JPH08265744A - テレビインターホンシステム - Google Patents

テレビインターホンシステム

Info

Publication number
JPH08265744A
JPH08265744A JP6760895A JP6760895A JPH08265744A JP H08265744 A JPH08265744 A JP H08265744A JP 6760895 A JP6760895 A JP 6760895A JP 6760895 A JP6760895 A JP 6760895A JP H08265744 A JPH08265744 A JP H08265744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
television
camera
monitor
signal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6760895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kono
和彦 河野
Akihiko Hasegawa
明彦 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP6760895A priority Critical patent/JPH08265744A/ja
Publication of JPH08265744A publication Critical patent/JPH08265744A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】マンション用システムのモニタテレビユニット
を戸建て用システムにも適用可能とすることにより、モ
ニタテレビを共通化することを目的とする。 【構成】テレビカメラにより撮影され、FM変調される
ことなく出力される映像信号と、マイクロホンにより収
音され、FM変調されて出力される音声信号とを多重化
して出力するカメラドアホン1と、上記カメラドアホン
1の出力信号を映像信号と音声信号に分離し、分離され
た映像信号をFM変調して出力するドアホンアダプタ6
と、上記カメラドアホンアダプタ6から出力されるFM
変調信号に基づいて、映像表示を行うモニタテレビユニ
ット5とにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビインターホンに
係り、更に詳しくは、テレビインターホンにドアホンア
ダプタを用いたテレビインターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビインターホンシステムに
は、戸建て用システムと、マンション用システムの2種
類があった。戸建て用システムは、一戸建ての家屋に適
用されるシステムであり、カメラドアホンが玄関に設置
され、モニタテレビユニットが屋内に設置される。一
方、マンション用システムは、集合住宅に適用されるシ
ステムであり、カメラドアホンが共同玄関に設置され、
モニタテレビユニットが各住戸内にそれぞれ設置され
る。
【0003】ここで、マンション用システムのカメラド
アホン、モニタテレビユニット間の距離は、戸建て用シ
ステムのそれに比べて長くなるので、映像信号をFM変
調して伝送させる必要がある。従って、戸建て用システ
ムにおいて、カメラドアホンから出力される映像信号
は、変調されることなくモニタテレビユニットへ伝送さ
れ映像表示されるが、マンション用システムでは、共同
玄関に設けられたカメラドアホン、即ち、ロビーインタ
ーホンが、カメラから出力される映像信号を一旦FM変
調してから、各住戸内のモニタテレビユニットへ伝送
し、各モニタテレビユニットは、入力された映像信号を
復調して映像表示する。
【0004】戸建て用のテレビインターホンシステムの
概略を図7に示す。屋外に設置されたカメラドアホン1
が、室内に設置されたモニタテレビユニット2に接続さ
れ、上記モニタテレビユニット2は、公衆回線Lnとと
もに、電話ターミナル4に接続され、選択的に電話器本
体3と接続される。次に、このテレビインターホンシス
テムのブロック図を図8に示す。図中のカメラドアホン
1は、テレビカメラを備えたドアホンであり、このテレ
ビカメラにより撮影された映像信号とマイクロホンによ
り収音された音声信号とを多重化してモニタテレビユニ
ット2へ出力する。上記映像信号は、テレビカメラの出
力信号をFM変調しないで得られる信号、即ち、ベース
バンド信号であり、上記音声信号は、多重化の際の映像
信号との重複を回避するためにFM変調された信号であ
る。
【0005】モニタテレビユニット2は、CPU20
と、音声変調回路21と、音声復調回路22と、4/2
変換回路23と、トランスTと、呼出検知回路24と、
カメラ電源回路25と、映像分離回路26と、モニタテ
レビ回路27と、電源回路28とにより構成される。4
/2変換回路23は、4線式の送受信用伝送線と2線式
の双方向伝送線とを中継する変換回路である。4線式の
