて開放するために
は、ある力を必要とするが、転換隔膜に生じた前記の反
発力が排出管17を第2図に示す排出位置すなわち直立
位置に向って反時計方向に押すことになる。
【0028】積極的な圧力密封を効果的にするために
は、排出管17の両端が第6,8,9図に示すように、
閉鎖の際、剛性基体16に接触するようにするのがよ
い。剛性排出管17の内側端面(基端面)上のカップ状
密封部材29は排出管17の排出端が剛性基体16の係
合面46に係合する際圧縮しかつ変形する。したがっ
て、基体16の内側密封面45に対するしっかりした積
極的な密封が得られる。
【0029】第8図は剛性基体の係合面46と排出管1
7を密封位置すなわち平伏位置に確保するための止め傾
斜面47とを示している。尚、排出管17は閉鎖中に剛
性基体の係合面46との接触の先導として作用する傾斜
面52を持っている。第9図の実施態様は第8図のもの
と略同一であるが、剛性基体の係合面46には第8図の
止め傾斜面47に相当するものは具えていない。しか
し、剛性排出管17の排出端の閉鎖半径は傾斜面52を
基体の係合面46と係合せしめつつ密封位置に急転せし
めるように選定されている。
【0030】第10図乃至第13図は夫々本考案による
開閉蓋材の一型式を示すもので、転換隔膜は部分27,
26,18,24,23等を有しかつ矩形断面を持つ剛
性排出管36を持っている。この剛性排出管36は蝶番
連結部で多面26,18,24に連結され、蝶番連結部
19,48,49によって剛性基体16に結合されてい
る。尚、前記の多面は転換隔膜を形成するように協動す
るものである。2等分面43を通って閉鎖する場合に
は、前記の多面は一緒につぶれて第11,12図に明示
されているようにへこんだ形状となる。第11図は2等
分面43を通って一緒につぶれる途中の隔膜の多面2
6,18,24,23,27を示す。
【0031】第14図は円錐形面35を持つ転換隔膜
を、第15図は多面38、39、40、41、42を持
つ転換隔膜を、第16図は中空円錐形面51を持つ転換
隔膜を、第17図はドーム状円錐形面32を持つ転換隔
膜を示すもので、これらすべての隔膜は既述のようにし
て突出した形状からへこんだ形状に反転するようになっ
ている。
【0032】第16図は中空円錐形の転換隔膜を示すも
のであるが、それがへこんだ形状にあって排出管が密封
状態にある場合には、結合構造は平面対称となっておら
ずむしろ、内側面において増大した表面積を持ってい
る。したがって、その隔膜に別個の組立てられる容器の
流動物によりある圧力が加えられると、転換隔膜はその
加わった圧力を2等分面43に沿って分配し、このため
カップ状密封部材29上の接着圧力を増加する。
【0033】第17図はドーム状転換隔膜32を示すも
ので、密封の際、突出した形状からへこんだ形状に反転
してつぶれるものである。
【0034】第18図によく示されているように、カッ
プ状密封部材29は排出通路20を包囲しかつ吸込カッ
プと同じようなカップ状形状を持っている。この型の密
封部材は基体密封面45(第3,8,9図)に接着する
と圧縮されて一種のスプリングとして作用し、排出管1
7の排出端を基体係合面46(第3,8,9図)によく
圧接保持する。
【0035】第1乃至18図は、密封位置すなわち平伏
位置から開放位置すなわち直立位置への手動操作を容易
ならしめるための張出し部分21を具えた剛性排出管1
7を示している。
【0036】第19図には、排出位置で型造されかつ型
造サイクル中に密封位置に動かされるに適した本考案に
よる蓋材が示されている。型造に当っては、先づ突部5
9を持つ型60の端面63を分離板57の面62で閉鎖
し、中心コアー66を突出させる。この位置で合成樹脂
を型60の突部59に注入して本考案による蓋材を型造
し、次に、冷却後、面62と63とを隔離し、しかる後
板54と55とを後退させて面64と65とを離しかつ
中心コアー66を後退させる。次にモールドワイパ58
をその矢印で示す方向に製品を横切らせ排出管部に接触
させこれを密封位置に動すようにする。しかる後、分離
板57が前方に移動され製品を型からはじき出す。この
方法によれば、剛性排出管17を閉鎖する何等かの二次
操作の必要がなくなりかつ次のような附加的利益をもた
らす。即ち、型造サイクル中に2等分面43と蝶番連結
部50とにおける蝶番式結合の機械的撓曲がポリオレフ
ィン材の分子を蝶番部の寿命を長くする方向に向ける。
【0037】
【考案の効果】本考案の開閉蓋材では、中死位置を越え
た転換隔膜自体の内部応力によって排出管を上方又は下
方に押圧する力が常に作用するためその開閉作動はきわ
めて円滑であり、かつ直立位置又は平伏位置での排出管
保持も確実である。そして、平伏位置での排出管基端と
密封面との間での密封係合も確実であって優れた漏洩止
