JPH10108167A - テレビドアホンシステム - Google Patents

テレビドアホンシステム

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JPH10108167A
JPH10108167A JP25352496A JP25352496A JPH10108167A JP H10108167 A JPH10108167 A JP H10108167A JP 25352496 A JP25352496 A JP 25352496A JP 25352496 A JP25352496 A JP 25352496A JP H10108167 A JPH10108167 A JP H10108167A
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camera
circuit
security device
power supply
alarm sound
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JP25352496A
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Hideo Sakamoto
英雄 阪本
Tomohide Furuya
智英 古屋
Sei Takahashi
聖 高橋
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Yuzo Kawahara
雄三 川原
Masahiro Asahida
正浩 旭田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティ装置によるカメラ付きドアホン
子機のスピーカの警報鳴動をテレビ付きインターホン親
機の動作状態に関係なく行うことのできるテレビドアホ
ンシステムを提供すること。 【解決手段】 テレビカメラ1aによって撮影した映像
信号を接続線に出力するとともに駆動電源を接続線から
得るカメラ付きドアホン子機1と、映像信号を入力しカ
メラ付きドアホン子機1にて撮影された映像を映し出す
とともにカメラ付きドアホン子機1に電源を供給するテ
レビ付きインターホン親機2と、セキュリティ装置3と
を備えたテレビドアホンシステムにおいて、カメラ付き
ドアホン子機1、モニターテレビ付き親機2及びセキュ
リティ装置3間を、音声信号、映像信号、制御信号及び
直流電源の多重化及び分離を行う多重分離回路1h、2
a、3dを介して2線の接続線L1、L2によって接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビドアホンシス
テムに関し、特に、煙感知器等のセキュリティセンサか
ら感知信号を入力して警報音発生等を行うセキュリティ
装置を備えたテレビドアホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅などにおいて来訪者の映像を
確認して通話を行うテレビドアホンシステムに、煙感知
器等のセキュリティセンサから感知信号を入力して警報
音発生等を行うセキュリティ装置を加えたシステムを構
成する場合、図4のシステム構成図に示すように形成さ
れる。具体的には、玄関に設置されるカメラ付きドアホ
ン子機(以下、カメラ子機という)1と居室に設置され
るモニターテレビ付き親機(以下、親機という)2との
間が平衡2線ケーブルである接続線L1によって接続さ
れ、親機2と親機2の近傍に設置されるセキュリティ装
置3との間が多芯の接続線L3、L4によって音声回路
間及び制御回路間がそれぞれ接続される。
【0003】カメラ子機1は、来訪者を撮影し映像信号
を出力するテレビカメラ1aと、映像信号をFM変調す
る映像変調回路1bと、送話音声を入力し電気的な音声
信号に変換する通話マイクに相当するマイク1cと、居
室からの音声などを出力する音声出力スピーカに相当す
るスピーカ1dと、マイク1cからの音声信号を増幅す
るためのマイクアンプ1eと、スピーカ1dを駆動する
ために受話音声信号を増幅するスピーカアンプ1fと、
送話及び受話を一対の配線によって行うために4線配線
を2線配線に変換する2線4線変換回路1gと、映像信
号及び送受話の音声信号を電源入力に多重化するととも
