JPH08264465A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH08264465A
JPH08264465A JP7091672A JP9167295A JPH08264465A JP H08264465 A JPH08264465 A JP H08264465A JP 7091672 A JP7091672 A JP 7091672A JP 9167295 A JP9167295 A JP 9167295A JP H08264465 A JPH08264465 A JP H08264465A
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processing chamber
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JP7091672A
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Inventor
Kenji Ishikawa
賢治 石川
Jiyunichi Arami
淳一 荒見
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Tohoku Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Tohoku Ltd
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Publication date
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    • H01L21/203
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N13/00Clutches or holding devices using electrostatic attraction, e.g. using Johnson-Rahbek effect
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/46Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for heating the substrate

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 減圧雰囲気の処理室内で被処理体に対して処
理を施す如く構成された装置において、処理室内に位置
する給電経路の端子接続部に反応生成物が付着するのを
防止する。 【構成】 処理室内に位置するレセプタクル端子32と
プラグ端子44との接触によって、処理室内にある載置
台21内の発熱体24に処理室外部から給電する場合、
プラグ端子44の周囲に隙間dを確保して絶縁パイプ4
2を配置する。レセプタクル端子32とプラグ端子44
との接触部近傍に、隙間dを通じて処理室外部からN2
を供給する。接触部近傍に処理ガスが侵入せず、反応生
成物が付着しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスを
例にとっていうと、デバイスが形成される半導体ウエハ
(以下、「ウエハ」という)の表面に、各種薄膜を形成
する場合、従来からCVD装置が用いられている。その
中で例えば枚葉式の減圧型CVD装置においては、減圧
自在な処理室を内部に形成する処理容器内に設けられた
載置台に被処理体となるウエハを載置させ、このウエハ
を所定温度にまで加熱すると共に、処理容器内に所定の
処理ガスを導入して所定の減圧雰囲気にまで真空引きす
ることによって、このウエハの表面に所定の薄膜を形成
するように構成されている。
【0003】かかる場合、ウエハを載置台に保持する必
要があるため、例えば前記載置台の上部には、直流電圧
の印加によって生ずるクーロン力などを利用した静電チ
ャックが用いられ、またウエハを加熱するため、前記載
置台の内部には電力の供給によって発熱する構成の加熱
装置などが収容されている。従って、この種の装置の処
理室内には、処理の際に電力の供給を必要とする被給電
部が配されている。
【0004】前記静電チャックや加熱装置などの被給電
部に、処理容器外部からの電力供給源から給電する場
合、前記載置台内に例えばレセプタクル端子などの受容
端子を設け、この受容端子内に接点部を形成し、他方前
記電力供給源から処理容器の底部を絶縁状態で貫通する
支持部材に、前記電力供給源と導通するプラグ端子など
の挿入端子を設け、この挿入端子を前記受容端子内に圧
入して、挿入端子を受容端子内の接点部と接触させる構
成が採られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
技術のままでは、例えばCVD処理の際に処理室内に導
入される各種処理ガスが、前記受容端子と挿入端子の接
触部周辺に入り込んで、そこでそのまま滞留する場合が