めを形成し、反面、排出管を持ち上げて開閉蓋材を開放
する操作はきわめて迅速かつ容易である。
【0038】本考案による開閉蓋材は洗剤、調整剤、
油、清浄剤およびキャップのないねり歯磨チューブ等に
使用して特に有利なことが解った。特にねり歯磨チュー
ブに使用する場合には、そのチューブの価格は安くな
る。なぜなれば、従来のように、ねり歯磨に対するチュ
ーブとキャップとを別々に作るより安くなるからであ
る。更に、また、本考案による開閉蓋材は塩、胡椒の排
出にも適し、特に本考案蓋材の2重密封は塩の排出に特
に有利である。なぜなれば塩の衆知の吸湿特性から起る
困難を最小限とするからである。
【0039】また、本考案の製品は砂糖、丸薬の分取、
又は1時間毎に1ガロンのような遅い速度で漏出するこ
とを許すような灌水噴射器に適している。この後者の蓋
材は流路を噴出のために開放される。更にまた、本考案
による蓋材は空気と液体とを開放又は閉鎖するように多
重蓋材を具えた種々の多岐構造を持つ容器としても使用
される。
【0040】本考案は例示した有利な実施態様について
のみ説明したが、密封、封鎖の分野の当業者が本明細書
中の教示に基いて構成要素の機械的改良をして種々の変
形を得ることができる。そして、このような変形も請求
の範囲で限定された考案の内容の範囲に入るものと見な
すものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】密封状態の本考案による開閉蓋材の一形態の斜
視図である。
【図2】第1図に例示された開閉蓋材の排出状態の斜視
図である。
【図3】第2図に例示された排出状態の開閉蓋材の縦断
面図である。
【図4】第3図と同様の図面であるが一部輪郭だけのも
ので2等分面の位置を示し、かつ排出位置における剛性
排出管を持つ突出した状態の転換隔膜を例示する断面図
である。
【図5】第4図と同様な一部輪郭だけの断面図で、2等
分面を通って突出した状態からへこんだ状態に転換する
際の転換隔膜を示し、かつ剛性排出管の部分的に密封さ
れた位置を例示する断面図である。
【図6】第4図と同様な断面図で、へこんだ状態の転換
隔膜と密封位置の剛性排出管とを示す図面である。
【図7】第2図に例示した開閉蓋材の平面図である。
【図8】密封位置の垂直面に沿った第1図の開閉蓋材の
部分図で密封部材と係合面との位置を例示する断面図で
ある。
【図9】第8図と同様の部分図であるが、密封部と他の
係合面との配列を例示する断面図である。
【図10】排出位置における他の実施態様の突出した状
態における多面状転換隔膜を示す部分的切開斜視図であ
る。
【図11】第10図と同様な転換隔膜のへこんだ形状か
ら突出した形状に転換される時の状態を示す部分切開斜
視図である。
【図12】第10図と同様なへこんだ状態における転換
隔膜を示す部分断面の切開斜視図である。
【図13】第10図の開閉蓋材の平面図である。
【図14】本考案の他の実施態様における排出位置の円
錐状転換隔膜を示す部分断面の切開斜視図である。
【図15】本考案のさらに他の実施態様における排出位
置の多面状転換隔膜を示す部分断面の切開斜視図であ
る。
【図16】本考案のもう一つの他の実施態様における排
出位置の中空円錐状転換隔膜を示す部分断面の切開斜視
図である。
【図17】本考案によるさらにもう一つの実施態様にお
ける排出位置のドーム形転換隔膜を示す部分断面の切開
斜視図である。
【図18】剛性排出管とカップ状密封部材との詳細を示
す部分断面の拡大斜視図である。
【図19】型造サイクル中の型造用の型と型造ワイパー
と開閉蓋材との切開断面図を示すもので、しかも、前記
ワイパーが型を横切って動き開閉蓋材の排出管を密封位
置に動かす過程を示したものである。
【符号の説明】
16 基体 17 排出管 18 面 19 蝶番連結部 20 排出通路 21 突出部 22 内側螺線 23 側部 24 面 27 側面 29 密封部材 32 ドーム状円錐形面 35 転換隔膜 36 排出管 43 2等分面 44 内側面 45 密封面 46 係合面 47 傾斜面 48 蝶番結合部 50 蝶番連結部 51 中空円錐形面 52 傾斜面 53 蝶番連結部 54 後板 55 後板 57 分離板 58 モールドワイパ 59 穴部 60 型 62 面 63 端面 64 面 66 中心コアー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 リチャード チャールズ ジョージ ダー ク アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91730 ランチョウ キューカモンガ レ ッド ヒル カントリー クラブ ドライ ヴ 8553 (56)参考文献 実開 昭55−7784(JP,U)