伝送線は、カメラドアホン1への音声信号の送信用伝送
線とカメラドアホン1からの音声信号の受信用伝送線で
構成され、カメラドアホン1へ送信する音声信号は、音
声変調回路21によりFM変調されて出力される一方、
カメラドアホン1から受信した音声信号は、音声復調回
路22により復調されたベースバンド信号として入力さ
れる。
【0006】また、2線式の伝送線は、トランスTを介
して、電話ターミナル4と接続され、電話ターミナル4
は、公衆回線Lと上記モニタテレビユニット2のトラン
スTからの回線とのいずれかを、電話器本体3と接続す
る。呼出検知回路24は、カメラドアホン1に設けられ
た呼出ボタンの操作を検知する回路であり、CPU20
は、呼出検知回路24の出力信号に基づいて、カメラ電
源回路25へカメラ起動信号を出力するとともに、テレ
ビ回路27へテレビ起動信号を出力する。
【0007】映像分離回路26は、バンドパスフィルタ
で構成され、カメラドアホン1から出力される多重信号
の内、映像信号の帯域だけを取り出して、テレビ回路2
7へ出力する。一方、マンション用システムに用いられ
るモニタテレビユニットのブロック図を図9に示す。こ
のモニタテレビユニット5は、カメラドアホンから出力
された映像信号がFM変調された後に、映像信号線Lv
を介して入力される。
【0008】入力された映像信号は、復調回路50によ
り復調されて、テレビ回路51に映像表示される。な
お、上記モニタテレビユニット5は、外部から供給され
た商用電源を用いて、スイッチング電源を含む電源回路
52が上記復調回路50及びテレビ回路51に必要な電
源を供給している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明により理解
される通り、従来のテレビインターホンシステムは、戸
建て用とマンション用の2種類があり、カメラドアホン
からモニタテレビユニットへ伝送される映像信号がFM
変調されているか否かにより区別されていた。このた
め、戸建て用システムのモニタテレビユニットとマンシ
ョン用システムのモニタテレビユニットは、共通化する
ことができなかった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、マンション用システムのモニタテレビユニットを
戸建て用システムにも適用可能とすることにより、モニ
タテレビを共通化することを目的とする。
【0011】
【課題を解決のするための手段】請求項1に記載した本
発明によるテレビインターホンシステムは、テレビカメ
ラにより撮影され、FM変調されることなく出力される
映像信号と、マイクロホンにより収音され、FM変調さ
れて出力される音声信号とを多重化して出力するカメラ
ドアホンと、上記カメラドアホンの出力信号を映像信号
と音声信号に分離し、分離された映像信号をFM変調し
て出力するドアホンアダプタと、上記カメラドアホンア
ダプタから出力されるFM変調信号に基づいて、映像表
示を行うモニタテレビユニットとにより構成される。
【0012】請求項2に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、請求項1に記載のテレビインタ
ーホンシステムの上記ドアホンアダプタが、FM変調さ
れた映像信号と電源電圧とを重畳して出力する重畳回路
を備えて構成され、上記モニタテレビユニットが、上記
映像信号に重畳された電源によりモニタテレビユニット
テレビを駆動する電源回路とを備えて構成される。
【0013】請求項3に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、請求項1又は2に記載のテレビ
インターホンシステムの上記モニタテレビユニットが、
テレビ起動用のモニタボタンと、上記モニタボタンの操
作を検出して、テレビ起動信号を出力するテレビ起動回
路とを備え、かつ、上記電源回路が上記起動信号により
起動される回路として構成される。
【0014】請求項4に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、請求項3に記載のテレビインタ
ーホンシステムの上記ドアホンアダプタが、映像信号出
力の電流値を検知するための電流検知回路と、上記電流
検知回路から出力される電流値の変化に基づいて、カメ
ラ起動信号を出力するカメラ起動回路とを備えて構成さ
れる。
【0015】請求項5に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、テレビカメラにより撮影され、
変調されることなく出力される映像信号と、マイクロホ
ンにより収音され、FM変調されて出力される音声信号
とを多重化して出力するカメラドアホンと、上記カメラ
ドアホンの出力信号を映像信号と音声信号に分離し、分
離された音声信号を復調して電話器へ出力する一方、電
話器からの音声信号をFM変調して上記カメラドアホン
に出力するドアホンアダプタと、上記ドアホンアダプタ
との間で音声信号の双方向伝送を行う電話器とにより構
成される。
【0016】