ある。その結果、当該接触部の周辺に各種の反応生成物
が付着してしまうが、この反応生成物が、例えば石英系
の反応生成物(いわゆるシリコンデポ)であると、導体
となってしまう。そのためこの反応生成物を介してリー
ク電流が発生し、被給電部の所期の効果が得られないお
それが生ずる。さらに反応生成物が付着すると接触部の
腐食や処理室内汚染の原因となるおそれもある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、受容端子と挿入端子との接触によって減圧雰囲
気内での給電経路を形成する場合に、前記したような反
応生成物の付着を防止して、リーク電流や腐食、汚染の
防止を図ることをその目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1は、減圧自在な処理室内で被処理体に対し
て処理を施す如く構成された装置であって、前記処理室
内に位置し、被処理体の処理に際して電力供給を要する
被給電部と、この被給電部と電気的に接続される例えば
レセプタクル端子などの受容端子と、前記受容端子内に
挿入された際に、受容端子内に設けられた接点部と電気
的に接続される例えばプラグ端子などの挿入端子とを具
備した処理装置において、前記接点部近傍における処理
室内雰囲気と接触する部分に、例えばN2(窒素ガス)
その他の不活性ガスなどのパージガスが供給される如く
構成されたことを特徴とする。
【0008】また請求項2は、減圧自在な処理室内で被
処理体に対して処理を施す如く構成された装置であっ
て、前記処理室内に位置し、被処理体の処理に際して電
力供給を要する被給電部と、この被給電部と電気的に接
続される受容端子と、前記受容端子内に挿入された際
に、受容端子内に設けられた接点部と電気的に接続され
る挿入端子とを具備した処理装置において、前記挿入端
子の支持部外周には、隙間を空けて略筒状の絶縁部材が
配置され、前記隙間を通じて、前記接点部近傍における
処理室内雰囲気と接触する部分にパージガスが供給され
る如く構成されたことを特徴とする。
【0009】さらに請求項3は、減圧自在な処理室内で
被処理体に対して処理を施す如く構成された装置であっ
て、前記処理室内に位置し、被処理体の処理に際して電
力供給を要する被給電部と、この被給電部と電気的に接
続される受容端子と、前記受容端子内に挿入された際
に、受容端子内に設けられた接点部と電気的に接続され
る挿入端子とを具備した処理装置において、前記挿入端
子の支持部外周には、隙間を空けて略筒状の絶縁部材が
配置され、前記隙間を通じて前記接点部近傍における処
理室内雰囲気と接触する部分にパージガスが供給される
如く構成され、さらに前記処理室外における前記絶縁部
材には、前記隙間に通ずるガス導入口が形成され、この
ガス導入口における圧力が100Torr以上となるよ
うに、前記パージガスの供給(例えば供給圧、供給量な
ど)が設定されたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の処理装置においては、受容端子内と
挿入端子の接点部近傍における処理室内雰囲気と接触す
る部分に、パージガスが供給されるので、当該部分に処
理の際の処理ガスが入り込むことはなく、反応生成物の
付着を防止することができる。
【0011】また請求項2の処理装置においては、前記
挿入端子の支持部外周に、隙間を空けて略筒状の絶縁部
材が配置され、この隙間を通じて前記接点部近傍におけ
る処理室内雰囲気と接触する部分にパージガスが供給さ
れるので、前記請求項1の作用に加え、処理室を内部に
形成する処理容器を貫通させて、処理容器外部からパー
ジガスを供給することが容易となっている。
【0012】さらに請求項3の処理装置においては、前
記請求項2のように挿入端子の支持部外周と絶縁部材の
間の隙間を通じてパージガスを供給する場合、隙間に通
ずるガス導入口の圧力が100Torr以上となるよう
に設定されているので、パージガス供給管端部と挿入端
子との間の放電を抑制することができる。即ち真空中の
ガス絶縁破壊現象は、0.5Torr付近から100T
orrに近い値での圧力で最も顕著であることが知られ
ている。一方既述した例えば減圧型のCVD装置では、
0.1Torr〜100Torrに近い値の間でのプロ
セス圧力が多く使用される。
【0013】そうするとそのままでは、挿入端子の支持
部外周と絶縁部材の間の隙間に通ずるガス導入口の部分
も同一圧力になってしまい、例えばガス供給管としてス
テンレス鋼の管を使用すると、当該ガス供給管の端部
と、挿入端子の支持部との間で放電が生じやすくなる。
【0014】この点、請求項3の処理装置では、ガス導
入口の圧力が100Torr以上となるようにパージガ
スの供給圧等が設定されているので、ガス供給管として
ステンレス鋼の管を使用した場合でも、例えば前出CV
D装置において通常使用される加熱装置に要する200
V程度の交流電圧や、静電チャックに要する3kVの直
流電圧が、挿入端子に供給されても、当該ガス供給管の
端部との間で放電が生ずるおそれはない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