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端壁を有する基体と、排出管であって
    該排出管基端一側にて第1の蝶番連結部を介して前記上
    端壁に一体的に蝶着し、かつ該排出管内部にはその先端
    と基端にて開口を有する通路を設けてなる該排出管を含
    む開閉蓋材において、 該開閉蓋材内部の前記第1の蝶番連結部付近には前記上
    端壁より下方に伸びる密封面が設けられ、該基体と該排
    出管の二部材間には、該二部材間を密閉するとともに一
    体的に接続する可撓性の転換隔膜であって前記排出管基
    端他側と前記転換隔膜の間は両端部にて前記第1の蝶番
    連結部の両端部に連続する第2の蝶番連結部を介して一
    体的に蝶着し、前記転換隔膜と前記基体の間は両端部に
    て前記第1の蝶番連結部の両端部に連続する第3の蝶番
    連結部であって、前記上端壁上面と前記密封面の間の2
    等分面内に位置する該第3の蝶番連結部を介して一体的
    に蝶着する該転換隔膜が設けられ、かつ該転換隔膜はい
    ずれかの側に膨出した形状に形成して成ることを特徴と
    する開閉蓋材。
  2. 【請求項2】 前記排出管の基端には弾性圧縮可能な密
    封部材であって前記排出管が平伏位置にあるとき前記密
    封面に圧着して漏洩止めを形成する該密封部材が設けら
    れることを特徴とする請求項1に記載の開閉蓋材。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋材には、前記第1の蝶番連結
    部及び前記密封面との間に間隔をおいた比較的剛性の係
    合面であって、前記排出管が平伏位置に作動したときに
    前記排出管の先端に当接して前記排出管の先端を閉鎖す
    る位置に配設された該係合面を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の開閉蓋材。
  4. 【請求項4】 前記係合面が前記排出管の先端に押圧力
    を付与する傾斜面を含むことを特徴とする請求項3に記
    載の開閉蓋材。
  5. 【請求項5】 前記係合面が前記排出管を平伏位置に掛
    止める掛止め部を含むことを特徴とする請求項3に記載
    の開閉蓋材。
  6. 【請求項6】 前記排出管を平伏位置に掛止める掛止め
    部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の開閉蓋
    材。
  7. 【請求項7】 前記圧縮可能な密封部材が円錐形状であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の開閉蓋材。
  8. 【請求項8】 前記開閉蓋材の上端壁上面は平坦であ
    り、また、前記排出管上面も平坦であり、前記開閉蓋材
    は前記転換隔膜によって前記上端壁上面よりへこんだ部
    分を有し、前記排出管が平伏位置にあるとき前記排出管
    の下側の面は前記へこんだ部分の中に収納され、前記排
    出管が平伏位置にあるとき開閉蓋材上面の外観が比較的
    平坦となることを特徴とする請求項1、請求項2又は請
    求項5に記載の開閉蓋材。
  9. 【請求項9】 前記開閉蓋材は周囲に延長側壁を含み、
    前記排出管は該排出管先端よりもさらに伸長し前記延長
    側壁より突出して側方張出し部分を形成する伸長腕部を
    含むことを特徴とする請求項8に記載の開閉蓋材。
  10. 【請求項10】 前記掛止め部は、前記排出管先端の前
    方通路開口に係合する、前記係合面上の切除部であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の開閉蓋材。
  11. 【請求項11】 前記排出管の前記基端は弾性的に圧縮
    可能な密封部材を含み、前記排出管が平伏位置にあると
    き前記密封部材は前記密封面に対して圧縮されその圧縮
    力によって漏洩止めを形成し、この圧縮力は、排出管が
    該排出管の先端を密封する平伏位置にあるとき該排出管
    の先端を前方の係合面に対する方向に偏寄して作用し、
    前記排出管は先端と基端の両方で密封されることを特徴
    とする請求項1に記載の開閉蓋材。
JP1991110919U 1981-01-26 1991-11-19 開閉蓋材 Expired - Lifetime JPH08268Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US22821281A 1981-01-26 1981-01-26
US228212 1981-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0680663U JPH0680663U (ja) 1994-11-15
JPH08268Y2 true JPH08268Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=22856267