【作用】請求項1に記載した本発明によるテレビインタ
ーホンシステムは、カメラドアホンのテレビカメラによ
り撮影された映像信号がFM変調されることなく、FM
変調された音声信号と多重化されて出力され、ドアホン
アダプタが、上記カメラドアホンの出力信号から映像信
号を分離して取り出し、分離された映像信号をFM変調
して出力し、モニタテレビユニットが、このFM変調信
号に基づいて、映像表示を行う。
【0017】請求項2に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、上記ドアホンアダプタの重畳回
路が、FM変調された映像信号と電源電圧とを重畳して
出力し、上記モニタテレビユニットの電源回路が、上記
映像信号から電源を取り出してモニタテレビユニットを
駆動する。請求項3に記載した本発明によるテレビイン
ターホンシステムは、モニタテレビユニットのテレビ起
動用のモニタボタンを操作すると、テレビ起動回路が、
この操作を検出してテレビ起動信号を出力し、上記電源
回路が上記起動信号に基づいて起動する。
【0018】請求項4に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、モニタテレビユニットの電源回
路が上記起動信号に基づいて起動すると、ドアホンアダ
プタから供給される映像信号の電流が変化し、電流検知
手段がこの変化を検知し、カメラ起動回路が電流検知回
路の出力に基づいて、カメラ起動信号を出力する。請求
項5に記載した本発明によるテレビインターホンシステ
ムは、カメラドアホンのテレビカメラにより撮影された
映像信号がFM変調されることなく、FM変調された音
声信号とを多重化されて出力され、ドアホンアダプタ
が、上記カメラドアホンの出力信号から音声信号を分離
し、分離された音声信号を復調変調して出力して電話器
へ出力する一方、電話器からの音声信号をFM変調して
上記カメラドアホンへ出力する。
【0019】
【実施例】請求項1及び5に記載した本発明によるテレ
ビインターホンシステムの一構成例を図1に示す。この
テレビインターホンシステムは、カメラドアホン1と、
ドアホンアダプタ6と、マンション用モニタテレビユニ
ット5と、電話ターミナル4と、電話器本体3とにより
構成される。
【0020】カメラドアホン1、電話ターミナル4、電
話器本体3及びマンション用モニタテレビユニット5は
従来例で示したものと同じものである。上記ドアホンア
ダプタ6は、CPU20と、音声変調回路21と、音声
復調回路22と、4/2変換回路23と、トランスT
と、呼出検知回路24と、カメラ電源回路25と、映像
分離回路26と、映像変調回路290と、電源回路28
とにより構成される。即ち、図8に示した従来の戸建て
用モニタテレビユニット2からテレビ回路27が除か
れ、映像変調回路290が付加されて構成される。
【0021】音声変調回路21、音声復調回路22、4
/2変換回路23及びトランスTは、カメラドアホン1
との間で送受信されるFM変調された音声信号と、電話
ターミナル4を介して、電話器本体3との間で送受信さ
れるFM変調されていない音声信号、即ち、ベースバン
ド信号との中継を行うものであり、従来のモニタテレビ
ユニットにおける変換回路と同様のものである。
【0022】上記映像変調回路290は、映像分離回路
26により多重信号から分離された映像信号をFM変調
して出力する変調回路である。映像変調回路290によ
り変調された映像信号は、映像信号線Lvを介して、マ
ンション用モニタテレビユニット5に入力され、モニタ
テレビユニット5内の復調回路50により復調されて映
像表示される。
【0023】上記ドアホンアダプタ6を用いることによ
り、映像信号がFM変調されていない戸建て用のテレビ
インターホンシステムにおいてもマンション用モニタテ
レビユニット5を使用することができる。このため、モ
ニタテレビユニットの共用化を図ることができ、テレビ
インターホンシステムを安価に提供することができる。
【0024】このテレビインターホンシステムのシステ
ム配線図の一例を図2に示す。ドアホンアダプタ6が、
カメラドアホン1のFM変調された音声信号及び電話器
3のFM変調されない音声信号相互間の変換を行う。こ
のため、電話ターミナル4は、ドアホンアダプタ6又は
公衆回線Lnを選択的に電話器本体3と接続する様に配
線され、モニタテレビユニット5は、ドアホンアダプタ
6とのみ接続される。
【0025】即ち、従来のテレビインターホンシステム
におけるモニタテレビユニット5、電話ターミナル4間
の配線が不要となるため、施工が容易になるとともに、
モニタテレビユニット5の取り付け位置の自由度が向上
する。請求項2に記載した本発明によるテレビインター
ホンシステム一構成例を図3に示す。このテレビインタ
ーホンシステムのドアホンアダプタ6aは、図1に示し
たドアホンアダプタ6に電源重畳回路291を設けて構
成される。
【0026】上記電源重畳回路291は、映像変調回路
290から出力されるFM変調された映像信号に電源電
