JPH08267314A - 帯板切断装置の制御方法 - Google Patents

帯板切断装置の制御方法

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JPH08267314A
JPH08267314A JP7073597A JP7359795A JPH08267314A JP H08267314 A JPH08267314 A JP H08267314A JP 7073597 A JP7073597 A JP 7073597A JP 7359795 A JP7359795 A JP 7359795A JP H08267314 A JPH08267314 A JP H08267314A
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JP
Japan
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strip
cutting
shear
distance
transport
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JP7073597A
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Nobuo Abe
信夫 阿部
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置設備の簡素化を図り、且つ高精度に帯板を
切断することが可能な帯板切断装置の制御方法を提供す
る。 【構成】モータ用距離計16aにより実測している搬送
距離に基づいて駆動モータ16の駆動を制御し、帯板1
の搬送を行う。そして、切断予定の帯板の後端位置1c
がシャー4より上流側の直前となる位置で帯板の搬送を
一旦停止させる。そして、予め設定した切断長Ls と、
ロール用距離計5aで実測した搬送距離との差により、
後端位置1cとシャー4の切断位置との間の残りの搬送
距離ΔD2を算出する。そして、この残りの搬送距離Δ
2 に基づいて駆動モータ16の駆動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送されてきた帯板
を予め設定した切断長に切断していく帯板切断装置の制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、帯板切断装置を示すものであ
り、他の工程から搬送されてきた長尺な帯板(以下、シ
ートと略称する。)1は、それぞれ駆動モータ2a、3
aから駆動力が伝達され、上ロール及び下ロールとから
なる第1及び第2ピンチロール2、3により下流側へ搬
送可能とされている。そして、第1及び第2ピンチロー
ル2、3間には、シート1を搬送方向と直交する方向に
切断するシャー4が配設されている。また、第1ピンチ
ロール2の上流側には、搬送されているシート1の上面
と回転しながら接触する第1測長ロール5が配設され、
第1ピンチロール2の下流側には搬送されているシート
1の通過を確認する第1位置センサ6が配設されてい
る。また、第2ピンチロール3の上流側にも第2測長ロ
ール7が配設され、この第2ピンチロール3の下流側に
第2位置センサ8が配設されている。
【0003】そして、各測長ロール5、7には、シート
1の搬送距離をパルス信号として検出するパルス発信器
5a、7aが接続されており、これらパルス発信器5
a、7aは、高速演算を行う制御コントローラ9と接続
している。また、駆動モータ2a、3aは、モータ制御
装置10、11を介して制御コントローラ9から制御信
号が入力されるようになっている。
【0004】さらに、制御コントローラ9は、シート製
造ライン全体を統括するメインコンピュータ12と接続
しており、このメインコンピュータ12からシート1を
切断すべき長さ(切断長Ls )が入力されるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置に
よりシート1を切断していく従来方法は、全てのシート
1が切断長Ls の長さで切断されて高精度の切断制御が
得られるように、シート1の搬送距離と切断長Ls とを
比較演算してシート1の先端及び後端の切断予定位置を
監視し続け、シャー4による切断を行っている。
【0006】このような従来方法では、製造ライン全体