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57010812A Pending JPS57142858A (en) 1981-01-26 1982-01-26 Fluid discharger consisting of closing body integrated and valve
JP1991110919U Expired - Lifetime JPH08268Y2 (ja) 1981-01-26 1991-11-19 開閉蓋材

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57010812A Pending JPS57142858A (en) 1981-01-26 1982-01-26 Fluid discharger consisting of closing body integrated and valve

Country Status (6)

Country Link
JP (2) JPS57142858A (ja)
DE (1) DE3202151A1 (ja)
FR (1) FR2498566B1 (ja)
GB (1) GB2098184B (ja)
IT (2) IT8252843V0 (ja)
MX (1) MX157806A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8932992B2 (en) 2001-06-20 2015-01-13 Nuevolution A/S Templated molecules and methods for using such molecules
US9284600B2 (en) 2002-10-30 2016-03-15 Neuvolution A/S Method for the synthesis of a bifunctional complex

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340765Y2 (ja) * 1985-05-27 1991-08-27
DE8602674U1 (de) * 1986-02-03 1987-08-20 Weener Plastik Gmbh & Co Kg, 2952 Weener Verschluß für Flaschen o. dgl.
DE3704977A1 (de) * 1987-02-17 1988-08-25 Schmalbach Lubeca Verschluss fuer behaelter zur aufnahme von fliessfaehigem fuellgut
FR2649072B1 (fr) * 1989-06-30 1991-11-29 Design Agc Sarl Conteneur en materiau thermoplastique moule en une seule piece et equipe d'une trompe verseuse
JP2523139Y2 (ja) * 1990-02-20 1997-01-22 株式会社吉野工業所 注出キャップ
DE9207591U1 (de) * 1992-06-04 1992-08-20 Georg Menshen GmbH & Co KG, 5950 Finnentrop Verschluß für Behälter o.dgl.
JP2583052Y2 (ja) * 1992-07-24 1998-10-15 株式会社吉野工業所 流出孔付きキャップ
JP2583056Y2 (ja) * 1992-07-30 1998-10-15 株式会社吉野工業所 注出キャップ
DE9313847U1 (de) * 1993-09-13 1993-11-18 Georg Menshen GmbH & Co KG, 57413 Finnentrop Behälterverschluß
FR2789659B1 (fr) 1999-02-15 2001-03-30 Rical Sa Capsule de bouchage en matiere plastique a bec verseur pivotant
JP4585093B2 (ja) * 2000-07-14 2010-11-24 日本クラウンコルク株式会社 流出筒を備えた容器蓋
TWI226300B (en) * 2001-01-05 2005-01-11 Sig Technology Ltd A guarantee closure for a liquid or free-flowing material container
AU2009225943A1 (en) * 2008-03-17 2009-09-24 Innovative Design Co Pty Ltd Foldable spout integrally formed with closure.
JP5523736B2 (ja) * 2009-04-30 2014-06-18 株式会社吉野工業所 ブローボトル
CN109436548A (zh) * 2018-10-17 2019-03-08 方文星 一种化工生产用电解液专用储运罐