に多重化された直流入力から電源入力としての直流分及
び親機2からの制御信号を分離するための多重分離回路
1hと、分離された制御信号を受信するための制御信号
受信回路1iと、受信した制御信号を復調する制御信号
復調回路1jと、親機2に向けての制御信号を変調する
ための制御信号変調回路1kと、変調された制御信号を
送信するための制御信号送信回路1lと、来訪者が来訪
を報知するために使用する押し釦スイッチ1n等が接続
されてカメラ子機1の各回路の動作制御を行うためのC
PU1mと、分離された直流電源をカメラ子機1の各回
路に電源を供給するために所定の電圧値に安定化する電
源回路1oと、親機2との間を接続線L1によって接続
するための一対の接続端子1pとを有する。
【0004】親機2は、カメラ子機1に向けての音声信
号、映像信号、制御信号及び電源出力としての直流出力
の多重化及び分離を行う多重分離回路2aと、カメラ子
機1からの映像信号を復調する映像復調回路2bと、来
訪者の映像を映し出すモニタテレビ2cと、カメラ子機
と通話するためのマイク及びスピーカを有するハンドセ
ット2dと、ハンドセットのマイクからの音声信号を増
幅するためのマイクアンプ2eと、音声信号を増幅しハ
ンドセットのスピーカを駆動するためのスピーカアンプ
2fと、送話及び受話を一対の配線によって行うために
4線配線を2線配線に変換する2線4線変換回路2g
と、分離された制御信号を受信するための制御信号受信
回路2hと、受信した制御信号を復調する制御信号復調
回路2iと、カメラ子機1に向けての制御信号を変調す
るための制御信号変調回路2jと、変調された制御信号
を送信するための制御信号送信回路2kと、セキュリテ
ィ装置3からのセキュリティ検知信号が入力されるとと
もに所定の操作入力を行う操作スイッチ2m等が接続さ
れて親機2の各回路の動作制御を行うためのCPU2l
と、親機2の各回路に電源を供給するために交流電源を
直流の所定の電圧値に安定化するとともにカメラ子機1
の直流電源を多重分離回路2aに向けて出力する電源回
路2nと、セキュリティ装置3からの警報音信号を増幅
する警報音増幅回路2oと、カメラ子機1との間を接続
線L1によって接続するための一対の接続端子2pと、
セキュリティ装置3との間を接続線L3、L4によって
接続するための所定の数の接続部をもっている接続端子
2q、2rとを有する。
【0005】セキュリティ装置3は、警報音信号を発生
するための警報音発生回路3aと、スピーカ3cを鳴動
するとともに親機2に向けて出力するために警報音信号
を所定の信号レベルに増幅する警報音出力回路3bと、
LED素子等による表示装置3dに表示するとともに親
機2に向けて警報状態を伝達するための警報状態出力回
路3eと、煙感知器41、ガス感知器42等のセキュリ
ティセンサから感知信号が入力されるとともに非常通報
のための操作入力を行う非常スイッチ3f等が接続され
てセキュリティ装置3の各回路の動作制御を行うための
CPU3gと、セキュリティ装置3の各回路に電源を供
給するために所定の電圧値に安定化し出力する電源回路
3hと、親機2との間を接続線L3、L4によって接続
するための所定の数の接続部をもっている接続端子3
i、3jと、前記セキュリティセンサとの接続をするた
めの接続端子3k、3lとを有する。
【0006】上記の構成において、カメラ子機1の直流
電源が親機2の電源回路2nから多重分離回路2aを介
して供給され、居住者は、親機2によってカメラ子機1
による映像を確認しながら来訪者との通話を行うことが
できる。そして、例えば煙感知器41が煙の発生を検知
した場合、セキュリティ装置3には煙感知器41からの
感知信号が入力され、スピーカ3cを警報鳴動するとと
もに表示装置3fに警報内容を表示する。そして、この
警報鳴動の警報音信号は、親機2の警報音増幅回路2o
を経て2線−4線変換回路2gにも入力されて多重分離
回路2aを経てカメラ子機1に入力される。その結果、
カメラ子機1から、セキュリティ装置3から発せられた
警報音信号がスピーカ1cを介して住宅外に向けても報
知される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記テレビ
ドアホンシステムにおいては、セキュリティ装置3から
カメラ子機1に向けての警報音信号の出力が、親機2の