を統括するメインコンピュータ12と別個に、前述した
高速演算を行う専用の制御コントローラ9が不可欠なの
で、装置設備の簡素化の面で問題がある。そこで、専用
の制御コントローラ9を不要とするために、駆動モータ
2a、3aの回転軸にシート1の搬送距離を実測する計
測手段を備え、この計測手段から得られる搬送距離に基
づいて、シート1の先端及び後端の切断予定位置を確認
してシャー4により切断する方法が考えられる。ところ
が、駆動モータ2a、3aから駆動力が伝達されるピン
チロール2、3は、シート1に対する圧下力の変化によ
り搬送距離に応じて回転せず、シート1の搬送距離の実
測に誤差が生じやすい。このため、この方法では、シー
ト1の切断精度を向上させことが難しい。
【0007】また、シート1は、常に搬送方向に対して
平行に搬送されるとは限らず、蛇行した状態でシャー4
の切断位置に搬送されてくる場合がある。この状態でシ
ャー4による切断を行うと、切断されるシート1の先端
位置及び後端位置の直角度が得られず、シート1の切断
精度を向上させることができない。そこで、この発明は
上記事情に鑑みてなされたものであり、装置設備の簡素
化を図り、且つ高精度に帯板を切断することが可能な帯
板切断装置の制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シャーより上流側及び下流側に、駆動モータの駆動によ
り帯板を搬送する搬送装置を配設し、前記搬送装置の上
流側に、搬送されている前記帯板との接触により回転す
る測長ロールを配設し、前記駆動モータに該駆動モータ
の回転量を前記帯板の搬送距離として実測するモータ用
距離計を配設し、前記測長ロールに該測長ロールの回転
量を前記帯板の搬送距離として実測するロール用距離計
を配設した帯板切断装置を使用し、上流側の前記搬送装
置から下流側の前記搬送装置に向けて搬送されてきた前
記帯板を、予め設定した切断長となるように、その先端
位置と後端位置とを前記シャーの切断位置に位置させて
切断していく制御方法である。そして、この制御方法
は、前記モータ用距離計により実測している搬送距離に
基づいて前記駆動モータの駆動を制御し、前記帯板の搬
送を行うとともに、切断予定の前記帯板の後端位置が前
記シャーより上流側の直前となる位置で帯板の搬送を一
旦停止させる。そして、前記切断長と、前記ロール用距
離計で実測した搬送距離との差により、前記後端位置と
前記シャーの切断位置との間の残りの搬送距離を算出す
る。そして、この残りの搬送距離に基づいて前記駆動モ
ータの駆動を制御する方法である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、シャーより
上流側及び下流側に、駆動モータの駆動により帯板を搬
送する搬送装置を配設し、これら搬送装置に、搬送され
てきた前記帯板の蛇行量を測定する蛇行測定装置を配設
し、前記シャーに、前記帯板の搬送方向に対して切断刃
を任意の角度で配置させるシャー回動装置を配設し、前
記搬送装置の上流側に、搬送されている前記帯板との接
触により回転する測長ロールを配設し、前記駆動モータ
に該駆動モータの回転量を前記帯板の搬送距離として実
測するモータ用距離計を配設し、前記測長ロールに該測
長ロールの回転量を前記帯板の搬送距離として実測する
ロール用距離計を配設した帯板切断装置を使用し、上流
側の前記搬送装置から下流側の前記搬送装置に向けて搬
送されてきた前記帯板を、予め設定した切断長となるよ
うに、その先端位置と後端位置とを前記シャーの切断位
置に位置させて切断していく制御方法である。そして、
この制御方法は、前記シャーにより前記帯板の先端位置
を切断する前に、前記蛇行測定装置により帯板の蛇行量
を測定し、この蛇行量に基づいて前記切断刃が前記帯板
の搬送方向と直交するようにシャー回動装置を作動す
る。そして、前記モータ用距離計で実測している搬送距
離に基づいて前記駆動モータの駆動を制御し、前記帯板
の搬送を行うとともに、切断予定の前記帯板の後端位置
が前記シャーより上流側の直前となる位置で帯板の搬送
を一旦停止させる。そして、前記蛇行測定装置により帯
板の蛇行量を測定し、この蛇行量に基づいて前記切断刃
が前記帯板の搬送方向と直交するようにシャー回動装置
を作動する。そして、前記切断長と、前記ロール用距離
計で実測した搬送距離との差により、前記後端位置と前