圧を重畳して出力する回路であり、マンション用モニタ
テレビユニット5aには、映像信号線Lvを介して、映
像信号と共に電源が供給される。上記マンション用モニ
タテレビユニット5aの一構成例を図4に示す。このモ
ニタテレビユニットは、復調回路50と、テレビ回路5
1と、電源回路52aとにより構成され、電源回路52
aは、コイルLを介して、映像信号線Lvと接続されて
いる。映像信号に重畳された電源は、電源回路52aに
より取り出されて、復調回路50及びテレビ回路51へ
供給される。ここで、コイルLは、入力信号から高周波
を遮断するために設けられたものであり、このコイルL
により入力信号から映像信号が除去されて、電源電圧の
みが電源回路52aに入力される。
【0027】この様にして、モニタテレビユニット5a
は、新たな配線を追加することなく電源を供給すること
ができ、商用交流電源から電源を供給する必要はなく、
スイッチング電源をモニタテレビユニット5a内に内蔵
する必要もない。従って、スイッチング電源によって映
像信号に混入するノイズに配慮する必要がなくなり、モ
ニタテレビユニットの設計が容易となり、また、部品点
数の減少によりモニタテレビユニットを安価に提供する
ことができる。
【0028】請求項3及び4に記載した本発明によるテ
レビインターホンシステムの一構成例を図5に示す。こ
のテレビインターホンシステムのドアホンアダプタ6b
は、図3に示したドアホンアダプタ6aの重畳回路29
1内に電流検知回路(不図示)が設けられて構成され、
上記電流検知回路は、映像信号線Lvに流れる電流値を
監視している。
【0029】次に、上記モニタテレビユニット5bの一
構成例を図6に示す。このモニタテレビユニットは、図
4に示したモニタテレビユニット5aに、モニタボタン
53及びテレビ起動回路54を設けて構成される。モニ
タテレビが起動していない状態、即ち、待機中には、映
像信号線Lvにより供給される電源は、テレビ起動回路
54にのみ供給されている。
【0030】上記モニタボタン53は、モニタテレビを
起動するための押しボタンスイッチであり、このモニタ
ボタン53の押し下げ操作を、テレビ起動回路54が検
知すると、電源回路52aへテレビ起動信号を出力す
る。電源回路52aは、この起動信号に基づいて、復調
回路50及びテレビ回路51への電源供給を開始する。
上記テレビ起動回路54は、モニタボタン53の押し下
げ操作に基づいて、一定時間の間、テレビ起動信号を出
力するワンショット回路として構成することができ、こ
の場合は、上記一定時間経過後に、モニタテレビは、待
機状態となる。
【0031】この様にして、モニタテレビユニット5b
に設けられたモニタボタン53を操作することにより、
モニタテレビを起動することができるモニタテレビユニ
ットを提供することができる。ここで、モニタテレビユ
ニット5bは、電源重畳回路291により映像信号に重
畳された電源電圧を使用して、モニタテレビユニットを
駆動している。
【0032】このため、モニタテレビが起動される前、
即ち、待機状態においては、映像電流に重畳された電源
は、テレビ起動回路54で消費されるのみであり、映像
信号線に流れる電流値は、きわめて小さい値となる。し
かし、モニタテレビが起動されると、電源回路52が起
動されるため、上記待機状態の場合に比べて、モニタテ
レビユニット5b内で消費される電力が増大し、映像信
号線Lvを流れる電流値が上昇する。
【0033】電源重畳回路291内の上記電流検知回路
が、映像信号線Lvの電流値を監視しているため、カメ
ラ起動回路としてのCPU20が、上記電流検知回路の
出力信号の変化に基づいて、カメラ起動信号をカメラ電
源回路25へ出力し、カメラ電源回路25がカメラドア
ホンを起動することができる。即ち、モニタテレビユニ
ット5bの起動に応じて、カメラドアホン1を起動する
ことができる。
【0034】この様にして、ドアホンアダプタ6、モニ
タテレビユニット5b間に新たな配線を追加することな
く、モニタテレビユニット5bに設けられたモニタボタ
ン53の操作に基づいて、ドアホンアダプタ6がカメラ
ドアホン1を起動することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によるテレビ
インターホンシステムは、ドアホンアダプタを用いるこ
とにより、映像信号がFM変調されていない戸建て用の
テレビインターホンシステムにおいてもマンション用モ
ニタテレビユニットを使用することができる。このた
め、モニタテレビユニットの共用化をはかることがで
き、テレビインターホンシステムを安価に提供すること
ができる。
【0036】請求項2に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、ドアホンアダプタが映像信号に
電源電圧を重畳し、映像信号と共に電源がモニタテレビ
ユニットへ供給されるため、モニタテレビユニットは商
用交流電源から電源を供給する必要がなくなり、スイッ
チング電源を内蔵する必要がなくなる。従って、スイッ
チング電源によって映像信号に混入するノイズに配慮す