接続端子と回路を介してカメラ子機1に入力される。従
って、施工時の動作確認検査に際して、セキュリティセ
ンサからの感知出力がなされたにもかかわらずカメラ子
機1から警報鳴動音が出力されないときの原因追求にお
いて、親機2の回路動作の確認を必要とする手間を要す
るものであった。その上、上記テレビドアホンシステム
は、親機2の交流電源供給を含む電源回路のトラブルに
おいて、セキュリティ装置3からカメラ子機1への警報
音出力が不可能となる、使用面における不安の残るもの
であった。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、セキュリティ装置による
カメラ付きドアホン子機のスピーカの警報鳴動をテレビ
付きインターホン親機の動作状態に関係なく行うことの
できるテレビドアホンシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のテレビドアホンシステムは、テレビ
カメラによって撮影した映像信号を接続線に出力すると
ともに駆動電源を前記接続線から得るカメラ付きドアホ
ン子機と、映像信号を入力しカメラ付きドアホン子機に
て撮影された映像を映し出すとともにカメラ付きドアホ
ン子機に電源を供給するテレビ付きインターホン親機
と、煙感知器等のセキュリティセンサから感知信号を入
力して警報音発生等を行うセキュリティ機能を有してい
るセキュリティ装置とを備えたテレビドアホンシステム
において、カメラ付きドアホン子機、モニターテレビ付
き親機及びセキュリティ装置間を、音声信号、映像信
号、制御信号及び直流電源の多重化及び分離を行う多重
分離回路を介して2線の接続線によって接続することと
している。これにより、セキュリティ装置がカメラ付き
ドアホン子機に直接接続されるものとなる。
【0010】また、請求項2記載のテレビドアホンシス
テムは、請求項1記載のセキュリティ装置は、前記多重
分離回路を介してカメラ付きドアホン子機に直流電源を
供給する電源回路を有することとしている。これによ
り、カメラ付きドアホン子機の電源がセキュリティ装置
から供給し得るものとなる。
【0011】また、請求項3記載のテレビドアホンシス
テムは、請求項2記載のセキュリティ装置の電源回路
は、前記多重分離回路との接続が開閉制御される開閉手
段を有し、セキュリティ警報音発生時にこの開閉手段が
閉路され直流電源を供給することとしている。これによ
り、セキュリティ装置の電源回路がカメラ付きドアホン
子機にセキュリティ警報音発生時のみ直流電源を供給す
るものとなって通常時のカメラ付きドアホン子機の電源
供給が不要となる。
【0012】また、請求項4記載のテレビドアホンシス
テムは、請求項1記載のカメラ付きドアホン子機は、通
話マイク及び音声出力スピーカが2線4線変換トランス
を介して前記多重分離回路に接続されることとしてい
る。これにより、音声出力スピーカは、2線4線変換ト
ランスを介して音声信号入力され、モニターテレビ付き
親機の電源回路から直流電源がカメラ付きドアホン子機
に供給されなくても警報音出力回路からの警報音信号に
より警報鳴動される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテレビドアホンシ
ステムの第1の実施の形態を図1に基づいて、第2の実
施の形態を図2乃至図3に基づいてそれぞれ説明する。
【0014】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態のテレビドアホンシステムのシステム構成図であ
る。
【0015】本実施の形態のテレビドアホンシステム
は、従来のものと同様、カメラ子機1と親機2と、セキ
ュリティ装置3とを備えている。そして、従来のものと
異なる点は、カメラ子機1、親機2及びセキュリティ装
置3間を、音声信号、映像信号、制御信号及び直流電源
の多重化及び分離を行う多重分離回路1h、2a、3d
を介して平衡2線ケーブルである2線の接続線L1、L
2により接続して構成する点である。カメラ付きドアホ
ン子機1は従来のものと同一で、テレビ付きインターホ
ン親機2はセキュリティ装置3からの警報音信号を増幅
する警報音増幅回路2oを有していない点以外は従来の
ものと同一であるので詳細な説明は省略する。
【0016】このもののセキュリティ装置3は、警報音
信号を発生するための警報音発生回路3aと、スピーカ