記シャーの切断位置との間の残りの搬送距離を算出す
る。さらに、この残りの搬送距離に基づいて前記駆動モ
ータの駆動を制御する方法である。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、帯板の搬送を一
旦停止させて切断予定の帯板の後端位置をシャーより上
流側の直前に位置させる際には、モータ用距離計により
帯板の搬送距離を実測しているので、その搬送距離に誤
差が生じるおそれがある。しかしながら、本発明では、
誤差が生じにくいロール用距離計で実測した搬送距離
と、予め設定した切断長との差から残りの搬送距離を算
出し、この残りの搬送距離に基づいて駆動モータの駆動
を制御しているので、帯板の後端位置が、確実にシャー
の切断位置まで移動する。これにより、帯板を高精度に
切断することが可能となる。
【0011】また、帯板の先端位置及び後端位置を常に
監視する必要がなく、それにより、従来方法で使用され
ていた高速演算を行う制御コントローラが不要となるの
で、簡易な装置構成となる。また、請求項2記載の発明
によれば、請求項1記載の作用が得られるとともに、帯
板が蛇行した状態でシャーに向けて搬送されてきても、
測定した蛇行量に基づいて切断刃が前記帯板に直交する
ようにシャー回動装置が作動するので、帯板先端位置及
び後端位置をを直角度を高めて切断することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の帯板切断装置の制御方法につ
いて、図面を参照して説明する。なお、図10に説明し
た装置と同一構成部分には、同一符号を付してその説明
を省略する。図1は、本発明の第1実施例に係る帯板切
断装置を示すものであり、第1及び第2ピンチロール
(搬送装置)2、3には、それぞれパルス発信器(モー
タ用距離計)15a、16aを内蔵した駆動モータ1
5、16が接続されている。これらパルス発信器15
a、16bは、ピンチロール2、3の回転をシート1の
搬送距離に対応したパルス信号としてモータ制御装置1
7、18に出力する。
【0013】また、モータ制御装置17、18は、パル
ス発信器15a、16bから入力されたパルス信号を、
シート1の搬送距離の実測値として認識するとともに、
駆動モータ15、16に対して駆動信号(ON信号)、
停止信号(OFF信号)を出力する。また、第1及び第
2測長ロール5、7と接続しているパルス発信器(ロー
ル用距離計)5a、7aは、測長ロール5、7の回転に
より検出した帯板1の搬送距離を、その距離に応じたパ
ルス信号としてメインコンピュータ19に出力する。
【0014】また、符号19は、シート製造ライン全体
を統括するメインコンピュータであり、このメインコン
ピュータ19は、切断長Ls が記憶されているととも
に、パルス発信器5a、7aからカウントしたパルス信
号Ps2、Ps4に基づいて実測搬送長を算出し、さらに、
シート1の残りの搬送距離も算出する。さらに、第1及
び第2位置センサ6、8は、光電管等の非接触式センサ
ーからなり、それぞれシート1が通過したことを検出す
ることにより、モータ制御装置17、18と、メインコ
ンピュータ19に検出信号C1 、C2 を出力する。
【0015】次に、本実施例の制御方法について、図5
に示すフローチャートを参照して説明する。先ず、ステ
ップS1において、シート1の先端位置を切断するか否
かを判断する。シート1の材料として例えばストリップ
が搬送されてくると、一回の先端位置の切断しか行わな
いので、今回の判定ではYESと判断し、次回の判定で
はNOと判断する。また、常に先端及び後端位置の切断
を行うシート1として搬送されてくると、YESの判定
を繰り返す。この判定によりYESと判断するとステッ
プS2に移行し、NOと判定するとステップS5に移行
する。
【0016】ステップS2では、第1ピンチロール2に
より上流側へのシート1の搬送を行い、ステップS3に
移行する。ステップS3では、第1位置センサ6により
シート1の通過を確認するとステップS4に移行する。
一方、シート1の通過を確認しない場合には、ステップ
S2に移行する。
【0017】ステップS4では、パルス発信器15aか
ら入力されたパルス信号Ps1が所定カウントに達した時
点でシート1の搬送を停止する。そして、ステップS5
に移行し、シート1の先端部の切断を行う。次いでステ
ップS6では、パルス発信器5aによるパルス信号Ps2