る必要がなくなり、モニタテレビユニットの設計が容易
となり、また、部品点数の減少によりモニタテレビユニ
ットを安価に提供することができる。
【0037】請求項3に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、テレビ起動回路が、テレビ起動
用のモニタボタンの操作を検知すると、電源回路へテレ
ビ起動信号を出力し、電源回路が、この起動信号に基づ
いて、復調回路及びテレビ回路への電源供給を開始す
る。従って、モニタテレビユニットに設けられたモニタ
ボタンを操作するだけで起動できるモニタテレビユニッ
トを提供することができる。
【0038】請求項4に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、電源重畳回路内に設けられた電
流検知回路により、映像信号線の電流値の変化を検知す
ることができるため、ドアホンアダプタ、モニタテレビ
ユニット間に新たな配線を追加することなく、モニタテ
レビユニットに設けられたモニタボタンの操作に基づい
て、モニタテレビが起動された場合にカメラドアホンの
カメラを起動することができる。
【0039】請求項5に記載した本発明によるテレビイ
ンターホンシステムは、ドアホンアダプタが、カメラド
アホンのFM変調された音声信号及び電話器のFM変調
されない音声信号相互間の変換を行うため、従来のテレ
ビインターホンシステムにおけるモニタテレビユニッ
ト、電話ターミナル間の配線が不要となるため、施工が
容易になるとともに、モニタテレビユニットの取り付け
位置の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明によるテレビインタ
ーホンシステムの一構成例を示すブロック図である。
【図2】請求項1に記載した本発明によるテレビインタ
ーホンシステムのシステム配線図の一例である。
【図3】請求項2に記載した本発明によるテレビインタ
ーホンシステムの一構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示したモニタテレビユニットの一構成例
を示すブロック図である。
【図5】請求項3及び4に記載した本発明によるテレビ
インターホンシステムの一構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5に示したモニタテレビユニットの一構成例
を示すブロック図である。
【図7】従来のテレビインターホンシステムのシステム
配線図である。
【図8】従来のテレビインターホンシステムのブロック
図である。
【図9】従来のマンション用モニタテレビユニットのブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ・・・カメラドアホン 6 ・・・ドアホンアダプタ 5 ・・・モニタテレビユニット 290 ・・・映像変調回路 291 ・・・重畳回路 52、52a・・・電源回路 20 ・・・カメラ起動回路 21 ・・・音声変調回路 22 ・・・音声復調回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビカメラにより撮影され、FM変調さ
    れることなく出力される映像信号と、マイクロホンによ
    り収音され、FM変調されて出力される音声信号とを多
    重化して出力するカメラドアホンと、 上記カメラドアホンの出力信号から映像信号を分離し、
    分離された映像信号をFM変調して出力するドアホンア
    ダプタと、 上記ドアホンアダプタから出力されるFM変調信号に基
    づいて、映像表示を行うモニタテレビユニットとにより
    構成されることを特徴とするテレビインターホンシステ
    ム。
  2. 【請求項2】上記ドアホンアダプタが、FM変調された
    映像信号と電源電圧とを重畳して出力する重畳回路を備
    え、 上記モニタテレビユニットが、上記映像信号に重畳され
    た電源によりモニタテレビを駆動する電源回路とを備え
    て構成されることを特徴とする請求項1に記載のテレビ
    インターホンシステム。
  3. 【請求項3】上記モニタテレビユニットが、モニタテレ
    ビ起動用のモニタボタンと、上記モニタボタンの操作を
    検出して、テレビ起動信号を出力するテレビ起動回路と
    を備え、かつ、モニタテレビユニット内の上記電源回路
    が上記テレビ起動信号により起動される回路として構成
    されることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ
    インターホンシステム。
  4. 【請求項4】上記ドアホンアダプタが、上記映像信号出
    力の電流値を検知するための電流検知回路と、上記電流
    検知回路の検知出力に基づいて、カメラ起動信号を出力
    するカメラ起動回路とを備えたことを特徴とする請求項
    3に記載のテレビインターホンシステム。
  5. 【請求項5】テレビカメラにより撮影され、FM変調さ