3cを鳴動するとともにカメラ子機1に向けて出力する
ために警報音信号を所定の信号レベルに増幅する警報音
出力回路3bと、カメラ子機1に向けての警報音信号、
制御信号及び直流電源出力の多重化及び分離を行う多重
分離回路3dと、分離された制御信号を受信するための
制御信号受信回路3eと、受信した制御信号を復調する
制御信号復調回路3fと、カメラ子機1に向けての制御
信号を変調するための制御信号変調回路3gと、変調さ
れた制御信号を送信するための制御信号送信回路3h
と、CPU3jと、セキュリティ装置3の各回路、及び
多重分離回路3dを介してカメラ子機1に開閉手段に相
当する開閉スイッチ3mを介して直流電源を供給するた
めに交流電源を直流の所定の電圧値に安定化し出力する
電源回路3lと、カメラ子機1との間を接続線L1によ
って接続するための一対の接続端子3nと、親機2との
間を接続線L2によって接続するための一対の接続端子
3oと、前記セキュリティセンサとの接続をするための
接続端子3p、3qとを有する。
【0017】CPU3jは、LED素子等による表示装
置3iが接続され、煙感知器41、ガス感知器42等の
セキュリティセンサから感知信号が入力されるとともに
非常通報のための操作入力を行う非常スイッチ3k等が
接続されてセキュリティ装置3の各回路の動作制御を行
うもので、ワンチップマイコン等によって形成されてい
る。
【0018】接続端子3nは、多重分離回路3dと直接
接続される。接続端子3oは、切替えスイッチ3rの切
り替えにより、多重分離回路3dと、直接、あるいはコ
ンデンサ3sを介して接続される。切替スイッチ3r
は、CPU3jによって、上記開閉スイッチ3mが閉路
して電源回路3lが多重分離回路3dに向けて直流電源
を出力する時にはコンデンサ3s側、それ以外の通常時
には直接接続側になるように切替え制御される。コンデ
ンサ3sは、電源回路3lから多重分離回路3dに向け
て直流電源を出力する時に、カメラ子機1、親機2間に
て映像信号、音声信号及び制御信号のみを通過させるた
めのカップリングコンデンサで、この時のみ親機2から
カメラ子機1に向けての直流電源は遮断され供給はなさ
れないこととなる。
【0019】以上説明したテレビドアホンシステムは、
カメラ子機1への直流電源は、通常時は、親機2の電源
回路2nから多重分離回路2aを介して供給され、居住
者は、親機2によってカメラ子機1による映像を確認し
ながら来訪者との通話を行うことができる。そして、例
えば煙感知器41が煙の発生を検知した場合、まず、煙
感知器41からの感知信号がセキュリティ装置3のCP
U3jに入力され、CPU3jにより、警報音発生回路
3aから警報音信号が発せられる。そして、この警報音
信号は警報音出力回路3bにより所定の信号レベルに増
幅されてスピーカ3cを警報鳴動するとともに、表示装
置3iには警報内容が表示される。次いで、開閉スイッ
チ3mを閉路するとともに切替えスイッチ3rをコンデ
ンサ3s側の接続に切替え、セキュリティ装置3の電源
回路3lから多重分離回路3dを介してカメラ子機1に
向けて直流電源が供給される。そして、警報音信号は、
警報音出力回路3bから多重分離回路3dを介してカメ
ラ子機1に向けて出力され、カメラ子機1の多重分離回
路1hを経てスピーカ1dを介して住宅外に向けても報
知される。
【0020】以上説明したテレビドアホンシステムによ
ると、セキュリティ装置3がカメラ付きドアホン子機1
に直接接続されるものとなるので、セキュリティ装置3
からのカメラ付きドアホン子機1のスピーカ1dによる
警報鳴動をテレビ付きインターホン親機2の動作状態に
関係なく行うことができ、以って、回路動作トラブルの
対処が容易で且つ安心して使用できる。また、カメラ付
きドアホン子機1の電源をセキュリティ装置3から供給
し得るものとなるので、テレビ付きインターホン親機2
の動作状態に関係なく確実にカメラ付きドアホン子機1
の警報鳴動ができる。また、セキュリティ装置3の電源
回路3lがカメラ付きドアホン子機1にセキュリティ警
報音発生時のみ直流電源を供給するものとなって通常時
のカメラ付きドアホン子機1の電源供給が不要となるの
で、テレビカメラ1aと映像変調回路1bへの電源供給
をしないことによって低出力容量のもので良く、以っ
て、小型に形成できる。