の供給を可能とし、ステップS7に移行して、ピンチロ
ール2の高速回転によるシート1の搬送を開始した後、
ステップS8に移行する。
【0018】ステップS8では、第2位置センサ8によ
りシート1の通過を確認するとステップS9に移行す
る。一方、シート1の通過を確認しない場合には、ステ
ップS7に移行する。ステップS9ではシート1の搬送
を停止し、ステップS10に移行する。ステップS10
では、カウントされたパルス信号Ps2に基づき、第1測
長ロール5の実測データをシート1の第1実測搬送長L
1 として算出する。次いでステップS11に移行し、切
断長Ls と実測搬送長L1 との差から第1残搬送距離Δ
1 を算出する。
【0019】次いでステップS12では、パルス発信器
7aによるパルス信号Ps4の供給を可能とした後、ステ
ップS13に移行してピンチロール3によりシート1の
搬送を開始し、シート1の後端切断位置をシャー4の直
前位置まで移動した後にシート1の搬送を停止する。次
いでステップS14では、カウントされたパルス信号P
s4に基づき、第2測長ロール7の実測データをシート1
の第2実測搬送長L2 として算出する。次いでステップ
S15に移行し、第1実測搬送長L1 と、第2実測搬送
長L2 との差から第2残搬送距離ΔD2 を算出する。次
いでステップS16では、第2残搬送距離ΔD2 に対応
するパルス信号ΔPとして変換する。
【0020】次いでステップS17に移行して、ピンチ
ロール3の低速回転によるシート1の搬送を開始した後
にステップS18に移行する。ステップS18では、第
1残搬送距離ΔD2 に対応したパルス信号ΔPと、パル
ス発信器16aによりカウントされるパルス信号Ps3
を比較する。この判定において、ΔP≠Ps3であるとス
テップS17に移行してシート1の搬送を続行し、ΔP
=Ps3となった時点で、ステップS19に移行する。
【0021】ステップS19では、ピンチロール3によ
るシート1の搬送を停止する。そして、ステップS20
に移行し、切断長Ls に切断すべきシート1の後端位置
がシャー4の切断位置に対応したと判断し、シャー4に
よりその後端位置を切断する。そして、再度、ステップ
S1に移行して後続するシート1の切断を行っていく。
【0022】次に、上記実施例の動作を図1から図4を
参照して説明する。なお、切断されるシート1の先端位
置は符号1bで示し、その後端位置は符号1cで示す。
さらに、図1から図4は、シート1が停止している状態
を示しているとともに、各図において第1及び第2測長
ロール5、7及びピンチロール2、3の内部で示す曲線
の矢印は、それらロールが停止の直前まで回転していた
ことを示している。
【0023】今、先端部1aの切断が行われていないシ
ート1が、上流側からピンチロール2に向けて搬送され
てきたとすると、モータ制御装置17から駆動モータ1
5へのON信号の出力によりピンチロール2が回転す
る。これにより、シート1はシャー4側に搬送されてい
く(ステップS2)。そして、シート1が第1位置セン
サ6を通過した時点で(ステップS3)、第1位置セン
サ6からモータ制御装置17及びメインコンピュータ1
9に検出信号C1 が出力される。検出信号C1 が入力さ
れたモータ制御装置17は、パルス発信器15aから入
力されるパルス信号Ps1によりシート1の先端部1aの
位置を実測し、パルスカウントが予め設定されているカ
ウントに達した時点で駆動モータ15にOFF信号を出
力する。これにより、シート1の搬送が停止する(ステ
ップS4)。そして、図1に示すように、シャー4によ
る先端部1aの切断を行う(ステップS5)。
【0024】次に、ピンチロール2の高速回転によりシ
ート1を再度下流側に搬送していくとともに(ステップ
S7)、第1測長ロール5の回転によって得られるシー
ト1の実測搬送長を、パルス発信器5aから得られるパ
ルス信号Ps2としてメインコンピュータ19に入力して
いく(ステップS6)。そして、シート1の先端位置1
bが第2位置センサ8を通過した時点で(ステップS
8)、第2位置センサ8から第2モータ制御装置18及
びメインコンピュータ19に検出信号C2 が出力され
る。検出信号C2 が入力されたメインコンピュータ19
は、モータ制御装置17に対してOFF信号を出力し、
図3に示すように、シート1の搬送を停止する(ステッ
プS9)。
【0025】次いで、メインコンピュータ19は、カウ