れば、図1は、本発明が適用された実施例にかかる枚葉
式のCVD装置1の断面を模式的に示しており、処理室
2は、例えば略筒状の処理容器3及び当該処理容器3の
上部に気密に設けられているシャワーヘッド4によって
処理容器3内に形成されている。
【0016】前記処理容器2の外周付近の底部は、環状
に下方に突出した形態を有しており、当該底部近傍に
は、真空ポンプなどの真空引き手段5に通ずる排気管6
が設けられており、当該真空引き手段5の作動により、
前記処理室2は、所定の減圧雰囲気、例えば0.1To
rrまで減圧自在である。前記処理容器3の中央底部に
は、底板11が設けられており、この底板11内には、
冷却水溜12が形成され、この冷却水溜12の内部を処
理容器3外部から供給される冷却水が循環して、底板1
1が冷却される構成を有している。
【0017】前記底板11の上面には支持部材14、1
5によって支持された載置台21が設置されている。こ
の載置台21は、図2、図3に示された構造を有し、基
材22の表面に、例えばBN(窒化ホウ素)などの絶縁
材からなる絶縁被膜23が形成されている。このような
絶縁被膜23の基材22表面への形成は、例えばCVD
処理によって行うことができる。そしてこの載置台21
における底部には、基材22下面とと絶縁被膜23との
間に発熱体24が渦巻状に封入されており、処理容器3
外部に位置する交流電源25から交流電流が供給される
と、例えば400℃〜2000℃までの任意の温度にま
で載置台21を加熱する機能を有している。
【0018】またこの載置台21の上部には、基材22
上面と絶縁被膜23との間に略半円形の薄板形状の導電
体26、27が封入されており、処理容器3外部に位置
する高圧直流電源28、29から、例えば2kVの高圧
直流電流が各々極性を逆にして印加されると、載置台2
1の上面に載置された被処理体、例えば半導体ウエハ
(以下、「ウエハ」という)Wを、静電気力によって吸
着保持する構成となっている。
【0019】前記した載置台21の発熱体24及び導電
体26、27への大気中に位置する各電源からの電力の
給電機構は、基本的にはそれぞれ同様な構成を有してい
る。例えば交流電源25から発熱体24への給電経路等
を図4に基づいて説明すると、基材22の環状突出底部
には下面から取付穴31が形成され、この取付穴31の
表面にも前記絶縁被膜23が形成されており、当該取付
穴31内に、受容端子となる有底開口形状のレセプタク
ル端子32が取り付けられている。このレセプタクル端
子32は、適宜の導体33によって発熱体24と導通し
ている。そして接点部はこのレセプタクル端子32の内
面側周に設定されている。
【0020】一方処理容器3の底板11には、貫通孔4
1が形成され、この中に例えばSi34や石英などの絶
縁材からなる絶縁パイプ42が貫設されており、この絶
縁パイプ42内に、交流電源25からの供給リード(図
示せず)と導通する導電材の支持部材43が挿入されて
いる。この支持部材43は、前記絶縁パイプ42の内径
よりも小さい外径を有しており、両者の間には、例えば
0.1mm程度の隙間dが確保されている。
【0021】前記支持部材43の上部には、挿入端子と
なるプラグ端子44が固着され、またこのプラグ端子4
4の上部には、上端からスリット44aが形成されてい
る。かかる構成のプラグ端子44が前記レセプタクル端
子32内に圧入されると、プラグ端子44の外周がレセ
プタクル端子32内の接点部と圧接し、両者の導通状態
が得られる。このとき前記スリット44aの存在によ
り、かかる圧接は無理なく良好なものとなっている。そ
してこのプラグ端子44とレセプタクル端子32との導
通により、交流電源25からの交流電流が、処理室2内
に位置する載置台21内の発熱体24へと供給可能とな
っている。
【0022】前記底板11に形成された貫通孔41の大
気側周縁には、Oリング51を備えた気密支持体52
が、例えばボルト等の固着手段によって気密に取り付け
られている。またこの気密支持体52の下方には、パー
ジガス供給源53から供給される例えばN2(窒素ガ
ス)などのパージガスを、前記隙間d内に供給するため
のアタッチメント54が、前記絶縁パイプ42の外周を
囲むようにして取り付けられている。なおパージガス供
給源53からの供給路には、バルブ55及び流量調節機
能を有するマスフローコントローラ56が介在してい
る。
【0023】このアタッチメント54には、前記パージ
ガス供給源に通ずるパージガス供給管57が接続されて
おり、また内部にはパージガス供給管57に通ずる供給
空間58が形成されている。そして前記絶縁パイプ42
には、この供給空間58内に開口したガス導入口42a
が形成されている。なお供給空間58の上下におけるア
タッチメント54と絶縁パイプ42との間には、Oリン
グ59が介在して気密性が確保されている。
【0024】なお前記アタッチメント54の下面には、
適宜の支持体60が取り付けられ、絶縁パイプ42を支
持している。
【0025】前記載置台21の中心部には、図1に示し