【0021】[第2の実施の形態]図2は、第2の実施
の形態のテレビドアホンシステムのシステム構成図であ
る。図3は、図2に示すテレビドアホンシステムの要部
である2線4線変換トランスの接続図である。
【0022】本実施の形態のテレビドアホンシステム
は、第1の実施の形態のものと同様、カメラ子機1と親
機2と、セキュリティ装置3とを備える。そして、カメ
ラ子機1、及びセキュリティ装置3の一部の構成と、カ
メラ子機1、親機2及びセキュリティ装3置間の接続と
が第1の実施の形態と異なるもので、他の構成は第1の
実施の形態のものと同一であるので詳細な説明は省略す
る。
【0023】このもののカメラ子機1、親機2及びセキ
ュリティ装置3間の接続は、それぞれの多重分離回路1
h、2a、3dを介して平衡2線ケーブルである2線の
接続線L1、L2により送り接続され構成される。詳し
くは、図2に示すように、カメラ子機1の接続端子1p
とセキュリティ装置3の接続端子3t間が接続線L1、
セキュリティ装置3の接続端子3nと親機2の接続端子
2p間が接続線L2によってそれぞれ接続される。な
お、この接続形態は、カメラ子機1の接続端子1pと親
機2の接続端子2p間、セキュリティ装置3の接続端子
3tと親機2の接続端子2p間であっても良い。
【0024】このもののカメラ子機1は、図3に示すよ
うに、通話用のマイク1c及び音声出力用のスピーカ1
dが2線4線変換トランス1qを介して多重分離回路1
hに接続される。2線4線変換トランス1qは、セキュ
リティ装置3の警報音増幅回路3bから出力されて1次
側に入力される警報音信号等の音声信号により、2次側
に接続されたスピーカ1dを直接鳴動するための出力ト
ランスで、一次側の中間タップには、マイク1cが、マ
イクアンプ1e、カップリングコンデンサ1rを介して
接続されている。
【0025】このもののセキュリティ装置3は、電源回
路3lがセキュリティ装置3の各回路のみに向けて交流
電源を直流の所定の電圧値に安定化し出力するもので、
カメラ子機1あるいは親機2との間を2線の平衡ケーブ
ルである接続線によって接続するための一対の接続端子
3tを有する。この接続端子3tは、多重分離回路3d
と直接接続されている。
【0026】以上説明したテレビドアホンシステムは、
カメラ子機1への直流電源は、通常時、及び、例えば煙
感知器41が煙の発生を検知した異常発生時とも、親機
2の電源回路2nから供給される。そして、セキュリテ
ィ装置3の警報音発生回路3aから発せられた警報音信
号は、警報音出力回路3bにより所定の信号レベルに増
幅されてスピーカ3cを警報鳴動するとともに、多重分
離回路3dを介してカメラ子機1の多重分離回路1hに
向けて出力される。そして、カメラ子機1の多重分離回
路1hを経て2線4線変換トランス1qを介し、直接ス
ピーカ1dを警報鳴動する。
【0027】以上説明したテレビドアホンシステムによ
ると、カメラ付きドアホン子機1のスピーカ1dは、2
線4線変換トランス1qを介して音声信号入力され、モ
ニターテレビ付き親機2の電源回路2nから直流電源が
カメラ付きドアホン子機1に供給されなくても警報音出
力回路3bからの警報音信号により警報鳴動され、以っ
て、簡単な構成により、テレビ付きインターホン親機2
の動作状態に関係なく確実にカメラ付きドアホン子機1
の警報鳴動ができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のテレビドアホンシステム
は、セキュリティ装置がカメラ付きドアホン子機に直接
接続されるものとなるので、セキュリティ装置からのカ
メラ付きドアホン子機のスピーカによる警報鳴動をテレ
ビ付きインターホン親機の動作状態に関係なく行うこと
ができ、以って、回路動作トラブルの対処が容易で且つ
安心して使用できる。
【0029】また、請求項2記載のテレビドアホンシス
テムは、請求項1記載のものの効果に加え、カメラ付き
ドアホン子機の電源がセキュリティ装置から供給し得る
ものとなるので、テレビ付きインターホン親機の動作状
態に関係なく確実にカメラ付きドアホン子機の警報鳴動
ができる。
【0030】また、請求項3記載のテレビドアホンシス
テムは、請求項2記載のものの効果に加え、セキュリテ
ィ装置の電源回路がカメラ付きドアホン子機にセキュリ
ティ警報音発生時のみ直流電源を供給するものとなって