ントしたパルス信号Ps2を、シート1の第1実測搬送長
1 として変換する(ステップS10)。そして、予め
記憶されている切断長Ls と、第1実測搬送長L1 との
差から第1残搬送距離ΔD1を算出する(ステップS1
1)。そして、この第1残搬送距離ΔD1 をモータ制御
装置18に入力する。ここで、メインコンピュータ19
からの指示により、第2測長ロール7によるシート1の
実測を開始する(ステップS12)。
【0026】次いで、モータ制御装置18の駆動信号の
出力によりシート1を再度下流側に搬送する。そして、
モータ制御装置18は、パルス発信器16aから入力さ
れるパルス信号Ps3のカウント数によりシート1の搬送
距離を実測し、且つ、この搬送距離と第1残搬送距離Δ
1 との比較により、シート1の後端位置1cがシャー
4より上流側の直前(図3に示すように、シャー4より
例えば100mm程度手前の位置)で停止するように駆動
モータ16を制御する(ステップS13)。
【0027】そして、シート1の後端位置1cがシャー
4の直前で停止した時点で、メインコンピュータ19
は、カウントしたパルス信号Ps4をシート1の第2実測
搬送長L2 として変換する(ステップS14)。そし
て、この第2実測搬送長L2 と、第1残搬送距離ΔD1
との差から第2残搬送距離ΔD2 を算出する(ステップ
S15)。さらに、この第2残搬送距離ΔD2 をパルス
信号ΔPとして変換し、第1モータ制御装置18に入力
する(ステップS16)。
【0028】次いで、ピンチロール3の低速回転により
シート1を再度下流側に搬送していくとともに(ステッ
プS17)、モータ制御装置18は、パルス発信器16
aから入力されるパルス信号Ps3のカウント数と、パル
ス信号ΔP(第2残搬送距離ΔD2 )とが一致するまで
駆動モータ16を駆動制御する(ステップS18)。そ
して、パルス信号Ps3のカウント数とパルス信号ΔP
(第2残搬送距離ΔD2)とが一致した時点で、第2駆
動モータ16にOFF信号を出力する(ステップS1
9)。これにより、図4に示すように、シート1の後端
位置1cは下流側に移動してシャー4の切断位置と一致
する。
【0029】そして、シャー4により後端位置1cの切
断を行うことにより(ステップS20)、切断されたシ
ート1の先端位置1bから後端位置1cまでの長さは、
切断長Ls となる。このように、本実施例の制御方法
は、モータ制御装置17及びモータ制御装置18のモー
タ駆動制御によりピンチロール2、3を回転させてシー
ト1を下流側に搬送するとともに、駆動モータ16に内
蔵されたパルス発信器16aから得られるパルス信号P
s3に基づいてシート1の搬送距離を実測し、シャー4の
直前に後端位置1cが位置するようにシート1の搬送を
一旦停止させている。この際、ピンチロール3の圧下力
の変化によりパルス信号Ps3によるシート1の搬送距離
の実測に誤差が生じやすく、パルス発信器16aによっ
て測定した位置より異なる位置に後端位置1cが停止す
る場合がある。そこで、本実施例では、予め、第1測長
ロール5及び第2測長ロール7によって実測したシート
1の搬送長(第1実測搬送長L1 、第2実測搬送長
2 )に基づいて、シート1の残りの搬送距離、即ち第
2残搬送距離ΔD2 を算出している。この第2残搬送距
離ΔD2 は、シャー4と後端位置1cとの間の正確な距
離である。そして、本実施例では、第2残搬送距離ΔD
2 を補正値としてモータ制御装置18に入力し、モータ
制御装置18は、その第2残搬送距離ΔD2 に基づいて
ピンチロール3の低速回転によりシート1の搬送を行う
ので、シート1の後端位置1cはシャー4の切断位置に
一致し、シート1を高精度に切断することができる。
【0030】また、本実施例ではシート1の先端位置1
b及び後端位置1cを常に監視する必要がなく、それに
より、従来方法で使用されていた高速演算を行う制御コ
ントローラが不要となるので、簡易な装置構成を提供す
ることができる。次に、図6から図8に示すものは、本
発明の第2実施例に係る帯板切断装置を示すものであ
る。なお、図1で説明した装置と同一構成部分には、同
一符号を付してその説明を省略する。
【0031】この帯板切断装置には、第1測長ロール5
より上流側及び第2測長ロール7より下流側の位置に、
搬送方向に対するシート1の蛇行量を検出する第1及び
第2蛇行量測定装置20、21が配設されている。ま