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2893612A (en) * 1956-12-31 1959-07-07 Stauffer Chemical Co Combined pouring spout and closure structures
US3045880A (en) * 1959-07-06 1962-07-24 Woodrow S Wilson Closure with spout securable in non-use position
US3181743A (en) * 1961-06-19 1965-05-04 Sidney M Libit Dispensing closures of the collapsible wall type
US3323694A (en) * 1966-02-18 1967-06-06 Walter Landor Invertible closure for a container
DE2357611A1 (de) * 1973-11-19 1975-05-22 Metal Box Co Ltd Mit einem ausgiesser versehener verschluss fuer behaelter
FR2251493A1 (en) * 1973-11-20 1975-06-13 Metal Box Co Ltd Container cap with pouring attachment - has outlet opened and enclosed by pouring attachment rotated in cap
JPS5118942A (ja) * 1974-08-08 1976-02-14 Denki Kagaku Kogyo Kk Kinzokujohatsuyoyoki
JPS5133819A (en) * 1974-09-14 1976-03-23 Genji Yako 3 soo 2 sonihenkansuru 3 so 2 sohenatsuki
JPS5251642U (ja) * 1975-10-13 1977-04-13
JPS604955B2 (ja) * 1977-01-21 1985-02-07 海上電機株式会社 ヘドロ浚渫用音響探査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8932992B2 (en) 2001-06-20 2015-01-13 Nuevolution A/S Templated molecules and methods for using such molecules
US9284600B2 (en) 2002-10-30 2016-03-15 Neuvolution A/S Method for the synthesis of a bifunctional complex

Also Published As

Publication number Publication date
DE3202151A1 (de) 1982-10-21
FR2498566A1 (fr) 1982-07-30
IT8267069A0 (it) 1982-01-25
JPH0680663U (ja) 1994-11-15
MX157806A (es) 1988-12-14
JPS57142858A (en) 1982-09-03
FR2498566B1 (fr) 1986-11-21
DE3202151C2 (ja) 1989-04-06
GB2098184B (en) 1984-12-12
IT1154461B (it) 1987-01-21
GB2098184A (en) 1982-11-17
IT8252843V0 (it) 1982-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08268Y2 (ja) 開閉蓋材
US4440327A (en) Fluid dispensing closure with integral valve
US5971232A (en) Dispensing structure which has a pressure-openable valve retained with folding elements
US4303171A (en) Container closures
EP0702646B1 (en) Improved dispensing closure
US6830721B2 (en) Liquid dispensing closure
US7104426B2 (en) Dispensing container
US6152324A (en) Flow reducer member, in particular for a receptacle containing a cosmetic, and a method of manufacture
EP1371579A1 (en) Valve mechanism for tube-type fluid container
US3157322A (en) Dispensing unit and method of producing the same
MXPA04010101A (es) Cierre fregador.
KR100561958B1 (ko) 일체형 자동밀봉 밸브를 구비한 디스펜싱 클로우져
KR20120013352A (ko) 관절이 있는 후방 플랜지를 가지는 토글 작용 분주 마개
US6199725B1 (en) Automatically closing stopper for dispensing liquids from deformable containers
JP4921477B2 (ja) 液体容器用の分配用栓
JPS58178069A (ja) バルブアセンブリ−
JP2607323Y2 (ja) バックレスキャップ
KR20070047941A (ko) 디스펜싱 밸브 클로우져
JPS6160457A (ja) トグルタイプの圧搾式デイスペンサ−
US6143229A (en) Method for making a dispensing closure with a finger well formed after molding of the dispensing closure
US6783029B2 (en) Fixing head for tubes
CN217852290U (zh) 杯盖及水杯
EP0957035A1 (en) Pour spout having dosing means
JP4588851B2 (ja) ポンプディスペンサ
JPH0226851Y2 (ja)