通常時のカメラ付きドアホン子機1の電源供給が不要と
なるので、テレビカメラユニットと映像変調回路への電
源供給をしないことによって低出力容量のもので良く、
以って、小型に形成できる。
【0031】また、請求項4記載のテレビドアホンシス
テムは、請求項1記載のものの効果に加え、音声出力ス
ピーカは2線4線変換トランスを介して音声信号入力さ
れるので、簡単な構成により、テレビ付きインターホン
親機の動作状態に関係なく確実にカメラ付きドアホン子
機の警報鳴動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のテレビドアホンシ
ステムのシステム構成図である。
【図2】第2の実施の形態のテレビドアホンシステムの
システム構成図である。
【図3】図2に示すテレビドアホンシステムの要部であ
る2線4線変換トランスの接続図である。
【図4】従来例のテレビドアホンシステムのシステム構
成図である。
【符号の説明】
1 カメラ付きドアホン子機 1a テレビカメラ 1c マイク(通話マイク) 1d スピーカ(音声出力スピーカ) 1q 2線4線変換トランス 1h 多重分離回路 2 テレビ付きインターホン親機 2a 多重分離回路 3 セキュリティ装置 3d 多重分離回路 3l 電源回路 3m 開閉スイッチ(開閉手段) L1、L2 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 嘉浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川原 雄三 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 旭田 正浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラによって撮影した映像信号
    を接続線に出力するとともに駆動電源を前記接続線から
    得るカメラ付きドアホン子機と、映像信号を入力しカメ
    ラ付きドアホン子機にて撮影された映像を映し出すとと
    もにカメラ付きドアホン子機に電源を供給するテレビ付
    きインターホン親機と、煙感知器等のセキュリティセン
    サから感知信号を入力して警報音発生等を行うセキュリ
    ティ機能を有しているセキュリティ装置とを備えたテレ
    ビドアホンシステムにおいて、 カメラ付きドアホン子機、モニターテレビ付き親機及び
    セキュリティ装置間を、音声信号、映像信号、制御信号
    及び直流電源の多重化及び分離を行う多重分離回路を介
    して2線の接続線によって接続することを特徴とするテ
    レビドアホンシステム。
  2. 【請求項2】 前記セキュリティ装置は、前記多重分離
    回路を介してカメラ付きドアホン子機に直流電源を供給
    する電源回路を有することを特徴とする請求項1記載の
    テレビドアホンシステム。
  3. 【請求項3】 前記セキュリティ装置の電源回路は、前
    記多重分離回路との接続が開閉制御される開閉手段を有
    し、セキュリティ警報音発生時にこの開閉手段が閉路さ
    れ直流電源を供給することを特徴とする請求項2記載の
    テレビドアホンシステム。
  4. 【請求項4】 前記カメラ付きドアホン子機は、通話マ
    イク及び音声出力スピーカが2線4線変換トランスを介
    して前記多重分離回路に接続されることを特徴とする請
    求項1記載のテレビドアホンシステム。
JP25352496A 1996-09-25 1996-09-25 テレビドアホンシステム Withdrawn JPH10108167A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006065468A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Aiphone Co Ltd セキュリティインターホン装置
KR100851401B1 (ko) 2007-03-07 2008-08-11 현대통신 주식회사 2선식 무극성 카메라 디바이스, 세대기, 및 이를 이용한홈 오토메이션 시스템
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