    れることなく出力される映像信号と、マイクロホンによ
    り収音され、FM変調されて出力される音声信号とを多
    重化して出力するカメラドアホンと、 上記カメラドアホンの出力信号を映像信号と音声信号に
    分離し、分離された音声信号を復調して電話器へ出力す
    る一方、電話器からの音声信号をFM変調して上記カメ
    ラドアホンに出力するドアホンアダプタと、 上記ドアホンアダプタとの間で音声信号の双方向伝送を
    行う電話器とにより構成されることを特徴とするテレビ
    インターホンシステム。
JP6760895A 1995-03-27 1995-03-27 テレビインターホンシステム Withdrawn JPH08265744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6760895A JPH08265744A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 テレビインターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6760895A JPH08265744A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 テレビインターホンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265744A true JPH08265744A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13349829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6760895A Withdrawn JPH08265744A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 テレビインターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265744A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092513A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Kocom Co Ltd 4線方式のビデオ・フォーン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092513A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Kocom Co Ltd 4線方式のビデオ・フォーン
JP4515431B2 (ja) * 2006-10-05 2010-07-28 ココム株式会社 4線方式のビデオ・フォーン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000224316A (ja) モニタ付きワイヤレス通話システム
JPS6367088A (ja) 集合住宅用ドアホンカメラシステム
JPH08265744A (ja) テレビインターホンシステム
JPH0828778B2 (ja) テレビインターホンシステム
JP3246353B2 (ja) テレビドアホンシステム
JP2005260359A (ja) 集合住宅用監視・通話システム
JP4007328B2 (ja) 集合住宅用監視・通話システム
JP3577976B2 (ja) モニタ付きワイヤレス通話システム
JP3511941B2 (ja) 多局接続ユニット及びテレビインターホンシステム
JP2677429B2 (ja) 切替式のインターホン
JP4341546B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP3431787B2 (ja) テレビドアホン装置
JPH02266742A (ja) 集合住宅用2線式テレビインターホンシステム
JP2654664B2 (ja) テレビインターホンシステム
JP3654070B2 (ja) テレビインターホンシステム
JP2634443B2 (ja) モニタ付きインターホン装置
JPH10108167A (ja) テレビドアホンシステム
JP2839152B2 (ja) 2線式tvインターホンシステム
JP2603512B2 (ja) インターホンシステム
JPH02268057A (ja) 2線式テレビインターホンシステムのモニタ方式
JPH08154071A (ja) インターホン装置
JPH04286450A (ja) テレビドアホン装置
JPH09200736A (ja) ドアホンシステム
JP2002165018A (ja) 集合住宅用ドアホンシステム
JPH10136106A (ja) テレビドアホンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604