た、本実施例のシャー23には、切断刃23aをシート
1の搬送方向に対して任意の角度で配置させることが可
能なシャー回動装置23bが配設されている。
【0032】第1蛇行量測定装置20は、シート1の搬
送方向に互いに離間する一対の距離センサ20a、20
bと、これら距離センサ20a、20bをシート1の幅
方向に移動させる移動機構20c、20dとで構成され
ている。また、第2蛇行量測定装置21も同様に、距離
センサ21a、21b及び移動機構21c、21dとで
構成されている。なお、距離センサ20a、20b、2
1a、21bは、光電管等の非接触式センサーにより構
成されている。
【0033】そして、第1測長ロール5より上流側に配
設されている第1蛇行量測定装置20は、図7に示すよ
うに、その距離センサ20a、20bが、互いに距離W
をあけて搬送方向に沿った基準点A1 、A2 に配設され
ており、移動機構20c、20dの駆動によってシート
1のエッジまで幅方向に移動していくことにより基準点
1 、A2 からシート1のエッジまでの距離(蛇行量)
1 、B2 を測定する。
【0034】そして、シート1の搬送方向に直交する方
向と、シート1の蛇行方向とがなす傾き角度をθとする
と、傾き角度θは以下の(1)式により求められる。 θ=Arctan 〔(B1 −B2 )/W〕 (1) これにより、切断刃23aを傾き角度θと一致するよう
に配置すると、シャー23はシート1の先端位置1bを
直角度を高めて切断することができる。また、傾き角度
θに基づいて、蛇行して搬送されてきたシート1の搬送
方向のずれ量(搬送距離のずれ量)Z1 を求めることが
できる。
【0035】そして、前記蛇行量B1 、B2 は、シート
1の先端位置1bを切断するシャー23の切断情報とし
て、メインコンピュータ19に入力される。一方、第2
測長ロール7より下流側に配設されている第2蛇行量測
定装置21は、図8に示すように、その距離センサ21
a、21bが、互いに距離Wをあけて搬送方向に沿った
基準点A3 、A4 に配設されており、移動機構21c、
21dの駆動によってシート1のエッジまで幅方向に移
動していくことにより基準点A3 、A4 からシート1の
エッジまでの距離(蛇行量)B3 、B4 を測定する。
【0036】そして、シート1の搬送方向に直交する方
向と、シート1の蛇行方向とがなす傾き角度をηとする
と、傾き角度ηは以下の(2)式により求められる。 η=Arctan 〔(B3 −B4 )/W〕 (2) これにより、切断刃23aを傾き角度ηと一致するよう
に配置すると、シャー23はシート1の後端位置1cを
直角度を高めて切断することができる。また、傾き角度
ηに基づいて、蛇行して搬送されてきたシート1の搬送
方向のずれ量(搬送距離のずれ量)Z2 を求めることが
できる。
【0037】そして、前記蛇行量B3 、B4 は、シート
1の後端位置1bを切断するシャー23の切断情報とし
て、メインコンピュータ19に入力される。次に、本実
施例の制御方法について、図9に示すフローチャートを
参照して説明する。この制御方法では、図5で示した第
1実施例の制御方法において、ステップS4〜S5間及
びステップS15〜S16間に、シート1の蛇行量と、
シャー23の切断刃23aの角度を変化させる制御方法
が加わっている。図5と同様の処理は行う対応部分に
は、同一符号を付して説明を省略する。
【0038】すなわち、ステップS4〜S5間には、ス
テップS21〜S23が介装されており、ステップS2
1では、シート1の蛇行量B1 、B2 を測定し、ステッ
プS22に移行して、搬送距離のずれ量Z1 を算出す
る。次いで、ステップS23では、シート1の蛇行量B
1 、B2 に基づいて求めた傾き角度θに切断刃23aの
配置角度が一致するように、シャー回動装置23bを作
動する。
【0039】また、ステップS15〜S16間には、ス
テップS24〜S27が介装されており、ステップS2
4では、シート1の蛇行量B3 、B4 を測定し、ステッ
プS25に移行して、搬送距離のずれ量Z2 を算出す
る。次いで、ステップS26では、シート1の蛇行量B
3 、B4 に基づいて求めた傾き角度ηに切断刃23aの
配置角度が一致するように、シャー回動装置23bを作
動する。
【0040】次いで、ステップS27では、搬送距離の
ずれ量Z1 、Z2 との比較により、第2残搬送距離ΔD