たように、底板11を貫通した伝熱媒体供給管61、及
びこの伝熱媒体供給管61と通ずる流路62が設けられ
ており、処理室2外部から前記伝熱媒体供給管61を通
じて供給される例えばHeガス(ヘリウムガス)などの
伝熱媒体が、載置台21の上面に載置されたウエハWの
裏面に供給されるようになっている。
【0026】また載置台21の基材22内部には、温度
センサ63の検知部63aが位置しており、基材22の
温度を逐次検出できるようになっている。そしてこの温
度センサ63からの温度検出信号に基づいて、前記発熱
体24へ供給する交流電源25のパワーや前記Heガス
(ヘリウムガス)の流量等が制御され、載置台21の載
置面を所定温度に調整し、ウエハWを所定のCVD処理
に適した温度に維持することが可能になっている。
【0027】前記載置台21上のウエハWは、載置台2
1の側周外方に位置するリフター71によって担持自在
である。即ちこのリフター71は、略C型の一対の載置
部材72、73及び各載置部材72、73を支持する支
持柱74、75とによって構成されており、前記支持柱
74、75が上下動することにより、ウエハWは、その
周縁部が支持されて載置台21からリフトアップ−リフ
トダウンされる構成となっている。なおこれら支持柱7
4、75は、ベローズ76、76を介して、処理容器3
外部へと気密に突出し、適宜の昇降装置(図示せず)に
取り付けられている。
【0028】前出シャワーヘッド4には、処理ガス導入
管81が設けられており、この処理ガス導入管81は、
バルブ82、83及びマスフローコントローラ84を介
して、SiH4(シラン)を供給する処理ガス供給源8
5、並びにバルブ82、86及びマスフローコントロー
ラ87を介して、N2(窒素ガス)を供給する処理ガス
供給源88と接続されている。またシャワーヘッド4に
おける載置台21との対向面には、多数の吐出口89が
形成されており、前記各処理ガスは、この吐出口89を
通じて、載置台21上のウエハWに対して均一に吐出さ
れる構成となっている。
【0029】前記処理容器3には、ゲートバルブ91を
介してロードロック室92が隣接しており、さらにこの
ロードロック室92内には、前記処理室2内の載置台2
1にウエハWを搬送するための搬送アーム93を備えた
搬送手段94が設けられている。なおこのロードロック
室92の底部にも真空引き手段に通ずる排気管95が設
けられており、このロードロック室92は、所定の減圧
度、例えば10-4Torrまで減圧自在な構成となって
いる。
【0030】本実施例にかかるCVD装置1は以上のよ
うに構成されており、次にその動作等を説明すると、処
理室2とロードロック室92とが同一減圧度になった時
点でゲートバルブ91が開放され、成膜処理されるウエ
ハWが搬送アーム93によって処理室2内の載置台21
の上方まで搬送される。このときリフター71の各載置
部材72、73は上昇しており、担持待機状態となって
いる。そして搬送アーム93が下降するとウエハWはリ
フター71の各載置部材72、73によって担持され
る。
【0031】次いで搬送アーム93がロードロック室9
2内に待避してゲートバルブ91が閉鎖されると、リフ
ター71の各載置部材72、73が下降してウエハWは
載置台21上に載置される。そして高圧直流電源28、
29から所定電圧の電圧が導電体26、27に印加され
ると、ウエハWは載置台21上に吸着保持される。
【0032】そしてその後交流電源25から所定の電流
が載置台21内の発熱体24に供給されるとウエハWは
所定の処理温度、例えば600℃まで加熱され、また処
理室内が所定の減圧度、例えば0.5Torrにまで真
空引きされ、さらに処理ガス導入管81から処理ガスで
あるSiH4ガスが処理室2内に導入されると、ウエハ
Wに対して所定のポリシリコン膜が形成されるのであ
る。
【0033】かかる成膜処理の間、ウエハWを載置台2
1上に吸着保持するため、載置台21内の導電体26、
27へは高圧直流電源28、29からの電圧が印加さ
れ、またウエハWを所定の温度に維持するため、載置台
21内の発熱体24へは交流電源25から交流電流が印
加されているが、かかる処理の間、パージガス供給源5
3からパージガスとしてN2を、絶縁パイプ42と支持
部材43との間の隙間dに供給する。
【0034】そうすると、N2が前記給電の経路となっ
ているレセプタクル端子32とプラグ端子44との接触
部近傍に供給され、レセプタクル端子32と絶縁パイプ
42との間から処理室2内に排出される。従って、処理
ガスであるSiH4ガスが前記接触部近傍に侵入するこ
とはなく、前記接触部に反応生成物が付着することが防
止される。従って、レセプタクル端子32やプラグ端子
44からリーク電流が発生することはなく、また腐食や
処理室2内の汚染も防止される。
【0035】かかる場合のN2の供給は、アタッチメン
ト54内に開口している絶縁パイプ42のガス導入口4
2aでの圧力が、100Torr以上となるように設定
することが好ましい。即ちそのようにガス導入口42a
での圧力が100Torr以上となるように設定すれ