2 を補正する。この第2実施例によれば、シート1が蛇
行した状態でシャー23に向けて搬送されてきても、シ
ート1の先端位置1bを切断する際には、シート1の蛇
行量B 1 、B2 を測定することにより求められる傾き角
度θに切断刃23aの配置角度が一致するようにシャー
回動装置23bを作動することで、シート1の先端位置
1bを直角度を高めて切断することができる。また、シ
ート1の後端位置1cを切断する際には、シート1の蛇
行量B3 、B4 を測定することにより求められる傾き角
度ηに切断刃23aの配置角度が一致するようにシャー
回動装置23bを作動することで、シート1の後端位置
1cを直角度を高めて切断することができる。
【0041】また、搬送距離のずれ量Z1 、Z2 との比
較により、第1残搬送距離ΔD1 を補正することによ
り、シート1が蛇行して搬送されてきても、シート1の
後端位置1cをシャー4の切断位置に確実に一致させる
ことができる。したがって、本実施例は、第1実施例と
同様にシート1を高精度に切断することができる。
【0042】また、本実施例においても、シート1の先
端位置1b及び後端位置1cを常に監視する必要がない
ので、専用の制御コントローラが不要となり、簡易な装
置構成を提供することができる。なお、第1実施例及び
第2実施例では、パルス信号により搬送距離を実測した
が、本発明の要旨はこれに限るものではない。また、パ
ルス発信器15a、16bを駆動モータ内蔵の構成とし
たが、本発明の要旨はこれに限るものではない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、帯板の搬送を一旦停止させて切断予定の帯板の後
端位置をシャーより上流側の直前に位置させた際には、
モータ用距離計により帯板の搬送距離を実測しているの
で、その搬送距離に誤差が生じるおそれがある。しかし
ながら、本発明では、誤差が生じにくいロール用距離計
で実測した搬送距離と、予め設定した切断長との差から
残りの搬送距離を算出し、この残りの搬送距離に基づい
て駆動モータの駆動を制御しているので、帯板の後端位
置が、確実にシャーの切断位置まで移動する。したがっ
て、帯板を高精度に切断することができる。
【0044】また、帯板の先端位置及び後端位置を常に
監視する必要がなく、それにより、従来方法で使用され
ていた高速演算を行う制御コントローラが不要となるの
で、簡易な装置設備を提供することができる。一方、請
求項2記載の発明は、請求項1記載の効果を得ることが
できるとともに、帯板が蛇行した状態でシャーに向けて
搬送されてきても、測定した蛇行量に基づいて切断刃が
前記帯板に直交するようにシャー回動装置が作動するの
で、帯板先端位置及び後端位置を直角度を高めて切断す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る帯板切断装置におい
て帯板の先端部を切断した状態を示す図である。
【図2】第1実施例に係る帯板切断装置において帯板を
一旦停止させた状態を示す図である。
【図3】第1実施例に係る帯板切断装置において残りの
搬送距離を算出している状態を示す図である。
【図4】第1実施例に係る帯板切断装置において帯板の
後端位置がシャーの切断位置まで移動した状態を示す図
である。
【図5】第1実施例の制御動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2実施例に係る帯板切断装置を示す
図である。
【図7】第2実施例において帯板の先端位置の蛇行量を
測定している状態を示す図である。
【図8】第2実施例において帯板の後端位置の蛇行量を
測定している状態を示す図である。
【図9】第2実施例の制御動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】従来の帯板切断装置を示す図である。
【符号の説明】
1 シート(帯板) 1b 帯板の先端位置 1c 帯板の後端位置 2、3 ピンチロール(搬送装置) 4、23 シャー 5、7 測長ロール 5a、7a パルス発信器(ロール用距離計) 6、8 位置センサ 15、16 駆動モータ 15a、16a 駆動モータ内蔵のパルス発信器(モー
タ用距離計) 19 メインコンピュータ 20、21 蛇行量測定装置 20a、20b、21a、21b 距離センサ(蛇行量
測定装置) 20c、20d、21c、21d 移動機構(蛇行量測