ば、絶縁パイプ42内に位置している支持部材43とア
タッチメント54の供給空間58周縁部との間では、載
置部材21の導電体26、27に印加する程度の電圧
や、発熱体24に供給する程度の電流が支持部材43に
供給されても、絶縁破壊を起こさない程度の絶縁状態が
確保される。その結果前記供給空間58周縁部と通電状
態の支持部材43との間の放電を防止することができる
からである。従って、そのような圧力下でパージガスで
あるN2を供給することにより、ウエハWの吸着保持及
び加熱が安定して行え、しかも前記したように、リーク
電流、腐食、汚染を防止することが可能になっている。
【0036】なお前記した実施例は、CVD装置に適用
した例であったが、本発明はこれに限らず、減圧状態の
処理室内で処理を行う処理装置であって、処理室内に処
理室外部から給電を要する静電チャックやヒータなどの
被給電部を備えた、エッチング装置やスパッタリング装
置などの各種処理装置に対して適用可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1〜3の処理装置においては、受
容端子内と挿入端子の接点部近傍における処理室内雰囲
気と接触する部分に、反応生成物が付着するのを防止で
きるので、リーク電流の発生、腐食、汚染を防止するこ
とができる。また特に請求項2の処理装置においては、
処理室を内部に形成する処理容器を貫通させて、処理容
器外部からパージガスを供給することが容易であり、さ
らに請求項3の処理装置においては、挿入端子と導通す
る部分と、ガス導入口周辺との間の放電を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるCVD装置の断面説明
図である。
【図2】図1に示されたCVD装置における載置台の断
面説明図である。
【図3】図1に示されたCVD装置における載置台の外
観を示す斜視図である。
【図4】図1に示されたCVD装置における載置台下部
の端子接続部の構造を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 CVD装置 2 処理室 5 真空引き手段 6 排気管 21 載置台 24 発熱体 25 交流電源 26、27 導電体 28、29 高圧直流電源 32 レセプタクル端子 42 絶縁パイプ 42a ガス導入口 43 支持部材 44 プラグ端子 53 パージガス供給源 d 隙間 W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C30B 35/00 7202−4G C30B 35/00 (72)発明者 荒見 淳一 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧自在な処理室内で被処理体に対して
    処理を施す如く構成された装置であって、前記処理室内
    に位置し、被処理体の処理に際して電力供給を要する被
    給電部と、この被給電部と電気的に接続される受容端子
    と、前記受容端子内に挿入された際に、受容端子内に設
    けられた接点部と電気的に接続される挿入端子とを具備
    した処理装置において、 前記接点部近傍における処理室内雰囲気と接触する部分
    に、パージガスが供給される如く構成されたことを特徴
    とする、処理装置。
  2. 【請求項2】 減圧自在な処理室内で被処理体に対して
    処理を施す如く構成された装置であって、前記処理室内
    に位置し、被処理体の処理に際して電力供給を要する被
    給電部と、この被給電部と電気的に接続される受容端子
    と、前記受容端子内に挿入された際に、受容端子内に設
    けられた接点部と電気的に接続される挿入端子とを具備
    した処理装置において、 前記挿入端子の支持部外周には、隙間を空けて略筒状の
    絶縁部材が配置され、前記接点部近傍における処理室内
    雰囲気と接触する部分に前記隙間からパージガスが供給
    される如く構成されたことを特徴とする、処理装置。
  3. 【請求項3】 減圧自在な処理室内で被処理体に対して
    処理を施す如く構成された装置であって、前記処理室内
    に位置し、被処理体の処理に際して電力供給を要する被
    給電部と、この被給電部と電気的に接続される受容端子
    と、前記受容端子内に挿入された際に、受容端子内に設
    けられた接点部と電気的に接続される挿入端子とを具備
    した処理装置において、 前記挿入端子の支持部外周には、隙間を空けて略筒状の
    絶縁部材が配置され、前記接点部近傍における処理室内
    雰囲気と接触する部分に、前記隙間からパージガスが供
    給される如く構成され、 前記処理室外における前記絶縁部材には、前記隙間に通
    ずるガス導入口が形成され、このガス導入口における圧
    力が100Torr以上となるように前記パージガスの
    供給が設定されたことを特徴とする、処理装置。
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