定装置) 23a 切断刃 23b シャー回動装置 B1 、B2 、B3 、B4 帯板の蛇行量 Ls 切断長 L1 、L2 測長ロールが実測した搬送距離 Ps1、Ps2、Ps3、Ps4 パルス信号 Z1 、Z2 搬送距離のずれ量 ΔD1 第1残搬送距離 ΔD2 第2残搬送距離(残りの搬送距離)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーより上流側及び下流側に、駆動モ
    ータの駆動により帯板を搬送する搬送装置を配設し、前
    記搬送装置の上流側に、搬送されている前記帯板との接
    触により回転する測長ロールを配設し、前記駆動モータ
    に該駆動モータの回転量を前記帯板の搬送距離として実
    測するモータ用距離計を配設し、前記測長ロールに該測
    長ロールの回転量を前記帯板の搬送距離として実測する
    ロール用距離計を配設した帯板切断装置を使用し、上流
    側の前記搬送装置から下流側の前記搬送装置に向けて搬
    送されてきた前記帯板を、予め設定した切断長となるよ
    うに、その先端位置と後端位置とを前記シャーの切断位
    置に位置させて切断していく制御方法において、 前記モータ用距離計により実測している搬送距離に基づ
    いて前記駆動モータの駆動を制御し、前記帯板の搬送を
    行うとともに、切断予定の前記帯板の後端位置が前記シ
    ャーより上流側の直前となる位置で帯板の搬送を一旦停
    止させ、 前記切断長と、前記ロール用距離計で実測した搬送距離
    との差により、前記後端位置と前記シャーの切断位置と
    の間の残りの搬送距離を算出し、この残りの搬送距離に
    基づいて前記駆動モータの駆動を制御することを特徴と
    する帯板切断装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 シャーより上流側及び下流側に、駆動モ
    ータの駆動により帯板を搬送する搬送装置を配設し、こ
    れら搬送装置に、搬送されてきた前記帯板の蛇行量を測
    定する蛇行測定装置を配設し、前記シャーに、前記帯板
    の搬送方向に対して切断刃を任意の角度で配置させるシ
    ャー回動装置を配設し、前記搬送装置の上流側に、搬送
    されている前記帯板との接触により回転する測長ロール
    を配設し、前記駆動モータに該駆動モータの回転量を前
    記帯板の搬送距離として実測するモータ用距離計を配設
    し、前記測長ロールに該測長ロールの回転量を前記帯板
    の搬送距離として実測するロール用距離計を配設した帯
    板切断装置を使用し、上流側の前記搬送装置から下流側
    の前記搬送装置に向けて搬送されてきた前記帯板を、予
    め設定した切断長となるように、その先端位置と後端位
    置とを前記シャーの切断位置に位置させて切断していく
    制御方法において、 前記シャーにより前記帯板の先端位置を切断する前に、
    前記蛇行測定装置により帯板の蛇行量を測定し、この蛇
    行量に基づいて前記切断刃が前記帯板の搬送方向と直交
    するようにシャー回動装置を作動し、 前記モータ用距離計で実測している搬送距離に基づいて
    前記駆動モータの駆動を制御し、前記帯板の搬送を行う
    とともに、切断予定の前記帯板の後端位置が前記シャー
    より上流側の直前となる位置で帯板の搬送を一旦停止さ
    せ、 前記蛇行測定装置により帯板の蛇行量を測定し、この蛇
    行量に基づいて前記切断刃が前記帯板の搬送方向と直交
    するようにシャー回動装置を作動するとともに、 前記切断長と、前記ロール用距離計で実測した搬送距離
    との差により、前記後端位置と前記シャーの切断位置と
    の間の残りの搬送距離を算出し、この残りの搬送距離に
    基づいて前記駆動モータの駆動を制御することを特徴と
    する帯板切断装置の制御方法。
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KR101148873B1 (ko) * 2009-02-25 2012-05-29 현대제철 주식회사 콜드 쉬어에 의한 제품 절단 방법

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